JPH02210132A - 床板材の目地構造 - Google Patents

床板材の目地構造

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JPH02210132A
JPH02210132A JP3036789A JP3036789A JPH02210132A JP H02210132 A JPH02210132 A JP H02210132A JP 3036789 A JP3036789 A JP 3036789A JP 3036789 A JP3036789 A JP 3036789A JP H02210132 A JPH02210132 A JP H02210132A
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floorboard
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Katsunori Onishi
克則 大西
Ryoichi Suzuki
良一 鈴木
Kenji Hara
健二 原
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、建物の床部骨を構成する床板材の目地構造に
関する。
(従来の技術) 従来の板材の目地構造としては、例えば、実公昭63−
9689号公報等に記載されているようなものが知られ
ている。
この従来構造は、隣接する板材の相互に対向する側面に
、それぞれ凹部が形成され、該凹部には、凹部の内面形
状に沿ったシール材が設けられている。そして、板材は
、該シール材を互いに突き合せた状態で接合され、該シ
ール材間に形成される空隙内に、耐火材が設けられた構
造となっていた。
(発明が解決しようとする課題) ところで、このような従来の目地構造を有する板材を床
板材として使用すると、耐火材がシール材によって上下
から挟まれることになる。また、炎は上に燃え上がるの
で、床板材は下階における火災発生時に下面から火をあ
びる場合が殆どである。しかしながら、このような従来
の目地構造にあっては、耐火材がシール材によ・って上
下から挟まれているので、火災発生時には最初に耐火材
より下側に位置するシール材が燃焼する可能性が高い。
従って、火災が小火で済んだとしても、シール材が燃焼
することにより防水機能が半減するという問題があった
本発明は上記のような問題に着目し、耐火材によってシ
ール材を完全に保護し、小火発生後もシ−ル材の防水機
能が低下することのない床板材の目地構造を提供するこ
とを目的としている。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明の床板材の目地構造
は、コンクリートを素材とした床板材が目地幅を確保し
て複数配設され、該床板材の目地にシール材と耐火材と
が設けられている床板材の目地構造において、前記耐火
材が、前記シール材の下側に配設されているものである
(作 用) 従って、本発明の床板材の目地構造では、シール材で防
水機能が確保され、耐火材で耐火機能が確保されている
そして、耐火材がシール材の下側に配設されているので
、火災発生時には、耐火材が最初に炎を受けてシール材
を保護する。
(実施例) 以下、第1図及び第2図に基き1本発明実施例の床板材
の目地構造について詳述する。
まず、第1図は床板材を接合する前の状態を示し、第2
図は床板材を接合した後の状態を示している。尚、図中
1は床板材、2は耐振プレート、3は耐火材である。
前記床板材lは、コンクリートを素材としたもので、複
数の床板材lが所定の目地幅Wを確保して接合され、建
物の床部分を構成する。尚、前記床板材lは、鉄筋コン
クリートでもよいし、無筋コンクリートでもよい。また
、コンクリートの種類としては、ポルトランドセメント
を使用した通常のコンクリートの他、軽量発泡コンクリ
ート等でもよい。
耐振プレート2は、二枚の鋼板21.21 (厚さは例
えば3.2關とする)の間にシール材としてのブチルゴ
ムシート22を挟み込んだもので、前記床板材lの目地
に設けられる。この耐振プレート2は、前記床板材lの
側面形状よりやや小さく形成されており、−側面が床板
材lの上面1aと面一に揃うように配置されている。
耐火材3は、セラミックファイバーを素材とした耐火性
を有するもので、前記床板材1の目地に前記耐振プレー
ト2と平行に設けられる。また、この耐火材は、前J己
耐振プレート2の下側に配置されており、床板材1の下
面1bより下側へ突出しないように設けられている。
次に、施工手順について説明する。
まず、隣接する床板材1.1の相互に対向する側面1c
、Icのうち、一方の側面Lcに耐振プレート2及び耐
火材3を耐火接着剤により接着する。この時、耐火材3
は耐振プレート2の下側へ配置させる。そして、第1図
に示すように、他方の床板材1の側面1cに耐振プレー
ト2及び耐火材3を押し付けるようにして両方の床板材
1.lを接合する。順次この作業を繰り返し、床部分を
構成していく。
そうすると、各床板材lの目地には、上側に耐振プレー
ト2が設けられ、下側に耐火材3か設けられることにな
る。
そして、耐振プレート2のブチルゴムシート22によっ
て防水機能が確保でき、鋼板2■によって床板材lのた
わみ及びそのたわみによる振動が防止できる。
また、耐火材3によって耐火機能が確保でき、耐振プレ
ート2の鋼板21によって耐火機能の向上を図ることも
できる。
また、予め床板材lに耐振プレート2及び耐火材3を接
着しておく乾式1法を用いることにより、現場における
接着乾燥工程を省くことができ、作業効率が向上する。
以上、本発明の実施例を図面により詳述してきたが、具
体的な構成はこの実施例に限られるものではなく本発明
の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明
に含まれる。
例えば、実施例では、耐火材としてセラミックファイバ
ーを用いたが、ロックウール等地の耐火材料を用いても
よい。
(発明の効果) 以上説明してきたように、本発明の床板材の目地構造に
あっては、耐火材でシール材を下側から完全に保護して
いるので、小火発生後もシール材の防水機能が低下する
ことはないという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の床板材の目地構造を示す斜視図
、第2図は実施例の目地構造を示す縦断面図である。 l−・・床板材 1a・・・上面 lb−・−下面 1c・・・側面 2・・・耐振プレート 22・・・ブチルゴムシー 3・・・耐火材 ト (シール材)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)コンクリートを素材とした床板材が目地幅を確保し
    て複数配設され、該床板材の目地にシール材と耐火材と
    が設けられている床板材の目地構造において、前記耐火
    材が、前記シール材の下側に配設されていることを特徴
    とする床板材の目地構造。
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JP2510276B2 (ja) 1996-06-26

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