JPH02239943A - インクジエットプリンタの目詰検出装置 - Google Patents
インクジエットプリンタの目詰検出装置Info
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- JPH02239943A JPH02239943A JP6296589A JP6296589A JPH02239943A JP H02239943 A JPH02239943 A JP H02239943A JP 6296589 A JP6296589 A JP 6296589A JP 6296589 A JP6296589 A JP 6296589A JP H02239943 A JPH02239943 A JP H02239943A
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Landscapes
- Ink Jet (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、インクジェットプリンタの目詰りを光学的手
段によらず、振動センサーによって検出するようにした
装置に関するものである。
段によらず、振動センサーによって検出するようにした
装置に関するものである。
この種インクジェットプリンタは、ノズルからインク滴
を噴射し、被印刷面にインクドットを形成して任意の文
字や図形を印刷するノンインパクト方式のプリンタであ
る。このインクジエ・ノトプリンタは、小型化が可能で
あり、運転音が小さい、印刷速度が速い、非平坦面への
印刷及びカラー印刷が可能等の利点を有しており、その
用途は増大する一方である。
を噴射し、被印刷面にインクドットを形成して任意の文
字や図形を印刷するノンインパクト方式のプリンタであ
る。このインクジエ・ノトプリンタは、小型化が可能で
あり、運転音が小さい、印刷速度が速い、非平坦面への
印刷及びカラー印刷が可能等の利点を有しており、その
用途は増大する一方である。
而して、このプリンタにあって、インクの噴射方式には
、連続方式.オンデマンド方式,電界制御方式,インク
ミスト方式,バブルジエソト方式等がある。いずれの方
式であっても、インクを噴射するノズルは、直径が数十
μm乃至約100μmという極めて小さいものであり、
インクの種類によっては、インク成分の結晶化や大粒子
の存在によりノズル目詰りを起こし易いという問題があ
る。
、連続方式.オンデマンド方式,電界制御方式,インク
ミスト方式,バブルジエソト方式等がある。いずれの方
式であっても、インクを噴射するノズルは、直径が数十
μm乃至約100μmという極めて小さいものであり、
インクの種類によっては、インク成分の結晶化や大粒子
の存在によりノズル目詰りを起こし易いという問題があ
る。
またオンデマンド方式のプリンタヘッドでは、インクの
供給がインク流通路の毛管吸引力と、インク室内の振動
板の復元力とのバランスにて行われるため、インク中に
気泡が混入するともはやインクの吐出が行われなくなる
という問題がある。ノズルの目詰りが起こると、当然、
印刷不良を引き起こす。またこの印刷不良は被印刷物へ
印刷した後に発見されるため、印刷不良による不良品を
発生させるという欠点があった。
供給がインク流通路の毛管吸引力と、インク室内の振動
板の復元力とのバランスにて行われるため、インク中に
気泡が混入するともはやインクの吐出が行われなくなる
という問題がある。ノズルの目詰りが起こると、当然、
印刷不良を引き起こす。またこの印刷不良は被印刷物へ
印刷した後に発見されるため、印刷不良による不良品を
発生させるという欠点があった。
そのため、従来にあっては、例えば第6図及び第7図に
示すように、光学式の検出手段によって、ノズルの目詰
りを監視するようにしている。第6図に示す従来技術は
、米国特許第4.323,908号公報に記載された技
術である。この従来技術にあっては、パルス発生装置1
からのパルス信号によりヘッド本体2の圧電素子3を機
械的振動に変換し、インク室4のインクをノズル先端5
から押し出してインクWj6を形成し、これを被印刷物
へ付着させている。そして、ノズル目詰りの検出は、ノ
ズル先端5から吐出されたインク滴6を光電検出器7に
よって検知することで行っている。
示すように、光学式の検出手段によって、ノズルの目詰
りを監視するようにしている。第6図に示す従来技術は
、米国特許第4.323,908号公報に記載された技
術である。この従来技術にあっては、パルス発生装置1
からのパルス信号によりヘッド本体2の圧電素子3を機
械的振動に変換し、インク室4のインクをノズル先端5
から押し出してインクWj6を形成し、これを被印刷物
へ付着させている。そして、ノズル目詰りの検出は、ノ
ズル先端5から吐出されたインク滴6を光電検出器7に
よって検知することで行っている。
また第7図に示す従来技術は、特開昭63−30802
号公報Gこ記載された技術である。この従来技術では、
ヘッド本体2の圧電素子3を振動させて、ノズル先端面
8よりインク滴9を吐出させる場合にあって、ノズル先
端面8のインクのメニスカス(毛細管現象によって、液
の表面の形成する曲面)10の動きを検知することで、
ノズル目詰りを検出するようにしている。すなわち、同
図の図(a)に示す状態から、圧電素子3に電圧を印加
すると、圧電素子3が伸縮し、インク室4内の圧力が減
圧状態となる。そのため、インクのメニスカス10は同
図の図(blに示すように、ノズル先端面8から内側へ
引き込まれる。このとき光源11からの光を遮っていた
インクが移動するので、光電検出器12へ光が達するよ
うになる。このようにして、インクのメニスカス10の
動きを光学的検出手段により検知することで、ノズルの
目詰りを検出するようにしている。なお、この従来技術
にあって、圧電素子3が元の状態へ復帰すると、圧力室
4の圧力が高くなるので、インクは同図の図(Clに示
す状態を経て同図の図fdlに示すように、インク滴9
となって被印刷物へ噴射される。
号公報Gこ記載された技術である。この従来技術では、
ヘッド本体2の圧電素子3を振動させて、ノズル先端面
8よりインク滴9を吐出させる場合にあって、ノズル先
端面8のインクのメニスカス(毛細管現象によって、液
の表面の形成する曲面)10の動きを検知することで、
ノズル目詰りを検出するようにしている。すなわち、同
図の図(a)に示す状態から、圧電素子3に電圧を印加
すると、圧電素子3が伸縮し、インク室4内の圧力が減
圧状態となる。そのため、インクのメニスカス10は同
図の図(blに示すように、ノズル先端面8から内側へ
引き込まれる。このとき光源11からの光を遮っていた
インクが移動するので、光電検出器12へ光が達するよ
うになる。このようにして、インクのメニスカス10の
動きを光学的検出手段により検知することで、ノズルの
目詰りを検出するようにしている。なお、この従来技術
にあって、圧電素子3が元の状態へ復帰すると、圧力室
4の圧力が高くなるので、インクは同図の図(Clに示
す状態を経て同図の図fdlに示すように、インク滴9
となって被印刷物へ噴射される。
このように従来のノズル目詰りを検出する手段は、いず
れも光学的な方法によるものである。ここにおいて、イ
ンク滴の大きさは、ノズル噴射孔の直径が前述した如く
数十μm程度の極めて細いものであるため、せいぜい5
0〜200μm程度である。従って、このような微細な
インク滴を光学的手段で検知するためには、検出器の設
置位置精度や検出精度は高いものでなければならなかっ
た。
れも光学的な方法によるものである。ここにおいて、イ
ンク滴の大きさは、ノズル噴射孔の直径が前述した如く
数十μm程度の極めて細いものであるため、せいぜい5
0〜200μm程度である。従って、このような微細な
インク滴を光学的手段で検知するためには、検出器の設
置位置精度や検出精度は高いものでなければならなかっ
た。
そのため、全体の機構及び光学的検出装置の判別回路の
構成が複雑になるという欠点があった。またインクジェ
ットプリンタのノズル数が多くなる程、光学的検出装置
の設置が困難になるという欠点もあった。更に、光学的
検出装置の僅かの位置ズレ等で検出不良となり、信頼性
に欠けるという欠点があった。
構成が複雑になるという欠点があった。またインクジェ
ットプリンタのノズル数が多くなる程、光学的検出装置
の設置が困難になるという欠点もあった。更に、光学的
検出装置の僅かの位置ズレ等で検出不良となり、信頼性
に欠けるという欠点があった。
本発明は、従来の前記課題に鑑みてこれを改良除去した
ものであって、簡単な構成で信頼性が高く且つ低コスト
の目詰検出装置を提供せんとするものである。
ものであって、簡単な構成で信頼性が高く且つ低コスト
の目詰検出装置を提供せんとするものである。
而して、前記課題を解決するために本発明が採用した手
段は、インクジエソトプリンタのノズル先端に対向して
配置された振動センサーと、この振動センサーの出力信
号を判別する判別器とでインクジエソトプリンターの目
詰検出装置を構成している。
段は、インクジエソトプリンタのノズル先端に対向して
配置された振動センサーと、この振動センサーの出力信
号を判別する判別器とでインクジエソトプリンターの目
詰検出装置を構成している。
インクジェットプリンタのノズル先端に対向して配置さ
れた振動センサーへインク滴を噴射すると、インク滴が
衝突した振動により前記振動センサーに電圧が発生する
。この電圧値を測定して判別回路で比較することにより
、インク滴が正常に噴射されたかどうかを判別すること
が可能である。
れた振動センサーへインク滴を噴射すると、インク滴が
衝突した振動により前記振動センサーに電圧が発生する
。この電圧値を測定して判別回路で比較することにより
、インク滴が正常に噴射されたかどうかを判別すること
が可能である。
すなわち、ノズルに目詰りが発生しているかどうかを検
出することが可能である。
出することが可能である。
以下に、本発明の構成をオンデマンド型のインクジェッ
トプリンタへ適用した実施例に基づいて図面を参照して
説明すると次の通りである。
トプリンタへ適用した実施例に基づいて図面を参照して
説明すると次の通りである。
第1図は実施例装置の全体を示すブロソク図である。イ
ンクジエソトプリンタ20は、インク容器21からヘソ
ド本体22のインク室23ヘインクを供給するようにな
っている。インク室23のインクは、ヘッド本体22に
取り付けた圧電素子24にパルス発生装置25を介して
電圧を印加して振動させることにより、インク室23の
圧力を変動させ、インクをノズル先端26から噴射する
ようになっている。この構成は従来の場合と基本的に同
じである。
ンクジエソトプリンタ20は、インク容器21からヘソ
ド本体22のインク室23ヘインクを供給するようにな
っている。インク室23のインクは、ヘッド本体22に
取り付けた圧電素子24にパルス発生装置25を介して
電圧を印加して振動させることにより、インク室23の
圧力を変動させ、インクをノズル先端26から噴射する
ようになっている。この構成は従来の場合と基本的に同
じである。
而して、この実施例の目詰検出装置27は、インクジエ
ソトプリンタ20のノズル先端26に対向して配置され
た振動センサー28を有している。この振動センザー2
8の出力信号は、増幅器29で増幅され、更に増幅され
た信号を判別器30で判別するようにしている。また振
動センサー28のインクジエソトプリンタ20側には、
インク滴31を付着させるためのペーパー32が設置さ
れている。
ソトプリンタ20のノズル先端26に対向して配置され
た振動センサー28を有している。この振動センザー2
8の出力信号は、増幅器29で増幅され、更に増幅され
た信号を判別器30で判別するようにしている。また振
動センサー28のインクジエソトプリンタ20側には、
インク滴31を付着させるためのペーパー32が設置さ
れている。
目詰りの検出は、先ずパルス発生装置25をON・OF
F動作させてノズル先端26からインク滴31をペーパ
ー32へ向けて噴射する。噴射されたインク滴31は、
前記ペーパー32へ衝突する。振動センサー28は、前
記インク滴31がペーパー32へ衝突した時の振動を検
知し、振動の度合に応じて電圧を発生する。増幅器29
は、前記振動センサー28の電圧値を増幅し、判別器3
0へ出力する。判別器30は、増幅器29からの信号が
所定の値に対してこれを上回るかどうかを比較する。増
幅された信号が所定の値を越える場合には、インク滴3
1が正常に噴射されていると判断し、また増幅された信
号が所定の値に満たない場合には、ノズル目詰りが発生
していると判断する。必要であれば、判別器30の出力
信号を音声又はCRT表示器等により表示すればよい。
F動作させてノズル先端26からインク滴31をペーパ
ー32へ向けて噴射する。噴射されたインク滴31は、
前記ペーパー32へ衝突する。振動センサー28は、前
記インク滴31がペーパー32へ衝突した時の振動を検
知し、振動の度合に応じて電圧を発生する。増幅器29
は、前記振動センサー28の電圧値を増幅し、判別器3
0へ出力する。判別器30は、増幅器29からの信号が
所定の値に対してこれを上回るかどうかを比較する。増
幅された信号が所定の値を越える場合には、インク滴3
1が正常に噴射されていると判断し、また増幅された信
号が所定の値に満たない場合には、ノズル目詰りが発生
していると判断する。必要であれば、判別器30の出力
信号を音声又はCRT表示器等により表示すればよい。
これにより、ノズルに目詰りが発生しているかどうかを
検出することが可能である。
検出することが可能である。
なお、ペーパー32を配置した理由は、目詰りの検出を
繰り返して行う場合にあって、このペーパー32がない
と、振動センサー28へインク滴31が付着堆積し、振
動センサー28の検出感度が低下するからである。もち
ろん、振動センサー28へ直接インク滴31を衝突させ
て目詰り状態を検出することも可能であることは言うま
でもない。
繰り返して行う場合にあって、このペーパー32がない
と、振動センサー28へインク滴31が付着堆積し、振
動センサー28の検出感度が低下するからである。もち
ろん、振動センサー28へ直接インク滴31を衝突させ
て目詰り状態を検出することも可能であることは言うま
でもない。
第2図は、実際にインクジエソトプリンタを製作して、
本発明の効果を確認した実験装置の全体を示す図面であ
る。実験は、ノズル直径が50μmの二室を有するステ
ンメ型プリントヘソド40を製作して行った。そして、
直径5Nで厚さQ.3+uの冨士セラミソクス製圧電素
子41を、直径5 ++nで厚さQ,4mmの大きさの
ステンレス円板42に接着し、これを振動板43として
プリントヘッド40に装着した。
本発明の効果を確認した実験装置の全体を示す図面であ
る。実験は、ノズル直径が50μmの二室を有するステ
ンメ型プリントヘソド40を製作して行った。そして、
直径5Nで厚さQ.3+uの冨士セラミソクス製圧電素
子41を、直径5 ++nで厚さQ,4mmの大きさの
ステンレス円板42に接着し、これを振動板43として
プリントヘッド40に装着した。
一方、プリントヘッド40に対向して富士セラミソクス
製の振動センサー44を配置し、該振動センサー44に
インク滴45の衝突板46を固定した。なお、その場合
の衝突板46とノズル先端面との距離tは2mmに設定
した。使用したインクは、セイコーエプソン製インクジ
ェットプリンター用インクである。
製の振動センサー44を配置し、該振動センサー44に
インク滴45の衝突板46を固定した。なお、その場合
の衝突板46とノズル先端面との距離tは2mmに設定
した。使用したインクは、セイコーエプソン製インクジ
ェットプリンター用インクである。
実験は、このような設定状態において、振動板43に、
パルス発生装置47で140V, 60μsの方形波パ
ルス電圧を印加し、ノズル孔48からインク滴45を吐
出させて行った。そして、インク滴45が衝突板46に
衝突したときの振動を電圧値に変換し、これをストレー
ジスコープ49で記録した。
パルス発生装置47で140V, 60μsの方形波パ
ルス電圧を印加し、ノズル孔48からインク滴45を吐
出させて行った。そして、インク滴45が衝突板46に
衝突したときの振動を電圧値に変換し、これをストレー
ジスコープ49で記録した。
第3図乃至第5図は、ストレージスコープ49の記録結
果を示すものである。第3図は、ノズル孔48に目詰り
が発生していない正常な状態における電圧波形である。
果を示すものである。第3図は、ノズル孔48に目詰り
が発生していない正常な状態における電圧波形である。
また第4図は、ドライヤーでノズル孔48の部分を強制
的に加熱乾燥させ、やや目詰りが発生した状態の電圧波
形である。更に第5図は、同様にしてノズル孔48の部
分を加熱乾燥させ、完全に目詰りを発生させた場合の電
圧波形である。
的に加熱乾燥させ、やや目詰りが発生した状態の電圧波
形である。更に第5図は、同様にしてノズル孔48の部
分を加熱乾燥させ、完全に目詰りを発生させた場合の電
圧波形である。
インクの吐出が正常に行われている第3図の電圧波形に
よれば、インク滴45が衝突板46へ衝突すると、大き
な振動が発生し、次第に減衰して400μs後には、ほ
ぼ定常状態に戻っている。ところが、やや目詰りを起こ
した第4図の状態では、吐出されるインク滴45の量が
少なくなるため、衝突による振動が小さくなっている。
よれば、インク滴45が衝突板46へ衝突すると、大き
な振動が発生し、次第に減衰して400μs後には、ほ
ぼ定常状態に戻っている。ところが、やや目詰りを起こ
した第4図の状態では、吐出されるインク滴45の量が
少なくなるため、衝突による振動が小さくなっている。
また完全に目詰りを起こした第5図の状態では、当然の
ことながらインク滴45の吐出が行われず、振動は全く
発生していない。これらの結果から明らかなように、イ
ンク滴45が衝突板46へ衝突した場合の振動を測定す
ることにより、インクジエソトプリンタのノズル目詰り
を検出することが可能である。なお、ノズルが複数個設
けられる場合については、ノズル毎にインク滴を吐出し
て目詰り状態を検出するようにすればよい。
ことながらインク滴45の吐出が行われず、振動は全く
発生していない。これらの結果から明らかなように、イ
ンク滴45が衝突板46へ衝突した場合の振動を測定す
ることにより、インクジエソトプリンタのノズル目詰り
を検出することが可能である。なお、ノズルが複数個設
けられる場合については、ノズル毎にインク滴を吐出し
て目詰り状態を検出するようにすればよい。
ところで、本発明は上述した実施例に限定されるもので
はなく、適宜の変更が可能である。例えば、振動センサ
ーとしては、市販されている小型のコンデンサーマイク
ロホンを使用し、インク滴の衝突音の大きさを測定して
目詰り状態を検出するようにすることも可能である。
はなく、適宜の変更が可能である。例えば、振動センサ
ーとしては、市販されている小型のコンデンサーマイク
ロホンを使用し、インク滴の衝突音の大きさを測定して
目詰り状態を検出するようにすることも可能である。
以上説明したように本発明にあっては、ノズルから噴射
されたインク滴を振動センサーへ衝突させて、その衝突
時の振動の大きさを測定することにより、インクジェッ
トフ゜リンタのノズル目詰りを検出することが可能であ
る。従って、目詰りの検出は、インク滴を振動センサー
へ衝突させればよく、検出装置の設置精度をラフにする
ことが可能である。すなわち、従来のように極めて微細
なインク滴を光学的に検出する必要がないので、検出ミ
ス等がなく、信頼性の高い検出が得られる。
されたインク滴を振動センサーへ衝突させて、その衝突
時の振動の大きさを測定することにより、インクジェッ
トフ゜リンタのノズル目詰りを検出することが可能であ
る。従って、目詰りの検出は、インク滴を振動センサー
へ衝突させればよく、検出装置の設置精度をラフにする
ことが可能である。すなわち、従来のように極めて微細
なインク滴を光学的に検出する必要がないので、検出ミ
ス等がなく、信頼性の高い検出が得られる。
しかも、検出装置全体の構成が極めて簡単であり、小型
化並びに低コスト化が可能である。
化並びに低コスト化が可能である。
第1図は本発明の一実施例に係る検出装置の全体を示す
ブロック図、第2図は本発明の効果を確認するための実
験装置の全体を示すブロソク図、第3図乃至第5図は実
験結果を表した電圧波形図、第6図は従来の日詰検出装
置を示すブロソク図、第7図の図(al乃至図fd)は
従来の別の目詰検出装置の動作態様を説明する図面であ
る。 20・・・インクジェットプリンタ 22・・・ヘソド本体 23・・・インク26・・
・ノズル先端面 27・・・目詰検出装置28・・・
振動センサー 3o・・・判別器31・・・インク滴 特許出願人 株式会社イナックス 代 理 人 弁理士 内田敏彦 区 Cつ 味 区 く 味 −H省 区 α) 味
ブロック図、第2図は本発明の効果を確認するための実
験装置の全体を示すブロソク図、第3図乃至第5図は実
験結果を表した電圧波形図、第6図は従来の日詰検出装
置を示すブロソク図、第7図の図(al乃至図fd)は
従来の別の目詰検出装置の動作態様を説明する図面であ
る。 20・・・インクジェットプリンタ 22・・・ヘソド本体 23・・・インク26・・
・ノズル先端面 27・・・目詰検出装置28・・・
振動センサー 3o・・・判別器31・・・インク滴 特許出願人 株式会社イナックス 代 理 人 弁理士 内田敏彦 区 Cつ 味 区 く 味 −H省 区 α) 味
Claims (1)
- 1、インクジェットプリンタのノズル先端に対向して配
置された振動センサーと、この振動センサーの出力信号
を判別する判別器とで構成したことを特徴とするインク
ジェットプリンタの目詰検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6296589A JPH02239943A (ja) | 1989-03-14 | 1989-03-14 | インクジエットプリンタの目詰検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6296589A JPH02239943A (ja) | 1989-03-14 | 1989-03-14 | インクジエットプリンタの目詰検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02239943A true JPH02239943A (ja) | 1990-09-21 |
Family
ID=13215555
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6296589A Pending JPH02239943A (ja) | 1989-03-14 | 1989-03-14 | インクジエットプリンタの目詰検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02239943A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7216949B2 (en) * | 2004-04-14 | 2007-05-15 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Ink jet printer |
US8087294B2 (en) * | 2007-11-27 | 2012-01-03 | Seiko Epson Corporation | Discharge inspection mechanism, recording device, discharge inspection method, and discharge inspection program |
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1989
- 1989-03-14 JP JP6296589A patent/JPH02239943A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7216949B2 (en) * | 2004-04-14 | 2007-05-15 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Ink jet printer |
US8087294B2 (en) * | 2007-11-27 | 2012-01-03 | Seiko Epson Corporation | Discharge inspection mechanism, recording device, discharge inspection method, and discharge inspection program |
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