JPH02192596A - プラスチックチューブ熱交換器 - Google Patents

プラスチックチューブ熱交換器

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Publication number
JPH02192596A
JPH02192596A JP1152689A JP1152689A JPH02192596A JP H02192596 A JPH02192596 A JP H02192596A JP 1152689 A JP1152689 A JP 1152689A JP 1152689 A JP1152689 A JP 1152689A JP H02192596 A JPH02192596 A JP H02192596A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plastic
tube
tubes
bundle
heat exchanger
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1152689A
Other languages
English (en)
Inventor
Takumi Sato
匠 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Junkosha Co Ltd
Original Assignee
Junkosha Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Junkosha Co Ltd filed Critical Junkosha Co Ltd
Priority to JP1152689A priority Critical patent/JPH02192596A/ja
Publication of JPH02192596A publication Critical patent/JPH02192596A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ガス透過防止層を有するプラスチックチュ
ーブ熱交換器に関する。
〔従来の技術〕
従来のプラスチックチューブ熱交換器は、多数本のプラ
スチックチューブを集束してプラスチックチューブ束1
となし、このチューブ束の両端部にプラスチックスリー
ブ2を嵌装し、チューブ束1と共に熱融着してハニカム
状端部3を形成したものであって(第2図参照)、これ
らを例えば第3図に示すように投込型に形成して熱交換
すべき槽中に浸漬し、一方のハニカム状端部から他方の
ハニカム状端部へ高温流体又は冷却流体を流通せしめて
槽中の流体と熱交換を行わせるようにしたものや、第4
図に示すように耐蝕金属円筒4中に装着して金属円筒中
の流体と熱交換を行わせるようにしたものである。
そして、このようなプラスチックチューブは熱交換すべ
き流体によって侵食されたり、あるいはプラスチックチ
ューブ自体が流体中に溶出しないように、通常、弗素系
樹脂のプラスチックチューブが使用されていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような弗素系樹脂のプラスチックチ
ューブであっても、プラスチックの一般的な性質である
ガス透過性があるため、フレオン等の使用には不都合が
生じる。また例えば高温のスチームで超純水を加熱する
場合も、スチームがチューブ壁を透過し、純水に混入し
てその純度を低下せしめる可能性があるために、このよ
うな用途にも使用できないといった問題があった。
この発明は、このような従来の問題点にかんがみてなさ
れたものであって、プラスチックチューブにガス透過遮
断層を形成することにより、上記問題点を解決すること
を目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、ガス透過遮断層を設けたプラスチックチュ
ーブを多数本集束してチューブ束となし、このチューブ
束の両端部にプラスチックスリーブを嵌装し、該チュー
ブ束と共に一体結着してハニカム状端部を形成したプラ
スチックチューブ熱交換器としたものである。
〔作用〕
この発明は、上記のような構成となっていて、プラスチ
ックチューブの内周面又は外周面にガス透過遮断層を設
けるか、あるいは該チューブの管壁内等にガス透過遮断
層を設けたプラスチックチューブ熱交換器としであるの
で、投込型として使用した場合、その一方のハニカム状
端部から他方のハニカム状端部へ高温流体又は冷却流体
を例えばフレオンやスチーム等のガス状として流通させ
ても、これらのガスはチューブを透過しないので、この
熱交換器により加熱又は冷却すべき流体内へ熱交換器内
のガスが浸出して混入することは生じない。又、シェル
アンドチューブ型として使用した場合は、シェル内のフ
レオンやスチーム等が熱交換すべき流体の流れるチュー
ブ内へ逆に浸入して混入することも生じない。
(実施例〕 以下、この発明を図面に基づいて説明する。第1図は、
第2図に示したようなチューブ束lを構成するプラスチ
ックスリーブの1本を示すものであって、第1図(a)
はプラスチックチューブの管壁内部にガス透過遮断層を
埋設した場合を示す。図において11は弗素系樹脂、例
えばPFA(四弗化エチレン−パーフルオロアルキルビ
ニルエーテル共重合体)を素材とするチューブであって
、12はこのチューブ11の外周面に比較的展延性に冨
む銀、銅、ハンダ等をめっきして形成した金属めっき皮
膜であり、13はこの皮膜12を保護するために被覆さ
れたPFA等を素材とするアウターカバーである。
本発明は、このように形成したプラスチックチューブを
多数本集束して第2図に示したプラスチックチューブ束
lとし、従来例と同様にしてハニカム状端末を形成した
プラスチックチューブ熱交換器であって、第3図に示し
た投込型、あるいは第4図に示したシェルアンドチュー
ブ型として使用することができる。なお、この例におい
て金属めっきの代わりに金属テープをチューブ11の外
周面に捲着してもよい。このように構成したプラスチッ
ク熱交換器は、投込型(第3図)として使用する場合、
チューブ内を流通する熱媒体としてのフレオン、スチー
ム、塩化水素等のガスは金属膜12によって透過を防止
されるため、熱交換を受ける槽内の流体を汚染すること
はない。さらにシェルチューブ型(第4図)として使用
しても、シェル(金属円筒4)側を流通する上記熱媒体
のチューブ内への透過も防止される。このように、金属
膜12をガス透過遮断層とした場合には、金属膜12の
熱伝導性が良いために熱交換効率が向上するという効果
もある。
また、使用条件によっては、上記実施例における金属膜
12の代わりに、例えばポリビニルアルコール系共重合
体やポリ塩化ビニリデンやポリ弗化ビニリデン等のガス
透過性の極めて小さい合成樹脂を使用することもできる
。第1図(b)はこのような合成樹脂層14をチューブ
11の内周面に層成したものであって、これは投込型(
第3図)としてチューブ内に熱媒体を流通させる場合の
熱交換器として有利である。第1図(C)は上記の合成
樹脂N14をチューブ11の外周面に層成したものであ
って、これはシェルチューブ型(第4図)として、金属
円筒4側に熱媒体を流通させ、熱交換される流体をチュ
ーブ内に流通させる場合の熱交換器として有利である。
すなわち、第1図[有])の場合は熱媒体がチューブ外
へ透過し難く、第1図(C)の場合は、熱媒体がチュー
ブ内へ透過し難い。
以上のように、使用条件が厳密でない場合は、第1図(
b)、 (C)に示したようなチューブで構成したプラ
スチックチューブ熱交換器は製造工程が簡単で、ガス透
過防止効果を有するものとすることができる。また使用
条件が厳密な場合は第1図(a)に示すようにガス透過
遮断層が管壁内に完全に埋設したチューブで構成し、さ
らにチューブ束のハニカム端部の端面に前記PFA粉末
を熱融着して金属膜端を被覆すれば、ガス透過を完全に
防止するとともに金属の溶出等も防止したプラスチック
チューブ熱交換器とすることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、従来に比べて著
しく熱媒体に対するガス透過防止性が改善されるため、
例えばスチームによる超純水の加熱が可能となり、また
フレオンガスの熱交換にも直接使用できる等の効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は・本発明に係るプラスチックチューブ熱交換器
を構成するチューブの構造を示す斜視図であって、同図
(a)はチューブ管壁内に金属膜を埋設したもの、同図
(b)はチューブの内周面にガス透過性の極めて小さい
合成樹脂を層成したもの、同図(C)は該合成樹脂をチ
ューブの外周面に層成したものを示す。第2図はプラス
チックチューブ熱交換器のハニカム状端部の斜視図、第
3図は投込型プラスチックチューブ熱交換器の外形図、
第4図はシェルチューブ型プラスチックチューブ熱交換
器の断面図である。 1.11・・・・・・プラスチックチューブ、2・・・
・・・プラスチックスリーブ、3・・・・・・ハニカム
状端部、12.14・・・・・・ガス透過遮断層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ガス透過遮断層を設けたプラスチックチューブを
    多数本集束してチューブ束となし、このチューブ束の両
    端部にプラスチックスリーブを嵌装し、該チューブ束と
    共に一体結着してハニカム状端部を形成したことを特徴
    とするプラスチックチューブ熱交換器。
JP1152689A 1989-01-20 1989-01-20 プラスチックチューブ熱交換器 Pending JPH02192596A (ja)

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JP1152689A JPH02192596A (ja) 1989-01-20 1989-01-20 プラスチックチューブ熱交換器

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105711051A (zh) * 2014-08-08 2016-06-29 聚携化工新材料科技(上海)有限公司 一种耐高温耐腐蚀换热管材的制备方法

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CN105711051A (zh) * 2014-08-08 2016-06-29 聚携化工新材料科技(上海)有限公司 一种耐高温耐腐蚀换热管材的制备方法

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