JPH0216759Y2 - - Google Patents

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JPH0216759Y2
JPH0216759Y2 JP12690184U JP12690184U JPH0216759Y2 JP H0216759 Y2 JPH0216759 Y2 JP H0216759Y2 JP 12690184 U JP12690184 U JP 12690184U JP 12690184 U JP12690184 U JP 12690184U JP H0216759 Y2 JPH0216759 Y2 JP H0216759Y2
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lid
aroma
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JP12690184U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は、室内や車内に心地好い香りを発散
する芳香器に関する。
〔考案の技術分野とその問題点〕
従来の芳香器は気発不能に包装した芳香剤を上
部に向けて開口する本体内に入れ、該本体の上部
に蓋体を螺合するもので、芳香器を使用する際、
本体より蓋体を一度取外し、本体内に収容されて
いる芳香剤の包装を気発可能となるまで破り、先
に取外した蓋体を本体に螺合し、蓋体の螺合加減
により芳香剤の気発量を調整していた。そのため
風のない所、即ち空気の流動が少ない所では香り
が広く分散しにくい不都合があつた。
〔考案の目的〕
そこでこの考案は、芳香剤の収納ケースを密封
状態と開放状態の何れにも取付け得るようにする
と共に、本体の頂部に回転蓋を回動自在に軸支
し、微風でも香りを均等に発散し得るようにする
ことにある。
〔考案の概要〕
本案の芳香器は、下方に向けて開口するハツト
状本体の頂部に、本体の外側に覆い被さる回転蓋
を回動自在に軸支し、本体上壁の下部に芳香剤収
納ケースの取付部を少なくとも2箇所以上設け、
該取付部の1つの上部上壁に外部と連通する開口
部を穿設し、本体上壁の上部に開口部の形成範囲
より大きい吸湿シートを重ね、芳香剤収納ケース
を開口部のある取付部に移し換えて使用するもの
である。
〔考案の実施例〕
以下、本案芳香器の構造を実施例の図面により
説明すると、1は下方に向けて開口するハツト状
の本体で、本体1は円筒状を成す周壁11に通気
孔16を設け、周壁11の下端より外周方向に鍔
片12を突設し、鍔片12に取付孔17を設け、
本体上壁13の下方に芳香剤収納ケース8の着脱
部2を少なくとも二つ以上成形し、具体的には上
壁13の中心の周りに螺合式の着脱部2を二つ、
又は三つ等間隔に設け、その取付部2,2′……
の一つの上壁13に外部と連通する昇香口3を穿
設し、上壁3の中心上部に支軸部4を有してい
る。5は上記本体1の支軸部4に支承して回動す
る回転蓋で、回転蓋5は本体支軸部4の上部に当
接する中心部51より外周に向けて数片の連結片
52を延長し、連結片52の先に本体周壁11よ
り一回り大きい外輪部53を一体に設け、中心部
51と外輪部53の間に香気通過口54を形成
し、外輪部53より本体周壁11の外周に一定角
度で垂下する羽根55を設け、本体1の上部より
周壁11の外側に覆い被さり、中心部51より本
体支軸部4に挿入する軸6にて支承され、微風を
受けても回動可能となる。7は本体1と回転蓋5
の間に介入する吸湿シートで、シート7は本体上
壁13に穿設する昇香口3の形成範囲より大き
く、その中心部に本体支軸部4より大きい貫通孔
27を設け、本体上壁13の上部に保持され、昇
香口3より上昇する香気を吸湿し、外気によつて
香気を発散する。8は芳香剤Aを入れる収納ケー
スで、ケース8は上部に向けて開口し、その上部
外周に本体1の着脱部2に螺合する係止部28を
有している。
本案の芳香器は上記構造であるから、先ず吸湿
シート7を本体1の上方より上壁13に向けて接
近し、その際、シート7の貫通孔27に本体1の
支軸部4が挿入するようにして、本体上壁13の
上部に吸湿シート7を設ける。次で回転蓋5の羽
根55を下に向けて本体1の上方より嵌挿し、こ
の回転蓋5の羽根55が本体周壁11の外周に垂
下して中心部51が本体支軸部4に当接するまで
嵌挿した後、回転蓋5の中心部51より本体支軸
部4に軸6を挿入し、回転蓋5を回動自在に軸支
すると共に、本体上壁13の下部に設けた着脱部
2,2′……の内、上壁13に昇香口3のない着
脱部2に芳香剤収納ケース8を取付けておくもの
である。上記の如く収納ケース8を昇香口3のな
い着脱部2、即ち上壁13によつて塞がれている
着脱部2に取付けておけば、収納ケース8は本体
上壁13によつて密封されるが如くなり、外気に
触れることがないので、収納ケース8内の芳香剤
Aは気化することがない。即ち本案芳香器から香
気は発散しない。
一方、芳香剤収納ケース8を上壁13のある着
脱部2より、上壁13に昇香口3を設けた着脱部
2′に移し換えれば、収納ケース3内の芳香剤A
は外気に触れるので気化し、その香気がケース8
内より本体上壁13の昇香口3に上昇し、昇香口
3の上方に保持した吸湿シート7に吸収され、シ
ート7の隅々まで万遍なく浸透する一方、シート
7の近辺を流れる外気によつて誘い出され、芳香
器より外部に漂い出る。
又本体1に軸支した回転蓋5は、収納ケース8
の取付け有無に関係なく風によつて回動する。回
転蓋5が風を受けて回動すると、芳香剤Aより気
化した香気は主に回転蓋5の通過口54を通つて
外部に流出するので、香気は周囲に均等に分散さ
れる。しかも回転蓋5の羽根55に流れた風は通
過口54より上方に流出し、通過口54から上昇
してくる香気と混合するので、香気の分散は一段
と容易になる。
尚、本案芳香器は上記実施例に限定されるもの
ではなく、例えば回転蓋5の中心部51より下方
に本体支軸部4へ直接挿入する軸6を設けても同
様の目的を達するし、又本体周壁11に穿設する
通気孔16と、本体上壁13の上部に保持する吸
着シート7を省略しても同様の目的を達すると共
に、回転蓋5の軸支構造と収納ケース8の着脱構
造等は、本案の要指に反しない限り適宜変更可能
である。
〔考案の効果〕
従つて本案芳香器を用いれば、本体上壁の下部
に取付ける収納ケースを、上壁にて塞がれている
着脱部より、上壁に昇香口のある着脱部に移し換
えるだけで簡単に使用し得る簡便さがある。しか
も本案芳香器は蓋を回動自在に軸支したものであ
るから、蓋の回動にて芳香器から発散する香気の
散乱を均等に且つ速やかになる。又芳香器からの
香気の発散が減少、又は皆無となる毎に着脱部よ
り収納ケースを取外し、新しい芳香剤を入れた収
納ケースを代りに取付ければ、芳香器より香気を
永続して発散することができる等、本案の芳香器
は取扱いが簡便で、しかも香気を均等に散乱し得
る前記特徴と共に、日常生活の向上に有益な効果
を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本案芳香器の平面図と正面
図及び底面図、第4図と第5図は回転蓋の構造例
を示す縦断面図、第6図と第7図は本体の構造例
を示す縦断面図、第8図と第9図は本案芳香器の
使用例を示す縦断面図、第10図は回転蓋の底面
図、第11図は収納ケースの縦断面図である。 1……本体、11……周壁、12……上壁、1
6……通気孔、17……取付孔、2,2′……着
脱部、3……昇香口、4……支軸部、5……回転
蓋、51……中心部、52……連結片、53……
外輪部、54……通過口、55……羽根、6……
軸、7……吸湿シート、8……収納ケース、A…
…芳香剤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下方に向けて開口するハツト状本体1の上壁1
    3下部に、芳香剤収納ケース8の着脱部2を少な
    くとも二つ以上設け、該着脱部の一つの上方上壁
    に外部と連通する昇香口3を穿設し、昇香口を有
    する着脱部2′と、上部が上壁で塞がれている着
    脱部2を設け、この本体上壁の頂部に、本体の上
    部より外周に覆い被さる回転蓋5を回動自在に軸
    支し、その回転蓋は外輪部53と本体に軸支する
    中心部51の間に香気通過口54を設け、外輪部
    より本体周壁11の外周に羽根55を一定角度で
    垂下し、回転蓋が軽快に回動可能となる芳香器。
JP12690184U 1984-08-21 1984-08-21 芳香器 Granted JPS6142941U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12690184U JPS6142941U (ja) 1984-08-21 1984-08-21 芳香器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12690184U JPS6142941U (ja) 1984-08-21 1984-08-21 芳香器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6142941U JPS6142941U (ja) 1986-03-20
JPH0216759Y2 true JPH0216759Y2 (ja) 1990-05-09

Family

ID=30685559

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12690184U Granted JPS6142941U (ja) 1984-08-21 1984-08-21 芳香器

Country Status (1)

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JP (1) JPS6142941U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6099041A (ja) * 1983-10-31 1985-06-01 高尾 弘 撚金織物
JPH0234900Y2 (ja) * 1985-06-03 1990-09-20

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6142941U (ja) 1986-03-20

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