JPH02164012A

JPH02164012A - 着脱コード

Info

Publication number: JPH02164012A
Application number: JP63321010A
Authority: JP
Inventors: Hideki Omori; 英樹大森; Hirobumi Noma; 博文野間; Naoto Fujikawa; 直人藤川
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1988-12-19
Filing date: 1988-12-19
Publication date: 1990-06-25

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、一般家庭で使用されるジューサー・電気湯沸
器や電磁調理器の電源供給部品である着脱コードに関す
るものである。

従来の技術従来この種の着脱コードは、第２図に示すような接触式
のものであった。以下同図について説明する。第２図（
ａ）は、従来の着脱コードの側面図、（ｂ）は上面図で
、いずれも断面を示している。第２図において、１はプ
ラグ受けで、鋼などの電気良導体の受電電極２を有する
。３は、例えばジューサー・電気湯沸器や電磁調理器な
ど給電の対象となる装置で、受電電極２は装置３の外部
に一部突出している。４はプラグで、鋼などの電気良導
体の送電電極５を有し、プラグ受け１と着脱自在に構成
されている。プラグ４の外装６の一部、つまり装着時に
受電電極２の突出部に対向する部分７が開口されている
。プラグ４に接続された電源コード８の他端は商用電源
に接続され、送電電極５に電力を供給する。９・１０は
マグネットでプラグ受け１とプラグ４の装着を固定する
。

１１は、プラグ受け１の出力コードで受電電極２に接続
されており、他端は給電の対象となる装置３の電力負荷
１２、すなわちモーター・ヒーターなどに接続されてい
る。

上記構成において、その動作を簡単に説明する。プラグ
受けｌにプラグ４が装着された場合、受電電極２の突出
部は開口部７を通って送電電極５に接触するので、商用
電源からの電力は電源コード８・送電電極５・受電電極
２・出力コード１１を介して第２図の矢印の方向に伝達
され、電力負荷１２に電力が与えられて装置３が目的の
動作を行う。プラグ４の装着はマグネット９・１０でによって固定され、いるだけであるので、装置３の収納
時など、給電の必要のないときは、プラグ４を容易に取
り外すことができる。

発明が解決しようとする課題しかしながら、このような従来の構成では、送電電極５
と受電電極２の接触によって電力の伝達が行われるため
、プラグ４の外装６の開口部７より、送電電極５が露出
することが避けられない。

そのため、特にプラグ４を装着していない場合、装置使
用者の感電の危険が、存在する。さらに、ジューサー・
電気湯沸器・電磁調理器などの調理装置においては、水
分がプラグ４の開口部から送電電極５に多量に付着する
可能性が高く、前記した感電の危険が高まるばかりでな
く、漏電の危険もある。

本発明は、このような従来の課題に鑑みなされたもので
、感電・漏電の危険のない、安全なＭ脱コードを提供し
ようとするものである。

課題を解決するための手段上記課題を解決する本発明の手段は、給電の対象となる
装置内に配置した受電コイルを有するプラグ受けと、前
記プラグ受けと着脱自在に構成した送電コイルと高周波
変換回路を有するプラグと、前記プラグに接続した電源
コードより成り、前記高周波変換回路は前記電源コード
より供給される商用周波数電力を数ｋＨｚ以上の高周波
電力に変換し前記送電コイルに供給し、前記プラグを前
記プラグ受けに装着した場合は前記送電コイルと受電コ
イルが電磁的に結合して、前記受電コイルに高周波電力
が供給されるようにしたものである。

作　　　用上記した構成により、商用電源からの電力は、電磁結合
によってプラグからプラグ受けに伝達される。数ｋＨｚ
以上の高周波電磁界を介しているので、前記送電コイル
と受電コイルに若干の距離を設けることが可能になり、
非接触で電力を伝達することができる。従ってプラグに
充電部を露出させる必要がなく、また開口部を設ける必
要もないので、従来の感電・漏電の危険をな（すことが
できる。

実施例以下、本発明の着脱コードの一実施例について、添付図
面に基づいて説明する。

第１図（ａ）は、本発明の一実施例を示す側面図、（ｂ
）は同上面図で、いずれも断面を示している。第１図に
おいて、１３はプラグ受けで、受電コイル１４を有する
。１５は、例えばジューサー・電気湯沸器や電磁調理器
など給電の対象となる装置である。１６はプラグで、送
電コイル１７と高周波変換回路Ｉ８を有し、プラグ受け
１３と着脱自在に構成している。高周波変換回路１８は
、５０Ｈｚまたは６０Ｈｚの商用周波数電力を数ｋＨｚ
以上の高周波電力に変換する衆知のＡＣ−ＡＣコンバー
タで構成したものである。１９はプラグ１６の外装であ
る。プラグ１６に接続された電源コード２０の他端は商
用電源に接続され、高周波変換回路１８に商用周波数電
力を供給する。２１・２２はマグネットでプラグ受け１
３とプラグ１６の装着を固定する。２３は低周波変換回
路で、受電コイル１４に接続している。低周波変換回路
２３は高周波電力を略商用周波数の電力に変換する衆知
ＡＣ−ＡＣコンバータで構成している。２４はプラグ受
け１３の出力コードで低周波変換回路２３に接続されて
おり、他端は給電の対象となる装置１５の電力負荷２５
、すなわちモーター・ヒーターなどに接続されている。

受電コイル１４及び送電コイル１７は第１図（ｂ）のよ
うに、それぞれフェライトコアなどの高透磁率でかつ高
固有抵抗のＵ字形コア２６・２７に導線を巻いて成り、
プラグ１６の装着時に対向するように配置している。ま
た、前記装置１５の外装及び、プラグ１６の外装置９に
は開口部を設けておらず、そして少なくとも受電コイル
１４と送電コイル１７の対向する部分には透磁率＝１の
材料を用いている。

上記構成において、その動作を説明する。送電コイル１
７からは、高周波変換回路１８より高周波電力が供給さ
れ、高周波磁界を発生している。

プラグ受け１３にプラグ１６が装着されると、受電コイ
ル１４には送電コイル１７からの電磁誘導によって高周
波電力が誘起される。受電コイル１４及び送電コイル１
７は、高透磁率でかつ高固有抵抗のＵ字形コアに巻かれ
ており、このＵ字形コアは互いに対向するように配置さ
れているので、外部に磁束が漏れに＜（、効率的に電力
の伝達が行われる。このように、商用電源からの電力は
電源コード２０・高周波変換回路１８・送電コイル１７
・受電コイル１４を介して、図の矢印の方向に非接触で
伝達される。受電コイル１４に誘起した高周波電力は、
低周波変換回路２３に供給され、電力負荷２５の動作に
適した略商用周波数電力に変換される。この商用周波数
電力は出力コード２４を介して電力負荷２５に供給され
、装置１５は目的の動作を行う。プラグ１６の装着はマ
グネット２１・２２によって固定されているだけで／、
ｆあるので、装置−の収納時など、給電の必要のないとき
は、プラグ１６を容易に取り外すことができる。

尚、負荷２５が直流で動作する場合、例えば直流モータ
ーなどの場合は、低周波変換回路２３として整流回路を
用いる。この場合はプラグ受け１３の構成が簡単になる
。また、負荷２５が高周波電力でそのまま動作する場合
、例えば電熱ヒーターなどの場合は、低周波変換回路２
３を省略して、出力コード２４を直接、受電コイル１４
に接続してもよい。この場合はプラグ受け１３の構成が
さらに簡単になる。

発明の効果以上のように、本発明によれば、非接触でプラグからプ
ラグ受けに電力を伝達することができるので、プラグに
充電部を露出させる必要がなく、また開口部を設ける必
要もない。従って、従来の感電・漏電の危険をなくすこ
とができる、安全性の高い着脱コードを提供することが
できる。

である。

１３・・・プラグ受け、１４・・・受電コイル、１５・
・・給電の対架となる装置、１６・・・プラグ、１７・
・・送電コイル、１８・・・高周波変換回路、２ｏ・・
・電源コード、２３・・・低周波変換回路または整流回
路、奇２６・・・Ｕ字型コア。

Claims

【特許請求の範囲】

給電の対象となる装置内に配置した受電コイルを有する
プラグ受けと、前記プラグ受けと着脱自在に構成した送
電コイルと高周波変換回路を有するプラグと、前記プラ
グに接続した電源コードより成り、前記高周波変換回路
は前記電源コードより供給される商用周波数電力を数ｋ
Ｈｚ以上の高周波電力に変換し前記送電コイルに供給し
、前記プラグを前記プラグ受けに装着した場合は前記送
電コイルと受電コイルが電磁的に結合して、前記受電コ
イルに高周波電力が供給されるようにした着脱コード。