JPH021666Y2 - - Google Patents

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JPH021666Y2
JPH021666Y2 JP13228482U JP13228482U JPH021666Y2 JP H021666 Y2 JPH021666 Y2 JP H021666Y2 JP 13228482 U JP13228482 U JP 13228482U JP 13228482 U JP13228482 U JP 13228482U JP H021666 Y2 JPH021666 Y2 JP H021666Y2
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signal
gas leak
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circuit
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JP13228482U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ガスもれ警報システムの信号中継器
に関する。特に本考案はガスもれ警報器から集中
監視盤への信号を無電圧接点信号とするシステム
の信号中継器に関する。
複数のガスもれ警報器と集中監視盤とで構成さ
れるガスもれ警報システムにおいて、ガスもれ警
報器を1つの部屋で複数個使用するような場合、
あるいは大形集合住宅の如きガスもれ警報器が非
常に多く必要な場合には各ガスもれ警報器から集
中監視盤への配線が膨大な数量になつてしまう。
このような場合、各部屋ごと、あるいは各階ごと
に中継器を備えてその複数のガスもれ警報器の出
力信号を一括信号に処理してから集中監視盤へ送
るようにすれば配線の数を大幅に低減することが
できる。
本考案は上記事情にかんがみてなされたもの
で、複数信号を一括信号に処理する中継器を提供
することを目的とする。
中でも本考案は無電圧接点信号方式のガスもれ
警報システムに適用するようにした信号中継器を
目的とするもので、本考案による中継器を説明す
る前に無電圧接点信号方式について簡単に説明す
る。この方式は、ガスもれ警報器の外部出力信号
として3つの信号形態を有するものである。1つ
はガスもれ警報器が監視中である時の接点閉信
号、2つ目はガスもれ警報器が電源の遮断、故障
あるいは信号線の断線時の接点開信号、残りはガ
スもれ警報器がガスもれを検出して警報している
時の接点開閉信号である。本考案による中継器は
このような3種類の信号を何組か受けて処理し同
様の種類の信号で一括信号として出力させようと
するものである。
以下添付図面に例示した本考案の好適な実施例
について詳述する。
図面には信号判別回路Aおよび出力信号回路B
が示してある。信号判別回路Aは中継しようとす
るガスもれ警報器の数と同数必要なものである
が、回路は同一であるためそのうちの1つだけを
示してある。
信号判別回路Aにおいて、端子1および2は関
連するガスもれ警報器への電源供給と同じ電源を
受ける電源端子、端子3,4はその関連するガス
もれ警報器の接点信号を受ける入力端子であつて
等価的にはその端子間に警報器出力のリレー接点
が接続されたものとなる。したがつて、監視時の
接点閉信号が入力されるとすれば入力端子3,4
間は短絡されたと等価となり、故障時の接点開信
号では開放となる。
信号判別回路Aは関連するガスもれ警報器の出
力信号である接点信号を受けるトランジスタ5
と、ガスもれ警報時の警報信号(接点開閉信号)
を通すコンデンサ6と、放電用高抵抗と並列に接
続されて警報信号が入力中は充電状態を保持する
コンデンサ7と、比較器8,9とを備え、各比較
器8,9の出力端子10,11は出力信号回路B
の入力に接続されるとともにガスもれ警報ランプ
12および故障表示ランプ14をそれぞれ駆動す
るトランジスタ13,15に接続される。
出力信号回路Bは、信号判別回路Aの数と同数
のダイオード16または18とトランジスタ17
または19とで構成されるNOR回路と、トラン
ジスタ17,19によつて駆動されるリレー20
と、一括信号の接点開閉信号を発生させる無安定
マルチバイブレータ21およびリレー22と、無
安定マルチバイブレータ21の動作を制御するト
ランジスタ23とで構成される。中継器の出力端
子でもある出力信号回路Bの出力端子24,25
はリレー20および22の接点20′,22′が直
列に接続されている。
ガスもれ監視時において、この時信号判別回路
Aはガスもれ警報器から接点閉信号を受けてい
る。したがつて、トランジスタ5はON状態にあ
る。比較器8は、トランジスタ5からの信号がコ
ンデンサ6によつて遮断されているためその
(+)入力には何ら信号が伝わらず、したがつて
(−)入力は(+)入力より高レベルが印加され
るため出力はローレベルの状態となる。一方、比
較器9は(+)入力にトランジスタ5から信号を
受けているので出力はハイレベルの状態となつて
いる。したがつて、信号判別回路Aはガスもれ監
視中はその出力端子10にローレベルの信号、端
子11にはハイレベルの信号を出力する。
出力端子10,11のこれらの信号はそれぞれ
トランジスタ13,15をOFF状態にし、した
がつてガスもれ警報ランプ12および故障表示ラ
ンプ14は点灯しない。
出力信号回路Bにおいてはダイオード16はロ
ーレベル信号を受けているため遮断状態にあり、
したがつてトランジスタ17もOFFである。ま
た、ダイオード18もハイレベル信号を受けてい
るため遮断状態にあり、このためトランジスタ1
9が抵抗およびツエナーダイオードを介してベー
スに給電されるためON状態になる。この結果、
リレー20が励磁され、その接点20′は閉じて
いる。
トランジスタ17はOFF状態なのでダイオー
ド26,27もOFF状態、したがつてトランジ
スタ23はON状態にある。この場合無安定マル
チバイブレータはリセツトされ、その出力はロー
状態に保持されている。したがつてリレー22が
励磁され、その接点22′は閉じている。
このため、出力信号回路Bはその出力信号とし
て接点閉信号を出力することになる。これがガス
もれ監視時の中継器出力信号となる。
次に、ガスもれ警報時の動作について説明す
る。この時、信号判別回路Aはガスもれ警報器か
ら周期的に開閉する接点開閉信号を受ける。した
がつて、トランジスタ5はON状態およびOFF状
態を交互に繰返す。コンデンサ7には次第に電荷
が蓄積され、その端子電圧が比較器8の(−)入
力の基準電圧を越えると比較器8はハイレベルの
信号を出力する。
比較器9の方はその(+)入力に接続されたコ
ンデンサがガスもれ監視中に充分に充電されてい
るため短時間トランジスタ5からの給電が断たれ
ても比較器9の入出力の状態は変化しない。すな
わち、比較器9はハイレベルの信号を出力する。
したがつて、信号判別回路Aの出力端子10お
よび11が共にハイレベルの信号であるのでトラ
ンジスタ13がONでガスもれ警報ランプ12が
点灯し、トランジスタ15がOFFで故障表示ラ
ンプ14が消灯のままである。
出力信号回路Bでは、トランジスタ19はON
でリレー20が励磁されている状態に変化はない
が、今度はトランジスタ17がON、トランジス
タ23がOFF状態となり、無安定マルチバイブ
レータ21がたとえば1〜2Hzの発振動作をす
る。したがつてその出力に接続されたリレー22
も断続励磁され、その接点22′は周期的開閉動
作をする。
このため、中継器はガスもれ警報時は端子2
4,25に接点開閉信号を出力することになる。
最後に、ガスもれ警報器が故障、電源断、ある
いは中継器までの信号線が断線などにより、信号
判別回路Aが接点開信号またはそれ相当の信号を
受けた場合について説明する。
信号判別回路Aでは、トランジスタ5がOFF
状態となる。このためトランジスタ5からの信号
はなくなるが比較器8に関してはコンデンサ6に
よつて直流的に遮断されているためガスもれ監視
時と同様端子10にはローレベルの信号が出力さ
れる。これに対し、比較器9ではその(+)入力
へのトランジスタ5からの給電がなくなるため
(+)入力に接続されているコンデンサの電荷は
次第に放電され、所定時間後には端子11にロー
レベルの信号を与えることになる。
この結果、ガスもれ警報ランプ12は消灯のま
まだが、故障表示ランプ14の方がトランジスタ
15がON状態になることによつて点灯される。
出力信号回路Bでは、トランジスタ17,19
がOFF、トランジスタ23がONで、リレー20
は消磁、リレー22は励磁される。この結果それ
らの接点は接点20′が開、接点22′が閉で、結
局出力端子24,25は故障を表わす接点開信号
を出力する。
なお、出力信号回路Bにおいて、その入力は
NOR構成としているので、信号判別回路Aのい
ずれか1つでもガスもれ警報または故障があつた
場合に中継器は一括信号としてそれぞれに相当す
る接点開閉信号または接点開信号を出力する。
また異なる信号判別回路Aにおいてガスもれ警
報と故障とが同時に発生した場合は、ガスもれ警
報の方を優先して伝送するようにしている。この
ためには出力信号回路Bにおいて、ダイオード2
7を備え、ガスもれ警報が生じた時には、故障時
に消磁となるリレー20をそのダイオード27を
介してトランジスタ17が励磁し接点20′を閉
じておく。
以上のように本考案によれば、出力信号として
接点閉、接点開閉および接点開の信号を出力する
ガスもれ警報器を使用したガス警報システムにお
いて、複数のガスもれ警報器の出力信号を一括処
理し、1つの信号に変換して、これを集中監視盤
に送るようにすることができ、大幅な信号線の節
約、配線の省力化が図れるのである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案による信号中継器の好適な実施例
を示す配線図である。 A……信号判別回路、B……出力信号回路、
8,9……比較器、12……ガスもれ警報ラン
プ、14……故障表示ランプ、20,22……ブ
ザー、21……無安定マルチバイブレータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 集中監視盤へ伝送する信号としてガスもれ監視
    時の接点閉信号、ガスもれ警報時の接点開閉信号
    および故障時の接点開信号の3種類の信号を出力
    するガスもれ警報器を複数包含するガスもれ警報
    システムに適用されるものであつて、各ガスもれ
    警報器に対応して接続されて前記3種類の信号を
    判別する複数の信号判別回路と、この複数の信号
    判別回路でそれぞれ判別された各出力信号を受け
    て前記3種類の信号と同様の種類の一括信号に変
    換する1つの出力信号回路とで構成され、前記信
    号判別回路は前記接点閉信号および接点開閉信号
    の入力状態を保持するコンデンサを介して接点閉
    信号及び接点開閉信号を受けた時第1のレベルの
    信号を出力し前記接点開信号を受けた時は第2の
    レベルの信号を出力する第1の比較器と、前記接
    点開閉信号を通過させるコンデンサおよび通過し
    た信号を保持するコンデンサを介して接点開閉信
    号を受けた時だけ第1のレベルの信号を出力する
    第2の比較器とをそれぞれ有し、前記出力信号回
    路は各リレー接点が直列に接続されて前記一括信
    号を構成する第1および第2のリレーと、この第
    2のリレーを断続励磁駆動するマルチバイブレー
    タと、各入力が前記第1の比較器の出力にそれぞ
    れ接続される第1の論理和回路と、この第1の論
    理和回路が第1のレベルの信号だけを受けている
    時前記第1のリレーを駆動するトランジスタと、
    各入力が前記2の比較器の出力にそれぞれ接続さ
    れる第2の論理和回路と、この第2論理和回路の
    1以上の入力が第1のレベルの信号を受けた時前
    記第1のリレーおよび前記マルチバイブレータを
    駆動するトランジスタとを有することを特徴とす
    るガスもれ警報システムの信号中継器。
JP13228482U 1982-09-02 1982-09-02 ガスもれ警報システムの信号中継器 Granted JPS5937698U (ja)

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JPS5937698U JPS5937698U (ja) 1984-03-09
JPH021666Y2 true JPH021666Y2 (ja) 1990-01-16

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