JPH0223662Y2 - - Google Patents

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JPH0223662Y2
JPH0223662Y2 JP16693284U JP16693284U JPH0223662Y2 JP H0223662 Y2 JPH0223662 Y2 JP H0223662Y2 JP 16693284 U JP16693284 U JP 16693284U JP 16693284 U JP16693284 U JP 16693284U JP H0223662 Y2 JPH0223662 Y2 JP H0223662Y2
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JP
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sealing material
water
cross
section
lip part
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JP16693284U
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JPS6184778U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、下水管などの継目に使用する導水
管のシール材に関するものである。
[従来の技術] 第8図及び第9図に示す如く、地面E下に埋設
などされるコンクリート製のボツクスカルバート
即ち導水管12の各ブロツクの継目13に使用す
るシール材14は仮線で示す如く全体の平面形状
が長方形リング状をなしており、その一部断面形
状は第10図に示す如く長方形をなしている。そ
して継目13の一方の端面2に設けた凹溝3にシ
ール材14が嵌められた後他方の平板状の端面2
aの圧接により継目13のシールが行われ導水管
12内の流水Wの漏水を防止する。
しかしながら、従来のシール材14は単泡スポ
ンジ製である場合は面圧の低下によるシール効果
の減少をきたすという不具合があり、またブチル
粘着材製である場合は施工時に水等があると粘着
力が低下するという不具合を生じた。
[考案が解決しようとする問題点] この考案は上述の如き従来の導水管のシール材
の不具合を解消するためになされたものである。
[問題を解決するための手段] 第1図乃至第9図を参考にして説明する。
この考案に係る導水管のシール材は、コンクリ
ート等により作られた導水管12の継目13に取
付けられるシール材1,1a,1bにおいて、継
目13の一方の端面2に形成したシール材取付用
凹溝3に嵌装するところの断面が逆台形状の基部
4の上面中央に、断面が略Y形のリツプ部5を設
けると共にその両側の基部4の上面にそれぞれ該
リツプ部5の両側端縁8,8より内側に位置する
如くシール材1,1a,1bの軸線6に沿い連続
して長い小突起7,7を設け、以上を断面形状に
おいて左右対称に形成し、且つ小突起7,7に適
宜の間隔をあけて複数個の透孔9又は切欠孔11
を設けたものである。
[実施例] 第1図乃至第4図に基づいてこの考案の第1の
実施例を説明する。
1はリツドゴム製シール材で、全体の平面形状
を導水管の端面に対応させて長方形リング状に形
成している。そして、シール材1は第2図に示す
如く、一方の導水管の端面2に形成したシール材
取付用凹溝3に嵌装するところの断面が逆台形状
の基部4を設け、その上面中央に断面が左右対称
な略Y形のリツプ部5を設けている。また、リツ
プ部5の両側にはそれぞれシール材1の仮線で示
す軸線6に沿つて連続して長い小突起7,7がリ
ツプ部5の両側端縁8,8より内側に位置する如
く設けられている。以上は断面形成において左右
対称に形成されている。
また、小突起7,7には適宜の間隔例えば等間
隔に複数個の円形状の透孔9が設けられている。
第5図に基づいてこの考案の第2の実施例を説
明する。
本実施例のシール材1aは第1の実施例のシー
ル材1のリツプ部5の上面にスポンジゴム層10
を貼着したものである。なお第1の実施例と同一
構成部分には同一符号を付している。
第6図及び第7図に基づいてこの考案の第3の
実施例を説明する。
本実施例のシール材1bは第1の実施例のシー
ル材1の小突起7,7に適宜の間隔をあけて設け
た透孔9の位置に、その代りとして切欠孔11を
設けたものである。なお、第1の実施例と同一構
成部分には同一符号を付している。
[作用] 第1の実施例のシール材1が第8図及び第9図
に示す導水管12の継目13に使用される場合、
まず第3図に示す如くシール材1が一方の端面2
に嵌着されたのち他方の平板状の端面2aが第3
図に示す如くリツプ部5に圧接して継目13のシ
ールが行われる。
この時、リツプ部5がその両側端縁8,8付近
においてそれぞれ小突起7,7に圧接し、中空部
V,V1を形成する。また、導水管12内の流水
Wは透孔9を通り中空部V内に入り、一方導水管
12の外部の地面E下の水W1も同様に中空部V1
内に入る。そして、中空部V,V1内の水W,W1
はそれぞれリツプ部5に対し水圧を及ぼすため端
面2aに対する面圧を高めることが出来、更に各
水W,W1の圧力が高い程止水機能が向上するこ
とになる。
第2の実施例(第5図図示)のシール材1aが
使用された場合は、スポンジゴム層10の存在に
より第1の実施例のシール材1の如くソリツドゴ
ム製のリツプ部5の場合と異なり、圧接される端
面2aの凹凸を十分吸収出来てシール性能の一層
の向上を期待出来る。
第3の実施例(第6図及び第7図図示)のシー
ル材1bの場合は第1の実施例の透孔9が切欠孔
11に代つただけであるからその作用、効果共に
第1の実施例のシール材1と略同様である。
[考案の効果] この考案によれば、シール材1,1a,1bに
設けられた略Y形のリツプ部5がその背面にかか
る水W,W1の圧力により導水管12の他方の平
板状の端面2aに強く密接することが出来るため
従来の長方形断面のシール材に比べて著しく止水
効果を高め得るという特長がある。
また、基部4、リツプ部5、小突起7が断面形
状において左右対称に形成されているので、いず
れのリツプを導水管内の水、導水管外の水に臨ま
せるかを考慮する必要がないので、取付作業を容
易迅速に行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図はこの考案に係る導水管のシ
ール材の第1の実施例を示すもので、第1図はシ
ール材の垂直切断正面図で第4図の−矢視
図、第2図及び第3図はそれぞれシール材の使用
状態を示す垂直切断正面図で、第4図はシール材
の平面図ある。第5図はこの考案の第2の実施例
を示すシール材の第1図相当図である。第6図は
この考案の第3の実施例を示すシール材の一部側
面図、第7図は第6図の−矢視図である。第
8図は導水管の埋設状態を示す側面図、第9図は
第8図の−矢視図である。第10図は従来の
導水管のシール材の使用状態を示す垂直切断正面
図である。 1,1a,1b……シール材、2……一方の端
面、2a……他方の端面、3……凹溝、4……基
部、5……リツプ部、6……軸線、7……小突
起、8……側端縁、9……透孔、10……スポン
ジゴム層、11……切欠孔、12……導水管、1
3……継目、14……シール材、E……地面、
V,V1……中空部、W,W1……水。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンクリート等により作られた導水管の継目に
    取付けられるシール材において、継目の一方の端
    面に形成したシール材取付用凹溝に嵌装するとこ
    ろの断面が逆台形状の基部の上面中央に、断面が
    略Y形のリツプ部を設けると共にその両側の基部
    の上面にそれぞれ該リツプ部の両側端縁より内側
    に位置する如くシール材の軸線に沿い連続して長
    い小突起を設け、以上を断面形状において左右対
    称に形成し、且つ小突起に適宜の間隔をあけて複
    数個の透孔又は切欠孔を設けたことを特徴とする
    導水管のシール材。
JP16693284U 1984-11-02 1984-11-02 Expired JPH0223662Y2 (ja)

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JP16693284U JPH0223662Y2 (ja) 1984-11-02 1984-11-02

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JP16693284U JPH0223662Y2 (ja) 1984-11-02 1984-11-02

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Publication Number Publication Date
JPS6184778U JPS6184778U (ja) 1986-06-04
JPH0223662Y2 true JPH0223662Y2 (ja) 1990-06-27

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JP4664610B2 (ja) * 2004-03-11 2011-04-06 ミライアル株式会社 シール部材
JP7175554B2 (ja) * 2018-01-19 2022-11-21 株式会社Fts 給油口ボックスのシール構造
JP7170985B2 (ja) * 2018-04-20 2022-11-15 株式会社アキト ベランダ用間仕切り

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JPS6184778U (ja) 1986-06-04

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