JPH0225462Y2 - - Google Patents

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JPH0225462Y2
JPH0225462Y2 JP4583385U JP4583385U JPH0225462Y2 JP H0225462 Y2 JPH0225462 Y2 JP H0225462Y2 JP 4583385 U JP4583385 U JP 4583385U JP 4583385 U JP4583385 U JP 4583385U JP H0225462 Y2 JPH0225462 Y2 JP H0225462Y2
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JP
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suction pipe
honeycomb
over
air cleaner
case
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JP4583385U
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本願は、ハニカム型エレメントをケーシング内
に配設して成るエアクリーナに関する。
内燃機関の吸入空気を過するために用いられ
るエアクリーナは、菊花状にひだ折りされた紙
を多孔内筒の周りに配設した過エレメントを、
吸入管を備えたケース内に設けた構造のものが一
般的である。さらに、より寿命を増大させたもの
として、いわゆるハニカム構造の過エレメント
を用いたものが提案されるに至つている。その例
を示すと、第3図のように、一方端が開放し他方
端が閉塞する多数の流路1を設けたデイスク状の
ハニカム型過エレメント2を、中央部に出口管
3を備えたケース4内に配設して成るものであ
る。含塵エアは、ハニカム型過エレメント2の
一方端面から流入し、流路1内を流通する際に、
過され他方端へ流出する。
しかしながら、この構造のエアクリーナでは、
含塵エアの流れが過エレメント2の中央部にの
み集中し、過エレメント2の全体が有効利用さ
れないという欠点を有している。なお、第3図の
ものに、さらに側方に吸入管5を設けた上ケース
6を取付けたものも考えられているが(第2図)、
中央部および吸入管5から遠い側の過エレメン
ト2の部分に含塵エアが集中し、同様に、過エ
レメント2の全体の有効利用が図られない。
したがつて本願は、下方端が平坦面で上方端が
傾斜面をなすハニカム型エレメントを、傾斜面の
低部端側が、ケースに設けた吸入管側に位置する
ようにケース内に配設したエアクリーナ構造とす
ることにより、過エレメントの全体の有効利用
を図るようにしたエアクリーナを提供させたもの
である。
実施例により説明すると、第1図は本考案のエ
アクリーナであつて、上下ケース11,12間
に、ハニカム型過エレメント13を保持させて
成る。上ケース11は、逆円筒状のものであり、
天板14と側壁15とを有し、その開放端縁に環
状フランジ25を有する。側壁15には、外方に
向け伸びる吸入管16が設けられている。下ケー
ス12は、漏斗状のものであり、底壁17の中央
部に流出口18を有し、開放端縁に環状フランジ
19を有している。ハニカム型過エレメント1
3は、平板材と波板材とを重ね合せたものを
巻層し、その一方面の波板材の山部と他方面の
谷部とを交互に充填シールし、両面間に多数の流
路20を形成し前記両材にオイルを含浸させた
構造のものであり、その断面形状は台形を成して
いる。すなわち、過エレメント13の下方端
は、平坦面23であるが、上方端は傾斜面24に
なつている。過エレメント13の外周下端に
は、環状の取付フランジ26が設けられている。
ハニカム型過エレメント13は、上下ケース
11,12間に取付フランジ26がパツキング2
1を介して挾持され締付具22で締付けられるこ
とにより固定される。上下ケース11,12内の
過エレメント13は、上ケース11の吸入管1
6側に、その傾斜面24の低部端24a側が位置
するように配置される。すなわち、上ケース11
の天板14と過エレメント13の傾斜面24と
の間の空間27の容積は、吸入管16側から漸次
減少することになる。
上記エアクリーナは、下ケース12の流出口1
8が内燃機関のキヤブレータ(図示せず)に接続
され使用に供される。
含塵エアは、吸入管16から流入し、空間27
を経て過エレメント13を流通し、流出口18
から流出する。過エレメント13を流通する間
に、塵あいは除去される。吸入管16からの含塵
エアは、過エレメント13の全面をほぼ均質に
流れる。これは、前記空間27の容積が吸入管1
6側から漸次減少し、吸入管16から遠い側の空
間27の流路低抗が増大しているためである。含
塵エア中の塵あいのうち粗大なものを含む比較的
高比率のものは、貫性力が大であり、吸入管16
から遠い側の過エレメント13の部分に捕促さ
れるが、この部分は層厚になつており、捕促容量
が大であり、過エレメント13が不均質に利用
されることはない。
以上のように本考案のエアクリーナは、吸入管
を設けた上ケースと下ケースとの間に、下方端が
平坦面で上方端が傾斜面をなすハニカム型過エ
レメントを配設し、該エレメントの傾斜面の低部
端側を吸入管に位置させたものであるから、含塵
エアをハニカム型エレメントの全面に流入させる
ことができ、ハニカム型エレメントの有効利用が
図れる。また、上記過エレメントは、従来用い
られたデイスク形のものに比し、過面積が大き
く、その分だけ多量の塵あい捕促を可能にする。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のエアクリーナ断面図、第2
図、第3図は従来のエアクリーナ断面図である。 11……上ケース、12……下ケース、13…
…ハニカム型過エレメント、23……平坦面、
24……傾斜面、24a……低部端側。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 天板と側壁とを有する逆円筒状を成しており側
    壁に外方に向け伸びる吸入管を設けた上ケースと
    中央に流出口を設けた下ケースとの間に、ハニカ
    ム型過エレメントを配設して成るエアクリーナ
    において、下方端が平坦面であり、また上方端が
    傾斜面となつているハニカム型エレメントを、傾
    斜面の低部端側が前記吸入管側に位置するように
    配設して成るハニカム型エレメントを有するエア
    クリーナ。
JP4583385U 1985-03-28 1985-03-28 Expired JPH0225462Y2 (ja)

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JP4583385U JPH0225462Y2 (ja) 1985-03-28 1985-03-28

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JP4583385U JPH0225462Y2 (ja) 1985-03-28 1985-03-28

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JPS61163024U JPS61163024U (ja) 1986-10-09
JPH0225462Y2 true JPH0225462Y2 (ja) 1990-07-12

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JPH0538806Y2 (ja) * 1988-05-09 1993-09-30

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JPS61163024U (ja) 1986-10-09

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