JPH02230448A

JPH02230448A - ダウンロード方式

Info

Publication number: JPH02230448A
Application number: JP1051553A
Authority: JP
Inventors: Hiroko Shibamoto; 柴本　宏子
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1989-03-03
Filing date: 1989-03-03
Publication date: 1990-09-12

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、コンピュータ側に端末ごとのデータ履歴管理
のマスクと部分ファイルとを備えたダウンロード方式に
関する。

〔従来の技術〕

銀行や証券等の金融機関では、コンピュータと複数端末
間でオンラインデータ伝送が行われている。この場合、
各端末はソフ１へウエアで制御されているため、各端末
を起動する際にはコンピュタから各端末へのダウンロー
ドが必須となっている。

従来のダウンロード方式では、例えば、特開昭６１−２
０６０３４号公報に記載された『デバイスプログラムの
修正方法』のように、一旦ダウンロードしたソフｈウェ
アを修正するには、オンラインモードからバッチモード
に変えることによりコンピュータ側から個々の端末のソ
フトウエアを修正している。すなわち、ある端末のデバ
イスプログラムに部分修正バッチが生じたときには、先
ず端末制御装置をバッチモ−１〜にした後、接続されて
いるその端末の表示装置より修正データを入力すること
により、制御装置ではこの人力データをチェックして、
正しければ一旦制御装置のバッチファイルに格納し、修
正先の端末に対してダウンロードする。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、従来のダウンロード方法では、制御装置
ないしコンピュータ側に履歴情報の管理あるいはダウン
ロード対象のソフトウェアファイルの構成が何も配備さ
れていないため、種々の問題に対処することができなか
った。例えば、ダウンロードされた端末において，その
後、そのソフトウェアを部分的に変更し、端末がそのソ
フトウェアを実行した結果、再び元のソフｌへウェアに
戻したい場合には、部分変更前の状態（レビジョン）に
戻した後、旧バージョン（前の改正版）のソフ１・ウェ
アを新たに作成し直さなければならなかった。

また、コンピュータ側や制御装置側では、各端末のバー
ジョン（改正版）が不明であるため、作成しても修正の
必要の有無がチェックできないという問題があった。

本発明の目的は、このような従来の課題を解決し、部分
変更用ソフ１〜ウエアをダウンロードした後、以前のソ
フトウェアに簡単に戻すことができ、バージョン・レヒ
ジョンの使い分けを行うことが可能なダウンロード方式
を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するため、本発明のダウンロート方式は
、コンピュータと該コンピュータにオンラインで接続さ
れた複数の端末とで構成され、該端末を制御するソフト
ウエアを」二記コンピュータから回線を介してダウンロ
ードする方法において、上記コンピュータに格納するダ
ウンロード対象のソフ１へウェアのファイルを、マスタ
ファイルと該マスタファイルの内容を部分的に更新した
部分更新ファイルとに分けるとともに、該ソフ１へウェ
アの部分的更新の履歴情報を端末識別ごと、および特定
端末ごとに登録し、かつ管理する履歴管理ファイルを、
」二記コンピュータに備えることに特徴がある。

〔作　　用〕

本発明においては、コンピュータないし制御装３一置側に、ダウンロード対象ソフ１・ウェアのデータファ
イルを具備する。そして、このソフトウェアのデータフ
ァイルを、特定バージョン・レビジョンの全データを持
つマスタファイルと、部分変更用データを持つ部分更新
ファイルの２つに分けて、マスタファイルと部分更新フ
ァイルの履歴を履歴管理ファイルで管理する。履歴管理
ファイル上では、履歴情報をデータ属性および端末識別
ごとに、あるいは特定端末向けに、それぞれ作成する。

すなわち、コンピュータには、部分変更されていない最
新のマスタファイルと、部分変更用ソフ１へウェアであ
る部分更新ファイルの最新版が格納されている。そして
、コンピュータは、電源投入時に、各端末ごとにその端
末から送られてくるマスタファイルのバージョン・レビ
ジョン、部分更新ファイルの更新番号をチェックした後
、端末ごとに、必要部分のダウンロードを行う。一方、
端末側では、種々の必要性から、ソフトウェアの部分変
更を行った後、再び以前の状態であるマスタファイルに
戻したい場合が生じる。このような必要が生じたときに
は、本発明では、改めて旧ソフＩ・ウェア（バージョン
）を作成し直さなくても、コンピュータからマスタファ
イルをタウンロードすればよい。また、ソフトウェアの
履歴管理を端末ごとに行っているため、バージョン・レ
ビジョンの端末ごとに使い分けが可能となる。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を、図面により詳細に説明する。

第１図は、本発明の一実施例のダウンロード方式を用い
るオンラインシステムの構成図である。

第１図において、１はオンライン回線で接続された各端
末に対してダウンロードを実行するホス［・コンピュー
タ、２はホストコンピュータ１からソフトウェアがダウ
ンロードされた後、そのソフトウェアにより制御される
各端末である。

本実施例では、コンピュータ１が備えるファイル上に、
マスタファイル３、部分更新ファイル４、制御コマンド
ファイルＳ、および履歴管理ファイル６が格納されてい
る。このうち、マスタファイル３は、各端末ごとに特定
のバージョンのソフ１〜ウェアの全データを持っている
。また、部分更新ファイル４は、各端末ごとに、部分変
更用ソフ１へウェアを持つデータファイルを持っている
。従って、最初にコンピュータ］−から各端末ごとにダ
ウンロードするデータはマスタファイル３に格納されて
いるデータである。その後に、各端末で部分更新された
データは、その都度コンピュータに報告されることによ
り、」二記部分更新ファイル４に格納される。次の制御
コマンドファイル５ば、従来から使用されているファイ
ルであって、コンピュータ１の各ファイル３，４に格納
されているデタをダウン口−１くするためのコマンドの
集合が格納されている。すなわち、ダウンロードする際
には、制御コマンドファイル５から読み出されたコマン
ドにより各端末との間の通信路を確立し、各端末間の制
御データのやり取りを行った後、マスタファイル３また
は部分更新ファイル４から端末対応のソフ１〜ウェアを
オンライン伝送する。

また、履歴管理ファイル６は、ダウンロード対象データ
の履歴を管理するためのファイルであって、各端末ごと
に、データ属性およびマスクのバジョンとレビジョンの
履歴を番号により登録され、管理される。

本実施例のコンピュータ１に格納するファイルの種類で
、従来と異なるのは、マスタファイル３と部分変更ファ
イル４と履歴管理ファイル６の３種類を備えていること
である。従来のコンピュータは、マスタファイルのみが
記憶されているため、その後、端末で部分的にダウンロ
ードしたソフ１〜ウエアに変更が加えられても何も記憶
されていなかった。

第２図は、第１図における履歴管理ファイルの内部フオ
ーマッ１へ図である。

履歴管理ファイル６には、第２図に示すように、端末識
別２１（あるいは特定端末）ごとに、データ属性２２、
マスクのバージョン（ＶＶＲＲ）２３、更新番号２４、
対応の制御コマンドファイル名２５が格納されている。

ここでは、一例としてその一部のみが示されており、例
えば端末識別Ｘ１７Ｂ′にはＧＭＡ．ＰＴ．ＤＭＡＰ．
ＤＣＤの３種類のデータ属性があり、これら３種類のい
ずれもマスクのバージョン（ＶＶＲＲ）の番号は０１０
０である。各データ属性ごとに、部分更新ファイルの更
新番号が＃Ｏ，　＃１，＃２，＃３・・・と付されて、
実際に更新されたものだけに、対応する制御コマンドフ
ァイル名が格納される。なお＃０はマスタであり、＃１
以降が部分変更である。ここては、データ属性ＧＭＡＰ
Ｔの各更新番号＃Ｏ，＃１にはＣＧＯ，ＣＧＩの制御コ
マンドが使用され、データ属性ＤＭＡＰの各更新番号８
０，　＃１にはＣＤＯ，ＣＤＩの制御コマンドが使用さ
れる。

すなわち、識別番号Ｘ　’７Ｂ’の端末は、３種類のソ
フトウェアで制御されるので、これら３つの種類をダウ
ンロードする必要がある。ここで、バジョンとは、マス
クの改訂番号であって、最初のマスタのＶＶＲＲが０１
００であるとき、このマスク０１０ｏに対して内容的に
全く異なるマス夕が作成された場合には、そのマスクの
バージョンは０２００となる。さらに改訂が加えられて
全く異なる内容になった場合には、バージョンは０３０
０となる。それに対して、レビジョンとは、あるマスク
に対して部分的に更新が加えられた部分に対する更新番
号である。従って、マスク０１００に対する部分更新と
、マスタ０２００に対する部分更新と、マスク０３００
に対する部分更新とが別個に存在する。

次に、ダウンロードの処理に際しては、次のように行う
。

予め、最新のマスクおよび部分更新の各ファイルおよび
履歴管理用のファイルを作成して、コンピュータ１のマ
スタファイル３、部分更新ファイル４および履歴管理フ
ァイル６に格納しておく。

先ず開始前に、端末２は、現在保有しているソフ１へウ
ェアのバージョン（ＶＶＲＲ）および部分更新番号を持
っており、これらをコンピュータ１に送信する。ここで
は、例えば、端末２がＸ．　’　７　Ｂ　’の端末識別
と、Ｏ　］−　０　０のバージョン番号と、＃コ−の更
新番号とをコンピュータ」−に送信することにする。コ
ンピュータ１は、受信したＶＶＲＲの番号（０１００）
と履歴管理ファイル６上のＶＶＲＲ３１の番号（０　１
　０　０）とを比較して、同−てあるためマスタファイ
ルデータは送信する必要がないことを判断する。もし、
履歴管理ファイル６のＶＶＲＲが０２００で端末から送
られてきたＶｖＲＲが０１００の場合には、履歴管理フ
ァイル６に比べて端末２の方が遅れているので、マスク
（＃０）の制御コマンド名ＣＧ○（３２）を参照するこ
とにより、制御コマンドファイル５からコマンドＣＧＯ
を、マスタファイル３からマスタデータ（０２００）を
読み出して、端末２にダウンロードする。

次に、同じようにして更新番号の比較チェッタを行い、
必要であれば、最新更新番号までの部分更新データをダ
ウンロードする。例えば、端末２が更新番号＃１である
のに、管理ファイル６では更新番号＃２まで登録されて
いる場合には、部分更新ファイル４から＃」−の更新デ
ータを読み出すとともに、制御コマン１〜ファイル５か
らコマンド名ＣＧ２のコマン１くを読み出して、端末２
に対してダウンロードする。

このように、端末側から送られてきたバージョン・レビ
ジョンの番号と管理ファイルのバージョン・Ｉノビジョ
ンの番号とを比較して、異なるものだけをその端末に対
してダウンロードするのである。

ここでは、部分更新番号＃１．（３３）まてダウンロー
ドした後、マスタファイル（ＶＶＲＲ＝０１００）をダ
ウンロードすることにより、容易に元のソフ１〜ウェア
に戻すことができる。すなわち、端末でハ、マスタフ７
’イル（ＶＶＲＲ＝０１００）に対して部分的に更新さ
れたものを使用していたが、必要により元のマスタファ
イル（ＶＶＲＲ０１００）を使用しなりればならないと
きにも、新たに作成し直ずことなく、ダウンロードで直
ちに使用することができる。また、履歴管理が端末識別
２コごとに行われているので、端末ごとにバジョンの使
い分けができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、端末側−１］でソフトウェアに一旦部分変更を加えた場合でも、コン
ピュータ側から元のバージョンをダウンロードできるの
で、簡単に元のマスクに復元することが可能であり、例
えば端末側でソフ１・ウエアの試行を行う場合には、無
駄な手間がかからずに効率的に行える。また、端末ごと
に新ハージョンで使用するものと、元のバージョンで使
用するものとの使い分けが可能であるため、極めて効率
がよい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すオンラインシステム全
体のブロック図、第２図は第１図における履歴管理ファ
イルのテーブルフォーマッ１・図である。１：コンピュータ、２：端末、３：マスタファイル、４
：部分更新ファイル、５：制御コマンドファイル、６：
Ｂ歴管理ファイル。

Claims

【特許請求の範囲】

１、コンピュータと該コンピュータにオンラインで接続
された複数の端末とで構成され、該端末を制御するソフ
トウェアを上記コンピュータから回線を介してダウンロ
ードする方法において、上記コンピュータに格納するダ
ウンロード対象のソフトウェアのファイルを、マスタフ
ァイルと該マスタファイルの内容を部分的に更新した部
分更新ファイルとに分けるとともに、該ソフトウェアの
部分的更新の履歴情報を端末識別ごと、および特定端末
ごとに登録し、かつ管理する履歴管理ファイルを、上記
コンピュータに備えることを特徴とするダウンロード方
式。