JPH02160479A - トルク検出装置付ナットランナ及びその組立方法 - Google Patents

トルク検出装置付ナットランナ及びその組立方法

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JPH02160479A
JPH02160479A JP31567588A JP31567588A JPH02160479A JP H02160479 A JPH02160479 A JP H02160479A JP 31567588 A JP31567588 A JP 31567588A JP 31567588 A JP31567588 A JP 31567588A JP H02160479 A JPH02160479 A JP H02160479A
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大熊 國昭
Katsuhiro Yamaguchi
克裕 山口
Akihiko Takahashi
昭彦 高橋
Shigeo Kobayashi
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はナツトやボルト等を出力軸により締付ける際に
その締付はトルクを検出するトルク検出装置を備えたナ
ツトランナ及びその組立方法に関する。
(従来の技術) 通常、ナツトランナはそのモータ等の駆動源により減速
機構等を介して回動される出力軸によりナツトやボルト
等を締付けるが、その締付はトルクを制御して、より確
実な締付けを行うことができるようにするために、出力
軸による締付はトルクを検出するトルク検出装置を備え
たナツトランナが知られている。
この種のナツトランナのトルク検出装置では、一般に出
力軸に貼着された歪ゲージと、該歪ゲージとの間で非接
触で入出力信号の授受を行うロータリトランスとが用い
られる。すなわち、ロータリトランスを介して入力信号
を付与された歪ゲージは締付はトルクに応じて出力軸に
生じる歪を電気信号に変換して出力し、該出力信号をロ
ータリトランスを介して検出することにより締付はトル
クが検出される。
かかるトルク検出装置を備えたナツトランナとしては、
例えば第7図及び第8図示のものが本出願人により提案
されている。
このナツトランナでは出力軸Aの締付はトルクを検出す
るトルク検出装置1Bでは、4個の歪ゲージCが出力軸
Aに形成された小径部Aaに貼着され、ロータリトラン
スDが出力軸Aに外挿されてひずみゲージCの周囲の位
置で該出力軸Aに装着されている。
4個の歪ゲージCはその2個づづを直列に接続したもの
同士が出力軸Aの小径部Aaを挟むように該小径部Aa
に貼着され、これらがロータリトランスDの前端位置で
出力軸Aの小径部Aaに貼着されたターミナルEを介し
て第8図示のように結線され、ホイートストンブリッジ
Fが構成されている。
ロータリトランスDは出力軸Aと一体に回動自在とされ
た回転側コイルDai、  Daoとナツトランナのハ
ウジングGの内壁に固定された固定側コイルDbi、 
 Dboとからなり、回転側コイルDai、  Da。
は第8図示のようにターミナルEを介してブリッジFに
結線されている。そして、コイルDai、 Dbiとの
間でブリッジFへの入力信号の授受が行われ、コイルD
 ao、  D boとの間でブリッジFからの出力信
号の授受が行われる。
また、固定側コイルDboはロータリトランスDの近く
でハウジングGに固定されたアンプHに接続され、ブリ
ッジFからの出力信号がコイルD ao。
Dboを介してアンプHに入力されて増幅される。
従って、このナツトランナのトルク検出装置Bでは、出
力軸Aの小径部Aaに貼着された4個の歪ゲージCによ
り構成されたブリッジFにロータリトランスDのコイル
Dai、  Dbiを介して入力信号が付与され、出力
軸Aの締付はトルクに応じたブリッジFの出力信号がコ
イルDao、  Dboを介してアンプHにより増幅さ
れ、この増幅された出力信号から出力軸Aの締付はトル
クが検出される。
そして、このトルク検出装置Bでは、歪ゲージCが出力
軸Aの歪の生じ易い小径部Aaに貼着されているので締
付はトルクを確実に検出することができると共に、該歪
ゲージCがロータリトランスDの内側に位置されている
ので、例えば特開昭61−4676号公報に開示されて
いるナツトランナのように、ロータリトランスと歪ゲー
ジとを出力軸の軸方向に間隔をあけて配設した場合に較
べて出力軸Aを短縮してナツトランナを小型化すること
ができる。
ところで、かかるナツトランナの組立作業において、特
に上記トルク検出装置Bを組付ける際には、歪ゲージC
及びターミナルEを出力軸Aに貼着してハンダ付けによ
り第8図示のように結線した後にロータリトランスDが
上記のように出力軸Aに外挿されて装着され、次いで、
ロータリトランスDの回転側コイルDai、  Dao
から導出されている接続コードIがターミナルEにハン
ダ付けにより第8図示のように結線される。
しかしながら、上記のように出力軸Aを可能な限り短縮
するためにターミナルEを可能な限りロータリトランス
Dに近接させて出力軸Aに貼着しているので、接続コー
ドIとターミナルEとのハンダ付は作業が可能なように
接続コード■の長さを比較的大きくしておく必要があり
、このため、接続コードIとターミナルEとの結線状態
で接続コード■に不必要なたるみが残る。このようなた
るみは第7図示のように出力軸Aに形成された溝Abに
押し込められて接着材により出力軸Aに接着されるが、
ナツトやボルト等の締付は時に、出力軸Aに生じる歪に
より接着箇所が剥離して接続コード■のたるみが出力軸
Aに巻き込まれたり、或いは該巻き込みによる接続コー
ドlの断線等の不都合が生じる虞れがあった。
また、ターミナルEは、出力軸Aに接着剤により貼着さ
れているため、上記と同様に出力軸Aに生じる歪により
出力軸Aから剥離して巻き込みや断線等の不都合が生じ
る虞れがあった。このような不都合は、歪ゲージCとロ
ータリトランスDとが出力軸Aの軸方向に間隔をあけて
設けられている場合においても、両者を接続するための
ターミナルEが上記のように出力軸Aに貼着されている
限り発生する虞れがある。
さらに、第8図示の結線図かられかるように、ハンダ付
けによる結線箇所が比較的多いと共に、特に、接続コー
ド!をターミナル已に結線する際に、歪ゲージCのター
ミナルEへの結線位置を十分に確認しながら接続コード
■を結線しなければならず、作業の手間がかかり、また
、誤結線も起こり易い。
(解決しようとする課題) 本発明はかかる不都合を解消し、出力軸に貼着された歪
ゲージと、該出力軸に外挿されて回転側コイルが該出力
軸と一体に回動自在に装着されたロータリトランスとを
有して出力軸によるナツトやボルト等の締付はトルクを
検出するトルク検出装置を備えたナツトランナにおいて
、該歪ゲージとロータリトランスの回転側コイルとを接
続線により容易に確実に接続することができると共に、
該接vtiIIAのたるみを防止して該接続線の断−線
や巻き込みを防止することのできるトルク検出装置付き
ナツトランナを提供することを目的とする。
また、かかるナツトランナを容易に組み立てることので
きる方法を提供することを目的とする。
(課題を解決する手段) 本発明のナツトランナのトルク検出装置は、かかる目的
を達成するために、出力軸に貼着された歪ゲージと、該
出力軸に外挿されて回転側コイルが該出力軸と一体に回
動自°在に装着されたロータリトランスとを有し、該ロ
ータリトランスを介して歪ゲージとの間で入出力信号の
授受を行って該出力信号から出力軸によるナツトやボル
ト等の締付はトルクを検出するトルク検出装置を備えた
ナツトランナにおいて、該ロータリトランス及び歪ゲー
ジと間隙を有して出力軸に大径部が形成され、該大径部
のロータリトランス側の内側端面にプリント基盤が絶縁
部材を介して出力軸と一体に回動自在に取り付けられ、
該歪ゲージから該プリント基盤に向かって導出されてい
るゲージ側接続線が該プリント基盤に結線され、該ロー
タリトランスの回転側コイルからプリント基盤に向かっ
て導出されているコイル側接続線が該プリント基盤に結
線され、該両接続線が該プリント基盤を介して接続され
ていることを特徴とする。
また、前記歪ゲージが前記出力軸に形成された小径部に
貼着され、前記ロータリトランスが該歪ゲージの周囲の
位置で出力軸に装着されていることを特徴とする。
さらに、前記コイル側接続線を挿通して前記プリント基
盤への結線位置に向かって案内する案内孔を有する第2
の絶縁部材が前記ロータリトランスとプリント基盤との
間に前記出力軸と一体に回動自在に設けられ、該コイル
側接続線が該第2の絶縁部材の案内孔に挿通されて該プ
リント基盤に結線されていることを特徴とする。
また、本発明のトルク検出装置付ナツトランナの組立方
法は、出力軸に貼着された歪ゲージと、該出力軸に外挿
されて装着されたロータリトランスとを有し、該ロータ
リトランスを介して歪ゲージとの間で入出力信号の授受
を行って該出力信号から出力軸によるナツトやボルト等
の締付はトルクを検出するトルク検出装置を備えたナツ
トランナの組立方法において、後部に大径部が形成され
ている出力軸の中間部に歪ゲージを貼着する貼着工程と
、該大径部の前端面に絶縁部材を介して該出力軸と一体
に回動自在にプリント基盤を取付ける基盤取付工程と、
該大径部に取付けられたプリント基盤と歪ゲージとをゲ
ージ側接続線により結線する第1結線工程と、次いで出
力軸の先端からロータリトランスを外挿して該プリント
基盤と間隙を有する位置で該ロータリトランスの回転側
コイルを出力軸と一体に回動自在に装着するトランス装
着工程と、その後に該ロータリトランスの回転側コイル
から導出されているコイル側接続線を該プリント基盤に
結線して該回転側コイルと歪ゲージとをプリント基盤を
介して接続する第2結線工程とを備えることを特徴とす
る。
さらに、前記トランス装着工程の前に、前記コイル側接
続線を挿通する案内孔を有する第2の絶縁部材の該案内
孔にコイル側接続線を挿通して該案内孔から突出させる
接続線挿通工程と、次いで前記ロータリトランスの前記
プリント基盤側の端面に該第2の絶縁部材を前記回転側
コイルと一体に取り付ける絶縁部材取付工程とを備え、
前記第2結線工程において該プリント基盤への結線位置
に向かって案内孔から突出されているコイル側接続線が
該プリント基盤に結線されることを特徴とする。
(作用) 本発明のトルク検出装置付ナツトランナ及びその組立方
法によれば、前記歪ゲージから導出されているゲージ側
接続線と前記ロータリトランスの回転側コイルから導出
されているコイル側接続線とを前記プリント基盤に結線
することにより該歪ゲージと回転側コイルとが接続され
るので、該接続が容易に行われる。そして、該プリント
基盤が前記出力軸の歪の生じ難い大径部に取り付けられ
るので、該プリント基盤が該大径部から剥離することな
く確実に取り付けられる。
また、該歪ゲージと回転側コイルとがプリント基盤を介
して接続されるので、該歪ゲージが出力軸の小径部に貼
着され、ロータリトランスが該歪ゲージの周囲の位置で
出力軸に装着される構成であっても、容易に歪ゲージと
回転側コイルとが接続される。
さらに、前記コイル側接続線が前記第2の絶縁部材の案
内孔に挿通されてプリント基盤に結線されるときには、
該コイル側接続線が該案内孔に挿通されてそのたるみが
除去される。この時、該コイル側接続線はプリント基盤
の結線位置に向かって該案内孔から突出されるので、該
コイル側接続線が容易にプリント基盤に結線される。
(実施例) 本発明のトルク検出装置付ナツトランナの一例の全体の
構成を第1図及び第2図に従って説明する。第1図はナ
ツトランナ全体の説明的断面図、第2図は歪ゲージとロ
ータリトランスとの結線図である。
第1図で、1はナツトランナのハウジング2内から先端
部が突出された出力軸、3はハウジング2内で出力軸1
の中間部分に形成された小径部1aに貼着された歪ゲー
ジ4と該出力軸1に外挿されて歪ゲージ4の周囲の位置
で出力軸lに装着されたロータリトランス5とを備えた
トルク検出装置、6は出力軸1の後部に形成された大径
部1bの前端面に出力軸1に外挿されてドーナツ板状の
絶縁部材7を介して取り付けられたドーナツ板状のプリ
ント基盤である。
出力軸1はハウジング2の後部に固定された駆動モータ
8の駆動軸8aの回転がハウジング2内において第1遊
星歯車9及び第1回転軸10、第2遊星歯車11、第1
クラッチ機構12、スラストシャフト13、第2回転軸
14、第3i1n星歯車15を順に介して減速されて伝
達され、これによって出力軸1が回動されてその先端部
でナツトやボルト等が締付けられる。スラストシャフト
13はトルク検出装置3により検出される出力軸1によ
るナツトやボルト等の締付はトルクに応じてソレノイド
16によって軸方向に移動自在とされ、このスラストシ
ャフト13が第1図示の状態から前方に移動された時に
は、第1クラッチ機構12において第2遊星歯車11と
スラストシャフト13とが切り離されると共に第1回転
軸10とスラストシャフト13とが第2クラッチ機構1
7を介して連結されて第1回転軸10の回転がスラスト
シャフト13に直接伝達され、これによって出力軸1の
回転速度が変更される。
4個の歪ゲージ4は、前記した第7図示のナツトランナ
と同様に、その2個ずつを直列に接続したもの同士が出
力軸lの小径部1aの周方向に間隔を有して該小径部1
aに貼着され、これらの歪ゲージ4が、詳細は後述する
が第2図示のようにプリント基盤6介して接続されてホ
イートストンブリッジ4hが構成されている。
ロータリトランス5は、その最内側を構成している略円
筒形のインナカラー18と、最外側を構成している略円
筒形のアウタカラー19と、該インナカラー18及びア
ウタカラー19の間の前後の位置でそれぞれインナカラ
ー18の外側面に固定された回転側コイル5 ai、 
 5 aoと、該回転側コイル5 at。
5aoのそれぞれに対向してアウタカラー19の内側面
に固定された固定側コイル5bi、  5boとから成
り、インナカラー18はアウタカラー19に内挿されて
アウタカラー19の内側面に軸受け20を介して回動自
在に支承されている。そして、出力軸1に外挿されたロ
ータリトランス5のインナカラー18が出力軸1の小径
部1aを覆ってピン21により出力軸lに固定され、ア
ウタカラー19がハウジング2の内壁に固定されている
。従って、インナカラー16及び回転側コイル5 at
、  5 aoはアウタカラー17及び固定側コイル5
bf、  5boに対して出力軸1と一体に回動自在と
されている。
インナカラー18の後部はアウタカラー19の後端面よ
りも後方に突出され、その突出部分にプリント基盤6よ
りも若干小径であるドーナツ状の第2の絶縁部材22が
外挿されてアウタカラー19とプリント基盤6との間に
位置され、該絶縁部材22の後端面がプリント基盤6の
前端面に当接されている。
そして、プリント基盤6及び絶縁部材7と共にビン23
により出力軸1の大径部ibに取り付けられ、出力軸1
と一体に回動自在とされている。
ここで、出力軸1の大径部1bの前端面は粗面とされて
おり、絶縁部材7及びプリント基盤6の大径部1bの前
端面への取り付けを強固なものとしている。
ロータリトランス5の回転側コイル5 at、  5 
a。
は、詳細を後述するが、第2図示のようにプリント基盤
6を介して歪ゲージ4と接続されている。
そして、固定側コイル5 bi、  5 boが、ロー
タリトランス5の側方でハウジング2の外側面に形成さ
れた凹部に固定されたアンプ24に、アウタカラー19
の外側面に固定されたプリント基盤25を介して接続さ
れ、さらに該アンプ24からハウジング2の外側面に沿
ってナツトランナの制御装置(図示しない)まで延びる
接続コード26を介して該制御装置に接続されている。
かかる構成のナツトランナでは、出力軸lによるナツト
やボルト等の締付は時に、制御装置からロータリトラン
ス5の固定側コイル5bi及び回転側コイル5aiを介
して歪ゲージ4からなるホイートストンブリッジ4hに
入力信号が付与され、出力軸lによる締付はトルクに応
じた該ブリッジからの出力信号が回転側コイル5ao及
び固定側コイル5boを介してアンプ24に入力され、
該アンプ24により出力信号が増幅された後に制御装置
に伝達される。そして、制御装置はこの出力信号に応じ
て前記したように出力軸1の回転速度を制御する。
この時、このナツトランナでは歪ゲージ4が第7図示の
ナツトランナと同様に出力軸1の小径部1aに貼着され
ているので締付はトルクが精度よく検出され、出力軸1
の回転速度が確実に制御される。
次に、第2図乃至第5図に従ってロータリトランス5及
び歪ゲージ4のさらに具体的な接続の様子を詳説する。
第3図はこのナツトランナの出力軸lの付近の説明的断
面図、第4図は第3図の■■線断面図、第5図は第2の
絶縁部材22の斜視図である。
第3図及び第4図で、4Cは歪ゲージ4から導出されて
いるゲージ側接続線、5ci、  5coはそれぞれ回
転側コイル5 at、  5 aoから導出されている
コイル側接続線である。
ゲージ側接続線4Cは出力軸1の小径部1aから大径部
1bに向かって出力軸1の側面に形成された溝lc内を
通ってプリント基盤6に向かって延び、ロータリトラン
ス5のインナカラー18の後端部に形成された切り欠き
18aiを通って該インナカラー18の内側から外側に
導出され、第2の絶縁部材22の後端面に第5図示のよ
うに形成されている凹部22aとプリント基盤6の前端
面との間隙の位置でハンダ付けによりプリント基盤6に
結線されている。そして、該結線により4個の歪ゲージ
4の2個ずつを直列に接続したもの同士がプリント基盤
6を介して第2図示のように結線されて前記ホイートス
トンブリッジ4hが構成されている。
コイル側接続線5ciは第3図及び第4図示のように、
インナカラー18の前端から切り欠き18a jまで連
続してインナカラー18の外側面に形成された溝18b
内を通ってプリント基盤6に向かって延び、第5図示の
ように第2の絶縁部材22の内周面から外周面まで貫通
して設けられた案内孔22biに切り欠き18aiの位
置から挿通されて突出され、プリン基盤6の周縁部にハ
ンダ付けにより結線されている。
一方、コイル側接続線5coは回転側コイル5a。
から前記切り欠き18aiと同様にインナカラー18に
形成された切り欠き18aoの位置に導出されており、
該導出位置から前記案内孔22b iと同様に第2の絶
縁部材22に設けられた案内孔22boにコイル側接続
線5ciと同様に押通されて突出され、プリント基盤6
の周縁部に結線されている。
ゲージ側接続線4Cとコイル側接続線5 ci、  5
 c。
とのプリント基盤6への結線位置は第2図示のようにあ
らかじめ接続されており、これらの結線によって歪ゲー
ジ4と回転側コイル5 at、  5 aoとがプリン
トa盤6を介して接続されている。
これらの結線においては、ゲージ側接続線4C及びコイ
ル側接続線5ci、  5coは、プリント基盤6への
結線が可能な程度に必要最低限の長さとされている。
このように、このナツトランナのトルク検出装置3では
、ゲージ側接続線4C及びコイル側接続線5 c s 
+  5 coにはたるみがないと共に、プリント基盤
6が歪の生じ難い出力軸1の大径部1bに確実に取り付
けられているので、該プリント基盤6が出力軸1から剥
離することがなく、これによって、ゲージ側接続線4c
及びコイル側接続線5ci。
5coの出力軸1への巻き込みや断線が防止されている
次に、かかるナツトランナの組立において、特にトルク
検出装置3の組付は方法を第2図及び第3図、第6図に
従って説明する。第6図は咳組付は方法を説明するため
の説明図である。
この組付は方法では、まず、歪ゲージ4が第6図示のよ
うに出力軸1の小径部1aに貼着される。
また、前記絶縁部材7及びプリント基盤6が出力軸lの
先端からJ頓に外挿され、絶縁部材7が出力軸1の大径
部1bの前端面に当接されると共にプリントs盤6が絶
縁部材7の前端面に当接され、両者が大径部1bに取り
付けられる。
次いで、歪ゲージ4からあらかじめ導出されているゲー
ジ側接続線4cが第6図示のようにプリント基盤6にハ
ンダ付けにより結線され、これによって第2図示のよう
にホイートストンブリッジ4hが構成される。プリント
基盤6に結線されたゲージ側接続線4cは出力軸lの溝
1c内に沿わせられる。
一方、ロータリトランス5の回転側コイル5aiからイ
ンナカラー18の前記溝18b内を通って切り欠き18
aiの位置にあらかじめ導出されているコイル側接続線
5ciは、第6図示のように前記第2の絶縁部材22の
内側から前記案内孔22biに挿通されて外側に突出さ
れる。また、回転側コイル5aoから前記切り欠き18
aoの位置にあらかじめ導出されているコイル側接続線
5coもコイル側接続線5ciと同様に前記案内孔22
boに挿通されて外側に突出される。
次いで、この絶縁部材22は、ロータリトランス5の後
部に突出しているインナカラー18に外挿されてその前
端面がアウタカラーの後端面に当接される。
これらの作業が終了した後に、ロータリトランス5は第
6図示のように出力軸1の先端から大径部1bに向かっ
て外挿され、その後部に外挿された第2の絶縁部材22
がプリント基盤6に当接される。この時、前記したよう
に出力軸1の小径部1aはロータリトランス5の内側に
位置されると共にゲージ側接続線4cがインナカラー1
8の前記切り欠き18ai、 18ao内に位置される
。さらに、該ゲージ側接続線4cのプリント基盤6への
結線位置は第2の絶縁部材22の前記溝22a内に位置
される。
そして、この状態でインナカラー18が出力軸1に固定
されると共に、案内孔22bi、 22boから突出さ
れているコイル側接続線5 ci、  5 coが第3
図示のようにプリント基盤6にハンダ付けにより結線さ
れ、これによって、第2図示のように歪ゲージ4とロー
タリトランス5の回転側コイル5 ai、  5 a。
とが接続される。
その後に、これらの相互に組付けられた出力軸1及びロ
ータリトランス5等は、第1図示のように前記ハウジン
グ2内に収納されると共にロータリトランス5の固定側
コイル5bi、  5boが前記プリント基盤25を介
して前記アンプ24に接続され、ナツトランナが組立ら
れる。
かかる組立方法においては、ゲージ側接続線4C及びコ
イル側接続線5ci、  5coにたるみを設けずとも
容易にプリント基盤6に結線することができると共に、
ゲージ側接続線4c及びコイル側接続線5 ci、  
5 coのプリント基盤6への結線位置があらかじめ接
続されているので、第7図示のナツトランナのようにタ
ーミナルEを介して歪ゲージC及びロータリトランスD
を接続する場合に較べてハンダ付けによる結線数が少な
く、誤結線が起こり難く、確実に歪ゲージ4及びロータ
リトランス5の回転側コイル5 ai、  5 aoを
接続することが容易である。
(効果) 上記の説明から明らかなように、本発明のトルク検出装
置付ナツトランナによれば、歪ゲージ七ロータリトラン
スの回転側コイルとがプリント基盤を介して接続される
ことによって、本発明の組立方法に従って歪ゲージ及び
回転側コイルを容易に接続することができると共に、該
接続の際の誤結線を防止することができ、さらに、歪ゲ
ージをロータリトランスの内側に位置させても歪ゲージ
及びロータリトランスを容易に確実に接続することがで
き、出力軸の短縮化を容易に図ることができる。そして
、ゲージ側接続線とコイル側接続線とが結線されたプリ
ント基盤が出力軸の歪の生じ難い大径部に取り付けられ
ることによって、該プリント基盤が出力軸から剥離する
ことなく確実に取り付けられ、該両接続線の出力軸への
巻き込みや断線等を防止することができる。
また、コイル側接続線が第2の絶縁部材の案内孔に挿通
されてプリント基盤に結線されることによって、該コイ
ル側接続線のたるみを除去することができ、該コイル側
接続線の巻き込みや断線等を確実に防止することができ
る。そして、本発明の組立方法に従ってかかる効果を有
するナツトランナを容易に組立てることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のトルク検出装置付ナツトランナの説明
的断面図、第2図はそのトルク検出装置の歪ゲージとロ
ータリトランスとの結線図、第3図は第1図示のナツト
ランナの出力軸の付近の説明的断面図、第4図は第3図
のIV−IV線断面図、第5図は第2の絶縁部材の斜視
図、第6図は第1図示のナツトランナの組立方法を説明
するための説明図、第7図は従来のナツトランナの出力
軸の付近の説明的断面図、第8図は第7図示のナツトラ
ンナのトルク検出装置における歪ゲージとロータリトラ
ンスとの結線図である。 1・・・出力軸 lb・・・大径部 4・・・歪ゲージ 5・・・ロータリトランス 5ai、  5ao・・・回転側コイル5ci、  5
co・・・コイル側接続線6・・・プリント基盤   
7・・・絶縁部材22・・・第2の絶縁部材  22b
i、 22bo・・・案内孔1a・・・小径部 3・・・トルク検出装置 4C・・・ゲージ側接続線 他1名 入力 出力 IGJ4 CO FIG、8 入力 出力

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、出力軸に貼着された歪ゲージと、該出力軸に外挿さ
    れて回転側コイルが該出力軸と一体に回動自在に装着さ
    れたロータリトランスとを有し、該ロータリトランスを
    介して歪ゲージとの間で入出力信号の授受を行って該出
    力信号から出力軸によるナットやボルト等の締付けトル
    クを検出するトルク検出装置を備えたナットランナにお
    いて、該ロータリトランス及び歪ゲージと間隙を有して
    出力軸に大径部が形成され、該大径部のロータリトラン
    ス側の内側端面にプリント基盤が絶縁部材を介して出力
    軸と一体に回動自在に取り付けられ、該歪ゲージから該
    プリント基盤に向かって導出されているゲージ側接続線
    が該プリント基盤に結線され、該ロータリトランスの回
    転側コイルからプリント基盤に向かって導出されている
    コイル側接続線が該プリント基盤に結線され、該両接続
    線が該プリント基盤を介して接続されていることを特徴
    とするトルク検出装置付ナットランナ。 2、前記歪ゲージが前記出力軸に形成された小径部に貼
    着され、前記ロータリトランスが該歪ゲージの周囲の位
    置で出力軸に装着されていることを特徴とする請求項1
    記載のトルク検出装置付ナットランナ。 3、前記コイル側接続線を挿通して前記プリント基盤へ
    の結線位置に向かって案内する案内孔を有する第2の絶
    縁部材が前記ロータリトランスとプリント基盤との間に
    前記出力軸と一体に回動自在に設けられ、該コイル側接
    続線が該第2の絶縁部材の案内孔に挿通されて該プリン
    ト基盤に結線されていることを特徴とする請求項2記載
    のトルク検出装置付ナットランナ。 4、出力軸に貼着された歪ゲージと、該出力軸に外挿さ
    れて装着されたロータリトランスとを有し、該ロータリ
    トランスを介して歪ゲージとの間で入出力信号の授受を
    行って該出力信号から出力軸によるナットやボルト等の
    締付けトルクを検出するトルク検出装置を備えたナット
    ランナの組立方法において、後部に大径部が形成されて
    いる出力軸の中間部に歪ゲージを貼着する貼着工程と、
    該大径部の前端面に絶縁部材を介して該出力軸と一体に
    回動自在にプリント基盤を取付ける基盤取付工程と、該
    大径部に取付けられたプリント基盤と歪ゲージとをゲー
    ジ側接続線により結線する第1結線工程と、次いで出力
    軸の先端からロータリトランスを外挿して該プリント基
    盤と間隙を有する位置で該ロータリトランスの回転側コ
    イルを出力軸と一体に回動自在に装着するトランス装着
    工程と、その後に該ロータリトランスの回転側コイルか
    ら導出されているコイル側接続線を該プリント基盤に結
    線して該回転側コイルと歪ゲージとをプリント基盤を介
    して接続する第2結線工程とを備えることを特徴とする
    トルク検出装置付ナットランナの組立方法。 5、前記トランス装着工程の前に、前記コイル側接続線
    を挿通する案内孔を有する第2の絶縁部材の該案内孔に
    コイル側接続線を挿通して該案内孔から突出させる接続
    線挿通工程と、次いで前記ロータリトランスの前記プリ
    ント基盤側の端面に該第2の絶縁部材を前記回転側コイ
    ルと一体に取り付ける絶縁部材取付工程とを備え、前記
    第2結線工程において該プリント基盤への結線位置に向
    かって案内孔から突出されているコイル側接続線が該プ
    リント基盤に結線されることを特徴とする請求項4記載
    のトルク検出装置付ナットランナの組立方法。
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