JPH02223909A - 空気浄化性眼鏡 - Google Patents

空気浄化性眼鏡

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JPH02223909A
JPH02223909A JP4433289A JP4433289A JPH02223909A JP H02223909 A JPH02223909 A JP H02223909A JP 4433289 A JP4433289 A JP 4433289A JP 4433289 A JP4433289 A JP 4433289A JP H02223909 A JPH02223909 A JP H02223909A
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pvd
spectacle lens
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holding frame
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Shigenobu Kasamatsu
笠松 重信
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は悪臭物質の分解または改質機能を持った空気浄
化性眼鏡に関するものである。
L発明の目的」 本発明の目的は金属または合金の眼鏡フレームから構成
されなる眼鏡に関して、悪臭物質の分解または改質機能
を持った空気浄化性眼鏡を提供するにある。
[従来の技術」 従来、室内の具気を消す為に、活性炭を充填したカラム
のなかに室内空気を還流させるさせることによって、悪
臭成分を活性炭に吸着させる方法をとっていた。不快感
を件う悪臭成分濃度は極めて薄く、1100PP以下で
あるのが一般的である。
かかる微量の悪臭成分を除去するために、室内空気の全
量を活性炭を充填したカラムのなかに還流させるため、
設備費がかかった。
〔発明の構成〕
本発明は上述の従来の技術の欠点を見事解決したもので
あって1人間の臭覚に最も近接している眼鏡に悪臭物質
を分解または改質することの機能を付与したものである
本発明はPVDによる薄膜を使用する。PVDはPh1
aical  Vapour  Deposition
の略である。スパッタリング方法とイオンブレーティン
グ方法が知られている。
スパッタリング方法では1例えば被加工物の基体として
チタン合金、被膜素材としてチタンの場合。
チタン合金を一方の電極とし、−度10−s〜10−’
T o r rの真空に排気後、アルゴン中に窒素。
または酸素、またはアセチレンを含むガスを導入し、圧
力を10−” 〜10−”To r rに調整し、方の
電極をチタンのターゲットで構成した電極構成内で放電
を行い、チタン合金の基板上にTIN。
またはTICまたはTlO2の被膜を形成する。
T i N、  またはTicまたはTiO2の被膜は
ターゲットからスパッタしたチタンが基板上に析出して
雰囲気中の窒素、または酸素、またはアセチレンと反応
して被膜を形成する。
イオンブレーティング方法では、例えば被加工物の基体
としてチタン合金、被膜素材としてチタンの場合、チタ
ン合金を一方の電極とし、−度10−S〜10−・To
rrの真空に排気後、アルゴンまたは窒素、または酸素
、またはアセチレンを含むガスを導入し、圧力を10°
2〜10−’Torrに調整し、蒸発源からチタンを蒸
発させ、直流高圧や高周波電力によってプラズマを発生
し、チタンまたは/及びガス(i!素、または酸素、ま
たはメタン)を活性化させ、雰囲気中で反応し、チタン
合金上に被膜を形成するのである。
被加工物がプラスチックの眼鏡レンズの場合は。
ターゲットまたは蒸発源に高周波を作用させるなどして
、眼鏡レンズの表面に被膜を形成するのである。
眼鏡フレームは、第1図に示するごとく、眼鏡レンズ保
持枠2、ブリッジ3.つる4からなっている。第5図に
示すごとく、眼鏡フレームは基体lOの表面に被膜が形
成される。a鑓しンズ保持枠2とブリッジ3は蝋付けさ
れている。眼鏡レンズ保持枠2は、つる4と蝶番でつな
がれている。
本発明の眼鏡レンズは、@鏝しンズ背面の眼鏡レンズi
&体の表面及び眼鏡レンズ外周縁の基体の表面に、第一
層はPVDによる二酸化珪素(SiO2)の被膜からな
り、第二層はPVDGこよる有色被膜からなり第三層は
PVDによる酸化チタン(TiO2)被膜からなること
を特徴とする眼鏡レンズである。
本発明の眼鏡レンズを図によって説明する。
第2図は第1図のwAI[の眼鏡レンズ保持枠基体2及
びブリッジ3に貴金属被膜を施したものであり、第31
36が第2図の眼鏡のA部分の眼鏡レンズの断面図であ
る。
本発明の眼鏡レンズ1は、眼鏡レンズの基体5の背面の
表面及び眼鏡レンズ外周縁部9の基体5の表面に、第一
層はPVDによる二酸化珪素(SiO2)の被膜6から
なり、第二層はPVDによる有色液11[7からなり第
三層はPVDによる酸化チタン(TiO2)被118か
らなることを特徴とする眼鏡レンズである。第4図は第
3図に図示した眼鏡レンズ外周縁部9のB部分の断面図
である。
It!!鋪レンズし周縁部基体も第一層はPVDによる
二酸化珪素(SiO2)のTfIfi6からなり、第二
層はPVDによる有色液lNl7からなり第三層はPV
Dによる酸化チタン(TiO2)被1!18からなる。
二酸化珪素(S+02)の被膜を使用するのは絶縁性、
透明性、硬質性に優れ、訳闘1ノンズ及び有色?21!
膜に対する密着性にすぐれているからでt)る1本発明
はガラスの眼鏡レンズにもプラスヂ二オブ、タンタル、
からなる群から選ばれた金属または選ばれた金属の合金
について、窒化物または炭化物または酸化物からなる有
色被膜である。
例えばTiNの金色、T i A I−Nの褐色、Ti
NXCYOZのX、Y、Zの数値を変える、二とによっ
て。
黄色、だいだい色、灰色、黒色等の種々の色調を得るこ
とが出来るのである。バナジウム、ジルコニウム、ニオ
ブ、タンタルはチタンの場合とよく似た色調を示すこと
が知られている。またこれらの有色被膜は薄膜であるた
め透視ができる。また、酸化チタン(TiO2)111
1とのWi着性もよい。
第三層はPVDによる酸化チタン(TiO2)被膜12
からなる。PVDによる酸化チタン(TiO2)からな
る被膜を形成するのは、チタンの酸化I!I!Sの光触
媒効果が悪臭物質を分解または改質することの知見に基
ずくものである。 例えばPVDによって得られた酸化
チタンは、Xa解解決法よってアナターゼ型結晶構造で
あることが知られており、このアナターゼ型の酸化チタ
ンは光エネルギーによって独特の光学的性質を発揮する
ものであり、パしくけ、酸化チタンはD型半導体として
作用し、光エネルギーによって酸化チタン〈T102)
の内部には、プラスの空間電価層が生(二、電位の勾配
ができる。光吸収により下にある電子のつまった電子帯
(価電子帯)がらLの開いた電子*<帯電導W)へ電子
が励起されると、この電Iff勾配により電子と正?l
i、?+ながら正の電荷をもった粒子)の分屋がおこり
電子は興へ、正孔は表面へと流れる。この状態にて、臭
気が光触媒に接触すると、光触媒の還元・酸化のエネル
ギーによって、悪臭物質の分解または改質が行われると
考えられる。第2層のPVD被膜はTi021透過した
光を吸収反射することによってTiO2に対して光エネ
ルギーを効率よく提供するFs能を果している0本発明
はガラスの眼鏡レンズにもプラスチックの眼鏡レンズに
も適用できる。
次に、本発明の眼鏡フレームは眼鏡レンズ保持枠基体の
かん合溝を含むタト周の表面の第1層がPVDによる有
色被膜からなり、眼鏡レンズ保持枠基体のかん合1部分
の表面の第二層及び眼鏡レンズ保持枠基体のかん合溝部
分の表面の第三層に連続した眼鏡フレーム基体の外周部
分の表面の第二層が基金属被WA層からなることを特徴
とする眼鏡フレームである。
図によって説明する。
第5図は第2図に示した資金g4被覆した眼鏡のA部分
の眼鏡レンズ保持枠の断面図を示したものである。第5
図(イ)は上枠、第5図(ロ)は下枠を示す0本発明は
眼鏡レンズ保持枠が上枠のみの眼鏡もある1本発明は眼
鏡レンズ保持枠の1&体10の表面の第一層はPVDに
よる有色wl展がらなり、駅鋪レンズ保持枠基体のがん
合部13を含む眼鏡レンズ保持枠基体の外周と被覆する
。眼鏡フレームは、第1図に示すごとく、眼鏡レンズ支
持枠2、ブリッジ3、っる4が一体となっているので、
眼鏡レンズ支持枠のPVD加工の際、ブリフジ、つる等
も同時にPVD被膜被膜底形成ことができる。第2図の
眼鏡は眼鏡レンズ保持枠2及びブリフジ3及びっる4、
の第一層が有色′fI1.l1IIがらなっている。貴
金属被膜12は、眼鏡レンズ保持枠基体のかん合部を含
む眼鏡レンズ保持枠基体の外周:l:w、覆する有色被
膜の表面に被覆する。しかしながら、眼鏡レンズ保持枠
基本のがん合部13の部分を除く有色被膜の表面に所定
のパターンに応じてマスキングすることによって得られ
る賞金R破膜も本発明の対象となる。所定のパターンに
2じてマスキングを施こすのは主として責金属の節約と
実的外観の為である。この際、注意すべきことは、眼鏡
レンズ保持枠基体のかん合部の貴金属の被膜とその他の
部分の貴金属被膜は連続することが必要である。従って
、眼鏡レンズ保持枠のかん合溝部分の表面の第二層及び
眼鏡レンズ保持枠のかん合溝部分の表面の第二層に連続
した眼鏡フレームの外周部分の表面の第二層が基金属被
膜層からなるのである。その理由は、PVDによって得
られた酸化チタンを担持した貴金属被膜は空゛気と接触
することによって酸化チタン(TiO2)の空気に対す
る酸化還元作用を促進するからである。第2図は、眼鏡
フレーム基体の上に第1層のPVD有色被膜を形成した
後、つる4のPVD有色被膜の上にマスクを施し、更に
眼鏡フレーム全体に貴金属被膜を形成し、次に、マスク
を剥離したものである。眼鏡レンズ保持枠2のかん合溝
部分の表面の貴金属被膜、がん合溝部分に連続した@鏡
しンズ保持枠のその池の部分の表面の貴金属被膜、眼鏡
レンズ保持枠に蝋付けされなるブリッジ3の表面の貴金
属被膜は連続した貴金属被膜である。一般には眼鏡レン
ズ保持枠のかん合溝の断面形状は0字型またはV字型で
あるがその変形でもよがwA鏡レンズの周縁部と眼鏡レ
ンズ保持枠のかん合溝は密着することが必要である。貴
金属被膜は眼鏡レンズ保持枠2のがん合部13と眼鏡レ
ンズ1の眼鏡レンズの周縁部9と密着している。
すなわち、眼鏡レンズ1の表面の複合層の最表面にある
酸化チタン(TiO2>被膜と眼鏡レンズ保持枠2の表
面にある複合層の最表面の貴金属とは眼鏡レンズ保持枠
のかん合部において接続する。
PVDによる有色被膜は、チタン、バナジウム。
て、i!化物または炭化物または酸化物の有色被膜であ
る0例えばTiNの金色、TiALNの褐色。
T I N XCvo z(i’) X、Y、Z ノ数
値を変えることによって、黄色、だいだい色、灰色、黒
色等の種々の色調を得ることが出来るのである。バナジ
ウム、ジルコニウム、ニオブ、タンタルはチタンの場合
とよく似た色調を示すのである。−最には、眼鏡レンズ
保持枠は眼鏡フレームと一体になっているので、眼鏡レ
ンズ保持枠の被膜は1IIlフレームと一体に加工され
る0部分的貴金属被膜形成には、マスキング法が行われ
る。
本発明で使用する眼鏡レンズ保持枠を含む眼鏡フレーム
の材質は、チタン、チタン合金、ステンレス、クロムニ
ッケル合金、銅、銅合金、等眼鏡フレームに使用される
金属または合金のすべてを含むものである。貴金属被膜
は湿式メツキまたはPVDまたは真空蒸着で行われる。
本発明の空気浄化性眼鏡は、眼鏡レンズ基体の背面の表
面及び眼鏡レンズ外周縁の基体の表面に、第一層はPV
Dによる二酸化珪素(SiO2)の被膜からなり、第二
層はPVDによる有色被膜からなり第三層はPVDによ
る酸化チタン(TIO2’)被膜からなる眼鏡レンズを
@鋺しンズ保持枠基体のかん合−渭を含む外周の表面の
第1層がPvDによる有色破膜からなり、m鏡しンズ保
持枠基体のかん合溝部分の表面の第二層及び眼鏡レンズ
保持枠基体のかん合溝部分の表面の第二層に連続した眼
鏡フレーム1体の外周部分の表面の第二層が基金属被膜
層からなる眼鏡フレームにかん合したることを特徴とす
る空気浄化性眼鏡にある。第2図に例示したところの眼
鏡レンズ保持枠およびブリッジが蝋付けされなる眼鏡に
よって説明する。
眼鏡レンズ1の基体5の背面の表面及び眼鏡レンズ外周
縁9の基体5の表面に、第一層はPVDによる二酸化珪
素(SiO2>の被H6からなり、第二層はPVDによ
る有色破膜7からなり第三層はPVDによる酸化チタン
(TiO2)破膜8からなる眼鏡レンズ1を眼鏡レンズ
保持枠2の基体10のかん合溝部分13の基体10の表
面の第二層及び眼鏡レンズ保持枠基体のかん合溝部分の
表面の第二層に連続した眼鏡レンズ保持枠2およびブリ
ッジの外周部分の表面の第二層が基金属被膜層からなる
眼鏡フレームにかん合したることを特徴とする空気浄化
性aStにある。
本発明にかかわる、眼鏡レンズ背面の眼鏡レンズ基体及
び眼鏡レンズ外周縁にある眼鏡レンズ保持枠との接触す
るがん台部分の基体の上に、第一層はPVDによる二酸
化rz素(SiO2)の被膜からなり、第二層はPVD
による有色msからなり第三層はPVDによる酸化チタ
ン(T i 02 )被膜からなることを特徴とする眼
鏡レンズは単独でら効果を発揮できるが、貴金属に担持
することによって、悪臭物質の分解または改質が一段と
促進する。PVDによる酸化チタン(TiO2)液膜は
、貴金属に担持することによって、光触媒の還元 酸化
作用が一層促進されるもの考えられる。
本発明の対象となる臭気は、アンモニア、アミン類、チ
オエーテル類、造化炭素、炭1ヒ水素等空気中に含まれ
るすべての悪臭成分が対象となる。
次に、実施例によって説明する。
実j[1 第6はイオンブレーティング装置を示している。
真空槽14の中にカソードを極15のホルダー16に固
定されなる眼鏡レンズ9の基体及び対抗する下側に加熱
手段と備えた蒸発源ボード17が配備され、両者は直流
電源19に連結されている。
ボルド19は加熱電源18により所要の′dA度に加熱
されるようになってい1次に、ガラス製の眼鏡レンズの
周縁部を除いた前面の表面にマスキングを施した渣に1
0−2〜10−’To r rJ[7下でアルゴン95
%酸素5%の混合ガスを使用して、電子ビームによりS
lを蒸発さぜ析出速度を約001〜002μ/分にコン
トロールし、10〜10−’Torr真空下で約20分
イオンプレティングを行い、眼鏡レンズの基C本土、に
厚さ03μの透明な二酸化珪素(S102)液膜6を形
成させた。蒸発源としてTiを、反応ガスとして、ノ 9累及びアセチレンを使用、電子ビームによりTiを蒸
発させ反応ガスと反応させ、析出速度ご約0.01〜0
02μ/分にコントロールし、10−2〜l O−’T
o r r真空下で約20分イオンブレーティングを行
い、眼鏡フレーム基体上に厚さ03 μの黒色系の有色
ill!17を形成させた。この被膜は71NとTiC
の混合膜であった9次に、10−2〜l O−’To 
r r真空下テア ル:f ンカスヲ使用して、電気抵
抗によりTiを加熱蒸発させ、前記の有色被膜7の上に
厚さ0. 5μ〜3μの酸化チタン被膜8を形成し、次
に、眼鏡レンズの前面のマスクを剥離した。眼鏡レンズ の基体5の背面の表面及び眼鏡レンズの周縁部9基体の
前面、背面、側面の表面に、第一層はPvDによる二酸
化珪素(Si20)の被膜からなり、第二層はPVDに
j、る71色被膜からなり第三層はPVDによる酸化チ
タン(TiO2Jl&膜からなる眼鏡レンズを得た。
これごチタン合金の眼鏡フレームにがん合して積用試験
をおこなった。大陽光の照射するガソリン常用自動車(
排気量1300CC1走行距M7000KM、冷房なし
、実@直前走行30分、温度33度、走行時間1時間、
走行時の気象は快晴)のなかで該眼鏡フレームの着用実
験をした。快不快度の測定は第1表に示すごとく、感覚
を9段階に分は測定した。真皮強度は、第2表に示すこ
と<611’1lll?の感覚に分は測定した。実験開
始時快不快度−2,5、真皮強度2.3で、F)ったが
着用実験完了時、快不快度+1、真皮強度01となり、
悪臭を分解または改質する機能が認められた。実験開始
時快不快度−25、真皮強度2.3であったが着用実験
完了時、快不快度01、真皮強度0. 1となり、悪臭
を分解または改質する機能が認められた。
実施例2 基材がチタン合金の眼鏡フレームを使用した。
第5図はイオンブレーティング装置を示している。
真空槽14の中にカソードを極15に固定されなるホル
ダー16に眼鏡レンズ保持枠2、ブリ7ジ3、つる4を
一体化した眼鏡フレームの基体を吊持し、対抗する下側
に加熱手段を備えた蒸発源ボド17が配備され、両者は
直流電源19に連結されている。ボード17は加熱電源
18により所要の温度に加熱されるようになっている。
蒸発源としてTiを、反応ガスとして、9票及びアセチ
レンを使用、電子ビームによりTiを蒸発させ反応ガス
と反応させ、析出速度を約0701〜002μ/分にコ
ントロールし、10−2〜10Torr真空下で約20
分イオンブレーティングを行い、MR鏡フレーム基体上
に厚さ0.3  μの黒色糸の有色被膜を形成させた。
この被膜はTINとTiCの混合層であると推察された
次に、眼鏡フレームのつる4の有色被膜の上に、有機マ
スクを施し、  10−’ 〜10−’To r r真
空下でアルゴンガスを使用して、電気抵抗によりPtを
加9M発させ、がん合部を含む眼鏡レンズ保持枠2及び
ブリッジ3の黒色の有色被膜の上に厚さ0.5μ〜3μ
のpt被被膜形成した。その後、マスクを剥離した。基
体のチタン合金の眼鏡フレーム基体の表面の第一層がP
VDの黒色被膜からなり、眼鏡レンズ保持枠及びブリッ
ジの黒色の有色被膜の上にpt被被膜らなる眼鏡フレー
ムを得た。しかして実施例1の眼鏡レンズを上記@鏡フ
レームにかん合して、第1図に示す眼鏡を得た。
次に、太陽光の照射するガソリン常用自動車(排気量1
300CC1走行距離7000KM、冷房なし、実験直
前走行30分、温度33度、走行時間1時間、走行時の
気象は快晴)のなかで該眼鏡フレームの着用実験をした
。快不快度の測定は第1表に示すごとく、感覚を9段階
に分は測定した。
真皮強度は、第2表に示すごとく6段階の感覚に分は測
定した。実@開始時快不快度−2,5、真皮強度2.3
であったが着用実験完了時、快不快度+2.輿度強度0
.02となり、悪臭を分解または改質する機能が認めら
れた。
第1表
【図面の簡単な説明】
第1図コ駅鏝フレーム1、第3目:第1図のA部分の眼
鏡レンズの断面の拡大図、第5図:第1図のA部分の眼
鏡保持枠の拡大図、6: Si20,7:有色被膜、8
:TiO2,12:貴金属被膜、13;がん合部、14
:真空槽、15:カソード電極、16:ホルダー、17
:蒸発源 〔発明の効果〕 以上述べたごとく、眼鏡は人間の臭覚に接、近している
ので、空気中の悪臭物質を分解または改質する本発明の
眼鏡レンズ、本発明の眼鏡フレームにがん会した空気浄
化性眼鏡は、効果的である。 従来恩典物質の除外には大型の設備を要したが眼鏡は生
活必需品であるので本発明は経済的である。 寥r口 騰6図 賃2−図 警3C 平成元年6月27日

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)眼鏡レンズ背面の眼鏡レンズ基体の表面及び眼鏡
    レンズ外周縁の基体の表面に、第一層はPVDによる二
    酸化珪素(SiO_2)の被膜からなり、第二層はPV
    Dによる有色被膜からなり、第三層はPVDによる酸化
    チタン(TiO_2)被膜からなることを特徴とする眼
    鏡レンズ
  2. (2)眼鏡レンズ保持枠基体のかん合溝を含む外周の表
    面の第1層がPVDによる有色被膜からなり、眼鏡レン
    ズ保持枠基体のかん合溝部分の表面の第二層及び眼鏡レ
    ンズ保持枠基体のかん合溝部分の表面の第二層に連続し
    た眼鏡フレーム基体の外周部分の表面の第二層が基金属
    被膜層からなることを特徴とする眼鏡フレーム
  3. (3)眼鏡レンズ基体の背面の表面及び眼鏡レンズ外周
    縁の基体の表面に、第一層はPVDによる二酸化珪素(
    SiO_2)の被膜からなり、第二層はPVDによる有
    色被膜からなり第三層はPVDによる酸化チタン(Ti
    O_2)被膜からなる眼鏡レンズを眼鏡レンズ保持枠基
    体のかん合溝を含む外周の表面の第1層がPVDによる
    有色被膜からなり、眼鏡レンズ保持枠基体のかん合溝部
    分の表面の第二層及び眼鏡レンズ保持枠基体のかん合溝
    部分の表面の第二層に連続した眼鏡フレーム基体の外周
    部分の表面の第二層が基金属被膜層からなる眼鏡フレー
    ムにかん合したることを特徴とする空気浄化性眼鏡
  4. (4)有色被膜がチタン、バナジウム、ジルコニウム、
    ニオブ、タンタル、からなる群から選ばれた金属または
    選ばれた金属の合金について、窒化物または炭化物また
    は酸化物の有色被膜からなる特許請求の範囲第一項に記
    載の眼鏡レンズ及び特許請求の範囲第二項に記載の特許
    請求の範囲(5)プラチナ、パラジユウム、ルテニウム
    、ロジウム、イリジウムからなる群から選ばれた金属の
    被膜または選ばれた金属の合金の被膜からなる特許請求
    の範囲第二項に記載の眼鏡フレーム
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