JPH02264199A - 低温送風機の軸シール装置保温方法 - Google Patents

低温送風機の軸シール装置保温方法

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JPH02264199A
JPH02264199A JP8644389A JP8644389A JPH02264199A JP H02264199 A JPH02264199 A JP H02264199A JP 8644389 A JP8644389 A JP 8644389A JP 8644389 A JP8644389 A JP 8644389A JP H02264199 A JPH02264199 A JP H02264199A
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JP
Japan
Prior art keywords
oil
lubricating
lubricating oil
temperature
shaft seal
Prior art date
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Pending
Application number
JP8644389A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kuwata
桑田 弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
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Publication of JPH02264199A publication Critical patent/JPH02264199A/ja
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は低温送風機の軸シール装置保温方法に関するも
のである。
[従来の技術] 液化天然ガス(LNG)等の低温ガスのリタンガスブロ
ワ等では、第3図に示すようにケシングa内で回転する
インペラbを装着した軸Cの軸受部に、カーボンリング
dを備えた軸シール装置eを設け、該軸シール装置eに
高圧乾燥窒素ガスを吹き込み加圧することにより、可燃
性のLNGをシールしている。
しかし、該LNGリターンガスは−160〜−150℃
と低温であるため、インペラbか冷却され、順次冷熱伝
導により軸C及び軸シール装置eが冷却され、空気中の
水分が凝縮し軸シル装置eの周囲に霜となって付着する
。該霜の量が多量になると軸シール装置eの機能か害さ
れ、又ジャーナル軸受fにも悪影響か及ぶ。従って、該
軸シール装置eは10℃以上に保持することが望ましい
そのため、従来は軸シール装置eの周囲に環状のスチー
ムボックス9を配設し、該スチームボックス9内に高温
水蒸気を供給して温め、過冷却を防止し霜の付着を防止
している。
[発明が解決しようとする課Jl¥i]しかし、高温水
蒸気により温める場合には以下のような問題点か存在し
ていた。
(i)  熱源として高温水蒸気を必要とするので、高
温水蒸気供給用の配管りか必要となる。
(n)  プラント内に高温水蒸気源を有しない場合に
は、実施できないか或は高温水蒸気源を新だに設置しな
けれはならない。
0 高温水蒸気を用いた場合、流量か多過ぎると軸シー
ル装置eか過熱されることもあり、温度コントロールか
必要であった。
(ハ)水蒸気を用いると凝縮されて水になり、リターン
カスブロワ停止時には更に冷却されてスチームボックス
Q内で凍結することもある。
スチームボックスq内で凍結すると、次にリターンガス
ブロワを運転する際、スチームボックス9内に高温水蒸
気が通らず、軸シール装置の過冷却を防止できなくなる
本発明は上述の従来の軸シール装置の保温方法の問題点
を除去する目的でなしたものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は低温送風機設備の潤滑油系統からの潤滑油を軸
シール装置の保温に使用し、該軸シール装置の保温の際
に冷却された潤滑油を前記潤滑油系統に戻し循環させる
ことを特徴とする低温送風機の軸シール装置保温方法に
かかるものである。
[作   用] 高温水蒸気の代わりに低温送風機設備に備えている潤滑
油系統から導いた高温潤滑油を使用して軸シール装置を
保温することにより、高温水蒸気源及びその配管を不要
として設備費を軽減し、且つ安全確実に軸シール装置を
保温することかできる。
[実 施 例] 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図は本発明の実施に使用する装置の一例であって、
1は低温送風機例えばLNGリザイクルブロワの軸、2
はインペラ、3は輔シール装置、4はラビリンスリング
であり、該軸シル装置3の外周に環状のオイルボックス
5を設け、該オイルボックス5のオイル人口6に低温送
風機に備え付けの潤滑油タンク7から導いた油ポンプ8
を有する配管9を接続し、潤滑油タンク7内の潤滑油を
前記オイルボックス5に供給し得るようにしである。
該オイルホックス5にオイル出口10を設けて該オイル
ホックス5内で熱交換して冷却された潤滑油を排出する
ようにし、排出された潤滑油をフィルター11に通した
後、低温送風機の軸受、ギヤ等の潤滑部12に送って潤
滑し、潤滑油タンク7に戻すようにしである。
潤滑油タンクγ内の潤滑油は、低温送風機の作動前或は
作動直後は温度か低いため、粘度が高く流動性が悪いの
で、軸シール装置3の保温及び軸受等の潤滑部12の潤
滑に適する温度まで、予め浦ポンプ8を運転し浦ポンプ
8の発熱により潤滑油を温める。
又、低温送風機の軸受、ギヤ等の潤滑部12を通過した
潤滑油は温度が上昇するので、潤滑油タンク7内の潤滑
油の温度は徐々に上昇するため、定常運転時には温度上
昇した潤滑油を油冷却器等により冷却した後前記潤滑部
12に送る必要かあった。そのため、従来は大形の油冷
却器を低温送風機に備えていなけれはならなかった。
しかし、本発明によれば、定常運転時に比較的高温とな
った潤滑油を、油ポンプ8により配管9を経てオイルボ
ックス5のオイル人口6からオイルボックス5内に供給
するので、軸シール装置3の周囲が温められ、又オイル
ボックス5のオイル出口10から排出される潤滑油はイ
ンペラ2及び軸1から伝達されるLNGリサイクルガス
の冷熱により冷却されて温度が下降し、前記潤滑部12
の潤滑に適した温度となる。
オイルボックス5内で熱交換して冷却された潤滑油は潤
滑部12を潤滑して再び温度上昇し潤滑油タンク7へ戻
る。
このように低温送風機の定常運転時は、潤滑部12で昇
温した潤滑油を輔シール装置3の保温に使用し、オイル
ボックス5で冷却された潤滑油を潤滑部12の潤滑に使
用するので、外部から熱を導入してオイルボックス5に
入る潤滑油を加熱する必要もなく、又、潤滑部12に入
る潤滑油を冷却する必要がなくなるか若しくは僅かに冷
却するだけですむ。
第2図は本発明の実施に使用する装置の他の例であり、
前記第1図に示した例と略同様の構成において、浦ポン
プ8を有する配管9を分岐し軸シール装置3の外周に設
けたオイルボックス5に接続するばかりでなく、軸受部
13等の潤滑部にも接続して、潤滑油をオイルボックス
5及び潤滑部に並列供給し得るようにし、該オイルボッ
クス5のオイル出口1oがらの戻り配管14と軸受部1
3等の潤滑部の戻り配管15.16を合流せしめて、潤
滑油タンク7に戻すようにしである。図中、17は油冷
却器、18はモータ、19は増速機、20は窒素ガス供
給配管を示し、第1図と同一符号は同一のものを示す。
始動時は潤滑油タンク7内の潤滑油を加熱装置にて加温
し、潤滑可能温度まで温度」1昇した後、油ポンプ8に
より配管9を経て潤滑油を増速機19、軸受部13等の
潤滑部及びオイルボックス5に供給する。該潤滑油の一
部は潤滑部で昇温するが、他の一部はオイルホックス5
内でLNGリターンガスの冷熱伝導により冷却されるの
て、これらの戻り浦を合流すると全体としては僅かに温
度上昇するにすぎない。
従って、潤滑油タンク7内の潤滑油の温度は長時間運転
しても温度上昇幅か小さいので、油冷却器17を作動さ
せる必要性は少ない。
定常運転状態を長く継続すると、潤滑油の温度か徐々に
−」1昇し、戻り配管14における温度か約58°Cに
なるので、油冷却器17を作動させて約49℃まで冷却
する。
以−1〕において、潤滑油の潤滑部とオイルボックス5
の流量比を所定の比に設定すれば、潤滑油を最適の温度
で循環させることができ、外部からの冷却或は加熱を不
要か若しくは極く僅かとすることかできる。
なお、本発明の低温送風機の軸シール装置保温方法は上
述の実施例のみに限定されるものではなく、潤滑部を経
て昇温した潤滑油を、オイルボックスに供給して軸シー
ル装置を保温すると共に潤滑油温度を下げ、再び前記潤
滑部に送るようにすること等、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である
[発明の効果] 以上述べたように本発明の低温送風機の軸シル装置保温
方法によれは、下記の如き種々の優れた効果を発揮する
(D 低温送風機の軸シール装置の周囲に環状オイルボ
ックスを設け、低温送風機設備に備えられた潤滑油系統
から比較的高温の潤滑油を該オイルボックスに供給する
ようにしたので、従来の高温水蒸気による保温に比べ高
温水蒸気供給設備か不要となり、設備費を大幅に削減す
ることができる。
<n>  オイルボックス内で軸シール装置を保温する
際熱交換により冷却された潤滑油が潤滑部に送られるの
で、潤滑部の潤滑により温度上昇した潤滑油を冷却する
油冷却器が従来必要であったのに対し、これらを不要若
しくは小型化でき、設備費を低減することができる。
[相] 低温送風機設備か備えている潤滑油系統を利用
し、軸シール部での冷熱を潤滑部において昇温した潤滑
油の冷却に使用し、該潤滑部での発熱を軸シール部の保
温に使用するので、極めて合理的であり、外部からの熱
の供給、排出を必要最少限とし得て、省エネルギ一対策
上極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法の実施に使用する装置の一例の説
明図、第2図は本発明の方法の実施に使用する装置の他
の例の説明図、第3図は従来の軸シール装置の保温設備
の説明図である。 ■は軸、3は軸シール装置、5はオイルボックス、9は
配管、12は潤滑部、17は油冷却器を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)低温送風機設備の潤滑油系統からの潤滑油を軸シー
    ル装置の保温に使用し、該軸シール装置の保温の際に冷
    却された潤滑油を前記潤滑油系統に戻し循環させること
    を特徴とする低温送風機の軸シール装置保温方法。
JP8644389A 1989-04-05 1989-04-05 低温送風機の軸シール装置保温方法 Pending JPH02264199A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100388125B1 (ko) * 2000-12-21 2003-06-19 위니아만도 주식회사 원심식 압축냉동기의 오일공급장치
CN104421214A (zh) * 2013-08-29 2015-03-18 江苏太阳宝新能源有限公司 一种高温泵轴承冷却装置

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KR100388125B1 (ko) * 2000-12-21 2003-06-19 위니아만도 주식회사 원심식 압축냉동기의 오일공급장치
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