JPH02208531A - 真空度測定装置 - Google Patents

真空度測定装置

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JPH02208531A
JPH02208531A JP2745789A JP2745789A JPH02208531A JP H02208531 A JPH02208531 A JP H02208531A JP 2745789 A JP2745789 A JP 2745789A JP 2745789 A JP2745789 A JP 2745789A JP H02208531 A JPH02208531 A JP H02208531A
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JP
Japan
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laser
light
vacuum
degree
optical axis
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JP2745789A
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English (en)
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Hitoshi Shimizu
仁 清水
Satoshi Ogura
聰 小倉
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は真空度測定装置に係り、特に、局所的な場所で
の真空度を測定するのに好適な真空度測定装置に関する
〔従来の技術〕
従来、真空度を測定する装置は、真空技術入門(林義孝
著、日刊工業新聞社列)、第77頁から第98頁で論じ
られている。これは、真空度の測定、特に、高真空での
測定は、気体分子の数を数える必要があり、気体分子数
を数えるため、分子をイオン化してその数を電流として
計測する。この方法での測定器の電極の配置を示し、そ
の電極の電位配分を第2図で説明する。中心にイオンコ
レクタ12があり、半径方向にグリッド13、さらに、
フィラメント14が配置されている。フィラメントから
の熱電子がコレクタに到達する間に気体分子はある一定
の割合でイオン化され、イオンコレクタで捕捉され、イ
オン電流として計測される。今、イオン化のための電子
電流を■。、イオン電流を11とすると、真空度Pは(
1)式によって表わされる。
β α五 LIe ここで、α1はイオン化断面積、Lは電子の飛行距離、
βをイオンコレクタによるイオンの捕捉効率kTeは熱
電子の持っているエネルギである。
一方、レーザを用いた圧力測定は、フィジカル・レビュ
ー・レター、26 (1970)第156頁から第15
9頁(PHYSICAL REVIEW LETTER
26(1970)PP156−159)で論じられてい
る。これはレーザ光の光圧力によって微粒子の挙動がか
わり、その結果、レーザ光の散乱量も変わることについ
て述べられている。このように、レーザ光を利用した微
粒子の計測は、その形状、あるいは、ふるまいの測定が
主である。また、微粒子の数密度の測定では微粒子数が
減少すると散乱光量も減少し、測定誤差が大きくなる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、特定の領域での真空度の測定をすると
いう点については考慮がされておらず、特定の場所での
真空度を測定できないという問題があった。
また、高真空度になると測定誤差が大きくなるという問
題があった。
本発明の目的は、特定の場所での高真空の真空度を測定
する装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、測定しようとする領域にレーザ光を入射さ
せ、測定領域内の気体分子による光の吸収、あるいは、
散乱光を測定することにより達成される。
〔作用〕
測定領域内に入射したレーザ光は、その領域内に存在す
る気体分子により吸収、あるいは、散乱される。この吸
収、あるいは、散乱される光強度は、レーザ光の光路中
に存在する気体の分子数に比例するので、これらの光強
度を測定すれば、気体分子の数密度が求まる。レーザ光
の光路内の体積がわかれば、真空度が測定できる。それ
によってレーザ光の光路を変えれば、特定の領域の真空
度が測定できるようになる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。レー
ザ発振器1aから放出される波長λ1のレーザ光6aと
レーザ発振器1bから放出される波長λ2のレーザ光6
bとを光軸制御器2に入射させ、二つの波長のレーザ光
の光軸を一致させるように光軸制御器で制御する。光軸
制御器から出射されたレーザ光は測定領域3を透過し、
受光器4aに入射し、レーザパワーを測定する。測定領
域では窒素、酸素等の気体分子により一部のパワーが吸
収される。一方、受光器4bは、直接、透過光が入射し
ないように、受光器4aとはビーム径以上の間隔をもっ
て設置し、測定領域内で気体分子により散乱されたレー
ザ光のみを測定できる配置とする。
受光器で受信された検出信号7a及び7bは、真空度測
定器5により、真空度を求め、出力端子11に出力する
。一方、真空度測定器5からは、レーザ発振器1に対し
て、それぞれ、制御信号8a、及び、8bが送信され、
その信号によってレーザ発振器1は発振するタイミング
を制御している。
レーザ波長は、一つの波長(λ1)を気体分子の影響が
少ない波長に選択して参照光強度とし、もう一方の波長
(λ2)を気体分子の影響の大きい波長に選択する。λ
1の波長でのレーザ光は、測定領域内の気体による散乱
以外の測定系内の雑音成分となる吸収光、及び、散乱光
を取り除くためのものである。
また、受光器4bに透過光が重畳することを防ぐために
、受光器4aの中心にレーザビームが照射するように、
真空度測定器から制御信号10aが光軸制御駆動器9に
送信される。光軸制御部は光軸制御駆動器からの信号1
0bによって最適に光軸が制御される。
気体分子によって吸収される光強度は、気体分子数Co
に比例するものと考えられ、その比例係数をレーザ波長
λ1.λ2に対して、それぞれ、εal、ε&2とすれ
ば、測定領域の光路長Qを透過した透過光の光強度Ia
x、  Iazは(1)式によって示すことができる。
I  as =  I  oexp[−Co   t 
 at  Q  コ             °−(
1)i=1.2 ここでIOは測定領域に入射する光強度である。
・方、気体分子によって散乱される光強度も、測定領域
内に存在する気体分子数に比例するものと考えられ、そ
の比例係数をレーザ波長λ工、λ2に対してそれぞれE
s1.E52とすれば散乱光の光強度Isr  、 I
S2’は。
Is1′=Io exp[−Cots’(11−(2)
i=1.2 散乱光は受光器4bによって受光するので(2)式で示
した全散乱光のうち一部のみを受光することになる。そ
の比を波長λ1.λ2に対してそれぞれα1及びα2と
すると、受光器4bの検出する信号I S1+  I 
szは、 Is+= a+ Io exp [−Co i sr 
Q ]    ・”(3)i=1.2 となる。
ここで波長に対する検出感度が等しい検出器を使用すれ
ば、透過・散乱光のλ1.λ2でのそれぞれの光強度の
差が測定領域内に存在する気体分子により吸収・散乱さ
れた光強度になる。
吸収、あるいは、散乱される光強度は、気体分子数に比
例するので、真空度が向上すると気体分子数も減少する
ので吸収量、散乱量ともに減少する。そこで、透過光強
度と散乱光強度の比より真空度を求める。すなわち、(
1)式と(3)式より、真空度Pは、 (4)式は、レーザ光の通過する領域内のみで吸収及び
散乱により変化した光強度を測定していることになるの
で(4)式から求めた真空度は、レーザ光が通過した領
域での真空度になる。
また、この方法によれば、Coが小さくなれば散乱光の
光強度も弱くなるが、この光強度が検出限界以上であれ
ば、(4)式の信号処理により、信号対雑音比を大きく
することができる。
本実施例によれば、散乱光と透過光の両光強度を測定す
ることにより、特定の領域での真空度を測定でき、かつ
、比較的高真空での真空度を測定することができる。
真空度測定装置の他の実施例を第3図において説明する
。参照用レーザ発振器1aと測定用レーザ発振器1bか
ら、それぞれ、8a、8bのタイミング信号によってレ
ーザが発振され、光軸制御器2に入射される。一方、(
n+1)個の受光器4− (1)〜4−(n+1)は、
それぞれの間隔が光軸制御器から出射されるレーザビー
ムの径よりも大きくなるように、アレイ状に設置する。
レーザ光の光軸は、制御信号10により、光軸制御駆動
器9を制御し、それによって光軸制御器2が動作する。
光軸制御器は、二つのレーザ光の光軸が同じになるよう
に制御され、複数個ある受光器のうちの一つを目標にな
るように設定する。
光軸制御器からi番目の受光器4− (i)を目標とす
るレーザ光は、その光径路内で吸収、あるいは、散乱さ
れ、透過レーザ光強度がi番目の受光器(4−(i))
で検出され、その信号7−(i)が真空度測定器5に送
信される。一方、光径路で散乱された光が、i+1番目
の受光器4−(i+1)で検出され、その信号7−(i
+1)が真空度測定器5に送信される。
真空度測定器は、第1図の実施例と同様、測定用波長で
の透過、及び、散乱光強度から参照用波長での透過、及
び、散乱光強度をそれぞれ差し引き、実際に光路内で吸
収・散乱された光強度を求める。この結果を用いて、透
過光と散乱光の比より真空度を求め、出力端子11に出
力する。ここで得た真空度は、光軸制御器とi番目の受
光器とを結んだレーザ光路上の平均的な真空度になる。
レーザ光の光軸は、光軸制御器により制御できるので、
レーザ光の目標を変えることができる。
そこで、レーザ光の目標を、次に、i+1番目の受光器
になるように設定すれば、同様に光軸制御器とi+1番
目の受光器を結んだレーザ光路上の平均的な真空度が測
定できる。
このように真空度を測定しながら、順次、レーザ光の目
標を変えていけば、特定の領域での真空度を、順次、測
定することができる。
本実施例によれば、多数の受光器をアレイ状に設置する
ことによって広範囲の領域内の局所的な真空度を測定す
ることができる。
真空度測定装置の他の実施例を第4図において説明する
。参照用レーザ発振器1a(発振波長λ1)と他の二個
のレーザ発振器1b、lc (発振波長λ2.λ8)に
おいて、レーザの波長を測定領域3の内部の気体分子の
吸収波長から選択する。すなわち、波長λlは参照用に
使用するために、測定領域内の気体によって吸収・散乱
の少ない波長に設定する。一方、波長λ2.λ3は、測
定領域内に存在する任意の気体の吸収・散乱の大きい波
長に設定する。例えば、測定用のレーザ波長を4.3μ
園と6μmに設定すれば、第5図に示すように、波長4
.3μmでは、Coxによる吸収は大きいが、水による
吸収は無視できる。それに対して、波長6μmでは、逆
に水による吸収は大きいが、C(hによる吸収は無視で
きる。
このように設定した三つの波長のレーザ発振器は、それ
ぞれ発振タイミング信号8a、8b、8cによって、発
振され、それぞれ光軸制御器2に入射する。
光軸制御器では、三本のレーザ光を同一の光軸になるよ
うに制御し、測定領域3に入射する。
受光器4a、4bでそれぞれ受光した光強度は、真空度
測定器5により第1図の実施例あるいは第4図の実施例
と同様に、信号用波長での透過光あるいは散乱光の光強
度から参照用波長での透過光、あるいは、散乱光の光強
度をそれぞれ差し引き、その比を求めて真空度を出力端
子11に出力する。
ここで測定用の波長は、測定領域内に存在する任意の気
体分子の吸収波長に合うように設定するので、個々の波
長で求めた真空度は異なる。ところが得られた真空度は
、波長毎に異なった気体によって吸収・散乱された光強
度を測定しているので、選択した気体での真空度を求め
たことになる。
すなわち、前述の測定用波長を4.3μm 、6.0μ
mに設定すると、4.3μmでレーザ光を発振した時に
得られた真空度はCOzが主成分となり、−方、6μm
でレーザ光を発振した時に得られた真空度は水が主成分
となる。この結果、COzと水との分圧比を求めること
ができる。また、レーザ光の測定用波長を、測定領域内
に存在する気体に合わせれば、その気体の分圧を測定す
ることができる。
本実施例によれば、特定の場所での真空度を求められ、
かつ、任意の気体の吸収波長に合わせてレーザ光波長を
設定すれば、その気体の分圧比を測定できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、複数のレーザ光を同一の光軸になるよ
うに調整し、透過光と散乱光の光強度を測定すれば、レ
ーザ光路の平均の真空度が測定でき、特定の領域の真空
度も測定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の真空度測定装置の系統図
、第2図は電離真空計の斜視図(a)および回路図(b
)、第3図は本発明の真空度測定装置の他の実施例の系
統図、第4図は、レーザを用いた分圧測定用の実施例の
系統図、第5図は、レーザ光の吸収特性図である。 1・・・レーザ発振器、2・・・光軸制御部、3・・・
測定領域、4・・・受光器、5・・・真空度測定部、6
・・・レーザ光路、7・・・受光信号、8・・・発振タ
イミング信号、9・・・光軸調整制御部、10・・・制
御信号、11・・・測定値、12・・・イオンコレクタ
、13・・・グリッド。 14・・・フィラメント。 第 図 第 図 第 図 (α) 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数のレーザ光発生装置と、複数の光検出器とより
    なる真空度測定装置において、 測定領域を通過する前記レーザ光の透過光と散乱光とを
    測定できるように受光器を設けたことを特徴とする真空
    度測定装置。 2、特許請求項第1項記載の真空度測定装置において、 前記透過光と前記散乱光とを区別して測定できるように
    前記レーザ光の光軸を制御できる光軸制御器を設けたこ
    とを特徴とする真空度測定装置。
JP2745789A 1989-02-08 1989-02-08 真空度測定装置 Pending JPH02208531A (ja)

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JP (1) JPH02208531A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010151811A (ja) * 2008-11-28 2010-07-08 Shimadzu Corp パーティクル計数装置
WO2013157217A1 (ja) * 2012-04-19 2013-10-24 パナソニック株式会社 水分量変動検知装置、水分量変動検知方法、真空計及び真空度変動検知方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010151811A (ja) * 2008-11-28 2010-07-08 Shimadzu Corp パーティクル計数装置
WO2013157217A1 (ja) * 2012-04-19 2013-10-24 パナソニック株式会社 水分量変動検知装置、水分量変動検知方法、真空計及び真空度変動検知方法

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