JPH02215525A - 積層板 - Google Patents

積層板

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Publication number
JPH02215525A
JPH02215525A JP3807889A JP3807889A JPH02215525A JP H02215525 A JPH02215525 A JP H02215525A JP 3807889 A JP3807889 A JP 3807889A JP 3807889 A JP3807889 A JP 3807889A JP H02215525 A JPH02215525 A JP H02215525A
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JP
Japan
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stainless steel
foil
laminated
steel foil
aluminum substrate
Prior art date
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Pending
Application number
JP3807889A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryosuke Yui
由井 亮輔
Takashi Hiramatsu
平松 昂
Kazunobu Oota
太田 和亘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Jushi Corp
Original Assignee
Sekisui Jushi Corp
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Publication date
Application filed by Sekisui Jushi Corp filed Critical Sekisui Jushi Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は建材や各種機材等として使用される積層板に関
するものである。
(従来の技術及び発明が解決しようとするfill)従
来、金属と金属を組合わせた積層板として、通常の金属
層間に変性ポリエチレンの接着性フィルムかもなる接着
剤層が介在されたものがあった。
しかしながら、かかる積層板は変性ポリエチレンの接着
剤層による接着強度が高いにもかかわらず、耐水性に乏
しい欠点があった。そのためにあまり耐水性を必要とし
ない用途にしか使用できず用途が限定されてしまう欠点
があった。・又、耐水性を必要とする用途に対しては、
積層板の端面(切断面)の防水処理が必要であり、この
防水処理も完全に行うのが困難であった。
又、上記金属層間の接着力の維持及び耐水性の向上を計
るために、積層する金属の表面を化成勉理やプライマー
処理あるいは両者の併用処y1cより処理することが提
案されているが、製造時の処理剤の廃棄問題、作業環境
の悪化、積層板の初期接着強度の低下等の問題点がある
のが現状である。
本発明はかかる従来の課題を解決した耐久性の優れた積
層板を提供することを目的としている。
(,1N題を解決するための手段) 属層関の接着力の耐水劣化の原因は、ポリエチレンの接
着剤化が主として酸基による変性であることに加え、積
層する金属間の電位差あるいは水分に起因する金属イオ
ンの拡散にあることに着目し、積層する金属を表面がイ
オン化しない金属とすることにより耐水性を向上しうろ
ことを見い田した。
又、積層する金属として表面酸化処理により酸化皮膜で
被覆されたものが有効であることを見い出し、とくに積
層する金属として、軽量、強度、加工等の面からアルミ
ニウムと、防錆、防蝕、強度等の面からステンレス又は
チタンを選択したものである。
すなわち、本発明積層板は1.、アルミニクム基板の両
面又は片面r−変性ポリオレフィン系接着剤層を介して
ステンレス箔が積層−像化されており、ステンレス箔と
アルミニクム基板の両方又は一方が表面酸化地理により
酸化皮膜で被覆されたものである。
又、本発明積層板は、アルミニクム基板の両面又は片面
に変性ポリオレフィン系接着剤層を介してチタン箔が積
層−像化されており、チタン箔とアルミニクム基板の両
方又は一方が表面酸化処理により酸化皮膜で被覆された
ものである。
(実施例) 以下1図面を参照しながら本発明について説明する。
第1図及び第2図はそれぞれ本発明積層板の一実施例を
示す一部切欠断面図、第3図及び第4図はそれぞれ本発
明積層板の他の実施例を示す一部切欠断面図である。
図面において、(1)はアルミニクム基板%(2)はス
テンレス箔、(3)はチタン箔、(4)は変性ポリオレ
フィン系接着剤層である。
アルミニクム基板(1)は通常アルマイト化されて表面
が酸化皮膜により被覆されているのが好ましいが、必ず
しもアルマイト化されていなくともよい。アルミニクム
基板(1)の両面又は片面には、第1図、92図の如く
変性ポリオレフィン系!!着剤層(4)を介してステン
レス箔(りが積層−像化されている。又、上記ステンレ
ス箔(りの代わりに第3図、第4図の如くチタン箔(3
)が積層−像化されていてもよい。
ステンレス箔(21はインコ法によるカフ−化又は不働
体化処理といった表面酸化処理により酸化皮膜で被覆さ
れたものが使用されるのが好ましいが、上記表面酸化処
理が施されていない通常のステンレス箔が使用されても
よい。又、通常のステンレス箔が使用される場合には、
アルミニクム基板(1)はアルマイト化したものが積層
される。ステンレス箔(2:の厚みは一般にα1〜α3
w11となされている。なお、ステンレス箔(對は表面
酸化処理しない通常の状患で既に厚み10〜30Aの不
働体被膜を有しているがイオン化防止には不十分でTo
す、例えばインコ法によるカッ−化といった表面酸化[
l埋により被膜厚みを1000〜4000Xにするもの
である。
チタン箔(3)も上記ステンレス箔(21と同様にして
酸化皮膜により被覆されたものが使用さ九るのが好まし
いが、表面酸化処理が施されていない通常のチタン箔が
使用されてもよい。又、この通常のチタン箔が使用され
る場合には、アルミニクム基板filはアルマイト化し
たものが積層される。チタン箔(3)の厚木も一般にα
l−α3m111となされているO 変性ポリオレフィン系接着剤層(4)は接着力、製造面
等から変性ポリエチレンの接着性フィルムが好適に使用
されて形成されている。又、この接着剤層(4)は変性
ポリプロピレン等により形成されていてもよい。接着剤
層(4)の厚木は積層板の強度、加工性等の面からα0
5〜0.25inとなされている。
しかして、本発明積層板は上記アルミニクム基板(11
に変性ポリオレフィン系接着剤層(4)を介して、ステ
ンレス! 12)又はチタン箔(3)が積層−像化され
、その全体的厚みは一般c 1− t 5 tarとな
されているO 次に本発明積層板の耐久性を調べた促進劣化試験とその
結果について述べる。
まずアルミニクム基板とステンレス箔を積層した積層板
について述べる。
試験試料片として、厚み15mのアルミニクム基板の両
面にそれぞれ厚−k(L15mの変性ポリエチレン接着
性フィルムを介して厚^(115sewのステンレス箔
(SUS304鏡面)が積層−像化された積層板とし、
幅2cm、長さ15cmの試料片を用いた。又、実施例
1としてアルミニクム基板をアルマイトアルミとし、ス
テンレス箔をインコ法によるカラーステンレスとした試
料片を、実施例2としてアルミニクム基板をアルマイト
アルミとし、ステンレス箔を表面酸化処理しない通常ス
テンレスとした試料片を、実施例3としてアルミニクム
基板を表面酸化処理しない通常アルミとし、ステンレス
箔ヲインコ法によるカラーステンレスとした試料片を用
いた。比較例としてアルミニクム基板、ステンレス箔の
両方とも表面酸化処理していない通常のものとした試料
片を用いた。
上記試料片を塩水噴霧試験した結果を第1表に、温水(
50℃)浸漬試験した結果を第2表に、煮沸試験した結
果を第3表に示した。表中の数値は8それぞれ塩水噴霧
時間、温水浸漬時間、煮沸時間に対する箔の剥離強度(
#151)を示している。
第1衰(#1水噴HIR,験) 第1!kから、実施例1〜3は接着剤層の凝集破壊が生
ずるのみで比較例に比べ高い剥1131強度を有してい
ることがわtI吟た@又、比較例においては噴震時間1
20時間ぐらいまでは接着剤層の凝集破壊−−ドじ−1
その後S分的破壊が認められ、さらに金属面の界面剥離
が生じていた。
第2!kから、実施例1〜3は接着剤層の凝集破壊が生
ずるのみで比較例に比べ高t%剥離強度を有しているこ
とがわかる。又、比較例にお一%て曇1浸漬時間120
時間ぐらいまでは接着剤層の凝集破壊が生じ、その後部
分的破壊が認められ、さらに金属面の界面剥離が生じて
いた。
第3表から、実施例1〜3は接着剤層の凝集破壊が生ず
るのみで比較例に比べ高い剥離強度を有していることが
わかった。又、比較例においては接着剤層の凝集破壊が
生ずると共に、煮沸時間20時間ぐらいから金属面の界
面剥離が混在した状態となった。
次にアルミニクム基板とチタン箔を積層した積層板につ
いて述べる。
試験試料片は上記ステンレス箔に代えてチタン箔を使用
し、積層構造、寸法は上記のものと同様とした。又、実
施例4としてアルミニクム基板をアル青イトアルミ、チ
タン箔をインコ法によるカラーチタンとした試料片を、
実施例5としてアルミニクム基板をアル實イトアルミ、
チタン箔を通常チタンとした試料片″を、実施例6とし
てアルミエクム基板を通常アルミ、チタン箔をインコ法
ニよるカラーチタンとした試料片を用いた。比較例とし
てアルミニクム基板、チタン箔の両方とも通常のものと
した試料片を用いた。
上記試料片を塩水噴震試験した結果を第4!!に、温水
(50℃)浸漬試験した結果を第5*に、煮咎4沸試験
した結果を第6麦に示した。表中の数値は上記と同様箔
の剥離強度(Iai / ass )を示している。
(以下余白) ti4衰から、実施例4は接着剤層の凝集破壊が生ずる
のみであり、実施例5〜6は凝集破壊が生じると共に噴
霧時間1080時間ぐらいから金属面の界面剥離が混在
した状態となり、実施例4〜6は比較例に比べ高い剥離
強度を有していることがわかった。又、比較例において
は噴霧時間480接 時間ぐらいまでは9着剤層の凝集破壊が生じ、噴震時間
120時間ぐらいから金属面の界面剥離が混在した状態
となり、ついCは界面剥11c移行した。
時間ぐらいまでは接着剤層の凝集破壊が生じ、120時
間ぐらいで金属面の界面剥離が混在しその後完全に界面
破壊に移行した。
第6麦(煮沸試験) (単位 #/儂) 第5表から、実施例4〜5は接着剤層の凝集破壊が生ず
るの木であり、実施例6は凝集破壊が生じると共に浸漬
時間840時間ぐらいから金属面の界面剥離が混在した
状態となり、実施例4〜6は比較例に比べ高い剥離強度
を有していることがわかった。又、比較例においては浸
漬時間1201i6表から、実施例4〜6は接着剤層の
凝集破壊が生ずるのみで比較例に比べ高い剥離強度を有
していることがわかった。又、比較例においては接着剤
層の凝集破壊が生ずると共に−1煮沸時間26時間ぐら
いから金属面の界面剥離が混在した状態となった。
(発明の効果) 以上詳述した如く、本発明積層板は積層するステンレス
箔とアルミニクム基板の両方又は一方が表面酸化処理に
より酸化皮膜で被覆されているので、耐水性を著しく向
上させることができると共に、従来に比べその用途を広
げることができる。
又、積層するチタン箔とアルミニクム基板の両方又は一
方が表面酸化処理により酸化皮膜で被覆されているので
、上記と同様に耐水性を向上させることができると共に
、その用途を広げることができる。
さらに、アルミニクム基板とステンレス箔又はチタン箔
を組合せた積層板とするので、防錆、防蝕、強度、軽量
化等といった点において優れた積層板が得られる。
【図面の簡単な説明】 第1図及び第2図は本発明積層板の一実施例を示す一部
切欠断面図、第3図及び第4図は本発明積層板の他の実
施例を示す一部切欠断面図である。 l・・・アルミニクム基[,2・・・ステンレス箔、3
・・・チタン箔、4・・・変性ポリオレフィン系接着剤
層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)アルミニウム基板の両面又は片面に変性ポリオレフ
    ィン系接着剤層を介してステンレス箔が積層一体化され
    ており、ステンレス箔とアルミニウム基板の両方又は一
    方が表面酸化処理により酸化皮膜で被覆されたものであ
    ることを特徴とする積層板。 2)アルミニウム基板の両面又は片面に変性ポリオレフ
    ィン系接着剤層を介してチタン箔が積層一体化されてお
    り、チタン箔とアルミニウム基板の両方又は一方が表面
    酸化処理により酸化皮膜で被覆されたものであることを
    特徴とする積層板。
JP3807889A 1989-02-16 1989-02-16 積層板 Pending JPH02215525A (ja)

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