JPH02196965A - 速度検出装置 - Google Patents

速度検出装置

Info

Publication number
JPH02196965A
JPH02196965A JP1228164A JP22816489A JPH02196965A JP H02196965 A JPH02196965 A JP H02196965A JP 1228164 A JP1228164 A JP 1228164A JP 22816489 A JP22816489 A JP 22816489A JP H02196965 A JPH02196965 A JP H02196965A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detection
phase
signal
output
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1228164A
Other languages
English (en)
Inventor
Warren W Welcome
ウオーレン ダブリュー・ウエルカム
Daniel R Sparks
ダニエル アール.スパークス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hamilton Standard Controls Inc
Original Assignee
Hamilton Standard Controls Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hamilton Standard Controls Inc filed Critical Hamilton Standard Controls Inc
Publication of JPH02196965A publication Critical patent/JPH02196965A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P3/00Measuring linear or angular speed; Measuring differences of linear or angular speeds
    • G01P3/42Devices characterised by the use of electric or magnetic means
    • G01P3/44Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed
    • G01P3/48Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage
    • G01P3/481Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage of pulse signals
    • G01P3/489Digital circuits therefor
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P3/00Measuring linear or angular speed; Measuring differences of linear or angular speeds
    • G01P3/42Devices characterised by the use of electric or magnetic means
    • G01P3/44Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed
    • G01P3/48Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage
    • G01P3/481Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage of pulse signals
    • G01P3/488Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage of pulse signals delivered by variable reluctance detectors
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P3/00Measuring linear or angular speed; Measuring differences of linear or angular speeds
    • G01P3/42Devices characterised by the use of electric or magnetic means
    • G01P3/44Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed
    • G01P3/49Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed using eddy currents

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、速度検出装置、特に誘電型速度検出装置に
関するものである。
[従来の技術] 従来より、種々の速度センサ、速度検出器が知られてい
る。近年、自動車の運転状態等の表示及び/又は制御用
としてせ速度検出装置に対する高精度化の要求が高まっ
て来ている。こうした車両用検出装置の、代表的な構成
において、センサは、基準点又は検出歯を有する部材に
対して、無接触状態で近接して配設され、この部材のセ
ンサに対する相対速度を検出するように構成されている
センサには、通常センサ回路が設けられており、少なく
とも検出基準信号をセンサに与える。また、センサ回路
は、検出速度を示すセンサ信号を発生する。例えば、車
輪速センサ等の回転部材の回転速度の検出に用いる場合
、センサは検出歯を形成した「トーンホイル」と呼ばれ
る回転ディスクの近傍に固定され、周知の要領で回転速
度の検出を行っている。
通常使用されるこの種のセンサには、−乃至複数の検出
コイルが回転ディスクの検出歯に近接して配設されてお
り、この検出コイルは検出歯の磁性部材の存否による磁
気作用、渦電流作用を用いて回転ディスクの検出歯を検
出して周波数信号を発生する。
この種のセンサの一例は、ベーター ダブリュハモンド
(Peter 1. Hasmond)に付与されたア
メリカ特許第3.716,787号に示されている。こ
のアメリカ特許第3,716,787号には、回転ディ
スクに外周に植設された磁性ピンが接近することによる
センサコイルのインダクタンスの変化を位相測定回路を
用いて測定する速度検出装置が示されている。すなわち
、センサコイルと検出歯又は検出ピン間の相対距離の増
減変化に応じて、検出コイルのインピーダンス又はイン
ダクタンスが変化する。このインピーダンス又はインダ
クタンスの変化によって、回路に基準信号の位相に対す
る位相差が生じる。この位相差によって回転ディスクの
回転と測定された時間間隔内における回転ディスクの回
転速度が測定される。
また、セット サピア(Said 5apir)に付与
されたアメリカ特許第3,750,128号には車輪回
転速度に比例した周波数のパルス信号を発生するパルス
発生装置が示されている。このパル大発生装置の、出力
パルス信号は例えば車輪速データとして周知のアンチス
キブト制御装置で用いられている。この場合の、パルス
発生装置は、発信器駆動型の可変磁気抵抗変成器が用い
られているので低回転数域でも動作可能となっている。
さらに、ゲラルド オキャラハン(Gerald O’
Callaghan)に付与されたアメリカ特許第3.
728.565号には、回転ディスクの近傍に相互に離
間して配設された第一及び第二のステータコイルを用い
た速度検出装置が開示されている。6第一及び第二のス
テータコイルは、それぞれサイン波形の電圧信号を発生
する。この電圧信号の振幅によって、速度が示される。
[発明の解決しようとする課題] アメリカ特許第3,728,565号に示されたシステ
ムにおいては、回転ディスクの回転に応じて電圧信号の
振幅を変化させることにより、回転速度が示される構成
となっている。このシステムでは、低回転域での速度検
出性能に問題があり、また電圧信号の振幅が回転速度ば
かりではなく、例えばノイズの影響等によっても変動す
る問題を有している。また、この種のセンサにおいては
、回転ディスクとの干渉等による破損を防止するために
、センサと回転ディスク間の間隙を大きくとることが望
ましいが、上記した振幅依存型のセンサの場合、この点
でも、問題がある。
一方、上記したアメリカ特許第3.716,787号及
び第3,750,128号では、位相差を用いて速度検
出を行っているので、上記したような低回転速度域での
問題はないが、他の問題を有している。例えば、アメリ
カ特許第3,716゜787号においては、センサコイ
ルを含む回路の位相差を、当該センサコイルを駆動する
発信器から供給される固定位相の基準信号に対する位相
差として検出している。この場合、基準信号の周波数は
固定周波数となっているので、センサコイルを有する回
路の位相変化幅は所定の範囲に制限される。この結果、
所望の応答性を得ようとする場合、回転ディスク及びセ
ンサコイルとセンサ回路の間に、緊密な連関動作が必要
となる。一方、アメリカ特許第3,750.128号に
おいては、変成器が回転ディスク及び矩形波発生器と連
関動作して位相差を発生するように構成されている。
そこで、本発明の目的は、全速度域で高精度に動作可能
な速度検出装置を提供することにある。
また、本発明のもう一つの目的は、センサと回転ディス
ク間の間隙を比較的大きく設定出来るとともに、信号の
振幅の変動の少ない速度検出装置を提供することにある
さらに、本発明のもう一つの目的は、ディジタル動作を
する回路を有する速度検出装置を提供することにある。
また、本発明の目的は、高精度で、小型で、さらに廉価
に製造可能な速度検出装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記及び上記以外の目的を達成するために、本発明によ
れば、外周に回転検出用の突起又は凹部を形成した回転
ディスクと、 該回転ディスクの近傍に配設され、前記突起又は凹部と
の位置関係に応じてインダクタンスを変化させる第一及
び第二の検出要素と、 前記第一の検出要素を含み、該第一の検出要素のインダ
クタンス変化に応じて周波数を変化する第一の出力信号
を発生する発振器と、 前記発振器に接続され該発振器の発振出力によって駆動
されるとともに、前記第二の検出要素を含み、前記第二
の検出要素のインダクタンス変化に応じて周波数を変化
する第二の出力信号を発生する検出回路とを有し、 前記第一及び第二の検出要素が、前記第一の出力信号と
前記第二の出力信号間に信号位相差を設けるように相互
に離間して配設され、 前記第二の出力信号の位相が第一の出力信号の位相に対
して、回転ディスクの突起又は凹部位置におうじで位相
を周期的に変化させろとともに、前記第一及び第二の出
力信号の位相が所定の関係を検出して、出力間隔が回転
ディスクの回転速度をしめす基準タイミング信号を発生
する手段とによって構成したことを特徴とする速度検出
装置が提供される。
なお、前記第一及び第二の検出要素は、同一条件におい
て同一にインダクタンスを持つように構成することが好
ましい。また、前記各第一及び第二の検出要素は、誘導
コイルで形成され、該コイルは、強磁性体製のコアを設
けて形成することが出来る。
さらに、前記コアは、略C字状に形成され、その両端部
が前記突起に対抗するように配設するとも可能である。
前記コアの端部と前記突起のコア対向部との間の間隙が
約0.050インチ以上に設定することが出来る。各コ
アは、両端部を回転ディスクの回転方向の異なる位置に
配置する。この場合、前記コアの両端部間の距離は、前
記突起又は凹部のピッチの正数倍に設定する。
また、各コアは、回転ディスクの回転軸線と略平行に配
設することも出来る。
前記発振器と前記検出回路は、各検出サイクルにおいて
、前記第一及び第二の出力信号の位相関係が逆転するよ
うに構成される。前記第一の出力信号と前記第二の出力
信号の位相関係が所定の関係となることを検出する手段
は、前記第一及び第二の出力信号の位相関係の逆転を検
出回路によって構成される。前記第一及び第二の出力信
号は、ディジタル信号であり、前記位相関係の逆転を検
出する回路は、前記第一及び第二の出力信号の順を検出
するディジタル論理回路で構成することが出来る。なお
、前記発振器と前記検出回路が、サイン波形信号を発生
する位相手段と、前記サイン波形信号からディジタル波
形の前記出力信号を発生する増幅手段とを設けることが
出来る。
前記発振器とを前記検出回路はそれぞれディジタル波形
の前記第一及び第二の出力信号を発生し、前記基準タイ
ミング信号もデジタル波形の信号とすることも可能であ
る。
[実 施 例] 以下に、本発明の好適実施例による速度検出装置を添付
図面を参照しながら説明する。
第1図は、本発明の好適実施例による速度検出装置lO
は、回転ディスク12の近傍に配設される。回転ディス
ク12及びその外周より突出する検出ビン又は検出歯1
4は金属材料で形成されており、センサlOと相互作用
する。なお、回転ディスク12と検出歯14は、同一の
金属材料で形成することが出来るが、ディスク部と検出
歯部を各別の金属材料で形成することも可能である。な
お、本実施例において、センサ10と磁気作用による相
互作用するために、回転ディスク12と検出歯14は、
スチール等の強磁性体材料で形成されている。しかしな
がら、回転ディスク12及び検出歯14の一方をアルミ
ニウム等の非磁性金属材料で形成することも可能である
。この場合には、渦電流による速度検出は出来ないが、
上記の強磁性体材料製の回転ディスク及び検出歯と同様
の速度検出が可能である。図示の例においては、回転デ
ィスク12は、矢印方向に回転している。この回転ディ
スク12の回転速度は、速度の検出対険の回転速度と相
関している。なお、速度検出装置を車両のブレーキシス
テムを制御して、車輪のスリップ率を最適に保持するた
めのアンチスキッド制御装置に用いる場合には、回転デ
ィスクI2は、車輪又はドライブシャフト、プロペラシ
ャフト等―4′・(、II ニーの回転部材とともに回
転するように構成される。
回転ディスク12の外周には多数の検出歯14が一定の
間隔15を存して形成されており、従って、隣接する検
出歯14のピッチθは回転ディスクの全周において一定
となっている。例えば、回転ディスクI2に72個の検
出歯14が形成されているとすれば、隣接する検出歯間
のピッチθは5°となる。検出歯14間の間隔15の円
周方向の幅を、検出歯14の幅に一致させることが望ま
しいが、これを検出歯の幅と異なるものとしても速度の
検出が可能である。
第1図に示すように、速度検出装置lOは、回転ディス
ク12と直接相互作用する物理作用検出素子として機能
する鉄製コアコイルL1、L2を有している。コアコイ
ルLl、L2のコア16.17は磁性材料で形成され、
好ましくは、C字状の形状とされる。なお、このコアI
6.17を、鉄系合金、ニッケル等の薄帯状片を非磁性
材料性ボビンに巻着して形成した円柱状部材を所定の長
さに切断し、C字状に折り曲げて形成することも可能で
ある。コイルLl、L2は、コア16、I7に巻き付け
て形成される。コア16.17は、コイルLl、L2に
よって発生される磁束を拘束し、伝達するように機能す
る。従って、このコア16.17によってコイルLl、
L2の磁束の発生位置が回転ディスク12の検出歯14
の近傍に制御することが可能である。しかしながら、コ
ア16.17は、図示の例に特定されるものではなく、
必要に応じて適宜な形状を取り得るものである。
コイルLl、L2は、相互に回転ディスクの円周方向に
オフセットして配設され、各検出歯14がよる磁束に対
する影響又は誘導電流の発生に時間差を設けるとともに
相互の発生信号に位相差を設けるようにする。第1図に
おいては、各コアI6.17はそれぞれ、一方の端部面
が、他方の端部面に対して回転方向の下流側に位置する
ように2fル′ 配置される。また、C字状に形成した各コア16、I7
の両端部面間のスパンは、検出歯14の形成ピッチθの
正数倍1こ設定されている。なお、図示の実施例におい
ては、コア16.17の両端部面間のスパンは、検出歯
14のピッチの二倍となっている。さらに、コア16は
、コア17に対して発生信号に位相差又はオフセットを
持つように図示のように円周方向に所定のオフセット量
を持って配設される。即ち、第1図に示す本実施例にお
いては、コイルL1を巻き付けたコア16の両端部面が
、それぞれ検出歯14に対向しているときに、コイルL
2を持つコア17の両端部面が、検出歯14間に形成さ
れた間隙15に対向する位置となる配置となっている。
コイルL1、L2が通電されると、それぞれが巻き付け
られたコア16.17と、回転ディスク12とコア間の
エアギャップ、及び回転ディスクを通る磁気回路が形成
される。この磁気回路は、第1図に一点鎖線で示すよう
にコアの端部面が検出114の外端面に正対している状
態では、磁気結合が強くなり、端部面と検出歯I4の対
向位置が検出歯の円周方向端縁に近付くにつれて、磁気
結合が弱くなる。また、同様にコアの端部面が間隙15
に対向したときにも磁気結合は弱くなる。
上記したように、速度検出装置10は、回転ディスク1
2の検出歯14の外端面とコイルのコア16.17の端
部面間のエアギャップGを、検出精度を低下させづに大
きくすることが望ましい。
また、速度検出装置IOは、このエアギャップGの熱変
形、塵埃の付着、腐食等による変動による影響を最小限
とすることが望ましい。図示の実施例の速度検出装置は
、0.1インチ以上のエアギャップGで動作可能となっ
ている。
第2図は、第1図の実施例の変形例を示しており、この
例においては、コア16.17を軸線に対して平行に配
置している。図示の例においては、コイル及びコアを軸
線方向に配置することによって、速度検出装置の全体を
小型化することが可能となり、コアの端部面と検出歯の
外端面が対向した場合と、コアの端部面と間隙が対向し
た場合の磁気結合の強度変化を大きくすることが可能と
なる。いっぽう、第2図に示す構成を用いる場合、検出
歯の厚さを十分に厚くするか若しくはコイル及びコアを
小型化して、コアの両端部面が検出歯と確実に対向する
ように構成する。さらに、第2図の構成とする場合、各
コイルにおけるインダクタンス変化が、相互に位相差を
存して発生するように、コア及びコイルを円周方向に離
間して配設する。第2図の状態においては、コア16は
検出歯14に対向し、コア17は検出歯間の間隙15に
対向している。
なお、第1図及び第2図に示す速度検出装置IOは、適
当なハウジング18に収容され、このハウジング18を
、検出コイルL1、L2が回転ディスク12の検出歯1
4の近傍に位置するように固定される。
第1図に示すように、速度検出装置10は、ブロック図
で示すような検出回路部を有している。
検出回路は、位相検出発信器20と検出回路22及び位
相状態検出器24とを有している。さらに、定電圧回路
は、速度検出装置IOに接続されている。位相状態検出
器24は、信号調整回路26と出力回路28とを有して
いる。信号調整回路26及び出力回路28は所望の機能
及び回路構成によって異なるものとなる。
第4図は、速度検出装置IOの検出回路部の詳細を示し
ており、検出コイルLlは位相検出発信器20の一部を
構成している。検出コイルLlは、エナメルワイヤを円
筒状コア16に数百回巻回して形成されている。このコ
イルLlの抵抗値は数Ωとなり、通常状態のインダクタ
ンスは1.5mh(ミリヘンリー)となる。位相検出発
信器20は、音声無線周波数よりも高い周波数帯域で動
作可能に構成されると共に、無線信号と干渉しないよう
に動作周波数帯域を設定される。なお、図示の実施例に
おける位相検出発信器20は、30KHz近傍の動作周
波数に設定され、回転ディスクI2の回転におうじたコ
イルLlのインダクタンスの変化に応じて動作周波数を
若干変化させるように構成されている。
位相検出発信器20には、一対のインバータ29.30
がタンデムに配設されており、このインバータ29.3
0によって回路のゲインを決定される。位相検出発信器
20には、さらにインバータ31が設けられており、イ
ンバータ30とともに180°位相回路を構成している
。また、コイルLlとコンデンサC2、C3及び抵抗器
R2によって180°位相回路が構成される。インバー
タ30.31間に直列に挿入されたコンデンサCIは、
インバータ30.31間の直流電流を遮断して、インバ
ータ3Iが、抵抗器R1を介して供給される電位の直線
領域において自己バイアスして、発信動作が確実に開始
出来るようにしている。
上記のように、この位相検出発信器の増幅度は、インバ
ータ29.30によって決定されているので、インバー
タ30の出力は、矩形の波形ディジタル信号又はパルス
信号5IGAとなる。インバータ31より出力される矩
形波信号は、抵抗器R2、コンデンサC3,コイルL1
及びコンデンサC2で構成するフィルタ回路によって濾
波され、減衰されたサイン波形信号となる。上述したよ
うに、タンデム配列のインバータ29.30は、ディジ
タル化してパルス信号5IGAを発生する。
なお、コンデンサCt及び抵抗器R1を省略しても位相
検出発信器を形成することが出来、従って、これらの要
素は、必須なものではない。
検出回路22は、ローパスフィルタ又は位相回路として
構成されている。この検出回路22は、インバータ31
の出力に接続されており、位相検出発信器20によって
駆動される。検出回路22は、検出コイルL2及び抵抗
器R3とコンデンサC4、C5出構成するフィルタを有
している。位相検出発信器20と同様に、検出回路22
には、タンデム配列に配置されたインバータ32.33
が設けられて−おり、これらのインダータによってサイ
ン波形信号の増幅と、矩形波への変換が行われる。検出
回路22の出力として出力されるインバータ33の出力
5IGBは、したがって矩形波形のディジタル信号又は
パルス信号となる。
検出回路22に設けるフィルタの各構成要素の値は、位
相検出発信器20にフィルタの構成要素の値と同一とす
ることが好ましい。即ち、抵抗器R3の抵抗値は、抵抗
器R2の抵抗値と同一とし、コンデンサC4、C5の容
量もコンデンサC2、C3容量とそれぞれ同一とするこ
とが望ましい。
同゛様に、コイルL1、R2の例えば大気中等の同一雰
囲気における固有インダクタンスを同一とすることが望
ましい。図示の実施例において、抵抗器R2、R3の抵
抗値はIOKΩに設定され、各コンデンサC2、C3、
C4、C5の容量は0゜033ufに設定され、コイル
L1、R2のインダクタンスは約1.16mhに設定さ
れる。従って、検出回路22により発生されるパルス信
号5IGBの信号波形は、位相検出発信器2により発生
されるパルス信号5IGAの信号波形と同一となり、信
号位相のみが異なるものとなる。
回転ディスク12の検出歯14が、コイルLl。
R2に対向する位置を通過するときに、コイルのインダ
クタンスが変化する。コイルLl、L2のインダクタン
スは、検出歯14がコイルに接近するに従って増加し、
検出歯がコイルより離れるに従って減少する。なお、渦
電流により回転速度を検出する構成の場合には、インダ
クタンスの増減は上記とは逆になる。なお、コイルLI
SL2は、検出歯に対する位置関係が同一となる回転デ
ィスク12の過渡位置において、相互に共振するように
構成すれば理想的である。位相検出発信器20のコイル
Llは、回路内における位相シフト量を180°に維持
するために回路の周波数がシフトされるので、常に共振
状態で動作している。従って、検出歯14がコイルLl
に近付くときに、コイルのインダクタンスは増加し、周
波数は僅かに減少する。一方、検出回路22のコイルL
2は、上記したように両コイルにおける物理条件が一致
する場合を除き、非共振状態で動作している。
位相検出発信器20と検出回路22の周波数差、パルス
信号5IGA、5IGBの位相差によって示される。さ
らに、位相検出発信器20の周波数は一定ではな(、コ
イルL1のインダクタンスの関数として変化するため、
パルス信号5IGA、5IGB位相差は、位相検出発信
器と検出回路の周波数差の二倍となる。一方、位相検出
発振器20と検出回路22が、コイルL1、L2が回転
ディスクの所定回転位置で検出歯と同一の位置関係とな
るため。共通のの共振点を持って動作している場合、コ
イルLlのインダクタンスとコイルL2のインダクタン
スは、同時にかつ相互に逆方向位相シフトの二倍の変化
石で変化する。また、位相検出発振器20と検出回路2
0にそれぞれ接続され、相互に同一の値を持つ回路要素
で構成された一対のコイルLl、L2を用いることによ
って、コイル相互間の温度補償が可能となる。
第5A図、第5B図及び第5C図は、各コイルLl、L
2と検出歯14の位置関係におけず、パルス信号5IG
A、5IGBの信号波形を示している、第5A図の状態
において、コイルLlが検出歯14に正対しており、コ
イルL2は、間隙15に正対している。この位置におい
て、30KHzのパルス信号5IGAが位相検出発振器
20より出力され、同様に、検出回路22のパルス信号
5IGBも、30KHzの周波数を有しており、図示の
状態において、コイルL2が間隙15に対向しているた
めインダクタンスがコイルLlのインダクタンスよりも
低くなる。従って、パルス信号5IGBの位相は、パル
ス信号5IGAの位相に対して、所定位相角度分進んで
いることになる。
パルス信号5IGA、5IGBはそれぞれサイン波形信
号より発生されているので。両パルス信号の位相差は、
位相角度差又は各パルス信号の立ち上がりの時間差によ
って示される。
第5B図は、両コイルLl、L2が、検出m14と間隙
15の中間位置に位置した状態を示しており、両コイル
に対する検出歯及び間隙の影響は同一となる。従って、
この場合には、両パルス信号5IGA、5IGBの位相
は同一となる。このパルス信号5IGA、5IGBが同
一位相となる状態は、回転ディスク12は、角度θ回転
する間に二回発生する。
第5C図は、コイルL1が、間隙15に対向し、コイル
L2が検出114に対向している状態を示している。こ
の場合、パルス信号5IGAの位相がパルス信号5IG
Hの位相に対して、位相差分進んでいる。従って、第5
A図乃至第5C図の位相変化を検出することによって、
回転ディスクの角度1/20分の回転を検出することが
出来る。
しかしながら、速度検出装置lOの位相状態検出器24
は、回転ディスクの所定の基準角度位置を示す第5B図
の状態を検出することによって、正確に適当なタイミン
グ回路で用いる基準信号を発生することが出来る。
位相状態検出回路24は、位相検出発振器20より出力
されるパルス信号5IGAと検出回路22より出力され
るパルス信号5IGHの位相を比較して、位相の進みが
逆転する回転ディスクの角度位置又はその近傍で、位相
関係の逆転を示す信号を発生する。いづれのパルス信号
5IGA、5IGBの位相が進んでいるかの判別は、デ
ィジタル論理回路によって容易に判別可能である。例え
ば、いずれのパルス信号5IGA、5IGBが立ち上が
ったかを検出して位相の進み関係を検出する場合、信頼
性のある判別を行うためには、三つの面倒な条件を判別
しなければならない。即ち、両パルス信号が一定ではな
いため、両パルス信号が同時に到来した場合に、論理回
路がどのように判別動作するかを設定する必要がある。
次に、両パルス信号の位相が接近している場合における
、僅かな変化又はバックラッシュによって、余分なパル
スが発生してしまう恐れがる。また、パルス信号5IG
A、5IGBは連続して発生されているので、前のサイ
クルの位相の遅れた信号を現検出サイクルの最初に到来
して信号と誤検出しないようにするために、判別サイク
ルの開始タイミングを論理回路に設定しなければならな
い。これらの条件を満足するための条件設定は、第1図
に示す信号調整回路26によって行われる。
位相関係の検出論理回路の設計を容易にするために、本
実施例においては、パルス信号5IGA、5IGBはと
もに500 K Hzのクロック信号に同期されている
。このクロック信号は、コンデンサC6と抵抗器R4、
R5で構成したフィルタ回路を介してフィードバック接
続されたインバータ35.36によって構成されたクロ
ック発振器によって発生される。さらに、インバータ3
7は、クロック発振器によって発生されるクロック信号
と逆位相のクロック信号を発生する。従って、パルス信
号5IGA、5IGBは同一クロック周期内に発生した
場合には位相が一致したものとすることが出来る。また
、図示の構成においては、論理回路は、クロック周期に
比べて小さい変動に対しても位相検出を行うことが出来
るように構成されている。この場合、位相関係の判別は
、両パルス信号が一致しているか、特定の位相差関係に
なっているかのみを判定し、位相差関係が逆転している
状態は検出しないので、位相関係の判別は、以下に詳述
するように容易なものとなる。
クロック信号にパルス信号5IGAを同期させるための
同期回路は、一対のANDゲート38.40と、インバ
ータ42と、四つのD−フリップフロップをパッケイジ
化した40175パツケイジ44の一対のD−フリップ
フロップ3D、4Dと、及び排他OR(Exclusi
ve OR)で構成するORゲート46とによって構成
される。両ANDゲート38.40は、それぞれ一方の
入力にパルス信号5IGAを受ける。ANDゲート40
の他方の入力には、ORゲート46の出力が与えられる
一方、ANDゲート38の他方の入力には、インバータ
42の反転信号が入力される。ANDゲート38の出力
は、パッケイジ44のD−7リツプフロツプ4Dの入力
に接続されている。一方、ANDゲート40の出力は、
パッケイジ44のDフリップフロップ3Dの入力に接続
されている。
フリップフロップパッケイジ44の出力3Q14QはO
Rゲート46の二つの入力に接続されている。さらに、
フリップフロップ4Dの出力4Qは排他ORゲート48
の入力に接続されているとともに、D−フリップフロッ
プ50のD入力に接続されている。
第4図及び第6図に示すように、500 K Hz発振
器によって発生されたクロック信号CLKは、フリップ
フロップパッケイジ44の四つのフリップフロップに共
通のC入力に供給される。人力されるパルス信号5IG
AがHIGHレベルとなっており、第6B図に示すよう
にクロック信号がHIGHレベルに立ち上がりにおいて
5IGA、6(HIGHレベルに保持されている場合、
フリップフロップパッケイジ44の4Q出力に発生する
出力はクロック信号の立ち上がりに同期し、クロック信
号のパルス幅と等しいシジットパルスが発生される。初
期状態において、フリップフロップパッケイジ44の各
フリップフロップ3D、4Dはいずれもリセット状態と
なっており、これらに対する入力はLOWレベルに維持
されている。従って、ORゲート46の出力はLOWレ
ベルとなり、ANDゲート40におけるAND条件は不
成立となり、一方ANDゲート38には、インバータ4
2により反転されたORゲート46の出力が入力される
結果、ANDゲート38は位相検出発振器20から入力
されるパルス信号5IGAのHIGHレベルに応じて動
作可能な状態となる。従って、パルス信号5IGAが、
第6B図の時間T、でHIGHに立ち上がると、フリッ
プフロップ4Dの入力がHIGHレベルとなってセット
状態となる。
このフリップフロップ4Dは、続いて第6A図の時間T
、において発生するHIGHレベルのクロック信号CL
Kによって、第6C図に示すようにリセットされる。フ
リップフロップ4Dの4Q出力は、フリップフロップが
セット状態となっている間、ORゲート46にHIGH
レベルの4Q出力を供給する。従って、ORゲート46
のゲート出力はHIGHレベルとなり、このHIGHレ
ベルのゲート出力によって、ANDゲート40は、動作
可能な状態となりANDゲート38は動作不能となる。
ANDゲート40は、HIGHレベルのパルス信号5I
GAに応じてHIGHレベルのゲート出力を発生する。
このため、フリップフロップ3Dは、ANDゲート40
のHIGHレベルのゲート出力によってセットされ、続
いて第6A図の時間T4で人力されるクロック信号CL
Kに応じて、HIGHレベルの3Q出力を発生する。こ
のHIGHレベルの3Q出力によって、ANDゲート4
0は、動作可能状態に維持され、ANDゲート38は動
作不能の状態に保持される。第6B図及び第6D図に示
すように、フリップフロップ3Dは、パルス信号5IG
AがHIGHレベルに維持されている間、セット状態に
に維持される。
一方、フリップフロップ4Dの4Q出力は、第6E図に
示すように、パルス信号5IGAの調整出力C0ND、
  5IGAとして機能し、フリップフロップ4Dがリ
セットされる時間T、でHIGHレベルに立ち上がり、
時間T4で立ち上がるHIGHレベルのクロック信号C
LKの立ち上がりまでHIGHレベルに維持される。ま
た、前述したように時間T4においては、第6F図に示
すように、フリップフロップ3Dの3Q出力がHIGH
レベルに立ち上がる。時間T、で、パルス信号5IGA
のレベルがLOWレベルに立ち下がると、前述したよう
にフリップフロップ3Dがリセットされ、時間T7で発
生されるHIGHレベルのクロック信号CLKによって
、3Q出力はLOWレベルに立ち下がる。この3Q出力
の立ち下がりに′rって、)<ルス信号S I G A
、 S I G 8位m関係の検出サイクルの終了が検
出される。
検出回路22の発生するパルス信号5IGBをクロック
に同期させる同期回路の構成は、上記した同期回路の構
成と同一である。即ち、この同期回路は、一対のAND
ゲート52.54、インバータ56、フリップフロップ
パッケイジ44の7リツプフロツプID、2D及び排他
ORゲートで構成するORゲート58で構成される。パ
ルス信号5IGBは。ANDゲート52.54のそれぞ
れの一方の入力に入力される。ANDゲート52.54
の出力は、それぞれフリップフロップID。
2Dのセット入力に接続されている。一方、フリップフ
ロップ2Dの出力2Qは、ORゲート48の一方の入力
に接続されている。この同期回路によって発生されるパ
ルス信号5IGBの調整出力C0ND、  5IGBの
信号波形は、パルス信号5IGBの信号波形ととともに
第6G図及び第6H図に示されている。即ち、時間T3
でパルス信号5IGBが立ち上がったのち、この時間T
、に続いて時間T4発生されるHIGHレベルのクロッ
ク信号CLKに応じて、調整出力C0ND、  5IG
BのレベルがHIGHレベルに立ち上がり、時間’rs
の次のHIGHレベルのクロック信号CLKの立ち上が
りまでHIGHレベルに維持される。
フリップフロップ2D、4Dの出力2Q、4Qは、それ
ぞれORゲート48に接続されており、調整出力C0N
D、S I GAとC0ND、S I GBをORゲー
ト48の入力に供給する。さらに、フリップフロップ4
Dの出力4Qは、フリップフロップ50のD入力に接続
されており、調整出力C0ND、S I GAを供給す
る。なお、フリップフロップ50に供給する入力は、調
整出力C0ND、5IGBとすることも可能である。O
Rゲート48に供給される入力は、いずれもクロック信
号に同期された信号となっているので、ゲートへのHI
GHレベル人力がない場合及びHIGHレベルの両ゲー
ト人力が同時にHIGHレベルとなった場合に、クロッ
ク信号がフリップフロップ50に入力されないものとな
る。これによって、パルス信号5IGA、5IGBの位
相の一致を容易に検出できるものとなる。即ち、ORゲ
ート48の出力は、ANDゲート60に与えられており
、このANDゲート60の出力がANDゲート62に与
えられているので、上記したいづれの場合においても、
いずれかのANDゲート60.62が非動作状態となっ
て、クロック信号CLKの反転信号CLK*クロック信
号がフリップフロップ50に供給されるのを阻止出来る
ようになっている。
なお、ANDゲート62の出力は、インバータ64を介
してフリップフロップ50のクロック人力Cに接続され
ている。
ここで、各検出サイクルの位相検出発振器20の動作が
パルス信号5IGA、5IGBの双方がHIGHレベル
となったときに起動されるものとすると、このときAN
Dゲート62の二つの入力の入力レベルはHIGHレベ
ルとなり、従って、ANDゲート62のゲート出力はH
IGHレベルとなる。つぎに、パルス信号5IGA、5
IGBの一方が、LOWレベルに立ち下がると、コンデ
ンサCIOによって微分され、排他ORげ−と64°に
よって反転された信号の立ち下がりによって、D−フリ
ップフロップ66がセットされて。
ANDゲート60は、フリップフロップ66のHIGH
レベルのセット出力によって動作可能な状態とされ、続
いて発生するHIHGレベルの調整出力C0ND、5I
GA又はC0ND、S I GBに応じてHIGHレベ
ルのゲート出力を発生する。
フリップフロップ66が、上記のセット状態となってい
るときにHIGHレベルの調整出力C0ND。
5IGA又はC0ND、5IGBが発生すると、クロッ
ク信号CLKが双方のフリップフロップ50.66に供
給される。検出サイクルにおいて、最初に発生するHI
GHレベルの調整出力が、C0ND、5IGAである場
合、フリッププロップ50はセットされ、一方、最初に
発生する調整出力がC0ND、5IGBである場合には
、フリップフロップ50はリセットされる。いづれの場
合においても、フリップフロップ66は、最初に発生し
た調整出力C0ND、5IGA又はC0ND。
5IGBの立ち下がりでリセットされ、次に発生する調
整出力にたいして位相検出回路が反応しないようにする
。勿論、最初のHIGHレベル調整出力として両パルス
信号5IGAと5IGB、61ii1時に立ち上がった
場合には、フリップフロップ66は、HIGHレベルに
維持される。
第7A図には、パルス信号5IGAのパルス信号5IG
Bの位相に対する回転ディスク12の回転に応じた位相
変化がしめされている。この第7A図において、横軸(
X軸)は、パルス信号5IGAと5IGBの信号位相が
一致する位置を示す。
一方、X軸より上の部分は、パルス信号5IGAの位相
がパルス信号5IGHの位相に対して進み壷を示し、X
軸より下の部分は、パルス信号5IGBの位相のパルス
信号5IGAに対する位相の進み量を示している。なお
、第7A図の単位は、散文の位相差で示されている。第
7A図より明らかなように、パルス信号5IGA及び5
IGBの位相差のプロットは、サイン波形に近似して周
期変化する。なお、プロットの波形は、回転ディスクの
検出歯14及び間隙15と検出コイルのコア16.17
の相対形状、距離、寸法等によって決定される。なお、
第7A図に示す周期変化プロットの一サイクルは回転デ
ィスク12の検出歯の一ピッチ分に対応するθ゛の角度
変位を示している。
なお、上記したように、各−サイクルのなかで、位相関
係の逆転は二回発生する。
第7B図は、第7A図の位相関係の変化に対応したフリ
ップフロップ50の出力Qの出力波形を示している。図
示の例においては、時間T0でパルス信号5IGAに位
相がパルス信号5IGBの位相に対して最初にクロック
信号の一周期分よりも大きな進み量となる。従って、フ
リップフロップ50のQ出力はHIGHレベルに立ち上
がり、入力りの人力レベルがLOWレベルで次のクロッ
ク信号が人力Cに人力されるまでの間、HIGHレベル
に維持される。この状態は、パルス信号5IGA%5I
GBの位相が最初に一致した直後及び調整出力C0ND
、S I GA%C0ND、5IGBの位相が一致した
直後に発生する。フリップスロップ50のQ出力は、パ
ルス信号5IGHの位相がパルス信号5IGAの位相に
対して進んだ状態から遅れた状態への遷移が発生した直
後の時間T0にHIGHレベルに立ち上がる。従って、
この時間T0及びTOにより回転ディスク12のそれぞ
れ角度θ離間した所定の角度位置と直接対応した基準タ
イミングを検出することが出来る。これらの基準タイミ
ングを周知の速度算出回路で用いて所望の要領で速度を
表示することが出来る。
なお、上記の構成において、上記の基準タイミングを示
す信号はディジタル信号であり、信号の振幅は検出歯と
検出コイル間の間隙Gの変動に対して、速度検出装置の
動作領域においてほとんど影響を受けないものとなる。
さらに、フリップフロップ50のQ出力は、抵抗iR9
を介してトランジスタ68のベースに接続されている。
トランジスタ68のエミッタは、接地されており、コレ
クタは抵抗器R8及び5■の直流電源に接続されている
。出力信号は、反転信号としてトランジスタ68のコレ
クタより出力される。
なお、上記の回路に対する電源供給回路は、第4図に示
すように、12Vの入力電源と、抵抗器R6と、分流用
5vツエナーダイオードCRIと、分流コンデンサC7
、C8、C9とによって構成され5vの定電圧を発生す
る定電圧源とによって構成されている。なお、第4図に
示す回路は、C0M5回路で構成することが可能である
。また、上記した定電圧源に用いるツェナーダイオード
を省略することも可能である。しかしながら、車両用の
電気回路にはノイズの混入が多いため、ツェナーダイオ
ードを用いることにより、ノイズ低減の効果が期待でき
るので、これを定電圧源に用いることが望ましい。
[発明の効果] 上記のように、本発明によれば、全速度域で高精度に動
作可能な速度検出装置を提供することが出来る。本発明
によれば、センサと回転ディスク間の間隙を比較的大き
く設定出来るとともに、信号の振幅の変動の少ない速度
検出装置を提供すること出来る。さらに、本発明によれ
ば、ディジタル動作をする回路を有し、しかも高精度で
、小型で、さらに廉価に製造可能な速度検出装置を提供
することが出来る。
なお、本発明は、上記の実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載した構成を満足する全ての構
成を包含するものである。例えば、上記に詳述した信号
調整回路に変えてアメリカ特許出順回240,783号
(同時出願の特許願(3)に記載した構成の信号調整回
路を用いることも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の好適実施例による速度検出装置の概
略を示すブロック図、 第2図は、本発明の実施例の変形例を示す部分斜視図、 第3図は、本発明の好適実施例による速度検出装置の取
り付は状態を示す側面図、 第4図は、第1図の速度検出装置の回路部分を詳細に示
す回路図、 第5A図乃至第5C図は、本実施例による検出装置の各
動作位置における信号の位相関係を示す波形図、 第6A図乃至第6H図は、第4図の回路の各部の信号波
形を示す波形図、 第7A図及び第7B図は、位相関係の変化と出力信号波
形の関係を示す図である。 F/θ6A CLK 回転χ句→ 手続補正書 (方式) 事件の表示 平成1年特許願第228164号 2゜ 発明の名称 速度検出装置 3゜ 補正をする者 事件との関係

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)外周に回転検出用の突起又は凹部を形成した回転
    デイスクと、 該回転デイスクの近傍に配設され、前記突起又は凹部と
    の位置関係に応じてインダクタンスを変化させる第一及
    び第二の検出要素と、 前記第一の検出要素を含み、該第一の検出要素のインダ
    クタンス変化に応じて周波数を変化する第一の出力信号
    を発生する発振器と、 前記発振器に接続され該発振器の発振出力によって駆動
    されるとともに、前記第二の検出要素を含み、前記第二
    の検出要素のインダクタンス変化に応じて周波数を変化
    する第二の出力信号を発生する検出回路とを有し、 前記第一及び第二の検出要素が、前記第一の出力信号と
    前記第二の出力信号間に信号位相差を設けるように相互
    に離間して配設され、 前記第二の出力信号の位相が第一の出力信号の位相に対
    して、回転デイスクの突起又は凹部位置におうじて位相
    を周期的に変化させるとともに、前記第一及び第二の出
    力信号の位相が所定の関係を検出して、出力間隔が回転
    デイスクの回転速度をしめす基準タイミング信号を発生
    する手段とによって構成したことを特徴とする速度検出
    装置。
  2. (2)前記第一及び第二の検出要素は、同一条件におい
    て同一にインダクタンスを持つように構成したことを特
    徴とする請求項第1項に記載の装置。
  3. (3)前記各第一及び第二の検出要素は、誘導コイルで
    形成され、該コイルは、強磁性体製のコアを有している
    請求項第1項又は第2項に記載の装置。
  4. (4)前記コアは、略C字状に形成され、その両端部が
    前記突起に対抗するように配設されていることを特徴と
    する請求項第3項に記載の装置。
  5. (5)前記コアの端部と前記突起のコア対向部との間の
    間隙が約0.050インチ以上に設定されている請求項
    第4項に記載の装置。
  6. (6)各コアは、両端部を回転デイスクの回転方向の異
    なる位置に配置している請求項第4項又は第5項に記載
    の装置。
  7. (7)前記コアの両端部間の距離は、前記突起又は凹部
    のピッチの正数倍に設定されている請求項第6項に記載
    の装置。
  8. (8)各コアは、回転デイスクの回転軸線と略平行に配
    設される請求項第1項乃至第4項のいずれかに記載の装
    置。
  9. (9)前記発振器と前記検出回路は、各検出サイクルに
    おいて、前記第一及び第二の出力信号の位相関係が逆転
    するように構成されている請求項第1項乃至第8項のい
    ずれかに記載の装置。
  10. (10)前記第一の出力信号と前記第二の出力信号の位
    相関係が所定の関係となることを検出する手段は、前記
    第一及び第二の出力信号の位相関係の逆転を検出回路に
    よって構成されている請求項第1項乃至第8項のいずれ
    かに記載の装置。
  11. (11)前記第一及び第二の出力信号は、デイジタル信
    号であり、前記位相関係の逆転を検出する回路は、前記
    第一及び第二の出力信号の順を検出するデイジタル論理
    回路で構成されている請求項第10項に記載の装置。
  12. (12)前記発振器と前記検出回路が、サイン波形信号
    を発生する位相手段と、前記サイン波形信号からデイジ
    タル波形の前記出力信号を発生する増幅手段とを有して
    いる請求項第11項に記載の装置。
  13. (13)前記発振器とを前記検出回路はそれぞれデイジ
    タル波形の前記第一及び第二の出力信号を発生し、前記
    基準タイミング信号もデジタル波形の信号である請求項
    第1項乃至第12項のいずれかに記載の装置。
JP1228164A 1988-09-02 1989-09-02 速度検出装置 Pending JPH02196965A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US240,782 1988-09-02
US07/240,782 US4947116A (en) 1988-09-02 1988-09-02 Inductive speed sensor employing phase shift

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02196965A true JPH02196965A (ja) 1990-08-03

Family

ID=22907924

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1228164A Pending JPH02196965A (ja) 1988-09-02 1989-09-02 速度検出装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4947116A (ja)
EP (1) EP0359422B1 (ja)
JP (1) JPH02196965A (ja)
DE (1) DE68900924D1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111684288A (zh) * 2018-02-09 2020-09-18 克诺尔商用车制动***有限公司 用于借助电感式速度传感器确定速度的方法和装置

Families Citing this family (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2242528A (en) * 1990-03-30 1991-10-02 De La Rue Syst Movement monitor with detent-torque countering arrangement
US5352974A (en) * 1992-08-14 1994-10-04 Zircon Corporation Stud sensor with digital averager and dual sensitivity
JPH08166397A (ja) * 1994-05-26 1996-06-25 Knorr Bremse Syst Fur Nutzfahrzeuge Gmbh 回転速度検出方法及び装置
US5543799A (en) * 1994-09-02 1996-08-06 Zircon Corporation Swept range gate radar system for detection of nearby objects
US5905455A (en) * 1995-08-11 1999-05-18 Zircon Corporation Dual transmitter visual display system
US5917314A (en) 1996-08-08 1999-06-29 Zircon Corporation Electronic wall-stud sensor with three capacitive elements
BR9905263A (pt) * 1999-09-30 2001-06-12 Elevadores Atlas S A Sensor de posição pela permanência magnética
US20040061493A1 (en) * 2001-09-25 2004-04-01 Keith Fishburn Tone wheel
US6642709B2 (en) * 2001-10-17 2003-11-04 A.J. Rose Manufacturing Co. Signal wheel for generating rotational position signal
US20030214184A1 (en) * 2002-05-16 2003-11-20 Taneyhill David J. Dual coil variable reluctance wheel speed sensor
US7013570B2 (en) 2003-06-18 2006-03-21 Irwin-Industrial Tool Company Stud finder
US7116091B2 (en) * 2004-03-04 2006-10-03 Zircon Corporation Ratiometric stud sensing
US7148703B2 (en) * 2004-05-14 2006-12-12 Zircon Corporation Auto-deep scan for capacitive sensing
US7487596B2 (en) 2004-06-25 2009-02-10 Irwin Industrial Tool Company Laser line projected on an edge of a surface
US7178250B2 (en) 2004-07-21 2007-02-20 Irwin Industrial Tool Company Intersecting laser line generating device
DE102007033745B4 (de) * 2007-07-19 2014-07-24 Zf Friedrichshafen Ag Induktive Drehzahlerkennung
US7844371B2 (en) * 2008-01-03 2010-11-30 Hamilton Sundstrand Corporation Failsafe remote data concentrator
US9297685B2 (en) * 2009-01-09 2016-03-29 Hamilton Sundstrand Corporation Robust oil level sensor
JP5341832B2 (ja) 2010-07-08 2013-11-13 愛三工業株式会社 回転位置センサ
FR2988362B1 (fr) * 2012-03-20 2014-09-19 Alstom Transport Sa Procede de controle du fonctionnement d'un systeme de positionnement d'un train
GB2524061B (en) 2014-03-13 2018-08-29 Salunda Ltd Sensor arrangement for a rotatable element
USD820748S1 (en) 2016-12-16 2018-06-19 A.J. Rose Manufacturing Co. Tone wheel
USD819530S1 (en) 2016-12-16 2018-06-05 A.J. Rose Manufacturing Co. Tone wheel
USD839804S1 (en) 2017-08-09 2019-02-05 A.J. Rose Manufacturing Co. Tone wheel
USD839156S1 (en) 2017-08-09 2019-01-29 A.J. Rose Manufacturing Co. Tone wheel
US11262375B2 (en) * 2019-12-12 2022-03-01 Bendix Commercial Vehicle Systems Llc System and method for determining the speed and direction of rotation of a vehicle wheel
TWI806228B (zh) * 2021-11-08 2023-06-21 財團法人工業技術研究院 用於高速旋轉機械的感測器裝置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3641535A (en) * 1969-05-13 1972-02-08 Bendix Corp Positioning apparatus employing a magnetized screw thread
US3758858A (en) * 1970-06-05 1973-09-11 Roberts F Electronic tachometer
US3716787A (en) * 1970-11-27 1973-02-13 Westinghouse Air Brake Co Apparatus for monitoring speed utilizing a tuned circuit whose phase changes in proportional to speed
US3721821A (en) * 1970-12-14 1973-03-20 Abex Corp Railway wheel sensor
US3728565A (en) * 1971-07-21 1973-04-17 Eaton Corp Device for sensing the direction and speed of a shaft
US3750128A (en) * 1972-02-07 1973-07-31 Itt Pulse generator
US4161693A (en) * 1977-03-09 1979-07-17 Airpax Electronics, Inc. Clamped input common mode rejection amplifier
WO1981002345A1 (en) * 1980-02-04 1981-08-20 Caterpillar Tractor Co Velocity sensing system
DE3543058C2 (de) * 1985-12-05 1997-02-13 Teves Gmbh Alfred Verfahren und Schaltungsanordnung zur Aufbereitung eines Sensorsignals

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111684288A (zh) * 2018-02-09 2020-09-18 克诺尔商用车制动***有限公司 用于借助电感式速度传感器确定速度的方法和装置
CN111684288B (zh) * 2018-02-09 2022-03-29 克诺尔商用车制动***有限公司 用于借助电感式速度传感器确定速度的方法和装置

Also Published As

Publication number Publication date
DE68900924D1 (de) 1992-04-09
US4947116A (en) 1990-08-07
EP0359422B1 (en) 1992-03-04
EP0359422A1 (en) 1990-03-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02196965A (ja) 速度検出装置
US4626781A (en) Device for detecting the speed of rotation and/or an angle of rotation of a shaft
US6661220B1 (en) Antenna transponder configuration for angle measurement and data transmission
CA2141154C (en) Device for measuring rotary speed of a rotating member
EP0217640A2 (en) A torque sensor of the non-contact type
JPS636801B2 (ja)
JPH02290562A (ja) ヒステリシス回路を備えた速度検出装置
JPH05113302A (ja) 誘導式近接センサおよび直線または回転式測定トランスジユーサ
JPH038900B2 (ja)
JPH0542630B2 (ja)
JP2014092418A (ja) 位置検出センサおよび位置検出装置
US5471361A (en) Vehicle wheel sensors, and method of converting a sine wave signal in a counting or measuring device
JPH0432970B2 (ja)
JPH0933204A (ja) 導電性リアクションレールとそれに対して相対的に動く機能面との間隔を確実に測定する測定方法及びこの方法に適したセンサ
JPS6093327A (ja) トルク検出器
JP2011226877A (ja) 位置センサ
EP0571886A1 (en) Apparatus for measuring angular acceleration
JPS61292014A (ja) 位置検出器
JPH0886796A (ja) 回転速度検出装置
JP3306620B2 (ja) 位置検出センサおよび移動距離検出システム
JPH11173872A (ja) リニアレゾルバ信号発生方法及びリニアレゾルバ
JPH0943260A (ja) Mr素子式回転センサ
JPH10126241A (ja) 近接検出装置
US20030214184A1 (en) Dual coil variable reluctance wheel speed sensor
JP4382929B2 (ja) 相対回転角度検出装置の測定回路