JPH02202797A - ２芯遠隔制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分＠） 本発明は、２芯遠隔制御装置に関し、特には、簡単な構
成で遠隔操作器（以下、リモコンという）と本体制御回
路とを接続するリモコンコードの短絡あるいは断線を検
出できるようにした２芯遠隔制御装置に関するものであ
る。

（従来の技術） 一般に、リモコン側にマイクロコンピュータ（以下マイ
コンという）を有しない２芯遠隔制御装置では、レベル
信号として多重化された信号を伝送するリモコンコード
の短絡あるいは断線を検出するように構成したものはな
い。

（発明が解決しようとする課Ｍ） 本発明は上記の事情を鑑みてなされたものであり、その
目的は、簡単な構成でリモコンコードの短絡あるいは断
線を検出できるようにすることにある。

（課題を解決するための手段） 本発明に係る給湯器等の２芯遠隔制白装置は、例えば第
１図に示すように、本体制御回路のマイクロコンピュー
タにリモコンに送信する信号を出力する出力ポートと、
リモコンからの信号を入力する入力ポートとを設け、前
記出力ボ−トをリモコンコードの一方の信号線に接続し
、該信号線に接続されてその電圧を検圧し該信号線の気
圧が所定の範囲からはずれた時に入力ポートにリモコン
コード異常検出信号を出力する検出回路を設けている。

（作用） 本発明においては、リモコンコードの短絡あるいは断線
がない場合にはリモコンコードの一方の信号線の電圧は
その信号線を介して供給される信号レベル範囲内になっ
ているのに対して、リモコンコードが短絡している場合
にはその信号線の電圧が前記信号レベル範囲よりも高圧
になる。又、リモコンコードが接続されずに断線してい
る場合には、信号線の電圧が前記信号レベル範囲よりも
低圧になる。従ってこの信号線の電圧を検出回路で監視
し、異常信号をマイコンの入力ポートに入力することに
よってマイコン内で巽常の発生の有無を確認できる。

（実厖例） 以下、本発明を回倒に基づき具体的に説明する。

ｌは本体制御回路、１１はマイコン、１１ａは運転出力
ポート、１１ｂは燃焼出力ポート、１１Ｃは入力ポート
である。２はリモコンで、本体制御回路１とは２本の信
号線３ａ・３ｂで接続されている。運転出力ポートｌｌ
ａは、ツェナーダイオード１２と抵抗１５とを介して、
又燃焼出力ポート１１ｂは抵抗１５を介して一方の信号
線３ｂに接続されている。更に該信号線３ｂは、分圧抵
抗Ｒ１−Ｒ２の中点をオペアンプ１４の正側入力端子に
接続している。該オペアンプ１４はその出力端子を入力
ポートｌｌｃに接続し、検出回路を構成している。

リモコン２内の内部回路は、無極性部分２ａと、続され
る極性部分２ｂとで構成され、該無極性部分２ａがリモ
コンコード３ａ・３ｂに接続されている。

無極性部分２ａには抵抗Ｒ３と温調設定用ボリューム２
１が直列接続されている。極性部分には、定電圧素子と
してのツェナーダイオードＺｌ　−２２と表示素子とし
ての発光ダイオード２４・２５の直列回路が並列接続さ
れ、該並列回路が抵抗Ｒ４に直列接続されている。ツェ
ナーダイオード２１とｚ２はツェナー電圧を変えである
。詔は運転スイッチ、１３は電源である。

上記構成における作用を説明する。マイコン１１は、運
転スイッチ入力、表示出力、温調入力の順に動作を繰り
返す。運転スイッチが押されていない状態では、オペア
ンプ１４には一定の電圧を検出している。運転スイッチ
四が押されるとオペアンプ１４は第２図に示す運転スイ
ッチ入力レベルの電圧を検出し、マイコン１１の動作を
開始する。マイコン１１は表示出力のタイミングに入る
。運転出力ポートｌｌａを“Ｌ”にすると、ツェナーダ
イオードＺｌに電流が流れるので運転ランプ詞が点灯さ
れるが、ツェナーダイオードＺｌにはツェナーダイオー
ド１２の作用によフて電流が流れず、燃焼ランプ２５は
点灯されない。また、燃焼出力ポートｌｌｂを“Ｌ”に
すると、ツェナーダイオード１２が作用しなくなるので
、ツェナーダイオードＺｌ、２２ともに電流が流れ、運
転ランプ２４と燃焼ランプ２５とが共に点灯される。

次にマイコン１１は温調入力のタイミングに入る。出力
ポートｌｌａ・ｌｌｂを”Ｈ”にし、ボリューム２１で
設定された電圧をオペアンプ１４で検出し、入力ポート
１１Ｃに入力する。この時の電圧レベルは第２図に示す
範囲にある。ここでリモコンコード３ａ・３ｂが短絡し
ていると、出力ポート１１ａ・ｌｌｂからの高電圧がオ
ペアンプ１４に入力されることになる。又、リモコンコ
ード３ａ・３ｂが断線していると、はとんど電圧がかか
らなくなる。

このように異常の場合は、オペアンプ１４からマイコン
１１に入力される電圧レベルが温調入力レベル範囲から
大きくはずれることになり、これによってマイコン１１
は異常を検出する。マイコン１１は負荷の停止等の異常
時の処置をとると共に、短絡の場合は抵抗１５に過大な
電流が流れるのを防止するために各出力ポートｌｌａ・
ｌｌｂをＨにする。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明によれば、信号が送受信さ
れる信号線の電圧を検出回路で監視し、短絡あるいは断
線検出をするようにしたので制御装置全体の保護をする
ことができるようになった。

又、検出回路は温調入力用の回路と兼用しているので、
構成は簡単なものとなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の回路図、第２図は検出回路
の常圧レベルの説明図である。 ｌ・・・本体制御回路 ２・・・遠隔操作器（リモコン） ３ａ・３ｂ・・・信号線 １１・・ψマイクロコンピュータ（マイコン）１１ａ・
ｌｌｂ・・・出力ポート １１ｃ・・・入力ポート １４・・・検出回路

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. マイクロコンピュータを有する本体制御回路とマイクロ
   コンピュータを有しない遠隔操作器とを２本の信号線で
   接続するものにおいて、マイクロコンピュータに遠隔操
   作器に送信する信号を出力する出力ポートと、リモコン
   からの信号を入力する入力ポートとを設け、前記出力ポ
   ートをリモコンコードの一方の信号線に接続し、該信号
   線に接続されてその電圧を検出し該信号線の電圧が所定
   の範囲からはずれた時に入力ポートにリモコンコード異
   常検出信号を出力する検出回路を設けたことを特徴とす
   る２芯遠隔制御装置。