JPH02239814A - 布状体の吊下げのための支持部材 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はカーテンなどのような布状体を吊下げるための
支持部材に関するものである。

〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕ベッド
の上方で吊下がるカーテン、カーテンの金具おおいまた
はその他の布状体を支持するための支持部材が一般に利
用されている。このような目的のために一般に利用され
ている支持部材の構成は、かなり複雑になりがちであり
その設置に手間がかかるという欠点がある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は上述の欠点に鑑みて成されたものであって、本
発明による布状体の吊下げのための支持部材は、閉じら
れた環状体を共に画定している直線部と曲線部とを具備
し、少なくとも上記直線部はストリップ状であるととも
に２つの部分において連結手段（例えば、蛾継ぎ）によ
って連結及び連結解除が可能であり、ほぼ垂直な面に固
定されるとともに相対向している上部Ｕ字状溝形部と下
部Ｕ字状溝形部とを具備するブラケットによって支持さ
れる継ぎ目を上記２つの部分が構成しており、上記ブラ
ケットは、上記２つの部分を上記ブラケット内に係止で
きるように構成されかつ配置されているものである。

本発明の好ましい態様によれば、上記ブラケットを壁ま
たはその他の垂直面に固定するために１つまたは複数の
ねじ孔を上記ブラケットが具備する。また、上記２つの
部分の各々はほぼ平らなストリップから成ることが好ま
しい。

また、上記２つの部分の各々は、ねしまたはボルトの頭
部に対してほぼ相互補完的な形状である窪み部を有して
いることが好ましい。このような構成によると、上記ね
しまたはボルトの頭部と上記窪み部とが協同して上記ブ
ラケット内に上記２つの部分が収容されるのに役立つ。

上記ねしまたはボルトは上記ブラケットを壁などに固定
するのに用いられるものである。

また、上記ブラケットは、Ｕ字状溝形部を具備する代わ
りに、上記ブラケソ１・内にこの支持部材を係止するた
めに溝部（トラフ部）と覆い部材とを具備してもよい。

上記支持部材はアルミニウムまたはアルミニウム合金か
ら構成されるのが好ましいが、他の材料、例えば鋼また
は合成プラスチック材料でも、ある使用環境のもとでは
適当である。また、同様の材料を上記ブラケットに用い
ることができる。本発明においては材料を特に限定しな
い。

また、次のような支持部材を構成することもできる。す
なわち、ヘッドの上部でカーテンなどを構成する布状体
を吊下げるための支持部材であって、この支持部材は、
直線状ストリップ部と、布状カーテンが吊下げられる閉
じられた環状体を上記直線状ストリップ部と共に画定し
ている曲線状ストリップ部とを具備し、上記直線状スト
リップ部は蟻継ぎによって連結されかつ連結解除される
２つの部分を備えており、この２つの部分が連結された
ときこの２つの部分を支持するブラケットをさらに具備
し、上記ブラケットは、上記連結のための継ぎ目に位置
しかつ部分的に重なり合っているとともに、上記直線状
ストリップ部を上記ブラケット内に係止する上部Ｕ字状
溝形部と下部Ｕ字状溝形部とを備えている。

本発明による支持部材の１つの重要な用途は、上述のよ
うにベッドの上方で吊下がるカーテン、カーテン金具の
おおいまたは他の布状体を支持することである。

〔実施例〕

以下、本発明による実施例を第１図〜第５図を参照して
説明する。

第１図及び第２図に示されている布状体の吊下げのため
の支持部材は金属カーテンバンド１０を具備し、このハ
ンド１０はアーチ形部１２及び直線部１４を有している
。この直線部１４は２つの部分１６、１８から構成され
ている。これらの部分１６及び１８は、ほぞ２０とほぞ
穴２２とから成る蟻継ぎに各々が形成されている端部を
各々備えている。これらの端部には、第１図に示すよう
に符号２４及び２６の位置に窪みが夫々設けられている
。この窪みの形状は、第３図の符号２６に示されている
。

上記バンド１０はブラケット３０によって支持されてい
る。このブラケット３０は、第４図に示すように、ウェ
ブ３５によって連結されかつ相対向している上部Ｕ字状
溝形部３２と下部Ｕ字状溝形部３４とを備えている。こ
のウエブ３５には２つの孔３７及び３８が設けられてお
り、これらの孔３７、３８を通して各々のねじまたはボ
ルト４０、４２（第５図参照）を受け入れる。このねじ
またはボルト４０、４２によって、ブラケット３０は壁
や柱などのような垂直支持面に取り付けられる。

実際の組立て操作について説明する。

上記バンド１０は上記蟻継ぎにおいて分離されており、
カーテンやカーテンの金具おおいなどのような布状物が
バンド１０において糸や輪などで通されている。次に、
上記２つの部分１６、１８は上記蟻継ぎを形成する（ほ
ぞ２０とほぞ穴２２とをつなぐ）ことにより結合される
。続いて、このように結合されたストリップ部分が、第
５図に図式的に示す方法によってブラケット３ｏへ挿入
される。すなわち、最初に、バンド部分（直線部）１４
を、下向きに開口しているＵ字状溝形部３２内に上記バ
ンド部分１４の上端が収容されるように、第５図の矢印
八方向にわずかに持ち上げる。

次に、バンド１０の断面がほぼ垂直であると明白になり
かつ八ンド１０によって形成される環状体が概ね水平で
ある面にほぼ位置するような方向に向って、バンド１０
を第５図の矢印Ｂ方向へ傾ける。最終的に、バンド１０
は第５図の矢印Ｃ方向へ下向きにかつ垂直に動く。その
結果、バンド１０の下端は、上向きに開口しているＵ字
状溝形部３４に支持されかつ位置する。そして、その上
端は、溝形部３２の張出し部分３２ａによって保持され
るから、バンド１０はブラヶソト３ｏの中に係留された
状態に保たれる。もちろん、ブラヶソト３０からバンド
１０を取りはずすときは上述の一連の動きと逆にするこ
とにより行なうことができる。

本発明の図示された実施例におけるカーテンの支持部材
の組立て及び設置は共に不慣れな人でも極めて容易であ
る。その上、全体の配置を単に２つのねじまたはボルト
によって支持することができる。したがって、ここにお
いて開示した布状体の支持部材は、家庭用の“日曜大工
”市場に極めてふさわしいものである。

本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、本発
明から逸脱せずに様々な変形例が可能であることは認識
されるであろう。例えば、上記継ぎ目が蟻継ぎタイプの
継ぎ目であることは本発明にとっても絶対的に本質なこ
とではない。相互に連゛結されるＳ形フソクやＬ形フッ
クでもいくつかの応用において同様に満足のゆくもので
ありかつ適切である。

上記ブラケット３０は、バンド１０の直線部１４と比較
してその長さが相対的に短く示されているが、本発明は
ブラケットの長さにどんな制限を設けるものでないこと
は明らかであり、また、ブラケットまたはバンドがどん
な材料から構成されてもよいことは明らかである。ブラ
ケットが上部及び下部にほぼＵ字状である溝形部を持つ
ことは好ましいことであるが、ブラケットは他の形状で
あっても同様に適切であることは認識されるであろう。

例えば、四角形状の溝形部を有するブラケソ゛トを備え
ることによって、十分な結果が得られる。

図示された実施例は、金属バンド１０の単一のストリッ
プから構成され、上述の２つの部分１６、１８の端部に
おいて適当な連結手段により結合されるものであるけれ
ども、アーチ形部の両端で適切な方法により互いに結合
される独立した部分ｌ２及び１４から構成されるバンド
１０を具備することによって、本発明の最大の利点が得
られる。

他の変形例も平均的な同業者により案出されるかもしれ
ないが、本願における発明はそのような変形例及び同等
の構成を全て含むものである。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第５図は本発明による布状体の吊下げのための
支持部材の一実施例を示すものであって第１図は第２図
のＡ−Ａ矢視正面図、第２図は実施例の支持部材の平面
図、第３図はブラケットによって支持されているハント
を示す第２図のＢＢ矢視断面図、第４図はブラケソ１・
の一例を示す斜視図、第５図は布状体の吊下げに関する
支持部材を完成するためにハンドとブラケソ１・との組
立て方法を示すための断面図である。 なお、図面に用いた符号において、 １　０−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−金属カーテンハンド１　２　　−−−−−−一
−−−−−−一一−−−−−−−−−　アーチ形部（曲
線部）１　４−−−−−−−−−−−−−−−−−一直
線部Ｉ６、１　８−−−−−−−−−−−−−−　２つ
の部分２０、２　２−−−−−−−−−−−−−一ほぞ
、ほぞ穴３　０−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−ブラケット３　２−−−−−−−−−−−−一上部Ｕ
字状溝形部３　４−−−−−−−−−−一−−−一−−
−−−下部Ｕ字状溝形部４０、４　２−−−−−−−−
−−−−−−−−ねじまたはボル１・である。 （蟻継ぎ）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、閉じられた環状体を共に画定している直線部と曲線
   部とを具備し、 少なくとも上記直線部はストリップ状であるとともに２
   つの部分において連結手段によって連結及び連結解除が
   可能であり、 ほぼ垂直な面に固定されるとともに相対向している上部
   Ｕ字状溝形部と下部Ｕ字状溝形部とを具備するブラケッ
   トによって支持される継ぎ目を上記２つの部分が構成し
   ており、 上記ブラケットは、上記２つの部分を上記ブラケット内
   に係止できるように構成されかつ配置されていることを
   特徴とする布状体の吊下げのための支持部材。 ２、上記ブラケットを壁またはその他の垂直面に固定す
   るために、１つまたは複数のねじ孔を上記ブラケットが
   具備することを特徴とする請求項１記載の支持部材。 ３、上記２つの部分の各々がほぼ平らなストリップから
   成ることを特徴とする請求項１または２記載の支持部材
   。 ４、上記２つの部分の各々は、ねじまたはボルトの頭部
   に対して相互補完的な形状である窪み部を有しているこ
   とを特徴とする請求項３記載の支持部材。 ５、上記ブラケットは、Ｕ字状溝形部を具備する代わり
   に、上記ブラケット内にこの支持部材を係止するために
   溝部と覆い部材とを具備することを特徴とする請求項１
   または２記載の支持部材。 ６、上記連結手段が蟻継ぎであることを特徴とする請求
   項１〜５のいずれか記載の支持部材。