JPH02224674A - 自動消火装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、火災発生時水道管に消火用配管を自動連結
して放水す・る消火装置に関するものである。

（従来の技術） 水道を水源とする消火装置にはスプリンクラ−設備があ
る。スプリンクラ−設備は、水道水を一旦貯水槽に貯め
ポンプを動力として放水する０、また水道管に消火用ノ
ズルを常時直結する案も屡々提案されている。

（発明が解決しようとする問題点） 消火用配管を水道管に常時直結すれば、ポンプ水槽等の
設備を必要とせず、装置も簡易な構成となるが、現状衛
生及び管理面から採用されていない。

この発明は、火災発生時に水道管に消火用配管を連結す
るという新規なる発想と、この発想に基づいての手段を
提供するものである。

（問題点を解決するための手段） （発明１） この発明の（１）を第１図、第２図に掲げる実施例によ
って説明する。

発明（１）の要旨は、第１図において先端ノズル１を有
する消火用配管２を、水道管３に結合する手段４と、こ
の水道管３を常時閉止する弁手段５とを有し、火災感知
器６の作動に関して電動力により両管２．３を結合し、
然る後前記弁手段５を駆動して弁開とする自動消火装置
である。

火災感知器６は火災の熱、煙あるいは光を感知する電気
回路で構成される感知器である。

この感知器６は制御装置７を経て弁手段５．管結合手段
４にそれぞれ接続されている。

弁手段７は例えばソレノイドバルブ、モーターバルブを
用いることができる。

消火用配管２の基端可動管２ａは、ゴムホース等の可視
管あるいは継手部を軸回動の可動的に支持する配管が採
用されている。

第２図は管結合手段４の実施例であって、本体の支持金
具８は水道管３に固定支持されている。

この支持金具８より下方にガイド９，９を立ててあって
、このガイド９．９の下部に電動駆動部１０が設けであ
る。電動駆動部１０はモーターにより減速機構を経てス
クリュー軸１１回動する。

スクリュー軸１１には管結合部１２がねじ嵌合している
。管結合部１２は消火用配管である可動管２ａに結合さ
れていて、ガイド９．９に添って上下可能に支持されて
いる。管結合部１２の上端は、水道管３の下端に嵌合す
る。溝１３に水道管３の管端が入り、パツキン１４によ
って、漏水しないようになっている。管結合部１２の側
方には突起１５が設けてあり、突起１５は上下に設けた
リミットスイッチ１６．１７にそれぞれ作用するように
なっている。

（作　用） 火災で感知器６が作動すると、制御装置７により電動駆
動部ｌＯに通電されスクリュー軸１１が回転し、この軸
１１にねじ嵌合している管結合部１２が上方に移動し、
管結合部１２は水道管３に結合する。これで水道管３と
消火用配管２は結合したことになる。

両管３．２が完全に結合すると、突起１５がリミットス
イッチ１６を作用し、電動駆動部１０は停止し、弁手段
５は開となって、水道水は消火用配管２を経てノズル１
より放水消火する。

消火後弁手段５を閉とするのは、感知器６、あるいは手
動スイッチ（図示省略）による。

両管３，２の切り離しは電動駆動部１０を逆転して行う
、これは電動駆動部１０に接続される逆転スイッチ（図
示省略）を操作する。逆転して管結合部１２が下降し、
突起１５がリミットスイッチ１７を作用すると電動駆動
部１０は停止し、感知器６の作動回路も復帰する。

（発明２） 発明（２）の要旨は、前発明（１）において、管結合手
段４をばね力とするものである。これを第３図に掲げる
実施例によって説明する。

支持金具１８は水道管３に固定されている。この金具１
８には、柄１９によって管結合部２０が軸支されている
。２１は軸である。管結合部１９は前発明（１）と同構
造で可動管２ａに連結されている。管結合部１９の下部
と、支持金具１８との間にはばね２２を設けである。ま
た管結合部１９の側部には突起２３及び２４を有し、突
起２３にストッパー２５が着脱可能に係合し、また突起
２４にラッチ２６が係合する。ストッパー２５はソレノ
イド２７によって吸引され、突起２３との係合が外れる
。

（作　用） 感知器４が作動すると、制御装置７を経てソレノイド２
７に通電し、ストッパー２５を吸引する。

ストッパー２５は突起２３より外れて、管結合部２０が
ばね２２の作用によって水道管３に結合する。その際ラ
ッチ２６が突起２４に係合し、水道水圧が両管の結合を
外す方向に働い°ζも、このラッチ２６によって、管結
合部２０は水道管３より外れない。

両管３，２が結合後、水道管３に設けた弁手段５が作動
する。これは前発明（１）に説明するように管結合によ
って作動するリミットスイッチによって弁手段５を駆動
するか、または感知器作動後時間遅れで、弁手段を動作
させる手段を採用する。

（発明の効果） この発明に係る自動消火装置は、常時水道管と消火用配
管とは切り離されていて、火災感知器の作動によって連
結し、自動的に弁が開いて放水消火する。したがって、
貯水槽ポンプ等の高額なスプリンクラ−設備に比べ、極
めて構成簡単、かつ低コストであれば一般家庭用として
採用債値ある装置である。

装置の機器は小型であれば、駆動動力源は蓄電池等で動
作することもできる等の特長をもつ装置である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明に係る自動消火装置の概念的説明図
、第２図は、発明（１）に係る管結合手段の一実施例を
示す側面図、第３図は、発明（２）に係る管結合手段の
一実施例を示す側面図である。 特許出願人　日本ドライケミカル株式会社第２図 ２ａ可動嘴 ３　＋ｃｌｉｙｔ ８　【合乍耕 ９　ゲイト。 １０　　ｉｒｅ力腎μｍ警綺？ １１　　喋フソユーヤ虐 １２４様々今？ 第５ １９胎 ２７曳ル〆／イト°。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）先端にノズルを有する消火用配管を水道管に結合
   する手段と、この水道管を常時閉止する弁手段とを有し
   、火災感知器の作動に関連して電動力の駆動により前記
   両管を結合し、然る後前記弁手段を駆動して弁開とする
   ことを特徴とする自動消火装置。
2. （２）管結合手段はばね力によるものであつて、常時ば
   ねはストッパーにて拘止し、火災感知器の作動に関連し
   て、このストッパーを外し、管を結合する請求項１記載
   の自動消火装置。