JPH0219777Y2 - - Google Patents

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JPH0219777Y2
JPH0219777Y2 JP1983075634U JP7563483U JPH0219777Y2 JP H0219777 Y2 JPH0219777 Y2 JP H0219777Y2 JP 1983075634 U JP1983075634 U JP 1983075634U JP 7563483 U JP7563483 U JP 7563483U JP H0219777 Y2 JPH0219777 Y2 JP H0219777Y2
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  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は内視鏡のコネクタと電源装置のソケ
ツトとを接続する内視鏡接続装置に関する。
内視鏡のライトガイドケーブルに設けられたコ
ネクタと電源装置のソケツトとを接続して電気的
および光学的に導通させるとともに、送気送水系
の機械的接続も可能にした接続装置が知られてい
る。
この接続装置を構成するコネクタには、ライト
ガイド管、送気管および複数本の接点ピンを備え
ているが、これらはコネクタ本体の先端部に形成
された凹陥部に突設されている。すなわち、ライ
トガイド管、送気管および接点ピンの基端部は上
記凹陥部を形成する嵌合筒によつて囲繞されてい
る。
一方、近時、内視鏡とともに内視鏡洗浄技術の
進歩により、内視鏡全体を防水構造とし、全体を
薬液に浸漬して消毒、洗浄することが行われてい
る。しかしながら、上述のようにコネクタ本体の
先端部に凹陥部があり、その凹陥部にライトガイ
ド管、送気管および複数本の接点ピンが突設され
た構造であるため、洗浄液から引き上げても洗浄
液が凹陥部の底部の各管間や各ピン間の小間隙に
溜り、これを拭き取ることができない。
そこで、コネクタの構造を全面的に変え、コネ
クタ本体の先端部を平坦面としてこの平坦面から
ライトガイド管および送気管を突設し、複数本の
接点ピンをコネクタ本体の外周面に突設したコネ
クタが開発されている。このコネクタはコネクタ
本体に凹陥部がなく、コネクタ本体の外周面から
ライトガイド管、送気管および接点ピンが突設さ
れているため洗浄後においてその表面に付着して
いる洗浄液を容易に拭き取ることができるという
利点がある。
しかしながら、コネクタの構造を全面的に変え
ると、このコネクタを接続するための電源装置の
ソケツトの構造も上記ソケツトに合せて変更せざ
るを得ない。しかし、電源装置は高価であるため
ソケツトだけの異なる電源装置を複数台用意する
ことは不経済である。
そこで、電源装置のソケツトにアダプタを設
け、ソケツトの構造を変えることなく上記コネク
タを接続できるようにしたものが開発され、実用
化されつつある。しかし、アダプタをソケツトに
着脱可能に取付ける必要があるためソケツトにア
ダプタを締付具によつて締付固定している。した
がつて、コネクタの挿脱時に加わる外力によつて
アダプタがソケツトに対して回転してしまつた
り、傾むいてしまうことがある。これを回避する
ため、アダプタ本体の電源装置の前面パネルと対
向する部位に、上記前面パネルに対して、進退自
在な押圧部材を設けこの押圧部材を前面パネルに
圧接して、アダプタ本体を支持するようにしたも
のが考えられた(実願昭57−32272号出願)。しか
し、この方式の構造では、アダプタ本体の回転規
制は押圧部材と前面パネル間の摩擦抵抗だけであ
る為不用意な外力が働いて回転してしまい、内視
鏡用コネクタの着脱ができなくなるという不具合
があつた。さらに、摩擦抵抗を高めるために押圧
部材を、前面パネルに強く圧接させると、ソケツ
トの中心軸に対してアダプタ本体が偏心してしま
い内視鏡用コネクタがアダプタ本体を介して電源
装置のソケツトに円滑に着脱できなくなつてしま
うという不具合もあつた。
この考案は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、電源装置の前面パ
ネル上にアダプタ本体側と係止する係止部を具備
したアダプタ保持具を設けることによりコネクタ
の挿脱時にアダプタ本体に外力が加わつてもアダ
プタ本体が回転したり傾むくことなく円滑に着脱
可能にした内視鏡接続装置を提供しようとするも
のである。
以下、この考案を図面に示す一実施例にもとづ
いて説明する。第1図中1は従来からある形式の
内視鏡(以下第1の内視鏡という)、2は新しい
形式の内視鏡(以下第2の内視鏡という)であ
る。これら第1、第2の内視鏡1,2は後述する
コネクタを除いて基本的構造は同一であり、接眼
部3を有した操作部4には軟性の挿入部5および
ライトガイドケーブル6が接続されている。そし
て、このライトガイドケーブル6内には光学繊維
束からなるライトガイド7が挿通されており、こ
れは上記操作部4および挿入部5内を通じて挿入
部5の先端構成部8の照明窓9に接続されてい
る。また、上記挿入部5には一端が接眼部3、他
端が上記先端構成部8の観察窓10に接続するイ
メージガイド(図示しない。)が挿通されている。
また、上記第1の内視鏡1のライトガイドケー
ブル6の先端部にはコネクタ11が取付けられて
いる。このコネクタ11はそのコネクタ本体12
が円筒状に形成されていて、この先端には凹陥部
からなる嵌合筒13が設けられている。そして、
この嵌合筒13によつて囲繞される凹陥部の内底
部には上記ライトガイド7を内装するライトガイ
ド管14、送気管15および複数本の接点ピン1
6…が突設されている。さらに、コネクタ本体1
2の外周面には送気送水口金17、炭酸ガス送気
口金18、吸引口金19および高周波アース口金
20が突設されているとともに、コネクタ本体1
2の先端外周面には係合リング21が嵌着されて
いる。
一方、上記第2の内視鏡2のライトガイドケー
ブル6の先端部に取付けられたコネクタ22は第
2図および第3図で示すように構成されている。
すなわち、23は円筒状に形成されたコネクタ本
体で、この先端には開口部24が設けられてい
る。この開口部24にはその端縁に沿つて環状溝
25が設けられ、この環状溝25には上記開口部
24を閉塞する端面板26の突縁部27が嵌着固
定されている。したがつて、この端面板26はコ
ネクタ本体23よりわずかに小径に形成されてい
て、その接続部には段部28が形成されている。
さらに、上記端面板26の外周面には断面コ字状
の環状溝29が刻設されていて、この環状溝29
には弾性係合部材たとえばNBRゴムによつて形
成された係合リング30が嵌合されている。ま
た、上記端面板26には、上記ライトガイド7を
内装するライトガイド管31および送気管32が
前方へ突出して設けられている。さらに、上記コ
ネクタ本体23の先端側における外周面には円周
方向に所定間隙を存して複数個の透孔33…が突
設されていて、これら透孔33…には絶縁ブツシ
ユ34…を介して接点ピン35…が固定されてい
る。そして、これら接点ピン35…はその先端部
がコネクタ本体23の外周面より突出しており、
末端は内視鏡カメラに電気的に接続され、撮影用
駆動信号および制御信号を送受信するようになつ
ている。さらに、これら接点ピン35…よりわず
かに後方に位置するコネクタ本体23の外周面に
は環状突起36が一体に突設されている。この環
状突起36は上記接点ピン35…より突出高さが
大で、コネクタ22を机上等に横にして載置して
も接点ピン35…が机上に接触しないようにして
接点ピン35…の保護作用をしている。
また、コネクタ本体23の外周面には送気送水
口金37、炭酸ガス送気口金38、吸引口金39
および高周波アース口金40が突設されている。
また、上述のように構成された第2の内視鏡2
のコネクタ22には内視鏡側アダプタ60が着脱
自在に装着されている。この内視鏡側アダプタ6
0について説明すると、第2図および第4図で示
すように構成されている。すなわち、61は両端
開口の筒状体で、この一端は大径部62、他端は
段差部63を介して小径部64に形成されてい
る。この筒状体61の軸方向中間部には開口を閉
塞するように絶縁壁65が設けられ、この絶縁壁
65によつて大径部62側をコネクタ側嵌合筒6
6、小径部64側をソケツト側嵌合筒67として
形成している。そして、コネクタ側嵌合筒66は
上記コネクタ22の端面板26に嵌合するように
なつており、その内周面には上記係合リング30
と係脱自在な環状溝68が形成されている。さら
に、ソケツト側嵌合筒67の外周部には一対の係
合ピン67a,67aが突設されている。また、
上記絶縁壁65には上記コネクタ22のライトガ
イド管31と送気管32が貫通する貫通孔69,
70が穿設されており、コネクタ側嵌合筒66を
コネクタ22に嵌合したとき、その端面板26の
前端面が絶縁壁65に接合するようになつてい
る。さらに、絶縁壁65のソケツト側嵌合筒67
側にはその軸方向に複数本の端子ピン71…が突
設されている。また、上記筒状体61の大径部6
2における外周面にはその円周方向に所定間隔を
存して透孔72…が穿設されている。そして、こ
れら透孔72…には絶縁プツシユ73…を介して
接点ピン74…が固定され、これら接点ピン74
…は上記端子ピン71…と1対1の関係にあり電
気的に接続されている。
また、この内視鏡側アダプタ60は電源側アダ
プタ75に対しても着脱自在に接続されるように
なつている。つぎに、電源側アダプタ75につい
て説明すると、第4図ないし第6図に示すように
構成されている。すなわち、76はアダプタ本体
で、これは前後に2分割された前部ケース77と
後部ケース78とから構成されている。この前部
ケース77と後部ケース78とは係合段部79,
80とによつて互いに係合されているとともに、
前部ケース77の前部壁81、後部ケース78の
後部壁82にはそれぞれ開口部83,84が設け
られている。さらに、後部ケース78の開口部8
4を形成する上縁には小円弧状部85が、下縁に
は大円弧状部86が一体に設けられ、これらの間
の両側には切欠開口部87,87が設けられてい
る。そして、上記小円弧状部85および大円弧状
部86の内縁には上記コネクタ22および内視鏡
側アダプタ60の接点ピン35…および74…の
間隔に対応してこれらを挿通する切欠溝88…が
設けられている。さらに、上記前部ケース77と
後部ケース78との間における小円弧状部85お
よび大円弧状部86にはこの曲率に沿つて円弧状
に形成した絶縁端子台89,89が設けられてい
る。これら絶縁端子台89,89はそれぞれ中間
部材90とこの両端に設けた端部部材91,92
とに3分割されていて、これらは前記ケース77
の前部壁81と後部ケース78の後部壁82との
間にサンドイツチ状態に介在されている。そし
て、これら中間部材90、端部部材91,92は
前部ケース77、後部ケース78とともに、これ
らを貫通する固定ボルト93によつて締付固定さ
れている。さらに、中間部材90、端部部材9
1,92の内周面には上記切欠溝88…と対応す
る複数条の案内溝94…が前後方向に刻設されて
いる。また、中間部材90と端部部材91との間
および中間部材90と端部部材92との間にはこ
れらを前部ケース77と後部ケース78との間に
組込む際に同時に介在した端子板95…,96…
が取付けられている。そして、これら端子板95
…,96…は板ばねからなり、その一端部は円弧
状に彎曲して上記案内溝94…内に収納され、他
端は絶縁端子台89,89の外側に突出してい
る。さらに、上記大円弧状部86に設けた絶縁端
子台89の外側には前部ケース77、後部ケース
78によつて囲繞される空間部97が設けられ、
この空間部97には電気回路98が固定されてい
る。
このように構成された電源側アダプタ75の前
部ケース77における前部壁81には前方へ突出
する接続筒体99が設けられている。この接続筒
体99は円筒部100と取付鍔部101とからな
り、取付鍔部101は上記前部ケース77と後部
ケース78とを固定する固定ボルト93によつて
前部ケース77に固定されている。また、円筒部
100は上述した内視鏡側アダプタ60のソケツ
ト側嵌合筒67に嵌合できる内径に形成され、し
かも、上記係合リング21と係脱自在な環状溝1
00aが設けられており、その先端部にはソケツ
ト側嵌合筒67の先端と当接してその挿入長を規
制するストツパ102が一体に設けられている。
さらに、円筒部100の先端外周面にはねじ部1
03が設けられ、このねじ部103には取付環体
104が螺着されている。そして、この取付環体
104と円筒部100の段部105との間には環
状凹部106が形成され、この環状凹部106に
は締付操作環107が回転自在に嵌合されてい
る。さらに、この締付操作環107の前部には締
付環108が一体的に取付けられている。この締
付環108は上記円筒部100の先端および取付
環体104を包容するように上記接続筒体99の
前部に設けられ、その内周面にはめねじ部109
が刻設されている。
また、上記接続筒体99の外側にはロツク機構
110が設けられている。このロツク機構110
について説明すると第7図および第8図で示すよ
うに構成されている。すなわち、111は金属の
板状部材を逆U字状に曲成して形成した可動部材
で、この両脚部112,112は上記接続筒体9
9の両側壁に刻設したスライド溝113,113
内に上下方向スライド自在に挿入されている。さ
らに、両脚部112,112の下端部には上下方
向に長孔114,114が穿設されていて、これ
ら長孔114,14には接続筒体99に突設した
案内ピン115,115が挿入されている。ま
た、両脚部112,112の中途部すなわち上記
電源側アダプタ75の切欠開口部87,87と対
応する部分には係合部116,116が設けられ
ている。これら係合部116,116はほぼL字
状をなし、その開口下部には傾斜面116a、奥
部には落ち込み部116bが形成され、上記内視
鏡側アダプタ60の係合ピン67a,67aと係
脱可能になつている。さらに、上記可動部材11
1の頭部117には上方へ突出するロツク解除レ
バー118が取付けられている。また、頭部11
7と接続筒体99の上部に設けた凹所との間には
圧縮スプリング119が介在され、可動部材11
1を常に上方すなわち係合ピン67a,67aが
係合部116,116の落ち込み部116bと係
合する方向に付勢されている。
一方、上記電源側アダプタ75のアダプタ本体
76の前部ケース77における下部には後述する
電源装置124の前面パネル125に対向して係
止部としての一対の係止ピン120,120が一
体に突出形成されている。また、上記前面パネル
125には両面テープ121などの取着部材を介
してアダプタ保持具122が取付け固定されてい
る。このアダプタ保持具122は孔部122aを
有した板状体からなり、そのト部には上記各係止
ピン120,120に対向位置して上記係止ピン
120,120を着脱自在に密に挿入係止する一
対の係止孔123,123が設けられている。そ
して、この各係止ピン120,120を係止孔1
23,123に挿入係止することにより電源側ア
ダプタ75が回転したりずれたり傾むいたりしな
いように位置規制するようになつている。
一方、図中124は電源装置で、撮影用の駆動
用電源回路、露出制御用回路および照明ランプ
(いずれも図示しない。)が内蔵されている。そし
て、この電源装置124の前面パネル125には
ソケツト126設けられている。このソケツト1
26のソケツト本体127はおねじ128aを有
する取付環128によつて前面パネル125から
前方へ突出した状態に取付けられている。さら
に、ソケツト本体127には上記ライトガイド管
用挿入孔129、送気管用挿入孔130および接
点ピン用挿入孔131…が穿設されている。そし
て、上記ライトガイド管用挿入孔129には照明
ランプが対向しているとともに、送気管用挿入孔
130には送気パイプ132が、接点ピン用挿入
孔131…には電気接続端子133が内挿されて
いる。
つぎに、上述のように構成された内視鏡接続装
置の作用について説明する。まず、電源装置12
4のソケツト126に対して電源側アダプタ75
を取付ける場合には、ソケツト本体127の取付
環128に電源側アダプタ75の締付環108を
嵌合する。この状態で、締付操作環107を一方
向へ回転すると、締付環108は一体に回転し、
取付環128のおねじ128aに締付環108の
めねじ部109が螺合される。したがつて、締付
操作環107と係合する取付環体104を介して
接続筒体99はソケツト本体127の外側に間隙
を存して嵌合し、電源側アダプタ75はソケツト
126に対して固定される。この状態で、アダプ
タ保持具122の係止孔123,123に対して
係止ピン120,120が挿入係止する。
このように、電源装置124のソケツト126
に電源側アダプタ75を装着した状態において、
まず第1の内視鏡1を使用する場合には、そのコ
ネクタ11をアダプタ本体76の開口部84から
挿入する。このとき、アダプタ本体76には送気
送水口金17、炭酸ガス送気口金18、吸引口金
19および高周波アース口金20が突設されてい
るが、アダプタ本体76には切欠開口部87,8
7が設けられているため、これらが逃げ部となり
アダプタ本体76と干渉することはない。したが
つて、コネクタ11はアダプタ本体76内を貫通
し、ライトガイド管14はソケツト本体127の
ライトガイド管用挿入孔129に、送気管15は
送気管用挿入孔130に、さらに接点ピン16…
は接点ピン用挿入孔131…に挿入される。そし
て、送気管15は送気パイプ132に接続され、
接点ピン16…は電気接続端子133に電気的に
接続される。すなわち、係合リング21が円周部
100の内周面に形成された環状溝100aに係
合して機械的に保持され、第1の内視鏡1は電源
装置124に対して電気的および光学的に接続さ
れた状態となる。
つぎに、第2の内視鏡2を使用する場合には、
そのコネクタ22に、まず内視鏡側アダプタ60
を装着する。すなわち、コネクタ22の端面板2
6から突出するライトガイド管31と送気管32
を、内視鏡側アダプタ60の貫通孔69,70に
挿入し、さらに端面板26をコネクタ側嵌合筒6
6に圧入する。そして、コネクタ側嵌合筒66の
端面がソケツト本体23の段部28に当接するま
で圧入すると、係合リング30は環状溝68に弾
性的に係合し、コネクタ22と内視鏡側アダプタ
60とは一体的に結合される。
この状態において、コネクタ22を内視鏡側ア
ダプタ60とともに上記ソケツト126に取付け
られた電源側アダプタ75に挿入すると、まず内
視鏡側アダプタ60を貫通して突出するライトガ
イド管31はソケツト126のライトガイド管用
挿入孔129に、送気管32は送気管用挿入孔1
30にそれぞれ挿入される。また、内視鏡側アダ
プタ60の接点ピン74…およびコネクタ22の
接点ピン35…は切欠溝88…を通過して案内溝
94…に挿入される。したがつて、これら接点ピ
ン74…は端子板95…に接点ピン35…は端子
板96…にそれぞれ接続し電気的に接続される。
これと同時に内視鏡側アダプタ60のソケツト側
嵌合筒67はソケツト本体127に嵌合して絶縁
壁65はソケツト本体127の前端面に接合し、
ライトガイド管31はライトガイド管用挿入孔1
29に、送気管32は送気管用挿入孔130に、
さらに接点ピン71…は接点ピン用挿入孔131
…に挿入される。そして、送気管32は送気パイ
プ132に接続され、接点ピン71…は電気接続
端子133に電気的に接続される。したがつて、
第2の内視鏡2は電源装置124に対して電気的
および光学的に接続される。また、コネクタ22
を内視鏡側アダプタ60とともにソケツト126
に挿入すると、内視鏡側アダプタ60に突設され
た係合ピン67a,67aはロツク機構110の
係合部116,116に対向する。そして、コネ
クタ22の挿入に伴つて係合ピン67a,67a
が傾斜面116a,116aに当接し、さらに押
し込むと、係合ピン67a,67aは傾斜面11
6a,116aを摺動する。したがつて、可動部
材111は圧縮スプリング119の復元力に抗し
て押し下げられ、係合ピン67a,67aが落ち
込み部116b,116bに落ち込むと圧縮スプ
リング119の復元力によつて上昇し、係合ピン
67a,67aは係合部116,116に係合さ
れる。このため、内視鏡側アダプタ60は係合ピ
ン67a,67aを介して電源側アダプタ75に
抜出不能にロツクされる。しかして、第2の内視
鏡2の使用後、そのコネクタ22を電源装置12
4のソケツト126から抜出する場合には、コネ
クタ22のみを引き抜くことによりコネクタ22
を内視鏡側アダプタ60から分離してソケツト1
26から抜き取ることができる。なお、このと
き、ロツク機構110によつて内視鏡側アダプタ
60は電源側アダプタ75にロツクされているか
ら、抜出されることはなく、電源側アダプタ75
内に保持されている。したがつて、第2の内視鏡
2を再び使用する場合には、コネクタ22を電源
側アダプタ75内の内視鏡側アダプタ60に挿入
することにより上述と同様に電気的および光学的
に接続される。また、コネクタ22とともに内視
鏡側アダプタ60を電源側アダプタ75から抜き
取る場合には、ロツク解除レバー118を押し下
げ、圧縮スプリング119の復元力に抗して可動
部材111を押し下げることによつて係合ピン6
7a,67aと落ち込み部116b,116bと
の係合が解除されるため、ロツク解除レバー11
8を押し下げた状態でコネクタ22を抜き取るこ
とにより、コネクタ22とともに内視鏡側アダプ
タ60を一体的に抜き取ることができる。
このように、電源装置124のソケツト126
に電源側アダプタ75を取付けることによつて、
第1の内視鏡1のコネクタ11の接続ができると
ともに、第2の内視鏡2の使用時にはそのコネク
タ22に内視鏡側アダプタ60を介して挿入する
ことによつて接続ができる。また、第2の内視鏡
2のコネクタ22はその先端部が平坦面で、この
平坦面にライトガイド管31および送気管32を
突設し、外周面に接点ピン35…を突設した防水
構造であるため、洗浄液に浸漬して洗浄すること
ができ、洗浄液から引き上げたのちも第1の内視
鏡1のコネクタ11によつて凹陥部がないため洗
浄液が溜ることはなく拭き取りも容易にできる。
ところで、上記コネクタ22と内視鏡側アダプ
タ60を着脱する場合、ねじるようにして行なう
傾向があるが、上記電源側アダプタ5はそのアダ
プタ本体76に設けた係止ピン120,120を
電源装置124の前面パネル125に設けたアダ
プタ保持具122の係止孔123,123に対し
て挿入係止しているため、そのアダプタ75がね
じれたりずれたり傾むくことがなく、正しい状態
を維持する。したがつて、上記着脱操作を容易か
つ円滑に行なうことができ、着脱不能になつたり
することがない。
この考案は以上説明したように電源装置の前面
パネル側にアダプタ保持具を設け、このアダプタ
保持具に対してアダプタ本体に設けた係止部を係
止させることによりそのアダプタ本体を支持する
ようにしたものである。したがつて、内視鏡のコ
ネクタを着脱する場合、そのコネクタにねじるよ
うな外力を与えることがあつても上記アダプタ本
体の回転が確実に規制されるとともにずれや傾き
がなくなり、内視鏡用コネクタのソケツトへの着
脱が円滑に行なうことができる。また、摩擦力を
利用する押圧部材の場合に比べて前面パネルなど
を傷付けることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す異なる2つ
の内視鏡を示す斜視図、第2図は同じく第2の内
視鏡のコネクタと内視鏡側アダプタを示す側面
図、第3図は同じくコネクタを一部切欠して示す
拡大した側面図、第4図は同じくソケツト、電源
側アダプタおよび内視鏡側アダプタを示す断面
図、第5図は同じく電源側アダプタの正面図、第
6図は同じく絶縁端子台の断面図、第7図は同じ
く電源側アダプタの一部切欠した側面図、第8図
は第7図−線に沿う断面図である。 2……第2の内視鏡(内視鏡)、22……コネ
クタ、35……接点ピン、60……内視鏡側アダ
プタ、71……端子ピン、74……接点ピン、7
5……電源側アダプタ、76……アダプタ本体、
120……係止ピン、122……アダプタ保持
具、123……係止孔、124……電源装置、1
25……前面パネル、126……ソケツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電源装置のソケツトに着脱可能に取付けられる
    アダプタを有し、このアダプタを介して内視鏡用
    コネクタと上記ソケツトとを接続するための内視
    鏡接続装置において、アダプタ本体の上記電源装
    置の前面パネルと対向する部位に係止部を設け、
    この係止部に対向して上記前面パネルには上記係
    止部を係止するアダプタ保持具を設けて上記アダ
    プタ本体を支持することを特徴とする内視鏡接続
    装置。
JP7563483U 1983-05-20 1983-05-20 内視鏡接続装置 Granted JPS59181414U (ja)

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JP7563483U JPS59181414U (ja) 1983-05-20 1983-05-20 内視鏡接続装置

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JPS59181414U JPS59181414U (ja) 1984-12-04
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5734823A (en) * 1980-08-07 1982-02-25 Olympus Optical Co Endoscope apparatus with adaptor

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