JPH0223403B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0223403B2 JPH0223403B2 JP56031969A JP3196981A JPH0223403B2 JP H0223403 B2 JPH0223403 B2 JP H0223403B2 JP 56031969 A JP56031969 A JP 56031969A JP 3196981 A JP3196981 A JP 3196981A JP H0223403 B2 JPH0223403 B2 JP H0223403B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- container
- mouth
- flange
- sealing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 229920003023 plastic Polymers 0.000 claims description 13
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- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 claims description 6
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Landscapes
- Closing Of Containers (AREA)
- Packages (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、プラスチツク容器、複合容器等の口
部がプラスチツクである容器を、プラスチツクの
蓋で密封する容器の蓋の密封方法に関するもので
ある。
部がプラスチツクである容器を、プラスチツクの
蓋で密封する容器の蓋の密封方法に関するもので
ある。
（従来の技術）
脱気を目的として蓋の形状に合せた熱板及び容
器と蓋のフランド部に合せたところでころ間隙の
ある熱板とをもつて一次シール及び脱気を行ない
次いで二次シールにより完全熱封緘を行う容器の
密封方法が特開昭50−1884号公報で知られてい
る。
器と蓋のフランド部に合せたところでころ間隙の
ある熱板とをもつて一次シール及び脱気を行ない
次いで二次シールにより完全熱封緘を行う容器の
密封方法が特開昭50−1884号公報で知られてい
る。
又上型の印圧面の内周縁が下型の印圧面の内周
縁よりも外側に位置するようにし、少なくとも一
方の印圧面をその外周縁が他方の印圧面に対して
間隙が大きくなるようにしたヒートシーラ熱板が
実開昭52−152067号公報で知られている。
縁よりも外側に位置するようにし、少なくとも一
方の印圧面をその外周縁が他方の印圧面に対して
間隙が大きくなるようにしたヒートシーラ熱板が
実開昭52−152067号公報で知られている。
（考案が解決しようとする課題）
特開昭50−1884号公報のものは一次シールと二
次シールを行うものであるが、一次シールは脱気
のためのものであり、フランジ周辺は二次シール
で完全に熱封緘されているので開封が容易でな
い。
次シールを行うものであるが、一次シールは脱気
のためのものであり、フランジ周辺は二次シール
で完全に熱封緘されているので開封が容易でな
い。
又実開昭52−152067号公報のものは結果的にヒ
ートシールに強弱の差ができるものであるが、合
体が面圧によつて容器と蓋のフランジ部とが平面
的に接着されて密封されるもので、接着された広
い平面同志を剥離することになつて引張力が部分
的に集中するところがないから剥離しづらい。
ートシールに強弱の差ができるものであるが、合
体が面圧によつて容器と蓋のフランジ部とが平面
的に接着されて密封されるもので、接着された広
い平面同志を剥離することになつて引張力が部分
的に集中するところがないから剥離しづらい。
したがつて本案は容器の蓋における密封性と同
時に易開封性をうることを目的とするものであ
る。
時に易開封性をうることを目的とするものであ
る。
（課題を解決するための手段）
本考案は以上のような目的を達成するため、次
のような容器の蓋の密封方法を提供するものであ
る。
のような容器の蓋の密封方法を提供するものであ
る。
すなわち、本発明は、プラスチツク容器、複合
容器等の口部がプラスチツクで形成されている容
器を、プラスチツク材からなる蓋にて密封する方
法において、第１段階では、口部のフランジ面と
蓋のフランジ面とを全面的に軽い溶着を行ない、
次の第２段階では、この全面にわたつて溶着した
面に対し、フランジ外周面より離れた内側寄りに
狭い巾のリング状の強い溶着を行なうもので、こ
のような第１段階と第２段階とにわたる溶着に
て、密封性を有すると同時に簡単に開封できるよ
うにしたところにその特徴を有するものである。
容器等の口部がプラスチツクで形成されている容
器を、プラスチツク材からなる蓋にて密封する方
法において、第１段階では、口部のフランジ面と
蓋のフランジ面とを全面的に軽い溶着を行ない、
次の第２段階では、この全面にわたつて溶着した
面に対し、フランジ外周面より離れた内側寄りに
狭い巾のリング状の強い溶着を行なうもので、こ
のような第１段階と第２段階とにわたる溶着に
て、密封性を有すると同時に簡単に開封できるよ
うにしたところにその特徴を有するものである。
そして、容器の口部のプラスチツクはポリプロ
ピレン、ポリエチレン、ポリエステル等の熱可塑
性のものであり、蓋材は容器の口部に接する最内
層がエチレンビニルアセテート、又は容器口部と
相対する材料のポリプロピレン、ポリエチレン、
ポリエステル等の厚さを調整したフイルムをラミ
ネートしたものであり、第１段階の溶着はフラツ
トな熱板をもつて行ない、第２段階の溶着は狭い
巾のリング状の熱板をもつて行なう事を特徴とす
るものである。
ピレン、ポリエチレン、ポリエステル等の熱可塑
性のものであり、蓋材は容器の口部に接する最内
層がエチレンビニルアセテート、又は容器口部と
相対する材料のポリプロピレン、ポリエチレン、
ポリエステル等の厚さを調整したフイルムをラミ
ネートしたものであり、第１段階の溶着はフラツ
トな熱板をもつて行ない、第２段階の溶着は狭い
巾のリング状の熱板をもつて行なう事を特徴とす
るものである。
（実施例）
以下、実施例をその図面について説明する。
第１図に示すものは、紙を主材とするブランク
板をもとに射出成形した複合容器Ａであり、第２
図に示すものは、全体をプラスチツクで成形した
容器Ｂであつて、これらの容器は、容器本体１の
口部２に、平らなフランジ３部を有している。
板をもとに射出成形した複合容器Ａであり、第２
図に示すものは、全体をプラスチツクで成形した
容器Ｂであつて、これらの容器は、容器本体１の
口部２に、平らなフランジ３部を有している。
この口部２に被蓋する蓋４には、口部２のフラ
ンジ３部分に接合する平らなフランジ５が設けら
れている。なお、６は摘みである。
ンジ３部分に接合する平らなフランジ５が設けら
れている。なお、６は摘みである。
そして、容器２部分の材料としては、ポリプロ
ピレン、ポリエチレン、ポリエステル等の熱可塑
性のプラスチツクであり、また蓋４は、容器の口
部２に接する最内層がエチレンビニルアセテー
ト、又は容器の口部２の材料と相対する材料のポ
リプロピレン、ポリエステル等の厚さを調整した
フイルムをラミネートしたものである。
ピレン、ポリエチレン、ポリエステル等の熱可塑
性のプラスチツクであり、また蓋４は、容器の口
部２に接する最内層がエチレンビニルアセテー
ト、又は容器の口部２の材料と相対する材料のポ
リプロピレン、ポリエステル等の厚さを調整した
フイルムをラミネートしたものである。
溶着工程は、第１段階として、容器の口部２の
フランジ３部分に、蓋４のフランジ５部分を重ね
て接合し、この接合面７の全体をフラツトな熱板
で加熱して軽い溶着を行う。
フランジ３部分に、蓋４のフランジ５部分を重ね
て接合し、この接合面７の全体をフラツトな熱板
で加熱して軽い溶着を行う。
第２段階として、この軽い溶着面７に対して、
狭い巾のリング状の熱板を当てて加熱し、リング
状の強い溶着部分８を形成する。
狭い巾のリング状の熱板を当てて加熱し、リング
状の強い溶着部分８を形成する。
このリング状の溶着部分８は、場合によつて
は、２本であることもあるが、その位置は、フラ
ンジ部外周より離れたフランジの中央部か、内側
寄りとする。
は、２本であることもあるが、その位置は、フラ
ンジ部外周より離れたフランジの中央部か、内側
寄りとする。
本発明は、以上のような第１段階の軽い溶着、
次いで行なわれる第２段階の狭い巾の強い溶着に
よつて、密封するものであるが、これを開封する
ときは、摘み６をもつて引張ると、口部２のフラ
ンジ３部と蓋４のフランジ５部との平らな溶着面
７は比較的軽く溶着されているので、フランジ外
周のこの溶着部分は剥離し易く、この部分の剥離
にしたがつて、引張力は、フランジ部外周より離
れた内側における狭い巾のリング状の溶着部分８
の１点の狭い範囲に集中するから、強い溶着部分
にかかわらず、狭い巾のこの部分もまた容易に剥
離を開始する。
次いで行なわれる第２段階の狭い巾の強い溶着に
よつて、密封するものであるが、これを開封する
ときは、摘み６をもつて引張ると、口部２のフラ
ンジ３部と蓋４のフランジ５部との平らな溶着面
７は比較的軽く溶着されているので、フランジ外
周のこの溶着部分は剥離し易く、この部分の剥離
にしたがつて、引張力は、フランジ部外周より離
れた内側における狭い巾のリング状の溶着部分８
の１点の狭い範囲に集中するから、強い溶着部分
にかかわらず、狭い巾のこの部分もまた容易に剥
離を開始する。
一旦この部分の剥離が始まると、この狭い巾の
リング状の溶着部分の剥離は、２方向に向つて格
別大きな力を要せずして進み、容易に開封するこ
とができる。
リング状の溶着部分の剥離は、２方向に向つて格
別大きな力を要せずして進み、容易に開封するこ
とができる。
したがつて、開封性がよいのにもかかわらず、
狭い巾のリング状の溶着部分によつて完全に密封
性がえられる。
狭い巾のリング状の溶着部分によつて完全に密封
性がえられる。
（発明の効果）
以上のように、本発明の方法による容器の密封
は、密封性と同時に易開封性のものであるが、こ
のような密封を、本発明は、第１段階における広
い巾の軽い溶着と、第２段階としてのこの広い溶
着面に対する狭い巾の強い溶着とによつて、容易
に行うことができる。
は、密封性と同時に易開封性のものであるが、こ
のような密封を、本発明は、第１段階における広
い巾の軽い溶着と、第２段階としてのこの広い溶
着面に対する狭い巾の強い溶着とによつて、容易
に行うことができる。
しかして、請求項２の材料を用いることにより
軽い溶着と強い溶着とが容易にえられ、請求項３
の熱板を用いることにより請求項１の方法を容易
に実施することができる。
軽い溶着と強い溶着とが容易にえられ、請求項３
の熱板を用いることにより請求項１の方法を容易
に実施することができる。
第１図及び第２図は、本発明の密封方法の対象
となる実施例の容器の斜視図で、第１図は複合容
器、第２図はプラスチツク容器、第３図は蓋の平
面図、第４図は密封された容器の断面図、第５図
は密封部分の拡大図である。 Ａ……複合容器、Ｂ……プラスチツク容器、１
……容器本体、２……口部、３……フランジ、４
……蓋、５……フランジ、６……摘み、７………
軽い溶着面、８……強い溶着面。
となる実施例の容器の斜視図で、第１図は複合容
器、第２図はプラスチツク容器、第３図は蓋の平
面図、第４図は密封された容器の断面図、第５図
は密封部分の拡大図である。 Ａ……複合容器、Ｂ……プラスチツク容器、１
……容器本体、２……口部、３……フランジ、４
……蓋、５……フランジ、６……摘み、７………
軽い溶着面、８……強い溶着面。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 口部がプラスチツクである容器に対するプラ
スチツク蓋の密封において、第１段階では、口部
のフランジ面と、蓋のフランジ面とを全面的に軽
く溶着し、第２段階では、第１段階の溶着面を、
フランジ外周面より離れた内側寄りに狭い巾のリ
ング状に強く溶着することを特徴とする容器の蓋
の密封方法。 ２ 容器の口部のプラスチツクは、ポリプロピレ
ン、ポリエチレン、ポリエステル等の熱可塑性の
ものであり、蓋材は、容器の口部に接する最内層
が、エチレンビニルアセテート、又は容器口部と
相対する材料のポリプロピレン、ポリエチレン、
ポリエステル等の厚さを調整したフイルムをラミ
ネートしたものからなる特許請求の範囲第１項記
載の容器の蓋の密封方法。 ３ 第１段階の溶着は、フラツトな熱板をもつて
行ない、第２段階の溶着は、狭い巾のリング状の
熱板をもつて行うところの特許請求の範囲第１項
記載の容器の蓋の密封方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3196981A JPS57153806A (en) | 1981-03-06 | 1981-03-06 | Method of hermetically sealing cover to vessel |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3196981A JPS57153806A (en) | 1981-03-06 | 1981-03-06 | Method of hermetically sealing cover to vessel |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57153806A JPS57153806A (en) | 1982-09-22 |
| JPH0223403B2 true JPH0223403B2 (ja) | 1990-05-24 |
Family
ID=12345775
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3196981A Granted JPS57153806A (en) | 1981-03-06 | 1981-03-06 | Method of hermetically sealing cover to vessel |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57153806A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02200101A (ja) * | 1989-01-27 | 1990-08-08 | Iseki & Co Ltd | 耕耘装置 |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59199461A (ja) * | 1983-04-23 | 1984-11-12 | テルモ株式会社 | 包装容器およびその密封方法 |
| JPH072485B2 (ja) * | 1986-02-19 | 1995-01-18 | 出光石油化学株式会社 | 容器のシール装置 |
| JPS62200503U (ja) * | 1986-06-10 | 1987-12-21 | ||
| JPS62200504U (ja) * | 1986-06-10 | 1987-12-21 | ||
| JPH01288947A (ja) * | 1988-05-16 | 1989-11-21 | Hitachi Ltd | バッファメモリ障害処理方式 |
| JP2659583B2 (ja) * | 1989-03-03 | 1997-09-30 | 住友ベークライト株式会社 | 易開封性密封容器 |
| JP2742085B2 (ja) * | 1989-03-24 | 1998-04-22 | 住友ベークライト株式会社 | 易開封性密封容器 |
| JP2672856B2 (ja) * | 1989-04-06 | 1997-11-05 | 住友ベークライト株式会社 | 易開封性密封容器 |
| JPH05294305A (ja) * | 1992-04-13 | 1993-11-09 | Toray Ind Inc | 積層梱包用中間パッドのカバー取替装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS501884A (ja) * | 1973-05-12 | 1975-01-09 | ||
| JPS5538256A (en) * | 1978-09-05 | 1980-03-17 | Honshu Paper Co Ltd | Easy* unsealing type seal mechanism of vessel and its heating device |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5628888Y2 (ja) * | 1976-05-12 | 1981-07-09 |
-
1981
- 1981-03-06 JP JP3196981A patent/JPS57153806A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS501884A (ja) * | 1973-05-12 | 1975-01-09 | ||
| JPS5538256A (en) * | 1978-09-05 | 1980-03-17 | Honshu Paper Co Ltd | Easy* unsealing type seal mechanism of vessel and its heating device |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02200101A (ja) * | 1989-01-27 | 1990-08-08 | Iseki & Co Ltd | 耕耘装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57153806A (en) | 1982-09-22 |
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