JPH02217119A - 位置決め孔の加工方法 - Google Patents
位置決め孔の加工方法Info
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- JPH02217119A JPH02217119A JP1033547A JP3354789A JPH02217119A JP H02217119 A JPH02217119 A JP H02217119A JP 1033547 A JP1033547 A JP 1033547A JP 3354789 A JP3354789 A JP 3354789A JP H02217119 A JPH02217119 A JP H02217119A
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- 238000004080 punching Methods 0.000 claims description 17
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- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 7
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D35/00—Combined processes according to or processes combined with methods covered by groups B21D1/00 - B21D31/00
- B21D35/001—Shaping combined with punching, e.g. stamping and perforating
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- Mechanical Engineering (AREA)
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- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はプレスにより絞り成形加工を行った板材に孔抜
き加工を極めて精度良く行う位置決め孔の加工方法に関
するものである。
き加工を極めて精度良く行う位置決め孔の加工方法に関
するものである。
(従来の技術)
従来、プレス成形品に位置決め孔を孔抜きするに際し、
プレスにより絞り成形加工を行う工程中、位置決め孔の
孔抜き加工をも同時に行うのが一般的であった。
プレスにより絞り成形加工を行う工程中、位置決め孔の
孔抜き加工をも同時に行うのが一般的であった。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら上述したような加工方法を採用した場合、
同一プレス型による一連の工程においては第3図に示す
ように、パネル50に対し絞り方向(矢印A)と同一方
向に孔抜きをせざるを得す、プレス成形品(例えば自動
車部品)の位置決め孔において、この部品の実車取付時
の基準方向(矢印B、以下カーライン方向と称す)と上
記孔抜き方向とが一致しないことが多い。この場合、板
厚をt、孔抜き方向とカーライン方向との角度ずれをθ
とすると孔径の変化量はt−tan θにほぼ等しくな
る。ここで例えばt =0.75 (mm) 、θ−1
5(度)ならばカーライン方向に対するずれは0.2(
mm)となり、所望の基準孔としての孔径精度(例えば
±0.1 mm) 、L、たがって実車数イ]時の位置
精度(例えば±0.1 mm)を確保することができな
い。このため従来例の位置決め孔においては、このずれ
分を無視するかあるいは当初から見込んで太き目の孔抜
きを行っていた。
同一プレス型による一連の工程においては第3図に示す
ように、パネル50に対し絞り方向(矢印A)と同一方
向に孔抜きをせざるを得す、プレス成形品(例えば自動
車部品)の位置決め孔において、この部品の実車取付時
の基準方向(矢印B、以下カーライン方向と称す)と上
記孔抜き方向とが一致しないことが多い。この場合、板
厚をt、孔抜き方向とカーライン方向との角度ずれをθ
とすると孔径の変化量はt−tan θにほぼ等しくな
る。ここで例えばt =0.75 (mm) 、θ−1
5(度)ならばカーライン方向に対するずれは0.2(
mm)となり、所望の基準孔としての孔径精度(例えば
±0.1 mm) 、L、たがって実車数イ]時の位置
精度(例えば±0.1 mm)を確保することができな
い。このため従来例の位置決め孔においては、このずれ
分を無視するかあるいは当初から見込んで太き目の孔抜
きを行っていた。
また上記加工方法を採用した場合、第4図に示すように
、ダイ51側に埋め込んであるピアスポンチ52の突出
した刃先の左端がパネル50に図示左方より当接し、そ
の後刃先の右端がパネル50に図示右方より当接して上
方のポンチに埋込まれたボタンダイ54内にストローク
するから、絞り成形加工の進行とともに、ワーク50を
図示左右方向に引伸そうとする張力が加わった状態で孔
抜き加工が施され、結果的に位置決め孔が長孔になって
しまい、この点においても前述した孔径精度や位置精度
を確保するのが困難になる。
、ダイ51側に埋め込んであるピアスポンチ52の突出
した刃先の左端がパネル50に図示左方より当接し、そ
の後刃先の右端がパネル50に図示右方より当接して上
方のポンチに埋込まれたボタンダイ54内にストローク
するから、絞り成形加工の進行とともに、ワーク50を
図示左右方向に引伸そうとする張力が加わった状態で孔
抜き加工が施され、結果的に位置決め孔が長孔になって
しまい、この点においても前述した孔径精度や位置精度
を確保するのが困難になる。
本発明は絞り成形加工工程と位置決め孔の孔抜き加工工
程とを分離することにより上述した問題を解決すること
を目的とする。
程とを分離することにより上述した問題を解決すること
を目的とする。
(課題を解決するための手段)
この目的のため本発明の位置決め孔の加工方法は、板材
にプレスにより絞り成形加工と、位置決め孔の孔抜き加
工とを行うに際し、絞り成形加工完了後、同一プレス型
により取付は時の基準方向に位置決め孔の孔抜き加工を
行うことを特徴とするものである。
にプレスにより絞り成形加工と、位置決め孔の孔抜き加
工とを行うに際し、絞り成形加工完了後、同一プレス型
により取付は時の基準方向に位置決め孔の孔抜き加工を
行うことを特徴とするものである。
(作 用)
板材からプレス成形品を作成し、位置決め孔を孔抜きす
るに際し、まず板材に対しプレスにより絞り成形加工を
行う。なおここで本発明方法の実施に用いる装置におい
ては、絞り成形加工時には板材と孔抜き装置とが接触し
ない状態が保持されるから、誤って孔抜きが行われるこ
とはない。
るに際し、まず板材に対しプレスにより絞り成形加工を
行う。なおここで本発明方法の実施に用いる装置におい
ては、絞り成形加工時には板材と孔抜き装置とが接触し
ない状態が保持されるから、誤って孔抜きが行われるこ
とはない。
一方、この絞り成形加工が完了すると、上記装置に組込
まれた孔抜き装置が作動する。この孔抜き装置は、孔抜
き方向が所望の方向、すなわち実車取付は時の基準方向
であるカーライン方向になるように設定しであるから、
位置決め孔の孔ずれや長孔化が生じ4”2とはない。
まれた孔抜き装置が作動する。この孔抜き装置は、孔抜
き方向が所望の方向、すなわち実車取付は時の基準方向
であるカーライン方向になるように設定しであるから、
位置決め孔の孔ずれや長孔化が生じ4”2とはない。
このようにして位置決め孔の孔抜き方向を実車取付時の
基準方向に一致させることにより基準孔としての孔径精
度を所望の通り極めて精度良くすることができ、したが
って実車取付時の位置精度も精度良くすることができる
。
基準方向に一致させることにより基準孔としての孔径精
度を所望の通り極めて精度良くすることができ、したが
って実車取付時の位置精度も精度良くすることができる
。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
第1図は本発明の位置決め孔の加工方法の実施に用いる
装置の一例の構成を示す線図であり、図中10はポンチ
、11はダイを示す。
装置の一例の構成を示す線図であり、図中10はポンチ
、11はダイを示す。
ポンチ10にはボタンダイ12が加工方向をカーライン
方向(矢印C)に向けて埋め込んである。13はダイ1
1とともに板材(以下パネルと称する)14を把持する
ブランクホルダであり、ポンチ10を側方より支持する
。
方向(矢印C)に向けて埋め込んである。13はダイ1
1とともに板材(以下パネルと称する)14を把持する
ブランクホルダであり、ポンチ10を側方より支持する
。
一方ダイ11には、ボタンダイ12と対応する位置にピ
アスポンチ15が加工方向をカーライン方向に向けて埋
込んである。ピアスポンチ15の刃先15aはボタンダ
イ12の中空部12aを貫通する。そのため中空部12
aにはピアスポンチの刃先径に対し所定量のクリアラン
ス(例えばトータルでパネル板厚の50%)を設定して
おく。ピアスポンチ15の軸の図示上方にはガイドブシ
ュ16を装着し、ガイドブシュの周囲をウレタン(弾性
部材)17により包囲する。なおウレタン17はダイ1
1に接着等により外周を固定するものとするが、このウ
レタン11は省略してもよい。
アスポンチ15が加工方向をカーライン方向に向けて埋
込んである。ピアスポンチ15の刃先15aはボタンダ
イ12の中空部12aを貫通する。そのため中空部12
aにはピアスポンチの刃先径に対し所定量のクリアラン
ス(例えばトータルでパネル板厚の50%)を設定して
おく。ピアスポンチ15の軸の図示上方にはガイドブシ
ュ16を装着し、ガイドブシュの周囲をウレタン(弾性
部材)17により包囲する。なおウレタン17はダイ1
1に接着等により外周を固定するものとするが、このウ
レタン11は省略してもよい。
さらにピアスポンチ15の軸の図示下端にあるフランジ
15bを、継手18の中心軸上に収容されたボール18
aに当接させることにより、ダイ11に支持された取付
板19上に支持する。継手18は内周にネジ部を有する
外筒部18bと、この外筒部内に噛合するネジ部を有す
る内筒部18cと、外筒部18bおよび内筒部18cが
画成する空間に収容されたボール18aと、内筒部の図
示下方に位置しネジ部を有する取付部18dとを具えて
成るものである。この継手18の取付部18dを油圧シ
リンダ20のピストン20aに噛合し、油圧シリンダ2
0を取付板19に支持する。油圧シリンダ20にはジヨ
イント21を介して油圧ユニット22に接続された管2
3−1.23−2.24−1゜24−2.25.26を
接続して動力源である油圧を供給するとともに、ピスト
ン20aの下端にストロークセンサ27を装着する。油
圧シリンダ20は油圧ユニット22より供給される油圧
に応じて矢印C方向およびその逆方向に作動する複動形
シリンダである。
15bを、継手18の中心軸上に収容されたボール18
aに当接させることにより、ダイ11に支持された取付
板19上に支持する。継手18は内周にネジ部を有する
外筒部18bと、この外筒部内に噛合するネジ部を有す
る内筒部18cと、外筒部18bおよび内筒部18cが
画成する空間に収容されたボール18aと、内筒部の図
示下方に位置しネジ部を有する取付部18dとを具えて
成るものである。この継手18の取付部18dを油圧シ
リンダ20のピストン20aに噛合し、油圧シリンダ2
0を取付板19に支持する。油圧シリンダ20にはジヨ
イント21を介して油圧ユニット22に接続された管2
3−1.23−2.24−1゜24−2.25.26を
接続して動力源である油圧を供給するとともに、ピスト
ン20aの下端にストロークセンサ27を装着する。油
圧シリンダ20は油圧ユニット22より供給される油圧
に応じて矢印C方向およびその逆方向に作動する複動形
シリンダである。
ストロークセンサ27には管29、次いで空圧ユニット
28に接続された管30を接続して所定の空圧を与えて
おく。ストロークセンサ27はピストン20aの摺動に
伴う空圧の変化を検出することにより図示のピストンの
戻り状態を確認するものである。
28に接続された管30を接続して所定の空圧を与えて
おく。ストロークセンサ27はピストン20aの摺動に
伴う空圧の変化を検出することにより図示のピストンの
戻り状態を確認するものである。
次にこの装置を用いた位置決め孔の加工方法について第
1図により詳細に説明する。
1図により詳細に説明する。
まず本発明の位置決め孔加工の前工程であるプレス絞り
成形加工について説明すると、ストロークセンサ27の
検出信号に基づきピアスポンチ15が図示実線の戻り状
態であることが確認されると、図示しない制御装置のプ
レス指令に基づき、図示しないプレス装置の作動により
上型であるポンチ10およびブランクホルダ13を支持
する図示しない昇降台が矢印り方向(床面に対し垂直方
向)に押圧される。このとき未加工のパネル14は、両
端部をブランクボルダ13および下型であるダイ11間
に挟持された床面に対し水平な状態から、図示の如き所
望の形状に絞り成形加工される。
成形加工について説明すると、ストロークセンサ27の
検出信号に基づきピアスポンチ15が図示実線の戻り状
態であることが確認されると、図示しない制御装置のプ
レス指令に基づき、図示しないプレス装置の作動により
上型であるポンチ10およびブランクホルダ13を支持
する図示しない昇降台が矢印り方向(床面に対し垂直方
向)に押圧される。このとき未加工のパネル14は、両
端部をブランクボルダ13および下型であるダイ11間
に挟持された床面に対し水平な状態から、図示の如き所
望の形状に絞り成形加工される。
この絞り成形加工が完了したら、例えば図示しないスト
ロークセンサの検出信号に基づき前記プレス装置の作動
がストロークンドに達したことが確認されたら、前記制
御装置より位置決め孔の孔抜き指令が発せられ、この指
令に基づき油圧ユニット22より油圧シリンダ20に孔
抜きのための油圧が供給される。この油圧を受けた油圧
シリンダ20は矢印C方向に摺動し、継手18を押圧す
る。
ロークセンサの検出信号に基づき前記プレス装置の作動
がストロークンドに達したことが確認されたら、前記制
御装置より位置決め孔の孔抜き指令が発せられ、この指
令に基づき油圧ユニット22より油圧シリンダ20に孔
抜きのための油圧が供給される。この油圧を受けた油圧
シリンダ20は矢印C方向に摺動し、継手18を押圧す
る。
このとき継手18の中心軸上に収容されたボール18a
は上記押圧によりピアスポンチ15のフランジ15bに
当接するが、ピアスポンチ15の中心が目標とするカー
ライン方向(矢印C)に対し偏心するのを防止するため
に装着したガイドブシュ16およびその周囲のウレタン
17により、ピアスポンチ15はその中心軸上をボール
18に押圧されて若干の自由度を有しながら矢印C方向
に摺動する。
は上記押圧によりピアスポンチ15のフランジ15bに
当接するが、ピアスポンチ15の中心が目標とするカー
ライン方向(矢印C)に対し偏心するのを防止するため
に装着したガイドブシュ16およびその周囲のウレタン
17により、ピアスポンチ15はその中心軸上をボール
18に押圧されて若干の自由度を有しながら矢印C方向
に摺動する。
ところでピアスポンチがカーライン方向に対し偏心した
場合には、弾性部材であるウレタン17が偏心方向に押
圧され、この押圧力に対するウレタン17の反力により
ピアスポンチ15は上記偏心を解消する方向に戻される
。このようにしてピアスポンチにセンタリング機能を持
たせたことにより、ピアスポンチが偏心した場合に扮い
てもその偏心を吸収してカーライン方向を維持するから
、孔抜きの孔径精度を一層向上させることができる。
場合には、弾性部材であるウレタン17が偏心方向に押
圧され、この押圧力に対するウレタン17の反力により
ピアスポンチ15は上記偏心を解消する方向に戻される
。このようにしてピアスポンチにセンタリング機能を持
たせたことにより、ピアスポンチが偏心した場合に扮い
てもその偏心を吸収してカーライン方向を維持するから
、孔抜きの孔径精度を一層向上させることができる。
油圧シリンダ20に押圧されてパネル14に当接し矢印
C方向に突出したピアスポンチ15は、図示−点鎖線の
ようにボタンダイ12の中空部12aに進入し、パネル
14に対しカーライン方向の孔抜きを行う。ここて中空
部12aには、ピアスポンチの刃先径に対しパネル14
の板厚の±25%(したがってトータルでは50%)の
クリアランスを見込んであり、円滑に孔抜きを行うこと
ができる。なお本例においては、所望の孔径精度(±0
.1mm)および所望の位置精度(±0.1mm)を達
成した。
C方向に突出したピアスポンチ15は、図示−点鎖線の
ようにボタンダイ12の中空部12aに進入し、パネル
14に対しカーライン方向の孔抜きを行う。ここて中空
部12aには、ピアスポンチの刃先径に対しパネル14
の板厚の±25%(したがってトータルでは50%)の
クリアランスを見込んであり、円滑に孔抜きを行うこと
ができる。なお本例においては、所望の孔径精度(±0
.1mm)および所望の位置精度(±0.1mm)を達
成した。
第2図は本発明の位置決め孔の加工方法の実施に用いる
装置の他の例の構成を示す線図であり、第1図と同一の
部分には同一符号を付しである。
装置の他の例の構成を示す線図であり、第1図と同一の
部分には同一符号を付しである。
なお油圧および空圧供給系統の部品は記入を省略した。
本例の装置の第1図の装置との相違点は、ダイ40をプ
レス装置のベース41に直接載置せず、弾性部材(例え
ばゴム)42を介して支持するようにしたことと、ピア
スポンチ15を油圧シリンダ43を介してベース41よ
り支持するようにしたことであり、その他の部分の構成
は第1図の装置に準するものとする。
レス装置のベース41に直接載置せず、弾性部材(例え
ばゴム)42を介して支持するようにしたことと、ピア
スポンチ15を油圧シリンダ43を介してベース41よ
り支持するようにしたことであり、その他の部分の構成
は第1図の装置に準するものとする。
次にこの装置を用いた位置決め孔の加工方法について第
2図により説明すると、本例においては以下の点が第1
図の装置の場合と相違する。すなわち前記と同様にして
前工程であるプレス絞り成形加工が完了したとき、ダイ
40は弾性部材42によりベース41からフローティン
グした状態になっている。この状態で図示しない制御装
置より位置決め孔の孔抜き指令が発せられると、ベース
41に支持された油圧シリンダ43が作動してピアスポ
ンチ15が矢印C方向、すなわちカーライン方向にセン
タリング機能を発揮しつつ突出し、パネル14に対しカ
ーライン方向の孔抜きを行う。
2図により説明すると、本例においては以下の点が第1
図の装置の場合と相違する。すなわち前記と同様にして
前工程であるプレス絞り成形加工が完了したとき、ダイ
40は弾性部材42によりベース41からフローティン
グした状態になっている。この状態で図示しない制御装
置より位置決め孔の孔抜き指令が発せられると、ベース
41に支持された油圧シリンダ43が作動してピアスポ
ンチ15が矢印C方向、すなわちカーライン方向にセン
タリング機能を発揮しつつ突出し、パネル14に対しカ
ーライン方向の孔抜きを行う。
このように本例においてはダイ40とピアスポンチ15
とを直接結合していないため、プレス絞り成形時のショ
ックがピアスポンチ15や油圧シリンダ43に伝達され
ず、したがって第1図の装置の効果に加えてピアスポン
チの偏心が生じ難いという利点も有している。
とを直接結合していないため、プレス絞り成形時のショ
ックがピアスポンチ15や油圧シリンダ43に伝達され
ず、したがって第1図の装置の効果に加えてピアスポン
チの偏心が生じ難いという利点も有している。
(発明の効果)
かくして本発明の位置決め孔の加工方法は上述の如く、
絞り成形加工工程と位置決め孔の孔抜き加工工程とを分
離したから位置決め孔の孔ずれや長孔化が生じることは
なく、位置決め孔の孔抜き方向を実車取付時の基準方向
に一致させることにより基準孔としての孔径精度を所望
の通り極めて精度良くすることができ、したがって実車
取付時の位置精度も精度良くすることができる。
絞り成形加工工程と位置決め孔の孔抜き加工工程とを分
離したから位置決め孔の孔ずれや長孔化が生じることは
なく、位置決め孔の孔抜き方向を実車取付時の基準方向
に一致させることにより基準孔としての孔径精度を所望
の通り極めて精度良くすることができ、したがって実車
取付時の位置精度も精度良くすることができる。
第1図は本発明の位置決め孔の加工方法の実施に用いる
装置の一例の構成を示す線図、第2図は本発明方法の実
施に用いる装置の他の例の構成を示す線図、 第3図および第4図は従来例の位置決め孔加工方法によ
る加工結果を説明するための線図である。 10・・・ポンチ IL 40・・・グイ
12・・・ボタンダイ 13・・・ブランクホ
ルダ14・・・パネル 15・・・ピアス
ポンチ16・・・ガイドブシュ 18、45・・・継手 20、43・・・油圧シリンダ 27・・・ストロークセンサ
装置の一例の構成を示す線図、第2図は本発明方法の実
施に用いる装置の他の例の構成を示す線図、 第3図および第4図は従来例の位置決め孔加工方法によ
る加工結果を説明するための線図である。 10・・・ポンチ IL 40・・・グイ
12・・・ボタンダイ 13・・・ブランクホ
ルダ14・・・パネル 15・・・ピアス
ポンチ16・・・ガイドブシュ 18、45・・・継手 20、43・・・油圧シリンダ 27・・・ストロークセンサ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、板材にプレスにより絞り成形加工と、位置決め孔の
孔抜き加工とを行うに際し、 絞り成形加工完了後、同一プレス型により取付け時の基
準方向に位置決め孔の孔抜き加工を行うことを特徴とす
る位置決め孔の加工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1033547A JPH02217119A (ja) | 1989-02-15 | 1989-02-15 | 位置決め孔の加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1033547A JPH02217119A (ja) | 1989-02-15 | 1989-02-15 | 位置決め孔の加工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02217119A true JPH02217119A (ja) | 1990-08-29 |
Family
ID=12389590
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1033547A Pending JPH02217119A (ja) | 1989-02-15 | 1989-02-15 | 位置決め孔の加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02217119A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2767726A1 (fr) * | 1997-09-04 | 1999-03-05 | Peugeot | Presse de formage d'un flan de tole |
JP2005125367A (ja) * | 2003-10-23 | 2005-05-19 | Fuji Heavy Ind Ltd | 金属パネルの位置決め孔成形方法及び金属パネルの位置決め孔部構造 |
JP2007283332A (ja) * | 2006-04-14 | 2007-11-01 | Honda Motor Co Ltd | プレス加工方法及びプレス加工装置 |
US20150375287A1 (en) * | 2014-06-27 | 2015-12-31 | Honda Motor Co., Ltd. | Methods and apparatus to shape a workpiece |
KR101704009B1 (ko) * | 2015-08-26 | 2017-02-08 | 주식회사 대신이씨엠 | 프레스 금형 홀 형성장치 및 홀 형성방법 |
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1989
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