JPH02199604A - 磁気ディスク装置の書込み回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はコンピュータシステム等の補助記憶装置として
使用される磁気ディスク装置に関し、特にその構成回路
である書込み回路に関する。

〔従来の技術〕

従来、この種のディスク装置の書込み回路は外部からの
書込み制御信号に従い、外部からの書込みＤＡＴＡ信号
をそのまま磁化パターンとして書込みを行ない、終了し
ていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の書込み回路は、外部がらの書込み信号の
終了時点が、外部からの書込みＤＡＴＡと同期がとられ
ているようなことはなく、書込みの終了時点では書込み
・読出しヘッドに流れている電流は最大となっている確
率が高い、このため、＃４流が最大点で書込みを終了し
た場合、ヘッド内に書込み時に発生した強い磁界に基づ
く磁気的な歪が書込み終了後にも残留する。歪は外部か
らの磁気的、または機械的な応力により発散するが、こ
のときのノイズにより読み出しＤＡＴＡに誤りを生ずる
という欠点がある。

本発明の目的は前記課題を解決した磁気ディスク装置の
書込み回路を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

前記目的を達成するため、本発明に係る磁気ディスク装
置の書込み回路においては、発振回路と、外部からの書
込み制御信号により前記発振回路の出力と外部からの書
込みＤＡＴＡ信号とを選択する選択回路と、前記書込み
制御信号の後縁を遅らせる遅延回路と、前記選択回路の
出力と前記Ｍ延回路の出力を入力として書込み電流量を
外部より制御可能な書込みドライバ回路と、前記の外部
からの書込み制御信号を入力とし、出力を前記ドライバ
回路の書込み電流制御用の入力に接続された書込み電流
プロファイル発生回路とを有するものである。

〔実施例〕

次に本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す回路図である。

外部からの書込み制御信号１０は発振回路１の出力１２
と外部からの書込みＤＡＴＡ信号１１とを選択入力とす
る選択回路２の選択入力、及び書込み制御信号１０のイ
ネーブル側の後縁を遅らせる遅延回路３、及び書込み電
流プロファイル発生回路５に接続し、前記選択回路２の
出力１３は書込み用のドライバ回路４の磁化用電流反転
入力に接続され、前記遅延回路３の出力１４は前記ドラ
イバ回路４の書込みＯＮ１０　Ｆ　Ｆ制御用の入力に接
続し、前記書込み電流プロファイル発生回路５の出力１
５は前記書込み用ドライバ回路４の書込み電流制御用の
入力に接続する。６はヘッドである。

第２図は、第１図において書込み用ドライバ回路４の書
込み電流制御用入力が電圧制御であった場合の書込み電
流プロファイル発生回路の一実施例を示すものであり、
５１はプッシュプル型の出力を持つインバータ回路、５
２はダイオード、５３は抵抗、５４はコンデンサである
。

上記の回路の動作をタイムチャートを用いて説明する。

第３図は第１図、第２図の回路の動作を説明するための
タイムチャートである。第３図において１０〜１５は各
部の電圧波形を表し、１６はヘッド６に流れる電流波形
を表わす。

いま、書込み制御信号１０がイネーブル（Ｌ（ＩＷ）と
なると、選択回１ｉ１２は外部からの書込みＤＡＴＡｌ
ｌを選択し、一方、遅延回路３の出力１４もイネーブル
となり、また書込み電流プロファイル発生回路５は通常
のＤＡＴＡ書込み電流値に書込み電流を制御する。この
ため、ヘッド６には書込みＤＡＴＡｌｌに従って反転し
た一定の波高の電流が流れる０次に、書込み制御信号１
０がディスエーブル（Ｈ１ａｈ）となると、選択回路２
は発振回路１の出力１２を選択し、書込み電流プロファ
イル発生回路５は、書込みドライバ回路４の書込み電流
を徐々に減するようなプロファイルを発生する。第２図
の回路では抵抗５３とコンデンサ５４により決定される
時定数を用いているが、このプロファイルは遅延回路３
の遅延時間内に書込み電流の１！＠が十分小さくなるよ
うに設定する。また発振回路１の発振周波数は、書込み
電流が減衰を始める点において電流の立上りが確保でき
、遅延回路３の遅延時間内で十分な数のパルスを発生で
きる値に設定する。

上記の回路の動作により、書込みの終了時にはヘッド６
はバルクイレーズが行なわれた状態となり、前述のヘッ
ド６内の磁気的な歪は残らない。

〔発明の効果〕

以上説明したように磁気ディスクの書込み回路を構成す
ることにより、書込み終了時に磁気ヘッドに残る歪を減
じ、歪の発散時におけるノイズによるＤＡＴＡ読み出し
誤りを無くし、信頼性の高いディスク装置を提供できる
効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す回路図、第２図は書込
み電流プロファイル発生回路例を示す図、第３図は第１
図、第２Ｕｆ１のタイムチャートである。 １・・・発振回路　　　　　２・・・選択回路３・・・
遅延回路 ４・・・書込み用ドライバ回路 ５・・・書込み電流プロファイル発生回路６・・・ヘッ
ド　　　　　　１０・・・書込み制御信号１１・・・書
込みＤＡＴＡ信号 １２・・・発振回路出力　　　１３・・・選択回路出力
１４・・・遅延１回路出力 １５・・・書込み電流制御信号 １６・・・書込み用ドライバ回路出力

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）発振回路と、外部からの書込み制御信号により前
   記発振回路の出力と外部からの書込みＤＡＴＡ信号とを
   選択する選択回路と、前記書込み制御信号の後縁を遅ら
   せる遅延回路と、前記選択回路の出力と前記遅延回路の
   出力を入力として書込み電流量を外部より制御可能な書
   込みドライバ回路と、前記の外部からの書込み制御信号
   を入力とし、出力を前記ドライバ回路の書込み電流制御
   用の入力に接続された書込み電流プロファイル発生回路
   とを有することを特徴とする磁気ディスク装置の書込み
   回路。