JPH02168024A - 等速ジョイントのブーツ取付け方法 - Google Patents
等速ジョイントのブーツ取付け方法Info
- Publication number
- JPH02168024A JPH02168024A JP32154688A JP32154688A JPH02168024A JP H02168024 A JPH02168024 A JP H02168024A JP 32154688 A JP32154688 A JP 32154688A JP 32154688 A JP32154688 A JP 32154688A JP H02168024 A JPH02168024 A JP H02168024A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- boot
- shaft
- small diameter
- diameter end
- peripheral grooves
- Prior art date
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- Pending
Links
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Landscapes
- Sealing Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、等速ジヨイントのブーツ取付は方法に関し
、特に熱可塑性エラストマー製ブーツの取付は方法に関
する。
、特に熱可塑性エラストマー製ブーツの取付は方法に関
する。
等速ジヨイントの外輪と内輪のシャフトの間に装着され
る蛇腹状のブーツは、ブーツの端部をバンドで締付けて
取付けることが一般的である。また、ブーツをポリエス
テル系樹脂等の熱可塑性エラストマーにより製作した場
合は、ゴム類のものに比べ柔軟性がないため、第３図に
示すようにシャフト１及び外輪２の外周面に複数の周溝
３を形成し、周溝３の部分にブーツ４の端部５を嵌め、
その外周面をバンド６により締付けるようにしている。
る蛇腹状のブーツは、ブーツの端部をバンドで締付けて
取付けることが一般的である。また、ブーツをポリエス
テル系樹脂等の熱可塑性エラストマーにより製作した場
合は、ゴム類のものに比べ柔軟性がないため、第３図に
示すようにシャフト１及び外輪２の外周面に複数の周溝
３を形成し、周溝３の部分にブーツ４の端部５を嵌め、
その外周面をバンド６により締付けるようにしている。
なお、端部５の内周面には、位置決め用のリファが形成
される。
される。
上記のごとき熱可塑性エラストマー製ブーツ（例えば、
商品名「ハイトレル」製のブーツ）は、通常の加硫ゴム
のｌＯ倍程度の大きな曲げ弾性率をもつ（即ち、柔軟性
が少ない）ために、等速ジヨイントが大きな作動角をと
って長時間使用されると、取付部から抜は出すことがあ
る。特にブーツ４の小径端部５においてその（引回が見
られる。
商品名「ハイトレル」製のブーツ）は、通常の加硫ゴム
のｌＯ倍程度の大きな曲げ弾性率をもつ（即ち、柔軟性
が少ない）ために、等速ジヨイントが大きな作動角をと
って長時間使用されると、取付部から抜は出すことがあ
る。特にブーツ４の小径端部５においてその（引回が見
られる。
この発明は、このような問題点を解決するブーツの取付
は方法を提供することを目的とする。
は方法を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、この発明は熱可塑性エラ
ストマー製ブーツを等速ジヨイントに取付ける方法にお
いて、等速ジヨイントのブーツ取付は部外周面に周溝を
形成し、その周溝上に嵌めたブーツ端部外周から高周波
加熱を施し、これにより等速ジヨイントのブーツ取付は
部を加熱し、その熱により軟化又は溶融したブーツ端部
の内面を周溝に部分的に嵌入せしめるようにしたもので
ある。
ストマー製ブーツを等速ジヨイントに取付ける方法にお
いて、等速ジヨイントのブーツ取付は部外周面に周溝を
形成し、その周溝上に嵌めたブーツ端部外周から高周波
加熱を施し、これにより等速ジヨイントのブーツ取付は
部を加熱し、その熱により軟化又は溶融したブーツ端部
の内面を周溝に部分的に嵌入せしめるようにしたもので
ある。
第１図に示すように、シャフト１の外周面に従来と同様
の複数の周溝３を形成する。一方、前記の「ハイトレル
」製ブーツ４の小径端部５のまわりにエポキシ樹脂又は
ナイロン６６の複合材等でなる拘束リング８を嵌める。
の複数の周溝３を形成する。一方、前記の「ハイトレル
」製ブーツ４の小径端部５のまわりにエポキシ樹脂又は
ナイロン６６の複合材等でなる拘束リング８を嵌める。
小径端部５の内周面には、従来と同様の位置決めリブ７
が形成される。
が形成される。
上記の小径端部５をシャフト１の周溝３のまわりに嵌め
、拘束リング８のまわりに高周波加熱用コイル９を装着
する。しかるのち、この高周波加熱用コイル９に周波数
３０ ｋｌｌｚ、電圧２．５ＫＶ、電流２ＯＡの高周波
電流を約１３秒間流す。
、拘束リング８のまわりに高周波加熱用コイル９を装着
する。しかるのち、この高周波加熱用コイル９に周波数
３０ ｋｌｌｚ、電圧２．５ＫＶ、電流２ＯＡの高周波
電流を約１３秒間流す。
これにより、シャフト１が加熱され、その熱により端部
５の内面が軟化又は溶融される。そのため、端部５が周
溝３の凹みに倣って部分的に嵌入する。第２図の符号１
０はその嵌入部を示す。
５の内面が軟化又は溶融される。そのため、端部５が周
溝３の凹みに倣って部分的に嵌入する。第２図の符号１
０はその嵌入部を示す。
なお、拘束リング８は、加熱時に小径端部５が外周方向
へ膨張することを抑えるために使用される。
へ膨張することを抑えるために使用される。
以上はブーツ４の小径端部５の取付は方法について述べ
たが、大径端部を外輪の外周部に取付ける場合も同様で
ある。
たが、大径端部を外輪の外周部に取付ける場合も同様で
ある。
以上のように、この発明は高周波加熱によってシャフト
を加熱し、その熱によりブーツ端部を間接的に加熱する
ことによりその内周面を変形酸せしめ、シャフト等のブ
ーツ取付部のＦｉＨＪＩ！に部分的に嵌入させるもので
あるから、ブーツのシャフト等に対する拘束力が大にな
り、等速ジヨイントが大きな作動角をとった場合でも抜
は難い効果がある。また、従来のごとき締付はバンドを
必要としない効果もある。
を加熱し、その熱によりブーツ端部を間接的に加熱する
ことによりその内周面を変形酸せしめ、シャフト等のブ
ーツ取付部のＦｉＨＪＩ！に部分的に嵌入させるもので
あるから、ブーツのシャフト等に対する拘束力が大にな
り、等速ジヨイントが大きな作動角をとった場合でも抜
は難い効果がある。また、従来のごとき締付はバンドを
必要としない効果もある。
第１図は高周波加熱を施している状態の一部を示す断面
図、第２図は高周波加熱完了後のブーツ取付部の拡大断
面図、第３回は従来の取付は方法による等速ジヨイント
の一部を示す断面図である。 １・・・・・・シャフト、 ２・・・・・・外輪
、３・・・・・・周溝、 ４・・・・・・ブ
ーツ、５・・・・・・端部、 ６・・・・・
・バンド、７・・・・・・リブ、 ８・・・
・・・拘束リング、９・・・・・・高周波加熱用コイル
、 １０・・・・・・嵌入部。 特許出願人 エヌ・チー・エヌ 東洋ベアリング株式会社 同 代理人 鎌 田 文
図、第２図は高周波加熱完了後のブーツ取付部の拡大断
面図、第３回は従来の取付は方法による等速ジヨイント
の一部を示す断面図である。 １・・・・・・シャフト、 ２・・・・・・外輪
、３・・・・・・周溝、 ４・・・・・・ブ
ーツ、５・・・・・・端部、 ６・・・・・
・バンド、７・・・・・・リブ、 ８・・・
・・・拘束リング、９・・・・・・高周波加熱用コイル
、 １０・・・・・・嵌入部。 特許出願人 エヌ・チー・エヌ 東洋ベアリング株式会社 同 代理人 鎌 田 文
Claims (1)
- （１）熱可塑性エラストマー製ブーツを等速ジョイント
に取付ける方法において、等速ジョイントのブーツ取付
け部外周面に周溝を形成し、その周溝上に嵌めたブーツ
端部外周から高周波加熱を施し、これにより等速ジョイ
ントのブーツ取付け部を加熱し、その熱により軟化又は
溶融したブーツ端部の内面を周溝に部分的に嵌入せしめ
ることを特徴とする等速ジョイントのブーツ取付け方法
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32154688A JPH02168024A (ja) | 1988-12-19 | 1988-12-19 | 等速ジョイントのブーツ取付け方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32154688A JPH02168024A (ja) | 1988-12-19 | 1988-12-19 | 等速ジョイントのブーツ取付け方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02168024A true JPH02168024A (ja) | 1990-06-28 |
Family
ID=18133769
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32154688A Pending JPH02168024A (ja) | 1988-12-19 | 1988-12-19 | 等速ジョイントのブーツ取付け方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02168024A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006275161A (ja) * | 2005-03-29 | 2006-10-12 | Showa Corp | プロペラシャフト用ブーツ、プロペラシャフト、プロペラシャフト用ブーツの取付方法及びプロペラシャフトのシール方法 |
| WO2009016813A1 (ja) * | 2007-07-31 | 2009-02-05 | Ntn Corporation | ブーツ固定方法 |
| JP2009036215A (ja) * | 2007-07-31 | 2009-02-19 | Ntn Corp | ブーツ固定方法 |
| WO2016152420A1 (ja) * | 2015-03-26 | 2016-09-29 | Ntn株式会社 | ブーツ取付方法および等速自在継手 |
| JP2016183740A (ja) * | 2015-03-26 | 2016-10-20 | Ntn株式会社 | ブーツ取付方法および等速自在継手 |
| WO2018020991A1 (ja) * | 2016-07-29 | 2018-02-01 | Ntn株式会社 | 等速自在継手 |
-
1988
- 1988-12-19 JP JP32154688A patent/JPH02168024A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006275161A (ja) * | 2005-03-29 | 2006-10-12 | Showa Corp | プロペラシャフト用ブーツ、プロペラシャフト、プロペラシャフト用ブーツの取付方法及びプロペラシャフトのシール方法 |
| WO2009016813A1 (ja) * | 2007-07-31 | 2009-02-05 | Ntn Corporation | ブーツ固定方法 |
| JP2009036215A (ja) * | 2007-07-31 | 2009-02-19 | Ntn Corp | ブーツ固定方法 |
| US8272116B2 (en) | 2007-07-31 | 2012-09-25 | Ntn Corporation | Method of fixing boot |
| WO2016152420A1 (ja) * | 2015-03-26 | 2016-09-29 | Ntn株式会社 | ブーツ取付方法および等速自在継手 |
| JP2016183740A (ja) * | 2015-03-26 | 2016-10-20 | Ntn株式会社 | ブーツ取付方法および等速自在継手 |
| CN107429753A (zh) * | 2015-03-26 | 2017-12-01 | Ntn株式会社 | 保护罩安装方法以及等速万向联轴器 |
| US10907692B2 (en) | 2015-03-26 | 2021-02-02 | Ntn Corporation | Boot attachment method and constant velocity universal joint |
| WO2018020991A1 (ja) * | 2016-07-29 | 2018-02-01 | Ntn株式会社 | 等速自在継手 |
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