JPH0217836B2 - - Google Patents

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JPH0217836B2
JPH0217836B2 JP58046682A JP4668283A JPH0217836B2 JP H0217836 B2 JPH0217836 B2 JP H0217836B2 JP 58046682 A JP58046682 A JP 58046682A JP 4668283 A JP4668283 A JP 4668283A JP H0217836 B2 JPH0217836 B2 JP H0217836B2
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smoke
fire
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detector
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JP58046682A
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Nobuo Takahashi
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Description

【発明の詳細な説明】
この発明は火災および非火災などの異常状態を
検出する異常警報装置に関するものである。 従来火災警報装置としては、火災により発生す
る低濃度の煙と高濃度の煙を検出し、低濃度の煙
で注意信号を高濃度の煙で火災警報を発するもの
が知られていた。しかしこの種警報装置は、単に
煙濃度の絶対値を検出しているので、火災ではな
い一過性のタバコの煙、調理の煙または塵埃に対
しても応答して注意信号が発せられるために、信
号の信頼性に問題があつた。 この発明は以上の点にかんがみ早期に確実な注
意信号を発することができる火災などの異常警報
装置を提供するものである。 以下この発明の一実施例を第1図ないし第3図
により説明する。第1図において1は火災警戒区
域に設けられた煙検出器で、第2図に示すように
内外イオン室CHi,CHoと、電界効果トランジス
タTrと、そのソースに接続されたアナログ信号
端子Aと、煙の所定濃度で動作し火災信号を発す
るスイツチング回路SWとより構成される。2は
上記アナログ信号端子Aと接続され検知器1のア
ナログ出力電圧をデイジタル値S(n)に変換す
るAD変換器、3は本装置のシステムクロツクを
発生するパルス発生器で、周期Δt、この実施例
では15秒毎にパルスtを発生し、上記AD変換器
2と接続されてΔt毎に検知器1よりのアナログ
信号がデイジタル値…S(n−1),S(n),S
(n+1)…と変換されるように構成されている。
4はAD変換器2より入力される気流や煙濃度の
変動あるいは検知器1自身の雑音を除去するフイ
ルタ回路で、AD変換器2より送られてくるN個
のデイジタル値S(n−N+1)…S(n−1),
S(n)を記憶し、新しいデイジタル値S(n+
1)が記憶される毎に1番古いS(n−N+1)
が押し出されるシフトレジスタ群5と、デイジタ
ルフイルタの式、F(n)=1×S(n)+αS(n−
1)+α2(n−2)+…+α(N-1)S(n−N+1)の
定数1,α,α2…α(N-1)を記憶するROM6と、上
記シフトレジスタ群5とROM6に記憶されたS
(n),S(n−1)…S(n−N+1)と1,α…
α(N-1)を読み出し平滑値F(n)を演算する演算手
順があらかじめ図示されていないROM中に記憶
された演算器7とで構成される。8はパルス発生
器3よりのパルスtを計数するカウンタ、9は上
記シフトレジスタ群5のデータ数N個を記憶する
ROM、10はカウンタ8の計数値とROM9に
記憶されたNが等しくなつたとき出力される比較
器、11はパルス発生器3と接続され比較器10
の出力により開かれるゲート回路で、以後その動
作が保持され分周器12およびその他回路を同期
制御するためにパルスtを出力し続ける。また1
3は演算器7で演算された平滑値F(n)を先に
演算された平滑値F(n−1)とともに2つの値
を記憶するシフトレジスタにより構成された記憶
回路、14は上記記憶回路13より平滑値F(n)
およびF(n−1)を読み出しF(n)―F(n−
1)、すなわち検知器1より検知された煙濃度の
Δt間の変化速度V(n)を演算する減算器、15
は減算器14で演算されたV(n)を先に演算さ
れたV(n−1)とともに2つの値を記憶するシ
フトレジスタで構成された記憶回路、16は上記
記憶回路15より変化速度V(n)およびV(n−
1)を読み出しV(n)―V(n−1)、すなわち
検知器1より検出された煙濃度のΔt間の変化加
速度A(n)を演算する減算器、17は記憶回路
15に新たに記憶されたV(n)の符号が正であ
ることにより煙濃度が増加していることを、負で
あることにより煙濃度が減少していることを、ま
たその値が零であることにより煙濃度が一定して
いることを検出しそれぞれを判別できるバイナリ
コードに変換するデコーダ、18は減算器16に
より演算されたA(n)の符号が正であることに
より煙濃度が急激に増加していることを、負であ
ることにより煙濃度の増加が緩やかになつている
ことを、またその値が零であることにより直線的
に煙濃度が増加していることを検出しそれぞれを
判別できるバイナリコードに変換するデコーダ、
19はデコーダ17より出力されたV(n−1)
およびV(n)に関する2つのバイナリコードを
記憶するシフトレジスタで構成された記憶回路、
20はデコーダ18により出力されたA(n)に
関するバイナリコードを記憶するシフトレジスタ
で構成された記憶回路、21は上記V(n−1),
V(n)およびA(n)の正、負の符号と零との関
係が表1で示すような場合、すなわち表1のパタ
ーン番号が第3図の図面番号1〜13に対応する煙
濃度の変化状態のとき、それぞれ重みW(n)=
0,0,1,2,3,4,5…−4,−5を出力
するエンコーダである。
【表】 22はエンコーダ21より遂次送られてくる重
みw(n)をa個、この実施例では2個、積算す
る穫算器で、分周器12よりa×Δt間隔で発生
するパルスTが入力する毎に重みの総和W(i)を出
力した後クリアされるように構成されている。2
3はこの装置が注意信号を発生させるためのしき
い値a×bを記憶するROMで、この実施例では
b=2が選択され2×2=4が記憶されている。
24は上記積算器22の総和W(i)とROM23の
値4とを比較しW(i)≧4で出力する比較器、25
は比較器24の出力により注意警報を発する警報
器である。 次に上記装置の動作を説明する。電源が投入さ
れると、カウンタ8および積算器22はクリアさ
れ、記憶回路13,15,19,20などには適
当な初期値がセツトされる。そして煙検出器1よ
り送られてくるアナログ出力電圧はAD変換器2
に入力され、Δt間隔で発生するパルスt毎にデ
イジタル値S(n−N+1)…S(n−1)と変換
されそして順次シフトレジスタ群5へと記憶され
N個目のデイジタル値S(n)が記憶されると、
このことが比較器10で検出されゲート回路11
が開かれ以後その動作が保持される。ゲート11
が開かれパルスtが演算器7に入力されると、演
算器7はROMに記憶されたプログラムに従つ
て、シフトレジスタ群5およびROM6よりデー
タを読み込み、上記S(n)に含まれているノイ
ズ成分が除去された平滑値F(n)を演算し、記
憶回路13に先に記憶されたF(n−2)、(スタ
ート時には初期値)を押し出しF(n−1)、(ス
タート時には初期値)とともにF(n)が記憶さ
れる。減算器14は記憶回路13から平滑値F
(n)およびF(n−1)を読み込み煙濃度の変化
速度V(n)=F(n)−F(n−1)を演算し、記
憶回路15に先に記憶されたV(n−2)、(スタ
ート時には初期値)を押し出しV(n−1)、(ス
タート時には初期値)とともにV(n)が記憶さ
れる。減算器16は記憶回路15からV(n)お
よびV(n−1)を読み込み煙濃度の変化の加速
度A(n)=V(n)−V(n−1)を演算し、デコ
ーダ18に出力し、A(n)の正、負の符号また
はその値が零であるかが検出され、対応するバイ
ナリコードが記憶回路20に記憶される。一方こ
の間に記憶回路15に記憶されたV(n)もその
符号またはその値が零であるかがデコーダ17で
検出され、記憶回路19に先に記憶されたV(n
−2)、(スタート時は初期値)の符号等に係るバ
イナリコードを押し出しV(n−1)、(スタート
時は初期値)とともにV(n)の符号等に関する
バイナリコードを記憶する。このような状態に達
すると、エンコーダ21は上記記憶回路19,2
0のV(n−1),V(n),A(n)の符号および
零の状態に応じて、すなわち第3図に示す煙濃度
の変化のパターンに応じて、表1に対応する重み
W(n)が出力され積算器22に入力される。そ
して時間Δtがすぎ新たにパルスtがAD変換器2
に入力されると次のデイジタル値S(n+1)が
シフトレジスタ群5に入力され…そしてエンコー
ダ21より重みW(n+1)が出力され、このよ
うな動作がa回、a=2であるので2回行なわれ
ると、積算器22には分周器22よりパルスTが
入力され緩和W(i)が演算され比較器24に出力さ
れる。比較器24ではROM23に記憶された数
値a×b=4と比較され、例えば、第4図の3の
曲線イまたはロのような急激な煙濃度の変化によ
り重みの総和W(i)が6または5となつて比較器2
4が動作し、火災に発展する危険な状態として、
警報器25により注意信号が発せられる。さらに
第4図の6の曲線イで示されるような重みW(i)が
9にもなるような煙濃度の変化では、警報器25
が動作し、注意信号が発せられた後火災と判断さ
れる所定濃度となると検出器1のスイツチング回
路SWが動作し火災警報が発せられる。また第4
図の5の曲線ニ,ホなどで示されるタバコの煙の
ような一過性の濃度変化では、その重みW(i)が3
となつて比較器24が動作せず注意信号を発する
ことがない。その他の煙濃度の変化によつていか
に注意信号が発せられ、また防止されるかは、そ
のa×b=4と第4図および第5図に示す種々の
煙のパターンを示す曲線に重みW(i)を付記するこ
とにより想定できるので説明を省略する。 本発明の警報装置は上記で説明したように個々
の部品で構成したが、装置全体をマイクロプロセ
ツサに置き換えることができる。またフイルタ回
路4は移動平均値を求めるフイルタ等、あるいは
検出器1のアナログ力をCR等によるアナログフ
イルタ回路を通じてAD変換器2に入力しその出
力を接記憶回路13に出力させるようにしてもよ
い。また検出器1のスイツチング回路SWの動作
により火災信号を発するようにしたが、例えば演
算器7より出力される平滑値F(n)が所定値に
達した時に火災警報を発するように、あるいは火
災警報だけは従来の煙感知器によつて発生させる
ようにしてもよい。さらに煙検出器の代わりに輻
射式あるいは熱式検出器なども使用することがで
きる。 本発明装置は以上のように構成され動作するの
で、早期に確実な注意信号を発することができる
警報装置が得られるが、第2図の所定濃度で動作
するスイツチング回路SWまたは煙感知器と組み
合わせると、更に次のような効果が得られる。 (1) 燻焼火災の場合、煙濃度は徐々に増加するの
で、スイツチング回路SWまたは煙感知器が動
作し火災警報が発せられる以前に、注意信号が
発せられ関係者は早期に時間的または精神的な
余裕をもつて対処することができる。 (2) 燃焼火災の場合、煙検出器としてイオン化式
を用いると、スイツチング回路SWまたはイオ
ン化式煙感知器が動作し火災警報が発せられ、
それと前後するa×Δt時間内に注意信号によ
つても確認することができるので、燃焼による
火災が発生し早急に対応する必要があることが
判る。 (3) タバコの煙、廚房などの一過性の煙濃度の変
化の場合にスイツチング回路SWまたは煙感知
器が動作し火災警報が発せられても、アナログ
信号を平滑していることおよび煙濃度が減少し
始めると直ちにW(i)が負の値をとることとなる
ので、注意信号が発せられず関係者は非火災報
であると判断できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の異常警報装置のブロツク図、
第2図は煙検知器の回路図、第3図は3ステツプ
の煙濃度の変化を示す状態図、第4図、第5図は
4ステツプの煙濃度変化とその重みを示す状態図
である。 1……煙検出器、2……AD変換器、3……パ
ルス発生器、4……フイルタ回路、11……ゲー
ト回路、12……分周器、13,15,19,2
0……記憶回路、14,16……減算器、17,
18……デコーダ、21……エンコーダ、22…
…積算器、23……ROM、24……比較器、2
5……警報器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 火災などによつて生じる煙、熱、ガスまたは
    光などの現象を検出しアナログ信号を出力する検
    出部と、このアナログ信号を一定周期でサンプリ
    ングした信号に基づく変化速度と変化加速度との
    正、負の符号および零とをそれぞれ検出する変化
    速度符号検出手段と変化加速度符号検出手段と、
    この正、負の符号と零とを用いて火災現象などの
    時間的変化のパターンを分類して重みを付ける重
    み付け手段と、あらかじめ設定された個数に付い
    て重みを積算して総和を出力する積算器と、総和
    とあらかじめ設定したしきい値とを比較する比較
    器と、比較器の出力により注意信号を発する警報
    手段とより構成されたことを特徴とする火災など
    の異常警報装置。
JP4668283A 1983-03-21 1983-03-21 火災などの異常警報装置 Granted JPS59172093A (ja)

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JP4668283A JPS59172093A (ja) 1983-03-21 1983-03-21 火災などの異常警報装置

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JP4668283A JPS59172093A (ja) 1983-03-21 1983-03-21 火災などの異常警報装置

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JPS59172093A JPS59172093A (ja) 1984-09-28
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