JPH0218114A - ドアシステム - Google Patents
ドアシステムInfo
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- JPH0218114A JPH0218114A JP1125448A JP12544889A JPH0218114A JP H0218114 A JPH0218114 A JP H0218114A JP 1125448 A JP1125448 A JP 1125448A JP 12544889 A JP12544889 A JP 12544889A JP H0218114 A JPH0218114 A JP H0218114A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J1/00—Windows; Windscreens; Accessories therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J5/00—Doors
- B60J5/04—Doors arranged at the vehicle sides
- B60J5/047—Doors arranged at the vehicle sides characterised by the opening or closing movement
- B60J5/0477—Doors arranged at the vehicle sides characterised by the opening or closing movement with two doors opening in opposite direction
- B60J5/0479—Doors arranged at the vehicle sides characterised by the opening or closing movement with two doors opening in opposite direction without B-pillar or releasable B-pillar, i.e. the pillar is moving with door
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J5/00—Doors
- B60J5/10—Doors arranged at the vehicle rear
- B60J5/12—Doors arranged at the vehicle rear slidable; foldable
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
この発明は、ドアシステム、特に乗用自動車に適したも
のに関する。
のに関する。
［従来の技術］
運転席、助手席、後部座席を有し、自動車の両側壁にそ
れぞれ１つのドアを有する２ドア乗用自動車が広く普及
している。
れぞれ１つのドアを有する２ドア乗用自動車が広く普及
している。
［発明が解決しようとする課題］
このような２ドア乗用自動車においては、乗員の円滑な
出入り、特に後部座席と前部座席の両方への円滑な出入
りを達成するために出入り口をかなり大きなものとする
必要がある。そして、これに応じて、各ドアをかなり長
い大きなものとする必要がある。そこで、これに起因し
て、ドアが重く、ドアを開いた時に、ドアの自由端が車
両から離れて旋回移動し、車両の外側に大きく突出して
しまうという問題点があった。
出入り、特に後部座席と前部座席の両方への円滑な出入
りを達成するために出入り口をかなり大きなものとする
必要がある。そして、これに応じて、各ドアをかなり長
い大きなものとする必要がある。そこで、これに起因し
て、ドアが重く、ドアを開いた時に、ドアの自由端が車
両から離れて旋回移動し、車両の外側に大きく突出して
しまうという問題点があった。
この発明は、上述のような問題点を解決することを課題
としてなされたものであり、比較的小さなドアエレメン
トのオープン操作によって、大きな出入り口の開閉を行
うことができるドアシステムを提供することを目的とす
る。
としてなされたものであり、比較的小さなドアエレメン
トのオープン操作によって、大きな出入り口の開閉を行
うことができるドアシステムを提供することを目的とす
る。
［課題を解決するための手段］
請求項（１）記載のドアシステムは、両者が近接したク
ローズ位置に位置することにより、開口部をクローズす
る第１および第２のドアメンバと、第１のドアメンバを
クローズ位置からオープン位置に移動可能とする手段と
、 第１のドアメンバのオープン動作にに対応して第２のド
アメンバをクローズ位置からオープン位置に移動させる
手段とを有することを特徴とする請求項（２）記載のド
アシステムは、 上記開口部は、自動車の側壁に形成されており、上記第
１および第２のドアメンバは前部および後部ドアメンバ
により構成することを特徴とする請求項（３）記載のド
アシステムは、開口部をクローズし、端縁部同士が当接
されるクローズ位置と、開口部をオープンするオープン
位置の間で移動可能に設けられている第１および第２の
ドアメンバと、それぞれのドアメンバ内に組み込まれた
補強メンバと、この補強メンバの端部同士をドアメンバ
の端部において当接し、両者をドアメンバのクローズ位
置において解除可能接続する接続手段を有することを特
徴とする 請求項（４）記載のドアシステムは、 上記開口部は自動車の側壁に設けられた出入口であり、
上記ドアメンバはそれぞれ下部パネル部と上部ガラス部
を有する前部および後部ドアメンバで構成され、 上記補強メンバは上記下部パネル部の上部領域内におい
て伸長形成されたビーム材によって構成されていること
を特徴とする 請求項（５）記載のドアシステムは、 上記第１および第２のドアメンバの動作を連動させるド
ライブ手段を有し、 上記第１のドアメンバのオープン動作に応じて第２のド
アメンバにオープン動作を生起させることを特徴とする 請求項（６）のドアシステムは、 上記第２のドアメンバは第１のドアメンバが所定のオー
プン動作をした後に初めてクローズ位置からの移動を可
能とすることを特徴とする請求項（７）のドアシステム
は、 上記第１のドアメンバはその前縁部が自動車の側壁にヒ
ンジで支持され、第２のドアメンバは外方および後方に
移動して自動車の側壁に沿ったオープン位置に移動可能
であることを特徴とする請求項（８）のドアシステムは
、 上記第２のドアメンバは第１のドアメンバがその最大移
動距離の２／３の距離旋回移動した後に始めて移動可能
とすることを特徴とする請求項（９）のドアシステムは
、 第２のドアメンバの内部に形成されほぼ水平方向に伸び
る軌道ガイド手段が設けられ、上記サポート手段は自動
車に固定されているとともに、軌道ガイド手段内にスラ
イド可能に受け入れられ、 上記軌道ガイド手段はクローズ位置から外方に向けての
移動を提供するためにほぼ水平平面内で湾曲した湾曲部
を有することを特徴とする請求項（１０）のドアシステ
ムは、 第一２のドアメンバの動作は第１および第２のドアメン
バ間で動作する機械的リンク機構によって行われること
を特徴とする 請求項（１１）のドアシステムは、 第２のドアメンバの動作は、第１のドアメンバの動作を
検出するセンサの出力に応じて動作する液圧アクチュエ
ータまたは電動モータによって行われることを特徴とす
る。
ローズ位置に位置することにより、開口部をクローズす
る第１および第２のドアメンバと、第１のドアメンバを
クローズ位置からオープン位置に移動可能とする手段と
、 第１のドアメンバのオープン動作にに対応して第２のド
アメンバをクローズ位置からオープン位置に移動させる
手段とを有することを特徴とする請求項（２）記載のド
アシステムは、 上記開口部は、自動車の側壁に形成されており、上記第
１および第２のドアメンバは前部および後部ドアメンバ
により構成することを特徴とする請求項（３）記載のド
アシステムは、開口部をクローズし、端縁部同士が当接
されるクローズ位置と、開口部をオープンするオープン
位置の間で移動可能に設けられている第１および第２の
ドアメンバと、それぞれのドアメンバ内に組み込まれた
補強メンバと、この補強メンバの端部同士をドアメンバ
の端部において当接し、両者をドアメンバのクローズ位
置において解除可能接続する接続手段を有することを特
徴とする 請求項（４）記載のドアシステムは、 上記開口部は自動車の側壁に設けられた出入口であり、
上記ドアメンバはそれぞれ下部パネル部と上部ガラス部
を有する前部および後部ドアメンバで構成され、 上記補強メンバは上記下部パネル部の上部領域内におい
て伸長形成されたビーム材によって構成されていること
を特徴とする 請求項（５）記載のドアシステムは、 上記第１および第２のドアメンバの動作を連動させるド
ライブ手段を有し、 上記第１のドアメンバのオープン動作に応じて第２のド
アメンバにオープン動作を生起させることを特徴とする 請求項（６）のドアシステムは、 上記第２のドアメンバは第１のドアメンバが所定のオー
プン動作をした後に初めてクローズ位置からの移動を可
能とすることを特徴とする請求項（７）のドアシステム
は、 上記第１のドアメンバはその前縁部が自動車の側壁にヒ
ンジで支持され、第２のドアメンバは外方および後方に
移動して自動車の側壁に沿ったオープン位置に移動可能
であることを特徴とする請求項（８）のドアシステムは
、 上記第２のドアメンバは第１のドアメンバがその最大移
動距離の２／３の距離旋回移動した後に始めて移動可能
とすることを特徴とする請求項（９）のドアシステムは
、 第２のドアメンバの内部に形成されほぼ水平方向に伸び
る軌道ガイド手段が設けられ、上記サポート手段は自動
車に固定されているとともに、軌道ガイド手段内にスラ
イド可能に受け入れられ、 上記軌道ガイド手段はクローズ位置から外方に向けての
移動を提供するためにほぼ水平平面内で湾曲した湾曲部
を有することを特徴とする請求項（１０）のドアシステ
ムは、 第一２のドアメンバの動作は第１および第２のドアメン
バ間で動作する機械的リンク機構によって行われること
を特徴とする 請求項（１１）のドアシステムは、 第２のドアメンバの動作は、第１のドアメンバの動作を
検出するセンサの出力に応じて動作する液圧アクチュエ
ータまたは電動モータによって行われることを特徴とす
る。
［作用］
この発明によれば、第１および第２のドアエレメントが
クローズ位置からオープン位置に移動して車両への出入
りを可能とする開口を形成するため、開閉操作する第１
のドアエレメントを小さくして出入り用開口を大きくす
ることができる。
クローズ位置からオープン位置に移動して車両への出入
りを可能とする開口を形成するため、開閉操作する第１
のドアエレメントを小さくして出入り用開口を大きくす
ることができる。
第１および第２のドアエレメントを前部後部としたため
、車体の高さに限定される事なく十分な出入り用の開口
部を形成することができる。
、車体の高さに限定される事なく十分な出入り用の開口
部を形成することができる。
補強メンバを第１、第２のドアメンバに設け、これをク
ローズ状態において、当接接続するようにしたため、十
分な開口部を有しているにも拘らず、クローズ位置にお
いて、車体に大きな強度を保持することができる。
ローズ状態において、当接接続するようにしたため、十
分な開口部を有しているにも拘らず、クローズ位置にお
いて、車体に大きな強度を保持することができる。
補強メンバを各ドアメンバ内の下部パネル部内において
伸長形成したため、ドアメンバ全体を軽量としつつ十分
な強度を得ることができる。
伸長形成したため、ドアメンバ全体を軽量としつつ十分
な強度を得ることができる。
ドライブ手段によって、第１のドアメンバの移動に伴な
って第２のドアメンバを移動させるため、第１のドアメ
ンバの手動による操作によって、第３のドアメンバを移
動させることができ、効果的な出入り口の開閉を行うこ
とができる。
って第２のドアメンバを移動させるため、第１のドアメ
ンバの手動による操作によって、第３のドアメンバを移
動させることができ、効果的な出入り口の開閉を行うこ
とができる。
第２のドアメンバを第１のドアメンバの所定のオープン
動作、好ましくは第１のドアエレメントの最大オープン
角度の２／３のオープンをしたときに始めて、オープン
するようにしたため、前部座席のみに出入りするときは
第１のドアエレメントのオープンのみを行えば良く、第
１のドアエレメントは第２のドアエレメントは第１のド
アエレメントより小さ（しても、第１のドアエレメント
ハ通常の場合より短く軽くでき、出入り用の大きな開口
部を形成する効果的なドアの開閉動作を行うことができ
る。
動作、好ましくは第１のドアエレメントの最大オープン
角度の２／３のオープンをしたときに始めて、オープン
するようにしたため、前部座席のみに出入りするときは
第１のドアエレメントのオープンのみを行えば良く、第
１のドアエレメントは第２のドアエレメントは第１のド
アエレメントより小さ（しても、第１のドアエレメント
ハ通常の場合より短く軽くでき、出入り用の大きな開口
部を形成する効果的なドアの開閉動作を行うことができ
る。
また、広い出入り用の開口部は軸支された前部ドアエレ
メントの与えられた重量および外側への移動によって得
られるため、後部座席への容易な出入りを達成すること
ができる。
メントの与えられた重量および外側への移動によって得
られるため、後部座席への容易な出入りを達成すること
ができる。
前部のドアエレメントを一端を軸支した通常のドアとし
、後部のドアエレメントの移動を一度外方へ退避し、後
方へ向けて移動するドアとしたため、通常のドア操作で
効果的な大きな出入り用の開口部を形成することができ
る。
、後部のドアエレメントの移動を一度外方へ退避し、後
方へ向けて移動するドアとしたため、通常のドア操作で
効果的な大きな出入り用の開口部を形成することができ
る。
軌道ガイド手段によって、第２のドアエレメントの外方
および後方への移動をガイドすることができるため、第
２のドアエレメントの効果的な開閉動作を達成すること
ができる。
および後方への移動をガイドすることができるため、第
２のドアエレメントの効果的な開閉動作を達成すること
ができる。
また、第２のドアメンバの動作を機械的リンクによって
第１のドアメンバに追従させれば、簡単な機構で、第２
のドアメンバの開閉動作を行うことができる。また、電
気的または液圧駆動式の駆動機構によって第２のドアメ
ンバの動作を行えば、第１のドアメンバを開閉するため
の駆動力を大きくすることなく第２のドアメンバの好適
な開閉動作を行うことができる。
第１のドアメンバに追従させれば、簡単な機構で、第２
のドアメンバの開閉動作を行うことができる。また、電
気的または液圧駆動式の駆動機構によって第２のドアメ
ンバの動作を行えば、第１のドアメンバを開閉するため
の駆動力を大きくすることなく第２のドアメンバの好適
な開閉動作を行うことができる。
［実施例］
以下、この発明に係るドアシステムの一実施例について
、図面に基づいて説明する。
、図面に基づいて説明する。
図において、車両１はその車室内の前部に運転者用と同
乗者用の横並びに配置された２つのシートと後部の２人
の同乗者用のシートを有する２プラス２タイプのもので
ある。前部シートおよび後部シートへの出入りは車両の
両側にそれぞれ設けられた開口部（出入り口）を通じて
行われる。図に示すように、車両の左側に設けられた開
口部２は窓４および車輪用アーチ５から後方に伸びてい
る。そして、垂直方向おいては、開口部２はルーフ７と
ドアシル部９との間に位置している。そして、出入りが
要求される場合の他、開口部２はこの発明のドア構成物
によってクローズされている。
乗者用の横並びに配置された２つのシートと後部の２人
の同乗者用のシートを有する２プラス２タイプのもので
ある。前部シートおよび後部シートへの出入りは車両の
両側にそれぞれ設けられた開口部（出入り口）を通じて
行われる。図に示すように、車両の左側に設けられた開
口部２は窓４および車輪用アーチ５から後方に伸びてい
る。そして、垂直方向おいては、開口部２はルーフ７と
ドアシル部９との間に位置している。そして、出入りが
要求される場合の他、開口部２はこの発明のドア構成物
によってクローズされている。
なお、この発明のドア構造物は、結合状態（クローズ位
置）において、それぞれの直立した縁部同士が近接して
位置する前部ドアエレメント１０および後部ドアエレメ
ント１１からなっている。
置）において、それぞれの直立した縁部同士が近接して
位置する前部ドアエレメント１０および後部ドアエレメ
ント１１からなっている。
第３図から明らかなように、後部ドアエレメント１１は
下部２枚重パネル部１２とその上のガラス部１４からな
っている。ドアエレメント１０もほぼ同様に、下部２枚
重パネル部とその上のガラス部からなっている。なお、
両ドアエレメントｔｏ、ｉｉにおけるガラス部はガラス
の周囲を取り囲むフレームを有しても有しなくてもよい
。また、好ましくは、ガラス部は下部のパネル部の内部
に退避することができる。
下部２枚重パネル部１２とその上のガラス部１４からな
っている。ドアエレメント１０もほぼ同様に、下部２枚
重パネル部とその上のガラス部からなっている。なお、
両ドアエレメントｔｏ、ｉｉにおけるガラス部はガラス
の周囲を取り囲むフレームを有しても有しなくてもよい
。また、好ましくは、ガラス部は下部のパネル部の内部
に退避することができる。
前部ドアエレメント１０の前方側縁部は垂直軸回りに軸
支する１または２以上のヒンジ（ちょうつがい）によっ
て取り付けられている。これによって、ドアは第１図に
示されるクローズ位置から第２図に示されるオープン位
置に旋回移動することができる。一方、後部ドアエレメ
ント１１は第１図に示すクローズ位置から第２図に示す
オープン位置に摺動移動する。すなわち、第１図に示す
ように、後部ドアエレメント１１はクローズ位置におい
て、車両の側壁と同一の平面を形成して連続しており、
車両の側壁が平面でない場合には、これを同一形状を有
して連続している。また、第２図に示すように、後部ド
アエレメント１１はそのオープン位置において、車両の
側壁の外側においてその外面と平行に位置する。
支する１または２以上のヒンジ（ちょうつがい）によっ
て取り付けられている。これによって、ドアは第１図に
示されるクローズ位置から第２図に示されるオープン位
置に旋回移動することができる。一方、後部ドアエレメ
ント１１は第１図に示すクローズ位置から第２図に示す
オープン位置に摺動移動する。すなわち、第１図に示す
ように、後部ドアエレメント１１はクローズ位置におい
て、車両の側壁と同一の平面を形成して連続しており、
車両の側壁が平面でない場合には、これを同一形状を有
して連続している。また、第２図に示すように、後部ド
アエレメント１１はそのオープン位置において、車両の
側壁の外側においてその外面と平行に位置する。
ドアエレメント１１のオープン位置において、開口部２
は実質的に開放され、車両シートへの出入りの邪魔とな
らない。後部ドアエレメント１１のそのクローズ位置か
らの摺動移動は、その後に続く側壁に平行な後方への摺
動移動のために十分な車体の外方への移動によって始ま
る。
は実質的に開放され、車両シートへの出入りの邪魔とな
らない。後部ドアエレメント１１のそのクローズ位置か
らの摺動移動は、その後に続く側壁に平行な後方への摺
動移動のために十分な車体の外方への移動によって始ま
る。
このオープン動作およびこれに対応するクローズ位置へ
の復帰動作を可能とするため、ドアエレメント１１はそ
の下部パネル１２の上端部に垂直方向に間隔を隔てた一
対のほぼ水平であり、溝状の軌道ガイド１５を有してい
る。そして、これらの軌道ガイドには、それぞれ車体か
ら側方かつ外方に突出した支持エレメント１６の自由端
が摺動可能、かつ離れないように受け入れられている。
の復帰動作を可能とするため、ドアエレメント１１はそ
の下部パネル１２の上端部に垂直方向に間隔を隔てた一
対のほぼ水平であり、溝状の軌道ガイド１５を有してい
る。そして、これらの軌道ガイドには、それぞれ車体か
ら側方かつ外方に突出した支持エレメント１６の自由端
が摺動可能、かつ離れないように受け入れられている。
ガイド溝１５はパネル部１２の厚さの中でドアオープン
に際して当初の側方外方への移動を行うために、水平平
面内で湾曲部を有している。すなわち、支持エレメント
１６の自由端が湾曲部に沿って移動することによって、
後部ドアエレメント１１を外方に案内することができる
。後部ドアエレメント１１は、さらに車体に２アームリ
ンクによって車体に接続されている。この２アームリン
ク１９は２つのドアエレメントの連動を行う機械的リン
クの一部を構成するものであって、車体またはシャーシ
に設けられた固定軸部位置２０からドアエレメントの前
方下端部の位置２１に伸びている。そして、２アームリ
ンク１９の中間の接続部を第１のドアエレメント１０の
移動に応じて移動させることによって、第２のドアエレ
メント１１を開閉することができる。
に際して当初の側方外方への移動を行うために、水平平
面内で湾曲部を有している。すなわち、支持エレメント
１６の自由端が湾曲部に沿って移動することによって、
後部ドアエレメント１１を外方に案内することができる
。後部ドアエレメント１１は、さらに車体に２アームリ
ンクによって車体に接続されている。この２アームリン
ク１９は２つのドアエレメントの連動を行う機械的リン
クの一部を構成するものであって、車体またはシャーシ
に設けられた固定軸部位置２０からドアエレメントの前
方下端部の位置２１に伸びている。そして、２アームリ
ンク１９の中間の接続部を第１のドアエレメント１０の
移動に応じて移動させることによって、第２のドアエレ
メント１１を開閉することができる。
第１図にドアがクローズ位置にある状態が示されており
、前部ドアエレメント１０および後部ドアエレメント１
１は、前部ドアエレメントの後縁と後部ドアエレメント
の前縁とが接しており、車両の側壁と連続する同一の平
面を形成している。
、前部ドアエレメント１０および後部ドアエレメント１
１は、前部ドアエレメントの後縁と後部ドアエレメント
の前縁とが接しており、車両の側壁と連続する同一の平
面を形成している。
前部ドアエレメント１０はハンドル２２によって内方ま
たは外方に駆動されるラッチを有しており、このラッチ
によって、後部ドアエレメント１１をに係止する。すな
わち、クローズ状態で第１および第２のドアエレメント
１０．１１同士はラッチによりロックされ、ハンドル２
２を操作することによって両者のロックを解除できる。
たは外方に駆動されるラッチを有しており、このラッチ
によって、後部ドアエレメント１１をに係止する。すな
わち、クローズ状態で第１および第２のドアエレメント
１０．１１同士はラッチによりロックされ、ハンドル２
２を操作することによって両者のロックを解除できる。
また、ドアの下方の車体を形成するシル９の上方の車両
の側部に十分な強度を持たせるため、それぞれのドアエ
レメントはそのパネル部の上端部にそれに沿って伸びる
サイドバーが組み込まれている。ドアエレメントの近接
する両縁において、サイドバーはインターロック構造を
形成している。
の側部に十分な強度を持たせるため、それぞれのドアエ
レメントはそのパネル部の上端部にそれに沿って伸びる
サイドバーが組み込まれている。ドアエレメントの近接
する両縁において、サイドバーはインターロック構造を
形成している。
１つのインターロック構造２５は第３図に示されている
。すなわち、２つのサイドバーは当接され、実質的に防
護強度を提供する１つのビームを形成する。このサイド
バーは例えば、十分な強度を有する鋼材によって構成し
、クローズ状態で両端部同士が当接され、車体に対して
は１つの補強材として作用することができる。
。すなわち、２つのサイドバーは当接され、実質的に防
護強度を提供する１つのビームを形成する。このサイド
バーは例えば、十分な強度を有する鋼材によって構成し
、クローズ状態で両端部同士が当接され、車体に対して
は１つの補強材として作用することができる。
部からのオープンであれば、ハンドル２２の操作によっ
てラッチが解除される。そして、これによって、第２図
に示すように、前部ドアエレメント１０は外側に旋回で
きるようになる。ここにおいて、後部ドアエレメント１
１はそのオープン位置に移動可能となる。この移動は、
ガイドトラック１５内における支持エレメント１６の摺
動およびリンク１９の操作によって行われる。好適には
、後部ドアエレメント１１のオープン動作は、前部ドア
エレメント１０のオープン動作に調和して行われる。す
なわち、前部ドアエレメントがヒンジと係合するストッ
パによって規定される最大回動角度の２／３の位置に至
るまで、後部ドアエレメント１１は固定状態に維持され
る。例えば、第１のドアエレメントの最大回動角度を６
０＠とすれば、これが４０″回動じた後に第１のドアエ
レメントの移動が開始される。
てラッチが解除される。そして、これによって、第２図
に示すように、前部ドアエレメント１０は外側に旋回で
きるようになる。ここにおいて、後部ドアエレメント１
１はそのオープン位置に移動可能となる。この移動は、
ガイドトラック１５内における支持エレメント１６の摺
動およびリンク１９の操作によって行われる。好適には
、後部ドアエレメント１１のオープン動作は、前部ドア
エレメント１０のオープン動作に調和して行われる。す
なわち、前部ドアエレメントがヒンジと係合するストッ
パによって規定される最大回動角度の２／３の位置に至
るまで、後部ドアエレメント１１は固定状態に維持され
る。例えば、第１のドアエレメントの最大回動角度を６
０＠とすれば、これが４０″回動じた後に第１のドアエ
レメントの移動が開始される。
２つのドアエレメントは上述のように機械的にリンクさ
せて前部ドアエレメントの動きに応じて後部ドアエレメ
ントを動作させてもよいが、直接のマニュアル入力を必
要としないように、電動モータまたは油圧等の液圧機構
によってもよい。機械的なリンク機構を用いる場合には
、第１のドアエレメントが最後の１／３の回動に応じて
リンク機構が動作するようになっている。一方、モータ
油圧等を用いる場合には、第１のドアエレメントの回動
を回転センサ（例えば、フォトセンサ、ポテンショメー
タ等）によって検出し、２／３以上第１のドアエレメン
トが回動した時にモータなどを駆動するとよい。そして
、前部ドアエレメント１１に関連して前部ドアの最初の
２／３角度の旋回オープン動作を検出するセンサに応じ
て、電気的または液圧の駆動力が供給される。なお、モ
ータ等による駆動は、上述のリンクを駆動してもよいし
、ドアエレメントを直接駆動してもよい。
せて前部ドアエレメントの動きに応じて後部ドアエレメ
ントを動作させてもよいが、直接のマニュアル入力を必
要としないように、電動モータまたは油圧等の液圧機構
によってもよい。機械的なリンク機構を用いる場合には
、第１のドアエレメントが最後の１／３の回動に応じて
リンク機構が動作するようになっている。一方、モータ
油圧等を用いる場合には、第１のドアエレメントの回動
を回転センサ（例えば、フォトセンサ、ポテンショメー
タ等）によって検出し、２／３以上第１のドアエレメン
トが回動した時にモータなどを駆動するとよい。そして
、前部ドアエレメント１１に関連して前部ドアの最初の
２／３角度の旋回オープン動作を検出するセンサに応じ
て、電気的または液圧の駆動力が供給される。なお、モ
ータ等による駆動は、上述のリンクを駆動してもよいし
、ドアエレメントを直接駆動してもよい。
オープン位置からのドアのクローズは上述とちょうど逆
の動作となる。後部ドアエレメント１１は前部ドアエレ
メント１０が復帰動作を完了する充分前にクローズ位置
に至る。従って、前部ドアエレメント１０は所定の固定
ピラーにラッチするのと全く同様に後部ドアエレメント
にラッチすることができる。
の動作となる。後部ドアエレメント１１は前部ドアエレ
メント１０が復帰動作を完了する充分前にクローズ位置
に至る。従って、前部ドアエレメント１０は所定の固定
ピラーにラッチするのと全く同様に後部ドアエレメント
にラッチすることができる。
この発明は上述の実施例に限定されるものではなく、種
々の変形が可能である。
々の変形が可能である。
［発明の効果］
以上説明したように、この発明に係るドアシステムによ
れば、比較的小さな第１のドアメンバの開閉操作によっ
て、大きな乗員出入り用開口部の効果的な開閉を行うこ
とができる。また、第１および第２のドアメンバに設け
た補強メンバによってドアクローズにおける車体の強度
を十分なものに維持することができる。
れば、比較的小さな第１のドアメンバの開閉操作によっ
て、大きな乗員出入り用開口部の効果的な開閉を行うこ
とができる。また、第１および第２のドアメンバに設け
た補強メンバによってドアクローズにおける車体の強度
を十分なものに維持することができる。
第１図はこの発明の一実施例に係るドアシステムのクロ
ーズ位置における構成を示す構成図。 第２図は同実施例におけるオープン位置における構成図
、 第３図は同実施例における す構成図である。 １０ ・・・ 前部ドアメンバ １１ ・・・ 後部ドアメンバ １２ ・・・ 下部パネル部 １５ ・・・ 軌道ガイド部 １６ ・・・ 支持メンバ ２５ ・・・ 補強メンバ ドアの内側構成を示
ーズ位置における構成を示す構成図。 第２図は同実施例におけるオープン位置における構成図
、 第３図は同実施例における す構成図である。 １０ ・・・ 前部ドアメンバ １１ ・・・ 後部ドアメンバ １２ ・・・ 下部パネル部 １５ ・・・ 軌道ガイド部 １６ ・・・ 支持メンバ ２５ ・・・ 補強メンバ ドアの内側構成を示
Claims (11)
- （１）両者が近接したクローズ位置に位置することによ
り、開口部をクローズする第１および第２のドアメンバ
と、 第１のドアメンバをクローズ位置からオープン位置に移
動可能とする手段と、 第１のドアメンバのオープン動作にに対応して第２のド
アメンバをクローズ位置からオープン位置に移動させる
手段と、 を有することを特徴とするドアシステム。 - （２）請求項（１）記載のシステムにおいて、上記開口
部は、自動車の側壁に形成されており、上記第１および
第２のドアメンバは前部および後部ドアメンバにより構
成することを特徴とするドアシステム。 - （３）開口部をクローズし、端縁部同士が当接されるク
ローズ位置と、開口部をオープンするオープン位置の間
で移動可能に設けられている第１および第２のドアメン
バと、それぞれのドアメンバ内に組み込まれた補強メン
バと、この補強メンバの端部同士をドアメンバの端部に
おいて当接し、両者をドアメンバのクローズ位置におい
て解除可能接続する接続手段を有することを特徴とする
ドアシステム。 - （４）請求項（３）記載のシステムにおいて、上記開口
部は自動車の側壁に設けられた出入口であり、上記ドア
メンバはそれぞれ下部パネル部と上部ガラス部を有する
前部および後部ドアメンバで構成され、 上記補強メンバは上記下部パネル部の上部領域内におい
て伸長形成されたビーム材によって構成されていること
を特徴とするドアシステム。 - （５）請求項（４）記載のシステムにおいて、上記第１
および第２のドアメンバの動作を連動させるドライブ手
段を有し、 上記第１のドアメンバのオープン動作に応じて第２のド
アメンバにオープン動作を生起させることを特徴とする
ドアシステム。 - （６）請求項（１）、（２）、（５）記載のシステムに
おいて、 上記第２のドアメンバは第１のドアメンバが所定のオー
プン動作をした後に初めてクローズ位置からの移動を可
能とすることを特徴とするドアシステム。 - （７）請求項（２）、（５）、（６）記載のシステムに
おいて、 上記第１のドアメンバはその前縁部が自動車の側壁にヒ
ンジで支持され、第２のドアメンバは外方および後方に
移動して自動車の側壁に沿ったオープン位置に移動可能
であることを特徴とするドアシステム。 - （８）請求項（７）記載のシステムにおいて、上記第２
のドアメンバは第１のドアメンバがその最大移動距離の
２／３の距離旋回移動した後に始めて移動可能とするこ
とを特徴とするドアシステム。 - （９）請求項（７）、（８）記載のシステムにおいて、 第２のドアメンバの内部に形成されほぼ水平方向に伸び
る軌道ガイド手段が設けられ、 上記サポート手段は自動車に固定されているとともに、
軌道ガイド手段内にスライド可能に受け入れられ、 上記軌道ガイド手段はクローズ位置から外方に向けての
移動を提供するためにほぼ水平平面内で湾曲した湾曲部
を有することを特徴とするドアシステム。 - （１０）請求項（１）、（２）、（５）〜（９）記載の
システムにおいて、 第２のドアメンバの動作は第１および第２のドアメンバ
間で動作する機械的リンク機構によって行われることを
特徴とするドアシステム。 - （１１）請求項（１）、（２）、（５）〜（９）記載の
システムにおいて、 第２のドアメンバの動作は、第１のドアメンバの動作を
検出するセンサの出力に応じて動作する液圧アクチュエ
ータまたは電動モータによって行われることを特徴とす
るドアシステム。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| GB888811637A GB8811637D0 (en) | 1988-05-17 | 1988-05-17 | Vehicle door structure |
| GB8811637.1 | 1988-05-17 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0218114A true JPH0218114A (ja) | 1990-01-22 |
Family
ID=10637027
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1125448A Pending JPH0218114A (ja) | 1988-05-17 | 1989-05-17 | ドアシステム |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0342915A3 (ja) |
| JP (1) | JPH0218114A (ja) |
| KR (1) | KR890017099A (ja) |
| AU (1) | AU3487389A (ja) |
| GB (1) | GB8811637D0 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2696689B1 (fr) * | 1992-10-14 | 1994-12-09 | Michel Moutet | Portières pour véhicules automobiles et carrosseries utilisant de telles portières. |
| US6609748B1 (en) * | 2000-09-25 | 2003-08-26 | Ford Global Technologies, Llc | Forward facing rear door assembly for motor vehicles |
| FR2849094B1 (fr) * | 2002-12-19 | 2005-02-18 | Arvinmeritor Light Vehicle Sys | Procede de gestion de portes de vehicule et vehicule |
| JP4300858B2 (ja) * | 2003-04-22 | 2009-07-22 | アイシン精機株式会社 | 車両ドア制御装置 |
| US7488029B2 (en) | 2005-12-16 | 2009-02-10 | Ford Global Technologies, Llc | Independently opening doors for an automotive door opening |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB1318203A (en) * | 1969-12-19 | 1973-05-23 | Avery Ltd W T | Door assemblies |
| JPS5934922A (ja) * | 1982-08-23 | 1984-02-25 | Nissan Motor Co Ltd | 自動車の車体構造 |
| DE3537304A1 (de) * | 1985-10-19 | 1987-04-23 | Porsche Ag | Aufbau fuer personenwagen |
-
1988
- 1988-05-17 GB GB888811637A patent/GB8811637D0/en active Pending
-
1989
- 1989-05-16 EP EP19890304917 patent/EP0342915A3/en not_active Withdrawn
- 1989-05-17 AU AU34873/89A patent/AU3487389A/en not_active Abandoned
- 1989-05-17 JP JP1125448A patent/JPH0218114A/ja active Pending
- 1989-05-17 KR KR1019890006557A patent/KR890017099A/ko not_active Application Discontinuation
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0342915A3 (en) | 1990-12-05 |
| AU3487389A (en) | 1989-11-23 |
| EP0342915A2 (en) | 1989-11-23 |
| KR890017099A (ko) | 1989-12-15 |
| GB8811637D0 (en) | 1988-06-22 |
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