JPH02191970A - デジタルカラー複写機 - Google Patents

デジタルカラー複写機

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JPH02191970A
JPH02191970A JP1274426A JP27442689A JPH02191970A JP H02191970 A JPH02191970 A JP H02191970A JP 1274426 A JP1274426 A JP 1274426A JP 27442689 A JP27442689 A JP 27442689A JP H02191970 A JPH02191970 A JP H02191970A
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JP
Japan
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image
mosaic monitor
memory
mode
mosaic
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Pending
Application number
JP1274426A
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English (en)
Inventor
Toshio Tsuboi
壺井 俊雄
Shigeru Moriya
茂 守家
Keiji Nakatani
中谷 啓二
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、モザイクモニタ機能を有するデジタルカラー
複写機に関する。
(従来の技術) デジタルカラー複写機は、カラー撮像素子を用いて原稿
を読み取り印字出力信号に変換する読取部と、この印字
出力信号に対応してペーパーに電子写真法により画像を
印字するプリンタ部とからなり、複数色の印字出力を行
う場合、読取部による原稿の読み取りと同一のペーパー
へのプリンタ部による画像の印字を各色ごとに面順次で
行う。
読取部は、一般にマスキング回路を備えており、出力装
置(プリンタ等)の印字特性に合わせて色補正された信
号を生成する。
この様にして色補正された画像が印字されるわけである
が、マスキング回路は原稿上の全ての色について、原稿
とコピーの間の色差を非常に小さく抑えることは困難で
ある。従ってコピーを原稿として複写した場合には原稿
と著しく色調が変わってしまう場合がある。
ところが、ある限られた色範囲においては、色調整(カ
ラーバランス)を行えば比較的色調変化が小さく抑えら
れる。
しかし、従来は色調整ごとにコピーをとってみてカット
アンドトライにより色調整が行われており、調整回数×
印字色数分のスキャンを繰り返すことになり、時間的に
も、コスト的にも無駄があった。
そこで、本出願人は、先の出願において色補正に要する
時間とコストを低減させるための色調整選択方式(以下
、モザイクモニタと呼ぶ)を提案した(特願昭63−5
9044号等)。この方式では、特定領域を設定する手
段によって、使用者が特に色再現を重視したい部分(た
とえば顔)を含む領域(注目領域)が設定され、注目領
域の画像データは画像メモリ手段に記憶される。次に、
画像メモリ手段から読み出された画像データに対して所
定の種々の異なる色補正レベルで色補正が行われ、これ
らが同一用紙上の異なる位置にl印字工程で印字される
。使用者は1枚の用紙に複写された互いに異なる色調の
複数の注目領域の画像(モザイクモニタ画像)の中から
、最も原稿画像の色に近い画像、又は使用者の好みの色
の画像を選択する。
次に、選択された画像の色補正レベル値に基づき原稿全
体のコピーが行われる。こうして、使用者の希望する色
調整を施したコピーが容易に得られることになる。
(発明が解決しようとする課題) モザイクモニタにより使用者の希望する色調整のコピー
が容易にとれるようになった。
しかし、希望する色調の画像をモザイクモニタ画像の中
から選択することは、時によって時間がかかるものであ
る。そのような場合、選択の前に他の原稿の複写を行う
ためモザイクモニタモードをクリアして初期モードに戻
るようにすると、その後に希望の画像を選択するために
結局モザイクモニタモードの設定を最初から行わなけれ
ばならず、モザイクモニタモードの使用者に不便である
また、選択があるまで複写機の使用を禁止すると、他の
使用者にとって不便である。
本発明の目的は、使い勝手のよいモザイクモニタモード
を備えたデジタルカラー複写機を提供することである。
(課題を解決するための手段) 本発明に係るデジタルカラー複写機は、原稿画像の中の
ある領域の画像データを記憶し、この画像データに対し
それぞれ異なる色補正演算を施して複数の画像を同一紙
上の異なる位置に印字し、この複数の画像の中から使用
者が希望画像を選択するモザイクモニタモードを備えた
デジタルカラー複写機において、モザイクモニタモード
の各設定値を記憶する記憶手段と、モザイクモニタモー
ドへの復帰を指示する復帰指示手段と、希望画像を選択
する選択入力がない状態でモザイクモニタモードの各設
定値を記憶手段に退避させ、復帰指示手段による復帰指
示の入力があると、記憶手段から設定値を読出しモザイ
クモニタモードに復帰し、希望画像を選択可能にするモ
ザイクモニタ制御手段と、記憶手段に設定値が記憶され
ている状態でモザイクモニタモードを選択する入力があ
ったときにモザイクモニタモードの選択を禁止する選択
禁止手段を備えることを特徴とする。
(作 用) たとえば、複数の画像(モザイクモニタ画像)の印字出
力の後に希望画像の選択がないときなどは、記憶手段に
モザイクモニタモードの各設定値を退避した後、記憶手
段に設定値が記憶されている場合は、選択禁止手段によ
り新たなモザイクモニタモードの選択を受は付けない。
所定の時間の経過後の希望画像の選択の際には、記憶手
段の記憶内容を読み出してモザイクモニタモードに復帰
し、直ちに希望画像の選択を行える。
(実施例) 以下、添付の図面を参照して本発明の実施例を次の順序
で説明する。
(a)デジタルカラー複写機の構成 (b)モザイクモニタ (C)画調設定回路 (d)登録画像メモリ回路 (e)モザイクモニタにおける設定値記憶と希望画像選
択 (f)モザイクモニタモードに係る複写機制御のフロー 本発明に特に関連するのは、(e)節及び関連する説明
である。
(a)デジタルカラー複写機の構成 本発明に係るデジタルカラー複写機は撮像素子を用いて
原稿を読み取り2値の印字出力信号に変換する読取部と
、この印字出力信号に対応してペーパーに電子写真法に
より画像を印字するプリンタ部とからなる。複数色の印
字出力を行う場合、各色ごとに読取部による原稿の読み
取りと同一のペーパーへのプリンタ部による画像の印字
を面順次で行う。
第1図に本発明の実施例に係るデジタルカラー複写機の
全体構成を示す。
スキャナlOは、原稿を照射する露光ランプ12、原稿
からの反射光を集光するロッドレンズアレー13及び、
集光された光を電気信号に変換する密着型のCODカラ
ーセンサ(イメージセンサ)14を備えている。スキャ
ナIOは、原稿読取時にはモーター11により駆動され
て矢印方向に移動し、プラテン15上に載置された原稿
を走査する。光源12で照射された原稿面の画像は、C
CDカラーセンサ14で光電変換される。
CCDカラーセンサ14により得られたR、G。
Bの電気信号(多値)は、読取信号処理部20により、
イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのいずれかの印
字出力信号(2値)に変換され、バッファメモリ30に
記憶される。プリントヘッド部31では、バッファメモ
リ30からのm字信号に従い、LDドライブ回路32が
半導体レーザ(LD)33を点滅させる(第2図参照)
半導体レーザ33の発生するレーザビームは、第1図に
示す様に、反射鏡34を介して、回転駆動される感光体
ドラム41を露光する。これにより感光体ドラム41の
感光体上に原稿の画像が描かれる。感光体ドラム41は
、l複写ごとに露光を受ける前にイレーザランプ42で
照射され、帯電チャージャ43により帯電され、さらに
サブイレーザランプ44で照射されている。この状旭で
露光を受けると、感光体ドラム41上に、静電潜像が形
成される。イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのト
ナー現像器45a〜45dのうちいずれか一つだけが選
択され、感光体ドラム上の静電潜像を現像する。現像さ
れた像は転写チャージャ46により転写ドラム51上に
巻きつけられたペーパーに転写される。
通常は、この様な印字過程をイエロー、マゼンタ、シア
ン及びブラックについて繰り返す。このとき感光体ドラ
ム41と転写ドラム51の動作に同期してスキャナlO
はスキャン動作を繰り返す。
その後、分離爪47を作動させることによってペーパー
が転写ドラム51から分離され、定着装置48を通って
定着され、排紙トレー49に排紙される。
なお、ペーパーは、用紙カセット50より給紙され、転
写ドラム51上のチャッキング機構52によりその先端
がチャッキングされ、転写時に位置ずれが生じない様に
している。
次に第2図により、CCDカラーセンサ14の出力信号
を処理して2値印字信号を出力する信号処理部20につ
いて説明する。
通常の画像を出力する場合、CCDカラーセンサ14に
より光電変換された画像信号は、ログアンプ21で画像
濃度に変換され、次にA/D変換器22でデジタル値(
多値)に変換される。この多値変換されたR、G、Bの
画像信号は、シェーディング補正回路23で、シェーデ
ィング補正がされる。モザイクモニタモードなとでは、
シェーディング補正された信号は、登録画像メモリ回路
1に記憶される。通常のカラー画像を出力する場合には
、登録画像メモリ回路lはキャンセルされ、シェーディ
ング補正された信号は、マスキング処理回路24に送ら
れる。
以上の処理は、R,G、Bの3色が並列に処理される。
次にマスキング処理回路24は、面順次で印字するため
、3人力信号よりいずれかの印字色(イエロー、マゼン
タ、シアン、ブラ・ンクのいずれか)の信号を印字トナ
ーの特性にあわせて生成する。いずれの印字色に関する
信号を生成するかは、CPU25からの制御信号により
決定される。マスキング処理回路24内には、下色除去
回路及び墨加刷量発生回路が設けられ、黒スキャンの際
は墨量を発生する。モザイクモニタモードや通常のモー
ドで色調整を変更する場合は印字信号は画調設定回路2
で色補正が行われる。通常の画像の場合は、画調設定回
路2はキャンセルされ、色補正は行わない。電気変倍回
路26は、マスキング処理回路24又は画調設定回路2
からの信号を電気的に処理して主走査方向の変倍を電気
的に行うものであり、その手法は、周知であるのでここ
では説明を省略する。一方、副走査方向の変倍は、原稿
とスキャナ10の相対運動の速度を可変にすることによ
って実現できる。
中間調処理回路27は、電気変倍回路26よりの信号を
2値化処理して2値の擬似中間調信号を生成し、バッフ
ァメモリ30に送る。LDドライブ回路32は、バッフ
ァメモリ30からの擬似中間調信号に対応して半導体レ
ーザ33を駆動してレーザビームを出射させる。
なお、クロック発生器28は、CODカラーセンサ14
の読取りと各回路の画像データ処理の同期をとるための
水平同期信号H5yncとクロック信号CKAを発生す
る。また、変倍用副走査クロック発生器29は、CPU
25からの信号に応じて登録画像メモリ回路lへの割込
信号である変倍用副走査クロックを発生する。
また、CPU25における電子写真プロセス、操作パネ
ル等の制御の入出力については、後に第6図を用いて説
明する。
信号処理部20内において、画像データは第3図の様な
タイミングで処理されている。ここで水平同期信号H5
ync及びクロック信号CKAは、クロック発生器28
にて発生され、CODカラーセンサ14からのR,G、
Bの画像データは、クロックCKAに同期してシリアル
に流れる(図において画像データの数字は主走査方向の
アドレスを示す。)。水平同期信号H5yncが発生す
る度に、主走査方向のラインnが更新される。即ちスキ
ャナlOは副走査方向に単位距離だけ進んだことになる
このデジタルカラー複写機は、モザイクモニタとよばれ
る色調整機能とスーパーインポーズ機能を備えている。
両機能とも画像データを記憶するメモリを必要とし、ま
た、画像処理も共通する点が多いため、画像登録・読出
用の登録画像メモリ回路lと色調整用の画調設定回路2
とを共用し、CPU25により制御して両機能を実現す
る。なお、スーパーインポーズ機能については、本出願
人による別の出願に開示されているので、詳細な説明を
省略する。
第4図は、複写機の上面に設けられた操作パネル70の
各種キーなどの配列を示す図である。
操作パネル70には、複写動作をスタートさせるための
プリント開始キー71割込複写を指定する割込キー72
、クリア・ストップキー73、オールリセットキー74
、テンキー75、セ・ノドキー76、キャンセルキー7
7、各種ファンクションキー78〜81.後述する領域
を設定するためのジョグダイアル82.83、領域を設
定するために原稿画像を表示するとともに各種のメツセ
ージを表示する液晶などからなる表示部84が設けられ
ている。ここで、ファンクションキー78゜79.80
.81は、それぞれ、モザイクモニタ選択キー、スーパ
ーインポーズモード選択キー濃度補正キー、モザイクモ
ニタモードメモリ読出キーである。なお、オールリセッ
トキー74は、モードメモリ36の内容の消去にも用い
られる。
後に説明するモザイクモニタモードにおける注目領域な
どの領域の設定は次のように行う。たとえば注目領域の
設定の場合、第5図に示すように、原稿をプラテン15
に載置し、スキャナ10により予備スキャンを行うこと
によって、操作バネル70の表示部84の原稿領域ED
i:原稿画像が大まかに表示される。縦横の指示線LP
Y、LPXの交点が領域EAの中心となる。ジョグダイ
アル82.83を操作すると、これらの指示線がそれぞ
れ左右又は上下に移動するので、これによって領域EA
を定め、セットキー76を押すことによってその注目領
域が設定される。
画像処理部20を制御するCPU25は、第6図に示す
ように操作パネル70とプリント動作も制御する。CP
U25は、ROM35、モードメモリ(RAM)36、
ワークエリアであるメモリ(RAM)37および操作パ
ネル入出力部38に接続される。モードメモリ36は、
後に説明するように、モザイクモニタモードのオートク
リア時にモザイクモニタモードのデータを記憶する。ま
た、操作パネル入出力部38は、操作パネル70の各種
キー71〜83および表示部84に接続される。さらに
、CPU25は、後に説明するタイマ(T)40からの
タイムアツプ信号を受信する。
なお、CPU25は、入出力部39を介して複写動作の
制御に用いる用紙センサ54、トナーセンサ55および
温度センサ56(A/D変換器57を介して)に接続さ
れ、ドライバ58を介して複写用のモータ59を駆動す
る。
(b)モザイクモニタ モザイクモニタは、注目領域を記憶する登録画像メモリ
回路((d)節参照)■と、印字工程において色調整を
行う画像設定回路((C)節参照)2とによって実現さ
れる。
操作ハネルア0においてファンクションキー78を押す
とモザイクモニタモードが選択される。
モザイクモニタとは、使用者が色再現を最もよく行いた
い注目領域を指示し、これに応じて注目領域の画像が多
種の色調で同じペーパーに同時に印字され、次に使用者
が各種出力画像(モザイクモニタ画像という)の中から
最適の色調(希望画像)を選択し、こうしてモザイクモ
ニタ画像から最適の色調整が得られるように色調をモニ
タする色調整選択方法である。
モザイクモニタモードにおいては、まず、使用者が、操
作パネル70の表示部84に表示された予備スキャンに
よる原稿画像を見て、色調整を最もよく行いたい注目領
域(たとえば第5図の斜線部EA)を設定する。これに
対応して登録画像メモリ回路Iは、次のスキャンにおい
てその注目領域の設定値に対応した画像データエのみを
メモリに記憶する。なお、注目領域の大きさは、このメ
モリの記憶容量に対応して上限が定められている。
次に、画調設定回路2は、登録画像メモリ回路Iから読
み出されマスキング処理回路24で印字色のデータとな
った画像データIから各種色調の画像を同じ用紙に印字
させる印字データI’=kI(k= K、、KIIl、
Ko)を発生する。ここに、K、、に、。
Koはそれぞれイエロー、マゼンタ、シアンについての
色補正係数にである。第7図に出力フォーマットの一例
を示す。この例では、シアン(C)、マゼンタ(m)、
イエロー(y)の3印字色とも3段階の色補正係数Ky
”y、、Km=m1.Kc=c、(i−0゜■、2)を
使用し、3X3X3−27種の画像を出力する。ここに
l″を付した色補正係数CI + m l rylは色
調整の標準の係数を表わし、“’o”、“2′″を付し
た色補正係数Co9mo+Yoi c2+m2+Y2は
、それぞれ、標準の係数c++”l+Ylより小さい係
数と1より大きい係数を示す。
第7図に示した27種の出力画像から、使用者は最適の
色調を選択する。これによりモザイクモニタモードは終
了する。
ところで、モザイクモニタ画像GMの中から選択したい
画像を使用者が指定するには、例えば、操作パネル70
の表示部84に表示されたメツセージにしたがってファ
ンクションキー78〜81を操作するようにすればよい
あるいは、表示部84に第7図の画像ブロックを表示し
、ファンクションキーあるいはテンキーによりブロック
座標を指定して係数を選択してもよい。
次に原稿が再び読み取られ、設定された色調で画像が印
字される。
(C)画調設定回路 画調設定回路2は、マスキング処理回路24の次段に設
置されたモザイクモニタ画像の色補正(色調整)を行う
ための回路である。
マスキング処理回路24は、R,G、Bの3色の各画像
信号を、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの各
印字色に対応する印字のための画像信号(印字信号)Y
、M、C,Kに変換し、変換した画像信号を画調設定回
路2に出力する。
よく知られているように、元の画像信号R、G。
Bから印字信号Y、M、Cに変換するための変換式は次
のように表される。
各変換係数a。。〜a22は、原稿画像にできるだけ近
い色の画像が印字されるように、理論と実験によって適
切な値にあらかじめ設定されている。
画調設定回路2における色調整は、上述の演算によって
求められた各印字信号(多値)Y、M、Cに対して、 Yl −KyXY Ml −KmXM CI =  K、XC の演算を行い、調整済みの印字信号(多値)Yl。
Mr、CIを得ることである。ここで、K、、Km、K
はそれぞれイエロー、マゼンタ、シアンの色補正係数で
ある。
なお、ブラックの印字信号には、Y、M、Cの3印字色
とも印字される画素でのみ出力される。また、色調整は
不必要である。
モザイクモニタモードでは、第7図に例示するように、
各ブロックごとに異なる色補正係数の組が与えられる。
即ち、P o(xo、yo)とP +(x++y+)で
指定される読出領域は、主走査方向Xに3列、副走査方
向Yに9行のブロックに区分され、各区分けごとに異な
る組合わせが設定される。その場合、イエローの係数K
yは、副走査方向Yには変化せず、主走査方向XにはY
o+Y++3’zと変化し、マゼンタの係数Kmは、主
走査方向Xには変化せず、副走査方向YのIブロック毎
にmO+ ml+ m2JO+ ml・・・と順次変化
し、シアンの係数K。は、主走査方向には変化せず、副
走査方向の3ブロツク毎にC0゜C+ + 02と変化
する。
したがって、画調設定回路2は、モザイクモニタモード
において各印字信号Y、M、Cに対して上述のようにモ
ザイクモニタ画像の各ブロックごとに色補正用の係数を
設定して調整済印字信号を出力する。
第8図に示す画調設定回路2において、乗算器301は
、上述の印字信号Y r 1M + 、Crを得るため
の演算を実行する。ここで、モザイクモニタモードにお
いて主走査方向について3係数を設定するために、3個
のラッチ302,303.304からなるラッチ回路3
05が設けられており、これらのラッチ302〜304
には、CPU25から出力される係数が設定されるよう
になっている。
この3係数はそれぞれ主走査方向の3つのブロックに対
応する値である。CPU25に変倍用の副走査クロック
が割込信号として入力されるごとに、割込処理(第15
図(a)、(b)参照)がなされ、副走査方向に1ブロ
ック分進むごとにCPU25はラッチ信号を画像設定回
路2に出力し、次のブロックのための新たな3係数をラ
ッチ302,303,304にラッチさせる。
3個のラッチ302〜304からなるラッチ回路305
を設けたのは、主走査方向については係数の変更周期が
短(、CPU25によってリアルタイムに設定すること
は速度的に困難であるからである。なお、色補正係数を
n種類としたい場合には、パラレルにn個のラッチを設
ければよい。
上述の登録画像メモリ回路lにおいて画像メモリ401
の読み出し時に発生した主走査方向のオーバーフロー信
号X(第9図参照)は、第1選択信号発生回路311に
入力され、第1選択信号発生回路311は、オーバーフ
ロー信号Xが入力される度毎に(各ブロック毎に)、セ
レクタ306が各ラッチ302〜304を順次選択的に
切り替えるための信号を出力する。セレクタ312は、
モザイクモニタモードのときには、第1選択信号発生回
路311の出力を521としてセレクタ306に伝える
セレクタ306は、信号S21に対応してラッチ回路3
05にラッチされている各係数を、ブロック毎に乗算器
301に選択的に順次送り込む。
一方、登録画像メモリ回路lにおいて画像メモリ401
の読み出し時に発生した副走査方向のオーバーフロー信
号Y(第9図参照)は、セレクタ3I3に入力されてお
り、セレクタ313は、モザイクモニタモードのときに
、これをラッチ回路305に伝える。これによって、オ
ーバーフロー信号Yが出力される度毎に、ラッチ回路3
02〜304は、CPU25から出力してくる色補正係
数の組をラッチして更新する。したがって、副走査方向
についてブロックが変わると、即座に色補正係数の組が
変更される。
モザイクモニタモードで色補正係数が選択された場合は
、選択された係数をたとえばラッチ302に設定して乗
算器301に出力すればよい。
なお、スーパーインポーズモードでは、セレクタ312
は第2選損傷号発生回路314の出力を選択し、スーパ
ーインポーズする領域と他の領域とで色調を異ならせる
ことが可能であるが説明を省略する。
(d)登録画像メモリ回路 登録画像メモリ回路lは、モザイクモニタモードにおけ
る原稿の注目領域の登録画像をメモリ4oti=登録し
、印字のため用紙上の任意の指定された位置で読み出す
回路である。
第9図は、登録画像メモリ回路lの回路図を示す。ここ
に、メモリ401は、登録画像を記録するRAMである
。セレクタ421は、シェーディング補正された画像デ
ータと′白″データを選択する。モザイクモニタ画像を
読出し印字する場合は、゛白′データが選択される。セ
レクタ421の出力信号は、3−ステートバッファ42
2を介して、メモリ401とセレクタ446に送られる
。3ステートバツフア422は、モザイクモニタ画像の
印字の際にメモリ401が読み出されているときのみ(
OE−“1”)、ハイインピーダンス状態となる。その
他の場合は、モザイクモニタモードでモザイクモニタ画
像を印字していないときは、′白′データを出力する。
また、モザイクモニタモードで画像登録時には、画像デ
ータを出力する。
登録画像がフルカラー画像であった場合、色彩調整が求
められることが多い。そこで、セレクタ446と3−ス
テートバッファ422により、中間処理前にメモリを介
在させ、多値データをメモリに記憶させる。この登録画
像データを読出すことにより、モザイクモニタ画像が種
々の色調整を施して印字できる。
書込領域判別回路402は、CPU25から設定される
主走査方向(X)と副走査方向(Y)の書込領域設定信
号に基づいて主走査方向または副走査方向に書込領域に
あるか否かを判別する。ANDゲート407は、その判
別結果に基づき、書込領域にある場合にクロックCKA
をメモリ401のWE端子に出力し、メモリ401への
書き込みを可能にする。
同様に、読出領域判別回路408は、CPU25から設
定される主走査方向(X)と副走査方向(Y)の読出領
域設定信号に基づいて主走査方向または副走査方向に読
出領域にあるか否かを判別する(読出領域は出力フォー
マットにより定められている。)。ANDゲート405
は、その判別結果に基づき、読出領域にある場合に、イ
ンバータ423を介して、メモリ401のWE端子に0
′を出力し、メモリ401を読出可能にする。
メモリ401についての書込みと読出しのアドレスは、
それぞれ、書込アドレス発生カウンタ403と読出アド
レス発生カウンタ409により発生され、セレクタ40
4を介してメモリ401のアドレス端子に出力される。
セレクタ404は、書込みか読出しかに応じて書込アド
レスまたは読出アドレスを選択する。なお、書込アドレ
スと続出アドレスは、いずれも、X方向のアドレスとY
方向のアドレスを基に乗算器と加算器を用いて1次元の
アドレスとして発生される。
なお、セレクタ446とANDゲート448は、スーパ
ーインポーズモードで、原稿画像の印字の際にスーパー
インポーズ画像の部分に゛白′データを出力するために
設けられるが、詳細な説明は省略スる。スーパーインポ
ーズモードでトリミング信号が出力された場合を除いて
、セレクタ446は、3−ステートバッファ422また
はメモリ401の出力信号を選択する。
以下では、登録画像メモリ回路1についてさらに詳しく
説明する。
登録画像の書込みにおいては、使用者が注目領域を指定
すると、CPU25はこのエリアは画像先端からみて(
Y方向について)何ラインの範囲の領域か、更に主走査
方向(X方向)について何画素目の範囲にあるかを算出
し、すなわち、このエリアの左上角の座標(xa+yo
)と右下角の座標(x+、y+)を求め、この座標をX
方向とY方向の書込領域を判別するための書込領域設定
信号として書込領域判別回路402のX部402aと7
部402bにそれぞれ設定する。X、Yはそれぞれ、主
走査方向と副走査方向をさす。書込領域判別回路402
のX部402aと7部402bは画像先端信号が入力さ
れると水平同期信号H5ync及びクロックCKAをカ
ウントするとともに、そのカウント値が上記書込領域設
定範囲にあるかどうかを比較する。
主走査方向が範囲内(xo≦X≦xt)であればWEX
−’L’を出力し、副走査方向が範囲内(yo≦y≦y
+)であればWE Y = ’L’を出力する。書込ア
ドレス発生カウンタ403は、書込領域判別回路402
が書込領域であると判別したときに書込アドレスを発生
し、セレクタ404を介してメモリ401のアドレス端
子に送る。すなわち、書込アドレス発生カウンタ403
のX部403aではWEX=l L +のときクロック
CKAをカウントし、主走査方向に関するアドレスを発
生する。なお、このアドレスは、水平同期信号H5yn
cでクリアされる。
また、書込アドレス発生カウンタ403の7部403b
はWEY=’L’のとき水平同期信号H5yncをカウ
ントし副走査方向に関するアドレスを発生する。なおこ
のアドレスはCPU25が発生する画像先端信号により
クリアされる。書込アドレス発生カウンタ403は図示
しない乗算器と加算器を備え、X方向とY方向の両アド
レスより1次元のアドレスを演算する。
この様にしてアドレスを発生しメモリ401に画像デー
タを書き込む際はさらに、データ保持信号がL′、書込
/読出信号がL′と設定されている。これにより、セレ
クタ404は、ANDゲート405を介して選択信号が
送られるので書込アドレス発生カウンタ403からのア
ドレス信号を選択し、メモリ401のアドレス端子に伝
える。
また、インバータ406とANDゲート407を介して
メモリ401のWE端子にクロックCKAが伝えられ、
メモリへの書込を可能にする。また書込/読出信号がL
′と設定されているので、3−ステートバッファ422
は、原稿画像を書き込んでよい状態でのみANDゲート
405を介して能動状態になり、画像データをメモリ4
01のI10端子に伝える。
これにより書込領域判別回路402が、主副走査ともに
範囲内であると判定した領域についての画像だけをメモ
リ401に記憶させることができる。書込みが終了する
と、CPU25はデータ保持信号を′H′とし、AND
ゲート407を介して書き込みを禁止し、メモリ401
の内容を保持する。
メモリ401に記憶されたデータを読出す際には、指定
された読出領域に印字するようにデータを読出す必要が
ある。読出に必要な回路構成は、書込用の部分とほぼ同
じである。CPU25は、用紙に対し読出領域を判別す
る読出領域判別回路408のX部408aと7部408
bには、それぞれ、x0≦X<、xl、Vo≦y≦yI
であるとき範囲内であると判別できる設定値を与えてお
く。XO+ Yoは読出画像領域の左上角P0のX座標
とY座標であり、Xl +Lは右下角P1のX座標とY
座標である(第7図参照)。続出領域判別回路408は
、スキャンの際に画像先端信号が入力されると、水平同
期信号H5ync及びクロックCKAをカウントすると
ともに、そのカウント値が上記読出領域設定範囲にある
かどうかを比較する。主走査方向が範囲内であれば、R
EX−’L″を出力し、副走査方向が範囲内であればR
EY−L′を出力する。
読出アドレス発生カウンタ409は、読出領域判別回路
408が読出領域であると判別したときに読出アドレス
を発生し、このアドレスは、読出時には書込/読出信号
が′H′なのでセレクタ404を介してメモリ401の
アドレス端子に送られる。すなわち、読出アドレス発生
カウンタ409のX部409aは、REX=’L’のと
きクロックCKAをカウントし、主走査方向に関するア
ドレスを発生する。なお、このアドレスは水平同期信号
H5yncでクリアされる。また、読出アドレス発生カ
ウンタ409の7部409bはREY=’L’のとき変
倍用副走査クロック発生器29からの副走査クロックを
カウントし、副走査方向に関するアドレスを発生する。
水平同期信号H5yncではなく副走査クロックをカウ
ントするのは、変倍を考慮したものである。なお、この
アドレスはCPU25が発生する画像先端信号によりク
リアされる。
主走査方向と副走査方向のアドレスより1次元のアドレ
スが発生される。
メモリ401をアクセスして読み出されたデータは後段
に伝えられる。このとき、当然続出領域内では読出アド
レスカウンタ409はメモリの最大サイズを越えてもカ
ウント要求がなされるわけであるが、この場合読出アド
レスカウンタのX部409a、7部409bはオーバー
フローするごとにオーバーフロー信号X、Yを出力する
とともに、再び初期値からカウントをはじめる。オーバ
ーフロー信号X、Yは、後段に配置される画調設定回路
2に出力される。オーバーフロー信号X、Yは、モザイ
クモニタモードで複数の画像を水平方向に並べて色調を
異ならせて印字する場合に用いる。
なお、読出し時においては書込/読出信号がi H+と
なっているので、読出領域(RE X −’L″。
REY−’L’ )ではANDゲート405とインバー
タ423を介してメモリ401は出力可能状態であり、
また、ANDゲート405を介して3−ステートバッフ
ァ422はハイインピーダンス状態となっていて画像デ
ータ入力側はメモリ401と切り離されている。
また、セレクタ446は、メモリ401が読出可能であ
る場合は(OE = ’L’)、ANDゲート448を
介した選択信号によりメモリ401の読出データを選択
し、その他の場合は、第7図のフォーマットのような印
字ができるようにデータを読み出す必要があるので、メ
モリからのデータ読出時以外では画像データを゛白′に
するため、′白′データを選択する。このとき、読出領
域判別回路408a、408bには、原稿読取の倍率と
、メモリ401の内容の印字倍率との違いを考慮した座
標が設定されている。なお、変倍用副走査クロックは、
原稿読取倍率と一致させておく。
令弟7図を例にとり3X9の画像を出力したい場合、メ
モリの読み出し方としては、主走査方向に3回同じライ
ンの内容を読出し、副走査方向について全内容を読み出
すと、再び主走査方向を先頭から読み出すことになる。
用紙に対し読出領域を判別する読出領域判別回路のX部
408a、7部408bの出力が可能であるとき(OE
 = ’L’)、読出アドレス発生カウンタのX部40
9a、7部409bによりアドレスを発生させ、そのア
ドレスを用いてメモリ401をアクセスし、保持してあ
った画像データをセレクタ446を経て後段に伝える。
ここでCPU25は、読出領域判別回路のX部408a
には、Xo≦X≦x。
であるとき、7部408bには、y0≦y≦y、である
とき、読出範囲内であると判別できる設定値を与えてお
く。このとき、読出アドレス発生カウンタ409はlブ
ロックの最大サイズ(=(x、−xo)/3)を越える
とオーバーフロー信号Xを出力するとともに、再び初期
値からカウントをはじめる。
そして、同じラインの内容を読み出す。これを3回繰り
返す。副走査方向に(y、 −y−)/ 9だけ進むと
水平方向の3ブロツクの読出が完了し、オーバーフロー
信号Yが出力される。こうして、水平方向に3個の画像
が印字される。これを副走査方向に9回繰り返すことに
より3×9のブロックのモザイクモニタ画像が読出され
る。
なお、画調設定回路2においては、オーバーフロー信号
X、Yに対応してブロックごとに異った色補正係数が設
定されているので(第15図(a)。
(b)参照)、各画像はそれぞれ異った色調整が施され
印字されることになる。
(e)モザイクモニタモードにおける設定値記憶と希望
画像選択 本発明においては、モザイクモニタのモード設定値(た
とえば、用紙サイズ、倍率、濃度、色補正レベルなど)
がメモリに記憶されているときは、新たなモザイクモニ
タモードの選択を禁止する。
本実施例では、モザイクモニタモードにおいてモザイク
モニタ画像が出力されてから一定時間(たとえば1分間
)経過しても希望画像(色調)の選択がなければ、モザ
イクモニタモードの各設定値を自動的にモードメモリ3
6(第6図)に記憶してから、初期モードに戻る。この
ため、タイマ(T)を設け(第6図40)、CPU25
がモザイクモニタ画像の出力後にスタートさせる(第1
4図854)。
そして、タイマ(T)がタイムアツプすると、モードメ
モリ36にそのときのモードの設定値を自動的に記憶す
る(同581)。そして、複写機は初期モードに戻る(
同583)。モードメモリ36に記憶するデータは、た
とえば次のような内容である。
・用紙サイズ     A3 ・倍率        等倍 ・コピー枚数     1枚 ・モザイクモニタモードセレクト状態 ・濃度        標準 ・色補正レベル    5,5.5 ・カラー       カラーモード (色補正レベルは、各色の色補正係数をたとえばl〜9
のレベルに対応させたものである。)希望画像が決まっ
たときは、使用者は操作パネル70のモザイクモニタモ
ードメモリ読出キー81を押せばよい。これにより、初
期設定(第10図51.第11図)において、モードメ
モリ36の記憶内容が読み出され(第11図812)、
複写機はモザイクモニタ画像出力時の状態に戻る。従っ
て、使用者は直ちに希望画像の選択を行える。
一方、モードメモリ36にモードが記憶されているか否
かを判定するため(第13図520)、モザイクモニタ
メモリフラグを設ける。モザイクモニタモードの選択が
あったときは、モザイクモニタモードメモリフラグによ
りモードメモリ36にモードが記憶されていると判定さ
れると、新たなモザイクモニタモードの選択を受は付け
ない。これによりモードメモリ36の内容を保護すると
ともに、希望画像の画像データもメモリ401に登録さ
れたままである。従って、希望画像の選択を行うときに
、直ちに希望の画調での出力が可能である。
なお、本実施例では、モザイクモニタ画像の出力の後の
オートクリアの際にモザイクモニタ設定値を記憶させる
ようにしたが、これに限らず、設定値を記憶させるため
のキースイッチ等を設け、その操作に応じて記憶させる
ようにしてもよい。
この場合、使用者は、希望画像選択に時間がかかると判
断した場合などの任意の時点で、キースイッチ等で設定
値を記憶させると、通常の複写等が可能になる。また、
モザイクモニタ画像出力後にメインスイッチをオフにす
る時に記憶するようにしてもよい。
(f)モザイクモニタモードに係る複写機制御のフロー 第10図は、デジタルカラー複写機を制御するCPU2
5の複写動作制御のスーパーインボーズ機能とモザイク
モニタモードに係るメインフローを示す。複写機の電源
が投入されると、CPU25などのイニシャライズ処理
が行われる(図示しない)。
まず、初期設定を行う(ステップSt、第11図、第1
2図参照(以下「ステップ」を省略する))。
すなわち、プリント枚数、倍率、用紙等の複写条件を初
期状態(1枚、等倍、用紙自動選択等)にセットし、濃
度を標準とし、コピー可能状態とする。
また、モザイクモニタモード等の選択も可能である。こ
うして、初期モードが設定される。
次に、各種処理を行うが、通常モザイクモニタモードを
セレクトするということは画像登録要求(S2)、モザ
イクモニタ出力要求(S4)ともに“YES”である。
また、スーパーインポーズモ−ドをセレクトするという
ことは、画像登録要求(S2)、スーパーインボーズモ
ード出力要求(S6)ともに“Y E S ”である。
画像登録の要求があれば(ステップS2でYES)、画
像登録処理を行う(S3.第13図参照)。
画像登録とは、指定した領域の画像の内容を登録するこ
とである。画像登録処理(S3)においては、使用者の
希望する領域を設定し、その領域の内容をメモリ401
に登録する。エリア設定は、原稿画像を読取り、表示部
84に読取画像を表示し、希望する領域をジョグダイア
ル82.83とセットキー76で設定する。
モザイクモニタ出力要求があれば(S4でYES)、モ
ザイクモニタ出力処理(S5.第14図参照)を行う。
すなわち、登録した内容を読出し、それに各種色補正を
施してモザイクモニタ画像を出力する。この際、プリン
ト枚数、倍率等の複写条件を初期状態にリセットしくオ
ールリセット)、濃度調整レベルを標準値に設定してお
く。出力されたモザイクモニタ画像の中から使用者の希
望するカラーバランスの画像を選び、コピー要求を行う
と(S8でYES)、コピー動作をスタートさせ(S9
)、コピー終了までコピーを行うと(510)、そのカ
ラーバランスで全体の画像が得られる。
スーパーインボーズ出力要求の場合(S6でYES)、
スーパーインボーズ出力設定を行う(S7)。
すなわち、登録画像があるかどうかのチエツクの後、メ
モリからの読出設定を行なう。次にコピー要求を行うと
(S8でYES)、 コピーが行われ(59,510)
、登録画像が原稿画像に重ねて印字される。
画像登録要求、モザイクモニタ出力要求、スーパーイン
ボーズ出力要求がいずれもなければ(S2.34.S6
でいずれもNo)、通常のコピーを行う(38〜5IO
)。
第11図では、初期設定(Sl)のフローを示す。
このフローにおいて、前にも記したように、プリント枚
数、倍率、用紙等の複写条件を初期状態(1枚、等倍、
用紙自動選択等)に設定し、濃度を標準に設定し、第1
2図の画面を表示するが、詳細な図示を省略する。これ
により、コピー可能状態となり、また、モザイクモニタ
モードなどの選択も可能である。すなわち、初期モード
が設定される。図示するように、このフローでは、モザ
イクモニタモードメモリ読出キー81が押されれば(S
11でYES)、モードメモリ36の内容を読み出しく
512)、操作パネル70の表示部84に表示する(S
13)。そして、モザイクモニタモードメモリフラグを
′0′にして(S14)、第14図の371に進む。
なお、オールリセットキー74が押されると、初期設定
のフローにより、第12図に示す初期モードの画面が表
示部84に表示される。
第13図は、画像登録処理(S3)のフローを示す。ま
ず、モードメモリ36にモードが記憶されていることを
示すモザイクモニタモードメモリフラグが立っているか
否かが判定される(S20)。
立っていれば(第14図577参照)、希望画像の選択
を待つ状態なので表示部84に「モザイクモニタできず
」と表示し、使用者に警告する( S 23)。
そして、S35に進み、画像登録要求をクリアする。す
なわち、新たなモザイクモニタの要求を受は付けない。
モザイクモニタモードメモリフラグが立っていないとき
は、新たにモザイクモニタモードに入り、操作パネル7
0においてセットキー76が押されると、そのときに表
示部84で設定されていた領域設定値を入力する(S2
1)。さらに、その他の各種入力値を設定する(S 2
2)。
次に、画像登録を開始するか否かが判定される(S31
)。画像登録を開始する場合は、入力された領域設定値
(S21)より登録画像領域の頂点(左上角と右下角)
の座標を計算し、その領域の原稿画像を読み取らせ(S
32)、その基本信号をシェーディング補正させて(5
33)、補正値をメモリ401に書き込む(S34)。
そして、画像登録要求をクリアして(S35)、リター
ンする。画像登録を開始しない場合(S31でNo)、
直ちに画像登録要求をクリアして(S35)、リターン
する。
第14図は、モザイクモニタ出力処理(S5)の70−
を示す。まず、注目領域のメモリ401の内容を読出し
く551)、色補正係数’I + + ” i + C
iを画調設定回路2に出力して色補正を行わせ(S52
)、モザイクモニタ画像を印字させる(S53)。そし
て、タイマ(T)40をスタートさせる(S54)。
タイマ(T)40は、本実施例では1分に設定されてい
る。
次に、タイマ(T)40が1分になったか否かが判定さ
れる(S55)。1分に達していない場合は(S55で
NO)、次に、表示部84でモザイクモニタ画像の中か
ら使用者が希望する画像(ブロック)が選択されると(
S71)、選択された画像に応じた色補正係数に、、K
m、Koを設定する( S 72)。
この選択方式は(b)節で述べた通りである。
プリント開始キー7Iが押されてコピーが要求されると
(S73)、原稿の走査が開始され、設定された色補正
係数5”+”’+Cを用いてコピーをスタ一トさせる(
S74)。そしてコピー終了まで(S75)、コピーを
行い、モザイクモニタ出力要求をクリアして(S76)
、リターンする。
また、プリント開始キーの代わりに(S73でNo)モ
ザイクモニタ選択キー78が押されると(S77でYE
S)、メインルーチンに戻り、再度モザイクモニタの出
力処理が行われる。この時のモザイクモニタでの色補正
は、先に371で選択した色補正係数に、、に+、、、
Koを標準の係数CIn mIn Y lとして、色補
正係数を±a変化させる。
なお、コピー要求でもモザイクモニタ要求でもない場合
は(S77でNo)、S73に戻り、コピー要求又はモ
ザイクモニタ要求が入力されるのを待つ。
一方、モザイクモニタ画像が選択されないまま、1分を
経過すると(S55でYES)、現在の複写機のモード
についてのデータをモードメモリ36に記憶する(S8
1)。モードメモリ36に記憶するデータは、たとえば
次のような内容である。
・用紙サイズ     A3 ・倍率        等倍 ・コピー枚数     1枚 ・モザイクモニタモードセレクト状態 ・濃度        標準 ・色補正レベル    5.5.5 ・カラー       カラーモード (色補正レベルは、各色の色補正係数をたとえば1〜9
のレベルに対応させたものであり、たとえば、標準の係
数cl+ rn+、 ’l +をレベル5とすると、係
数C6,mo、yoはレベル4となる。)ここで、記憶
される標準の色補正レベルとは、モザイクモニタを行う
ときの標準となる係数CI+ml、y、の値である。従
って、初期においては、標準の色補正レベルは、5.5
.5と設定されるが、ステップS77の処理のように、
2度目、3度目のモザイクモニタでは、設定された画像
に加えられた色補正のレベルが標準の色補正レベルとし
て記憶される。また、オペレータのファンクションキー
78,79,80.81の操作によって、このレベルを
変えることもできる。
次に、モザイクモニタモードメモリフラグを立てて(S
82)、モザイクモニタモードメモリ36にデータが記
憶されていること(すなわち、希望画像の選択を待って
いること)を示し、新たにモザイクモニタモードに入る
ことを禁止する(第13図520.523.S35参照
)。そして、初期モードに戻る(S83)。すなわち、
第12図に示すように表示部84の初期モード表示が行
なわれる。これにより複写が可能になる。
なお、タイムアツプ後に、モザイクモニタモードメモリ
読出キー81が押されると(第11図S11でYES)
、モードメモリ36の内容を読出した後、このフローの
571に進む。そして、直ちに希望画像が選択できる。
第15図(a)、 (b)は、モザイクモニタ画像の印
字における色調整のための係数の設定処理を行う70−
チャートである。
この処理は、水平同期信号H5yncが発生する度毎に
CPU25に割り込みがかかり、これによる割り込みル
ーチンとして実行される。
この中で、カウンタCtlは、プリント用紙Pの先端(
画像先端)から副走査方向への距離をカウントし、モザ
イクモニタ画像GMの印字初め及び印字路わりを検出す
る。カウンタCt、は、副走査方向の距離をカウントし
、モザイクモニタ画像のブロックの変化を検出する。T
は、画像先端からモザイクモニタ画像の印字位置までの
副走査方向の距離を表し、aは17″ロツクの副走査方
向の距離を表す(第7図参照)。
まず、5300でステートが判断され、その値「0」〜
「4」に応じて分岐する。
ステートが「0」のときには、画像先端(用紙Pの先端
)であるか否かが判断され(S301)、画像先端が通
過したときには、カウンタCL、を初期化しく5302
)、ステートをrNにする(S303)。
ステートが「1」のときには、カウンタCt1がTにな
るのを待ち(S311)、すなわちモザイクモニタ画像
GMの先端である座標y0の位置に達するのを待ち、そ
の後、使用する現像器のトナーの色によって、ステート
r2J、r3J、r4Jのいずれかにジャンプする。
すなわち、イエローのとき(S312でYES)はステ
ートを「2」とする(s 313)。マゼンタのとき(
S321でYES)は、カウンタC5を初期化しく53
22)、変数iを「0」としくS 323)、ステート
を「3」とする(S 324)。シアンのとき(S 3
21でNo)は、カウンタCt2を初期化しく5331
)、変数jを「0」としくS 332)、ステートを「
4」とする(S333)。
ステートが「2」(イエロー印字)のときには、画調設
定回路2にラッチ信号を出力しラッチ302.303.
304にそれぞれ設定する係数1〜3としてYo+Y+
+Yzをラッチしく5341)、カウンタCL1が(T
+9M]こなるのを待ち、すなわちモザイクモニタ画像
GMの後端である座標y、の位置に達するのを待ち(S
 342)、ステートを「0」とする(S 343)。
ステートが「3」 (マゼンタ印字)のときは、ラッチ
302〜304の係数1〜3にm、を代入し(3351
)、カウンタCt、がQになるのを待ち、すなわちモザ
イクモニタの1ブロック分が終わるのを待ち(S 35
2)、カウンタCt2を初期化しく5353)、変数1
を1つインクリメントする(S354)。次に、モザイ
クモニタ画像の後端に達するのを待ち(S 355)、
ステートを「0」とする(5356)。つまり、ここで
は、係数1〜3には互いに同じ値m、が設定されるとと
もに、モザイクモニタ画像が副走査方向に1ブロツク変
わる毎に、係数1〜3が新しい値mi+1に変更される
ステートが「4」 (シアン印字)のときは、ラッチ3
02−304の係数1〜3にC2を代入しくS361)
、カウンタCt2が(3Q)になるのを待ち、すなわち
モザイクモニタの3ブロック分が終わるのを待ち(S 
362)、カウンタCt2を初期化しく5363)、変
数」を1つインクリメントする(3364)。次に、モ
ザイクモニタ画像の後端に達するのを待ち(S365)
、ステートを「0」とする(S366)。つまり、ここ
では、ラッチ302〜304の係数1〜3には互いに同
じ値C1が設定されるとともに、モザイクモニタ画像が
副走査方向に3ブロツク変わる毎に、係数1〜3が新し
いc、+1に変更される。
各ステートでの処理が終わると、カウンタCt、。
C1,をインクリメントする(5371)。
以上の処理によって、各印字色についてブロックごとに
種々の係数が設定され、色調整が行われる。
(発明の効果) モザイクモニタモードの設定値を退避した状態では、新
たなモザイクモニタモードの選択は禁止されるので、現
在のモザイクモニタモードの設定に戻ることができる。
従って、希望画像の選択ができた時点で退避した設定値
を戻して直ちに印字を行えるので、モザイクモニタモー
ドの使用にも支障がない。こうして、希望画像の選択の
時間によらず、複写機を適切に使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、デジタルカラー複写機の概略断面図である。 第2図は、信号処理部のブロック図である。 第3図は、画像データ処理のタイミングチャートである
。 第4図は、操作パネルの平面図である。 第5図は、注目領域設定の図である。 第6図は、プリント動作、操作パネル等の制御の回路図
である。 第7図は、モザイクモニタ画像の出力フォーマットの図
である。 第8図は、画調設定回路の回路図である。 第9図は、登録画像メモリ回路の回路図である。 第1O図は、デジタルカラー複写機のモザイクモニタモ
ードに係るメインフローの図である。 第11図は、初期設定の70−チャ−1・である。 第12図は、初期モードの画面の図である。 第13図は、画像登録処理のフローチャートである。 第141Elは、モザイクモニタ出力設定のフローチャ
ートである。 第15図(a) 、 (b)は、割込処理の70−チャ
ートである。 l・・・登録画像メモリ回路、2・・・画調設定回路、
25・・・CPU、、      36・・・モードメ
モリ、70・・・操作パネル、 78・・・モザイクモニタ選択キー 81・・・モザイクモニタモードメモリ読出キー84・
・・表示部、    401・・・メモリ。 特許出願人  ミノルタカメラ株式会社代理人 弁理士
  青 山  葆 はか1名第10 図 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)原稿画像の中のある領域の画像データを記憶し、
    この画像データに対しそれぞれ異なる色補正演算を施し
    て複数の画像を同一紙上の異なる位置に印字し、この複
    数の画像の中から使用者が希望画像を選択するモザイク
    モニタモードを備えたデジタルカラー複写機において、 モザイクモニタモードの各設定値を記憶する記憶手段と
    、 モザイクモニタモードへの復帰を指示する復帰指示手段
    と、 希望画像を選択する選択入力がない状態でモザイクモニ
    タモードの各設定値を記憶手段に退避させ、復帰指示手
    段による復帰指示の入力があると、記憶手段から設定値
    を読出しモザイクモニタモードに復帰し、希望画像を選
    択可能にするモザイクモニタ制御手段と、 記憶手段に設定値が記憶されている状態でモザイクモニ
    タモードを選択する入力があったときにモザイクモニタ
    モードの選択を禁止する選択禁止手段を備えることを特
    徴とするデジタルカラー複写機。
JP1274426A 1988-10-24 1989-10-18 デジタルカラー複写機 Pending JPH02191970A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1274426A JPH02191970A (ja) 1988-10-24 1989-10-18 デジタルカラー複写機

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63-269212 1988-10-24
JP26921288 1988-10-24
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JP2007088758A (ja) * 2005-09-21 2007-04-05 Fuji Xerox Co Ltd 指示入力装置、指示入力方法およびプログラム

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