JPH0216750Y2 - - Google Patents

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JPH0216750Y2
JPH0216750Y2 JP1986179567U JP17956786U JPH0216750Y2 JP H0216750 Y2 JPH0216750 Y2 JP H0216750Y2 JP 1986179567 U JP1986179567 U JP 1986179567U JP 17956786 U JP17956786 U JP 17956786U JP H0216750 Y2 JPH0216750 Y2 JP H0216750Y2
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JP
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rod
rotating
arm
support frame
interlocking
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JP1986179567U
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JPS6385232U (ja
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  • Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
  • Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は寝台、診察台、患者運搬車等に於ける
床部支持フレームの昇降傾斜機構に関するもので
ある。
(従来の技術およびその問題点) 床部支持フレームを水平状態で昇降し得ると共
に、傾斜も可能に構成した従来の昇降機構の多く
は、昇降用の駆動機構と傾斜用の駆動機構の両方
を設けて昇降傾斜させたり、頭側及び足側の夫々
の昇降に対応する駆動機構を設けて昇降傾斜させ
たりしており、駆動機構が2組必要であるのでコ
スト高である。また近来1組の駆動機構によつて
昇降傾斜を行なう試みもあるが、構造が比較的複
雑になつてしまつていた。
本考案はかかる問題点を解決し、簡単な構成で
1組の駆動機構により昇降傾斜を行なえるように
することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案の構成を、実施例に対応する第1図〜第
3図に基づいて説明すると、本考案は、床部支持
フレーム1の頭側及び足側に対応する下側に該床
部支持フレーム1の短手方向に回動杆2a,2b
を設け、該回動杆2a,2bの夫々の両側に回動
腕3a,3bを突設し、夫々の回動杆2a,2b
の回動腕3a,3bを同方向に突出させた状態に
於いて、一方の回動杆2aの回動腕3aを支持腕
21等により基部フレーム4に対して回動自在に
固定すると共に、他方の回動杆2bの回動腕3b
を、基部フレーム4に回動自在に固定した遊動支
持腕5に回動自在に固定し、いずれか一方の回動
杆例えば2aに駆動腕6と連動腕7aを、突設す
ると共に、他方の回動杆2bに連動腕7bを突設
し、該駆動腕6と床部支持フレーム1間に伸縮駆
動杆8を連結すると共に、該連動腕7a,7b間
に連動杆9を連結し、前記駆動腕6を突設してい
ない方の回動杆2b側に於いて、連動杆9に、長
さ方向の遊び10を構成すると共に、該回動杆2
bの適所に係合して、その下降を阻止するための
係脱操作可能な係合部材11を床部支持フレーム
1に設けたものである。
(作用) 以上の構成に於いて、第2図a、第3図aまた
は第1図bに示すように係合部材11が回動杆2
bに係合していない状態に於いて、伸縮駆動杆8
により駆動腕6を押動し、回動杆2aを回動腕3
aにより回動上昇させると、連動腕7a、連動杆
9及び連動腕7bを介して回動杆2bも回動腕3
bにより回動上昇し、こうして床部支持フレーム
1を水平に上昇させることができる。逆に伸縮駆
動杆8を短縮させることによつて床部支持フレー
ム1を水平に下降することができる。
次に第2図bに示すように床部支持フレーム1
が上昇位置にあり、係合部材11が回動杆2bに
係合し得る状態に於いて、伸縮駆動杆8を短縮す
ると、回動杆2aは回動腕3aにより回動下降
し、これと同時に連動杆9も回動杆2b方向に移
動するが、回動杆2bは係合部材11によつて支
持され、下降を阻止されていて同位置を保持され
る。そして連動杆9の移動は連動腕7aとの間の
遊び10に吸収され、機構上の無理は生じない。
このようにして床部支持フレーム1を、その回動
杆2aを設けた側を下方、そして回動杆2bを設
けた側を上方とした傾斜状態とすることができ
る。そしてかかる状態から逆に伸縮駆動杆8を伸
長すると、回動杆2aが次第に回動上昇し、こう
して床部支持フレーム1が水平になると遊び10
も端部に至り、以降は連動杆9により連動して両
方の回動杆2a,2bが回動上昇する。
このように両方の回動杆2a,2bが連動して
回動上昇すると、係合部材11は、再び回動杆2
bから係合解除可能となり、この係合を解除する
ことによつて再び水平状態に下降可能となる。
本考案は以上の動作により、床部支持フレーム
1を水平に昇降させたり、その一方側を下方とし
て傾斜させることができるのである。
(実施例) 次に、図に示す実施例を更に詳しく説明する
と、まず係合部材11は、床部支持フレーム1に
設けた支持部材12に回動自在に固定して、係合
させるべき回動杆2b方向に突設すると共に、そ
の先端に該回動杆2bに構成した係合部13に係
脱自在な係合凹部14を構成した係合杆15と、
前記支持部材12に回動自在に固定して前記係合
杆15と逆方向に突出させ、該係合杆15との間
にトグル動作用のばね16を連結した操作レバー
17とから構成したものである。
かかる構成に於いて、係合凹部14が係合部1
3に係合していない状態に於いて操作レバー17
を第3図aに示すように上方に回動すると、ばね
16は係合杆15を上方に回動させて保持し、ま
た該操作レバー17を第3図bに示すように下方
に回動すると、ばね16は係合杆15を逆に下方
に回動させて保持するように作用する。そして、
床部支持フレーム1が前述したように水平に下降
している状態に於いては係合杆15は下側が係合
部13に当接しており、この状態に於いて第3図
b中の矢印に示すように回動腕3bにより回動杆
2bが回動上昇すると、係合部13は係合杆15
の先端方向に摺動する。こうして係合部13が係
合凹部14の下辺18の端部に至ると、係合杆1
5は前記ばね16によつて回動して、第3図cに
示すように、該下辺18よりも長く形成している
上辺19に当接する。
かかる状態に於いて操作レバー17を上方に回
動すると、第3図c中の仮想線で示すように、ば
ね16によつて係合杆15が上方に回動するの
で、回動腕3bにより回動杆2bが回動下降して
も係合部13は係合凹部14に係合しないので第
3図aの状態に移行し、また第3図cの実線の状
態のまま回動杆2bが回動下降すると、第3図d
に示すように係合部13は係合凹部14に係合
し、こうして前述したように回動杆2bの回動下
降は阻止されるのである。係合部材11は、この
他前記回動杆2bの適所に係合して、その下降を
阻止することができ、これを係脱操作可能であれ
ば適宜である。
尚、図示例に於いて遊び10は長穴によつて構
成し、また伸縮駆動杆8は、クランクハンドル2
0によつて回転駆動されるねじシヤフト(図示省
略)を用いて伸縮させる構成であるが、これらの
具体的な構造も適宜で、例えば後者に於いては、
電動機により前記ねじシヤフトを回転駆動する構
成、油圧シリンダを用いた構成等とすることがで
きる。
(考案の効果) 本考案は以上の通り、頭側及び足側に対応する
床部支持フレームの下側に設けた回動杆を、夫々
連動させて回動腕により同方向に回動上昇させて
該床部支持フレームを水平に昇降し得ると共に、
これらの連動を遊びによつて解除し、そして一方
側の回動杆の回動下降を阻止し得るようにしたの
で、他方側を下方として傾斜させることもでき、
こうして床部支持フレームの昇降と傾斜を1組の
駆動機構によつて行なえ、コスト低減し得るとい
う効果がある。そして、これらの機能は、前記連
動を解除する遊びと、一方側の回動杆の回動下降
を阻止する係合部材によつて達成するものである
ので、構造が簡単で安価に構成し得ると共に通常
の昇降のみ可能な寝台等の機構に付加して容易に
構成することができ、構成部材の共通化、汎用化
も行なえるという効果がある。尚、本考案に於い
ては床部支持フレームは一方側を下方にしてのみ
傾斜が可能であるが、この一方側を頭側とし、い
わゆる展伸を可能とすれば、逆展伸の要望は多く
ないため実用上の支障はない。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の実施例に対応するも
ので、第1図aは全体構成を示す説明的斜視図、
第1図bはaとは異なる動作に於ける要部拡大説
明的斜視図、第2図a,b,cは本考案の動作を
示す説明的側面図、第3図a,b,c,dは係合
部材の動作を示す要部模式的側面図である。 符号1……床部支持フレーム、2a,2b……
回動杆、3a,3b……回動腕、4……基部フレ
ーム、5……遊動支持腕、6……駆動腕、7a,
7b……連動腕、8……伸縮駆動杆、9……連動
杆、10……遊び、11……係合部材、12……
支持部材、13……係合部、14……係合凹部、
15……係合杆、16……ばね、17………操作
レバー、18……下辺、19……上辺、20……
クランクハンドル、21……支持腕。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 床部支持フレームの頭側及び足側に対応する
    下側に、該床部支持フレームの短手方向に回動
    杆を設け、該回動杆の夫々の両側に回動腕を突
    設し、夫々の回動杆の回動腕を同方向に突出さ
    せた状態に於いて、一方の回動杆の回動腕を基
    部フレームに対して回動自在に固定すると共
    に、他方の回動杆の回動腕を、基部フレームに
    回動自在に固定した遊動支持腕に回動自在に固
    定し、いずれか一方の回動杆に駆動腕と連動腕
    を突設すると共に、他方の回動杆に連動腕を突
    設し、該駆動腕と床部支持フレーム間に伸縮駆
    動杆を連結すると共に、該連動腕間に連動杆を
    連結し、前記駆動腕を突設していない方の回動
    杆側に於いて、連動杆に、長さ方向の遊びを構
    成すると共に、該回動杆の適所に係合して、そ
    の下降を阻止するための係脱操作可能な係合部
    材を床部支持フレームに設けたことを特徴とす
    る床部支持フレームの昇降傾斜機構。 (2) 係合部材は、床部支持フレームに設けた支持
    部材に回動自在に固定して、係合させるべき回
    動杆方向に突設すると共に、その先端に該回動
    杆に構成した係合部に係脱自在な係合凹部を構
    成した係合杆と、前記支持部に回動自在に固定
    して前記係合杆と逆方向に突出させ、該係合杆
    との間にトグル動作用のばねを連結した操作レ
    バーとから構成した実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の床部支持フレームの昇降傾斜機構。
JP1986179567U 1986-11-21 1986-11-21 Expired JPH0216750Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986179567U JPH0216750Y2 (ja) 1986-11-21 1986-11-21

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JP1986179567U JPH0216750Y2 (ja) 1986-11-21 1986-11-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6385232U JPS6385232U (ja) 1988-06-03
JPH0216750Y2 true JPH0216750Y2 (ja) 1990-05-09

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ID=31122739

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JP1986179567U Expired JPH0216750Y2 (ja) 1986-11-21 1986-11-21

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JP (1) JPH0216750Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5613812U (ja) * 1979-07-11 1981-02-05

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5613812U (ja) * 1979-07-11 1981-02-05

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JPS6385232U (ja) 1988-06-03

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