JPH02209542A - 電磁シールド用パネル - Google Patents

電磁シールド用パネル

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JPH02209542A
JPH02209542A JP2712189A JP2712189A JPH02209542A JP H02209542 A JPH02209542 A JP H02209542A JP 2712189 A JP2712189 A JP 2712189A JP 2712189 A JP2712189 A JP 2712189A JP H02209542 A JPH02209542 A JP H02209542A
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amorphous alloy
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frame
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JP2712189A
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Hiroyoshi Ishii
石井 博義
Misao Kaneko
金子 美佐夫
Yoshiyuki Masuko
益子 善行
Yukio Toda
戸田 幸生
Kazuhiro Nishimura
西村 和弘
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Riken Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (目的) 本発明は、電磁シールドルーム用パネルおよびその固定
方法に関する。
最近、医療機器、OA機器等の精密電子・電気機器の電
磁波、磁気による誤動作や、計測ミスを防止することが
重要視され、シールドルームの施工が増大している。
ところが、電磁波シールドを施す場合は、高周波領域で
の磁界分が主体となるため、アルミニウムや銅等の高導
電材が使用されるが、磁界シールドの場合は低周波領域
での磁界分が主体となりアモルファス金属やパーマロイ
等の高透磁率材が使用され、電磁波シールドとは全く別
の扱いとなっていた。
特に、MRIやコンピュータルームにおいては、ベース
メーカ所持者に対する配慮(5G以下とする)や、コン
ピュータの誤動作を起さない限界(0,5G以下)まで
の磁界のシールドと、電磁波の影響(例えばMHIの場
合は、1〜100 MHz)で誤診を起さないようにシ
ールドを施す必要があるわけであるが、今までは磁界、
電界に対して別別の施工をしていたためコストアップと
なっていた。
次に、これらの磁気または電磁シールドルームの施工方
法としては、躯体に張設される間仕切的施工が主体であ
る。すなわち、躯体に、軽量鉄骨や木で枠を構成し、そ
の上に、合板または、コンクリートパネル等を張付け、
シールド材である材料(電界の場合は銅アルミニウム、
磁界の場合はアモルファス、パーマロイ)を固定し、更
にその上に仕上用に合板またはコンクリートパネルを施
工し、目地止めをした後、塗装により仕上をしているた
め、かなりの工数を要し、コスト高となっている。
本発明は、前述した従来技術の不具合を解決し、簡単に
施工できるシールド材を提供することを解決すべき課題
とする。
(構成) 本発明は前述した課題を解決するためにL字アングルお
よびパイプで4角形の枠を構成し、その枠上に、鉄板、
けい素鋼板、アルミニウム板または銅板が配置され、更
にその端部が12字アングルおよびパイプに沿って90
6曲げられた箱形状をしておりその上に軟磁性非晶質合
金が配置された構造を有する電磁波シールド用パネルを
提供する。
好ましくは軟磁性非晶質合金が厚さ5〜100μm、ア
スペクト比10〜15.000のフレーク状軟磁性非晶
質合金片を積層した構成とする。
更に本発明は、上記構成されたパネル同志をボルトとナ
ンドにて、簡単に固定する電磁波シールドパネルの固定
方法を提供する。
電磁波シールドを施す場合はアルミニウムまたは銅の高
導電材を使用すればかなりシールド率を向上させること
ができるが、ある程度のシールド率であれば、鉄、けい
素鋼V等の磁性体でも接続が充分であれば可能である。
磁気シールドに対しては、アルミニウム、銅では全く効
果はなく、鉄、けい素鋼でも透磁率が低いため不充分で
ある。高透磁率非晶質金属であれば高効率で磁気シール
ドできる。この非晶質金属は、薄帯状であれば幅が狭い
ため、複合化の際に施工性が複雑となるため、非晶質合
金片の積層体が好ましい。
非晶質合金片の厚さを5μm未満にすると非晶質合金片
の製造が困難であり、これが100μmを越えて厚くな
ると非晶質化が難しくなるのでこの厚さは、5〜100
μmとする。特に好ましい厚さ20〜60μmである。
非晶質合金片のアスペクト比が10未満では、非晶質合
金片の透磁率が低下し、非晶質合金片の磁気シールド特
性が変化するためと積層が難しくなり、磁気シールド性
が劣化するようになる。他方、上記アスペクト比がis
、oooを越えると、非晶質合金片の取扱いが面倒とな
り生産性が低下するようになる。アスペクト比の特に好
ましい範囲は50〜io、oo。
である。
前述したフレーク状の軟磁性非晶質合金片は以下の如く
作られる。本出願人が先きに特開昭58−6907号公
報に開示しているキャビテーション法(熔融金属に対し
て漏れ性の小さな表面層を有し、高速で回転しているロ
ール表面に熔融金属を供給し、この熔融金属を徹細な溶
融金属滴に分断した後、引続いてこの溶融金属滴を高速
で回転する金属回転体に衝突させて急冷凝固させる方法
)によって、C0611,8F C4,z S Ash
 Bz (元素記号に付した数字は当該元素成分の原子
%を表ず。
以下同じ。)の非晶質合金フレークを作製した。
この非晶質合金の磁歪は零、飽和磁束密度は7000G
、透磁率は1oooo、結晶化温度は512℃である。
(実施例1) L字アングル3で第1図に示すように4角形を構成し、
その上に2.31厚の鉄板2を折り曲げ、点溶接にて、
箱型形状を作製した。第1.2図の如く、更に、その鉄
板2の上に前述した如き非晶質合金片積層シー1へ1を
、粘着剤にて形状に沿うように貼付は加工し、600龍
幅×I + 200 鶴長さ×50顛高さのパネルとし
た。このパネルの高さ方向の中心部には、100龍ピツ
チでボルト締用穴5加工を施しておく。このパネルを用
いて4.8m幅X6yn長さX 2.4 rn高さのシ
ールドルームを製作した。パネル同志は、あらかじめあ
けておいた穴5同志にボルト・ナツト6で締め付けた後
、第3図に示すように、鉄板2同志が接続するように溶
接8を施した。またコーナ部は第4図に示すように補助
アングル10を用いてボルト11で固定した後アングル
10と鉄板を溶接した。この結果このシールドルームは
、静磁界5GをIG以下とすることができ、かつ、50
0KHz〜IGHzにおいて60dB以上の減衰率を得
ることができ静磁界の磁気シールドから高周波領域の電
磁シールドまで可能となり、従来の軽量鉄骨を用いた施
工方法に比ベニ期が3分の2と短縮され、コスト的にも
安くなった。
(実施例2) 実施例1における非晶質合金片積層シート1において、
非晶質合金片重量が1 kg / rtrで、ポリエス
テルフィルムの代りに、25μmのアルミニウムフィル
ムを用いたシートとした。
パネルは実施例1と同様に、■、字アングル3を用いて
、枠を構成し、その上に、0.5 wii厚のけい素鋼
板2を箱形状に固定し、更にその上に上記非晶質合金片
積層シート1を粘着で固定した。形状的には全〈実施例
1と同様とした。このパネルの一ヒ面に更に、耐熱合板
9を第5図のように貼り付けたものとした。
シールドルームは、468m幅X6m長さ×2.4m高
さとし、パネル同志の接合部は、アルミニウムの補助材
7で両アングル3をがくすようにキャップした後、ボル
ト6締とした。コーナ部は第4図のようにL字の補助ア
ングル1oを用いた後、必要に応じアルミニウム補助材
7でキャップした後、ボルト11締とした。このシール
ドルームは、50 Hzの500+nGの磁界を50y
nGとすることができ、I Mllz〜100 Mll
zにおいて、80dB以」二の減衰率を得ることができ
た。また、組立後耐熱合板90目地止めをした後、塗装
のみで仕上げをすることができ工期は従来の半分とする
ことができた。
実施例3 第6図に示す如く、50mm角のアルミニウムパイプ4
にて、枠を構成し、2n+厚のアルミニウム仮2で箱形
状を作製し、更にその上に、実施例1に示した非晶質合
金片積層シートの非晶質合金片重量が1 kg / m
としたシート3を貼り付け、6001幅X2.400鶴
長さ×5011高さのパネルとした。
このパネルを用いて、4.2m幅x5m4iさ×2.4
m高さのシールドルームを製作した。接続部は第7図の
ようにアルミニウムの補助材7を用いて、ボルト6締と
した。またコーナ部は第8図に示すように、L字アング
ルを用いて固定した。
このシールドルームは、変動磁界100mGを20mG
以下とすることができ、かつIMHz〜100MHzに
おいて、100dB以上の減衰率を得ることができた。
工期も非常に短縮され、3分の2とすることができた。
以上の他に、ルーム内の磁界を外部に漏洩したくない場
合のシールドルームの作製は、非晶質合金積層シートを
、外側に配置する必要があるため、パネルの組立は実施
例1〜3とは逆となるため、第9.10図のようにコー
ナ部を施工する必要がある。また、補助材料を用いる場
合は、第11.12図に示すような施工方法を取れば良
い。
(効果) 本発明パネルは、電磁シールド特性と、磁気シールド特
性の優れたシールド特性を有するシールド材である。
次に、電磁および磁気シールドルームを施工する際、軽
量鉄骨や木で躯体に枠組を施す従来の施工方法と異なり
、パネル同志の折曲げ部同志に、あらかじめ穴をあけて
おき、その部分にボルトおよびナンドで締め付けること
により簡単に、接続が出きるため、非常に工期が短縮さ
れる。
また、電磁シールドで特に周波数の冑い場合は、わずか
な空間が問題となるため、パネル同志の折曲げ部を溶接
するか、コの字型の補助材を、ボルト締部に配置するこ
とで合せ部からの漏洩を防止でき、電気的に導電を得る
ことができる。
更に、パネルの前面に仕上げ用のコンクリートパネルま
たは、耐熱合板をあらかじめ取付けておけば、組立後パ
ネル間の目地止め処理と塗装のみで仕上げられるため非
常な工期短縮となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一例のパネルの斜視図、第2図はその
断面図、第3図は突き合せ部の断面図、第4図はコーナ
部の一例の断面図、第5図は補助材を用いた突き合せ部
の断面図、第6図はパイプを用いた例の断面図、第7図
は補助材とパイプを用いた突き合せ部の断面図、第8図
はパイプを用いたコーナ部を示す断面図、第9.10図
は非晶質合金を外壁とした各側を示す断面図、第11.
12図は補助材を用い且つ非晶質合金を外壁とした各側
の断面図である。 図中 1−・−・非晶質合金積層シート 2 ・−・・−鉄、けい素鋼、アルミニウム、銅3 ・
・−・・L字アングル 4−・−パイプ 5−・−穴 6 −一一一一ボルト・ナンド 7−・補助材 8−・・・・溶接 9−−−−一耐熱合板、コンクリートパネル10 ・−
補助り字アングル 代 理 人 弁理士

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)L字アングル又はパイプで構成された4角形の枠
    、その枠上に配された鉄板、けい素鋼板、アルミニウム
    板、又は銅板、その端部がL字アングルおよびパイプに
    沿って90゜曲げられた箱形状をしており、さらに、そ
    の上に配された軟磁性非晶質合金を有する電磁シールド
    用パネル。
  2. (2)第1項請求範囲の非晶質合金が厚さ5〜100μ
    m、アスペクト比10〜15,000のフレーク状軟磁
    性非晶質合金片を積層してなる構造を有することを特徴
    とする電磁シールド用パネル。
  3. (3)第1項請求範囲のパネルの折り曲げ部同志を突き
    合せボルトとナットにて、接続固定する電磁シールドパ
    ネルの固定方法。
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