JPH02256762A - 内装下地ボードの取り付け方法 - Google Patents

内装下地ボードの取り付け方法

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JPH02256762A
JPH02256762A JP1079399A JP7939989A JPH02256762A JP H02256762 A JPH02256762 A JP H02256762A JP 1079399 A JP1079399 A JP 1079399A JP 7939989 A JP7939989 A JP 7939989A JP H02256762 A JPH02256762 A JP H02256762A
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JP
Japan
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building frame
base board
interior base
polyurethane
fixing plate
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JP1079399A
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Noboru Araki
登 荒木
Kentaro Sakai
酒井 賢太郎
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Inoac Corp
Original Assignee
Inoue MTP KK
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Publication date
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    • E04F13/08Coverings or linings, e.g. for walls or ceilings composed of covering or lining elements; Sub-structures therefor; Fastening means therefor composed of a plurality of similar covering or lining elements
    • E04F13/0885Coverings or linings, e.g. for walls or ceilings composed of covering or lining elements; Sub-structures therefor; Fastening means therefor composed of a plurality of similar covering or lining elements specially adapted for being adhesively fixed to the wall; Fastening means therefor; Fixing by means of plastics materials hardening after application
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
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    • E04F13/08Coverings or linings, e.g. for walls or ceilings composed of covering or lining elements; Sub-structures therefor; Fastening means therefor composed of a plurality of similar covering or lining elements
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
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    • F16B11/006Connecting constructional elements or machine parts by sticking or pressing them together, e.g. cold pressure welding by gluing
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、例えばコンクリート、ブロック、木造合板
等からなる建築躯体のように、表面に凹凸等の不陸部を
有する建築躯体に、石膏ボード等の内装下地ボードを取
り付ける方法に関する。
(従来技術) 前記のような不陸な表面を有する建築躯体に石膏ボード
等のような平板な内装下地ボードを、通常の接着剤で貼
り付けようとしても、その建築躯体表面の不陸から、建
築躯体表面と該ボード内面間隔が不均一なため、接着剤
と該ボート内面あるいは建築躯体表面とが接触しない部
分があり、内装下地ボードを確実に、しかも正規の角度
(通常は床面に対して垂直状R)で建築躯体表面に取り
付けることができない、そのため、従来次の方法により
内装下地ボードの取り付けがなされている。
それは、石膏とセメント等の混合からなる通称GLボン
ドと称されるものと水とを混練りして一種の接着剤を形
成し、第15図のようにその接着剤10を建築躯体12
表面に、小手で団子状に塗り付け、その団子状接着剤1
0の上から内装下地ボード14を押さえ付けて、不陸を
調整しながら該内装下地ボードが正規の垂直となるよう
にして貼り付ける方法である。
しかし、前記方法は次のような問題がある。
その−は、前記GLボンドからなる接着剤10は、断熱
性が低く、冬季に冷えた建築躯体12により該接着剤1
0が冷橋となり、該接着剤10および内装下地ボード1
4に結露を生じ、かび発生原因となっていたことである
。その二は、GLボンドおよび水の運搬作業ならびに混
練り作業が重労働である点である。その三は、GLボン
ドはパウダー状からなるため、その取り扱い時にパウダ
ーが飛散し易く、作業環境が損なわれることである。そ
の四は、作業性が悪く、多くの作業工数を必要とするこ
と、およびGLボンドの材料費、工賃が嵩むことである
(発明が解決しようとする課題) そこでこの発明は前記の問題点を解決せんとするもので
、すなわち、内装下地ボード等に結露、かびを生じにく
く、しかも作業が容易で、作業環境も損なうことなく、
更に安価に施工できる内装下地ボードの取り付け方法を
提供するものである。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するこの発明は、次の三つの発明からな
る。
第1の発明は、凹凸等の不陸のある建築躯体の表面に内
装下地ボードを取り付ける方法において、(イ)固定板
の一側に設けた筒状体外周に他の固定板の一側に設けた
筒状体をスライド可能に嵌めてスライド体を形成し、そ
の一方の固定板を建築躯体の表面に貼着することにより
、複数のスライド体を所定間隔でもって建築兼体表面に
固定し、 (ロ)一方内装下地ボードに複数のポリウレタン注入孔
を設け、 (ハ)孔の開いた固定板の一側に、変形可能な筒状体を
鎖孔と連通して設けたポリウレタン注入補助カバーの該
固定板を、その固定板の孔と内装下地ボードのポリウレ
タン注入孔との位置を合わせて内装下地ボード内面に貼
着し、(ニ) その内装下地ボードを、該ポリウレタン
注入補助カバー先端が建築躯体表面と当接するようにし
て、前記スライド体の他方の固定板に貼着仮止めし くホ) 内装下地ボード外面のポリウレタン注入孔から
ポリウレタン原料をポリウレタン注入補助カバー内に注
入し、反応硬化させる ことにより内装下地ボードを取り付けるものである。
第2の発明は、第1の発明において、スライド体の建築
躯体側固定板を所定部で建築厘体側へ屈曲して脚部を形
成するとともに、該固定板の貼着面に粘着剤を設けて、
その粘着剤が前記脚部により建築系体表面から雛れるよ
うにし、該固定板を建築躯体表面の所定位置に配置した
後、押圧して前記脚部を折り曲げあるいは陥没させて、
該固定貼着面の粘着剤を建築躯体表面に圧着させること
により、該スライド体を建築躯体表面の所定位置に固定
するものである。
第3の発明は、第1の発明におけるスライド体に代え、
先の尖った刃型形状部を先端に有する筒状体を固定板の
一側に設けてなる複数の仮止め体を用い、その刃型形状
部を建築躯体表面に突き刺すすことにより、複数の仮止
め体を所定間隔でもって建築躯体表面に固定し、残余は
第1の発明と同様にして内装下地ボードを取り付けるも
のである。
(作用) まず第1の発明について説明する。
内装下地ボードは、スライド体の伸縮により建築躯体表
面の不陸が調整されて、正規の垂直状態でもって建築躯
体表面に仮止めされる。その状態で、内装下地ボード外
面のポリウレタン注入孔から、ポリウレタン原料がポリ
ウレタン注入補助カバー内に注入される。注入されたポ
リウレタン原料は、そのポリウレタン注入補助カバー内
において建築躯体表面と内装下地ボード間を満たし、−
部がポリウレタン注入孔から内装下地ボード外へ溢れる
。そして、ポリウレタン注入補助カバー内を満たしたポ
リウレタン原料が反応硬化して建築躯体表面と内装下地
ボードとに接着し、両者を結合する一種の柱となり、そ
れにより内装下地ボードが建築躯体表面に固着される。
また、第2の発明においては、スライド体の建築系体側
固定板は、その固定板に形成した脚部により、固定板貼
着面の粘着剤が建築躯体表面から離れた状態になる。そ
のため、スライド体の固定板を建築躯体表面に配置して
も、直ちに該固定板が建築躯体表面に接着することがな
く、該固定板すなわちスライド体を正しい位置となるよ
うに建築躯体表面で位置調整することができる。そして
、その後詰固定板を建築躯体表面に押し付け、前記脚部
を折り曲げ、あるいは反対側へ陥没させて、固定板貼着
面の粘着剤を建築躯体表面に圧着させれば、該スライド
体を建築躯体表面の正しい位置に固定でき、正確な取り
付け作業が可能になる。
第3の発明は、仮止め棒先端の刃型形状部を建築躯体表
面に突き刺して、複数の仮止め体を建築躯体表面に固定
し、その仮止め体の固定板に、前記と同様にポリウレタ
ン注入補助カバーを固定した内装下地ボードを貼着仮止
めするとともに、該建築躯体表面内への仮止め棒先端の
埋入量を調節して、該建築躯体表面の不陸を調整し、そ
の後前記第1の発明と同様にしてポリウレタン原料を注
入し、内装下地ボードを建築躯体表面に取り付けるもの
である。この発明が有効なのは、建築躯体表面が仮止め
棒先端を刺通可能なもの、すなわち断熱材等のように比
較的脆い材質からなる場合である。
(実施例) 以下実施例について上記発明を説明する。
まず、第1図ないし第8図に示す第1の発明の実施例に
ついて説明する。
第1図はスライド体18の断面図である。スライド体1
8は硬質プラスチック製の二つのスライド半休20.2
2をスライド可能に嵌めたものである。そのスライド半
休20.22は、固定板24.26の一側に筒状体28
.30を設けてなるものである。筒状体28゜30は、
一方(この例にあっては28)が大径、他方(この例に
あっては30)が小径からなり、小径の筒状体30外周
に大径の筒状体28がスライド可能に嵌められる。なお
、固定板24.26の貼着面には、両面接着テープから
なる粘着剤31が設けられ、該粘着剤は使用までの間、
離型紙(図示せず)で覆われる。
第2図は、ポリウレタン注入補助カバー32の断面図で
ある。ポリウレタン注入補助カバー32は、少量のポリ
ウレタン原料でもって確実に内装下地ボードを建築躯体
表面に固定するためのもので、硬質プラスチック等から
なる固定板34の一側に、変形可能な筒状体36を設け
たものである。固定板34は、−側に短筒部38が突出
形成され、その短筒部38で包囲された部分に孔40が
形成されている。
変形可能な筒状体36は、中空筒状あるいは蛇腹状の不
織布または蛇腹状のゴム等からなり、先端が押圧される
ことにより縮み、また押圧解除によりある程度復元する
もので、前記固定板34の短筒部38に一体に固定され
る。なお、この変形可能な筒状体36の長さは、後記す
る内装下地ボード42と建築躯体50表面との間隔より
大とするのが好ましい。
また、固定板34の貼着面には、両面接着テープからな
る粘着剤31が設けられている。
第3図は内装下地ボード42の平面図である。内装下地
ボード42は、石膏ボード、断熱板、合板等からなり、
あらかじめ所定間隔でもってポリウレタン注入孔44が
複数形成される。そのポリウレタン注入孔44は、第4
図(イ)〜(ハ)のように後に用いるポリウレタン注入
用ノズル46の外径よりも大になるものとされる。図中
48は周縁に設けた切り欠きである。
なお、第3図に示した内装下地ボード42の49の位置
にスライド体18の固定板26が後に貼着されることに
なる。
次に、このような部品を用いて行う本発明の内装下地ボ
ードの取り付け作業について説明する。
第5図ないし第8図はその作業工程を示す断面図で、第
3区におけるA−A線の位置で内装下地ボード、建築躯
体等を切断した切断端面図である。
まず、第5図のように、スライド体18の一方の固定板
24を、その固定板24貼着面の粘着剤31により建築
部体50表面の所定位置に貼着し、複数のスライド体1
8を所定間隔でもって建築躯体50表面に固定する。
一方、ポリウレタン注入補助カバー32の固定板34を
、その貼着面の粘着剤31により、内装下地ボード42
の内面に貼着して、該ポリウレタン注入補助カバー32
を所定位置に固定する。このとき、ポリウレタン注入補
助カバーの固定板34の孔40と内装下地ボードのポリ
ウレタン注入孔44との位置を合わせるようにする。
次に、第6図のようにポリウレタン注入補助カバー32
が建築連体50表面に向くようにして、内装下地ボード
42の内面を前記スライド体18の他方の固定板26貼
着而に押し付け、その固定板26表面の粘着剤31によ
り内装下地ボード42を固定板26に貼着する。これに
より、内装下地ボード42を建築躯体50表面に仮止め
する。その際、内装下地ボード42が床面に対して正規
の角度(通常直角)となるように建築躯体50表面の不
陸を調整する。その調整は、該内装下地ボード42を部
分的に建築躯体50側へ押したり、あるいは逆に引くこ
とにより、建築躯体50表面と内装下地ボード42内面
間のスライド体18を伸縮させて行う。また、この内装
下地ボード42の仮止めにより、該内装下地ボード42
内面にあるポリウレタン注入補助カバー32の筒状体3
6先端が建築躯体50表面に押し付けられ、建築躯体5
0表面の不陸に応じて該補助カバー32の筒状体36が
圧縮変形する。
なお、前記第5図、第6図の作業においては、まずスラ
イド体18を建築躯体50表面に固定したが、それに代
えてスライド体18をポリウレタン注入補助カバー32
とともに内装下地ボード42内面に固定し、その後その
内装下地ボード42を建築兼体50側へ押して、スライ
ド体18他端の固定板24を建築躯体50表面に固定し
てもよい。
そして、第7図のように、該内装下地ボード42のポリ
ウレタン注入孔44にポリウレタン注入用ノズル46を
装入し、そのノズル46からポリウレタン!fI52を
ポリウレタン注入補助カバー32内に注入し、充填する
。この際、ポリウレタン原料がポリウレタン注入補助カ
バー32内に充分充填されることが必要である。充分に
充填されたか否かは、ポリウレタン注入補助カバー32
内に注入されたポリウレタン原料が該補助カバー32内
を満なした後に、ノズル46とポリウレタン注入孔44
内縁との隙間45から外部へ溢れ出て来ることで容易に
確認できる。
その後、ポリウレタン注入補助カバー32内のポリウレ
タン原料が反応硬化して、第8図のように建築躯体50
表面と内装下地ボード42に接着し、両者を結合するポ
リウレタン樹脂の柱53になる。これにより、内装下地
ボード42が建築躯体50表面に取り付けられる。
このようにして形成された、内装下地ボード42と建築
躯体50とを結合するポリウレタン樹脂製の柱53は、
117i熱性に優れるため、該内装下地ボード等に結露
が生じに<<、かびの発生を防ぐことができる。
なお、前記ポリウレタン原料としては、断熱性の点から
硬質ポリウレタン発泡体形成原料を用いるのが好ましく
、市販されている一液性あるいは二液性の缶入りタイプ
のものが作業性で優れる。
第9図は、第2発明に用いられるスライド体54の断面
図である。このスライド体54は、建築躯体に取り付け
られる四角形の固定板56が、その両縁において建築躯
体側に屈曲して脚部58を形成し、その脚部58.58
間の固定板貼着面に粘着剤31を設けてなり、該粘着剤
31が脚部58.58により建築躯体表面から雛れな状
態となるようにされている。
このスライド体54を建築躯体表面に貼着して、前記第
1発明と同様にして内装下地ボードの取り付けを行う、
その際、該スライド化54を、まず第10図のように建
築系体50表面の所定位置に配置する。この時、スライ
ド体固定板56の貼着面にある粘着剤31が、前記固定
板の脚部58により建築躯体50表面から離れているた
め、該固定板56を上下左右に自由に動かすことができ
、あわてることなく正確な位置にスライド体54を移動
させることができる。そして、正確な位置にスライド体
54を配置できたら、その固定板56を強く建築躯体5
0表面に押して、該脚部58を折り曲げ、第11図のよ
うに固定板貼着面の粘着剤31を建築躯体50表面に圧
着し、それにより該スライド体の固定板56を所定位置
に貼着固定する。
したがって、この発明によれば、スライド体が建築躯体
表面の誤った位置に貼着固定されることを防ぐことがで
きる。
第12図は、第2発明に用いる他の実施例としてのスラ
イド体60の断面図である。このスライド体60は、建
築躯体に固定される固定板62が、所定部で建築躯体側
へ折り返し屈曲されて脚部64の形成されたものである
。第13図は、そのスライド化60を建築躯体50表面
に貼着した状態の断面図である。
なお、上記第1発明および第2発明におけるスライド体
の固定板は、円形あるいは四角形に限るものではなく、
その固定板の成形性等に応じて最適な形状とされる。
第14図は第3発明により内装下地ボードを建築躯体に
取り付ける際の断面図である。
この実施例が前記の第1または第2発明と相違する点は
、前記のスライド体(18等)に代えて次のような仮止
め休66を用いること、および建築躯体68の表面が硬
質発泡体等の断熱材70からなることである。
仮止め体66は、一つの固定板72の一側に、先の尖っ
た刃型形状部74を先端に有する筒状化76が設けられ
てなる。なお、31は固定板72の貼着面に設けられた
粘着剤である。
この仮止め体66先端の刃型形状部74を、建築躯体6
8表面を構成する断熱材7oに突き刺して、複数の仮止
め体66を断熱材70表面に所定間隔でもって固定する
。そして、前記第1発明と同様にしてポリウレタン注入
補助カバー32の取り付けられた内装下地ボード42を
、仮止め体の固定板72貼着而に粘着剤31により貼着
し、これにより該内装下地ボード42を建築躯体表面に
仮止めする。その際、建築躯体表面(P7r熱材70)
の不陸の調整は、該内装下地ボード42を部分的に建築
兼体側へ押し、あるいは逆に引くことによって、該断熱
材70中に埋入している仮止め体66先端部分の埋入量
を調節して行う。
その後は、前記第1発明と同様にしてポリウレタン原料
をポリウレタン注入孔44からポリウレタン注入補助カ
バー32内に注入し、反応硬化させることにより、該内
装下地ボード42を建築躯体表面、すなわち断熱材70
表面に取り付ける。
なお、仮止め体66は、先に内装下地ボード内面に貼着
しておいてもよい。
(効果) この発明は、前記のようにして建築躯体表面の不陸を調
整しながら、断熱性に優れるポリウレタン樹脂により内
装下地ボードを建築躯体表面に接着固定するものである
ため、内装下地ボード等に結露を生じに<<、かびの発
生を防ぐことができる。また、従来におけるGLボンド
を使用する方法と比べ、重い水の運搬作業、面倒な混練
り作業が必要なく、極めて簡単な作業で済み、作業が簡
略になる効果がある。しかも、GLボンドのようなパウ
ダーを混練りする必要もないため、該パウダーが飛散し
て作業環境を損なうこともなく、安全に作業を行うこと
ができる。
さらに、ポリウレタン原料はGLボンドに比べると材料
費も安く、前記作業の容易さと相俟って経済的に内装下
地ボードの取り付け作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第8図は第1発明の実施例に係るもので、
そのうち第1図はスライド体の断面図、第2図はポリウ
レタン注入補助カバーの断面図、第3図は内装下地ボー
ドの平面図、第4図の(イ)〜(ハ)はポリウレタン注
入孔部分の平面図、第5図ないし第8図は内装下地ボー
ド取り付け作業時の工程を示す断面図であり、第9図な
いし第13図は第2発明に関し、そのうち第9図はスラ
イド体の断面図、第10図および第11図はそのスライ
ド体の固定時を示す断面図、第12図はスライド体の他
の実施例の断面図、第13図はそのスライド体の固定時
の断面図であり、また第14図は第3発明実施例を示す
断面図であり、第15図は従来の方法を示す断面図であ
る。 18、54.60ニスライド体、 24、26.56.62ニスライド体の固定板、28.
30:筒状体、31:粘着剤、 32:ポリウレタン注入補助カバー 34:ポリウレタン注入補助カバーの固定板、36:変
形可能な筒状体、 40:ポリウレタン注入補助カバーの固定板の孔、42
:内装下地ボード、44:ポリウレタン注入孔、50.
68:建築躯体、52:ポリウレタン原料、58.64
:脚部、66:仮止め体、70断熱材、72:仮止め体
の固定板、74:刃型形状部、′76:仮正体0筒状体 第2図 第4図 特許出願人 井上エムチービー株式会社(イ ) (ol (ハ) 第 図 l 第 図 第 図 第9 図 第10 図 第14 図 第 図 第12 図 第13 図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)凹凸等の不陸のある建築躯体の表面に内装下地ボ
    ードを取り付ける方法において、 (イ)固定板の一側に設けた筒状体外周に他の固定板の
    一側に設けた筒状体をスライド可能に嵌めてスライド体
    を形成し、その一方の固定板を建築躯体の表面に貼着す
    ることにより、複数のスライド体を所定間隔でもって建
    築躯体表面に固定し、 (ロ)一方内装下地ボードに複数のポリウレタン注入孔
    を設け、 (ハ)孔の開いた固定板の一側に、変形可能な筒状体を
    該孔と連通して設けたポリウレタン注入補助カバーの該
    固定板を、その固定板の孔と内装下地ボードのポリウレ
    タン注入孔との位置を合わせて内装下地ボード内面に貼
    着し、(ニ)その内装下地ボードを、該ポリウレタン注
    入補助カバー先端が建築躯体表面と当接するようにして
    、前記スライド体の他方の固定板に貼着仮止めし、 (ホ)内装下地ボード外面のポリウレタン注入孔からポ
    リウレタン原料をポリウレタン注入補助カバー内に注入
    し、反応硬化させる ことを特徴とする内装下地ボードの取り付け方法。
  2. (2)請求項1において、スライド体の建築躯体側固定
    板を所定部で建築躯体側へ屈曲して脚部を形成するとと
    もに、該固定板の貼着面に粘着剤を設けて、その粘着剤
    が前記脚部により建築躯体表面から離れるようにし、該
    固定板を建築躯体表面の所定位置に配置した後、押圧し
    て前記脚部を折り曲げあるいは陥没させて、該固定板貼
    着面の粘着剤を建築躯体表面に圧着させることにより、
    該スライド体を建築躯体表面の所定位置に固定すること
    を特徴とする、内装下地ボードの取り付け方法。
  3. (3)凹凸等の不陸のある建築躯体表面に内装下地ボー
    ドを取り付ける方法において、 (イ)尖った刃型形状部が先端に形成された筒状体を固
    定板の一側に設けてなる複数の仮止め体の該刃型形状部
    を、建築躯体表面に突き刺すすことにより、その仮止め
    体を建築躯体表面に所定間隔でもって固定し、 (ロ)一方内装下地ボードに複数のポリウレタン注入孔
    を設け (ハ)変形可能な筒状体を孔の開いた固定板の一側に設
    けたポリウレタン注入補助カバーを、その固定板の孔と
    内装下地ボードのポリウレタン注入孔との位置を合わせ
    て内装下地ボード内面に貼着し、 (ニ)その内装下地ボードを、該ポリウレタン注入補助
    カバーの先端が建築躯体表面と当接するようにして、前
    記仮止め体の固定板に貼着し、 (ホ)内装下地ボード外面のポリウレタン注入孔からポ
    リウレタン原料をポリウレタン注入補助カバー内に注入
    し、反応硬化させる ことを特徴とする内装下地ボードの取り付け方法。
JP1079399A 1989-03-30 1989-03-30 内装下地ボードの取り付け方法 Pending JPH02256762A (ja)

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