JPH0219174A - 温熱治療用体内アプリケータ - Google Patents

温熱治療用体内アプリケータ

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JPH0219174A
JPH0219174A JP16801688A JP16801688A JPH0219174A JP H0219174 A JPH0219174 A JP H0219174A JP 16801688 A JP16801688 A JP 16801688A JP 16801688 A JP16801688 A JP 16801688A JP H0219174 A JPH0219174 A JP H0219174A
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JP
Japan
Prior art keywords
applicator
thermotherapy
mantle
intracorporeal
electrode
Prior art date
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Pending
Application number
JP16801688A
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English (en)
Inventor
Koichiro Ishihara
石原 康一郎
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
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Publication of JPH0219174A publication Critical patent/JPH0219174A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は生体内の患部を加温して治療する温熱治療用体
内アプリケータに関する。
[従来の技術] 生体内にできるがん等の悪性腫瘍の細胞は約43’C付
近の温度で1時間程度加温するとともに、その加温を一
定周期で繰り返すことによって死滅することが知られて
いる。また、この温熱治療を行なうための装置も開発さ
れている。
この温熱治療のため、患部を高周波により誘電加熱する
ものとして体内、特に、管腔臓器内に挿入した体内アプ
リケータと、これに対向する体外アプリケータとの間に
高周波エネルギを印加することにより、その生体に生じ
た患部を所定温度に加温するようにしている。このため
の体内アプリケータとして、特公昭60−30226号
公報や特公昭62−48505号公報に示される構造の
ものがある。これは体内に挿入する管部材の先端に電極
を備え、その電極部の周辺をバルーンで覆うとともに、
そのバルーン内に冷却水を循環させるようにしたものと
、管部材の先端に導電性部材からなるバルーンを設け、
このバルーン自体を電極とするものとがある。いずれに
してもその比較的細径な軸部の周囲をバルーンで覆う構
造になっている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上述した体内アプリケータを使用する主
な対象部位は食道等の管腔臓器であるが、このような管
腔部位にがん等ができると、その管腔部分は狭窄するこ
とが多い。このような場合、上述した体内アプリケータ
を導入しようとしても、この体内アプリケータの挿入部
が柔軟な軸状体であるため、これを狭窄部に押し通すこ
とが困難である。したがって、従来では温熱治療をする
に先立ってブジーなどの拡張器を用いて管腔を、たとえ
ば内径18MII程度にまで広げた後、再度体内アプリ
ケータを挿入するようにしている。
また、狭窄の程度によっては一度で拡張することができ
ず、数種の径のブジーを使用しその径を徐々に大きくし
ながら拡張するようにしている。
したがって、径を拡張するだけでも長時間を要し、加温
時間を含めると、患者の苦痛、負担は相当に大きなもの
になる。また、術者に対する負担も大きい。
本発明は上記課題に着目してなされたものであり、その
目的とするところは狭窄部位の拡張と温熱治療を1本の
アプリケータで行なえるようにして患者や術者の負担を
軽減するとともに温熱治療を効率よく行なえるようにし
、さらに、温熱治療中の患者の苦痛を和らげることがで
きる温熱治療用アプリケータを提供することにある。
[課題を解決するための手段および作用]上記課題を解
決するために本発明の温熱治療用体内アプリケータは比
較的柔軟な挿入用軸体の先端部に電気ケーブルに接続し
た加温用素子を設けるとともに、上記挿入用軸体の先端
部には拡張部を形成し、さらに、上記挿入用軸体のまわ
りには比較的硬質な外套を取外し自在に装着したもので
ある。
この温熱治療用体内アプリケータはその先端部の拡張部
で狭窄部を拡張するとともに、挿入用軸体のまわりに比
較的硬質な外套を装着したので、挿入力を確保し、容易
かつ迅速に体腔内に導入してその狭窄部を拡張すること
ができる。そして、この狭窄部の拡張後には挿入用軸体
のまわりに装着しである比較的硬質な外套を簡単に取り
外せるので、その後直ちに温熱治療を行なうことができ
る。つまり、狭窄部位の拡張と温熱治療を1本の体内ア
プリケータで行なえるから、患者や術者の負担を軽減す
るとともに温熱治療を効率よく行なうことができる。さ
らに、温熱治療中の患者の苦痛を和らげることができる
[実施例] 第1図ないし第6図は本発明の第1の実施例を示すもの
である。この実施例における温熱治療装置は第6図で示
すように構成されている。すなわち、体内アプリケータ
1と体外アプリケータ2を備えている。体内アプリケー
タ1は第1図で示すように構成されている。第1図中3
は比較的細径で弾性材からなる挿入軸体としての多孔性
チューブ(いわゆるマルチルーメンチューブ)であり、
この先端部分は比較的大径の拡張部4としである。
また、拡張部4の最先端の部分は先が細いテーバ部5と
して形成されている。拡張部4はこのテーバ部5の後方
の部分の径を細く形成して細径の軸部6、およびこれに
続けて段部7が形成されている。軸部6は多孔性チュー
ブ3と一体に形成されており、この内部の各孔はそれぞ
れ冷却液の送液通路7、冷却液の排液通路8、ケーブル
挿通用通路9、およびガイド用通路10としてそれぞれ
利用されている。また、軸部6の外周には加温用素子と
してのコイル状の体内電極11が巻装されている。そし
て、この体内電極11には上記ケーブル挿通用通路9に
挿通した通電用ケーブル12に接続されている。
また、この拡張部4において、軸部6の周囲にテーバ部
5と段部7の間で形成される凹部13は弾性ポリマなど
からなるバルーン14によって覆われている。この凹部
13には上記送液通路7の流入ロアaと排液通路8の排
出口8aが開口している。そして、流入ロアaは凹部1
3内の先端側に開口し、排液通路8の排出部8aは凹部
13の手元側に開口している。しかして、送液通路7を
通じてその流入ロアaから冷却液が供給され、また、排
出口8aから排液通路8を通じて排出されるようになっ
ている。上記送液通路7と排液通路8はそれぞれ多孔性
チューブ3の手元側において、送液チューブ15と排液
チューブ16に接続されている。そして、これらを通じ
て上記凹部13に外部の恒温循環装置1゛7からの冷却
液を充満させて供給し、バルーン14を膨張させながら
、冷却液を再び恒温循環装置17に戻して循環させるよ
うにな7ている。
また、上記体内アプリケータ1において、段部7より手
元側における多孔性チューブ3の外周にはその段部7と
ほぼ同じ外径の比較的硬質の弾性部材よりなる筒状の外
套18が挿脱自在に装着されている。この外套18には
第2図で示すようにその軸方向に沿って全長にわたり左
右2か所に切込み19.19が形成されていて、この切
込み19.19に沿って全長にわたり引き裂くことがで
きるようになっている。もっとも、手元側端部は第12
図で示すようにあらかじめ部分的に引き裂かれており、
これにより左右一対の保持部20゜20が形成されてい
る。
一方、体外アプリケータ2は内部に体外電極(図示しな
い。)を有するバルーン24が設けられている。このバ
ルーン24の内部には冷却液用キャビティ (図示しな
い。)が形成され、この冷却液用キャビティには送液チ
ューブ25と排液チューブ26が接続されている。また
、体外電極には通電用ケーブル27が接続されている。
そして、送液チューブ25と排液チューブ26は」二記
恒温循環装置17に接続されている。
また、上記各通電用ケーブル12.27は外部の高周波
電源装置28に対して着脱自在に接続される。
次に、上記温熱治療装置の作用について説明する。まず
、第3図で示すように外套18を装着した体内アプリケ
ータ]を体腔内、たとえば食道30内に経口的に導入す
る。このとき、多孔性チューブ3のガイド用通路10に
図示しないガイドワイヤを挿通して導入するようにして
もよい。体内アプリケータ1の先端にある拡張部4が腫
瘍33による狭窄部に達したところで、より強く押し込
み、そのテーバ部5を用いて狭窄部を拡張する。この後
、図示しないX線観察装置等を用いて第4図で示すよう
に体内電極11が患部たる腫瘍33のある部分に位置す
ることを検認する。
ついで、体内電極11の位置が変化しないように注意し
ながら、保持部20.20を用いて外套18を引きなが
ら、その切込み19.19に沿って切り裂くことにより
多孔性チューブ3から取り去る。一方、体外アプリケー
タ2は上記腫瘍33を挟んで体内アプリケータ1に対向
するように生体の外表面に接合する。
この状態で、恒温循環装置17を作動し、上記バルーン
14に冷却液を供給して膨張させるとともに、送液チュ
ーブ15と排液チューブ16を用いてその冷却液を循環
させる。したがって、体内電極11周辺の冷却作用が開
始するとともに、膨張したバルーン14は腫瘍33に密
着する。この第5図で示す状態で高周波電源装置28を
作動し、体内電極11と体外アプリケータ2の体外電極
との間に高周波電圧を印加する。これによりて、体内ア
プリケータ1と体外アプリケータ2の間に位置する腫瘍
33がその高周波によって加温される。
これにより温熱治療を行なうことができる。
このように、上記体内アプリケータ1はその先端部に拡
張部4を設けたが、比較的硬質な外套18を装着した状
態で挿入するため、全体としては比較的大径で硬質なも
のになる。したがって、挿入する力を先端の拡張部4ま
で効率よく伝達し、狭窄部を容易かつ確実に拡張するこ
とができる。
しかも、狭窄部を拡張したのちに直ちに温熱治療を開始
できる。
したがって、患者や術者に大きな苦痛や負担をかけない
。また、狭窄部を拡張した後は比較的硬質な外套18を
取り去るので、体内アプリケータ1の挿入部が柔軟でそ
の径が細くなる。したがって、特に、患者の喉頭部を通
る部分を細くできるので、温熱治療中の患者の苦痛を軽
減できる。
第7図は本発明の第2の実施例を示すものである。この
実施例は体内アプリケータ1における多孔性チューブ3
を全長にわたり比較的細いものとし、上記第1の実施例
における段部7を設けずに外套18を被嵌して装着する
。さらに、最先端のテーパ部5の他に外套18の先端部
外周に第2のテーバ部41を形成して拡張部4を形成し
たものである。その他の構成は上記第1の実施例と同じ
である。
この実施例では体腔内に挿入して行くとき、最先端のテ
ーバ部5に続いて主として第2のテーバ部41により狭
窄部を拡張する。
この実施例の構成では段部7がないので、外套18の後
端側から体内アプリケータ1の多孔性チューブ3を挿入
することができる。したがって、この体内アプリケータ
1の組み立てが容易になる。
また、全体としてテーバ部5,41を長くすることがで
きるので、拡張部4による狭窄部の拡張が容易となる。
第8図は本発明の第3の実施例を示すものである。この
実施例は上記第2の実施例における外套18の切込み1
9を1条の螺旋状に形成したものである。このようにす
れば外套18をテープ状に切り剥がして取り去ることが
できる。このため、その外套18の取り外しがより容易
になる。
なお、この第3の実施例での切込み19を2以上の多条
の螺旋状に形成してもよい。また、本発明は上記各実施
例のものに限定されるものではない。たとえば加温方式
として、高周波によるものでなく、マイクロ波、あるい
はサーミスタなどの加温用素子を用いた温熱治療用体内
アプリケータの場合にも適用できるものである。
[発明の効果] 以上説明したように本発明の温熱治療用体内アプリケー
タはその先端部の拡張部が狭窄部を拡張するとともに、
挿入用軸体のまわりに比較的硬質な外套を装着したから
、体腔内に挿入するときの挿入力を先端まで確実に伝達
できる。したがって、容易かつ迅速に体腔内に導入して
その狭窄部を拡張することができる。そして、この狭窄
部を拡張した後に挿入用軸体のまわりに装着しである比
較的硬質な外套を簡単に取り外せるので、その留置後、
直ちに温熱治療を行なうことができる。
つまり、狭窄部位の拡張と温熱治療を1本の体内アプリ
ケータで行なえるから、患者や術者の負担を軽減すると
ともに温熱治療を効率よく行なうことができる。さらに
、温熱治療中の患者の苦痛を和らげることができる。
【図面の簡単な説明】
第11図は本発明の第1の実施例を示す体内アプリケー
タの側断面図、第2図は上記第1中A−A線に沿う断面
図、第3図ないし第5図はその第1の実施例の体内アプ
リケータの使用手順の説明図、第6図は同じくその第1
の実施例における温熱治療装置全体の構成図、第7図は
本発明の第2の実施例を示す体内アプリケータの側断面
図、第8図は本発明の第3の実施例を示す体内アプリケ
ータの側断面図である。 1・・・体内アプリケータ、3・・・多孔性チューブ5
.4・・・拡張部、5・・・テーバ部、6・・・軸部、
11・・・体内電極、12・・・通電用ケーブル、18
・・・外套、19・・・切込み、41・・・第2のテー
バ部。 第3図 第4図 出願人代理人 弁理士 坪井 淳 第5図 第 G 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 比較的柔軟な挿入用軸体と、この挿入用軸体の先端部に
    設けた加温用素子と、この素子に通電する電気ケーブル
    と、上記挿入用軸体の先端部に形成された拡張部と、上
    記挿入用軸体のまわりに取外し自在■着された比較的硬
    質な外套とを具備してなることを特徴とする温熱治療用
    体内アプリケータ。
JP16801688A 1988-07-06 1988-07-06 温熱治療用体内アプリケータ Pending JPH0219174A (ja)

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JP16801688A JPH0219174A (ja) 1988-07-06 1988-07-06 温熱治療用体内アプリケータ

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JPH0219174A true JPH0219174A (ja) 1990-01-23

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