JPH02257019A - 石けん膜流量計 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、ガスクロマトグラフ（以下、ＧＣという〕や
超臨界クロマトグラフ（以下、ＳＦＣという）などで使
用するキャリアガスの流量を測定するための石けん膜流
置針に関する。

（ロ）従来技術 従来、ＧＣなどにおけるキャリアガスの流量測定は第３
図に示すような石けＸ７膜流量計を用いて行っていた。

第３図において１１は、計量管を示し、バツクドカラム
の場合は流量が多いので大容量（２０〜３０ｍ１．）の
計量管ケ、キャピラリカラムの場合は流量が少ないので
小容量（１ｍｌ程度）の計量管を使用する。１２は石け
ん液？収容する液だめ部、１３は、ゴム管１４を介して
カラムと接続するための枝管である。

流量測定は、カラムをゴム管１４に接続するだけで良く
、接続す九ばカラムからのガス圧により石けん膜１５が
計量管ｎ、ｈへ上昇する。

石けん膜１５が上昇し、計量管１１の所定目盛に達すれ
ば、ストップウォッチなどで、石けＸ７膜１５が計量管
１１の所定目盛間隔全どの位の時間で通過するかを測定
することにより上昇速度ケ算出する。この石けん膜の上
昇速度がキャリアガスの所定時間当りの流量に相当する
。

（ハ）発明が解決しようとする課題 しかしながら、従来の石けん膜流置針は、カラムの先端
をゴム管等で接続して使用していたため、ＳＦＣに用い
ら九るリストリクタ−やキャピラリカラム使用時のスプ
リッターの流量は測定できなかつ７？：。けだし、これ
らの先端は極めて細く、かつ、もろいためにゴム管等へ
の接続ができなかったためである。

そのため−　リストリクタ−やスプリッターから流出す
るキャリアガスの流量は、第４図に示す如く液体１７の
入った容器１６にその先端全入れ、発生する気泡１８の
ｆＡ’に目測することによって測定していた。

しかしながら、かかる測定では正確な流量は測定できな
かった。

また従来は、液だめに設けた石けん液が逆流しカラムの
先端全汚染させる等の欠点も有していた。

そこで本発明は、リストリクタ−やスプリッターから流
出するキャリアガスの流量全正確に測定でき、しかもそ
の先端全汚染させることのない石けＸ７膜流量計を提供
することを目的とする。

に）課題を解決するための手段 本発明は、上記課題？解決するため、 計量管の最下部に設けらｎ、水又は揮発性溶液全収容す
る下部液だめ部と、該下部液だめ部に設けられ、被測定
ガスを送り込む導管全支持する下部枝管と、該下部液だ
め部から離ｆ’した位置に計量管に沿って枝管を介して
設けられ、石けん液？収容する上部液だめ部とを備えて
なる。

更に、上記の下部枝管に返しを設けることにより流量計
内に入ったキャリアガスが外に出にぐくなる。

（ホ）作用 本発明の流量計によれば、ＳＦＣのリストリクタ−又は
スプリッターから流出するキャリアガスは、下部液だめ
部に差し入九られ、気泡を発生する。キャリアガスは、
計量管奮ったって上にあがり、上部液だめ部から押し品
さｎ形成さｆした石けＸ７膜を上昇させて流量全測定す
ることができる。

（へ）実施例 本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は、本発明に係る石けＸ７膜流量計の一実施例を
示し、１は計量管で計量管の最下部には下部液だめ部３
が設けらｎ、かかる液だめ部に水又は揮発性溶媒（例え
ばＩ’　ＨＦなど）を入ｎる。そして下部液だめ部３に
は、ＳＦＣのりヌトリクター又はスプリッターを支持す
る下部枝管４を設ける。

また、計量管１には、下部液だめ３から離九た位置に上
部枝管６ケ設け、かかる枝管６の先端に上部液だめ部２
を付設し、石けＸ７液を入ｎる。

更に、下部枝管４の内部には返し５を設けて気泡が外に
出にくいようにすると共に、上部枝管にも返し７を設け
て石けん水が下に落ちないようにする。

以上の構成において、流量の測定は次のように行う。

まず、下部枝管４よりＳＰＣのリストリクタ−やスプリ
ッターの先端を下部液だめ部３まで入ｎ１気泡の発生を
確認する。

気泡、すなわちキャリアガスは計量管１１ｒ：伝たって
上が９、上部液だめ部２によって形成された石けん膜８
を押し上ける。

このときの石けん膜８の移動速度をストップヴオッチな
どで測定することにより、リストリクタ−、スプリッタ
ーなどから流出するキャリアガスの流量全測定すること
ができる。

なお、リストリクタ−内に高分子物質がつまり、キャリ
アガスが流ｎなくなっているときでも、本発明では、リ
ストリクタ−を下部液だめ部３に入ｎるだけで、毛細管
現象により下部液だめ部３の溶媒がリストリクタ−内に
入り、つまりとなっている高分子物質を溶解することが
できる。そして再度キャリアガスを流すことにより容易
にこｎらのつまりを取り除くことができる。

（トン　　効　　果 本発明によｔｌＪＦ’、８ＦＣのリストリクタ−又はス
プリッターの先端のように極めて細くもろい管より流出
するキャリアガスの流量を正確に測定できる。

また、リストリクターやスプリッターの先端を汚染する
ことがないため、安定したクロマトグラムを得ることが
できる。

更に、リストリクタ−内などに高分子物質がつまってい
ても、それ全容易に取り除くことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に係る石けん膜流置針の概略図、第２
図は測定時の状態図、第３図、第４図は従来の流量計図
である。 ■・・・計量管　　　２・・・上部液だめ部３−・・下
部液だめ部　４・・・下部枝管＼Ｏ このリストリクグー １よスフ０リック− 第４ 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、計量管の最下部に設けられ、水又は揮発性溶液を収
   容する下部液だめ部と、該下部液だめ部に設けられ、被
   測定ガスを送り込む導管を支持する下部枝管と、該上部
   液だめ部から離れた位置に計量管に沿つて枝管を介して
   設けられ、石けん液を収容する上部液だめ部とを備えて
   なる石けん膜流量計。