JPH0219463Y2 - - Google Patents

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JPH0219463Y2
JPH0219463Y2 JP444483U JP444483U JPH0219463Y2 JP H0219463 Y2 JPH0219463 Y2 JP H0219463Y2 JP 444483 U JP444483 U JP 444483U JP 444483 U JP444483 U JP 444483U JP H0219463 Y2 JPH0219463 Y2 JP H0219463Y2
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JP
Japan
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hole
building
columnar body
smoke exhaust
ventilation
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JP444483U
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JPS59111238U (ja
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  • Incineration Of Waste (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、1個の柱状体によつて換気、排水並
びに排煙を行うようにした煙突装置に関するもの
である。
従来、煙の排出には、建物より煙突を突出し、
これにストーブ、風呂釜、炊事具の煙突は夫々設
け、そして部屋の換気には換気扇を設けた換気孔
を設けたり、途中に換気扇を設けた換気管を設け
たり、屋根上の排水は、屋根上に受け口を設けて
パイプによつて外部に排水しており、それぞれの
パイプや設備を有して、資材も多く必要であり、
施工に時間がかゝり技術も必要とし、高価となる
欠点があつた。そこで、本考案は、建物の内部に
貫通して上部を外部に突出するか、建物の外部に
添つて柱状体を設け、その内部に排煙孔、換気
孔、排水孔を形成し、ストーブ、風呂釜、炊事具
等の火器の排気管を排煙孔に連通し、各部屋、天
井、便所、浴室等を換気孔に連通し、屋根は柱状
体に向つて低くなるように形成して排水孔に連通
するか、屋根の一点に向つて低くなるようにし、
そこからパイプによつて排水孔に連通するように
したことにより、1本の柱状体に全て包括してい
るので、建物内を有効に使用でき、資材も少く施
工が迅速で安価にでき、建物の囲りに雪下しをす
ることがなく道路の邪摩にならず、前記の欠点を
解消したものである。
その構造を図面について説明するに、Aは建
物、1はコンクリートによつて形成されている柱
状体であつて、現場打によつて形成するものと、
予め工場にてブロツクに製作しておき現場にて積
上げ、上下を連結して一体化するものとがある。
ブロツクによるものは第2図に示したように相隣
側板3,3を直角状とし、上下に方形板4,4を
一体とした連結金具2を4隅の上下端に埋込み、
上下の連結金具2,2間は内部に埋設した鉄筋と
連結している。そのようにした数個ブロツクの上
下面並びに基礎コンクリートの上面とを突合せ、
連結金具2,2をボルト・ナツト5によつて連結
し、その内部にモルタルを充填するか、或は第3
図に示したように、ブロツクの上面4隅に内部に
埋設された鉄筋6を突出させ、下面の4隅に切欠
部7を設け、この内部に鉄筋6の下端を突出させ
たものとし、このようにしたブロツクを基礎コン
クリート上に積重ね、上下の鉄筋6,6の重複ま
たは突合せ部を溶接し、内部にモルタルを充填し
て断面L形の蓋8を嵌合するものである。9は柱
状体1に設けた排煙孔であつて、上管10を埋込
んで形成することもある。11は換気孔、12は
排水孔であつて排煙孔9の近くに形成されてい
る。排煙孔9には、ストーブ13、風呂釜14等
の排気管15と連結し、換気孔11は部屋16、
台所17、浴室18、床下19、便所20、天井
21等と連通し、22は屋根であつて柱状体1を
建物A内に貫通して設けた場合は、柱状体1に向
つて傾斜状とし、排水孔12に連通するように形
成する。また、柱状体1を建物Aの外部に添つて
形成した場合は、屋根22の一点に向つて傾斜状
とし、その下部よりパイプによつて排水孔12に
連通するようにし、排水孔12の下端は下水道に
連通するように形成したものである。
本考案は前記のような構造であるので、ストー
ブ13や風呂釜14等の排煙は排煙孔9内を通つ
て外部に排出されるが、そのとき排煙は相当量の
熱をもつており、柱状体1が加熱される。柱状体
1が加熱されることによつて換気孔11内の空気
も加熱され、上昇気流が生じる。上昇気流が生ず
ることにより換気孔11に通じている各部屋16
や、天井21、床下19、台所17、浴室18、
便所20等の内部の空気が吸収され、それらの室
内の換気が自然に行われる。また、柱状体1は加
熱されているので、柱状体1が建物Aの内部を貫
通しているときは、その熱によつて、各室内を暖
めることにもなり、暖房費を節約できるものであ
る。また、屋根22は柱状体1に向つて傾斜状と
なつているか、屋根22の一点に向つて傾斜し、
そこよりパイプによつて排水孔12に連通してい
ると、屋根22に積つた雪は建物Aの熱によつて
解けて排水孔12より外部に排水されるものであ
り、雪下しして道路の交通の妨げたり、隣家との
トラブル等を生じないようにすることができる。
そして本考案は柱状体1に排煙孔9、換気孔1
1、排水孔12を全て包括しているので建物内を
有効に使用でき資材も少なくてすみ換気扇も必要
でなく、施工が迅速で安価にできる等の効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであつて、
その第1図は本考案の断面図、第2図、第3図は
柱状体をブロツクとし、それらの連結状態を示し
た斜視図である。 A……建物、1……柱状体、9……排煙孔、1
1……換気孔、12……排水孔、13……ストー
ブ、14……風呂釜、15……排気管、16……
部屋、18……浴室、19……床下、20……便
所、21……天井、22……屋根である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンクリートによつて形成した柱状体1を建物
    Aの内部に貫通して設け、その上部を外部に突出
    するか、建物Aの外部に添つて設け、その柱状体
    1に排煙孔9と、その周囲に換気孔11と排水孔
    12等を形成し、ストーブ13、風呂釜14等の
    排気管15を排煙孔9に連通し、建物Aの各部屋
    16、天井21、便所20、床下19浴室18等
    を換気孔11に連通し、屋根22は、柱状体1に
    向つて低くなるように形成して排水孔12に連通
    するか、中央に向つて低くなるようにし、そこか
    らパイプによつて排水孔12に連通するようにし
    たことを特徴とした煙突装置。
JP444483U 1983-01-17 1983-01-17 煙突装置 Granted JPS59111238U (ja)

Priority Applications (1)

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JP444483U JPS59111238U (ja) 1983-01-17 1983-01-17 煙突装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP444483U JPS59111238U (ja) 1983-01-17 1983-01-17 煙突装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59111238U JPS59111238U (ja) 1984-07-27
JPH0219463Y2 true JPH0219463Y2 (ja) 1990-05-29

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ID=30136042

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JP444483U Granted JPS59111238U (ja) 1983-01-17 1983-01-17 煙突装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59210152A (ja) * 1983-05-13 1984-11-28 鹿島建設株式会社 建築物の排気方法

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Publication number Publication date
JPS59111238U (ja) 1984-07-27

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