JPH02155380A - 映像信号記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ハイビジョン信号を帯域圧縮した圧縮カラ
ー映像信号の記録に通用できる映像信号記録装置に関す
る。

〔発明の概要〕

この発明は、映像信号とオーディオ信号とを別の記録領
域に夫々記録する映像信号記録装置において、 １フィールド或いは１フレームの画像の全体を再生する
のに必要な制御信号の記録位置がオーディオ信号のアフ
レコのための記録動作の期間或いは消去動作の期間と重
ならないようにし、再生画像を見ながら、オーディオ信
号のアフレコを行う時に、再生画像が乱れることが防止
される。

〔従来の技術〕

回転ヘッドにより磁気テープに映像信号を記録する時に
、時間軸圧縮されたＰＣＭオーディオ信号を専用の記録
領域に記録するＶＴＲが知られている。第５図は、この
種のＶＴＲの一例を示し、ＤＲで示すフレーム周波数で
矢印χＤ力方向回転するドラムに、１８０°対向で、一
対の記録再生用ヘッドＨＡ及びＨＢが設けられている。

ドラムＤＲの周面に、１８０°以上の巻きつけ角で磁気
テープＴが巻きつけられた状態で、所定速度で矢印ＸＴ
力方向走行される。巻きつけ角θｖ（＝１８０°）の範
囲で映像信号が記録され、二つのヘッドの走査がオーバ
ーラツプする巻きつけ角θａ（例えば約４１°）の範囲
で、時間軸圧縮されたＰＣＭオーディオ信号が記録され
る。

第５図に示すヘッド配置を持つＶＴＲのヘッドＨＡ及び
ＨＢの夫々の再生信号ＳＡ及びＳＢは、第６図に示すタ
イミングで得られる。かかるＶＴＲにおいて、再生画像
を見ながら、オーディオ信号をアフレコする場合、巻き
つけ角θａで一方のヘッドに供給される記録信号の漏れ
磁束が他方のヘッドにより拾われ、他方のヘッドから正
常な再生信号が得られず、再生画像が乱れる。従来では
、このアフレコ時の再生映像信号が別に形成した映像信
号例えば灰色レベルの信号で挿げ替えられていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

ＮＴＳＣ方式のカラー映像信号を記録する時には、別の
信号で挿げ替える処理で、問題を生じない、しかしなが
ら、画像の再生に必要なコントロールコードがフィール
ド或いはフレーム毎に挿入されている映像信号の場合に
は、このコントロールコードがオーディオ信号のアフレ
コ時に再生できないと、１フィールド分或いは１フレー
ムの画像の全体を再生できない、コントロールコードが
含まれる映像信号の例として、例えば特開昭６０−８６
９９４号公報に記載されているような広帯域のハイビジ
ジン信号を圧縮して伝送する方式が知られている。この
伝送方式は、Ｍ　Ｕ　Ｓ　Ｅ　（ｍｕｌ−ｔｉｐｌｅ　
５ｕｂ−Ｎｙｑｕｉｓｔ　ｓａｍｐｌｉｎｇ　ｅｎｃｏ
ｄｉｎｇ）と称され、輝度信号と色信号とを夫々時間軸
圧縮して多重化する時間軸圧縮多重（ＴＣＩ）伝送方式
と４フイ一ルド周期でサブサンプリングの位相がずれる
オフセットサンプリングとを併用した圧縮方式である。

ＭＵＳＥ信号は、第７図に示すような１フレーム内の信
号の割り当てがされている。

ＭＵＳＥ信号は、サンプリングした信号の値を伝送する
もので、１ラインが４８０サンプルからなり、■フレー
ムが１１２５ラインからなる。１ラインの１２サンプル
に正極性の水平同期信号が割り当てられ、９４サンプル
が色信号に割り当てられ、３７４サンプルが輝度信号に
割り当てられる。１フレームの先頭にＶＩＴ信号及びフ
レームパルスが挿入されている。ＶＩＴ信号は、伝送路
を等化するための基準信号である。音声信号は、時間軸
圧縮されて垂直ブランキング期間に挿入されている。

１フレームの５５９番目のラインから５６３番目のライ
ンで、１２番目のサンプルから１０６番目のサンプルに
は、コントロール信号が挿入されている。コントロール
信号の容量は、１フィールドで３２ビツトｔある。この
３２ビツトに対して、１から３２迄のビット番号が割り
当てられている。

コントロール信号の内容は、輝度信号のサブサンプリン
グの位相、色信号のサブサンプリングの位相、エンファ
シスの有無、動き情報等である。例えばビット番号の１
６．１７．１８には、動き情報が挿入されている。即ち
、この３ビツトがＯ５１．２．３．４〜７となる場合の
夫々の意味が定められており、０がノーマル（動きがあ
る）を意味し、１が完全静止画を意味し、２が準静止側
を意味し、３がシーンチェンジを意味し、４〜７が動き
の程度を示している。この動き情報は、エンコーダ側で
信号処理を制御するために用いられる。

上述のＭＵＳＥ信号を１フィールド毎に、ヘッドＨＡ及
びＨＢにより交互にテープＴに記録した場合、第６図に
おいて、斜線で示すように、映像信号の期間の後半の部
分でコントロールコードが再生される。しかし、この期
間は、前述のように、オーディオ信号のアフレコ時に、
正しく再生できない期間であり、従って、アフレコ時に
は、再生画像の画面全体が乱れる問題がある。

アフレコ時の問題を解決するために、ドラムＤＲに再生
アンプを内蔵し、再生信号のレベルをヘッドの近傍で増
幅することが考えられる。しかし、アンプの増加、アン
プへの電源の供給等の点からコストが上昇する欠点があ
り、かかる方法は、好ましくない。

また、第８図に示すように、回転消去ヘッドＥがドラム
ＤＲに設けられたＶＴＲにおいても、オーディオ信号の
アフレコ時に、記録信号の期間のみならず、消去ヘッド
已に消去信号を供給する期間で、再生信号が乱れるので
、上述と同様の理由で、再生画像が乱れる問題がある。

従って、この発明の目的は、オーディオ信号のアフレコ
時に、コントロールコードが再生できないために、再生
画像が乱れる問題が解消された映像信号の記録装置を提
供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

請求項（１）項記載の発明は、■フィールド、ｌフレー
ム等の期間の映像信号（例えばＭＵＳＥ信号）の復号に
必要な制御信号が挿入された映像信号を記録する装置に
おいて、 ２個以上の記録用ヘッドＨＡ、ＨＢが設けられ、所定の
回転数で回転されるドラムＤＲと、ドラムＤＲの周面に
巻きつけられた状態で走行され、映像信号とオーディオ
信号とがヘッドＨＡ、ＨＢの１回の走査の中の異なる期
間で、夫々記録されるテープＴとが備えられ、 記録用ヘッドＨＡ、ＨＢの−っのヘッドがオーディオ信
号を記録する期間を除く期間内で、記録用ヘッドの他の
ヘッドが制御信号を特徴する請求項（２）項記載の発明
は、１フィールド、１フレーム等の期間の映像信号の復
号に必要な制御信号が挿入された映像信号を記録する装
置において、消去用ヘッドＥＡ、ＥＢと２個以上の記録
用ヘッドＨＡ、ＨＢとが設けられ、所定の回転数で回転
されるドラムＤＲと、 ドラムＤＲの周面に巻きつけられた状態で走行され、映
像信号とオーディオ信号とが記録用ヘッドの１回の走査
の中の異なる期間で、夫々記録されるテープＴとが備え
られ、 記録用ヘッドの一つのヘッドがオーディオ信号を記録す
る期間とこの記録のために、消去用ヘッドＥＡ、ＥＢが
オーディオ信号を消去する期間とを除く期間内で、記録
用ヘッドの他のヘッドが制御信号を記録する。

〔作用〕

オーディオ信号のアフレコ時に、オーディオ信号記録領
域が書き替えられるので、ヘッドＨＡ、ＨＢがオーディ
オ信号記録領域を走査する期間で記録信号が供給される
。この期間と重なる期間では、映像信号が正しく再生で
きない。また、回転消去ヘッドを持つ時には、記録信号
の期間のみならずミ消去電流が消去ヘッドＥＡ、ＥＢに
供給される期間でも、映像信号が正しく再生できない。

この発明では、これらの映像信号が正しく再生できない
期間に、ＭＵＳＥ信号のコントロールコードのような制
御信号が含まれるない。従って、再生画像を見ながらオ
ーディオ信号をアフレコすることができる。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例について、図面を参照して説
明する。第１図は、この一実施例の回路構成を示し、第
２図は、この一実施例のヘッド配置を示す。

第２図において、ＤＲは、フレーム周波数で矢印ＸＤ力
方向回転するドラムを示す。このドラムＤＲには、１８
００対向の一対の記録再生用ヘッドＨＡ及びＨＢと１８
０°対向の一対の消去用ヘッドＥＡ及びＥＢとが設けら
れている。ドラムＤＲの周面に、１８０°以上の巻きつ
け角で磁気テープＴが巻きつけられた状態で、所定速度
で矢印ＸＴ力方向走行される０巻きつけ角θｖ（−１８
０°）の範囲でＭＵＳＥ信号が記録され、二つのヘッド
の走査がオーバーラツプする巻きつけ角θａ（例えば約
４１°）の範囲で、時間軸圧縮されたＰＣＭオーディオ
信号が記録される。消去ヘッドＥＡ及びＥＢは、記録再
生ヘッドＨＡ及びＨＢに対して、夫々θＣの角度、先行
した位置に設けられる。記録時に、消去ヘッドＥＡは、
ヘッドＨＡで形成されたトラックを消去し、消去ヘッド
ＥＢは、ヘッドＨＢで形成されたトラックを消去する。

第３図は、上述のヘッド配置を持つＶＴＲで形成された
テープパターンを示し、テープＴ上には、巻きつけ角θ
Ｖと対応する１フイ一ルド分のＭＵＳＥ信号が記録され
る記録領域と巻きつけ角θａと対応するＰＣＭオーディ
オ信号が記録される記録領域とからなるトラックがヘッ
ドＨＡ及びＨＢにより、交互に形成される。ＭＵＳＥ信
号の記録領域とＰＣＭオーディオ信号の記録領域との間
には、Ａ−Ｖガードが設けられている。

第１図において、１で示す入力端子には、ＭＵＳＥ信号
が供給される。ＭＵＳＥ信号は、信号処理回路２で記録
に必要なプリエンファシス処理、負極性の同期信号及び
バースト信号の付加の処理等がされてからＦＭ変調回路
３に供給される。ＦＭ変調回路３の出力信号がイコライ
ザ回路４を介して、スイッチ回路ＳＷＩ及びＳＷ２の入
力端子Ｃに夫々供給される。スイッチ回路ＳＷＩ及びＳ
Ｗ２は、記録信号の切り替えのために設けられており、
ＭＵＳＥ信号の記録期間で選択される入力端子Ｃと、Ｐ
ＣＭオーディオ信号の記録期間で選択される入力端子ｄ
と、記録動作がされない期間で選択される入力端子ｅと
を有している。

スイッチ回路ＳＷｌからの記録信号は、記録アンプ５と
記録／再生切り替えスイッチＳＷ３の記録側端子ｒと回
転トランス（図示せず）とを介して記録再生用ヘッドＨ
Ａに供給される。同様に、スイッチ回路ＳＷ２からの記
録信号は、記録アンプ６と記録／再生切り替えスイッチ
ＳＷ４の記録側端子ｒと回転トランス（図示せず）とを
介して記録再生用ヘッドＨＢに供給される。

入力端子７からのオーディオ信号がＡ／Ｄ変換器８によ
りＰＣＭオーディオ信号に変換され、ディジタル信号処
理回路９に供給される。このオーディオ信号は、記録さ
れる１フイ一ルド期間のＭＵＳＥ信号と対応するもので
ある。ディジタル信号処理回路９では、時間軸圧縮、エ
ラー訂正符号の符号化等の処理がされる。ディジタル信
号処理回路９の出力信号がイコライザ回路１０を介して
スイッチ回路ＳＷＩ及びＳＷ２の夫々の入力端子ｄに供
給される。スイッチ回路ＳＷ１及びＳＷ２が巻きつけ角
θａの範囲で、入力端子ｄを選択し、ＰＣＭオーディオ
信号がテープＴのオーディオ信号記録領域に記録される
。

ヘッドＨＡの再生信号が回転トランス（図示せず）とス
イッチＳＷ３の再生側端子ｐと再生アンプ１１とを介し
てスイッチ回路ＳＷ５の入力端子ａに供給される。同様
に、ヘッドｆ（Ｂの再生信号が回転トランス（図示せず
）とスイッチＳＷ４の再生側端子ｐと再生アンプ１２と
を介してスイッチ回路ＳＷ５の入力端子すに供給される
。スイッチ回路ＳＷ５は、ヘッドＨＡが巻きつけ角θＶ
の範囲でテープから信号を再生する時に、入力端子ａを
選択し、次に、ヘッドＨＢが巻きつけ角θＶの範囲でテ
ープから信号を再生する時に、入力端子すを選択する。

゛従って、スイッチ回路ＳＷ５からは、連続化された再
生ＭＵＳＥ信号が得られる。

第１図では簡単のため省略されている他のスイッチ回路
により、ヘッドＨＡ及びＨＢが夫々巻きつけ角θａの範
囲でテープＴを走査する期間で再生されたＰＣＭオーデ
ィオ信号が取り出される。

再生ＰＣＭオーディオ信号は、時間軸伸長、エラ−訂正
等の処理をされた後に、アナログオーディオ信号に戻さ
れる。

スイッチ回路ＳＷ５からの再生信号がイコライザ回路１
３を介してＦＭ復調回路１４に供給されル、Ｆ　Ｍｌ！
Ｐｉ回路１４　カラ（７）再生Ｍ　Ｕ　Ｓ　Ｅ信号カ信
号処理回路１５及び同期分離回路１６に供給される。信
号処理回路１５では、記録時に付加した負極性の同期信
号及びバースト信号の除去、デイエンファシス等の処理
がなされる。信号処理回路１５からのＭＵＳＥ信号がス
イッチ回路ＳＷ６の入力端子ｆに供給される。スイッチ
回路ＳＷ６から出力端子１７に再生ＭＵＳＥ信号が取り
出される。

同期分離回路１６により分離された水平同期信号がスイ
ッチ回路ＳＷ７を介してＡＦＣ回路１８に供給される。

ＡＦＣ回路１８は、分離された水平同期信号と同期した
水平周波数の信号を発生し、この水平周波数の信号が挿
げ替え信号発生回路１９に供給される。挿げ替え信号発
生回路１９は、ＭＵＳＥ信号と同様の信号形態を有し、
例えば灰色の画像と対応する挿げ替え信号を発生する。

この挿げ替え信号がスイッチ回路ＳＷ６の入力端子ｇに
供給される。

スイッチ回路ＳＷ６は、オーディオ信号をアフレコする
時に乱れた再生信号に代えて、挿げ替え信号を選択する
ために設けられている。即ち、記録電流がヘッドに供給
される期間及び消去ヘッドに消去電流が供給される期間
では、スイッチ回路ＳＷ６が入力端子ｇを選択し、これ
らの期間以外では、スイッチ回路ＳＷ６が入力端子ｆを
選択する。スイッチ回路ＳＷ６とＳＷ７とは、同期して
おり、スイッチ回路ＳＷ６が一方の入力端子ｆを選択し
ている期間で、スイッチ回路ＳＷ７がオンし、スイッチ
回路ＳＷ６が他方の入力端子ｇを選択する期間で、スイ
ッチ回路ＳＷ７がオフする。

従って、ＡＦＣ回路１８は、乱れがない再生信号の水平
同期信号に同期した水平周波数の信号を発生する。

２０は、消去信号発生用の発振器を示す。消去信号は、
スイッチ回路ＳＷ８及びＳＷ９の一方の入力端子ｒに夫
々供給される。スイッチ回路ＳＷ８及びＳＷ９の夫りの
他方の入力端子ｑは、接地されている。スイッチ回路Ｓ
Ｗ８及びＳＷ９の端子ｒ側とアンプ２１及び２２を夫々
介して、消去ヘッドＥＡ及びＥＢに消去電流が供給され
る。スイッチ回路ＳＷ８及びＳＷ９は、記録動作に先行
してトラックの消去するタイミングで、入力端子ｒが選
択される。

上述のスイッチ回路ＳＷＩ、ＳＷ２、ＳＷ５、ＳＷ６、
ＳＷ７、ＳＷ８、ＳＷ９は、ドラムＤＲの回転と同期し
たスイッチング信号（図示せず）で夫々制御される。ス
イッチング信号は、例えばドラムＤＲの回転を磁気的に
検出した信号から形成できる。

上述のこの発明の一実施例において、オーディオ信号を
アフレコする時の動作を第４図を参照して説明する。

第４図Ａは、記録再生用のヘッドＨＡの再生信号ＳＡ及
び記録再生用のヘッドＨＢの再生信号ＳＢと消去ヘッド
ＥＡ及びＥＢの夫々の回転位相を示す。一方のへラドＨ
Ａが巻きつけ角θＶの範囲、即ち、映像信号の記録領域
で、テープＴを走査することにより、ＭＵＳＥ信号の再
生出力が得られ、ヘッドＨＢが巻きつけ角θａの範囲、
即ち、ＰＣＭオーディオ信号の記録領域で、テープＴを
走査することにより、ＰＣＭオーディオ信号の再生出力
が得られる。他方のへラドＨＢからも、同様に再生信号
ＳＢが得られる。スイッチ回路ＳＷ５は、第４図りに示
すように、ヘッドＨＡが映像信号記録領域を走査する期
間で、入力端子ａを選択し、ヘッドＨＢが映像信号記録
領域を走査する期間で、入力端子すを選択し、スイッチ
回路ＳＷ５から再生ＭＵＳＥ信号が得られる。消去へラ
ドＥＡ及びＥＢは、ヘッドＨＡ及びＨＢに対して、角度
θＣ先行してテープＴを夫々走査する。

第４図Ｂは、スイッチ回路ＳＷ１、ＳＷ３、ＳＷ２、Ｓ
Ｗ４の動作を示す、スイッチ回路ＳＷＩは、ヘッドＨＡ
がオーディオ信号記録領域を走査する期間で、入力端子
ｄを選択し、スイッチ回路ＳＷＩを介してアフレコされ
るＰＣＭオーディオ信号が記録アンプ５に供給される。

スイッチ回路ＳＷＩと同一のタイミングで、スイッチ回
路ＳＷ３が記録側端子ｒに接続され、オーディオ信号の
アフレコがヘッドＨＡでなされる。ヘッドＨＢがオーデ
ィオ信号記録領域を走査する期間で、上述と同様に、ス
イッチ回路ＳＷ２及びＳＷ４が制御され、オーディオ信
号のアフレコがヘッドＨＢでなされる。

スイッチ回路ＳＷ８及びＳＷ９は、第４図Ｃに示すよう
に制御され、消去へラドＥＡ及びＥＢか夫々オーディオ
信号記録領域を走査する期間で、入力端子ｒを選択し、
消去ヘッドＥＡ及びＥＢに対して、消去電流を供給する
。

スイッチ回路ＳＷ６は、第４図Ｂに示すタイミングで、
ＰＣＭオーディオ信号が記録される期間と、第４図Ｃに
示すタイミングで、消去電流が発生する期間とで、入力
端子ｇを選択し、挿げ替え信号が映像出力として取り出
される。また、上述の期間を除く期間では、入力端子ｆ
をスイッチ回路ＳＷ６が選択し、再生されたＭＵＳＥ信
号が出力される。

第４図Ａの再生信号ＳＡ及びＳＢにおいて、斜線を付し
て示すように、画像再生に必要なコントロールコードが
記録されている期間がスイッチ回路ＳＷ６が入力端子ｒ
を選択する期間に含まれ、従って、再生出力として、コ
ントロールコードが得られる。このコントロールコード
を使用して、ＭＵＳＥ信号の復号がなされる。

上述の一実施例では、一対の消去ヘッドＥＡ及びＥＢを
設けているが、１個の消去ヘッドで２本のトラックを同
時に消去する構成のＶＴＲに対しても、この発明を適用
することができる。

また、この発明は、回転消去ヘッドを持たず、固定の消
去ヘラｒを有するＶＴＲに対しても通用できる。この場
合には、記録電流が発生する期間でのみ、再生映像信号
が乱れる。第４図のタイミングチャートから分るように
、オーディオ信号記録領域を映像信号記録領域の後ろ側
とすることで、コントロールコードが記録されている部
分が記録信号で乱されることが防止できる。

更に、この発明は、映像信号及びオーディオ信号の両者
を圧縮して、１８０°以下の巻きつけ角の範囲で、圧縮
した映像信号及びオーディオ信号を記録するようにした
ＶＴＲに対しても、通用できる。

より更に、テープパターン、ヘッド配置等の制約により
、コントロールコードの再生期間とオーディオ信号の記
録期間或いは消去期間とが重なってしまう場合に、記録
時に、コントロールコードのみを分離して、コントロー
ルコードが記録期間或いは消去期間と重ならない位置に
記録されるようにしても良い。

〔発明の効果〕

この発明では、オーディオ信号のアフレコ時に、コント
ロールコードを正しく再生できるので、再生信号から画
像を正しく復元でき、画像を見ながらオーディオ信号を
アフレコすることができる。

また、この発明では、ドラムに再生アンプを内蔵する必
要がなく、コストが上昇することがない利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の構成を示すブロック図、
第２図はこの一実施例におけるヘッド配置を示す平面図
、第３図はテープパターンを示す路線図、第４図はこの
発明の一実施例のアフレコ時の動作説明に用いるタイミ
ングチャート、第５図及び第６図は従来のＶＴＲの一例
の説明に用いる平面図及びタイミングチャート、第７図
はこの発明を適用できるＭＵＳＥ信号の説明に用いる路
線図、第８図は従来のＶＴＲの他の例のヘッド配置を示
す平面図である。 図面における主要な符号の説明 ＤＲニドラム、 ＨＡ、ＨＢ：記録再生用ヘッド、 ＥＡＳＥＢ：消去ヘッド、 Ｔ：テープ、 １：ＭＵＳＥ信号の入力端子、 ７：オーディオ信号の入力端子、 ：再生ＭＵＳＥ信号の出力端子、 ：挿げ替え信号発生回路、 ２０：消去信号発生用の発振器。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）１フィールド、１フレーム等の期間の映像信号の
   復号に必要な制御信号が挿入された映像信号を記録する
   装置において、 ２個以上の記録用ヘッドが設けられ、所定の回転数で回
   転されるドラムと、 上記ドラムの周面に巻きつけられた状態で走行され、上
   記映像信号とオーディオ信号とが上記ヘッドの１回の走
   査の中の異なる期間で、夫々記録されるテープとを備え
   、 上記記録用ヘッドの一つのヘッドが上記オーディオ信号
   を記録する期間を除く期間内で、上記記録用ヘッドの他
   のヘッドが上記制御信号を記録するようにしたことを特
   徴とする映像信号記録装置。
2. （２）１フィールド、１フレーム等の期間の映像信号の
   復号に必要な制御信号が挿入された映像信号を記録する
   装置において、 ２個以上の記録用ヘッドと消去用ヘッドとが設けられ、
   所定の回転数で回転されるドラムと、上記ドラムの周面
   に巻きつけられた状態で走行され、上記映像信号とオー
   ディオ信号とが上記記録用ヘッドの１回の走査の中の異
   なる期間で、夫々記録されるテープとを備え、 上記記録用ヘッドの一つのヘッドが上記オーディオ信号
   を記録する期間と上記記録のために、上記消去用ヘッド
   が上記オーディオ信号を消去する期間とを除く期間内で
   、上記記録用ヘッドの他のヘッドが上記制御信号を記録
   するようにしたことを特徴とする映像信号記録装置。