JPH02197441A - 車輌用ランプ点灯回路 - Google Patents

車輌用ランプ点灯回路

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JPH02197441A
JPH02197441A JP1016574A JP1657489A JPH02197441A JP H02197441 A JPH02197441 A JP H02197441A JP 1016574 A JP1016574 A JP 1016574A JP 1657489 A JP1657489 A JP 1657489A JP H02197441 A JPH02197441 A JP H02197441A
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lamp
circuit
lighting
detection means
switch
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JP1016574A
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Goichi Oda
悟市 小田
Masaya Shito
雅也 志藤
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Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明車輌用ランプ点灯回路の詳細を以下の項目に従っ
て説明する。
A、産業上の利用分野 B1発明の概要 C1背景技術 り1発明が解決しようとする課題 E9課題を解決するための手段 F、実施例[第1図、第2図] a0回路構成 a−1,過電圧検出回路 a−28点点灯スイッチ路 a−3,DC昇圧回路 a−4,高周波昇圧回路 a−5,限流負荷及びイグナイタ回路 a−6.イグナイタ始動回路 a−7,制御回路 a−8゜ランプ異常検出回路 す、動作 b−1,正常時 b−2,異常時 b−2−8,点灯不能時 b−2−b、バッテリー電圧異常時 C0作用 G1発明の効果 (A、産業上の利用分野) 本発明は新規な車輌用ランプ点灯回路に関する。詳しく
は、ランプ異常やバッテリー電圧の異常等によるランプ
の絶縁破壊及び素子故障やランプ交換時の感電事故の防
止を図ることがで診るようにした新規な車輌用ランプ点
灯回路を提供しようとするものである。
(B、発明の概要) 本発明車輌用ランプ点灯回路は、直流電源が接続される
入力端子間において、点灯スイッチと、該点灯スイッチ
に直列接続された電源遮断用スイッチと、点灯スイッチ
及び電源遮断用スイッチが閉じているときにランプへの
電源供給を許可するスイッチ手段を有し、点灯回路の回
路状態の異常を検出する回路異常検出手段を備えた車輌
用ランプ点灯回路であって、回路異常検出手段としてラ
ンプの点灯不能を検出するランプ異常検出手段及び/又
は直流電源からの入力電圧値若しくはその極性を検出す
る電源電圧検出手段を有し、電源遮断用スイッチが、回
路異常検出手段からの回路状態の異常を示す信号を受け
て開かれることにより直流電源からの電源電圧の供給が
遮断されるようにしたものであり、とくにそのランプ異
常検出手段がランプ電流をもとにランプの点灯又は不点
灯状態を検出するランプ状態検出手段と、ランプ状態検
出手段から送出されるランプの不点灯を示す信号から起
算した不点灯時間を計測する不点灯時間計測手段と、不
点灯時間が所定時間以上になると電源遮断用スイッチを
開き直流電源電圧の供給を遮断する電源遮断スイッチ制
御手段とからなるように構成したものであり、これによ
って、点灯回路の回路状態の異常、即ち、ランプ寿命等
に起因する点灯不能や直流電源の過電圧や極性の逆接続
による電圧異常をすかさず検出して直流電源電圧の供給
を遮断し、ランプの絶縁破壊や回路素子の故障の防止並
びにランプ交換時の感電事故防止を図ることができ、し
かもこれを回路構成の複雑化や著しいコスト上昇を招く
ことなく実現することができるようにしたものである。
(C,背景技術) 自動車用前照灯の光源には現在白熱電球が広く用いられ
ているが、この白熱電球の点灯回路としては、例えば、
バッテリ一端子間に点灯スイッチを介してリレーのコイ
ルを接続すると共にリレー接点を介してバッテリ一端子
間に白熱電球を接続するといった回路が用いられる。
このような白熱電球の点灯回路にあっては、電球の寿命
等に起因する異常が生じたりバッテリーからの過電圧が
入力されたり、あるいはバッテリーの極性を間違えて点
灯回路の入力端子に逆に接続したような場合でも最悪の
事態としてフィラメントの断線を招く程度で済むため安
全上の問題はなく、そのための特別の保護回路が設けら
れていないのが通常である。
(D、発明が解決しようとする課題) ところで、近時、ハロゲンランプを含む白熱電球に代わ
る新しい光源としてメタルハライドランプが脚光で浴び
ているが、このメタルハライドランプを自動車用前照灯
の光源として用いる場合にはランプを瞬時に点灯又は再
点灯させる必要があり、その時の始動電圧も非常に高い
(10〜20kV程度)。
そのため、点灯スイッチの投入後において、ランプの寿
命等に起因する異常が発生しランプが点灯しない場合に
は、点灯回路の出力端子間に高電圧が発生し続けること
になるので、ランプが取着されているソケット内に設け
られたコンタクト端子間の絶縁破壊により発火が生じた
り、ユーザーがランプに高電圧が印加されているのを知
らずにランプ交換を行い感電してしまうといった危険性
が生じるという問題がある。
また、バッテリーが過電圧になったり、バッテリーの極
性を誤って点灯回路の入力端子に逆接続したような場合
に回路素子の破壊やこれに伴う回路誤動作を誘発し、高
電圧の発生及びランプ破壊を招いてしまうという危険性
がある。
(E、8題を解決するための手段) そこで、本発明車輌用ランプ点灯回路は上記した課題を
解決するために、点灯回路の回路状態の異常を検出する
回路異常検出手段としてランプの点灯不能を検出するラ
ンプ異常検出手段及び/又は直流電源からの入力電圧値
若しくはその極性を検出する電源電圧検出手段を有する
と共に、点灯スイッチに直列接続され電源遮断用スイッ
チと、点灯スイッチ及び電源遮断用スイッチがともに閉
じられているときにランプへの電源供給を許可するスイ
ッチ手段とを設け、電源遮断用スイッチが、回路異常検
出手段からの回路状態の異常を示す信号を受けて開かれ
ることにより直流電源からの電源電圧の供給が遮断され
るようにしたものである。
従って、本発明車輌用ランプ点灯回路によれば、ランプ
が点灯不能であることやバッテリー電圧値の大きさや極
性に異常があることが判別されるとランプへの電力供給
が断たれるので、ランプソケットの絶縁破壊やランプ交
換時の感電防止を図ることができ、また、回路素子の破
壊及びこれに伴う誤動作の発生等を防止することができ
る。
(F、実施例)[第1図、第2図] 以下に、本発明車輌用ランプ点灯回路の詳細を図示した
実施例に従って説明する。尚、図示した実施例は本発明
車輌用ランプ点灯回路を自動車用メタルハライドランプ
の点灯回路に適用したものである。
(a、回路構成) 1は点灯回路である。
2はバッテリーであり、バッテリー電圧はDC12V程
度とされており、該バッテリー2の正極が点灯回路1の
プラス入力端子3に接続され、負極はマイナス入力端子
3′に接続されている。
4は入力端子3.3′間に接続された過電圧検出回路で
あり、バッテリー電圧が過大になるとこれを検出して後
述する点灯スイッチ回路にバッテリー電圧が過電圧であ
ることを示す信号を送出するようになっている。
5は点灯スイッチ及び電源遮断回路を含む点灯スイッチ
回路であり、上記した過電圧検出回路4からのバッテリ
ー2の過電圧を示す信号又は後述するランプ異常検出回
路からのランプ異常を示す信−号を受けてバッテリー電
圧の供給を遮断するために設けられている。
6は点灯スイッチ回路5の後段に配置されたDC昇圧回
路であり、点灯スイッチ回路5を介して入力されるバッ
テリー電圧を昇圧するために設けられており、後述する
制御回路によってそのDC出力電圧のレベルが制御され
るようになっている。
7は高周波昇圧回路であり、上記DC昇圧回路6の後段
に配置され、該DC昇圧回路6からのDC出力電圧を正
弦波交流電圧に変換するために設けられている。
8は限流負荷及びイグナイタ回路であり、上記高周波昇
圧回路7の後段に配置され、その出力端子9.9′間に
はメタルハライドランプ10が接続されている。
11はイグナイタ始動回路であり、限流負荷及びイグナ
イタ回路8からメタルハライドランプ10のランプ電流
に関する情報が送られると、これに応じた信号を限流負
荷及びイグナイタ回路8のうちのイグナイタ回路に作用
して起動パルスの生成や停止を制御したり、あるいは所
定のタイミング信号を後述する制御回路に送出するよう
になっている。また、イグナイタ始動回路11は限流負
荷及びイグナイタ回路8に起動パルス発生用信号に同期
した信号を後述するランプ異常検出回路に送出するよう
になっている。
12は制御回路であり、メタルハライドランプ10が消
灯していた時間に対応した制御モードを現出させ、所定
の制御信号をDC昇圧回路6に送出し、その昇圧量を加
減して高周波昇圧回路7のDC入力電圧のレベルを制御
し、メタルハライドランプ10のランプ電流を制御する
ために設けられている。
13はランプ異常検出回路であり、イグナイタ始動回路
11よりメタルパライトランプ10の最初の起動がかけ
られた時点から起算したランプ不点灯時間を計測し、こ
れが所定時間以上になったときにランプが点灯不能であ
ると判断して点灯スイッチ回路5に電源遮断用信号を送
出するために設けられている。
(a−1,過電圧検出回路) 14.14′は電源ラインであり、その一方14がプラ
ス入力端子3に接続されたプラスラインとされ、他14
′がマイナス入力端子3′に接続されたマイナスライン
とされている。
15.16は直列接続された抵抗であり、その一方15
の反抵抗16側端子がツェナーダイオード17のアノー
ドに接続されており、該ツェナーダイオード17のカソ
ードがプラスライン14に接続されている。また他方の
抵抗16の反抵抗15側端子はマイナスライン14′に
接続されている。
18はスイッチング用のNPNトランジスタであり、そ
のベースが抵抗15,16間に接続されると共にそのエ
ミッタがマイナスライン14′に接続されている。
(a−2,点灯スイッチ回路) 19.20は電源ライン14.14′間において直列接
続された分圧用抵抗であり、その一方19の反抵抗20
側端子がプラスライン14に接続され、他方20の反抵
抗19側端子がマイナスライン14′に接続されている
。そして、分圧抵抗19.20間にはトランジスタ18
のコレクタが接続されている。
21はエミッタ接地とされたスイッチング用のNPNト
ランジスタであり、そのベースが抵抗19.20の間に
接続され、コレクタは点灯スイッチ22の一方の接点2
2aを介してリレー23のコイル23aの一端に接続さ
れており、該コイル23aの他端がプラスライン14に
接続されている。
24はダイオードであり、リレー23のコイル23aに
逆並列に設けられている。
25.25′は警告表示用LEDであり、その一方25
のアノードが制限抵抗及び点灯スイッチ22の他方の接
点22bを介してリレー23のトランスファ接点23b
のNC(ノーマルクローズ)接点側に接続されており、
そのカソードがマイナスライン14′に接続されている
。また、他方のLED25’はLED25に逆並列に、
つまり、そのカソードがLED25のアノードに接続さ
れ、アノードがマイナスライン14′に接続されている
。尚、リレー23のトランスファ接点23bの共通接点
はプラスライン14に接続されている。
(a−3,DC昇圧回路) DC昇圧回路6はチ目ツバー型のDC−DCコンバータ
として構成されており、その一端がリレー23のトラン
スファ接点23aのNo(ノーマルオーブン)接点に接
続されたインダクタ26と、その後段に配置されると共
に制御回路12からの制御パルスによりスイッチング動
作されるNチャンネルFET27と、そのアノードがF
ET27のドレインに接続された整流用ダイオード28
と、該ダイオード28のカソードとマイナスライン14
′間に接続された平滑コンデンサ29とから構成されて
いる。そして、DC昇圧回路6は制御回路12からの制
御パルスによりFET27がオン状態となったときにイ
ンダクタ26がエネルギーを蓄え、FET27がオフ状
態になったときに蓄えられたエネルギーを放出して入力
電圧に重畳させてDC昇圧を行うようになっている。
(a−4,高周波昇圧回路) 高周波昇圧回路7はDC昇圧回路8からのDC昇圧に比
例した正弦波交流電圧に変換するものであり、LC共振
を利用した自助式の電流形インバータ回路の構成とされ
る。
例えば、プッシュプル型のインバータ回路が用いられ、
図示は省略するがDC昇圧回路6のプラス出力ラインが
チョークコイルを介してトランスの一次巻線のセンター
タップに接続されると共に該−次巻線の両端子間にコン
デンサとこれに並列に2つのトランジスタ、FET等の
能動スイッチ素子を接続し、該能動スイッチ素子をトラ
ンスの一次側に設けられた帰還巻線により相反的にスイ
ッチング動作させ、トランスの二次巻線の両端子に接続
された出力端子間に高周波の正弦波交流電圧が出力され
るようになっている。
(a−5,限流負荷及びイグナイタ回路)30.30′
は各々交流出力ラインであり、その一方30はトランス
31の一方の巻線31aとこれに直列に接続されたコン
デンサ32を介して出力端子9に接続されると共に接続
ライン33を介してイグナイタ始動回路11に設けられ
た後述するリレー接点に接続されている。尚、トランス
31の巻線31aは可飽和インダクタンスであり、該4
a線31aとコンデンサ32が限流負荷を構成している
。また他の交流出力ライン30′は後述するランプ電流
検出用トランスの一次巻線を介して出力端子9′に接続
されている。
そして、トランス31の他方の巻線31bはその一端が
接続ライン34を介してイグナイタ始動回路11に設け
られた後述するリレー接点の共通接点に接続されており
、また巻線31bの他端は所定のブレークダウン電圧を
有する5SS35の一端に接続されている。そして、5
SS35の他端と接続ライン34間には抵抗36及びコ
ンデンサ37が並列に接続されている。
38はダイオードであり、そのアノードが抵抗39を介
してコンデンサ37の反接続ライン34側端子に接続さ
れ、そのカソードが交流出力ライン30′に接続されて
いる。
40はランプ電流検出用トランスであり、その−次巻線
40aの一端が交流出力ライン30′に接続されており
、その他端が出力端子9′に接続されている。そして、
出力端子9.9′間にメタルハライドランプ10が接続
されている。
(a−8,イグナイタ始動回路) 41は整流用のダイオードであり、そのアノードはラン
プ電流検出用トランス40の二次巻線40bの圧接地側
の端子に接続されており、該ダイオード41のカソード
と接地ラインとの間には電解コンデンサ42が介挿され
ており、これにより整流回路が構成されている。
43はエミッタ接地とされたNPNトランジスタであり
、そのベースは抵抗44を介してダイオード41のカソ
ードに接続され、そのコレクタが抵抗45を介してトラ
ンスファ接点23bのNC接点に接続された電源端子4
6に接続されている。
47はNPNトランジスタであり、やはりエミッタ接地
とされており、そのベースは抵抗48を介して上記トラ
ンジスタ43のコレクタに接続されている。
49は2つのトランスファ接点49a149bを有する
リレーであり、そのコイル49cの一端はトランジスタ
47のコレクタに接続され、他端は電源端子46に接続
されている。
そして、前述したように、リレー49の一方のトランス
ファ接点49aの共通接点は接続ライン34を介して限
流負荷及びイグナイタ回路8のコンデンサ37の圧抵抗
39側の端子に接続されると共に、NC接点は接続ライ
ン33を介して交流出力ライン30に接続され、NC接
点は開放されている。また、他方のトランスファ接点4
9bの共通接点は制御回路12の入力端子に接続され、
NC接点は電源端子46に接続され、NC接点は接地さ
れている。
(a−7,制御回路) 制御回路12はその入力端子が前述したようにイグナイ
タ始動回路11のリレー49のトランスファ接点49b
における共通接点に接続されると共に、その出力端子が
DC昇圧回路6のFET27のゲートに接続されている
。そして、制御回路12はメタルハライドランプ10が
消灯している時間に応じて複数の制御モードを現出させ
、例えば、最初のランプ点灯時のように前回の点灯から
長時間経過している場合にはメタルハライドランプ10
の定格電流の数倍のランプ電流を所定時間だけ流した後
定常電流となるように制御したり、あるいはランプが消
灯して間もない場合にはランプ再点灯後にランプの定格
電流が流れるように制御するために設けられており、こ
のような制御をDC昇圧回路6のFET27のゲートに
送出する制御パルスのデユーティ−サイクルを可変する
ことによって行なうことができるように図示しないモー
ド判別回路やPWM回路等から構成されている。
(a−8,ランプ異常検出回路) 50はPNPトランジスタであり、そのベースが抵抗5
1を介してイグナイタ始動回路11のトランジスタ47
のコレクタに接続されると共にエミッタが電源端子46
に接続されており、ベース−エミッタ間には抵抗52が
介挿されている。そして、トランジスタ50のコレクタ
は抵抗53及びこれに直列に接続されたコンデンサ54
を介して接地されている。
55はコンデンサ54に並列に接続された抵抗である。
56はエミッタ接地とされたNPNトランジスタであり
、そのベースは抵抗57を介して抵抗53とコンデンサ
54との間に接続され、コレクタが点灯スイッチ回路5
の分圧抵抗19.20間に接続されている。
(b、動作) 次に、点灯回路1の動作を、バッテリー電圧やメタルハ
ライドランプ等に異常がなく点灯スイッチ22の投入後
にランプが点灯する場合(以下「正常時」という、)と
、バッテリー2の過電圧や、メタルハライドランプの寿
命等に起因するランプ異常により、点灯スイッチ22を
投入してもランプが点灯しない場合(以下「異常時」と
いう、)に分けて説明する。
(b−i、正常時) 先ず、点灯スイッチ22の接点22a122bが閉じら
れたときには、過電圧検出回路4のトランジスタ18及
びランプ異常検出回路13のトランジスタ56はともに
オフ状態であり、よって点灯スイッチ回路5のトランジ
スタ21はオン状態であるため、リレー23がオンし、
そのトランスファ接点23bがNO接点側に切換わり、
DC昇圧回路6にバッテリー電圧が加えられる。
よって、DC昇圧回路6に入力されたバッテリー電圧が
昇圧された後高周波昇圧回路7により交流電圧に昇圧変
換され、限流負荷及びイグナイタ回路8を介してメタル
ハライドランプ10に印加されることになるが、点灯ス
イッチ22の投入直後には未だランプ電流が流れておら
ず、この事がランプ電流検出用トランス40を介してイ
グナイタ始動回路11により判別される。
即ち、ランプ検出用トランス40の二次巻線40bには
電圧が加わらないのでトランジスタ43はオフ状態であ
り、よってトランジスタ47がオンし、リレー49が動
作するため、そのトランスファ接点49a、49bがN
C接点からNO接点に切換わる。よって、接続ライン3
3.34が結線されてコンデンサ37が該コンデンサ3
7の静電容量及び抵抗3gの抵抗値により規定される時
定数をもって充電されて行き、コンデンサ33の端子電
圧が5SS35のブレークオーバー電圧に達するとこれ
がオンし、この時の瞬時電圧がトランス31により変圧
されて起動パルスとして高周波昇圧回路7からの正弦波
交流に重畳されてメタルハライドランプ10に印加され
る。
一方、制御回路12にはリレー49のトランスファ接点
49bがNO接点側に切換えられることにより所定のタ
イミング信号が送られるため、該制御回路12はメタル
ハライドランプ10が消灯していた時間を検出してこれ
に対応した制御モードを現出させ、DC昇圧回路6に送
出する制御パルスのデユーティ−サイクルを可変してD
C出力電圧のレベルを制御する。従りて、このDC出力
電圧が高周波昇圧回路7により交流電圧に変換され、限
流負荷及びイグナイタ回路8を介してメタルハライドラ
ンプ10に流れるランプ電流が制御されることになる。
他方、トランジスタ47がオン状態になるとランプ異常
検出回路13のトランジスタ50がオンし、コンデンサ
54がその静電容量と抵抗53.57の抵抗値により規
定される時定数で徐々に充電されていることになるが、
この時定数の値はメタルハライドランプ10が正常に点
灯する迄の時間より充分長く設定されているので、メタ
ルパライトランプ10が点灯するとトランジスタ47.
50がオフし、よって、それまでコンデンサ54に蓄え
られた電荷が抵抗55を介して放電され、トランジスタ
56がオン状態となることはない。つまり、メタルハラ
イドランプ10が点灯すると、このと鎗のランプ電流が
ランプ電流検出用トランス40を介して電圧として整流
平滑回路41.42に加わりトランジスタ43をオンさ
せるため、それまでオンしていたトランジスタ47がオ
フし、コンデンサ54の電位上昇によりトランジスタ5
6がオンする前にトランジスタ50がオフ状態となるの
である。そして、この時同時にリレー49がオフし、そ
のトランスファ接点49a、49bがNC接点側に切換
わり起動パルスの発生が停止される。
そして、−旦メタルハライドランプ10の起動がかかる
とその後は制御回路12によりランプ電流が制御され最
終的には定格電流でメタルハライドランプ10の発光が
行なわれることになる。
(b−2,異常時) 次に、点灯回路1の異常時における動作をメタルハライ
ドランプ10の寿命等に起因する点灯不能時とバッテリ
ーの過電圧又はバッテリー接続時における極性誤りによ
るバッテリー電圧異常時について各々説明する。
(b−2−a、点灯不能時) この場合、点灯スイッチ22を閉じてもメタルハライド
ランプ10の起動がかからないため、トランジスタ47
.50及びリレー49がオンし続けることになるが、ラ
ンプ異常検出回路13のコンデンサ54の電位が上昇し
、これが所定値に達するとトランジスタ56がオン状態
となり、点灯スイッチ回路5のトランジスタ21のベー
ス電位が下がるためこれがオフし、よって、リレー23
がオフし、そのトランスファ接点23bがNC接点側に
切換わるので、DC昇圧回路6へのバッテリー電圧の供
給が遮断されると共に、その異常がLED25の発光に
より告知される。
(b−2−b、バッテリー電圧異常時)バッテリー電圧
が通常の値以上になった場合、ある程度の電圧上昇は点
灯回路の定電圧作用により押えられるが、あまりに過大
(18v以上)になると、ツェナーダイオード17が導
通してトランジスタ18がオンし、点灯スイッチ22の
接点22aが閉じていてもトランジスタ21がオフ状態
であるため、リレー23のトランスファ接点23bがN
C接点側となり、従ってバッテリー電圧の供給が遮断さ
れると共にその異常がLED25の発光により告知され
る。
また、バッテリー2の極性を誤って入力端子3.3′に
接続したような場合には、点灯スイッチ22を投入して
もトランジスタ21が逆バイアスになるでオフしたまま
であり、バッテリー電圧の供給はなされず、LED25
’の発光によって極性誤りが告知されることになる。
(c、作用) しかして、点灯回路1にあってはメタルハライドランプ
10の点灯不能時にはランプ異常検出回路13のトラン
ジスタ56が所定時間後にオンし、点灯スイッチ回路5
のトランジスタ21をオフさせるためバッテリー電圧の
供給が断たれるので、それ以上メタルハライドランプ1
0に高電圧が印加され続けることはなく、また、仮に点
灯中にランプの状態が不安定になり一時的な消灯状態が
生じても、この時にはコンデンサ54の電位が略0にな
っているのでバッテリー電圧の供給が断たれるようなこ
とはなく、イグナイタ始動回路11により再びメタルハ
ライドランプ10の起動がかけられることになる。
また、バッテリー2の過電圧時には過電圧検出回路4の
トランジスタ18がオンするので、やはり点灯スイッチ
回路5のトランジスタ21がオフしバッテリー電圧の供
給が断たれることになり、従って、バッテリー過電圧の
惹き起こす素子破壊によりメタルハライドランプ10の
ランプ電流が制御しきれなくなり、ランプ電流の増大に
よりランプ破壊が生じてしまうといった事態が回避され
る。
そして、バッテリー2の極性を誤って入力端子3.3′
に逆接続しても点灯スイッチ回路5のトランジスタ21
がオフしたままであるため、能動素子のショート(例え
ば、DC昇圧回路6のFET27)の発生が防止され、
能動素子の保護を図ることがで籾る。
(G、発明の効果) 以上に記載したところから明らかなように、本発明車輌
用ランプ点灯回路は、点灯回路の回路状態の異常を検出
する回路異常検出手段としてランプの点灯不能を検出す
るランプ異常検出手段及び/又は直流電源からの入力電
圧値若しくはその極性を検出する電源電圧検出手段を有
すると共に、点灯スイッチに直列接続され電源遮断用ス
イッチと、点灯スイッチ及び電源遮断用スイッチがとも
に閉じられているときにランプへの電源供給を許可する
スイッチ手段とを設け、電源遮断用スイッチが、回路異
常検出手段からの回路状態の異常を示す信号を受けて開
かれることにより直流電源からの電源電圧の供給が遮断
されるようにしたことを特徴とする。
従って、本発明車輌用ランプ点灯回路によれば、ランプ
が点灯不能であることやバッテリー電圧値の大きさや極
性に異常があることが判別されるとランプへの電力供給
が断たれるので、ランプソケットの絶縁破壊やランプ交
換時の感電防止を図ることができ、また、回路素子の破
壊及びこれに伴う誤動作の発生等を防止することができ
る。
尚、前記実施例においては本発明車輌用ランプ点灯回路
をメタルハライドランプの点灯回路に適用したが、これ
に限らず他の光源を用いた点灯回路に適用しても良く、
また、前記実施例ではランプの不点灯時間計測手段とし
てCR回路及びトランジスタを用いたアナログタイマー
を示したが、ディジタルタイマー又はカウンタ回路等に
より構成しても良いことは勿論である。
21 ・ 22 ・ 23 ・ 53. 56 ・ ・電源遮断用スイッチ、 ・点灯スイッチ、 ・スイッチ手段、 4.57・・・不点灯時間計測手段、 ・電源遮断スイッチ制御手段
【図面の簡単な説明】
図面は本発明車輌用ランプ点灯回路の実施の一例を示す
ものであり、第1図は全体の構成を示すブロック図、第
2図は回路図である。 出 願  人 株式会社小糸製作所 符号の説明 1・・・車輌用ランプ点灯回路、 2・・・直流電源、 3.3′・・・入力端子、 4.13・・・回路異常検出手段、 4・・・電源電圧検出手段、 10・・・ランプ、 11.40・・・ランプ状態検出手段、13・・・ラン
プ異常検出手段、

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)直流電源が接続される入力端子間において、点灯
    スイッチと、該点灯スイッチに直列接続された電源遮断
    用スイッチと、点灯スイッチ及び電源遮断用スイッチが
    閉じているときにランプへの電源供給を許可するスイッ
    チ手段を有し、点灯回路の回路状態の異常を検出する回
    路異常検出手段を備えた車輌用ランプ点灯回路であって
    、上記電源遮断用スイッチが、回路異常検出手段からの
    回路状態の異常を示す信号を受けて開かれることにより
    直流電源からの電源電圧の供給が遮断されるようにした
    ことを特徴とする車輌用ランプ点灯回路
  2. (2)回路異常検出手段が、ランプの点灯不能を検出す
    るランプ異常検出手段であることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の車輌用ランプ点灯回路
  3. (3)回路異常検出手段が、直流電源からの入力電圧値
    及び/又はその極性を検出する電源電圧検出手段である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の車輌用ラ
    ンプ点灯回路
  4. (4)回路異常検出手段が、ランプの点灯不能を検出す
    るランプ異常検出手段と、直流電源からの入力電圧値及
    び/又はその極性を検出する電源電圧検出手段とからな
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の車輌用
    ランプ点灯回路
  5. (5)ランプ異常検出手段が、ランプ電流をもとにラン
    プの点灯又は不点灯状態を検出するランプ状態検出手段
    と、ランプ状態検出手段から送出されるランプの不点灯
    を示す信号から起算した不点灯時間を計測する不点灯時
    間計測手段と、不点灯時間が所定時間以上になると電源
    遮断用スイッチを開き直流電源電圧の供給を遮断する電
    源遮断スイッチ制御手段とからなることを特徴とする特
    許請求の範囲第2項又は第4項記載の車輌用ランプ点灯
    回路
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