JPH0220302B2 - - Google Patents

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JPH0220302B2
JPH0220302B2 JP24937784A JP24937784A JPH0220302B2 JP H0220302 B2 JPH0220302 B2 JP H0220302B2 JP 24937784 A JP24937784 A JP 24937784A JP 24937784 A JP24937784 A JP 24937784A JP H0220302 B2 JPH0220302 B2 JP H0220302B2
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JP
Japan
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paint
conical
air
discharge port
passage
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JP24937784A
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JPS61129055A (ja
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Shigeru Shimodaira
Toshitaka Mino
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Meiji Air Compressor Mfg Co Ltd
Original Assignee
Meiji Air Compressor Mfg Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、比較的大きな直径の円形もしくはリ
ング状の塗付面を形成しうる丸吹き用スプレーガ
ンに関する。
〔従来の技術〕 従来、スプレーガンは、そのノズル本体に突設
した角部から空気を吐出し、吹付けパターンを偏
平化し平吹きすることによつて塗装能率を向上し
ている。しかし円形の被塗付物、例えば円形の金
型等に、個々に離型材を塗付する場合には、円形
の塗付パターンのものを使用するのが好ましい。
しかし従来のスプレーガンでは、前記角部からの
空気吐出を停止したときにも、ノズル本体の塗剤
吐出口とそれを囲む空気吐出口とが前方に向かつ
て開口しているため、従来のものでは、塗剤塗出
口の口径が2.5mmと比較的大きなものであつても、
20〜30cmの離れた位置ではその円形パターンの直
径は10cmと比較的小さなものとなる。
従つて第4図に示すごとく、塗剤吐出口Aから
のびる支持片Bを介して衝止板Cを設け、空気吐
出口Dからの空気により前記塗剤吐出口Eからの
塗剤を霧化しつつ該衝止板Cに衝合させることに
よつて、周囲に飛散する形式のものが用いられて
いる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし第4図に示した従来のものでは、塗付パ
ターンがリング状のものとしか殆どえられず、又
衝止板Cに塗料が衝合し、該衝止板Cに塗料が堆
積するため、安定した塗付パターンを維持するの
が困難であつた。
本考案は、円環状の塗剤吐出口と空気吐出口と
を具え、先端に向かい拡巾するコーン膜状に空気
を吐出させることを基本として、安定してかつ円
形の塗付パターンの吹き付けをも可能とする丸吹
き用スプレーガンの提供を目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
以下、前記した目的を達成でき、問題点を解決
しうる本考案の手段の一実施例を図面に基づき説
明する。
図において、丸吹き用スプレーガン1は、ガン
本体2の先端に取付くノズル本体3に、円錐空気
路4と円錐塗剤路5とを設け、前記円錐空気路4
を円環状の空気吐出口6に、又円錐塗剤路5を略
円環状の塗剤吐出口7で開口させている。
前記ガン本体2は、本実施例では、いわゆる全
自動形式のスプレーガンを用いている。
ガン本体2は、切欠部21を下面に有するケー
ス22を具え、又ケース22の切欠部後方の主部
23には、前記切欠部21を通る針弁24後端が
通るピストン26を摺動可能に保持する気室27
と、前記ピストン26と一体な開閉弁29とを設
けている。なお気室27には、主部23下面の突
起後端のニツプル30(第2図に示す)から通じ
る導孔31が開口し、該導孔31に操作空気を送
り込むことによつて、前記ピストン26を後退さ
せる。従つてピストン26は、他の突起のニツプ
ル32からガン本体2の前面に導通する吹付け空
気送給用の空気流路9に介した導孔9A,9B
を、該ピストン26先端の円錐状の開閉弁29が
導通させる。なおピストン26は、針弁24後端
の止め輪との間に間隙Gを有することにより、遅
れて針弁24を牽引する。
又本例では、ケース22には、切欠部21前方
の首部33に、継ぎ金具35を取付けている。
継ぎ金具35は、前記針弁24を囲みかつ該針
弁24と同心なネジ部に螺合する小径部39と、
首部33に密に嵌入する胴部40と、首部33前
面に当接する大径部41とを有し、該大径部41
には外ネジが刻設される。又大径部41には、そ
の半径方向外側に縦孔42が設けられ、該縦孔4
2は、ガン本体2の空気流路9の下流側部分を形
成する。
又継ぎ金具35には、前記針弁24を軸封、挿
通しかつ前端が開口する導孔45を設ける。
該導孔45には、首部33下端のニツプル46
からのびる導孔47が開口し、導孔45,47
は、塗剤流路10を形成する。なお導孔45の先
端には、段差50を介して挿入孔51が設けられ
又段差50の内方で内ネジが形成される。
前記ノズル本体3は、キヤツプ12と中金具1
3と先金具14とからなり、前記針弁24の中心
軸線に対してともに同心に形成される。
中金具13は、前記挿入孔51にその端部を嵌
入しかつ導孔45の内ネジに小径部が螺合する胴
部53の前端に、周縁に向かつて厚さが減じかつ
周縁が巾狭な円錐板部15を形成している。
又円錐板部15は、その内面が、前記中心軸線
に対して45〜55度程度、本例では約50度程度の角
度で外向きに傾斜することにより。先端に向かつ
て径を増す円錐面状をなす。又円錐板部15の内
面には、その周縁に比較的浅い凹部55が全周に
亘り形成される。さらに内面には、前記胴部53
の近傍から凹部55を越えて外方にのびる多数個
の溝部56が放射状に凹設される。
又円錐板部15には、その中心に、外面から胴
部53内にのびかつ大径孔59と中径孔60とを
同心に配する段付孔が設けられ、又中径孔60
は、その中心に設ける小孔61を介して、内方に
向かいテーパ状に開口する弁口62を形成してい
る。なお弁口62には、前記針弁24がその前進
状態において当接しうる。
又円錐板部15の外面は、前記中心軸線と、65
度〜85度の角度範囲、本例では75度程度で外向き
に傾く斜面をなし、従つて先端に向かつて径を増
すコーン状に形成されている。
前記キヤツプ12は、大径部41先端のネジ部
に螺合する筒部64の外端部に、内向きのフラン
ジ69を形設する。フランジ69の外面は、面取
り部、中心軸線と直角な円環状の垂直面66を介
して、前記円錐板部15の内面と同傾斜のコーン
面67が連設される。又フランジ69には、前記
溝部56の上方部を周回する内孔70が形成され
る。
なおフランジ69は、その内面68が大径部4
1の前面と間隙72を隔てることにより、前記内
孔70、間隙72は空気流路9に通じる空気路1
6を形成する。又前記垂直面66は、中金具13
の凹部55に連なる周縁74から距離L1前に突
出する。なお距離L1は、0.3〜2mm程度、本例
では0.5mm程度に設定され、又前記周縁74とコ
ーン面67との間で前記凹部55の深さで周回す
る円環状の前記空気吐出口6を形成する。又コー
ン面67が中金具13の内面に当接することによ
つて、溝部56、凹部55とからなり、前記空気
吐出口6で開口するとともに先端に向かつて径を
増すことにより、先太のコーン膜状に空気を吐出
しうる前記円錐空気路4が形成される。
前記先金具14は、前記小径部60に螺入する
ネジ軸部67の先端に頭部77を設けており、前
記ネジ軸部76には、その後端で開口する孔79
を形成するとともに、該孔79には、前記大径部
59で開口する側孔91を穿設する。従つて、孔
79、側孔91、大径孔59、中径孔60は、小
孔61をへて、塗剤流路10に通じる塗料路17
を形成する。
又頭部77は、その前面を球面状に形成すると
ともに前面中央には、六角孔からなる係止孔92
を介してネジ孔93を形成する。
又頭部77の内面は、前記中金具13の外面と
同一傾斜のコーン面94に形成されるとともにそ
の外周部には浅底の凹部95がリング状に形成さ
れ、又内面には、前記コーン面94の根元部から
前記凹部95をこえてのびる多数個の溝部97が
放射状に形成される。
従つて、先金具14は、中金具13に螺入する
ことにより、前記凹部95によつて、中金具13
の外面との間で略円環状の前記塗剤吐出口7を、
空気吐出口6と同心に形成できる。なお前記円錐
板部15は、その周縁が薄肉に形成されることに
よつて、塗剤吐出口7は空気吐出口6の近傍かつ
外側に位置して開口する。又前記溝部97、凹部
95は、前記塗剤吐出口7に通じかつ先端に向か
い径を増すコーン状かつ塗料路17に接続される
前記円錐塗剤路5を形成している。
なお頭部77の直径D1は、25〜35mm程度本例
では29〜29.5mm程度に設定するとともに、前記円
錐板部15の直径D2は、それに比して0.2〜1
mm程度、本例では、0.5〜1mm程度、大径に形成
される。
〔作用〕
然して、ニツプル30に、適宣制御装置を介在
する操作用の空気源を、又ニツプル32に吹付け
空気用の高圧空気源を接続するとともに、ニツプ
ル46を、塗料圧送装置に接続させる。
又前記ニツプル30に操作空気を送給すること
によつて、前記開閉弁29を開き空気流路9に吹
付け空気を流入させる。該吹付け空気は、前記空
気路16、円錐空気路4を流れ、空気吐出口6か
ら、前記のごとく、先太のコーン膜状に空気を吐
出する。又ピストン26の後退とともに、針弁2
4が弁口62を開き、塗剤流路9に塗剤を流入さ
せるとともに、円錐塗剤路5をコーン状に流れる
塗剤は、前記空気吐出口6から吐出する空気によ
り霧化され噴出する。
又横断面リング状かつ先太のコーン膜状に、霧
化した塗剤を混和し噴出する空気流aは、第1図
に示すように、ノズル本体3前方部の空気を吸入
しつつ斜め外向きに流出する。従つてノズル本体
3の前方部は負圧となり、前記空気流aは、ノズ
ル本体3から20〜30cm程度離れるその吹付け位置
で、横断面リング状の噴出する噴射流の内端が重
なることによつて、直径D3が30〜50cm程度の円
形の塗付パターンを形成でき、従来の、中心軸線
上で開口する塗剤吐出口を具える従来のスプレー
ガンに比べて、直径の大きな円形の塗付パターン
を得ることができる。
〔実施例〕
なお本考案の丸吹き用スプレーガンは、自動式
のスプレーガンに変えて引金を具える手持ち式の
ものをも利用でき、又重力式などカツプ式の塗料
容器を直接付設することもできる。
さらに例えば前記キヤツプ12の垂直面66と
中金具13の周縁74との間の距離L1又は頭部
77の直径D1と周縁74の直径D2または円錐
空気路4、円錐塗剤路5の傾きを変化させること
によつて、リング状などの塗付パターンをも形成
しうる。
〔発明の効果〕
叙上のごとく本発明の丸吹き用スプレーガン
は、ガン本体先端のノズル本体に円錘空気路と円
錐塗剤路とを具え、円形の塗付パターンの他、リ
ング状の塗付パターンをも形成でき、又その直径
を、従来のものに比べて大きく形成しうるととも
に、第4図に示した従来のもののように、衝止板
Cと塗剤との衝合がなく、衝止板Cへの塗剤の堆
積がなく安定したかつ能率のよい吹付けを可能と
する。又本発明の丸吹き用スプレーガンは、いわ
ゆる塗料の他、離型材、防錆材等各種の丸吹きの
ために好適に利用しうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2
図はその背面図、第3図はノズル本体を拡大して
示す断面図、第4図は従来のスプレーガンのノズ
ル本体を例示する断面図である。 2……ガン本体、3……ノズル本体、4……円
錐空気路、5……円錐塗剤路、6……空気吐出
口、7……塗剤吐出口、9……空気流路、10…
…塗剤流路、12……キヤツプ、13……中金
具、14……先金具、15……円錐板部、16…
…空気路、17……塗剤路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ガン本体先端に取付きかつガン本体の塗剤流
    路と空気流路とが夫々連通する塗剤路と空気路と
    を具えるノズル本体の前記空気路を、該ノズル本
    体周囲の円環状の空気吐出口で開口しかつ先端に
    向かつて径を増すことにより先太のコーン膜状に
    空気を吐出しうる円錐空気路に導通させるととも
    に、前記塗剤路を、前記空気吐出口の近傍かつ外
    側に位置した略円環状をなしかつ前記空気吐出口
    と同心な塗剤吐出口で開口する円錐塗剤路に連通
    させてなる丸吹き用スプレーガン。 2 前記円錐空気路は、そのノズル本体の中心軸
    線に対して45〜55度の角度で傾くことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の丸吹き用スプレー
    ガン。 3 前記ノズル本体は、キヤツプと中金具と先金
    具とからなり、前記円錐空気路と円錐塗剤路とは
    中金具に設ける周縁薄肉の円錐板部の内面、外面
    に夫々形成されたことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の丸吹き用スプレーガン。
JP24937784A 1984-11-26 1984-11-26 丸吹き用スプレ−ガン Granted JPS61129055A (ja)

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JP24937784A JPS61129055A (ja) 1984-11-26 1984-11-26 丸吹き用スプレ−ガン

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JPS61129055A JPS61129055A (ja) 1986-06-17
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009273976A (ja) * 2008-05-13 2009-11-26 Anest Iwata Corp 内面塗装用スプレーガン。

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JPS61129055A (ja) 1986-06-17

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