JPH0224610Y2 - - Google Patents

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JPH0224610Y2
JPH0224610Y2 JP1986164060U JP16406086U JPH0224610Y2 JP H0224610 Y2 JPH0224610 Y2 JP H0224610Y2 JP 1986164060 U JP1986164060 U JP 1986164060U JP 16406086 U JP16406086 U JP 16406086U JP H0224610 Y2 JPH0224610 Y2 JP H0224610Y2
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JP
Japan
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diamond tool
grinding wheel
axis
grindstone
diamond
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JP1986164060U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は研削盤の改良されたNC砥石修正装置
に関する。
従来技術 従来、知られている研削盤の砥石修正装置はダ
イヤモンド工具の取付角度は砥石軸に対して一般
には30゜傾斜されていて一定であるものが使用さ
れている。また実開昭60−39455号のようにダイ
ヤモンド工具の取付角度を反転できるものが知ら
れているが自動で反転できるものでない。
考案が解決しようとする問題点 ダイヤモンド工具の取付角度が一定のもの或い
は自動で反転できないものでは修正可能砥石形状
が第5図イのような形状に制限され第5図ロのよ
うな形状は修正不可能である。このため加工物形
状範囲が狭い問題があつた。またダイヤモンド工
具が砥石に接触した位置を正確に検出する手段を
有しないため接触点を確認できない場合特に正確
なドレツシング量をうることは困難であつた。
問題点を解決するための手段 切込台11上に旋回可能に軸承され先端にダイ
ヤモンド工具20を砥石軸心と平行な平面内で砥
石1の外周に向かつて傾斜して取付けたダイヤモ
ンド工具旋回割出軸22と、該ダイヤモンド工具
旋回割出軸を180゜旋回させる駆動手段25,26
と、前記ダイヤモンド工具旋回割出軸22をその
旋回端位置で固定するクランプ手段27と、前記
ダイヤモンド工具旋回割出軸に付加されダイヤモ
ンド工具が砥石に接触した瞬間の現象を検出する
センサ31とを備えてなるものである。
実施例 以下本考案の実施例を図面にもとづき説明す
る。周知の円筒研削盤において砥石1を先端に嵌
着した砥石軸を回転可能に軸承した砥石台2上の
砥石軸の後側に砥石軸と平行な2本の案内面3a
を有する修正台3が固設されている。この案内面
3aにリニアベアリング4を介してトラバース台
5が載置され、トラバース台5は上面に砥石軸と
直角方向に2本の案内面5aを有し修正台3上に
軸受によつて回転のみ可能に軸承されるとともに
サーボモータ6で駆動制御されるボールねじ7に
よつてトラバース送りされる。トラバース台5の
案内面5a上にはリニアベアリング8を介して移
動台9が載置されている。この移動台9上にもま
た砥石軸と直角方向の2本の案内面9aが設けら
れており、この案内面9a上にリニアベアリング
10を介して切込台11が載置されている。切込
台11は移動台9上に軸受によつて回転可能に軸
承されたサーボモータ12で駆動制御されるボー
ルねじ13によつて切込送りが与えられる。そし
て修正台3の上面後部に砥石軸と平行にテンプレ
ート取付台14が修正台3上のブラケツト3bを
螺装した調整ボルト15によつて砥石軸心との平
行度を調整可能に取付けられている。テンプレー
ト取付台14には砥石と反対面が直線接触面であ
るテンプレート16が固着され、このテンプレー
ト16に対してフイーラ17が移動台9の下面に
取付けられている。さらにテンプレート16とフ
イーラ17とを常時接触させるための移動台9の
前端に固着の当板9aとトラバース台5の砥石側
端面との間にばね18が介装されている。また切
込台11上には砥石外周面に傾斜したダイヤモン
ド工具20を有するダイヤモンドホルダ21を取
替え可能に同心に固着したダイヤモンド工具旋回
割出軸22が回転可能に砥石軸と直角方向に軸承
され、ダイヤモンド工具旋回割出軸22はピニオ
ン23が固定されていてラツク24によつて180゜
旋回される。
このラツク24は切込台11にダイヤモンド工
具旋回割出軸22と直角方向に形成された油圧シ
リンダ25に嵌装されたピストン26に外周軸方
向に刻設されている。油圧シリンダ25は両側の
室に油路25a,25bが開口しており切換弁を
介して油圧源とタンクにそれぞれ接続されてい
る。さらにダイヤモンド工具旋回割出軸22の2
個所の軸受の中間位置に油圧拡張ブシユ27が僅
かの隙間で嵌装されている。この油圧拡張ブシユ
27は外周部に環状ぬすみを削設して中央部を薄
肉部として切込台11に環状ぬすみの部分が油溜
まりとなるようにし且つ両端のOリングで油もれ
のないように密嵌されこの環状ぬすみに油路27
aが開口していて油路27aは切換弁を介して油
圧源に接続されている。さらに砥石1の図示しな
い固定カバーにダイヤモンド工具20の先端位置
を検出するタツチ信号を出力するタツチセンサ2
8が設けられており、このタツチセンサ28はダ
イヤモンド工具20の切込みXB方向及びこの方
向と直角ZB方向の+方向、一方向の三方向のダ
イヤモンド刃先の位置を検出できるよう3検出面
を有するものである。さらにまたダイヤモンド工
具旋回割出軸22の後端は切込台11に固定され
た振動伝達筒29にオイルレス軸受を介して軸承
されており、この振動伝達筒29の後端にカツプ
状の検出器取付筒30が締着されている。そして
検出器取付筒30内にダイヤモンド工具20先端
と砥石1との接触を検知して信号を出力するセン
サ31が内蔵され、ばね32によつてセンサ31
が振動伝達筒の後端に圧接されている。センサ3
1はダイヤモンド工具20が砥石1に接触したと
き超音波エネルギーを検知してその出力信号を増
幅後弁別部で接触音のみ通過させ検波部にて直流
レベルに変換し可変増巾部にて接触レベルに増巾
して比較部にて接触レベルに達したか否かの信号
を作りそのレベルに達したとき接触信号を制御装
置に出力する。
次ぎにダイヤ先端位置の1方向について表した
ダイヤ摩耗補正、ダイヤ異常を検出を示す第4図
のブロツク線図において、41はNC装置に内蔵
した記憶回路でダイヤモンド工具20を取付けた
ときその刃先をタツチセンサ28に接触させたと
きのXB軸(ダイヤモンド切込方向)座標値を初
期値XB1として入力し、ドレツシング後にダイヤ
モンド工具20の刃先をタツチセンサ28に同様
に接触させたときのXB軸座標値(ドレツシング
毎に更新)XB2を入力し、またダイヤモンド工具
の摩耗補正量を決める設定値XB3を入力し、さら
にダイヤモンド工具の異常摩耗、欠損等の判定す
る設定値XB4を入力する。42は演算回路42で
記憶回路41に記憶したXB1,XB2よりXB2
XB1を演算する。43は比較判定回路で演算回路
42の演算値XB0に対し補正の設定値XB3または
異常判定の設定値XB4とを比較する。XB0≧XB4
であれば異常として表示するとともに本機の停止
指令を出す。XB0≧XB3であれば補正量XB0を出
力するとともに初期値XB1をXB2の値に更新して
次ぎの更新まではこのXB2がXB1となる。XB0
XB3であれば修正サイクルが続行される。44は
ダイヤモンド切込量補正回路で補正量XB0で切込
量を補正しし修正サイクルを続行する。
作 用 今ダイヤモンド工具20は第1図のように傾斜
してクランプされ待期しており、第5図ロのaの
形に砥石を修正するべくその形状が図示しない
NC装置の記憶回路にダイヤモンド工具20の切
込方向XB軸、トラバース方向ZB軸の座標値とし
て記憶されている。またダイヤモンド工具が取付
けられた時、切込台11のXB軸方向に移動させ
刃先位置が砥石とに接触したことをセンサ31で
検出してNC装置に記憶させておきこの位置をも
とにして切込送りを行えるようにしておく。切込
台11が後退位置、トラバース台5を左端(第2
図)位置に待期している修正装置に砥石修正の指
令が出ると、サーボモータ12が制御回転されボ
ールねじ13によつて切込台11が前進送りさ
れ、NC装置で指令されたXB位置、ZB位置の砥
石1のR面の横に位置決めされる。サーボモータ
6が制御回転されボールねじ7によつてトラバー
ス台5がZB方向に送られダイヤモンド工具20
が砥石1と接触する位置でXB軸方向の送りが加
えられて合成運動により左R面をドレツシング
し、次いでZB方向の送りで外周を中央まで直線
にドレツシングする。この位置でXB軸一方向の
送りで一旦ダイヤモンド工具20を後退させる。
油圧シリンダ25の圧油方向を切換え、ピストン
26を移動させてラツク24、ピニオン23を介
してダイヤモンド工具旋回割出軸22を180゜反転
させてダイヤモンド工具20を第1図と反対向き
とする。次いでZB軸一方向に少し戻したあとXB
軸の+方向に送り前のXB位置に位置決めする。
次いでZB軸方向+方向に送つて外周直線部をド
レツシングし、所定位置でXB軸+方向の送りが
加えられて合成運動で右R面のドレツシングを行
う。次ぎにZB軸+方向のみの送りで砥石よりダ
イヤモンド工具20を離しXB軸−方向送りで後
退ZB軸−方向、次いでXB軸+方向で初めの位置
に戻しXB軸切込送りを与えて同様に数回繰り返
す。トラバース台5のトラバースとともに移動台
9はともにトラバース送りが行われトラバース台
5がボールねじ、リニアベアリングのボールの僅
かの不円滑に起因するウエービング現象がおこ
る。しかし移動台9はトラバース台5上で砥石半
径方向に軽く摺動可能にリニアベアリングで載置
案内され且つフイーラ17がテンプレート16の
真直な接触面に接触しているためトラバース台5
のウエービング状のふらつきの動きに追従するこ
となく真直に移動する。従つてダイヤモンド工具
20は砥石1の外周巾方向を真直に且つ正しい両
R面に修正される。
このように修正が行われるが修正によりダイヤ
モンド工具20は僅かづつ摩耗していく。この摩
耗量が規定量以上となると仕上精度に影響する。
またダイヤモンド先端に欠けが発生するとただし
い修正ができない。このためダイヤモンド工具2
0の摩耗補正、ダイヤモンドの異常検出を行う。
この動作を第4図を参照して説明する。
ダイヤモンド工具20をダイヤモンドホルダ2
1に最初取付けた時、先ず切込台11をXB軸送
りして砥石1に接触した瞬間をセンサ31で検出
してダイヤモンド工具20と砥石1との関係位置
を記憶し切込みの起点とする。次いで切込台11
をZB軸、XB軸送りしてタツチセンサ28にXB
軸方向に当接させ、タツチ信号出力時のVB座標
値をNC装置の記憶回路41に初期値として記憶
させる。次いでZB軸+方向にタツチセンサ28
のタツチ信号出力時にZB座標値、ダイヤモンド
工具20を180゜反転してZB軸一方向にタツチセ
ンサ28のタツチ信号出力時のZB座標値をそれ
ぞれに記憶回路41に初期値として記憶させる。
このように3方向のダイヤモンド工具の刃先位置
を検出するが3方向とも同じ検出制御が行われる
のでXB方向について説明する。
初期値としてXB1が、またドレツシング後常に
同様にダイヤモンド工具20の刃先位置をXB2
して記憶され最も新しい値に更新されていく。ド
レツシングする毎に演算回路42ではXB2−XB1
の演算が行われ演算値XB0を比較判定回路に入力
して記憶回路41の記憶した補正量の設定値XB3
と比較するXB0<XB3のとき正常とし修正サイク
ルを続行する。XB0≧XB3のとき記憶回路41の
初期値XB1を更新してドレツシングの最も新しい
値XB2をXB1とするとともに補正回路44でダイ
ヤモンド工具のNC装置の切込量をXB0分補正修
正サイクルを続行する。XB0≧XB4であれば異常
として表示し本機の運転を停止させる。
効 果 以上詳述したように本考案はダイヤモンド工具
を砥石外周に対して傾斜して取付けてダイヤモン
ド割出回転軸を駆動装置で180゜反転可能に設けた
ので、ダイヤモンド工具の取付角度を反転し且そ
れを自動で行わなければ修正できない複雑な形状
の砥石、逆方向の段差の修正が連続した行程で可
能となり各種工作物への対応が容易となる。また
ダイヤモンド工具の砥石接触位置が検出できるの
で接触位置を確認できない場合においても正確な
砥石修正量がえられる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は砥石修正装置の砥石半径方向の断面
図、第2図は同装置の砥石軸方向の断面図、第3
図は第1図のA−A線断面図、第4図はダイヤモ
ンド工具刃先の摩耗補正、並びに異常検出のブロ
ツク線図、第5図は砥石のドレツシング例を示す
図である。 3……修正台、5……トラバース台、9……移
動台、11……切込台、20……ダイヤモンド工
具、22……ダイヤモンド工具旋回割出軸、23
……ピニオン、24……ラツク、25……シリン
ダ、26……ピストン、27……油圧拡張ブシ
ユ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 切込台11上に旋回可能に軸承され先端にダイ
    ヤモンド工具20を砥石軸心と平行な平面内で砥
    石外周に向かつて傾斜して取付けたダイヤモンド
    工具旋回割出軸22と、該ダイヤモンド工具旋回
    割出軸を180゜旋回させる駆動手段23,24,2
    5,26と、前記ダイヤモンド工具旋回割出軸を
    その旋回端位置で固定するクランプ手段27と、
    前記ダイヤモンド工具旋回割出軸に付加されダイ
    ヤモンド工具が砥石に接触した瞬間の現象を検出
    するセンサ31とを備えてなることを特徴とする
    NC砥石修正装置。
JP1986164060U 1986-10-24 1986-10-24 Expired JPH0224610Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986164060U JPH0224610Y2 (ja) 1986-10-24 1986-10-24

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JP1986164060U JPH0224610Y2 (ja) 1986-10-24 1986-10-24

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JPS6370865U JPS6370865U (ja) 1988-05-12
JPH0224610Y2 true JPH0224610Y2 (ja) 1990-07-05

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ID=31092829

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DE3707775C2 (de) * 1987-03-11 1996-03-07 Jung Gmbh K CNC-gesteuerte Schleifmaschine mit einer Abrichtvorrichtung
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JPS6039455B2 (ja) * 1980-10-15 1985-09-06 日立造船株式会社 連続鋳造設備の鋳型

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