JPH0215976Y2 - - Google Patents

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JPH0215976Y2
JPH0215976Y2 JP11364484U JP11364484U JPH0215976Y2 JP H0215976 Y2 JPH0215976 Y2 JP H0215976Y2 JP 11364484 U JP11364484 U JP 11364484U JP 11364484 U JP11364484 U JP 11364484U JP H0215976 Y2 JPH0215976 Y2 JP H0215976Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案は、上下に二分割された横型ブライン
ドのスラツト角度調節装置に関するものである。
(従来の技術) 高層ビル等において各フロアーに跨つて上下に
長く設けられる二重ガラス窓は、通常ガラス板が
嵌殺し又は一部のみが回動開放可能に設けられ、
その二重ガラスの間にブラインドが配設されてい
る。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来の技術において、嵌殺しの窓ガラスの
内側を清掃する場合には、二重ガラスの間に吊下
げられるブラインドが大きな障害となつた。そこ
で、ブラインドを上下に二分割し、それぞれのブ
ラインドをガラス窓に対し上下に移動可能として
清掃を容易に行い得るように構成すると、両ブラ
インドのスラツトの角度調節を連動させることが
望ましい。
考案の構成 (問題点を解決するための手段) この考案は、上記問題点を解決するために、窓
枠に沿つて上下動可能に支持された四角枠状の支
持枠内に第一のブラインドを配設し、その支持枠
の下框から第二のブラインドを吊下支持した上下
二分割型ブラインドにおいて、支持枠10の下框
12に角度調節軸25を回転可能にかつ窓枠2に
対し出没可能に設け、その角度調節軸25により
駆動歯車30、連結歯車31、リンク歯車24、
リンク23、回動片22等を介して第一のブライ
ンド11のスラツト9を角度調節可能とするとと
もに、ラダーコード13を介して第二のブライン
ド15のスラツト14を角度調節可能とし、窓枠
2には角度調節軸25を回転駆動するためのラツ
ク歯車32、ラツク33、操作軸34及び操作つ
まみ35を設けている。
(作用) 上記手段により操作つまみ35で操作軸34を
上下動させると、ラツク33に噛合うラツク歯車
32が回転されてそのラツク歯車32に嵌合する
角度調節軸25が回転される。そして、角度調節
軸25の回転によりラダーコード13を介して第
二のブラインド15のスラツト14が角度調節さ
れ、これと同時に両端が支持枠10に回転可能に
支持される第一のブラインド11のスラツト9が
駆動歯車30、伝達歯車31、リンク歯車24、
リンク23及び回動片22を介して角度調節され
る。又角度調節軸25は操作つまみ27の操作に
より縦枠4から後退してラツク歯車32との嵌合
が解除される。
(実施例) 以下、この考案を具体化した一実施例を図面に
従つて説明すると、高層ビルの1フロアーあるい
は2フロアー以上の床面から天井面にわたつて設
けられるガラス窓1は窓枠2にガラス板3a,3
b,3c,3dが平行に支持されて二重ガラス窓
となつている。その窓枠2は2本の縦枠4と上枠
5及び下枠6とで上下に長い四角枠状に構成さ
れ、その中央部には前後に独立した一対の横枠7
が設けられ、二重ガラスを構成する各ガラス板3
a,3b及び3c,3dはこの横枠7で上下に二
分割されている。そして、横枠7の上部のガラス
板3a,3bは縦枠4、上枠5及び横枠7との間
で嵌殺しに支持され、横枠7の下部のガラス板は
室内側のガラス板3cのみ一側が蝶番8で回動可
能に支持されて開閉できるようになつている。
二重ガラスの間にはスラツト9の両端が四角枠
状の支持枠10に支持された第一のブラインド1
1と、その支持枠10の下框12からラダーコー
ド13を介し各スラツト14が吊下支持される第
二のブラインド15とが配設されている。その支
持枠10はその縦框16の外側面に設けられた案
内片17が窓枠2の縦枠4内側面に設けられる案
内溝(図示しない)に案内されて、第3図及び第
5図に示すように上下動可能に設けられている。
支持枠10の縦框16下部には窓枠2の内側面に
設けられる係合孔(図示しない)に係合するスト
ツパ18が設けられている。そして、常にはその
ストツパ18により、支持枠10は第3図に示す
所定位置に保持され、同ストツパ18の作動を解
除すれば第5図に示すように窓枠2の下部に移動
可能となつている。
前記第一のブラインド11は、スラツト9の両
端が支持軸19に嵌合され、その支持軸19は支
持枠10の縦框16に回転可能にかつ軸方向に移
動可能に支持されている。そして、支持軸19は
その先端のフランジ部20と縦框16との間に配
設されるコイルスプリング21の付勢力により、
縦框16外方へ付勢されている。従つて、スラツ
ト9にはその両端においてそれぞれ外側への付勢
力が作用して、その自重垂れが防止されるように
なつている。
各スラツト9の一方の支持軸19には回動片2
2の中央がそれぞれ相対回動不能に嵌合され、各
回動片22の両端部は縦框16に沿つて上下に延
びる2本のリンク23にそれぞれ回動可能に連結
されている。リンク23の下端は縦框16に回転
可能に支持されるリンク歯車24に回転可能に取
着されている。そして、リンク歯車24が回転さ
れると、一方のリンク23が上方へ移動されると
同時に他方のリンク23が下方へ移動されるため
回動片22が回動されて支持軸19が回転される
ようになつている。
支持枠10の下框12には、前記第一及び第二
のブラインド11,15のスラツト9,14の角
度調節軸25が回転可能にかつ軸方向に移動可能
に支持されている。そして、この角度調節軸25
から前記ラダーコード13が吊下支持され、その
ラダーコード13に多数枚のスラツト14が支持
され、同ラダーコード13の最下部にはボトムレ
ール26が吊下支持されて、角度調節軸25が回
転されると、ラダーコード13を介して各スラツ
ト14が同位相で角度調節されるようになつてい
る。角度調節軸25は六角棒状に形成されるとと
もに、常にはコイルスプリング(図示しない)に
より一方の縦枠4方向(第1図矢印方向)へ付勢
されて同縦枠4内へ突出するようになつている。
角度調節軸25を縦枠4に対し出没させるための
操作つまみ27は、基端が角度調節軸25に固定
されるとともに先端は支持枠10の下框12に設
けられる案内溝28から突出されている。そし
て、操作つまみ27は前記コイルスプリングの付
勢力により常には第1図に示す状態に位置して角
度調節軸25が縦枠4内に突出され、この状態か
ら操作つまみ27をコイルスプリングの付勢力に
抗して移動させて、同図に鎖線で示すように案内
溝28の係止凹部29に係合させれば、角度調節
軸25の先端が縦枠4内から後退して下框12内
に没入するようになつている。
下框12の一方端部において角度調節軸25に
は駆動歯車30が相対回転不能にのみ嵌合されて
いる。この駆動歯車30には縦框16に回転可能
に支持される伝達歯車31が噛合い、その伝達歯
車31には前記リンク歯車24が噛合つている。
そして、角度調節軸25が回転されると、第二の
ブラインド15のスラツト14が角度調節される
と同時に、駆動歯車30、伝達歯車31、リンク
歯車24、リンク23、回動片22及び支持軸1
9を介して第一のブラインド11のスラツト9が
角度調節されるが、このとき同ブラインド11,
15のスラツト9,14が同位相で角度調節され
るように各歯車24,31,32の歯数及び噛合
いが設定されている。
縦枠4の角度調節軸25が突出される位置には
ラツク歯車32が回転可能に支持され、角度調節
軸25は縦枠4内に突出されると、このラツク歯
車32に対し相対回転不能に嵌合するようになつ
ている。このラツク歯車32は縦枠4内で上下動
可能に支持されるラツク33が噛合つている。す
なわち、ラツク33は操作軸34の上端に連結固
定され、その操作軸34には操作つまみ35の基
端が固定され、その操作つまみ35は縦枠4に設
けられた案内溝36の範囲で上下動可能となつて
いる。従つて、操作つまみ35により操作軸34
を上下動操作することにより、ラツク33が上下
動されてラツク歯車32が回転されるようになつ
ている。
第二のブラインド15の各スラツト14には、
ラダーコード13支持部近傍において昇降コード
37が貫通され、その昇降コード37の一端はボ
トムレール26に連結されている。昇降コード3
7の他端は支持枠10の下框12内を側方へ導か
れた後、ストツパ38を経て下框12から下方へ
垂下されている。そして、その昇降コード37を
他方へ引けばボトムレール26が引上げられて下
段のスラツト14から順次引上げられ、反対にボ
トムレール26の自重により昇降コード37を下
框2内に引込ませれば、ボトムレール26が下降
して、上段のスラツト14からラダーコード13
に支持される状態に復帰する。
なお、ストツパ38は操作者が昇降コード37
を手放したとき、直ちに作動して、ボトムレール
26の自重による昇降コード37の移動を阻止し
て同ボトムレール26をその位置に保持可能であ
り、その作動を解除すれば、昇降コード37の操
作によりボトムレール26を任意に上下動できる
ようになつている。又、ボトムレール26を最下
限まで下降させたときには、第1図に示すように
昇降コード37は先端の把持部39を除いてほぼ
下框12内に引込まれ、この状態ではこの把持部
39が横枠7に隠れるようになつている。
次に、上記のように構成されたガラス窓1及び
ブラインド11,15の作用を説明する。
さて、第3図に示すように第一のブラインド1
1を支持する支軸枠10が窓枠2上部の所定位置
に支持され、第二のブラインド15のボトムレー
ル26が最下限まで下降された状態で、窓枠2か
ら突出される操作つまみ35を上方あるいは下方
へ操作すると、操作軸34が移動されてラツク歯
車32が回転される。ラツク歯車32が回転され
ると、そのラツク歯車32に嵌合される角度調節
軸25が回転され、ラダーコード13を介して第
二のブラインド15のスラツト14が角度調節さ
れる。これと同時に、角度調節軸25の回転によ
り、駆動歯車30が回転され、伝達歯車31を介
してリンク歯車24が回転される。すると、リン
ク23の一方が下方へ移動されると同時に他方は
上方へ移動されるため、支持軸19が回転されて
第一のブラインド11のスラツト9が角度調節さ
れる。そして、第一のブラインド11と第二のブ
ラインド15のスラツト9,14は同位相で角度
調節される。以上のようにして、この二重ガラス
のガラス窓1に内蔵される第一のブラインド11
及び第二のブラインド15は常には操作つまみ3
5の操作によりスラツトの角度調節のみを行うこ
とができる。
このようなガラス窓の清掃、特に嵌殺しに支持
されたガラス板3a,3bの内側面を清掃する場
合には、まず蝶番8で回動可能に支持されたガラ
ス板3cを開放して支持枠10の下框12一側に
突出される操作つまみ27を第1図矢印と反対方
向に操作して、係止凹部29に係合させると、角
度調節軸25はラツク歯車32から離脱するとと
もに、縦枠4内を後退して支持枠10の縦框16
内に没入する。そして、第二のブラインド15の
昇降コード37を下方へ引いてボトムレール26
を最上限まで引上げた後、支持枠10のストツパ
18に作動を解除すると、支持枠10は縦枠4に
沿つて下方移動可能な状態となる。
この状態から、第5図に示すように支持枠10
を窓枠2の下部へ移動させると、横枠7上方にお
いて嵌殺しに支持さるガラス板3a,3bの間は
第一のブラインド11が存在しない空間となるた
め、それらのガラス板3a,3bの内側面は所定
の掃除具等で容易に清掃することができる。又、
横枠7下方のガラス板3c,3dの内側面は支持
枠10を下降させずに第二のブラインド15のス
ラツト14を引上げた状態とすれば、容易に清掃
することができる。
一方、ガラス板3a,3b,3c,3dの清掃
後は前記と逆の操作、すなわち支持枠10を上方
へ移動させてストツパ18で所定位置に保持し、
昇降コード37を操作して第二のブラインド15
のボトムレール26を下降させ、操作つまみ27
を操作して角度調節軸25を縦枠4内に突出して
ラツク歯車35に嵌合させた後、ガラス板3cを
閉じれば縦框4から突出される操作つまみ35に
より第一及び第二のブラインド11,15を同時
に角度調節できる状態となる。
考案の効果 以上詳述したようにこの考案は、窓枠2に沿つ
て上下動可能に支持された四角枠状の支持枠10
内に第一のブラインド11を配設し、その支持枠
10の下框12から第二のブラインド15を吊下
支持した上下二分割型ブラインドにおいて、窓枠
2に設けらた操作手段を操作すれば、支持枠10
の下框12内に回転可能に支持された角度調節軸
25が回転されて、第一及び第二のブラインド1
1,15のスラツト9,14が同時に角度調節さ
れるとともに、角度調節軸25は窓枠2に対し出
没可能であるので、支持枠10を支障なく上下動
させることができる優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を具体化したガラス窓の一部
破断正面図、第2図は一部破断側面図、第3図は
この考案を具体化したガラス窓の概略を示す正面
図、第4図は同じく縦断面図、第5図は支持枠を
下降させた状態のガラス窓の状態を示す正面図で
ある。 窓枠…2、スラツト…9,14、支持枠…1
0、第一のブラインド…11、下框…12、ラダ
ーコード…13、第二のブラインド…15、支持
軸…19、回動片…22、リンク…23、リンク
歯車…24、角度調節軸…25、操作つまみ…2
7,35、駆動歯車…30、伝達歯車…31、ラ
ツク歯車…32、ラツク…33、操作軸…34。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 窓枠に沿つて上下動可能に支持された支持枠
    内に第一のブラインドを配設し、その支持枠の
    下框から第二のブラインドを吊下支持した上下
    二分割型ブラインドにおいて、支持枠10の下
    框12に角度調節軸25を回転可能にかつ窓枠
    2に対し出没可能に設け、その角度調節軸25
    に第一及び第二のブラインド11,15のスラ
    ツト角度調節手段を連結し、窓枠2にはその角
    度調節軸25を回転駆動する操作手段を設けた
    ことを特徴とする上下二分割型ブラインドのス
    ラツト角度調節装置。 2 操作手段は窓枠2に対し上下動操作可能に支
    持される操作軸34と、その操作軸34の上端
    に固定されるラツク33と、このラツク33に
    噛合うとともに角度調節軸25に嵌合するラツ
    ク歯車32とからなる実用新案登録請求の範囲
    第1項に記載の上下二分割型ブラインドのスラ
    ツト角度調節装置。
JP11364484U 1984-07-25 1984-07-25 上下二分割型ブラインドのスラツト角度調節装置 Granted JPS6128897U (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11364484U JPS6128897U (ja) 1984-07-25 1984-07-25 上下二分割型ブラインドのスラツト角度調節装置
GB08517906A GB2162226B (en) 1984-07-25 1985-07-16 Venetian blind

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11364484U JPS6128897U (ja) 1984-07-25 1984-07-25 上下二分割型ブラインドのスラツト角度調節装置

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Publication Number Publication Date
JPS6128897U JPS6128897U (ja) 1986-02-21
JPH0215976Y2 true JPH0215976Y2 (ja) 1990-04-27

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ID=30672669

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11364484U Granted JPS6128897U (ja) 1984-07-25 1984-07-25 上下二分割型ブラインドのスラツト角度調節装置

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Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63160458U (ja) * 1987-04-09 1988-10-20

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JPS6128897U (ja) 1986-02-21

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