JPH02206415A

JPH02206415A - 液体石鹸分配装置

Info

Publication number: JPH02206415A
Application number: JP1288606A
Authority: JP
Inventors: Sr Charles R Holzner; チャールズ　アール　ホールツナー　シニア
Original assignee: Steiner Co Inc
Current assignee: Steiner Co Inc
Priority date: 1989-01-23
Filing date: 1989-11-06
Publication date: 1990-08-16
Also published as: US4930667A; EP0380204A1; EP0380204B1; DE69001302D1; PT92939A; ATE88073T1; DE69001302T2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、平均的に少量ずつ液体石鹸を分配するための
装置に関する。本発明は、取替え可能なカートリッジか
ら研磨のためのグリッドを包んでいる液体石鹸の分配に
特に適用される。

（従来技術）米国特許筒４．１０８，３６３号には１つの形式の石鹸
分配装置が開示されており、この形式の石鹸分配装置は
、グイヤフラム形式のチェックバルブを通って容器から
石鹸を受は取る可撓性のポンプボウルを包含している。

このボウルを圧縮すると、ボウルはチェックバルブを閉
じてボウルの中の石鹸を通路を通して放出出口の方に押
し出す。この構造は比較的複雑であり、熟練していない
作業者が現場で保守できることを必要とする現代の流通
網には適しておらず、またグリッドが装置の通路を閉塞
しがちであり、それによって、保守上の問題が増加する
ため、グリッドを含む石鹸の分配にも適していない。

圧縮可能なポンプボウルあるいはニップルを使用してい
る同様の形式の分配装置が米国特許筒１．３２６．８８
０号に開示されており、この分配装置はポンプニップル
に設けられたスリットから石鹸を直接放出する。この分
配装置は、石鹸容器出口の中に特別に製造されたチェッ
クバルブストッパを用いており、ニップルのスリットの
ゆがみによって、石鹸を分配する。それゆえ、このニッ
プルはスリットの方向に圧縮される。これには、ニップ
ルにかかる圧力がチェックバルブを閉じるのに十分増大
する前に、スリットが開いて石鹸を滴下させてしまうこ
とがあるという欠点がある。

もう一つの形式の石鹸分配装置が、１９８４年１２月１
２日付のカシア（Ｃａｓｓｉａｌの特許出願節６８０．
８２２号に開示されており、１９８６年８月２８日に出
願されたその継続出願筒９０２゜０９９号は、分割され
た量の液体石鹸を分配するための機構を包含している。

カシアの分配装置を含めた従来技術の殆どの分配装置で
遭遇してきた問題は、かかる分配機構により石鹸が繰り
返し放出されると、最初の操作以降、石鹸の量が放出す
べき十分な量よりも少なくなることである。基本的には
、これは、石鹸容器あるいは石鹸カートリッジに十分な
空気が流入されないため、放出ノズルあるいは放出ニッ
プルへの石鹸の充填が不十分となることが原因であり、
その結果、上で述べた形式の石鹸分配装置が公衆トイレ
でよくあるように迅速な繰り返し使用を受けるときに、
十分な分量を分配するという問題を従来技術は解決して
いない。

（発明の概要）本発明の一般的な目的は、従来装置の欠点を回避しなが
ら付加的な構造上の利点及び操作上の利点をもたらす液
体石鹸分配装置用の改良された放出組立体を提供するこ
とである。

本発明の重要な目的は、迅速に次々と十分な分量を分配
するのに適した液体石鹸分配装置用の放出組立体を提供
することである。

本発明のもう一つの目的は、簡単で経済的な構造をもち
、組立てが容易であることを特徴とする前述した形式の
放出組立体を提供することである。

本発明のさらにもう一つの目的は、放出組立体の迅速な
繰り返し操作に対して十分な分量を確保するため、前述
した形式の空気流入手段を用いた前述した形式の放出組
立体を提供することである。

本発明のもう一つの目的は、前述した形式の放出組立体
と組合わせて空気流入手段を包含する液体石鹸分配装置
を提供することである。

（発明の構成）本発明によって提供される液体石鹸分配装置は、出口開
口部のみを有する通気口のない液体石鹸容器と、その液
体石鹸容器出口と連通している放出組立体と、その放出
組立体と石鹸容器との間に取り付けられていて石鹸容器
から石鹸が引き出されたときにその中に即座に空気を流
入させることによって放出組立体の迅速な操作を可能に
する半透膜フィルターを包む空気供給手段とを包む。

本発明は、後で十分に説明され、添付図面に図示され、
特に特許請求の範囲で示される新しい特徴と部品の組合
わせからなり、本発明の精神から逸脱することなく、あ
るいは本発明の利点を同等犠牲にすることなく、詳細な
部分の種々の変更を行うことができることが理解される
。

（実施例）図面を参照すると１石鹸容器１２を配置し保持するため
の１１で概略的に示された分配装置ハウジングを包む液
体石鹸分配装置１０が示されている０石鹸容器１２はネ
ック１３を有しており、このネックは末端に薄い壁部分
１３ａを有している０石鹸容器１２のネック部分１３は
、第３図でわかるように例えば１４のところに外側にね
じ山が切られており、端面１５を有している。後で説明
するように、クリップ１７が放出組立体３０を石鹸容器
１２の所定位置に保持する。

石鹸容器１２は手洗石鹸２０等を収容しており、当業界
でよく知られているように取替え可能であって、本発明
で例示するように、グリッド２１あるいは他の研磨粒子
を含有していてもよい、−船釣な石鹸分配装置１０は、
１９８６年８月２８日に出願された米国特許第４，０１
８．３６３号及び米国出願第９０２．０９，９号で開示
された石鹸分配装置と同様であり、参考としてここに示
す。放出組立体３０は、ゴムのような適当な可撓性弾力
性材料で形成されたほぼ円形の細長いニップル３１を含
む。このニップル３１は、−方の端部に半径方向外方に
延びるフランジ３３を備えた円筒形側壁３２を有してい
る。ニップル３１は、放出チャンバー３５（第３図参照
）を形成しており、その末端部分に半径方向内方に傾斜
する一対の凹形壁３６を備え、該一対の凹形壁３６は、
放出チャンバー３５を閉じているニップルの末端部分で
アヒルのくちばし状の形をしたチップ３７を共働して形
成する。長さ方向に延びているチップ３７には、ニップ
ル３１のほぼ直径に亘って細長い放出スリット３８が形
成されており、該放出スリットは、通常は弾力性ニップ
ル３１によって閉じられたままになっている。

第２図乃至第５図に示すように、バルブ組立体７０は、
円形裏板４０と、保持手段５５によってニップル３１と
整合されて保持されるバルブダイヤフラムディスク５０
とを含む。円形裏板４０は平坦なディスクであり、比較
的固い適当なプラスチック材料であるのがよく、中央の
開口部４１と、フィルター材料４５が配置される開口部
４３を形成する直立した円形の縦穴４２とを有している
。フィルター材料４５は、空気を通すことはできるが石
鹸を流出させないような適当な材料であればどのような
材料でもよく、例えば約０．４５乃至約１０ミクロンの
範囲の孔を有している疎水性で熱可塑性のモノフィラメ
ント織物スクリーンであるのがよい。代表的な熱可塑性
材料は、ナイロン、ポリエステル、ポリプロピレン、テ
フロン、ポリウレタン、ＡＢＳ等、例えば、イリノイ州
、ヘブロン（Ｈｅｂｒｏｎ、　ｌ１ｌｉｎｏｉｓｌのフ
ィルターチック社（Ｆｉｌｔｅｒｔｅｋ　Ｉｎｃ、］の
製品である。円形裏板４０は又、第２図で最もよくわが
るようにノツチ４６とその周縁部とを備える。ノツチ４
６は、第３図で最もよ（示されているように、ディスク
４０の一部であって厚さが薄くなっている部分４７に配
置されており、厚さが薄くなっている部分４７は、後で
説明する目的のためにノツチ４６の周辺部分から縦穴４
２の内側端部の方に延びている。ダイヤフラムディスク
５０は、該ディスク５０に半円形のスリット５１を包含
しており、フラップ５２を形成し、そのフラップ５２は
、第３図及び第６図乃至第８図で最もよくわかるように
円形裏板４０の下にその前縁部が（るように位置決めさ
れている。

保持手段５５は、ニップル３１が通過できる寸法の中央
開口部５７を有し、かつ石鹸容器ネック１３のおねじ１
４とゆるく螺合するように寸法づけられているめねじ５
８を有する円柱型カラー５６である。保持手段５５は、
後で説明するように、計量された量の石鹸２０を放出組
立体３０から分配するためにニップル３１を円形裏板４
０及びダイヤフラムディスク５０と整合させた位置に維
持する役目を果たす。第３図で最もよくわかるように、
円形裏板４０がダイヤフラムディスク５０とともに組立
てられるときには、ディスク５０と円形裏板４０の厚さ
の薄い部分４７との間に空間６０が作られ、空間６０は
保持手段５５と石鹸容器１２のネック１３との間の寸法
の違いによって形成される環状溝６１と連通している。

第３図の矢印でよくわかるように、それによって、容器
１２の外側と内側との間に空気通路が作られ、空気は、
石鹸容器１２のネック１３と円柱カラー５６の最上部５
５ａとの間を通って、ねじ１４と５８に沿って通過しそ
の後、空間６０を通って薄い部分の下、すなわちディス
ク４０の厚さが薄くなっている部分４７の下を通り、さ
らにフィルター材料４５を通って、石鹸容器１２に流れ
こむ。

使用の際は、放出組立体３０を前述したように組み立て
て取り付けたなら、容器１２の出口開口部とニップル３
１の入り口開口部との間の液体石鹸の流れを調節するた
めのバルブ組立体７０を配置する６図示されているよう
に、上部及び下部フランジを有しているほぼ円柱型の保
持クリップ１７が、分配装置ハウジング１１と共働して
組み立てられた形状を維持する。クリップ１７は適当な
可撓性材料でできているのがよく、その結果、クリップ
全体を押しつぶして石鹸容器１２をその底部から取りは
ずすことができる。図面に概略的に示され、適当な手段
（図示せず）によってハウジング１１に保持されている
アクチュエータ６５がさらに設けられている。このアク
チュエータ６５は、第１図及び第６図でわかるように、
保持手段１７の開口部を通って突出してニップル３１の
外側表面と係合している。

第６図乃至第８図を参照して、空気を連続的に石鹸容器
１２の中に取り入れる手段と一緒に放出組立体３０と分
配装置１０の操作を説明する。好ましくは、ネック１３
を上方に配置してから、放出組立体３０を容器１２に組
込む。組立が終った後、次いで容器１２を第１図に示す
ようにハウジング１１に逆さまにさせて取り付ける。ニ
ップル３１は、保持クリップ１７の底部を通って下方に
突出している。

従来技術の石鹸容器は通気されたり、されなかったりす
るが、清潔さ及びその他の理由から、通気口のない石鹸
容器１２を用いることが好ましい６通気口のない石鹸容
器で遭遇される問題は、最初の放出あるいは最初の２回
の放出の後は、十分な分量を下回らせる放出組立体３０
の迅速な使用にある。この現象が生ずる理由は、一定量
の石鹸が放出されて真空状態が形成された後、容器１２
内部の圧力が通常の大気圧に戻るのに時間がかかるため
である。分配操作ごとに完全な分量を提供できない問題
は、空気の通路（第３図に示す矢印６３を見よ）が、石
鹸容器１２の内部と外部との間に設けられていて、連続
放出回数とは無関係に石鹸容器内部で十分な大気圧を連
続的に提供することができる本発明によって回避される
。

空気を連続的に石鹸容器１２の中へ供給することによっ
て、ダイヤフラムディスク５０及びフラップ５２に及ぼ
される大気圧と液体石鹸２０の重量とにより、液体石鹸
は開口部５１と円形裏板４０の開口部４１を通してニッ
プル３１の放出チャンバー３５内に流される。この流れ
は、放出チャンバー３５が満たされるまで続き、満たさ
れた時点でディスク５０、特にフラップ５２の両側にか
かる圧力が等しくなり、それによってフラップ５２は第
６図に示されたように平衡状態となって閉じる。ニップ
ル３１は、この通常平衡状態においてニップル３１の斜
め部分の自然の弾力で放出スリットが放出チャンバー３
５に収容されている液体石鹸２０の１回分の重量に抗し
て閉じたままにされるように組み立てる。

液体石鹸の１回分の量を分配したい場合は、使用者は、
アクチュエータ６５を操作して、第７図に示すようにニ
ップル３１の側壁を矢印の方向に圧縮する。ニップル３
１の円柱壁３２にかかった圧力は放出チャンバー３５内
の圧力を増大させ、その圧力でダイヤフラムディスク５
０のフラップ５２を閉じてフラップをディスク４０に当
接して保持し、チャンバー３５から液体石鹸の１回分の
量を放出させる。フラップ５２は、放出操作の間ディス
ク４０に押圧されて保持されているので、この時点で液
体容器１２内の圧力に変化は生じない、アクチュエータ
６５を解除すると、アクチュエータは適当な付勢手段（
図示せず）の付勢力で通常の静止位置に戻り、圧力がか
けられたニップル３１の壁は、ニップル３１の自然の弾
力によって第８図に示されるように通常の膨んだ状態に
戻る。ニップル３１のこの再膨張によりそのチャンバー
内の圧力は容器１２の中の圧力以下に下がり、ニップル
の放出スリット３８が再び閉じ、第８図に示すようにダ
イヤフラムディスク５０のフラ・ンブ５２が開く。それ
ゆえ、新たな分量の液体石鹸が容器１２から、円形裏板
４０の開口部４１、ダイヤフラムディスク５０のフラッ
プ５２を通ってニップル３１の放出チャンバー３５の中
に引きこまれる（それによって容器１２の圧力が下がる
）１石鹸２０がニップル３１、特に放出チャンバー３５
に流れ込む速度は、石鹸容器１２の圧力によっである程
度制御される。この圧力は１石鹸容器１２の内側と大気
との間に作られた空気通路によって、標準大気圧と等し
くなっており、その空気通路は第３図の矢印６３で示さ
れており、フィルター材料４５と縦穴４２を通っている
。特に、空気は、第３図の矢印６３で示したように、保
持手段５５の端部５５ａを通り越して。

ねじ山に沿って通過し、環状通路すなわち環状空間６１
の中に入り、円板４０の中に入って縦穴４２を通り、そ
こに配置されたフィルター材料４５を通って流れる。こ
の機構は、石鹸を容器内に保持したまま石鹸容器１２に
空気を流入させることを可能にさせる。この機構はニッ
プル３１からの石鹸の分割された量の迅速な放出と充填
を容易にし、前述した従来構造に対する改良となってい
る。

本発明の実施例において、ニップル３１は、単一の一体
成形構造であって、成形により形成することができる。

容器１２は適当なプラスチックで形成するのがよく、適
用可能ならば吹込成形によて作ってもよい。保持クリッ
プ１７とアクチュエータ６５は、プラスチックあるいは
金属で作るのが良い。実際では、ダイヤフラムディスク
もまた、場合と最終用途に応じてプラスチックあるいは
金属で作るのがよい。放出組立体３０は、複雑な道具の
使用によらず、容易に容器１２に組みこみ取り付けるこ
とができ、この装置の現場での保守を非常に容易にして
いる。フィルター材料４５は、約０．４５ミクロンの孔
寸法を有する織られたものでないポリプロピレンである
のがよい。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明によって作られ、かつ本発明の特徴を
実施する放出組立体を包含する液体石鹸分配装置の部分
断面図である。第２図は、第１図に示した空気流入手段と放出組立体の
分解図である。第３図は、空気流入経路を示す石鹸容器の末端部分及び
石鹸容器を放出組立体に接続させる保持手段の拡大断面
図である。第４図は、第３図の４−４線に沿った装置の断面図であ
る。第５図は、第３図の５−５線に沿った放出組立体の断面
図である。第６図乃至第８図は、石鹸放出と再充填の次々の段階を
図示した鉛直方向の拡大部分断面図である。１０　・１２　・３０　・３　ｌ　・３５　・３８　・４０　・４　ｌ　・４２　・４５　・液体石鹸分配装置石鹸容器放出組立体ニップル放出チャンバー放出スリット円形裏板中央開口部縦穴フィルター５０・・・・グイヤフラムディスク５１・・・・半円形スリット５２・・・・フラップ

Claims

【特許請求の範囲】

（１）出口開口部のみを有する通気口のない液体石鹸容
器と、その石鹸容器の出口開口部と連通している放出組
立体と、その放出組立体と石鹸容器との間に取り付けら
れていて石鹸容器から石鹸が引き出されたときに石鹸容
器の中に即座に空気を流入させる半透膜フィルターを含
む空気流入手段とを包含している液体石鹸分配装置。
（２）空気通路が、前記空気流入手段を前記石鹸容器の
外側に接続させている請求項（１）記載の液体石鹸分配
装置。
（３）一つの部材が、前記放出組立体を前記石鹸容器に
対して所定位置に保持し、かつ前記空気流入手段への空
気通路を提供している請求項（２）記載の液体石鹸分配
装置。
（４）前記空気流入手段は、疎水性で熱可塑性の微小孔
膜を含む請求項（３）記載の液体石鹸分配装置。
（５）出口開口部を形成するネックを有する液体石鹸容
器と、放出組立体とを含む液体石鹸分配装置において、
前記放出組立体は、通常膨張状態では一回分の液体石鹸
を収容するための放出チャンバーを形成し、かつ長さ方
向軸線を有している細長い弾性ニップルを含み、該ニッ
プルは、一方の端部に入口開口部を有しており、他方の
端部に前記軸線にほぼ垂直に延びる普段は閉じている放
出スリットを備え、前記放出組立体は、前記ニップルの
入口開口部を石鹸容器の出口開口部と整合させて配置さ
せて前記ニップルを石鹸容器に取りつける手段と、前記
ニップルの開口部に亘って延びていて、中央にバルブス
リットを形成している平坦な膜を含むチェックバルブ手
段と、前記膜の上に重なっておりかつ、液体石鹸が通過
するのを可能にし、前記膜が石鹸容器に押し込められる
のを防止するため、前記膜のバルブスリットと整合され
て中央に配置された開口部を有している平坦な円形裏板
と、を含み、該平坦な円形裏板は、その周縁部にノッチ
を有し、前記放出組立体は、円板に設けられたノッチと
連通して石鹸容器の外部から内部への空気通路を形成し
ている半透膜フィルターを含む空気流入手段と、前記ニ
ップルとチェックバルブと円形裏板を石鹸容器上に保持
し、石鹸容器の外部から空気流入手段への空気通路を作
る保持手段と、を含み、前記ニップルは、前記軸線及び
放出スリットにほぼ垂直な方向に圧縮状態にすることが
でき、前記ニップルが圧縮状態に動くことにより、放出
チャンバーの圧力が増大して、円形裏板に対してチェッ
クバルブが閉じられて放出スリットから液体石鹸が放出
され、前記ニップルが膨張状態に戻ることにより、放出
チャンバーの圧力が下がって放出スリットが閉じられ、
チェックバルブが開いて新たな分量の液体石鹸が放出チ
ャンバー内に引き入れられ、空気流入手段を通る空気の
流れにより石鹸容器の空気の圧力が素早く回復されて放
出手段の迅速な再充填及び迅速な動作を可能にする液体
石鹸分配装置。
（６）前記フィルターが、約０．４５ミクロンから約１
０ミクロンの範囲の孔寸法を有する織られていない熱可
塑性材料である請求項（５）記載の石鹸分配装置。
（７）前記フィルターが、ポリプロピレンでできた疎水
性微小孔膜である請求項（６）記載の石鹸分配装置。
（８）前記空気流入手段が、放出手段と石鹸容器との間
にある請求項（６）記載の石鹸分配装置。
（９）前記フィルターが、石鹸容器内部に配置されて石
鹸容器への空気通路を作っている請求項（７）記載の石
鹸分配装置。
（１０）出口開口部を有する液体石鹸容器を含む液体石
鹸分配装置用の放出組立体において、該放出組立体は、通常膨張状態では一回分の液体石鹸を
収容するための放出チャンバーを形成し、かつ長さ方向
軸線を有している細長い弾性ニップルを含み、該ニップ
ルは、一方の端部に入口開口部を有しており、他方の端
部に普段は閉じている放出スリットを備え、前記放出組
立体は、前記ニップルの入口開口部を石鹸容器の出口開
口部と整合させて配置させて前記ニップルを石鹸容器に
取りつける手段と、前記ニップルの入口開口部と容器開
口部との間に配置されたチェックバルブ手段と、石鹸容
器への空気通路を形成する半透膜フィルターを含む空気
流入手段と、を含み、前記ニップルは、前記軸線にほぼ
垂直な方向に圧縮することができ、前記ニップルが圧縮
状態に動くことにより、放出チャンバーの圧力が増大し
て、チェックバルブが閉じられて放出スリットから液体
石鹸が放出され、前記ニップルが膨張状態に戻ることに
より、放出チャンバーの圧力が下がって放出スリットが
閉じられ、チェックバルブが開いて新たな分量の液体石
鹸が放出チャンバー内に引き入れられ、空気流入手段を
通る空気の流れにより石鹸容器の空気の圧力が素早く回
復されて放出チャンバー内の迅速な再充填及び放出手段
の迅速な動作を可能にする液体石鹸分配装置の放出組立
体。
（１１）前記チェックバルブ手段は、前記ニップルの入
口開口部に亘って延び中央にバルブスリットが形成され
ている平坦な膜を含む請求項（１０）記載の放出組立体
。
（１２）前記ニップルが、ほぼ円柱型の形状をしており
、前記放出スリットがそのニップルの直径に亘って延び
ている請求項（１０）記載の放出組立体。
（１３）前記ニップルの末端が、細い平坦な矩形チップ
に終端する傾斜壁部分を有するほぼアヒルのくちばし状
であり、前記放出スリットが前記チップに形成されてい
る請求項（１２）記載の放出組立体。
（１４）前記膜の上に重なって、前記膜のバルブスリッ
トと整合されて中央に配置された開口部を有している平
坦な円形裏板をさらに含む請求項（１３）記載の放出組
立体。
（１５）前記ニップルが、その一方の端部の近くから延
びていて石鹸容器の出口開口部を取り囲む関係で石鹸容
器にニップルを連結するための取付け部分を含む請求項
（１０）記載の放出組立体。
（１６）前記空気流入手段は、平坦な円形裏板に備えら
れている請求項（１４）記載の放出組立体。
（１７）前記空気流入手段は、円形裏板から直立する縦
穴を含み、該縦穴には空気を通すが石鹸は通さない半透
膜材料が設けられており、前記縦穴は石鹸容器及び石鹸
容器の外側と連通している請求項（１６）記載の放出組
立体。
（１８）前記石鹸容器は、出口の近傍でその表面にねじ
山が切られており、前記石鹸容器のねじ山とゆるく螺合
するねじ山を有する連結構造が、ニップルの入り口開口
部と石鹸容器の出口との間の所定位置に空気流入手段を
閉じ込めており、前記ねじ山は、空気が該ねじ山に沿っ
て流れることを可能にするように作られ配置されている
請求項（１０）記載の放出組立体。
（１９）前記空気流入手段は、前記連結構造とともに石
鹸容器と石鹸容器の外側との間に空気通路を形成するノ
ッチを有する請求項（１８）記載の放出組立体。