JPH0216964A - 回転式自動製麹装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野Ｊ この発明は醸造工業或いは醗酵工業の製麹工程における
。薄盛りの回転式自動製麹装置に関するものである。

〔従来の技術〕

酒造工業における製麹作業の一例を挙げると、　Ｊｉｌ
ｔ麹前半のわかせ工程を完了した麹気質を、ａ蓋に少量
宛盛り込んで、木製麹工程に移行するが、この時点の麹
基質の堆積厚さは。

製麹の諸条件、目的等によって異なるが、はぼ！１〜８
印で行なわれていた。特に酒造用麹の製麹においては、
製麹中の乾燥調整ならびに清潔が大きな要素となってお
り、こ九らの要素を含めて人力による作業が行なわれて
いたのである。

〔発明が解決しようとする問題点Ｊ この手作り作業による時代から、今日では生産世につい
て増大の一途にあるが、生産廿が増大されるにつれて１
作業ならびに管理上の面から、雑菌侵入の問題が危惧さ
れていた。

また製麹を行なう工場の必要面積は、生産址の増大とと
もに多く要求さ九ることは必然であるが、いずれの企業
前も、満足する余裕もなく、この問題は装置の近代化に
よって解決するしか方法はなかった。

〔問題点を解決するための手段〕

ここにおいてこの発明は一般酵素工業並びに醸造工業の
温、湿風制御による製麹装置において、断熱壁体によっ
て構成される室内に、回転可能な薄盛培養床を多段的に
溝成し１．それそｊしの培養床ヒに昇降自在な盛込出麹
川スクリュウ装置１手入装置及び自動洗滌装置から成る
作業用部分を、それぞれ異なった位置に装備し、常時は
各培養床上部に退避さ４しる二九ら作業用部分において
、盛込時に前記スクリュウ装ｂｉを培養床上に設置し、
このスクＪユウ装置ｆｆｆのスクリュウの回転と前記培
養床の回転との相関関係で、麹７．Ｈ質の盛り込みを各
段毎に行ない、所定時間経過後１手入れの必要に応じて
、手入装置のみを培養床」二に設置して手入れを行ない
、製麹を完了して出麹を行なう際には、前期スクリュウ
装置を、出麹すべき培養床上に設置して出麹を行ない。

央に出麹終了後は、自動洗滌装置を培養床上に設置して
、培養土の洗滌を行なう、−上記各作業を各段毎に実施
するようにした回転式自動８程麹装置を提案するもので
ある。

し作用〕 製麹設備の占有面積の縮少、ならびに省力化をはかるた
めに、この発明は温、湿風による品温、湿度の制御或い
は製麹を行なう適切な環ｊｒＬ下で培養床を回転円盤型
とし、薄盛り。

多段型の構成とすへく、回転円盤床を多段的に設け、各
段毎の培養床上に昇降自在な盛込出麹用スクリュウ装置
１手入れ装置及び自動洗滌装置を設け１作業の必要に応
し各作業用部分を円盤床ヒに設置して１作業を行なわせ
る。このような構成によってそれぞＪしの回転円盤床の
間隔を必要最少限としても、清潔で求める形の麹か得ら
れるのである。

〔実施例］ この発明を実施例によって詳細に説明する。

添付図面中、第１図は整置面図、第２図は横断面図、第
３図は第２図の■−■線に沿う拡大断面図である６第１
図において、１はわかせ床、２の断熱壁体、ビはｍ基質
の供給孔で、その室内に中心軸５を中心として回転円盤
４が設けられ、この回転円盤４の外周には、立板３が摺
動自在に設けられている。また中心軸５と外周部にわた
ってスクリュウ６が上下動可能に設けられ、麹基質の盛
り込み、排出を行なう。５′はスクリュウ６の上下動作
動用の溝であり、７は後段製麹室の断熱壁体で、室内に
は中心軸１４を中心として、回転円盤１５が多段的に設
けられ、その外周は受は口一う１７によって受けている
。

前記中心軸１４と外周部にわたって、スクリュウ１２及
び手入機１３が昇降自在に設けられている。第３図の八
で示される回転円盤１５に盛り込む作業を例とすると、
スクリュウ１２を円盤Ａ上に設置し１手入機を上方に退
避させておく、このＡの回転円盤１５に対して、ねかせ
床２の回転円盤４から、スクリュウ６によって排出した
麹基質は、導入管８．崩壊機９゜切り換えシュート１０
を経由して１回転円盤１５上に０４給さ九、スクリュウ
によって外周部から内周部に移送され、整地される。２
１は図示之れでいない空気調節装置と連結するダクトで
、　２０．１８は円盤の駆動装置、１９は回転をｒ１８
Ｊ　　ｒ断Ｊするクラッチである。回転円盤４と盛り込
みの高さに設定したスクリュウ６を外周から内方に移送
するように回転させ。

供給孔１′から麹基質を供給すると、山形になって回転
する麹基質はスクリュウの下面に接触した部分から中心
部に移送され、徐々に堆積され定量のｆＪｌｉ給によっ
て１円ｆｆ１−１−の全面に整地される。所定の時間が
経過してわかせ工程を完了した麹基質は、木製節用のＡ
の回転円盤１５ヒに堆積させるが、作動としては。

スクリュウ６を円盤４に近接させ、内周部から外周部へ
移送するように回転を与え、回転円盤４を回転させると
、麹基質は回転円盤４の回転とスクリュウ６の回転との
相関関係によって、逐次排出さ、れる。排出された麹基
質は導・入管８によって案内さオし崩壊ｗｉ９で細分割
され、盛り込みを行なう円盤例えばＡに供給さハるよう
に切り換えられたシュー１−１０の案内によって、Ｍ気
質は回転円盤１５上に移送されて、円盤と共に回転を行
ない、堆積厚さに設定したスクリュウ１２の回転（外周
から内周への移送方向）によって、設定寸法より高く盛
られた麹基質は、外周から内周へ移送され１円盤１５上
に薄層に盛り込まれる。図示されていない空気調節機と
連結されたダク１〜２１から温、湿風は送らり、ダンパ
２２で風量を調節さ、１シ、製麹室内に送られて、品温
水分を制御する。この空気調節機は上記の方法のほか、
製麹の環境作りによって１品温、水分を制御する手段な
どによってもさしつかえない（第２図の２３は製麹の環
境を作る空気調節機の一例を示す）。このようにして所
定時間が経過すると、麹基質は菌体生育の進捗とともに
凝結して１手入作業を必要とする。手入作業を行なうに
は２円盤」二部に退避させである各作業用部分のうち、
手入機を円盤上に設置し、手入機と円盤とを回転させる
と、Ａの円盤１５の回転と、手入ｗ１１３の回転との相
関関係によって、手入れが行なわれる。このような手入
汎を必要に応じて行ない、所定時間を経過させて製麹を
完了させる。製麹完了後、出麹を行なうには第３図の蓋
２６を開口させ、切り換えシュート１０を垂直にすれば
、回転円盤１５と、この円盤に近接した状態で設置され
たスクリュウ１２との回転の相関関係によって。

麹は外周に移送され出麹口から出麹される。

上記するような作業を各段で行ない、出麹した後は洗滌
装置に移る。この発明においては。

各段毎に洗滌装置が設けられであるため、出麹後規定の
位置に洗滌装置を設置し、洗滌水を供給し，円盤１５を
回転すれば、自動的に洗滌が終了するものである。

自動洗滌装置の構成としては、回転ブラシ型，ノズルの
噴射型，両者を組み合わせた型等，何れの型式或いは他
の型式でも、洗滌の目的が達せられれば選択は任意であ
る９洗滌後はダクト２１から温風を供給して，急速に乾
燥させてのち、盛込みの作業に移る。

〔効果〕

この発明は薄盛り多段方式としたため，占有面積も少な
く，各段毎の盛り込み，手入れ、排出洗滌の各工程が自
動化されているため、省力化が図れ、更に清潔で求める
形の麹が得られるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の装置の装置面図、第２図は横断面図
で．第３図は第２図のｍ−ｍ線に沿う断面図である。 なお図において、 ７　　　断熱壁体 １２　　　　スクリュウ １３　　　　手入機 １５　　　　回転円盤 である。 手続補正帯 （自発） 昭和６３年８月１１日

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 一般酵素工業並びに醸造工業の温、湿風制御による製麹
   装置において、断熱壁体によつて構成される室内に、回
   転可能な薄盛培養床を多段的に構成し、それぞれの培養
   床上に昇降自在な盛込出麹用スクリュウ装置、手入装置
   及び自動洗滌装置から成る作業用部分を、それぞれ異な
   つた位置に装備し、常時は各培養床上部に退避されるこ
   れら作業用部分において、盛込時に前記スクリュウ装置
   を培養床上に設置し、このスクリュウ装置のスクリュウ
   の回転と前記培養床の回転との相関関係で、麹基質の盛
   り込みを各段毎に行ない、所定時間経過後、手入れの必
   要に応じて、手入装置のみを培養床上に設置して手入れ
   を行ない、製麹を完了して出麹を行なう際には、前期ス
   クリュウ装置を、出麹すべき培養床上に設置して出麹を
   行ない、更に出麹終了後は、自動洗滌装置を培養床上に
   設置して、培養床の洗滌を行なう、上記各作業を各段毎
   に実施するようにした回転式自動製麹装置。