JPH02163545A

JPH02163545A - ケーブル・ホースの案内チェーン

Info

Publication number: JPH02163545A
Application number: JP31899888A
Authority: JP
Inventors: Takeshi Kasai; 猛河西
Original assignee: HAAMO SOGO KENKYUSHO KK
Current assignee: HAAMO SOGO KENKYUSHO KK
Priority date: 1988-12-16
Filing date: 1988-12-16
Publication date: 1990-06-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明はケーブル・ホースの案内チェーンに関する。

（従来の技術）従来のケーブル・ホースの案内チェーンについて第４図
と共に説明する。

案内チェーン１００は筒状をなす中空の単位部＋４’　
１０２・・・が互いに圧入して連結されてなり、隣接す
る上側の単位部材１０２・・・の下部１０４が隣接する
下側の単位部材］、　０２・・・の上部１０６へ嵌入し
ている。前記上部１０Ｇの上端開口部の直径は前記下部
１０４の下端部の直径より小径に形成されており抜り止
めが図られている。この単位部材１０２・・・が連結さ
れてなる案内チェーン１００の内側中空部分にケーブル
・ホース等が挿通され案内される。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、」１記の案内チェーンには次のような課
題が有る。

単位部材１０２・・・の上部】０６と下部１０４は端部
の直径の相違により抜は止めが図られている。従って、
案内チェーン１００の組立て、分解が難しい。特に分解
は非常に難しい。また、ケブル・ホース等を挿通させる
場合、中位部材１０２・・・を連結した後で挿通させる
必要が有り、例えば案内チェーン１００の両端の単位部
材１０２・・が固定されている場合には中間部分の単位
部材１０２・・・を外さねばならないが前述の如く分解
が難しくケーブル・ホースの挿通に手間がかかるという
課題も有る。また、単位部材１０２・・・は樹脂成形さ
れるのであるが、図示のとおり単位部材１０２・・・に
はアンダー力・ノド部が設けられているため、成形が非
常に難しくなるという課題も有る。

従って、本発明は組立、分解が容易であって樹脂成形も
容易なケーブル・ホースの案内チェーンを提供すること
を目的とする。

（１題を解決するための手段）」−記課題を解決するため、本発明は次の構成を備える
。

ずなわち、筒状をなず学位部材を複数嵌合して連結し、
その内部にケーブル・ホース等を挿通ずるケーブル・ホ
ースの案内チェーンにおいて、前記単位部材は軸線方向
に２分割してなる１対の分割ｍ；と、該】対の分割部を
筒状に保１寺すると共に、分？ｉｌＪ部に対して係脱可
能な接続部とを具備することを特徴とする。

（作用）作用について説明する。

学位部材は接続部の係合を解除することによって軸線方
向に２分割することが可能となるので、組立て、分解が
容易であり、かつ案内チェーンとしで組立°（た後であ
っても中間部分で外すことも可能である。また、学位部
材が２分割された分割部として樹脂成形できるので、単
位部ヰＡとしての形状にアンダーカッ［・部が形成され
ても成形は容易に行うことが可能となる。

（実施例）以下、本発明の好適な実施例について添付図面と共に説
明１−る。

第１図には本実施例の単位部材の平面図を示し、第２図
にはその左側面図を示す。

両図におい゛Ｃ，単位部材１２は半円筒状の分割部＋４
２と１４ｂに分割されている。

分割部１４ａと］、　４　ｂの端面１６ａと１６ｂとが
突合わされると筒状をなす１個の単位部材１２が形成さ
れる。分割部１４ａの端面１６ａ・には突部１８・・・
が突設され、分割部１４ｂの端面１６ｂ・・・には前記
突部１８・・・が嵌合可能な嵌合穴２０・・・が穿設さ
れている。単位部材１２は上部２２と下部２４に形成さ
れており、上部２２の内径Ａは下部２４の外径Ｂより大
径に形成されている。上部２２の内壁面には突部２６・
・・が設けられ、下部２４には突部２６・・・より若干
大径の嵌合孔２８ａ・・・と、突部２６・・よりかなり
大径の嵌合孔２８ｂ・・・とが透設されている。

３０は連絡部であり、分割部１４ａと１４ｂとを連絡し
ている。連絡部３０の両端は分割部１．４　ａ、１４ｂ
の外壁面上に固定され、撓め易いように連絡部３０の両
端と分割部１．４　ａ、１．４　ｂの外壁面との接続部
分はヒンジ構造になっている。

３２は接続部であって、一端は分割部１．４　ａ外壁に
固定され、他端はフリーになっていると共に、先端が内
側へ曲ったフック３４に形成されている。

一方、分割部１４ｂには前記フック３４が係合可能なス
リット３６が透設されている。単位部材１２は、連絡部
３０により一体となっている分割部１４ａ、！、　４　
ｂの端面］、　６　ａ・・　と端面１．６　ｂ・・・が
突き合わされ、突部１８・・・が嵌合穴２０・・に嵌入
し、接続部３２のフック３４がスリ・ノド３６に係止す
ることにより筒状状態を保持されるのである。

なお、分割部１４ａ、１４ｂ、連絡部３０及び接続部３
２は樹脂で一体成形されている。

第３図にはこの単位部材１２・・・を複数連結してなる
案内チｎ−ンｌＯを示す。

案内チェーン１０を形成する際には接続部３２０フツク
３４を外したまま隣接する上側の中位部’ｔＡ１２・・
・の嵌合孔２８ａ・・・内に下側の単位部材１・・・の
突部２６・・・をそれぞれ嵌合させる。この突部２６・
・・が嵌合孔２８ａ・と嵌合することにより単位部材１
２・・・同士の抜は止め及び回動防止がなされる。突部
２６・と嵌合孔２８ａ・・・が嵌合したら接続部３２の
フック３４をスリンＬ　３６に入れて係止すれば単位部
材１２・・・同士を連結することができる。

そして連結された単位部材１２・・・の中空部分にケー
ブル・ポース３８等を挿通させることができる。

逆に連結した単位部材１２・・・同士を分解するには接
続部３２のフック３４を例えばトライバ等の工具を用い
てスリット３６から外せば単位部材１２・・・はそれぞ
れ分割部１４２，１４．ｂに分割できるので案内チェー
ン１０を分解できる。

案内チェーン１０の中途部分についても接続部３２のフ
ック３４をスリン］・３６から外し、単位部材１２の突
き合わせ端面１６ａ　　・・、１６ｂ・・・をドライバ
等でこじれば単位部材１２・・・は樹脂製なので弾性変
形させることができ、上側の単位部材１２を外ずことが
できる。その際、ケブル・ホース３８等をその外した部
位から押通させることも可能となる。前述の連結方法の
場合、嵌合孔２８ａ・・・に突部２６・・・を嵌合させ
たため、単位部材１２・・・同士は全く回動することが
ない。しかし、突部２６・・・を嵌合孔２８ｂ・・へ嵌
合さゼると、突部２６・・・外壁と嵌合孔２８ｂ・・・
内壁の間には大きな遊びが有るため当該遊び分だけ単位
部材Ｉ２・・・同士は相対的に回動することが可能とな
る。従って、嵌合孔２８ｂ・・・の形状は円、楕円、長
孔、スリン１何れの形状でもよく、突部２６・・・が嵌
合孔２８ｂ・・・内部で遊ふと共に、単位部材１２・同
士の抜は止めがなされればよい。なお、嵌合孔２８ａ・
・・、２８ｂ・・・の穿設位置は突部２６・・・の位置
と対応可能な位置であることは言うまでもない。また、
突部２６・・・と嵌合孔２８ａ・・・、２８ｂ・・・の
数もそれぞれ１以上でよいが、好ましくは複数設置、Ｊ
るのがよい。

また、嵌合孔ら１嵌合孔２８Ｘ１・・・もしくは２８ｂ
・・・の何れか一方のみを穿設してもよい。

本発明に係る案内チェーン１０の単位部材１２・・・は
２分割可能になっているため、中位部材１２・・・にし
た場合、アンダーカット部分が形成されても樹脂成形す
る際には第１図及び第２図に示される展開した形で成形
するため、金型設計が容易となるし、成形後の型抜きも
従来と比べ山かに容易となる。アンダーカット部の形成
が容易となるので、従来の技術の項で示した従来の案内
チェーンのように、単位部材１２・・・の上部２２開口
部の直径Ａが嵌入する単位部材１２・・・の下部２４直
径Ｂより小径にしても組み立て分解は容易に行うことが
できる。その際、単位部材１２・・・同士が回動するが
、回動させた（ない場合はビンを打ち込んで回り止めに
すればよい。

また、前述の実施例では単位部材１２・　・の下部が上
部２２内に嵌入する例を示したが単位部材１２・・・の
下部２４が上部２２に外嵌するようにしてもよい。その
際は、下部２４の内壁面に突部２６・　・を形成し、上
部２２に嵌合孔２８ａ・・・及び／又は２８ｂ・・・を
穿設すればよい。

また、接続部３２とスリンＩ・３６は下部２４に設げれ
ばよい。

以上、本発明の好適な実施例につい°ζ種々述べて来た
が、本発明は上述の実施例に限定されるのではなく、例
えば連絡部３０も接続部３２と同しように分離可能にし
てもよいし、両者を複数設けてもよい等、発明の精神を
逸脱しない範囲でさらに多くの改変を施し得るのはもち
ろんである（発明の効果）本発明に係るう一−プル・ホースの案内チェーンを用い
ると、案内ヂエーンの組立て、分解が容易となり、中途
部における単位部材の取りイ」け、取り外しも可能とな
る。また、請求項２の構成を採用すればｑ（位部材同士
の相対的な回動も規制することが可能となる等の著効を
奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るケーブル・ポースの案内ヂエーン
の実施例の単位部材を示した平面図、第２図はその左側
面図、第３図はその単位部材を連結してなる案内チェー
ンの正面図、第４図は従来の案内チェーンの部分破断正
面図。１０・・・案内チェーン、　　１２・・・ｍ位部材、　
１．４ａ、１４ｂ−分割部、　２６・・突部、　２８ａ
、２８ｂ・・−嵌合孔、３２・・・接続部、　３８・・
・ケーブル・ホース。特許出廓人株式会社　ハーモ総合研究所代表者　濱　　富　夫

Claims

【特許請求の範囲】１、筒状をなす単位部材を複数嵌合して連結し、その内
部にケーブル・ホース等を挿通するケーブル・ホースの
案内チェーンにおいて、前記単位部材は軸線方向に２分割してなる１対の分割部
と、該１対の分割部を筒状に保持すると共に、分割部に対して係脱可能な接続部とを具備することを特
徴とするケーブル・ホースの案内チェーン。２、前記単位部材は壁面に設けられた突部と、前記壁面
に穿設され、連結された際、隣接する単位部材に設けら
れた前記突部が嵌入可能な嵌合孔とを具備することを特
徴とする請求項１記載のケーブル・ホースの案内チェー
ン。