JPH0217336Y2 - - Google Patents

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JPH0217336Y2
JPH0217336Y2 JP1984166060U JP16606084U JPH0217336Y2 JP H0217336 Y2 JPH0217336 Y2 JP H0217336Y2 JP 1984166060 U JP1984166060 U JP 1984166060U JP 16606084 U JP16606084 U JP 16606084U JP H0217336 Y2 JPH0217336 Y2 JP H0217336Y2
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JP1984166060U
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  • Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 本考案はクロマトグラフ、就中液体クロマトグ
ラフ用のカラムジヤケツトに関する。
ロ 従来の技術 従来カラムジヤケツトは一定長のものしか提供
されていないため、その内部に収納するカラムの
パイプ部にて固定しシールするためのパイプの一
部とフイツテイング部が外に出てしまう。したが
つて従来のものはカラムフイツテイング部の保温
ができず、又カラムジヤケツトの長さの調整はで
きなかつた。
そこでカラムジヤツケト端に螺子溝を切りキヤ
ツプを螺入する如く形成し長さの調整できるよう
にしたものがあるが、その場合キヤツプ部よりの
漏水を防ぐためにテープでシールを施す必要があ
り作業が面倒である。
又カラムジヤケツトの頭部にＯリング付きのキ
ヤツプを被せ所望位置でビスで固定した方式も用
いられている。
ハ 考案が解決しようとする問題点 然して内部に入るカラムのフイツテイングもそ
の形状により夫々長さがあるため、カラムの長さ
は一定とすることが困難である。
従つて、カラムジヤケツトとキヤツプを用いて
カラムの長さに合せた長さに形成させる必要があ
る。然もテフロンテープをまくという面倒な作業
を要さないで、極めて簡単にシールできることが
必要である。
ニ 問題点を解決するための手段 そこで本考案に於ては、カラムジヤケツト端に
螺子溝を形成し、キヤツプを螺入自在に設け、カ
ラムジヤケツトへの嵌合筒部と頭頂部よりなるイ
ンナーキヤツプをキヤツプにより押圧する如くし
たことを特徴とする。
ホ 作用 カラムジヤケツト内に収納するカラム端にフイ
ツテイングを挿入し、ナツトで締めることによ
り、フイツテイング他端にナツトで取付けたリー
ドパイプとカラムの結合を完成させる。このカラ
ムをカラムジヤケツト内に収納させ、パツキング
を介してインナーキヤツプをフイツテイングに被
せ且つカラムジヤケツトに螺入してインナーキヤ
ツプ、パツキングを介してフイツテイングを締付
固定する。
然るときカラムジヤケツト頭部はインナーキヤ
ツプにより密封され気密性が確実になる。
ヘ 実施例 １はカラムジヤケツトでステンレス、アクリル
等適宜材質にて形成される。２は排水口で他に同
様の給水口を設けてあるのが通例である。３はカ
ラムジヤツケツト１の端部外側に設けた螺子溝で
ある。４はキヤツプで内側に螺子溝３に適合する
螺子５を形成し、頭部にはリードパイプ６を固定
するナツト７の挿入孔８を或はリードパイプ６の
みの挿入孔８を穿設してある。９はカラムでその
一端にはフイツテイング１０を挿通し、該フイツ
テイング１０のネジ１１にナツト１２を螺通させ
固定させる。一方フイツテイング１０の一方には
リードパイプ６がナツト７にて固定され、カラム
９とリードパイプ６が連通せしめられる。ネジ１
１を有するフイツテイング１０とネジ１２により
連結部材を形成してある。１３はパツキングでフ
イツテイング１０上部に置かれ、その上からイン
ナーキヤツプ１４が被せられる。該インナーキヤ
ツプ１４の嵌合筒部１４ａはカラムジヤケツト１
の内径に合せて形成し嵌合させる如くしてある。
図に於てはカラムジヤケツト９の一端部のみを示
したが、他端も同様構造とすることもあるし、又
単に従来の如く、キヤツプだけで固定しても良い
こと勿論である。
使用に当り給排水口２等により、水、温水等を
カラムジヤケツト内に流して循環させ、カラム９
の温度を一定に保持させる。その際フイツテイン
グ１０の上部はパツキン１３及びインナーキヤツ
プ１４の頭頂部により水密性が確保される。又カ
ラムジヤケツト１の側壁にはインナーキヤツプ１
４の嵌合筒部１４ａが密接し水密となる。更にＯ
リング１５により一層水密性は確実となる。
ト 考案の効果 上記の如き本考案によれば、カラムジヤケツト
端に螺子溝を形成し、キヤツプを螺入自在に設
け、カラムジヤケツトへの嵌合筒部と頭頂部より
なるインナーキヤツプをキヤツプにより押圧する
如くしたので、カラムジヤケツトに対しキヤツプ
の取付けは極めて容易でその螺出入により長さの
調節は自在であり、然もインナーキヤツプにより
カラムジヤケツトとキヤツプの選択される長さに
関わらず水密性を保持でき他の面倒な漏水対策を
必要とせず単にインナーキヤツプを挿入するだけ
で使用が簡単であり実用上至便である。
【図面の簡単な説明】
第１図は本考案一実施例要部縦断側面図、第２
図は従来使用例要部縦断側面図である。 １……カラムジヤケツト、３……螺子溝、４…
…キヤツプ、１４……インナーキヤツプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 １ カラムジヤケツト端に螺子溝を形成し、キヤ
    ツプを螺入自在に設けると共にカラムジヤケツ
    ト内へカラムとリードパイプを調節自在に連結
    する連結部材を収納し、インナーキヤツプの嵌
    合筒部をカラムジヤケツト端に嵌合させその頭
    頂部をキヤツプの螺入前進により連結部材に押
    圧させる如くしたことを特徴とするカラムジヤ
    ケツト。 ２ インナーキヤツプの嵌合筒部にはＯリングを
    取付けた実用新案登録請求の範囲第一項のカラ
    ムジヤケツト。
JP1984166060U 1984-10-31 1984-10-31 Expired JPH0217336Y2 (ja)

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JP1984166060U JPH0217336Y2 (ja) 1984-10-31 1984-10-31

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984166060U JPH0217336Y2 (ja) 1984-10-31 1984-10-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6180456U JPS6180456U (ja) 1986-05-28
JPH0217336Y2 true JPH0217336Y2 (ja) 1990-05-15

Family

ID=30723896

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JP1984166060U Expired JPH0217336Y2 (ja) 1984-10-31 1984-10-31

Country Status (1)

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JP (1) JPH0217336Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5844345A (ja) * 1981-06-19 1983-03-15 チエスコスロベンスカ・アカデミイ・ベド 液体クロマトグラフィ−用カラム

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5844345A (ja) * 1981-06-19 1983-03-15 チエスコスロベンスカ・アカデミイ・ベド 液体クロマトグラフィ−用カラム

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Publication number Publication date
JPS6180456U (ja) 1986-05-28

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