JPH0222676A - ページプリンタ用ファンモータの駆動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［概要］ ページプリンタのファンモータを駆動する装置に関し、 ページプリンタの静粛性を向上させることが可能となる
装置の提供を目的とし、 熱定着器の温度を検出する温度検出回路と、検出された
温度に応じてファンモータの回転速度を抑制するモータ
制御回路と、により構成される。

［産業上の利用分野コ 本発明は、ページプリンタのファンモータを駆動する装
置に関するものである。

ページプリンタでは大電流が消費されるので、）１ンモ
ータを用いてプリンタ内部の温度上昇が防止される。

［従来の技術］ 従来においては、ファンモータが常に一定の速度で回転
駆動されており、したがってその回転数はページプリン
タが印刷待機中でも印刷中と同一となる。

［発明が解決しようとする課題］ このため、ファンモータによる騒音は印刷待機中におい
ても印刷中と同様に発生し、ページプリンタの静粛性が
損なわれる。

本発明は上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、
その目的は、印刷待機時における騒音を抑制してプリン
タの静當性を向上することが可能となるページプリンタ
用ファンモータ駆動装置を提供することにある。

［課題を解決するための手段コ 上記目的を達成するために、本発明にかかる装置は第１
図の温度検出回路１２とモータ制御回路１６とにより構
成されており、温度検出回路１２では熱定着器１０の温
度が検出され、ファンモータ１４の回転速度は検出温度
に応じてモータ制御回路１６により制御される。

［作用］ ページプリンタ内部で発生した熱の約８０％が熱定着器
１０によるもので占められ、その温度はページプリンタ
の印刷待機時に低く、また印刷中には高い。

本発明では、熱定着器１０の温度に応じてファンモータ
１４の回転速度が制御されるので、熱定着器１０の温度
が低い印刷待機中にはファンモータ１４を低速回転させ
、印刷中にはこれを高速回転させることが可能となる。

［実施例］ 以下、図面に基づいて本発明にかかる装置の好適な実施
例を説明する。

図において、熱定着器１０のヒートローラ１１には交流
電源２０が接続されており、ヒートローラ１１は交流電
源２０により電力変換回路１８を介して通電されている
。

そして熱定着器１０にはサーミスタ２１が設けられてお
り、その抵抗値はヒートローラ１１の温度に応じて変化
する。

温度検出回路１２ではヒートローラ１１の温度に相当し
た検出信号がサーミスタ２１の抵抗値から得られており
、この検出信号に応じて電力変換回路１８が通電制御回
路２２により制御されている。

これにより、ヒートローラ１１に対する通電量（印加電
圧）はヒートローラ１１の温度に応じて調整され、その
温度は設定温度と一致する方向へ制御される。

その結果、プリンタの印刷中にはヒートローラ１１が高
い温度（本実施例では約１９０’Ｃ）に、また印刷待機
中にはより低い温度（本実施例では約１４０°Ｃ）とな
る。

また、温度検出回路１２の検出信号はモータ制御回路１
６の処理回路２４に与えられており、処理回路２４では
温度検出回路１２の検出信号を用いてヒートローラ１１
の温度が判断される。

その判断結果を内容とする処理回路２４の出力データは
デコーダ２６に与えられており、デコーダ２６のデコー
ド出力でドライバ２８−１．２８−２．２８−３のいず
れかが駆動される。

さらにドライバ２８−１の出力電圧はファンモータ１４
に直接供給されており、ドライバ２８−２．２８−３の
出力電圧は抵抗値の低い抵抗器３０−１と抵抗値の高い
抵抗器３０−２とを各々介して供給されている。

したがって、ファンモータ１４はドライバ２８−１が駆
動されたときに最も高い回転数に制御され、またドライ
バ２８−３が駆動されたときに最も低い回転数に制御さ
れ、そしてドライバ２８−２が駆動されたときにそれら
の中間２回転数に制御される。

ここで、ヒートローラ１１の検出温度が約１４０°Ｃの
判断が行われた場合には、印刷待機中であることがその
処理回路２４で確認される。

これにより、ドライバ２８−３が駆動され、ファンモー
タ１４が低速回転される。

また、ヒートローラ１１の検出温度が約１９０の判断が
行われた場合には、印刷中であることがその処理回路２
４で確認される。

これによりドライバ２８−１が駆動され、ファンモータ
１４が高速回転される。

この様に、ヒートローラ１１の温度が高く、多ユの送風
が必要となる印刷時には、ファンモータ１４が高速回転
されるものの、ヒートローラ１１の温度が低く、送風が
ほとんど必要とならない印刷待機時には、ファンモータ
１４が低速回転される。

したがって本実施例によれば、ファンモータ１４の送風
は必要に応じて調節され、印刷待機時にはその送風量が
減少する。

このため印刷待機時のファン騒音を抑制してページプリ
ンタの静粛性をより向上させることが可能となる。

また本実施例によれば、ヒートローラ１１の温度検出系
が通電制御系と共用されるので、製造コストの上昇を抑
制できる。

なお、通電制御回路２２を省略してその通電制御回路２
２による通電制御を処理回路２４に行なわせることも好
適である。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明によれば、熱定着器の温度に
応じてファンモータが速度制御されるので、印刷待機時
にファン騒５を抑制してページプリンクの静粛性をより
高めることが可能となる。

【図面の簡単な説明】

図は実施例の構成説明図である。 １０１１　・ １１　・　・ １２・　・ １４・　・ １６・　・ １８・　・ ２０・　・ ２１　・　・ ２２・　・ ２４・　・ ２６・　・ ２８−１゜ ３０−１゜ ・熱定着器、 ・ヒートローラ、 ・温度検出回路、 ・ファンモータ、 ・モータ制御回路、 ・電力変換回路、 ・交流電源、 ・サーミスタ、 ・通電制御回路、 ・処理回路、 ・デコーダ、 ２８−２．２８−３・・・ ３０−２・・・抵抗器。 ドライバ、

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 熱定着器（１０）の温度を検出する温度検出回路（１２
   ）と、 検出された温度に応じてファンモータ（１４）の回転速
   度を制御するモータ制御回路（１６）と、を有すること
   を特徴とするページプリンタ用ファンモータの駆動装置
   。