JPH0226255B2 - - Google Patents

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JPH0226255B2
JPH0226255B2 JP57085993A JP8599382A JPH0226255B2 JP H0226255 B2 JPH0226255 B2 JP H0226255B2 JP 57085993 A JP57085993 A JP 57085993A JP 8599382 A JP8599382 A JP 8599382A JP H0226255 B2 JPH0226255 B2 JP H0226255B2
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JP
Japan
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kanji
input
keyboard
inputting
vowel
Prior art date
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JP57085993A
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Masanori Morita
Yoshiro Fujioka
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NEC Corp
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Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS58203545A publication Critical patent/JPS58203545A/ja
Publication of JPH0226255B2 publication Critical patent/JPH0226255B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/018Input/output arrangements for oriental characters

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)
  • Document Processing Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は日本語入力装置、特に日本語ワードプ
ロセツサおよび日本語電子タイプライター等の日
本語入力装置に関する。
英文タイプの場合には特別の熟練者は勿論のこ
と、普通のタイピストでもいわゆる“ブラインド
タツチ”により速やかに入力が行なえるのに対
し、日本語をタイプする場合には漢字の問題があ
り、入力速度が著しく遅いという欠点がある。
本発明は日本語の入力速度を従来に比較して大
幅に改善する手段を提供するものである。
特別の訓練を行なわずに、容易に漢字混りの日
本文を入力する方法としては、発音を入力して後
で漢字部分を漢字に変換する方式が普及してい
る。その場合に“かな”文字で発音を入力する方
式と、アルフアベツトによるローマ字入力方式と
があるが、文字数が少なくて覚えやすく、且つブ
ラインドタツチに適するのは後者である。
特に、子音鍵盤を左右の一方の手に配置し、母
音鍵盤を他方の手に配置する子音母音分離方式
は、打鍵入力の際に左右の手が交互に上下するの
で、入力速度の向上に対し極めて有利である。
人間の手は元来片手のみを上下させるよりも、
両方の手を交互に上下させる方がバランスとリズ
ムが円滑になる関係で、片手側のみを考えた場合
にも入力速度が上昇することが実証されている。
従つて、両手を総合して考えると、片手のみによ
り入力した場合の入力速度の2倍以上となること
が実験されている。このことは、左右の手が一対
として交互に打鍵されたときには、片手のみによ
る入力の一打鍵分以内の時間で左右一対が打鍵さ
れるということである。
今ここで、上述のような事実を考慮し実効的の
打鍵速度を評価するために等価打鍵数なる概念を
次のようにして導入することにする。
すなわち、今ある入力すべき対象が必らず左右
の手が交互に上下して入力する場合には、 等価打鍵数=合計打鍵数×50% とし、これに対して片方の手のみで入力する場合
には、 等価打鍵数=合計打鍵数×100% とする。こうすると、ある対象を入力するのに要
する実効時間は、その入力に要する全打鍵数その
ものよりも、この等価打鍵数の合計によつて、よ
り正確に評価できることになる。
例えば、前述の子音母音分離型のローマ字式鍵
盤においては、入力の対象になる多くの文字は子
音母音の対をなすので、等価打鍵数/合計打鍵数
はほゞ50%であり、すべての文字を片手だけで入
力する場合に比較してこの程度の時間短縮を期待
できることになる。
以上は、本発明の目的および効果の説明のため
の予備知識として述べたものである。
さて、本発明の発明者は特開昭56−149631をも
つて、漢字の入力速度を大幅に改善する方法を提
唱している。
第1図はその鍵盤装置を示す構成図である。こ
の鍵盤装置は、子音入力用鍵盤群K1′、単母音
入力用鍵盤群K2′、複合母音入力用鍵盤群K
3′、内音付母音入力用鍵盤群K4′、入声音付母
音入力用鍵盤群K5′、漢字入力指定用鍵盤K
6′、かな入力指定用鍵盤K7′、および拗音入力
用鍵盤K8′を含んでいる。
今、一例として、「本日は晴天なり」という文
章を入力する場合を考察する。普通の英文タイプ
で日本式ローマ字で入力すると第2図Aに示すよ
うになり、入力全文字数19字に対し、左右の交互
率を考慮した前述の等価打鍵数は第2図Aで明ら
かなように14となる。
今、同一文章を第1図に例示する方法を用いて
入力すると、第2図Bで示すようになり、入力全
文字数(入力全打鍵数)14であり、それに対して
等価打鍵数は第2図Bで示すように7となる。
しかし、漢字混り文の場合には、実際にはさら
に「漢字」か「かな」かを指定する字種指定が必
要である。この指定のためには、文字入力の後で
漢字に「変換」または「無変換」を指定する方法
と文字入力に先立ち漢字か「かな」かを指定する
方法とがあるがいずれを用いても結果は同じであ
る。
今、右手側に設けた漢字指定鍵盤とかな指定鍵
盤を用いて文字の前で指定する方法を用いること
にすると、この字種指定をする結果、普通の英文
タイプ使用の場合には第3図Aのようになり等価
打鍵数は17となる。
これに対し、前述の第1図の方法を用いると第
3図Bのようになり、等価打鍵数は11となる。
以上を要約すると、普通の英文タイプに対する
第1図のメリツトが、字種指定のないときは等価
打鍵数の減小が 7/14=50% であつたものが、字種指定があると、 11/17=65% と劣化する。等価打鍵数そのものの値でいうと、
7から11と約1.6倍(約1/0.64)になる。入力
速度は前述のようにして等価打鍵数に逆比例する
と考えられるので、第1図の入力速度は字種指定
のために約65%に低下することになる。
従来技術としての特開昭56−149631は以上に述
べたような欠点を有している。
本発明の目的は、上述の特開昭56−149631の特
徴をそのまま活用し、しかも字種指定による打鍵
数の増加を最小限度に止めた入力装置を提供する
にある。
本発明の装置は、前記母音用鍵盤群をかな文字
用母音を入力するためのかな文字入力用母音鍵盤
群と漢字用母音を入力するための漢字入力用母音
鍵盤群とに分け、前記漢字入力用母音鍵盤群が複
数種類の漢字母音に対応して多段に配置され、さ
らに互いに異なる種類の漢字母音を同一の鍵盤に
割り当て、同一鍵盤に割り当てられた互に異なる
種類の漢字用母音の選択をシフト鍵盤の操作によ
り行う。
また、本発明の装置は、かな文字入力用母音鍵
盤群と漢字入力用母音鍵盤群とを有し、前記漢字
入力用母音鍵盤群の操作に応答して入力される文
字が漢字であるか否かを示す情報を順次記憶し、
記憶された情報に基ずいて漢字以外の文字の次に
漢字が入力されたことを検出する手段を具備して
いる。
次に図面を参照して本発明を詳細に説明する。
第4図は本発明の日本語入力装置に用いる鍵盤
構成の一実施例を示す構成図である。
本実施例は、子音入力用鍵盤群K1、母音入力
用第1鍵盤群L1、母音入力用第2鍵盤群L2、
母音入力用第3鍵盤群L3、親指シフト用鍵盤K
2、漢字単語区切用鍵盤K3および拗音入力用鍵
盤K4を含んでいる。
上述の母音入力用第1鍵盤群L1、第2鍵盤群
L2および第3鍵盤群L3は、後述するように親
指シフト用鍵盤K2によつてその機能が二通りに
切替えられる。
また、第4図より明らかなように、本実施例に
おいては、子音入力用鍵盤群K1側(この場合右
手側)と母音入力用鍵盤群L1〜L3側(この場
合左手側)とに分れており、親指シフト用鍵盤K
2は母音入力用鍵盤群L1〜L3側の親指で入力
しやすい位置に配置され、他の鍵盤に比較して特
に表面積の大きい鍵盤としている。
さて、この鍵盤構成は下記のような機能を含ん
でいる。
操作者は、子音を入力する場合には漢字かかな
かの区別なく、共通の子音入力用鍵盤群K1中の
鍵盤を使用して入力する。
一方、母音の入力に際しては、かなを入力する
場合と漢字を入力する場合とで区別する。すなわ
ち、本実施例においてはかな入力用短母音鍵盤群
として第2鍵盤群L2が用意されてる。第2鍵盤
群L2は、親指シフト用鍵盤K2によるシフトが
ない場合には、母音A,I,U,E,Oの入力用
であると同時に「かな」の字種指定の作用ももつ
ものである。
さて、特開昭56−149631の効果をフルに発揮す
るためには、漢字入力用母音として、短母音、複
合母音、内音付母音、入声音(K)付母音および入声
音(t)付母音の5種類の入力鍵盤群が備えられ
ることが望ましい。一方、ブラインドタツチによ
る入力を可能にするためには、手指の入力はホー
ムポジシヨンを中心に上下3段に限る方がよい。
一般に鍵盤数が不足する場合の解決策は、入力
すべき鍵盤の左右反対側の手指または親指による
シフトである。しかし、本実施例においては、前
述のように、左右交替打鍵のリズムを保つことに
より前記等価打鍵数の減小が可能となるように、
漢字に対する各種の母音入力用鍵盤群に対するシ
フトを、同じ手の親指で行うようにしている。
すなわち、本実施例においては、母音入力用鍵
盤群としては、第4図に示すように、第1鍵盤群
L1、第2鍵盤群L2および第3鍵盤群L3と
し、親指シフト用鍵盤K2が押されない場合(シ
フトが行なわれない場合)には、これらの鍵盤群
はそれぞれ順に、漢字短母音A,I,U,E,O
を入力する漢字短母音入力用鍵盤群、かなの字種
指定の作用ももつ前述のかな短母音A,I,U,
E,Oを入力するかな入力用短母音鍵盤群、およ
び漢字複合母音Ai,Ii,Uu,i,Ei,Ouを入力
する漢字複合母音入力用鍵盤群として使用され
る。
これに対して、親指シフト用鍵盤K2が押され
た場合(シフトが行なわれた場合)には、これら
第1〜第3鍵盤群L1〜L3はそれぞれ順に、漢
字の入声音付母音Ak,Ik,Uk,Ek,Okを入力
する漢字入声音(K)付母音入力用鍵盤群、漢字の内
音付母音An,In,Un,En,Onを入力する漢字
内音付母音鍵盤群および漢字の入声音付母音At,
It,Ut,Et,Otを入力する漢字入声音(t)付
母音鍵盤群として使用されるようになつている。
このように、親指シフト用鍵盤K2の操作によ
り第1〜第3鍵盤群L1〜L3は二通りの母音入
力用鍵盤群として使い分けられるが、その際、操
作者の主たる注意力を手指の鍵盤に正しく選定す
ることに集中できるように、この親指シフト用鍵
盤K2は特に表面積を大きくして押印を容易にし
たものである。
以上の本実施例の主眼点を要約すると、 (A) 特開昭56−149631の特徴をすべて包含すると
ともに、 (B) 母音入力用鍵盤群を漢字用とかな用とで別別
に設けることにより、字種指定鍵盤操作を不要
として打鍵数を減小させ、 (C) その際、上記(A)(B)の両立を可能とするため、
必要なシフト用鍵盤を母音入力用鍵盤と同じ手
の親指を用いて同時に打鍵するようにし、これ
により左右交互打鍵のリズムを乱すことなく、
前述の等価打鍵数を減小させたことにある。
本実施例を用いて前出の「本日は晴天なり」の
文章を入力すると、第5図に示すように、全打鍵
数は14となり、これに対して前述の等価打鍵数は
7になる。
このように、普通の英文タイプによる等価打鍵
数17(第3図A)のものが、第1図の方式で字種
指定を別に行なえば、前述のように等価打鍵数11
(第3図B)になるのに対して、本実施例による
と等価打鍵数7(第5図)ですむことになる。従
つてこの場合、上記各数字の逆数をとり入力速度
で比較すると、普通の英文タイプを標準として、
第1図の方式が約1.5倍であるのに対して、本実
施例は実に2.4倍の入力速度を可能にする。
以上は、「本日は晴天なり」の文章についての
一例である。一般の文章はさらに千差万別であ
り、これに対する入力速度を定量的に正確に示す
ことは困難であるが、本実施例の効果は、上述の
例で充分理解し得るであろう。
なお、後に詳述するように、本実施例の場合と
いえども、実際の文章入力においては若干の区切
用鍵盤K3の入力が加わり、左右の交替打鍵のリ
ズムを乱す原因となるが、その頻度は、従来方式
でかなと漢字の変化毎に字種指定をしていたのに
比較すると使用頻度は遥かに少なくてすむ。
また、拗音入力用鍵盤K4もその使用頻度が少
ないので、等価打鍵数に対する影響は少ない。
なおまた日本文の中には、漢字かな混用文章の
他に、片カナ、英文字、数字、記号等が混入する
ことがあるので、入力装置としてはそれらの字種
に対応する入力手段が勿論必要である。しかし、
一般の日本文の中で主要部分を占めるのは、漢字
かな混り文であるので、本実施例のごとく、漢字
かな混り文に対して入力速度を改善することが、
結局日本語入力に対する最も有効な入力速度向上
策となることは明らかである。
本実施例においては、片カナ、英字、数字等の
他の字種を入力する場合には、専用のシフトキイ
(図示せず)を用いて該当する字種モードにモー
ド切替を行なつてから入力する。
次に、本実施例の漢字単語区切用鍵盤K3の機
能を明らかにするために、一例として「ある家庭
用器具を生産する…」という文章を入力する場合
を考察する。
今仮りに、これを上述した本実施例の子音入力
用鍵盤群K1、母音入力用第1〜第3鍵盤群L1
〜L3および親指シフト鍵盤K2だけを用い、漢
字単語区切用鍵盤K3を用いないで入力すると仮
定する。こうして入力された情報から、「家庭用
器具」に対応する入力発音情報が漢字に対応する
情報であることを識別するのは容易であるが、こ
れを実際の漢字に変換するには、さらにこの入力
発音情報を用いて入力装置内部に設けられた漢字
単語辞典を収容するフアイルを検索し、この入力
発音情報に対応する漢字単語を求める必要があ
る。
この場合に、フアイルに収容されている漢字単
語辞典に「家庭用器具」という単語を予め収容さ
れていれば、前述の発音情報をそのまま用いて検
索することが可能である。しかしながら、5個の
漢字で構成される単語までも収容しようとすると
この漢字単語辞典が厖大なものとなる。
これを避けるため、本実施例では二字で構成さ
れる漢字熟語並びに一字の漢字だけを漢字単語辞
典に収容することにしてフアイル実現の合理化と
フアイル検索の迅速化とを図つている。
このため、前述の「家庭用器具」に対応する入
力発音情報をそのまま用いてフアイルを検索して
も対応する漢字単語を見出すことができない。
本実施例においてはこれに対処するために、前
述の漢字単語区切用鍵盤K3が設けられている。
これを用いて、前述の「家庭用器具」を入力する
には以下のように行う。
まず、「家庭」に対応する漢字指定発音情報を
前述のようにして入力し、ついで、区切用鍵盤K
3からの情報を入力し、次に、接字漢字「用」に
対応する漢字指定発音情報を入力し、次に再び区
切用鍵盤K3からの情報を入力し、最後に「器
具」に対応する漢字指定発音情報を入力する。
こうすることにより入力情報を、最初の漢字単
語「家庭」に対応する漢字指定発音情報と、次の
接字漢字「用」に対応する漢字指定発音情報と、
さらに最後の漢字単語「器具」に対応する漢字指
定発音情報とに分離することができる。そこで、
この分離された各漢字指定発音情報を用いて、次
次に前記漢字単語辞典を収容するフアイルを検索
することにより、これらの漢字単語の集合を正し
く求めることができる。
本実施例においては、漢字単語の開始を指示す
る専用の鍵盤を省略することにより前述のような
入力速度の改善が達成でき、また漢字区切用鍵盤
K3を導入することにより、前述のように、漢字
単語辞典を収容するフアイルの実現の合理化とフ
アイル検索の迅速化とを達成したものであるが、
本実施例の各種鍵盤情報からフアイル検索に不可
欠な漢字単語の開始を指示する情報を抽出するに
は以下のような構成を用いる。
第6図は漢字単語の開始を指示する情報を抽出
する漢字単語開始情報抽出手段を含む本実施例の
ブロツク図である。
第6図は、前記母音入力用第1鍵盤群L1、前
記母音入力用第2鍵盤群L2、前記母音入力用第
3鍵盤群L3、前記親指シフト用鍵盤K2、漢字
単語区切用鍵盤K3、第1論理和回路R1、第1
論理積回路A1、第2論理和回路R2、第2論理
積回路A2、シフトレジスタSR、インバータV、
シフト用クロツク発生回路CLKおよび制御部
PRCを含んでいる。
また、前記鍵盤群L1に含まれる各鍵盤の打鍵
出力の論理和をとつた出力が、出力ライン100
を介して前記回路R1に供給され、また同様に、
前記鍵盤群L2に含まれる各鍵盤の打鍵出力の論
理和をとつた出力が、出力ライン200を介して
回路A1に供給され、同様に、前記鍵盤群L3に
含まれる各鍵盤の打鍵出力の論理和をとつた出力
が、出力ライン300を介して前記回路R1に供
給されている。また、鍵盤K2の出力は、出力ラ
イン400を介して回路A1に供給され、回路A
1において出力ライン200からの信号との論理
積がとられ、出力ライン500を介して回路R1
に供給される。
この結果、漢字が入力された場合には少くも鍵
盤群L1からL3の中の1つの鍵盤か、または鍵
盤群L2の中の1つの鍵盤と鍵盤K2とが同時に
打鍵されるために、出力ライン100,300お
よび500の中のいずれかが“1”となり、従つ
て出力ライン600が必らず“1”になる。
さて、クロツク発生回路CLKは、鍵盤群L1,
L2またはL3の中のいずれか一つの鍵盤が打鍵
されて、一つの発音文字の入力が完成するごと
に、一つのシフトクロツク700を発生し、これ
をシフトレジスタSRのシフトクロツク端子に供
給する。シフトレジスタSRは、このシフトクロ
ツク700の供給を受けると、それまで第1段目
のレジスタSR1に格納していた内容を第2段目
のレジスタSR2にシフトし、さらにライン60
0を介して供給される“1”または“0”の情報
を第1段目のレジスタSR1に格納する。
この結果一つ前に漢字以外が入力され、現在漢
字が入力された状態が発生すると、シフトレジス
タSRの第2段目のレジスタSR2の内容は“0”
になり、第1段目のレジスタSR1の内容は“1”
になる。レジスタSR2の内容はインバータVを
介して論理積回路A2に供給され、レジスタSR
1の内容はそのまま回路A2に供給されそこで両
者の論理積がとられているため、この状態が発生
したときにかぎり回路A2の出力ライン800は
“1”になる。こうして出力ライン800は漢字
以外から最初の漢字開始を指示する情報を与える
ことになる。
前述の「家庭用器具」の場合の如く、2個以上
の漢字単語が連続する場合には、漢字単語開始の
情報は、「家庭」に対する発音情報入力の最初と、
「用」に対する発音情報入力の最初と、さらに
「器具」に対する発音情報入力の最初とに必要と
なる。この中の最初の「家庭」に対する漢字開始
の情報は上述のようにして出力ライン800から
得られる。「用」および「器具」に対する漢字単
語開始の情報は前述のように漢字単語区切用鍵盤
K3の出力として得られる。
従つて、前記出力ライン800と鍵盤K3の出
力ライン900とを第2論理和回路R2に導き、
ここで両者の論理和をとることにより回路R2の
出力ライン1000に所望の各漢字単語の開始を
指示する情報が得られることになる。
この出力ライン1000は制御部PRCに導か
れ、ここで漢字単語開始の割込みを発生する。
この割込みを受けると制御部PRCは、その時
点から入力される入力発音情報を予め定められた
特定の漢字単語レジスタ(図示せず)に次次に格
納する。この入力発音情報の漢字単語レジスタへ
の格納は、次に漢字以外に対応する発音情報が入
力されるか、または次の漢字単語開始の割込みが
発生するまで続けられ、その期間にこの漢字単語
レジスタに格納された入力発音情報が一つの単語
として、漢字単語辞典を収容するフアイルを検索
する際の検索情報の単位として用いられる。
以上述べたように、本実施例の日本語入力装置
は、漢字混り日本文の入力速度の向上と漢字単語
辞典を収容するフアイルの合理化とフアイル検索
の迅速化とを達成できる。
なお、本実施例においては第4図に示したよう
に子音入力用鍵盤群、漢字単語区切り用鍵盤およ
び拗音入力用鍵盤を右手側に配置し、各種母音入
力用鍵盤群および親指シフト用鍵盤を左手側に配
置したがこれと逆の配置をとることもできる。
また、第4図において示した各鍵盤群の中の各
鍵盤の指定する発音情報は一例を示したまでで何
もこれに限るものではない。
また、本実施例においては、異なる漢字用母音
の選択をするためのシフト鍵盤を、漢字用母音を
入力する鍵盤群を操作する方の手の親指でシフト
する位置に設けたが、勿論、このシフト鍵盤を、
漢字用母音を入力する鍵盤群を操作する方の手と
反対側の手の親指で操作する位置に設けてもよ
い。この場合においても親指を除く手指に関して
は左右交互打鍵となるので打鍵リズムの円滑性が
依然保たれる。
また、本実施例においては2個の漢字からなる
漢字単語までを漢字単語辞典に収容するとした
が、勿論この数は必要に応じて自由に選ぶことが
できる。
さらにまた、第6図に示した構成は単に一例を
示したまでで何もこれに限定されるものではな
い。
以上のように、本発明を用いると漢字混り日本
文の入力速度の向上を達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の鍵盤装置の一例を示す構成図、
第2図A、第2図B、第3図A、および第3図B
は従来装置の等価打鍵数を説明するための図、第
4図は本発明の一実施例を示す構成図、第5図は
本実施例の等価打鍵数を説明するための図および
第6図はこれに用いる漢字単語開始情報抽出回路
の構成の一例を示すブロツク図である。 図において、K1……子音入力用鍵盤群、K2
……親指シフト用鍵盤、K3……漢字単語区切り
用鍵盤、K4……拗音入力用鍵盤、L1……母音
入力用第1鍵盤群、L2……母音入力用第2鍵盤
群、L3……母音入力用第3鍵盤群、R1……第
1論理和回路、R2……第2論理和回路、A1…
…第1論理積回路、SR……シフトレジスタ、SR
1……シフトレジスタSRの第1段目のレジスタ、
SR2……シフトレジスタSRの第2段目のレジス
タ、CLK……シフト用クロツク発生回路、PRC
……制御部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 左右いずれかの一方の手で操作できる位置に
    配置された子音用鍵盤群と、 他方の手で操作できる位置に配置され、かな文
    字用母音を入力するためのかな文字入力用母音鍵
    盤群および漢字母音を入力するための漢字入力用
    母音鍵盤群を有する母音鍵盤群と、 前記漢字入力用母音鍵盤群の操作に応答して入
    力される文字が漢字であるか否かを示す情報を順
    次記憶する手段と、 前記記憶された情報に基ずいて漢字以外の文字
    の次に漢字が入力されたことを検出する手段とを
    具備することを特徴とする日本語入力装置。
JP57085993A 1982-05-21 1982-05-21 日本語入力装置 Granted JPS58203545A (ja)

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JP57085993A JPS58203545A (ja) 1982-05-21 1982-05-21 日本語入力装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP57085993A JPS58203545A (ja) 1982-05-21 1982-05-21 日本語入力装置

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JPS58203545A JPS58203545A (ja) 1983-11-28
JPH0226255B2 true JPH0226255B2 (ja) 1990-06-08

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