JPH0216235A - 蔵の耐火断熱壁継目構造部材 - Google Patents

蔵の耐火断熱壁継目構造部材

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JPH0216235A
JPH0216235A JP16527888A JP16527888A JPH0216235A JP H0216235 A JPH0216235 A JP H0216235A JP 16527888 A JP16527888 A JP 16527888A JP 16527888 A JP16527888 A JP 16527888A JP H0216235 A JPH0216235 A JP H0216235A
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JP
Japan
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heat
fire
resistant
wall
joint
Prior art date
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Pending
Application number
JP16527888A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunihiko Miyashita
宮下 邦彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ibiden Co Ltd
Original Assignee
Ibiden Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、プレハブ構造によって建造される蔵において
使用される耐火断熱壁継目構造部材に関する。
〔従来技術〕
従来、藏は、第3図及び第4図に示すごとく。
壁面9が漆喰土壁等であり、床その他の部分は木造構造
等のものが知られている。
蔵は、一般に貴重品、各種家財等を火災及び盗難等から
守り、かつ長期間上記収納物を保存することを主な機能
としている。そのため、上記漆喰土壁等は、その大部分
が比較的厚い土壁の下塗りを施し、また該下塗りの上に
はワラ又は麻ずさ等の骨材を含む土の中塗りを施す。そ
して、この中塗りの表面に上塗りを施し、また白壁等の
表面仕上げ塗りなどを施すことにより行われている。
そして5上記白壁等は表面仕−ヒげが平滑になされてい
る。また、該白壁等の下部には黒色等の腰板8が施され
、該白壁が保護されている。なお。
符号4は瓦屋根、5は窓、6は扉、7は石垣基礎部であ
る。
〔解決しようとする課題] しかしながら、上記従来の)哉は土壁用木舞下池等を施
工するには多大の手間と時間を必要とする。
また漆喰土壁は高温の熟練技能を必要とすると共に工期
は極めて長い、即ち、上記土壁用木舞下地は割竹材を縦
横に交叉させつつ、縄或いは麻糸等により該交叉点を結
束するため、多大の人手を必要とすると共に5V!!練
技能が要求される。
ところが、近年においては高度の技能を有する職人の確
保は掻めて困難である。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので
、 、v!H練技能を必要とすることな(、シかも工期
は短<、量産効果等によるコストダウンが可能な蔵の耐
火断熱壁継目構造部材を提供することにある。
〔課題の解決手段〕
本発明は、プレハブ耐火構造よりなる蔵の耐火断熱壁で
あって、該耐火断熱壁は、金属外装部材と、耐水部材と
セラミックファイバーを主材料とする耐熱無機繊維材と
難燃性内装材とを一組として少なくとも二組を結合して
なり、上記金属系外装部材は、その端部において曲げ加
工面を存しまた該曲げ加工面は隣接する他の一組の壁面
における金属系外装部材の曲げ加工面との間に形成され
た空隙部に硬化性可塑耐水部材を充填してなり。
上記隣接する二つの曲げ加工面はその端部をジヨイント
具により接合し、また該接合部分は上記耐熱無機繊維材
を充填した接合部材により被覆したことを特徴とする蔵
の耐火断熱壁継目構造部材にある。
本発明において、注目すべきことは、蔵の耐火断熱壁の
継目構造も耐火断熱壁と同様の構造とし。
耐火断熱性及び耐水性等に優れることである。
本発明において、上記金属外装部材は1例えばカラー鋼
板、塩ビ鋼板、はうろう引き鋼板、カラーアルミニウム
板等がある。
また、上記耐水部材は1例えば、耐水性合成樹脂シート
、アスファルト塗布防水シート、その他屋根下地ルーフ
ィング材等がある。これらは、防水性を有し、結露防止
材としての機能を有し、上記金属系外装材に密着した部
位において使用される。また、セラミンクファイバーと
は、アルミナとシリカとを略等看混合したものを溶融加
熱し繊維化したものである。主として綿布状のブラケッ
トと称する形態のものをスタンドピンの如き係止具等を
用いて取付固定する。
また8上記耐熱無機繊維材とは、上記セラミックファイ
バーのほかに、アルミナファイバー、ジルコニアファイ
バー、ガラス繊維、ロックウール等を適宜組み合わせて
構成する。火災時に耐火性能を有する無機繊維材料の総
称である。
また、上記難燃性内装材は1例えば化粧ガラスクロス貼
石膏ボード、化粧塗装ケイカル板等がある。また、上記
硬化性可塑耐水部材とは1例えば。
耐水パテ、速硬化性合成樹脂充填材等がある。上記耐水
パテは、顔料を展色剤と練り合わせた粘土状物質であり
、油性パテ、ポリエステルパテ等がある。そして、上記
顔料は白壁に近似の白色顔料又は黒色腰板に近似の黒色
顔料を用いる。
上記ジヨイント具は1例えばステンレス等の耐熱性金属
のスクソドピン、セラミックス製スタッドピン等がある
。また、上記接合部材は1例えばU字型、コ字型の開口
部を有する断面形状の見切部材である。
〔作用及び効果〕
本発明にかかる耐火断熱壁継目構造部材は、金属外装部
材と、耐水部材と、耐熱無機繊維材と。
難燃性内装材とよりなる。そのため蔵の壁面において5
耐火断熱壁の継目構造部材として、JISA1304に
合格する耐火性能、並びに雨水等の侵入防止効果及び外
観上継目が目立たない壁面を構成することができる。
その理由は、主として次の根拠によるものと考えられる
。即ち、上記セラミックファイバーは。
本来、耐火無機物であるアルミナ、シリカより構成され
ているため、m維自体は約1100’C以上の高温に耐
える。また、上記金属外装部材、難燃性内装材等も火災
時における火炎に十分耐え得る部材である。そのため、
JISA1304に規定する1010’C以上に2時間
耐え得る耐火性能を有する。なお、継目構造部材以外の
耐火断熱壁本体も上記JIS規格に合格する耐火性能を
有する。また、火災時において接合部材は熱による金属
外装部材等の伸縮を吸収する緩衝作用を発揮する。
したがって1本発明によれば、プレハブ構造の蔵におけ
る耐火耐熱性、耐水性、外観意匠性に優れる耐火断熱壁
継目構造部材を提供することができる。
(実施例〕 本発明の実施例にかかる耐火断熱壁継目構造部材を、第
1図及び第2図を用いて説明する。
即ち1本例の継目構造部材lは、第2図に示すごとく、
隣接する二つの金属外装部材の曲げ加工面により形成さ
れた空隙部に耐水パテ12を充填してなり、またその端
部111をジヨイント具2により接合し、また該接合部
分はセラミックファイバー13を充填したU字型接合部
材15により被覆してなる。
上記金属外装部材は厚さが0.8mmのほうるう引きカ
ラー鉄板よりなる。このほうろう引きカラー鉄板は、第
1図及び第2図に示すごとく、白壁9を構成する壁面は
白色系の彩色が施されたものとする。また5腰板8相当
部分を構成する壁面は黒色系の彩色が施されたものとす
る(第1図及び第2図参照)。これにより、Iaの伝統
的な外観を呈することができる。そして、j亥はうろう
引きカラー鉄板31は、その端部において略90度の曲
げ加工面11を有する。
また、上記耐水パテ12はポリエステルカラーからなる
耐水パテ12よりなり、また上記はうろう引きカラー鉄
+7M31と同色に彩色したものである。即ち、白壁9
を構成する壁面に使用する場合は白色のものを、また黒
色腰板8相当部分を構成する壁面に使用する場合は黒色
とする。
しかして、上記ポリエステルカラーからなる耐水パテ1
2は、二つの隣接するほうろう引きカラー鉄板31の曲
げ加工面11により形成された空隙部に充填され速硬化
する。これにより、上記継目部において、耐水性が付与
される。
また、上記曲げ加工面11の端部はステンレス製ピンに
よりU字型接合部材に取付固定される。
該U字型接合部材はアルミニウム製の接合部材15から
なり5壁面の継目部に使用される。これにより、該接合
部材は上記金属外装部材等の熱による伸縮を吸収するこ
とができる。
また、上記U字型の接合部材15にはセラミックファイ
バー13のブラケットが充填される。これにより、上記
継目部において、耐火断熱性が付与される。
また、室内側においては、ガラスクロス貼りの化粧石膏
ボード14が装着される。これにより。
室内側も耐熱性に優れた壁面が構成される。
また、上記耐火断熱壁3は、はうろう引き鉄板31と、
その近傍にアスファルト製耐水シート32と、セラミッ
クファイバーのブラケット35とガラス繊維33と、ガ
ラスクロ、′、貼り化粧石膏ボード34とよりなる。
本例にかかる蔵の耐火断熱壁継目構造部材lは。
上記のように構成されているので J[5A1304に
規定する1010’C以上に2時間耐え得る耐火断熱性
を有する。また、JISAに規定する結露試験に合格す
る耐水性を有する。
したがって、本例によれば、耐火断熱性及び耐水性に優
れる蔵の耐火断熱壁継目構造部材を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の実施例にかかる耐火断熱壁
継目構造部材を示し、第1図はその断面図、第2図は耐
火断熱壁及び耐火断熱壁継目構造部材の断面図、第3図
及び第4図は従来の蔵を示し、第3図はその正面図、第
4図はその側面図である。 1 ・ ・ l 1 ・ ・ l 2 ・ ・ 13、1 14、3 15 ・ ・ 2 ・ ・ ・継目構造部材。 ・曲げ加工面 ・耐水パテ 5・・・セラミンクファイバー 4・・・化粧石膏ボード。 ・接合部材。 ジヨイント具、 ・耐火断熱壁 金属外装部材。 ・耐水部材 33 ・ ・ガラス繊維 出 願 人 イ ビ ア ン 株 式

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. プレハブ耐火構造よりなる蔵の耐火断熱壁であって、該
    耐火断熱壁は、金属外装部材と、耐水部材とセラミック
    ファイバーを主材料とする耐熱無機繊維材と難燃性内装
    材とを一組として少なくとも二組を結合してなり、上記
    金属系外装部材は、その端部において曲げ加工面を有し
    、また該曲げ加工面は隣接する他の一組の壁面における
    金属系外装部材の曲げ加工面との間に形成された空隙部
    に硬化性可塑耐水部材を充填してなり、上記隣接する二
    つの曲げ加工面はその端部をジョイント具により接合し
    、また該接合部分は上記耐熱無機繊維材を充填した接合
    部材により被覆したことを特徴とする蔵の耐火断熱壁継
    目構造部材。
JP16527888A 1988-07-01 1988-07-01 蔵の耐火断熱壁継目構造部材 Pending JPH0216235A (ja)

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JP16527888A JPH0216235A (ja) 1988-07-01 1988-07-01 蔵の耐火断熱壁継目構造部材

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JP16527888A JPH0216235A (ja) 1988-07-01 1988-07-01 蔵の耐火断熱壁継目構造部材

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JP16527888A Pending JPH0216235A (ja) 1988-07-01 1988-07-01 蔵の耐火断熱壁継目構造部材

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JP (1) JPH0216235A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5450297A (en) * 1991-07-09 1995-09-12 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Refrigerator lighting
JP2005535105A (ja) * 2002-04-18 2005-11-17 エフシーアイ チップカード用電子マイクロサーキットのコンディショニング方法と、この方法により製造される電子マイクロサーキットモジュール

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5450297A (en) * 1991-07-09 1995-09-12 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Refrigerator lighting
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