JPH02227950A - 陰極の回りに磁界を生じさせる装置を有する電子銃 - Google Patents

陰極の回りに磁界を生じさせる装置を有する電子銃

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JPH02227950A
JPH02227950A JP2003725A JP372590A JPH02227950A JP H02227950 A JPH02227950 A JP H02227950A JP 2003725 A JP2003725 A JP 2003725A JP 372590 A JP372590 A JP 372590A JP H02227950 A JPH02227950 A JP H02227950A
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cathode
solenoid
electron gun
magnetic field
electrode
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JP2003725A
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Inventor
Georges Faillon
ジョージ ファイン
Christophe Bastien
クリストファ バスティーヌ
Christine Farvet
クリスティーヌ ファベット
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Thales Electron Devices SA
Original Assignee
Thomson Tubes Electroniques
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J23/00Details of transit-time tubes of the types covered by group H01J25/00
    • H01J23/02Electrodes; Magnetic control means; Screens
    • H01J23/08Focusing arrangements, e.g. for concentrating stream of electrons, for preventing spreading of stream
    • H01J23/087Magnetic focusing arrangements
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J23/00Details of transit-time tubes of the types covered by group H01J25/00
    • H01J23/02Electrodes; Magnetic control means; Screens
    • H01J23/06Electron or ion guns
    • H01J23/065Electron or ion guns producing a solid cylindrical beam

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  • Electron Sources, Ion Sources (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は円筒形の電子ビームを発生する電子銃に関する
。より詳細には、高電圧下で動作する銃に関する。これ
らの銃が縦方向に相互作用のある電子管に使用されてい
ることは明らかである。これらの管は“0”形管と呼ば
れている。この形の管の中で、電子ビームは電子の進路
と同じ(直線的な磁界により焦点が合わされる。クライ
ストロン、進行波管が“0”形管である。これらの銃を
例えば粒子加速器のように真空中の他の装置に使用でき
る。
(従来の技術) 長くかつ狭い電子ビームを発生させる電子銃は一般に回
転軸の回りに作られている。電子銃には陰極があり、こ
の陰極は通常熱放射材料から作られ、加熱され、通常質
の電位が加えられている。
電子銃はウェーネルト(wehnelt)円筒として知
られており、陰極と同じ温度で焦点合せの電極により囲
まれている。陰極は陽極の方向に電子ビームを放射する
。ウェーネルト円筒は集中するように陰極から出る電子
のビームを発生させる。これら2つの電極は陽極の回り
を取り囲んでいる。陽極とウェーネルト円筒は陰極から
出る電子ビームを通過させるように中心部で開いている
。グリッド(grid)は陰極とウェーネルト円筒の間
に挿入されている。例えば、円筒形のセラミック素子は
電極を支える働きをし、互いに電気的に絶縁している。
陰極により放射されウェーネルト円筒と陽極により焦点
が合わされる電子ビームは、電子管の胴体であるトンネ
ル形の部分を貫き抜ける。この胴体は一般には接地され
ている。陽極は陰極電位と電子管の胴体の電位の間の電
位差を取るか、または電子管の胴体に等しい電位を取る
かのいずれかである。電子管の胴体内で、ビームはソレ
ノイド(solenoid) 、永久磁石、または一連
の交番隣接磁石により焦点が合わされている。
希望の直径を有しほとんど振動のない均一な電子ビーム
を得るため、銃と管の胴体内で電子ビームに沿って発生
する磁束を調整する必要がある。
電子ビームの振動は電子の相互反発効果により生ずる。
陰極では電子の放射を妨げないように誘導を少なくしな
ければならない。銃の中で電子ビームを集中させるため
、陰極からの距離が増える時または増えるに従い誘導は
増える。誘導は銃の外、すなわち管の胴体内ではついに
一定の値となる。
陰極のすぐ近くで磁界が強くなり過ぎないように、極片
は一般に銃と管の胴体の間に置かれている。この極片は
管の胴体の中で強磁界に対してスクリーン(scree
n)を形成する。銃の出口で希望の直径を有し振動の少
ないビームを得るため、陰極上の誘導と、管の胴体内の
誘導と、ビームの半径およびその振動の間で適当に妥協
しなければならない。磁界のこれらの配置はきわめて重
要であり、この問題に対し次のような明快な解答が与え
られている: 極片は特殊な幾何学で与えられる。それは一般には軟鋼
で作られる。極片毎に、開き具合、厚さ、円すいの形は
さまざまである。しかし、電子ビーム上中の極片の主な
動作は銃の出口のところのみで行われる。陰極での効果
は少ない。
銃はまたその外側が円筒状のしゃへいを置(ことにより
じゃへいされ、軟鋼で作られている。このしやへいは銃
の外側のほかに陰極ではセラミック素子の回りに置かれ
ている。しやへいの内側に小さなソレノイドを取り付け
ることも可能である。これにより試験中の調整をより正
確に行うことができる。高電力管と低周波管の両方また
は一方を使用した銃の場合は、ジャンプスパーク(ju
mp 5park)を防止するため、電極は高周波にさ
れ電極間の間隔が大きく取られている。従って、銃の直
径は大きく、シールドの直径も大きい。たとえ小さな補
足のソレノイドが付は加えられても、陰極からの距離は
比較的妥当なものであり、陰極における磁界への影響は
それゆえ弱い。
本発明はこれらの欠点を解決するもので、陰極の近くに
磁界を発生させる装置を有する電子銃を提案している。
(発明の要約) 本発明により数個の電極を有し、陰極と、磁界を発生す
る装置を含み、前記装置は陰極と異なる電極と共に動作
し陰極のすぐ近(に制御された磁界を発生させるため陰
極に接近している電子銃が提案されている。
1つの実施態様において、電極はソレノイドを支えるよ
うに働き、ソレノイドの電源供給は発電機と、この電極
の電位または付近の電位に関係のある電位により与えら
えている。例えば、電極はウェーネルト円筒または陽極
であり、これらの電極は陰極の前面を取り囲んでいるの
で、陰極のすぐ近(によ(制御できる磁界を作ることが
できる。
他の実施態様において、陰極と異なる電極は陰極の回り
の輪に分布した永久磁石を支えるように働いている。
本発明の他の特性によれば陰極と異なる電極は磁界を作
る装置と共に動作するが、この電極は磁気材料から作ら
れている:電極自体により磁束(磁石またはソレノイド
により発生する)は陰極の回りに導かれるが、電極は陰
極の近くにあるので制御を効率的に行うことができ、も
し必要ならば、陰極のすぐ近(で磁界を調整することが
できる。電極の先端が陰極から離れているならば、磁石
またはソレノイドは電極により支えられており、この電
極の先端に容易に接触している:例えば、電極、ウェー
ネルト円筒または陽極は磁気材料から作られソレノイド
は電極が銃の外壁により支えられるところで銃の外側の
電極と磁気的に接触して置かれている。
(実施例) 第1図に示す銃は回転軸YY’の回りに作られている。
銃は“O”形管の中に収納され゛ており、その胴体5の
みが示されている。銃には熱放射材料から作られる陰極
1が含まれている。陰極1は浅いカップ形をしており、
図示していないフィラメント(filament)によ
り約1100℃まで加熱されている。この陰極には約1
00kVの高い電位−voが加えられている。陰極1を
取り囲んでいる焦点合せの電極またはウェーネルト円筒
2の作用により集中する電子ビーム4が発生している。
電子ビーム4はほぼ円筒の形をしており、管の胴体5の
方向に加速されている。ウェーネルト円筒は一般にはモ
リブデン、ステンレス鋼、または銅で作られている。ウ
ェーネルト円筒には陰極lと同じ電位−voが加えられ
ている。陽極3はウェーネルト円筒2を取り囲んでいる
。この電極3には電位−vAが加えられている。一般に
この電極は全体的にまたは部分的にモリブデンまたは銅
により作られている。グリッドは陰極1とウェーネルト
円筒2の間に置かれている。第1図にはグリッドを全(
示していない。銃には陰極lと陽極3の間にある全ての
電極が必ず含まれている。管の胴体は一般に銅で作られ
ており接地されている。
電子の相互反発効果は電子ビームが長(狭くなるのを防
げるように働き、焦点合せの装置は銃の前面に沿い、特
に管の胴体部で必要となる。この焦点合せの装置は一般
に磁石である。管の胴体の回りには永久磁石、ソレノイ
ドまたは交番隣接磁石により構成されている。焦点合せ
の装置は示されていない。
陽極3は一方の先端11により、絶縁され円筒形にされ
銃を取り囲んでいる第1スペーサ(spacer)7と
第2スペーサ13にしっかり固定されている。
スペーサ7は所定の位置に陽極3を保持し管の胴体5か
ら陽極3を電気的に絶縁している。陰極1とウェーネル
ト円筒2は銃の底面の近くにある円形絶縁壁8に固定さ
れている。絶縁の第2スペーサ13は一方が絶縁壁8の
周辺に支えられ、他方は陽極3の先端11に支えられて
いる。スペーサ13は電極1とウェーネルト円筒2を陽
極3から絶縁する役目を果たしている。陽極3の他端・
12は陰極1の近くに置かれており電子ビームを集中さ
せる。
陽極3のこの先端12は陽極の残りの部分とは違う材料
で作られている。スペーサ7と13と壁8は一般にセラ
ミックで作られている。管の胴体を有するそれらは、銃
の電極を取り囲んでいる遮断性の密閉チャンバ(cha
mber) 14を決定する役目を果たしている。この
チャンバ14は真空にされている。
銃は部分的に磁界に浸されている。陰極1への誘導は弱
くすべきであるが、この誘導は陰極1と管の胴体5の間
隔の中で多(する必要がある。これにより電極と管の胴
体の間の、または異なる電位を加えられた電極間のジャ
ンプスパークの危険を防ぐことができる。
極片6は一般に軟鋼により作られ、銃を管の胴体5から
分離している。この極片6の幾何学的な形により電子ビ
ーム4の焦点合わせな変化させることができる。他の極
片になると広がり、厚さ、円すいの形が変わる。極片6
は特に陽極3と管の胴体の入口の間にある電子ビームの
焦点を合わせる。この極片では銃の内側で必要とされる
調整を磁界に与えることができない。とりわけ、極片は
管の胴体中でかなり強い磁界に対ししやへいとして働(
ので、この磁界は陰極のすぐ近(では十分弱いままであ
る。
従来の技術では例えば軟鋼で作られた円筒形の磁気じゃ
へい9で構成されており、これはスペーサ7.13の外
側で銃の回りにある。このしやへい9は陰極1の出口と
極片6の間に置かれている。
しゃへい9は極片6に固定されている。さらに、試験中
に磁界をより精密に調整できるようにするため、このし
やへい9にソレノイドlOを付は加えることが可能であ
る。
銃が高電圧で動作している時、電極間の絶縁の間隔のた
め円筒形のしゃへい9の直径は大きくなる。電子ビーム
の焦点合せの効果はソレノイドIOが付は加えられても
非常に小さい。
第2図には第1図の断面図と比較した軸YY′を有する
電子銃の断面図を示す。しかし、陰極の近(に磁界を生
ずる装置が付は加えられている。この例では磁界が調整
できるが、それは磁界がソレノイドにより発生しており
、磁界はこのソレノイドを通る電流に影響を及ぼすこと
ができるためである。
銃は“O“形管の中に収納されおり、その胴体25の部
分のみが示されている。さらに、銃には胴体25と同じ
電位が加えられている陽極23がある。
銃は一方の先端28により管の胴体25にしつかり固定
されている。他の先端29は第1図のスペーサ13と比
較されるスペーサ15にしつかり固定されている。スペ
ーサ15は銃の近くにある絶縁壁16の上に置かれてい
る。スペーサ15、壁16と同様に管の胴体25、陽極
23は真空を保つチャンバ7を決める役目を果たしてい
る。
陰極lは浅いカップ状の形をしている。陰極lには加熱
用フィラメント20がある。陰極1は1100℃のオー
ダーの高温に加熱され電子ビーム4を発生している。熱
しゃへい21はチャンバ17の内側の熱を安定にするた
め、フィラメント20の近(に置かれている。陰極1は
ウェーネルト円筒により取り囲まれている。調整可能な
磁界を発生させる装置はウェーネルト円筒22の中に収
納されている。
ウェーネルト円筒22には内部にソレノイド27が置か
れている空洞24がある。このソレノイド27では陰極
1の近くにあり電子ビーム4に有効に作用している。ソ
レノイド27は環状または類似の形をしている。ソレノ
イド27は陰極lと同軸状に取り付けられている。ウェ
ーネルト円筒はソレノイドが覆われるような厚さである
ことが見て判るであろう。高電圧銃では銃の各部分が一
般に厚いので、ソレノイド27を入れるのに障害はない
。空洞24はチャンバ17の内部と連絡していない。空
洞24は壁16を通るチャンバ17の外側に開いている
。空洞24の内側はチャンバ17の外側の環境と接触し
ていないので、空洞24は壁16の上に置かれている遮
断キャップ(cap)により遮断することができる。外
側の環境は空気か油か、またはイオンフッ化物SF。
である。これらの材料は絶縁の役割を果たしている。
ソレノイド27がチャンバ17の外側の環境と接触する
こともできる。この場合、空洞24を遮断しているキャ
ップ26はもはや必要ない。
ソレノイド27を作るのに使われている電線は、例えば
純粋なタングステンか、レニウムを含んだタングステン
合金から作られている。ソレノイドを作るのに使われて
いる電線は適当な形のセラミックにより絶縁されている
。ソレノイド27は全体としてウェーネルト円筒の電位
、従って陰極1の電位−V。が加えられている。ソレノ
イドは第2図に示すように加熱用のフィラメント20と
つながって取り付けられている。遮断された密閉の通路
18は少なくとも1つ壁16の中に置かれており、加熱
用フィラメントとソレノイドを接続する電線の高さにあ
るチャンバ17の外側と内側の間を遮断している。ウェ
ーネルト円筒は軟鋼または軟鉄のような磁気性のある金
属材料から作られている。しかし、ウェーネルト円筒は
また磁気性のない材料の場合もあり、その磁界はソレノ
イドから直接作られる。
第3図には第1図の断面図と比較した電子銃の断面図を
示している。陰極lの近(に調整可能な、磁界を発生さ
せる装置の他の変形を示している。
この装置は陽極30の中に収納されており、ウェーネル
ト円筒は収納されていない。図の中で、ウェーネルト円
筒2を取り囲んだ陽極30にはソレノイド31が置かれ
ているところに空洞32がある。この場合、陽極30は
第1図に示すように管の胴体5と離れている。陽極30
は全体的に、または部分的に軟鉄または軟鋼のような磁
気性の金属材料から作られている。陽極30の第1先端
19はスペーサ7と13にしっかり固定されている。陽
極30の他の先端33は陰極1の近くにあり陽極の残り
の部分とは異なった材料から作られている。この材料は
例えばモリブデンである。磁気性のある金属材料は長さ
が変化し、厚さも変化する。この材料はあまり高温に加
熱しないで透磁率を低(しないことが適切である。むし
ろ、使用されている材料は不意のガス抜けを防止するた
め真空中で製造されている。
ソレノイド31は電子ビーム4の近くで電子ビーム4か
ら可変の距離に置かれているが、それは銃の中にある磁
束線に対し期待される効果のためである。このソレノイ
ド32は陽極30の電位に関係のある電源供給装置36
により電源が供給されている。電流は例えば光ファイバ
により試験の量制御されている。参照番号34は電位−
■。を与える陰極lの電源供給装置を示している。参照
番号35は電位−vAを与える陽極30の電源供給装置
を示している。陽極の電源供給装置35とソレノイドの
電源供給装置36にはそれぞれ絶縁変圧器37が設置さ
れている。ソレノイド31はダクト39に入れられてい
る導線38により電源供給装置36に接続されており、
ダクト39は陽極30の中に入りスペーサ7.14によ
り分けられているチャンバ14の外側にある先端19の
ところで開いている。
第4図には第1図の断面図と比較した銃の断面図を示す
。陰極の近(に調整可能な磁界を発生させる装置の他の
変形を示している。
調整可能な磁界を発生させる装置は陽極41と接触する
ように置かれたソレノイド40により構成されている。
陽極41の第1先端42はスペーサ7.13にしっかり
固定されている。陽極41とソレノイド40の間で接触
しているのはこの第1先端42である。ソレノイドはチ
ャンバ14の外側に置かれている。
調整可能な磁界を生ずるこの装置には、低電圧で動作す
る銃が使用されている。この場合、銃の直径は小さ(、
陽極またはウェーネルト円筒の中にソレノイドを収納す
ることはより一層難しくなる。
ソレノイドから陰極のごく近くの領域に磁束を導(ため
、陽極41は部分的にまたは全体的に磁気性の金属材料
で作られている。図では、部分的に磁気性の金属材料で
作られている。第2先端43は陰極lの近くにあり電子
ビームを取り囲んでおり、例えばモリブデンのような他
の材料で作られている。
ソレノイドは図示されていない電源供給装置により電源
が供給されている。この電源供給装置は前述の陽極41
の電位に関係がある。
第5図には第4図の断面図と比較した電子銃の断面図を
示す。陰極の近くに磁界を発生させる装置の新しい変形
を示している。
この図では、磁界を発生させる装置は予め磁化された1
以上の磁石50により構成されている。
これらの磁石はチャンバ14の外側に環状に置かれてお
り陽極51に接触している。陽極51の第1先端52は
スペーサ7.13にしっかり固定されている。陽極51
と磁石50の間で接触しているのはこの第1先端52で
ある。誘導線が陽極51の内側に向くように磁石50は
調整されている。この場合、陽極51は全体的にまたは
部分的に磁気性の金属材料で作られている。第5図には
陽極51の第2先端53が陰極1の近くにあり、例えば
モリブデンのような他の材料で作られている。磁石50
には陽極51と同じ電位が加えられている。磁石50は
沢山ある。陽極51の回りに環状の形に置かれている磁
石50の数を換え、それらの位置を変えることにより、
陰極1の近(の磁界を比較的精密に調整できる。
本発明により、1つのソレノイドまたは多くの磁石が銃
の回りにあるときは、銃の外側のしゃへいを取り除くこ
ともできる。
、本発明は既述の例に制限されない。本発明の範囲を越
えることなく、陰極の近くに磁界を発生させる装置の形
または位置に関する非常に多(の変形が考えられる。陰
極とは異なった電極の1つに対し陰極の近(に磁界を発
生させる装置を与えることは十分可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の技術の管の中に収納された円筒形の電子
ビームを発生する“O°゛形電子銃の断面図を示し、 第2図はウェーネルト円筒の中に収納された調整可能な
磁界を発生するソレノイドと図示されていない陽極を有
する電子銃の断面図を示し、第3図は陰極の近くの磁界
を調整するように設計されたソレノイドに取りつけられ
た陽極を含む電子銃の断面図を示し、 第4図は陰極の近(の磁界を調整するように設計された
外部ソレノイドに取り付けられた陽極を含む電子銃の断
面図を示し、 第5図は陰極の近(の磁界を調整するように設計された
多くの外部磁石に取り付けられた陽極を含む電子銃の断
面図を示す。 l・・・陰極、      2.22・・・ウェーネル
ト円筒、3、23.30.41.51・・・陽極、4・
・・電子ビーム、  5.25・・・胴体、6・・・極
片、      7・・・第1スペーサ、8・・・円形
絶縁壁、  9・・・磁気じゃへい、10、27.31
.40・・・ソレノイド、11、12.33・・・陽極
3の先端、13・・・第2スペーサ、 14.17・・
・チャンバ、15・・・スペーサ、   16・・・絶
縁壁、18・・・通路、     20・・・フィラメ
ント、21・・・熱しゃへい、  24.32・・・空
洞、2B・・・遮断キャップ、 28・・・先端、29
・・・電子銃の先端、 34・・・陰極lの電源供給装置、 35・・・陽極30の電源供給装置、 36・・・ソレノイドの電源供給装置、37・・・絶縁
変圧器、  38・・・導線、39・・・ダクト、  
   42.52・・・第1先端、43、53・・・第
2先端、 50・・・磁石。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)数個の電極を有し、陰極を含み、さらに磁界を発
    生させるための装置を有し、前記装置は陰極と異なる電
    極と共に動作し陰極のすぐ近くに制御された磁界を発生
    させるため陰極に接近している電子銃。
  2. (2)装置により発生する磁界が調整可能な請求項1記
    載の電子銃。
  3. (3)装置が銃の中に置かれたソレノイドであり、前記
    電極がこのソレノイドを支えるように働く請求項1また
    は2記載の電子銃。
  4. (4)ソレノイドがソレノイドを支える働きをする電極
    の中に準備された空洞の中に置かれ、この空洞は銃の内
    側とは接触しないが外側とは連続する可能性のある請求
    項3記載の電子銃。
  5. (5)ソレノイドが電源供給装置に接続されており、そ
    の電位はソレノイドを支えるため使用されいる電極の電
    位と関係のある請求項3または4記載の電子銃。
  6. (6)装置が1以上の永久磁石から構成されている請求
    項1または2記載の電子銃。
  7. (7)磁界を発生させる装置と共に動作する電極30が
    全体または部分が磁気である材料から作られ、陰極の放
    射面の近くに磁束を導くことができる請求項1記載の電
    子銃。
  8. (8)材料が軟鉄または軟鋼である請求項1記載の電子
    銃。
  9. (9)磁界を発生させるための装置が銃の外の電極の先
    端で磁気的に接触している請求項7または8記載の電子
    銃。
  10. (10)装置と共に動作する電極が銃の陽極である請求
    項1記載の電子銃。
  11. (11)装置と共に動作する電極が銃のウェーネルト円
    筒である請求項1記載の電子銃。
  12. (12)装置がソレノイドの時、装置が陰極を加熱する
    ように設計されたフィラメントに連続されて取り付けら
    れている請求項(11)記載の電子銃。
  13. (13)請求項1から12のいずれか1つの電子銃を含
    み、縦方向に相互作用のある電子管。
  14. (14)請求項1から12のいずれか1つの電子銃を含
    む粒子加速器。
JP2003725A 1989-01-17 1990-01-12 陰極の回りに磁界を生じさせる装置を有する電子銃 Pending JPH02227950A (ja)

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FR8900484A FR2641899A1 (fr) 1989-01-17 1989-01-17 Canon a electrons muni d'un dispositif actif produisant un champ magnetique au voisinage de la cathode
FR8900484 1989-01-17

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EP (1) EP0379403A1 (ja)
JP (1) JPH02227950A (ja)
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