JPH02205230A - スプレー装置 - Google Patents

スプレー装置

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JPH02205230A
JPH02205230A JP2437789A JP2437789A JPH02205230A JP H02205230 A JPH02205230 A JP H02205230A JP 2437789 A JP2437789 A JP 2437789A JP 2437789 A JP2437789 A JP 2437789A JP H02205230 A JPH02205230 A JP H02205230A
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JP
Japan
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temperature
mold
release agent
spray
movable
Prior art date
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JP2437789A
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English (en)
Inventor
Koichi Yokoyama
横山 幸一
Yoshio Nagakura
長倉 良夫
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Hiroshima Aluminum Industry Co Ltd
Original Assignee
Hiroshima Aluminum Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ダイカストマシンの金型を構成する固定型お
よび可動型の両成形面に離型剤を噴霧するスプレー装置
の改良に関する。
(従来の技術) 従来より、ダイカストマシンにより製品を鋳造する場合
、該製品の品質の向上や焼付きの防止等を図る観点から
、製品を金型から取り出した後、離型剤をスプレー装置
の作動によって上記金型を構成する固定型および可動型
の再成形面に噴霧することにより、上記金型の型温を安
定させることが一般によく行われている。
そして、このようなスプレー装置として、例えば特開昭
63−130243号公報に開示されているように、現
在の型温と安定鋳造温度、および現在の型温と1シヨツ
ト前の型温を比較することにより、金型の型温を安定鋳
造温度に維持できるように次回の離型剤噴霧に要するタ
イマ時間を求め、このタイマ時間に基づいて離型剤の噴
霧を行うようにしたものが知られている。
(発明が解決しようとする課8) ところで、一般に、金型の型温は、その固定型および可
動型の両成形面全体に亘って一様ではなく、実際には、
該再成形面の形状つまり製品形状によって各部に温度差
が設けられていることから、離型剤の噴霧によって低下
した上記固定型および可動型の再成形面の各部における
型温の設定温度への復帰時間が区々となる。一方、鋳造
サイクルタイムの効率アップ化を図る観点からすれば、
次回の鋳造開始時には、上記固定型および可動型の再成
形面の各部における型温を速やかにかつ一定時間内に各
々の設定温度に復帰させることが望ましい。
しかし、上記の公報例のスプレー装置では、金型の型温
を検出する温度センサは1つしか設けられておらず、し
たがって、金型の特定領域の型温に基づいて金型全体に
対する離型剤の噴霧時間を設定するだけであることから
、これでは、固定型および可動型の再成形面の各部にお
ける型温を速やかにかつ一定時間内に各々の設定温度に
復帰させることができない。
そこで、上記温度センサを離型剤を噴霧する噴霧ノズル
の数に対応するだけ設けることにより、金型の固定型お
よび可動型の再成形面の各部における型温を個別に検出
し、この検出した各部の型温に基づき、上記再成形面の
各部における型温か速やかにかつ一定時間内に各々の設
定温度に復帰するよう上記各噴霧ノズルからの離型剤の
噴霧時間を個々に設定することが考えられる。しかし、
この場合には、多くの数の温度センサを必要とし、かつ
金型に対する上記各温度センサの取付は構造が複雑化す
ることは否めない。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目
的とするところは、上述の如く金型の型温は、その固定
型および可動型の両成形面全体に亘って一様ではないと
はいえ、該再成形面の各部の型温は、他の温度領域の温
度に比例して増減する特性があるということを見出し、
この型温変化特性を有効に活用し得る適切な手段を講す
ることにより、多くの数の温度センサを金型に取り付け
る必要をなくすとともに、金型の固定型および可動型の
再成形面の各部における型温を速やかにかつ一定時間内
に各々の設定温度に復帰させんとすることにある。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、本発明の解決手段は、ダイ
カストマシンの金型を構成する固定型および可動型の再
成形面に離型剤を噴霧するスプレー装置を対象とし、こ
の場合、スプレー装置本体を型開き状態の上記固定型と
可動型との間に進退移動可能に設ける。さらに、複数の
噴霧ノズルを上記スプレー装置本体に設け、該スプレー
装置本体の前進移動時、上記各噴霧ノズルを上記固定型
および可動型の再成形面に対向位置せしめて該両成形面
全体に亘って上記離型剤を噴霧するようにする。また、
型温検出手段を上記固定型および可動型に設け、該型温
検出手段により製品取出し後の上記固定型および可動型
の再成形面の特定箇所の型温を検出するようにする。加
えて、上記型温検出手段により検出された型温を、製品
毎に予め複数の温度領域に区分して設定された基準温度
分布データの上記特定箇所に対応する特定温度領域の温
度と比較し、上記型温検出手段により検出された型温か
基準温度分布データの上記特定温度領域の温度よりも高
い場合には、上記各噴霧ノズルのうち上記特定温度領域
に対応する噴霧ノズルの離型剤噴霧時間を温度差に応じ
て長くするとともに、この温度差に比例して他の温度領
域に対応する噴霧ノズルの離型剤噴霧時間を長くする一
方、型温検出手段により検出された型温か基準温度分布
データの上記特定温度領域の温度よりも低い場合には、
各噴霧ノズルのうち上記特定温度領域に対応する噴霧ノ
ズルの離型剤噴霧時間を温度差に応じて短くするととも
に、この温度差に比例して他の温度領域に対応する噴霧
ノズルの離型剤噴霧時間を短くするように制御する制御
手段を設けるようにする。
(作用) 上記の構成により、本発明では、ダイカストマシンの金
型を構成する固定型および可動型の型開き状態で、スプ
レー装置本体が上記固定型と可動型との間に前進移動せ
しめられ、該スプレー装置本体に設けられた複数の噴霧
ノズルが上記固定型および可動型の両成形面に対向位置
せしめられ、該両成形面全体に亘って離型剤が噴霧され
る。この場合、製品取出し後の上記固定型および可動型
の両成形面の特定箇所の型温が、該固定型および可動型
に設けられた型温検出手段により検出される。そして、
この検出された型温は、制御手段に入力され、ここで、
製品毎に予め複数の温度領域に区分して設定された基準
温度分布データの上記特定箇所に対応する特定温度領域
の温度と比較され、上記型温が上記基準温度分布データ
の上記特定温度領域の温度よりも高い場合には、上記各
噴霧ノズルのうち上記特定温度領域に対応する噴霧ノズ
ルの離型剤噴霧時間が温度差に応じて長くなされるとと
もに、この温度差に比例して他の温度領域に対応する噴
霧ノズルの離型剤噴霧時間が長くなされる一方、型温か
基準温度分布データの上記特定温度領域の温度よりも低
い場合には、各噴霧ノズルのうち上記特定温度領域に対
応する噴霧ノズルの離型剤噴霧時間が温度差に応じて短
くなされるとともに、この温度差に比例して他の温度領
域に対応する噴霧ノズルの離型剤噴霧時間が短くなされ
るように制御される。
このように、上記固定型および可動型の両成形面の特定
箇所の型温か型温検出手段により検出され、この検出さ
れた型温と、製品毎に予め複数の温度領域に区分して設
定された基準温度分布データの上記特定箇所に対応する
特定温度領域の温度との温度差に基づき、上記各噴霧ノ
ズルの離型剤噴霧時間が制御されることから、多くの数
の温度センサを金型の固定型および可動型に取り付ける
必要がなくされるとともに、該固定型および可動型の両
成形面の各部における型温か速やかにかつ一定時間内に
各々の設定温度に復帰せしめられることとなる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第3図は本発明の実施例に係るスプレー装置Aを備えた
ダイカストマシンの金型Bを構成する固定型1および可
動型2を示す。上記スプレー装置Aは、流体圧シリンダ
3の下方に延びるピストンロッド3a先端(下端)に取
り付けられた直方体形状のスプレー装置本体4を備えて
なり、該スプレー装置本体4は、上記流体圧シリンダ3
の伸縮作動により型開き状態の上記固定型1と可動型2
との間に上下方向に進退移動可能に設けられている。ま
た、上記スプレー装置本体4の両側面には、第4図に拡
大詳示するように、離型剤噴霧用の複数の噴霧ノズル5
,5.・・・が基盤の目状に列設され、該各噴霧ノズル
5は、図示しない離型剤供給源および加圧空気供給源に
それぞれ切換えバルブを介して接続されている。なお、
これらの切換えバルブを一纏めにして第1図にバルブ群
6として表わす。そして、上記流体圧シリンダ3の伸張
作動により上記スプレー装置本体4を下方に前進移動さ
せた時、上記各噴霧ノズル5は、上記固定型1および可
動型2の両成形面1a、2aに対向位置せしめられ、こ
の状態で、上記バルブ群6のうち離型剤供給源側の各切
換えバルブを開作動させることにより、上記固定型1お
よび可動型2の両成形面1a、2aに離型剤を噴霧して
該両成形而la、2aを所定温度にまで冷却した後、今
度は、上記バルブ群6のうち加圧空気供給源側の各切換
えバルブを開作動させることにより、上記固定型1およ
び可動型2の再成形面1a、2aに加圧空気を吹き付け
て該再成形面1a、2aに対する離型剤の吹付けむらの
解消および残留水分の除去を行うようになされている。
また、型開き状態の上記固定型1と可動型2との間には
、製品を取り出すための図示しないチャック装置が水平
方向に進退移動可能に設けられている。
また、上記固定型1および可動型2には、第3図に示す
ように、製品取出し後の該固定型1および可動型2の再
成形面1a、2aの特定箇所の型温を検出する型温検出
手段としての温度センサ7゜7がそれぞれ設けられ、該
各温度センサ7は、第1図に示すように、制御手段8に
入力接続されている。そして、該制御手段8は、上記固
定型1および可動型2の再成形面1a、2aの特定箇所
の型温を温度数値に変換する温度数値変換回路9と、基
準温度分布データが第5図に示す如く製品毎に予め複数
(4ランク)の温度領域に区分されて設定されている基
準温度設定回路10と、上記固定型1および可動型2の
再成形面1a、2aの各部、つまり上記基準温度分布デ
ータの各温度領域における型温変化特性の相関関係デー
タが製品毎に予め設定されている型温変化特性設定回路
11と、上記温度数値変換回路9からの型温を上記基準
温度設定回路10で設定された基準温度分布データの上
記再成形面1a、2a特定箇所に対応する特定温度領域
の温度と比較してその温度差を出力するとともに、上記
型温変化特性設定回路11で設定された型温変化特性の
相関関係データと比較して上記特定温度領域を除く他の
温度領域の温度差を出力する比較回路12と、該比較回
路12からの出力信号を受けて、上記固定型1および可
動型2の再成形面1a、2aの特定箇所の温度差に相当
する上記各噴霧ノズル5からの離型剤噴霧時間と、上記
再成形面1a、2aの特定箇所を除く他の領域の温度差
に相当する上記各噴霧ノズル5からの離型剤噴霧時間と
を演算する演算回路13と、該演算回路13からの出力
信号を受けて、上記温度センサ7により検出された型温
か上記基準温度分布データの再成形面1a、2a特定箇
所に対応する特定温度領域の温度よりも高い場合には、
上記各噴霧ノズル5のうち上記特定温度領域に対応す名
噴霧ノズル5の離型剤噴霧時間を温度差に応じて長くす
るとともに、この温度差に比例して他の温度領域に対応
する噴霧ノズル5の離型剤噴霧時間を長くする一方、温
度センサ7により検出された型温か基準温度分布データ
の上記特定温度領域の温度よりも低い場合には、各噴霧
ノズル5のうち上記特定温度領域に対応する噴霧ノズル
5の離型剤噴霧時間を温度差に応じて短くするとともに
、この温度差に比例して他の温度領域に対応する噴霧ノ
ズル5の離型剤噴霧時間を短くするように設定する離型
剤噴霧時間設定回路14とを備えてなり、該離型剤噴霧
時間設定回路14の設定値に基づき上記バルブ群6の各
々の切換えバルブを切換え制御するようになされている
したがって、上記制御手段8により、上記温度センサ7
により検出された型温を、製品毎に予め複数の温度領域
に区分して設定された基準温度分布データの上記再成形
面1a、2a特定箇所に対応する特定温度領域の温度と
比較し、上記温度センサ7により検出された型温か基準
温度分布データの上記特定温度領域の温度よ゛りも高い
場合には、上記各噴霧ノズル5のうち上記特定温度領域
に対応する噴霧ノズル5の離型剤噴霧時間を温度差に応
じて長くするとともに、この温度差に比例して他の温度
領域に対応する噴霧ノズル5の離型剤噴霧時間を長くす
る一方、温度センサ7により検出された型温か基準温度
分布データの上記特定温度領域の温度よりも低い場合に
は、各噴霧ノズル5のうち上記特定温度領域に対応する
噴霧ノズル5の離型剤噴霧時間を温度差に応じて短くす
るとともに、この温度差に比例して他の温度領域に対応
する噴霧ノズル5の離型剤噴霧時間を短くするようにな
されている。
次に、上記実施例に係るスプレー装置Aの作動を製品を
鋳造する手順とともに第2図のフローチヤード図に基づ
いて説明する。
まず、スタート後のステップS1でダイカストマシンの
金型Bが型締めされたか否かを判定する。
この判定がYESの場合にはステップS2に進んで溶湯
を上記金型Bのキャビティ内に注入して製品を鋳造する
一方、判定がNoの場合には型締めされるまで待機する
次いで、ステップS3で上記金型Bが型開きされたか否
かを判定する。この判定がYESの場合にはステップS
4に進んで、チャック装置を上記金型Bを構成する固定
型1と可動型2との間に前進移動させ、上記チャック装
置で製品をチャック保持して脱型させる一方、判定がN
Oの場合には鋳造が完了していないものとみなしてステ
ップS2に戻り、型開きされるまで待機する。
その後、ステップSsで温度センサ7.7により上記固
定型1および可動型2の再成形面1a。
2aの特定箇所の型温か検出されたか否かを判定する。
この判定がYESの場合にはステップS6に進み、この
検出された型温と基準温度分布データの上記再成形面1
a、2aの特定箇所に対応する特定温度領域の温度との
温度差を求めるとともに、上記型温に基づき上記再成形
面1a、2aの特定箇所に対応する特定温度領域を除く
他の温度領域の型温と基準温度分布データとの温度差を
求める。そして、ステップS7で上記型温が基準温度分
布データの再成形面1a、2aの特定箇所に対応する特
定温度領域の温度よりも高いか否かを判定する。この判
定が型温か上記特定温度領域の温度よりも高いYESの
場合には、ステップS8に進んで各噴霧ノズル5のうち
上記特定温度領域に対応する噴霧ノズル5の離型剤噴霧
時間(1)を温度差に応じて例えばt−tl +αとな
るよう長くするとともに、この温度差に比例して他の温
度領域に対応する噴霧ノズル5の離型剤噴霧時間を長く
する一方、この判定が型温か上記特定温度領域の温度よ
りも低いNOの場合には、ステップS9に進んで各噴霧
ノズル5のうち上記特定温度領域に対応する噴霧ノズル
5の離型剤噴霧時間(1)を温度差に応じて例えばt−
tl −αとなるよう短くするとともに、この温度差に
比例して他の温度領域に対応する噴霧ノズル5の離型剤
噴霧時間を短くするように離型剤噴霧時間(1)を設定
する。その後、ステップSIOに進んで上記チャック装
置を後退移動させる。一方、ステップS5での判定がN
Oの場合には、上記再成形面1a。
2aの型温か検出されるまで待機する。
しかる後、ステップSI+でスプレー装置Aのスプレー
装置本体4が上記固定型1と可動型2との間に前進移動
したか否かを判定する。この判定がYESの場合にはス
テップSI2に進んでステップS8およびステップS9
で設定された各々の離型剤噴霧時間(1)に基づいて上
記各噴霧ノズル5から離型剤を上記再成形面1a、2a
に所定時間だけ噴霧した後、ステップS+3に進んで今
度は加圧空気を吹き付けてスプレー作業を終了し、その
後、ステップSHで上記スプレー装置本体4を後退移動
させてステップS1にリターンする。一方、ステップS
l+での判定がNoの場合には上記スプレー装置本体4
が前進移動するのを待機する。
このように、本実施例では、ダイカストマシンの金型B
を構成する固定型1および可動型2の再成形面1a、2
aの特定箇所の型温を温度センサ7により検出し、この
検出された型温と製品毎に予め複数の温度領域に区分し
て設定された基準温度分布データの上記特定箇所に対応
する特定温度領域の温度との温度差に基づき、上記各噴
霧ノズルの離型剤噴霧時間(1)を制御するようにした
ことから、多くの数の温度せンサを金型Bの固定型1お
よび可動型2に取り付ける必要をなくし得るとともに、
該固定型1および可動型2の再成形面1a、2aの各部
における型温を速やかにかつ一定時間内に各々の設定温
度に復帰させることができる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、製品取出し後の
固定型および可動型の再成形面の特定箇所の型温を型温
検出手段により検出し、この検出された型温を製品毎に
予め複数の温度領域に区分して設定された基準温度分布
データと比較し、上記型温が基準温度分布データの上記
特定温度領域の温度よりも高い場合には、複数の噴霧ノ
ズルのうち上記特定温度領域に対応する噴霧ノズルの離
型剤噴霧時間を温度差に応じて長くするとともに、この
温度差に比例して他の温度領域に対応する噴霧ノズルの
離型剤噴霧時間を長くする一方、型温か基準温度分布デ
ータの上記特定温度領域の温度よりも低い場合には、上
記各噴霧ノズルのうち上記特定温度領域に対応する噴霧
ノズルの離型剤噴霧時間を温度差に応じて短くするとと
もに、この温度差に比例して他の温度領域に対応する噴
霧ノズルの離型剤噴霧時間を短くするように制御するよ
うにした。したがって、多くの数の温度センサを金型に
取り付ける必要をなくし得るとともに、該金型の成形面
の各部における型温を速やかにかつ一定時間内に各々の
設定温度に復帰させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係るスプレー装置の制御ブロ
ック図、第2図はスプレー装置の作動を製品を鋳造する
手順とともに示すフローチャート図、第3図はスプレー
装置本体を固定型と可動型との間に位置せしめた状態の
金型の概略構成図、第4図は噴霧ノズルの列設状態を示
すスプレー装置本体の側面図、第5図は製品の基準温度
分布データを例示するデータ図である。 1・・・固定型、2・・・可動型、la、2a・・・成
形面、4・・・スプレー装置本体、5・・・噴霧ノズル
、7温度センサ(型温検出手段)、8・・・制御手段、
A・・・スプレー装置、B・・・金型。 特許出願人 広島アルミニウム工業株式会社  ”代理
人前1)弘(他2名)”:、;モ「。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ダイカストマシンの金型を構成する固定型および
    可動型の両成形面に離型剤を噴霧するスプレー装置であ
    って、型開き状態の上記固定型と可動型との間に進退移
    動可能に設けられたスプレー装置本体と、該スプレー装
    置本体に設けられ、スプレー装置本体の前進移動時、上
    記固定型および可動型の両成形面に対向位置せしめられ
    て該両成形面全体に亘って上記離型剤を噴霧する複数の
    噴霧ノズルと、上記固定型および可動型に設けられ、製
    品取出し後の該固定型および可動型の両成形面の特定箇
    所の型温を検出する型温検出手段と、該型温検出手段に
    より検出された型温を、製品毎に予め複数の温度領域に
    区分して設定された基準温度分布データの上記特定箇所
    に対応する特定温度領域の温度と比較し、上記型温検出
    手段により検出された型温が基準温度分布データの上記
    特定温度領域の温度よりも高い場合には、上記各噴霧ノ
    ズルのうち上記特定温度領域に対応する噴霧ノズルの離
    型剤噴霧時間を温度差に応じて長くするとともに、この
    温度差に比例して他の温度領域に対応する噴霧ノズルの
    離型剤噴霧時間を長くする一方、型温検出手段により検
    出された型温が基準温度分布データの上記特定温度領域
    の温度よりも低い場合には、各噴霧ノズルのうち上記特
    定温度領域に対応する噴霧ノズルの離型剤噴霧時間を温
    度差に応じて短くするとともに、この温度差に比例して
    他の温度領域に対応する噴霧ノズルの離型剤噴霧時間を
    短くするように制御する制御手段とを備えてなることを
    特徴とするスプレー装置。
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