JPH02191824A - ターボファンの位相同期装置及び位相を同期させる方法 - Google Patents

ターボファンの位相同期装置及び位相を同期させる方法

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JPH02191824A
JPH02191824A JP1295186A JP29518689A JPH02191824A JP H02191824 A JPH02191824 A JP H02191824A JP 1295186 A JP1295186 A JP 1295186A JP 29518689 A JP29518689 A JP 29518689A JP H02191824 A JPH02191824 A JP H02191824A
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    • F02C9/00Controlling gas-turbine plants; Controlling fuel supply in air- breathing jet-propulsion plants
    • F02C9/26Control of fuel supply
    • F02C9/42Control of fuel supply specially adapted for the control of two or more plants simultaneously
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    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64DEQUIPMENT FOR FITTING IN OR TO AIRCRAFT; FLIGHT SUITS; PARACHUTES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF POWER PLANTS OR PROPULSION TRANSMISSIONS IN AIRCRAFT
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    • B64D31/02Initiating means
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  • Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Reduction Or Emphasis Of Bandwidth Of Signals (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Dynamo-Electric Clutches, Dynamo-Electric Brakes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は航空機エンジン位相同期(シンクロフェーザ
)システムに関し、特に二輪ターボファン、ターボプロ
ップまたはプロップファンエンジンに適用できる。
発明の背景 複数のエンジンを搭載したプロペラ機では、エンジン速
度の僅かな不一致が原因で、エンジン速度の差に対応す
る望ましくない騒音や振動が起こるおそれがある。騒音
や振動を制御するには、すなわち位相同期を行なうには
、航空機エンジン間の回転速度および位相関係を比較す
る。このような位相同期装置は、一方のエンジンをマス
ター(主)エンジンとして用い、残りの「スレーブ」(
従)エンジンのエンジン速度をマスターエンジンの速度
に等しくなるように調節する。スレーブエンジンのエン
ジン速度をさらに微調整して、スレーブエンジンの所定
のブレードまたはプロペラがマスターエンジンの対応す
るブレードまたはプロペラに対して固定位相関係になる
ようにする。
ターボファン、ターボプロップまたはプロップファンエ
ンジンなどの多軸エンジンの場合、一方の軸(スプール
)だけを位相同期する。位相同期される軸は通常、ター
ボファンエンジンの場合ファンスプールであり、ターボ
プロップまたはプロップファンエンジンの場合プロップ
スプールである。しかし、それでも位相同期されないス
プールが望ましくない騒音や振動を発生するおそれがあ
る。
発明の目的 この発明の目的は、2つ以上の多軸エンジンをHする航
空機の機室騒音を軽減する新規で改良された方法および
手段を提供することにある。
この発明の別の目的は、2つ以上の多軸航空機エンジン
を位相同期する新規な改良方法および手段を提供するこ
とにある。
発明の要旨 この発明は2つ以上の多軸エンジンを有する航空機に適
用される。エンジンそれぞれがファンスプールおよびコ
アスプールを含む複数の二軸ターボファンエンジンに適
用されるこの発明の1形態では、燃料制御手段を設けて
、エンジンへの燃料流れを調整して全エンジンファンス
プールの動作を同期させる。可変ステータベーン制御手
段も設けて、エンジン内の可変ステータベーンの位置を
調整してエンジンコアスプールの動作を同時に同期させ
る。
具体的な構成 第1図に、二軸ターボファンエンジンの機械的構成をエ
ンジン軸線に沿って断面にて示す。空気は第1図の左側
に位置する入口10からエンジンに入り、ファン12を
通過する。ファン12を通″過する空気の一部をブース
タ圧縮機13に導き、その後、過給空気を燃料領域16
に供給する作用をなす高圧圧縮機14に送る。燃焼領域
16では、燃料を圧縮機14からの過給空気と混合し、
燃焼させる。こうして生成する膨張ガスは高圧タービン
18に進入する。高圧タービン18は軸またはスプール
20を介して高圧圧縮機14に連結している。高圧ター
ビン18は燃焼室16から出てくる高速移動高熱ガスの
エネルギーの一部を用いてスプール20を回転し、高圧
圧縮機14を駆動する。高圧タービン18の後側に位置
する低圧タービン22は排気ガスからさらにエネルギー
を抽出し、スプール20と同軸な第2軸またはスプール
24を回転し、ファン12およびブースタ圧縮機13を
駆動する。排気空気は排気ノズル26を通ってエンジン
の外に出る。
ファン速度(N1)および圧縮機またはコアエンジン速
度(N2)は、燃焼領域16への燃料の送給量を調節す
るか、肉圧縮機ロータ間に位置する可変ステータベーン
(V S V、図示せず)の位置(向き)を変えること
により、制御することができる。さらに、燃料流れを調
節することにより第1スプールの回転速度を制御すると
ともに、VSV角を調整して第2スプールの回転速度を
制御することができる。
第2図および第3図は、この発明の位相同期装置を示す
ブロック図である。このシステムは、「スレーブ」 (
従)エンジンから得られるファン速度、ファンロータ振
動、コア速度およびコアロータ振動の信号を「マスター
」 (主)エンジンから得られる対応する信号と比較し
、スレーブエンジン内の燃料の流れおよび可変ステータ
ベーン(VSV)の位置を、スレーブエンジンのファン
およびコアロータがマスターエンジンのそれと同じ値に
なるまで、調整するとともに、振動信号の所望通りの位
相合わせを行なう。位相同期装置の第2図に示した部分
は、ファン速度およびファンロータ振動をモニタし、ス
レーブエンジンへの燃料の流れを調整する。位相同期装
置の第3図に示した部分は、コア速度およびコアロータ
振動をモニタし、スレーブエンジン内のVSV角を調整
する。
さて第2図について説明すると、1回転当り1回のパル
スを含むマスターエンジンファン速度信号をライン30
から加算点32に送る。1回転当り1回のパルスを第2
加算点33およびトラッキングフィルタ34にも与える
。同様に、1回転当り1回のパルスを含むスレーブエン
ジンファン速度信号をライン36から加算点32に送り
、その信号に含まれる1回転当り1回のパルスを第2加
算点33および第2トラツキングフイルタ38にも与え
る。
加3132はマスターエンジンファン速度信号からスレ
ーブエンジンファン速度信号を引き、ファン速度誤差信
号を発生する。加算点33はマスターおよびスレーブエ
ンジンの1回転当り1回の信号間の差を表わす信号を発
生する。この誤差信号をファン1/rev誤差値号と称
する。
トラッキングフィルタ34は、ライン30から1回転当
り1回の信号を受は取るほかに、ライン40を通してマ
スターエンジンからのファンロータ振動信号も人力され
る。フィルタ34は、1回転当り1回のパルスを受は取
るたびごとにマスターファン振動信号を平均し、マスタ
ーエンジンについてのファンの1回転当りの振動の信号
を発生する。スレーブエンジンと関連したトラッキング
フィルタ38はライン36からファン速度信号をそして
ライン42からスレーブエンジンファンロータ振動信号
を受は取り、スレーブエンジンについてのファンの1回
転当りの振動の信号を発生する。トラッキングフィルタ
34および38は電気接続されて、それらの出力を第3
加算点44に与える。第3加算点44は、フィルタ34
からの信号からフィルタ38からの信号を引き、両エン
ジン間のファン振動の差を表わす誤差信号を発生する。
この信号をファン振動位相誤差信号と称する。
こうして、ファンロータと関連した、それぞれファン速
度誤差、1/rev誤差および振動位相誤差として同定
される3つの誤差信号が加算点32゜33および44か
らそれぞれ発生する。加算点33が発生する1/rev
誤差信号をANDゲート45に送る。このゲート45は
入力として加算点32からの反転出力を受は取るように
接続されている。このゲート45の出力と加算点32が
発生するファン速度誤差信号を第4の加算点46で合算
する。ANDゲート45は、ファン速度誤差信号が小さ
くなければ、1/rev信号の加算点46への伝送を阻
止するように作動する。このように接続されているので
、加算点46は、ファン速度誤差信号が大きいときには
ファン速度誤差信号に等しい出力信号を生成し、またフ
ァン速度誤差信号が小さいときにはファン速度誤差信号
と1 / rev誤差信号の和に等しい信号を生成する
第2のANDゲート47は、入力として、加算点44が
発生する振動位相誤差信号および加算点46の反転出力
を受は取るように接続されている。
第5の加算点48は、ANDゲート47の出力を加算点
46の出力に加算するように作用する。ANDゲート4
7は、加算点46の出力が小さいときだけ、振動位相誤
差信号が加算点48に通過するのを許す。加算点48が
発生する信号に応答して、積分器50は、スレーブエン
ジンへ供給する燃料の流量を、したがってスレーブエン
ジン内のコアおよびファンロータ速度を変更するための
燃料流れバイアス信号を発生する。
積分器50が発生するバイアス信号を加算点52で、ス
レーブエンジンの主燃料制御論理装置からライン54に
送られる燃料流れ制御信号に加算する。加算点52の出
力は、スレーブエンジンファン速度を制御するように燃
料流れ弁56を作動させる。位相同期装置による燃料流
れ制御信号の調整は、積分器50と加算点52との間に
設けられる制限手段51により制限される。制限手段5
1は加算点52に送られる燃料流れバイアス信号の最大
値を確立する。
第2図には、任意の手段として手動バイアス調節ライン
57および58も図示されており、これらはそれぞれ1
 / rev誤差信号および振動位相誤差信号の手動調
節を可能にするものである。1/reV :誤差信号の
調節バイアスは両ロータ間に一定の位相オフセットを与
える。この設定は所望の位相差を表わすことができ、1
度設定すると、エンジンを変更するか、ファンを再度バ
ランスさせるかするまで固定されたままに留まる。この
手段を組み込むことにより振動位相誤差信号の必要をな
くすことができる。
コアロータ速度を変更する目的で、スレーブエンジン内
の可変ステータベーンの位置をバイアスするのは、上述
し第2図に示した回路に類似した構成要素の配置である
ここで第3図について説明すると、1回転当り1回のパ
ルスを含むマスターエンジンコア速度信号をライン60
から加算点64に送る。1回転当り1回のパルスを第2
加算点65およびトラッキングフィルタ68にも与える
。同様に、1回転当り1回のパルスを含むスレーブエン
ジンコア速度信号をライン62から加算点64に送り、
その信号に含まれる1回転当り1回のパルスを第2加算
点65および第2トラツキングフイルタ74にも与える
加算点64はマスターエンジンコア速度信号とスレーブ
エンジンコア速度信号との差を表わすコア速度誤差信号
を発生する。加算点65はマスターおよびスレーブエン
ジンの1回転当り1回の信号間の差を表わす信号を発生
する。この誤差信号をコア1/rev3を差信号と称す
る。
トラッキングフィルタ68は、ライン60からコア速度
信号を、またライン70からマスターエンジンのコアロ
ータ振動信号を受は取る。フィルタ68は、1回転当り
1回のパルスを受は取るたびごとにマスターコア振動信
号を平均し、マスターエンジンについてのコアロータの
1回転当りの振動の信号を発生する。スレーブエンジン
と関連したトラッキングフィルタ74はライン62から
コア速度信号を、そしてライン72からスレーブエンジ
ンコアロータ振動信号を受は取り、スレーブエンジンに
ついてのコアロータの1回転当りの振動の信号を発生す
る。トラッキングフィルタ68および74は電気的に接
続されて、それらの出力を第3加算点66に与える。第
3加算点66は、両エンジン間のコアロータ振動の差を
表わす誤差信号を発生する。この信号をコア振動位相誤
差信号と称する。
ANDゲート67.68および69および加算点76お
よび78は、加算点64.65および66が発生する3
つのコアロータ誤差信号を組合わせるように電気的に接
続されている。加算点64が発生するコア速度誤差信号
をANDゲート67に送る。ゲート67はまた、第2図
に示した加算点4Bの反転出力を受は取るように電気接
続されている。加算点65が発生する1/rev誤差信
号をANDゲート68に送る。ゲート68はまた、ゲー
ト67の反転出力および加算点48の反転出力を受は取
るように電気的に接続されている。加算点76は、AN
Dゲート67および6Bの出力を合算するように作用す
る。加算点66が発生する振動位相誤差信号をANDゲ
ート69に送る。
ゲート69はまた、加算点76の反転出力および加算点
48の反転出力を受は取るように電気接続されている。
加算点78は、ANDゲート69および加算点76の出
力を合算する作用をなす。
ANDゲート67.68および69は、ある条件が満た
されるまで、コア速度誤差信号、コアロータ1 / r
ev誤差信号およびコアロータ振動位相誤差信号の伝送
を抑止するのに用いる。加算点48の出力が小さくない
と、コア速度誤差信号を加算点76に送らない。AND
ゲート67および加算点48の出力がともに小さくない
と、コアロータ1/rev誤差信号はゲート68を通っ
て加算点76に達しない。同様に、加算点76および4
8の出力がともに小さくないと、コアロータ振動位相誤
差信号を加算点78に伝送しない。
積分器82は、加算点78が発生する総計信号に応答し
て、スレーブエンジン内のvSv位置決めをバイアスす
るための信号を発生する。積分器82が発生するバイア
ス信号は加算点84で、スレーブエンジンの主可変ステ
ータベーン制御論理装置からライン86に送られるvS
vアクチュエータ制御信号に加算される。加算点84の
出力は、スレーブエンジン内の可変ステータベーンの位
置を制御するようにVSVアクチュエータ88を作動さ
せる。位相同期装置によるvSvアクチュエータ制御信
号の調整は、積分器82と加算点84との間に設けられ
る制限手段83により制限される。制限手段83は加算
点84に送られるvSV角バイアス信号の最大値を確立
する。
第3図には、随意選択の手段として手動バイアス調節ラ
イン89および90も図示されており、これらはそれぞ
れ1/rev誤差信号誤差節振動位相誤差信号のマニュ
アル調節を可能にするものである。1/rev誤差信号
誤差節バイアスは両ロータ間に固定位相オフセットを与
える。振動位相誤差信号の調節バイアスはコアロータ振
動の手動調整を可能にする。
第2図には、位相同期装置を付勢するための位相同期選
択スイッチ91も示されている。ブロック92で示され
る初期化論理回路は加算点32からファン速度誤差信号
(ΔNl)を受は取り、マスターエンジンとスレーブエ
ンジンとのファン速度の差が所定の値、たとえば100
rp−を越えるときには、スレーブエンジンのパイロッ
トレバー角(PLA)を調節するように航空機パイロッ
トにメツセージを送る。もしもΔNlが(100rp1
未満のように)小さければ、抑止論理回路98に許容(
enable)信号を送る。回路98はリレーコイル1
00を付勢して接点102および104を閉じ、位相同
期システムをスレーブエンジンの主燃料制御システムお
よび主vSvアクチュエータ制御装置と電気接続する。
ひとたび接続されると、位相同期装置は、ファン速度誤
差信号に基いてスレーブエンジンのファン速度を調節す
るよう、マスターエンジンとスレーブエンジンのファン
速度の差が1 rps 未満になるまで、作動する。回
転数が±1「p1以下になったら、ファンロータ1/r
cy誤差信号を用いて、回転数が±0.1rp霞になる
までスレーブエンジンのファン速度をさらに調整する。
ANDゲート45は、ΔN1が1「91未満になるまで
、ファンロータ1/rev誤差信号に基くファン速度調
節を抑止する。スレーブエンジンのファンロータ速度を
マスターエンジンのファンロータ速度の±0゜lrp■
以内に調節し終った後、ファンロータ振動位相誤差信号
を利用して、両エンジンのファンロータ間の振動差を最
小にする。ANDゲート45は、ΔN1が0.1rpm
未満になるまで、ファンロータ振動位相誤差信号に基く
ファン速度調節を抑止する。
ANDゲート67.68および69は、ファンロータが
位相同期され終るまで、vSVアクチュエータ制御信号
のバイアスを抑止する。ファンロータの位相同期終了後
、両コア速度の差が1rp−未満になるまで、スレーブ
エンジンコア速度をコア速度誤差信号(ΔN2)に基い
て調節する。するとANDゲート68は、ΔN2が0.
1rp膿未満になるまで、コアロータ1/ray誤差信
号を用いてさらに調節を行なうことを可能にする。スレ
ーブエンジンのコアロータ速度をマスターエンジンのコ
アロータ速度の±0.1rp−以内に調節し終った後、
コアロータ振動位相誤差信号を用いて、両エンジンのコ
アロータ間の振動差を最小にする。
ANDゲート69は、ΔN2が0.1rp−未満になる
まで、コアロータ振動位相誤差信号に基くコア速度調節
を抑止する。
初期化回路92は、マスターエンジンとスレーブエンジ
ンとの間のファン速度の差が所定の限度、たとえば10
0 rpmを越えると、位相同期装置を切り離す。その
後、ΔN1が10 Orpm未満に落ちたら、装置を再
接続する。なんらかの理由でマスターエンジンがスロー
ダウンした場合に、スレーブエンジンからパワーが失わ
れるのを避けるために、抑止回路98は、スレーブエン
ジンPLA対N2関係が所定の限度を越えると必ず位相
同期装置を切り離す論理を包含する。エンジン停止、エ
ンジン失速、またはいずれかのN1信号が失われた場合
にも装置は切り離される。
この装置は、いずれかのN2信号が失われた場合に、エ
ンジンファンロータを位相同期するが、コアロータを位
相同期しないように設計することができる。いずれかの
ファン振動信号またはいずれかのコア振動信号が失われ
るようなことがあっても、N1およびN2信号に基いて
ファン口−タまたはコアロータを同期し続けるようにシ
ステムを設計することができる。
当業者には明らかな通り、上述したシステムには、この
発明の要旨を逸脱しない範囲内で、種々の変更、変形が
可能である。たとえば、機体から得られる振動信号、機
室雑音信号または手動入力を、エンジン振動信号の代り
に、あるいはそれらに加えて、エンジンの位相同期に用
いることができる。
上述したこの発明の実施例においては、燃料流れを調節
することによりスレーブエンジンファン速度を調整する
一方、vSv角を変えることによりコア速度を調整する
。しかし、燃料流れバイアスおよびvSv角バイアスの
役割を逆転して、VSv角を変えることによりファン速
度を調整し、燃料流れを調節することによりコア速度を
調整することもできる。あるいはまた、燃料流れを調節
するのではなく、ファン入口案内Jl!(IGV)の角
度を変えることによりスレーブエンジンファン速度を調
整することができる。この場合には、燃料流れを調節す
るか、またはvSv角を変えることによりスレーブエン
ジンコア回転数(rps)を制御することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は二軸ターボファンエンジンの機械的構成を示す
模式図、 第2図および第3図はこの発明の位相同期装置のブロッ
ク図で、第3図は第2図の残りの部分を示す。 主な符号の説明 10二人口、    12:ファン、 13;圧縮機、   14:高圧圧縮機、16:燃焼領
域、 18:高圧タービン、20:第1軸、   22
:低圧タービン、24:第2軸、 32.33,44.46.48.52:加算点、34.
38:)ラッキングフィルタ、 45、 47:ANDゲート、 50:積分器、 56:燃料流れ弁、 64.65,66.76.7g、84:加算点、68.
74: トラッキングフィルタ、67、 6g、  6
9:ANDゲート、82:積分器、 g a : vsvアクチュエータ、 92:初期化論理回路、 98:抑止論理回路、 102.104:接点。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、マスターターボファンエンジンおよび少なくとも1
    個のスレーブターボファンエンジンを有し、これらのエ
    ンジンそれぞれがコアロータおよびコアロータとは独立
    して回転するファンロータを有する航空機用の同期装置
    において、 両ファンロータの作動を同期させるように上記スレーブ
    エンジンへの燃料流量を調整する燃料制御手段と、 両コアロータの作動を同期させるように上記スレーブエ
    ンジン内の可変ステータベーンの位置を調整する可変ス
    テータベーン制御手段とを備える同期装置。 2、さらに、上記コアロータの同期に先だって上記ファ
    ンロータを同期させる手段を備える請求項1に記載の同
    期装置。 3、上記燃料制御手段は、上記マスターエンジンおよび
    スレーブエンジンのファンロータ回転速度の差を表わす
    大きさのファンロータ速度誤差信号に応答して、上記ス
    レーブエンジンへの燃料流量を調整することにより、上
    記スレーブエンジンのファンロータの回転速度を調整す
    る手段を含み、上記可変ステータベーン制御手段は、上
    記マスターエンジンおよびスレーブエンジンのコアロー
    タ回転速度の差を表わす大きさのコアロータ速度誤差信
    号に応答して、上記スレーブエンジン内の可変ステータ
    ベーンの位置を調整することにより、上記スレーブエン
    ジンのコアロータの回転速度を調整する手段を含む請求
    項2に記載の同期装置。 4、さらに、上記ファン速度誤差信号が所定の値を越え
    た時に上記同期装置を減勢する手段を備える請求項3に
    記載の同期装置。 5、上記燃料制御手段がさらに、上記スレーブエンジン
    のファンロータと上記マスターエンジンのファンロータ
    との間の位相関係を変更する手段を含み、 上記可変ステータベーン制御手段がさらに、上記スレー
    ブエンジンのコアロータと上記マスターエンジンのコア
    ロータとの間の位相関係を変更する手段を含む請求項3
    に記載の同期装置。 6、上記ファンロータ間の位相関係を変更する手段は、
    上記マスターエンジンおよびスレーブエンジンのファン
    ロータ振動の差を表わす大きさのファンロータ振動位相
    誤差信号に応答して、上記スレーブエンジンへの燃料流
    量を調整することにより、上記スレーブエンジンのファ
    ンロータの回転速度を調整し、 上記コアロータ間の位相関係を変更する手段は、上記マ
    スターエンジンおよびスレーブエンジンのコアロータ振
    動の差を表わす大きさのコアロータ振動位相誤差信号に
    応答して、上記スレーブエンジン内の可変ステータベー
    ンの位置を調整することにより、上記スレーブエンジン
    のコアロータの回転速度を調整する請求項5に記載の同
    期装置。 7、上記燃料制御手段は、上記ファンロータ速度誤差信
    号の大きさが第1の所定値を越えたとき上記ファンロー
    タ振動誤差信号に応答せず、上記可変ステータベーン制
    御手段は、上記コアロータ速度誤差信号の大きさが第2
    の所定値を越えたとき上記コアロータ振動誤差信号に応
    答しない請求項6に記載の同期装置。 8、上記ファンロータ間の位相関係を変更する手段は、
    上記ファンロータ間の所望の位相関係を手動選択する手
    段を含み、 上記コアロータ間の位相関係を変更する手段は、上記コ
    アロータ間の所望の位相関係を手動で選択する手段を含
    む請求項5に記載の同期装置。 9、マスターターボファンエンジンおよび少なくとも1
    個のスレーブターボファンエンジンを有し、これらのエ
    ンジンそれぞれがコアロータおよびコアロータとは独立
    して回転するファンロータを有する航空機用の同期装置
    において、 両ファンロータの作動を位相同期させる第1の位相同期
    手段と、 両コアロータの作動を位相同期させる第2の位相同期手
    段とを備える位相同期装置。 10、上記第1の位相同期手段は、両ファンロータの作
    動を位相同期させるように上記スレーブエンジンへの燃
    料流量を調整する手段を含み、上記第2の位相同期手段
    は、両コアロータの作動を位相同期させるように上記ス
    レーブエンジン内の可変ステータベーンの位置を調整す
    る手段を含む請求項9に記載の位相同期装置。 11、上記第1の位相同期手段は、両ファンロータの作
    動を位相同期させるように上記スレーブエンジン内の可
    変ステータベーンの位置を調整する手段を含み、 上記第2の位相同期手段は、両コアロータの作動を位相
    同期させるように上記スレーブエンジンへの燃料流量を
    調整する手段を含む請求項9に記載の位相同期装置。 12、上記第1の位相同期手段は、両ファンロータの作
    動を位相同期させるように上記スレーブエンジン内の入
    口ガイドベーンの位置を調整する手段を含む請求項9に
    記載の位相同期装置。 13、上記第2の位相同期手段は、両コアロータの作動
    を位相同期させるように上記スレーブエンジンへの燃料
    流量を調整する手段を含む請求項12に記載の位相同期
    装置。 14、上記第2の位相同期手段は、両コアロータの作動
    を位相同期させるように上記スレーブエンジン内の可変
    ステータベーンの位置を調整する手段を含む請求項12
    に記載の位相同期装置。 15、マスターターボファンエンジンおよび少なくとも
    1個のスレーブターボファンエンジンを有し、これらの
    エンジンそれぞれがコアロータおよびコアロータとは独
    立して回転するファンロータを有する航空機において、 両ファンロータの動作を同期させるように上記スレーブ
    エンジンへの燃料流量を調整し、 両コアロータの動作を同期させるように上記スレーブエ
    ンジン内の可変ステータベーンの位置を調整する工程を
    含む、スレーブエンジンの動作をマスターエンジンと同
    期させる方法。 16、上記コアロータの同期に先だって上記ファンロー
    タを同期させる請求項15に記載の同期させる方法。 17、上記スレーブエンジンへの燃料流量を調整する工
    程は、上記マスターエンジンおよびスレーブエンジンの
    ファンロータ回転速度の差を表わすファンロータ速度誤
    差信号に応答して、ファンロータ回転速度の差が1rp
    m未満になるまで、上記スレーブエンジンへの燃料流量
    を調整する工程を含み、 上記スレーブエンジン内の可変ステータベーンの位置を
    調整する工程は、上記マスターエンジンおよびスレーブ
    エンジンのコアロータ振動の差を表わすコアロータ振動
    誤差信号に応答して、両コアロータ間に所定の位相関係
    を達成するまで、上記スレーブエンジン内の可変ステー
    タベーンの位置を調整する工程を含む請求項15に記載
    の同期させる方法。 18、上記スレーブエンジンへの燃料流量を調整する工
    程は、上記マスターエンジンおよびスレーブエンジンの
    ファンロータ振動の差を表わすファンロータ振動誤差信
    号に応答して、ファンロータ回転速度の差が0.1rp
    m未満になるまで、上記スレーブエンジンへの燃料流量
    を調整する工程を含み、 上記スレーブエンジン内の可変ステータベーンの位置を
    調整する工程は、上記マスターエンジンおよびスレーブ
    エンジンのコアロータ回転速度の差を表わすコアロータ
    速度誤差信号に応答して、コアロータ回転速度の差が1
    rpm未満になるまで、上記スレーブエンジン内の可変
    ステータベーンの位置を調整する工程を含む請求項17
    に記載の同期させる方法。 19、マスターターボファンエンジンおよび少なくとも
    1個のスレーブターボファンエンジンを有し、これらの
    エンジンそれぞれがコアロータおよびコアロータとは独
    立して回転するファンロータを有する航空機において、 両ファンロータの動作の位相を同期させ、 両コアロータの動作の位相を同期させる工程を含む、ス
    レーブエンジンの作動をマスターエンジンと位相を同期
    させる方法。 20、上記両ファンロータの動作の位相を同期させる工
    程は上記スレーブエンジンへの燃料流量を調整する工程
    を含み、 上記両コアロータの動作の位相を同期させる工程は上記
    スレーブエンジン内の可変ステータベーンの位置を調整
    する手段を含む請求項19に記載の位相を同期させる方
    法。 21、上記両ファンロータの動作の位相を同期させる工
    程は上記スレーブエンジン内の可変ステータベーンの位
    置を調整する工程を含み、 上記両コアロータの動作の位相を同期させる工程は上記
    スレーブエンジンへの燃料流量を調整する工程を含む請
    求項19に記載の位相を同期させる方法。 22、上記両ファンロータの動作の位相を同期させる工
    程は 上記スレーブエンジン内の入口ガイドベーンの位置を調
    整する手段を含む請求項19に記載の位相を同期させる
    方法。 23、上記両コアロータの動作の位相を同期させる工程
    は上記スレーブエンジンへの燃料流量を調整する工程を
    含む請求項22に記載の位相を同期させる方法。 24、上記両コアロータの動作の位相を同期させる工程
    は上記スレーブエンジン内の可変ステータベーンの位置
    を調整する工程を含む請求項22に記載の位相同期させ
    る方法。
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