JPH02239923A - 複合物品を製造する方法 - Google Patents

複合物品を製造する方法

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JPH02239923A
JPH02239923A JP1317933A JP31793389A JPH02239923A JP H02239923 A JPH02239923 A JP H02239923A JP 1317933 A JP1317933 A JP 1317933A JP 31793389 A JP31793389 A JP 31793389A JP H02239923 A JPH02239923 A JP H02239923A
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fugative
braiding
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manufacturing
fibers
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JP1317933A
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English (en)
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Raymond G Spain
レイモンド・ジー・スペイン
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Airfoil Textron Inc
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  • Braiding, Manufacturing Of Bobbin-Net Or Lace, And Manufacturing Of Nets By Knotting (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産　土のＩｇ！ 本発明は、フュガティブ性繊維を編組用繊維として及び
、又はながは緒スタッファ繊維として用いてプレフォー
ムを編組し、その編組プレフォームとマトリックス材と
の複合物品を製造する方法に関する。
良米立且浦 立体（３Ｄ）編組は、繊維又はフィラメントを連続的に
編み合せることによって繊維製プレフォームを形成する
ための周知の方法である。立体編組工程においては、縦
横に格子状に配列された複数の繊維キャリアをキャリア
支持表面即ち編組綿に沿って移動させる。繊維は各キャ
リアから延長しており、同時に移動する他のキャリアか
らの繊維と編み合される。、それらの繊維は適当な手段
によって編組面の上方で種即される。立体編組方の特徴
は、プレフォームに離層を生じさせないことであり、従
って、プレフォームにプラスチック、炭素金属又はその
他のマトリックス材を含漫又は被覆することによって強
靭で亀裂伝染抵抗の高い複合物品が得られる。米国特許
第３，４２６，８０４号及び米国特許第４，３　１　２
，７　６　１号には、長方形の碁盤状の目状に、又は円
形の同心リング状に配列された繊維キャリアを用いて立
体プレフォームを編組するための装置が開示されている
。
本出願人の米国特許第願第１９１，５６４号には、繊維
キャリアに担持された編組用繊維をキャリア面（編組面
）から延長した複数のいわゆる長手方向（軸方向）のス
タッファ繊維の周りに編組するための立体編組装置が開
示されている。編組されたプレフォーム内の長手方向ス
タッファ繊維は、該プレフォームにマトリックス材を含
浸させることによって得られる複合物品に一定方向の強
度特性を与える。
聚■辺旦允 本発明の目的は、編組操作中長手方向スタッファ繊維が
編組用繊維によって屈曲又は歪曲されるのを防止するこ
とを特徴とする複合物品を製造する方法を提供すること
である。
本発明の他の目的は、編組プレフォーム少なくとも１つ
の寸法（例えば直径）を拡大させ、編組プレフォームの
形状を変更するために編組プレフォームの編組用繊維の
間の間隔及び、又は長手方向スタッファ繊維の間の間隔
を制御自在に増大させることを特徴とする複合物品を製
造する方法を提供することである。
本発明の更に他の目的は、プレフォームにマトリックス
材を含浸させる前に除去することができるフュガティブ
性編組用繊維及び、又はフュガティブ性長手方向スタッ
ファ繊維を用いてプレフォームを編組することを特徴と
する複合物品を製造する方法を提供することである。フ
ュガティブ性編組用繊維及び、又はフュガティブ性長手
方向スタッファ繊維を除去することによってプレフォー
ムに複数のマトリックス導入用通路を形成する。
マトリックス導入用通路は、プレフォームにマトリック
ス材を含浸させるのを容易にする。
聚吋夏見１ 本発明は、上記目的を達成するために、複合物品を製造
する方法であって、 （ａ）複数の非フュガティブ性編組用繊維束と複数のフ
ュガティブ性繊維を包含した編組プレフォームを形成す
る工程と、 （ｂ）前記編組プレフォームから前記フュガティブ性繊
維を選択的に除去して該編組プレフォーム内に複数の細
長いマトリックス導入用通路を形成する工程と、 （ｃ）前記編組プレフォームにマトリックス材を含浸さ
せる工程であって、マトリックス材の含浸を容易にする
ためにマトリックス材を前記通路を通して供給する操作
を含むマトリックス材含漫工程と、 から成る複合物品製造方法を提供する。
本発明の一実施例においては、前記フュガティブ性繊維
は、前記編組用繊維及び、又は前記スタッファ繊維を構
成するものとする。好ましくは前記フュガティブ性繊維
は、ここの前記非フュガティブ性繊維の断面寸法（例え
ば直径）の最高１２０倍の大きさの断面寸法を有するフ
ュガティブ性モノフィラメントとする。
本発明の他の実施例においては、前記フュガティブ性繊
維除去操作は、フュガティブ性繊維を前記編組プレフォ
ームから機械的に引抜くことによって行う。あるいは又
、前記フュガティブ性繊維は、例えばそれらを熱酸化さ
せることなどによって除去することもできる。
本発明の更に別の実施例においては、前記工程（ｃ）に
おいて樹脂溶液を前記マトリックス導入通路を通して前
記編組プレフォームの内部へ導入することによって該編
組プレフォームに樹脂溶液を含浸させる。
本発明は、又、複合物品を製造する方法であって、 （ａ）複数の非フュガティブ性編組用繊維と複数のフュ
ガティブ性編組用モノフィラメント及び、又はフュガテ
ィブ性長手方向スタッファモノフィラメントを編み合せ
て編組プレフォームを形成する工程と、 （ｂ）前記編組プレフォームから前記フュガティブ性モ
ノフィラメントを除去する工程と、（ｃ）前記編組プレ
フォームにマトリックス材を含浸させる工程と、 から成る複合物品製造方法を提供する。
前記フュガティブ性モノフィラメントのサイズ及び配置
は、前記非フュガティブ性繊維の間の間隔を増大させる
ように選択し、それによって編組プレフォームの寸法（
例えば幅及び厚み）を拡大するようにする。プレフォー
ムの断面形状は、前記フュガティブ性モノフィラメント
のサイズ及び配置を適当に制御することによって変更す
ることができる。
前記非フュガティブ性スタッファモノフィラメントの周
りに前記非フュガテイブ性編組用繊維を編組する際該非
フュガティブ性スタッファ繊維が屈曲又は歪曲するのを
抑止するために該非フュガティブ性スタッファ繊維と共
にフュガテイブ性長手方向スタッファモノフィラメント
を使用することができる。
夫旌舅 本発明の第１実施例の方法は、例えば第１図に概略的に
示された編組機１０によって実施することができる。本
発明の方法によれば、複数の非フュガティブ性の（恒久
的な）編組用繊維東又はヤーン（以下、単に「編組用繊
維束」又は「繊維束」とも称する）１２と、複数のフュ
ガティブ性（除去可能な）編組用繊維束又はヤーン（以
下、単に「編組用繊維束」又は「繊維束」とも称する）
１３と、複数の非フュガティブ性の長手方向スタッファ
繊維束又はヤーン（以下、単に「スタッファ繊維束」と
も称する）１４を編組機１０の編組面１６からその上方
に配置された引張機構又は引取機構１８に向けて延長さ
せる。編組用繊維束１２、１３を編組面１６上で所望の
編組パターンに従って移動させて、互いに、かつ、長手
方向のスタッファ繊維束１４と編み合わせ又は絡み合わ
せ（即ち編組し）、立体編組プレフォームＰを形成する
。綱組用繊維東１２を所望の編組パターンに従って移動
させる間、長手方向のスタッファ繊維束１４は、上記米
国特許願第１９１，５６４号に記載されているように、
編組面１６上に固定状態に保持しておいてもよく、ある
いは、互いに平行に反対向きに移動させてもよい。ここ
で、「フュガティブ性」とは、プレフォームを形成した
後物理的に抜取ることができる、又は酸化等の化学的反
応などの何らかの方法により除去することができること
を意味する。「非フュガティプ性」とは、除去すること
ができない、恒久的なものであることを意味する。
第１図の紳組機１０は、複数の長手方向スタッファ繊維
ガイド管２０と、Ｘ−Ｙ軸格子状支持体２２を有する。
非フュガティブ性の長手方向スタッファ繊維束１４は、
格子状支持体２２の下に配置された下方支持体２６上に
設置されたそれぞれのスブール即ち供給源２３から各ガ
イド管２０へ供給する。複数の綱組用繊維キャリア３０
が、格子状支持体２２の溝３２、３４内に配設され、流
体圧シリンダ又はソレノイド等の作動器３６によってＸ
及びＹ軸方向に移動されるようになされている。各繊維
キャリア３０をそれぞれの作動器３６によって所望の編
組パターンに従って移動させ、編組用繊維束１２、１３
を互いに、かつ、固定の長手方向スタッファ繊維束１４
と編み合わせて立体編組プレフォームＰを形成する。立
体編組プレフォームＰは、引取機構１８によって引取る
。各編組用繊維束１２は、それぞれの繊維キャリア３０
に取付けられたスブール即ち供給源３１から供給される
。立体編組プレフォームＰは、捩れのないエアフォイル
形状を有する物品として示されているが、本発明の方法
は、その他のいろいろな形状のプレフォームを形成する
ことができる。そのために、繊維キャリア３０は、当業
者には明らかなように、例えば米国特許第３，４２６，
８０４号及び４，７　１　９，８　３　７号に教示され
ているようないろいろな編組パターンに従って移動させ
ることができる。第１図には、便宜上、一部の作動器３
６たけが示されている。当業者には明らかなように、格
子状支持体２２の各横列及び縦列の両端に１つの作動器
３６が連結されている。
本発明の方法を実施するための好ましい編組機は、本出
願人の米国特許願第１９１，４３４号及び第１９１，５
６４号に開示されている。
本発明の第１実施例においては、非フュガティブ性の編
組用繊維束１２及び非フュガティブ性の長手方向スタッ
ファ繊維束１４は、各々、ＢＡＳＦストラクチュラル・
マティアリアルズ・インコーポレイテッドからセリオン
Ｇ３０−５００という商品名で販売されている１２Ｋ（
１２，０００本）フィラメントの補強炭素繊維の単一ス
トランド（ヤーン）によって構成する。フュガティブ性
の各編組用繊維束１３は、後述するように編組されたプ
レフォームＰから除去することができる、例えばナイロ
ン又はポリブロビレンなどの比較的直径の大きいフュガ
ティブ性モノフィラメント２４によって構成する。
フュガティプ性編組用繊維束１３を構成するフュガティ
ブ性モノフィラメント２４（第３図）は、通常、約０．
１７７８〜約１．０１６ｍｍ（約７〜約４０ミル）、好
ましくは約０．２５４〜約０．３８１ｍｍ（約１０〜約
１５ミル）の範囲の直径（断面寸法）を有する。フュガ
ティブ性モノフィラメント２４の直径は、後述する理由
から、非フュガティブ性の繊維束１２、１４の直径に比
べて比較的大きくなるように選定する。非フュガティブ
性の繊維束１２、１４の直径は、通常、約０．５０８〜
約１．２７ｍｍ（約０．０２〜約０．０５ｉｎ）の範囲
とする。
フュガティブ性モノフィラメント（「フュガティブ性編
組用モノフィラメント」とも称する）２４は、第３図に
示されるように、随意選択として非フュガティブ性の補
強繊維２５（例えば補強用炭素繊維）を加えて編組用繊
維束２７とすることもできる。即ち、非フュガティブ性
補強繊維２５をフュガティブ性モノフィラメント２４の
周りに撚回して繊維束２７を形成してもよく、あるいは
、フュガティブ性モノフィラメント２４に並置して撚り
合せて繊維束２７を形成することもできる。
上述した繊維束１２、１３、１４を、第１図に示される
ように編組機１０上にその編組面１６から延長するよう
にして配列し、次いで、編組用繊維束１２、１３を所定
の編組パターンで移動させて編組用繊維束１２と１３を
互いに、かつ、長手方向のスタッファ繊維束１４と編み
合わせ、編組プレフォームＰを形成する。このようにし
て編糾された編組プレフォームＰは、その編組用繊維束
１２、１３の編組パターンを貫通して長手方向即ち軸線
方向に延長したスタッファ繊維束１４を有する。
本発明の第２実施例の方法は、第４図に示された編組機
１０′によって実施することができる。
第４図の編組機１０’の構成部品のうち第１図の編組機
１０のものと同様のものは、同じ参照番号にダッシュを
付して示されている。本発明のこの実施例の方法によれ
ば、複数の非フュガティブ性（恒久的な）編組用繊維東
１２′と、複数の非フュガティブ性長手方向スタッファ
繊維東１４″を編組機１０′の編組面１６′からその上
方に配置された引張機構又は引取機構１８′に向けて延
長させる。非フュガティブ性の各編組用繊維束１２′は
、上述した１２Ｋ（１２，０００本）のフィラメントの
補強炭素繊維の単一ストランド（セリオンＧ３０−５０
０）によって構成し、フュガティブ性スタッファ繊維東
１４″は、第６図に示されるように、非フュガティブ性
補強繊維２５′（例えば補強用炭素繊維）を加えた、あ
るいは加えないフュガティブ性モノフィラメント２４′
（例えばナイロン又はボリブロビレン）によって構成す
る。フュガティブ性モノフィラメント２４′は、スタッ
ファ繊維東１４″を構成するので「フュガテイブ性スタ
ッファモノフィラメント」とも称する。
本発明のこの実施例においては、上述した非フュガティ
ブ性編組用繊維東１２′を所定の編組パターンで移動さ
せて互いに、かつ、フュガティプ性の長手方向スタッフ
ァ繊維束１４″と編み合わせ、編組プレフォームＰ′を
形成する。このようにして編組された編組プレフォーム
Ｐ′は、その編組用繊維東１２′の編組パターンを貫通
して長手方向即ち軸線方向に延長したスタッファ繊維東
１４″を有する（第６図）。
上記第１及び第２実施例の方法によって形成された編組
プレフォームＰ．Ｐ’　を次にフュガティブ性繊維除去
工程にかけて、フュガティブ性編組用モノフィラメント
２４（第３図）又はフュガティブ性長手方向スタッファ
モノフィラメント２４′　（第６図）を除去し、プレフ
ォームＰ、Ｐ′に複数の細長いマトリックス導入用通路
２９又は２９′を形成する。
フュガティブ性モノフィラメント２４、２４′の除去は
、それらのモノフィラメントをそれぞれれのプレフォー
ムＰ，Ｐ’から物理的に引抜くことによって行うことが
できる。その場合、通常、挟み付け器具を用いてプレフ
ォームの一端でフュガティプ性モノフィラメント２４、
２４′を把持し、挟み付け器具に適当な力を加えること
によって引張る。
別法として、プレフォームＰ．Ｐ’内の非フュガティブ
性繊維束１２、１２′を損傷又は破壊することなく、フ
ュガティブ性モノフィラメント２４、２４′だけを酸化
（焼却）させるような温度にまで酸化雰囲気（例えば空
気）中で該プレフォームを加熱することによりフュガテ
イブ性モノフィラメント２４、２４′を優先的に又は選
択的に熱酸化させることによって除去することもできる
。
フュガティブ性モノフィラメント２４、２４′を除去す
るために用いられる手段の如何に拘りなく、得られた編
組プレフォームＰ．Ｐ’　には、フュガティブ性モノフ
ィラメント２４、２４′によって占められていた部分に
対応するマトリックス導入用通路２９、２９′が形成さ
れる。第１実施例においては、マトリックス導入用通路
２９は、フュガティブ性モノフィラメント２４の編組パ
ターンとなり、マトリックス導入用通路２９′は、フュ
ガティブ性モノフィラメント２４′の編組パターンとな
る。
プレフォームＰ．Ｐ’　からフュガティブ性モノフィラ
メント２４、２４′を除去したならば、該ブレフ才一ム
にマトリックス材を浸透、含浸させて該マトリックス材
を硬化及び、又は加熱し、複合物品を形成する。マトリ
ックス材の例としては、エボキシ又はその他の樹脂、セ
ラミック、金属等がある。樹脂のマトリックス材（例え
ばフェノール樹脂）は、樹脂溶液（例えばイソプロビル
アルコール）として供給し、周知の真空式含浸法を用い
て、即ち樹脂溶液の存在下でプレフォームに真空と圧力
を交互に繰返してかけることによってプレフォームに樹
脂溶液を含浸させる。その場合、樹脂溶液をマトリック
ス導入用通路２９、２９′を通してプレフォームの内部
へ供給することができるので、マトリックス導入用通路
２９、２９′はプレフォームへの樹脂マトリックスの含
浸を大いに助成する。セラミック／金属マトリックス材
の場合は、化学的蒸着法又はその他の慣用の技法を用い
てプレフォーム内へ浸透させることができる。通常、編
組プレフォームは、堅く（きつ＜）編組されているので
、そのような堅く編組されたプレフォームに液体又はガ
スを含浸させることは困難である。マトリックス導入用
通路２９、２９′は、プレフォームの内部への流体マト
リックス材の浸透を容易にし、流体マトリックス材及び
、又はガス状マトリックス材をプレフォームの内部へ導
入するのを可能にする。内部に固形粒子を包含した流体
マトリックス材であっても、マトリックス導入用通路２
９、２９′を通してプレフォームの内部へ供給すること
ができる。
Ｌ艶夏作皿力浬 プレフォームの編組において長手方向スタッファ繊維束
１２（第３図）又は長手方向スタッファ繊維東１４″　
（第６図）にフュガティブ性モノフィラメント２４、２
４′を組入れることは、多くの利点をもたらす。第１に
、フュガティブ性モノフィラメント２４、２４′は、サ
イズ（例えば直径）が比較的大きいので、プレフォーム
の寸法を特定のサイズの編組機１０又は１０’によって
理論的に可能とされる寸法以上に拡大させるのに用いる
ことができる。例えば、フュガティブ性モノフィラメン
トを編組用繊維束に組入れることにより、非フュガティ
ブ性編組用織維束（例えば１２、１２′）の間の間隔及
び、又は非フュガティブ性ながはスタッファ繊維束（例
えば１４″）の間の間隔を増大させ、それによってプレ
フォームＰ，Ｐ’の幅Ｗ及び厚みｔを特定のサイズの編
組機１０又は１０′によって理論的に可能とされる寸法
以上に増大させることができる。かくして、編組機自体
を拡大する必要なしに、その編組機で通常可能とされる
より大きいプレフォームを編組することが可能となる。
更に、フュガティブ性モノフィラメントのサイズ及びそ
れを配置する位置は、編組機の形態を改変する必要なし
に、プレフォームの形状又は断面を局部的に変更するよ
うに選定することができる。
又、フュガティブ性モノフィラメント２４、２４′は、
サイズ（例えば直径）が大きいので、プレフォームに剛
性を付与する働きをし、フュガティブ性モノフィラメン
ト２４、２４′を除去する前のプレフォームの取り扱い
を容易にする。
更に、上述した本発明の第２実施例（第６図）において
は、長手方向スタッファ繊維東１４″にフュガティブ性
モノフィラメント２４′を組合せることにより、非フュ
ガテイブ性の繊維東１２′を編組機１０’で非フュガテ
イプ性の長手方向スタッファ繊維２５′の周りに編組す
る際非フュガティブ性の長手方向スタッファ繊維２５′
が屈曲又は歪曲するのを防止する。非フュガティブ性の
長手方向スタッファ繊維２５′が屈曲又は歪曲するとそ
の強度が弱まるので、そのような屈曲又は歪曲を減少さ
せることは、プレフォーム、及びプレフォームにマトリ
ックス材を含浸させることによって得られる複合物品の
特性を向上させることに成る。
当業者には明らかなように、フュガテイブ性モノフィラ
メントは、編組用繊維束、又は長手方向スタッファ繊維
束に、あるいはそれらの両方に組合せることができる。
その場合、各編組用繊維束、又は長手方向スタッファ織
維束に１本又はそれ以上のモノフィラメントを組入れる
ことができる。又、フュガティブ性繊維と組合せて用い
ることができる非フュガティブ性繊維の種類は上述した
ものに限られず、上述の非フュガティブ性繊維の種類は
単に例として挙げたものにすぎない。
以上、本発明を実施例に関連して説明したが、本発明は
、ここに例示した実施例の構造及び形態に限定されるも
のではなく、本発明の精神及び範囲から逸脱することな
く、いろいろな実施形態が可能であり、いろいろな変更
及び改変を加えることができることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
第１図は、本発明の方法の一実施例を実施するための編
組機の概略透視図、第２図は、フュガティブ性繊維を編
組用繊維束に組合せた編組プレフォームの部分立面図、
第３図は、第２図の箱形に囲われた部分の部分拡大透視
図であり、非フュガティブ性繊維と、フュガティブ性繊
維を示す。第４図は、本発明の方法の他の実施例を実施
するための編組機の概略透視図、第５図は、フュガテイ
ブ性繊維を長手方向スタッファ繊維束に組合せた編組プ
レフォームの部分立面図、第６図は、第５図の箱形に囲
われた部分の部分拡大透視図であり、非フュガティブ性
繊維と、フュガテイブ性繊維を示す。第７図は、フュガ
ティブ性繊維を除去することによってプレフォームに形
成されたマトリックス導入用通路の断面図である。 １０、１０′　二編組機 １２：非フュガティブ性編組用繊維束 １３：フュガティブ性編組用繊維束 １４：非フュガティブ性長手方向スタッファ繊維束 ２４：フュガティブ性編組用モノフィラメント２５：非
フュガティブ性補強繊維 ２７：編組用繊維束 ２９：マトリックス導入用通路 １２′　非フュガティブ性（恒久的な）細組用織維束 １４″　：非フュガティブ性長手方向スタッファ繊維束 ２４′　：フュガティブ性スタッファモノフィラメント ２５′　：非フュガティブ性補強繊維 ２９′　．マトリックス導入用通路 ｐ．ｐ’　　：プレフォーム

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 １、複合物品を製造する方法であって、 （ａ）複数の非フュガティブ性編組用繊維 束と複数のフュガティブ性繊維を包含した編組プレフォ
    ームを形成する工程と、 （ｂ）前記編組プレフォームから前記フュ ガティブ性繊維を選択的に除去して該編組プレフォーム
    内に複数の細長いマトリックス導入用通路を形成する工
    程と、 （ｃ）前記編組プレフォームにマトリック ス材を含浸させる工程であって、マトリックス材を前記
    通路を通して供給する操作を含むマトリックス材含浸工
    程と、 から成る複合物品製造方法。 ２、前記フュガティブ性繊維は、前記非フュガティブ性
    編組用繊維と編み合されたフュガティブ性編組用繊維で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の複
    合物品製造方法。 ３、前記フュガティブ性繊維は、前記非フュガティブ性
    編組用繊維と編み合されたフュガティブ性モノフィラメ
    ントであることを特徴とする特許請求の範囲第２項に記
    載の複合物品製造方法。 ４、前記フュガティブ性繊維は、フュガティブ性スタッ
    ファ繊維であり、そのフュガティブ性スタッファ繊維の
    周りに前記非フュガティブ性編組用繊維が編組されてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の複合
    物品製造方法。 ５、前記フュガティブ性スタッファ繊維は、フュガティ
    ブ性スタッファモノフィラメントであり、そのフュガテ
    ィブ性スタッファモノフィラメントの周りに前記非フュ
    ガティブ性編組用繊維が編組されていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第４項に記載の複合物品製造方法。 ６、前記工程（ｂ）のフュガティブ性繊維除去操作は、
    フュガティブ性繊維を前記編組プレフォームから引抜く
    ことによって行うことを特徴とする特許請求の範囲第１
    項に記載の複合物品製造方法。 ７、前記工程（ｂ）のフュガティブ性繊維除去操作は、
    前記編組プレフォーム内でフュガティブ性繊維を選択的
    に崩壊させることによって行うことを特徴とする特許請
    求の範囲第１項に記載の複合物品製造方法。 ８、前記フュガティブ性繊維を熱的に崩壊させることを
    特徴とする特許請求の範囲第７項に記載の複合物品製造
    方法。 ９、前記工程（ｃ）において前記編組プレフォームに樹
    脂溶液を含浸させることを特徴とする特許請求の範囲第
    １項に記載の複合物品製造方法。 １０、前記樹脂溶液は、その中に分散された粒子を含む
    ものであることを特徴とする特許請求の範囲第９項に記
    載の複合物品製造方法。 １１、複合物品を製造する方法であって、 （ａ）複数の非フュガティブ性編組用繊維 と複数のフュガティブ性編組用モノフィラメントを編み
    合せて編組プレフォームを形成する工程と、 （ｂ）前記編組プレフォームから前記フュ ガティブ性編組用モノフィラメントを除去する工程と、 （ｃ）前記編組プレフォームにマトリック ス材を含浸させる工程と、 から成る複合物品製造方法。 １２、前記フュガティブ性編組用モノフィラメントのサ
    イズは、前記非フュガティブ性編組用繊維の間の間隔を
    増大させるように選択し、それによって編組プレフォー
    ムの寸法を拡大するようにすることを特徴とする特許請
    求の範囲第１１項に記載の複合物品製造方法。 １３、前記編組プレフォームの幅及び厚みを増大させる
    ために、前記フュガティブ性編組用モノフィラメントの
    サイズ及び配置を制御することを特徴とする特許請求の
    範囲第１２項に記載の複合物品製造方法。 １４、前記編組プレフォームの形状を変更するために、
    前記フュガティブ性編組用モノフィラメントのサイズ及
    び配置を制御することを特徴とする特許請求の範囲第１
    ２項に記載の複合物品製造方法。 １５、複合物品を製造する方法であって、 （ａ）複数の非フュガティブ性編組用繊維 を複数のフュガティブ性スタッファモノフィラメントの
    周りに編み合せて編組プレフォームを形成する工程と、 （ｂ）前記編組プレフォームから前記フュ ガティブ性スタッファモノフィラメントを除去する工程
    と、 （ｃ）前記編組プレフォームにマトリック ス材を含浸させる工程と、 から成る複合物品製造方法。 １６、前記工程（ａ）において前記非フュガティブ性編
    組用繊維を複数の非フュガティブ性スタッファモノフィ
    ラメントの周りに編み合せる操作を含むことを特徴とす
    る特許請求の範囲第１５項に記載の複合物品製造方法。 １７、前記フュガティブ性スタッファモノフィラメント
    は、前記非フュガティブ性スタッファ繊維が前記非フュ
    ガティブ性編組用繊維によって屈曲されるのを抑制する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第１６項に記載の複合
    物品製造方法。 １８、前記フュガティブ性モノフィラメントのサイズは
    、前記非フュガティブ性編組用繊維の間の間隔を増大さ
    せるように選択し、それによって編組プレフォームの寸
    法を拡大するようにすることを特徴とする特許請求の範
    囲第１７項に記載の複合物品製造方法。 １９、前記編組プレフォームの幅及び厚みを増大させる
    ために、前記フュガティブ性モノフィラメントのサイズ
    及び配置を制御することを特徴とする特許請求の範囲第
    １８項に記載の複合物品製造方法。 ２０、前記編組プレフォームの形状を部分的に変更する
    ために、前記フュガティブ性モノフィラメントのサイズ
    及び配置を制御することを特徴とする特許請求の範囲第
    １８項に記載の複合物品製造方法。
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