JPH02155170A - 内部改質を行う燃料電池 - Google Patents

内部改質を行う燃料電池

Info

Publication number
JPH02155170A
JPH02155170A JP63308745A JP30874588A JPH02155170A JP H02155170 A JPH02155170 A JP H02155170A JP 63308745 A JP63308745 A JP 63308745A JP 30874588 A JP30874588 A JP 30874588A JP H02155170 A JPH02155170 A JP H02155170A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
electrode
passage
fluid
fuel cell
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63308745A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2928251B2 (ja
Inventor
Hidekazu Fujimura
秀和 藤村
Shoji Ito
昌治 伊藤
Shigeyoshi Kobayashi
成嘉 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP63308745A priority Critical patent/JP2928251B2/ja
Publication of JPH02155170A publication Critical patent/JPH02155170A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2928251B2 publication Critical patent/JP2928251B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/02Details
    • H01M8/0202Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors
    • H01M8/0247Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors characterised by the form
    • H01M8/0254Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors characterised by the form corrugated or undulated
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/24Grouping of fuel cells, e.g. stacking of fuel cells
    • H01M8/2465Details of groupings of fuel cells
    • H01M8/2483Details of groupings of fuel cells characterised by internal manifolds
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/02Details
    • H01M8/0202Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors
    • H01M8/0267Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors having heating or cooling means, e.g. heaters or coolant flow channels
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/06Combination of fuel cells with means for production of reactants or for treatment of residues
    • H01M8/0606Combination of fuel cells with means for production of reactants or for treatment of residues with means for production of gaseous reactants
    • H01M8/0612Combination of fuel cells with means for production of reactants or for treatment of residues with means for production of gaseous reactants from carbon-containing material
    • H01M8/0625Combination of fuel cells with means for production of reactants or for treatment of residues with means for production of gaseous reactants from carbon-containing material in a modular combined reactor/fuel cell structure
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/24Grouping of fuel cells, e.g. stacking of fuel cells
    • H01M8/2457Grouping of fuel cells, e.g. stacking of fuel cells with both reactants being gaseous or vaporised
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/14Fuel cells with fused electrolytes
    • H01M2008/147Fuel cells with molten carbonates
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M2300/00Electrolytes
    • H01M2300/0017Non-aqueous electrolytes
    • H01M2300/0048Molten electrolytes used at high temperature
    • H01M2300/0051Carbonates
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Sustainable Energy (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Fuel Cell (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、反応ガスまたは、反応生成ガスを電池に導入
、排出される燃料電池に関わり、特に、燃料電池供給ガ
ス用炭化水素分をその内部で改質することができる燃料
電池、該燃料電池システム。
および該燃料電池の運転操作方法に関する。
〔従来の技術〕
リン酸電池および溶融炭酸塩電池のような燃料電池にお
いて、燃料供給ガスの炭化水素弁を内部で改質すること
は既知である。このような炭化水素弁は通常、比較的電
気化学的に不活性なメタンを含有しているが、改質され
ることにより、電気化学的に活性で燃料電池の反応に寄
与する水素。
−酸化炭素を生成する。燃料電池内での改質は、改質反
応が吸熱反応であるため、運転中に電池内で発生する熱
を利用できる点で有利である。すなわち、内部改質によ
って、燃料電池の冷却系統の負荷を軽減することができ
るからである。
特開昭55−12700号公報には、燃料電池の熱制御
に炭化水素の改質反応の使用が記載されている。
電池中の電解質から隔離された通路内に改質触媒を配置
させることにより、電解質の1気による触媒劣化を防止
させるとともに、改質反応とプロセスガスの顕熱を同時
に利用した熱制御を行うものである。
〔発明が解決しようとする課題] 上記従来技術は、電解質から隔離された炭化水素の改質
のみを行う第1の通路と、それと並置されたいわゆる従
来から存在する電極へガスを供給する第2の通路のそれ
ぞれの入口には共通のガスが供給される電池構造となっ
ている。すなわち第1の通路と第2の通路のガス供給源
が共通している。このため、燃料供給ガス中に含まれる
炭化水素弁は、第1の通路を通った場合のみ改質されて
排出されるが、電気化学反応には寄与しない。第2の通
路に入ったガスの炭化水素弁は改質されないため、電気
化学反応に寄与する水素などのガスの分圧は極めて低く
なり、性能が低くなる点についての考慮がなされていな
い。このため電池から排出された第1の通路と第2の通
路のガスを混合して再循環させる方式をとらざるを得な
くなり、システム上、大きな制約を受けるとともに再W
i環系に対して補助動力源が付加されることになりシス
テムの効率を考えた場合好ましくない。また、たとえ再
循環方式をとっても、電池入口では常に新しい炭化水素
を含む燃料供給ガスと混和されているため、その分だけ
水素などの電気化学反応に寄与する反応種の分圧低下に
よる電池性能の低下は避けられない。
また前記公報には電池を直列にして使用する際のカスケ
ード方式が記載されているが、これは先行電池中の炭化
水素改質ガスを後続電池の反応通路に供給して電気化学
反応を起こす方法であるが、先行電池と後続電池とでは
、ガス流量、ガス組成。
ガス温度などの条件を等しくすることは困難であり、各
電池間で性能差や電池温度差が発生することは避けられ
ない。
すなわち従来技術では、単電池ごとに燃料供給ガスを改
質し、その改質ガスを用いて発電する方式あるいは構造
にはなっておらず、電気化学反応に寄与する改質ガスは
、再循環によって得るか、あるいは先行電池から得る以
外になく、それに伴う欠点は前述の通りである。
さらに上記従来技術においては、コンパクト性及び熱制
御面から電解質から隔離された通路と反応通路とが隣接
して交互に並べられるが、それぞれの通路の両端部は開
口されており、電解質から隔離された通路とはいえ、反
応通路内の電解質蒸気が拡散により、隣り合う両道路の
端部の開口部を通して流入することは避けられない。従
って電解質から隔離された通路内に配置された改質触媒
が隣接する通路からの電解質により劣化し、寿命を考え
た場合、問題が残る。
本発明の目的は、コンパクトで、電解質による改質触媒
の活性低下を防止し、単電池内で、供給燃料ガスの改質
とその改質ガスを用いて電気化学反応による発電を行う
燃料電池を提供することにある。
本発明のもう1つの目的は、改質反応の吸熱作用とプロ
セスガスの顕熱を利用し、高性能な熱制御や温度分布均
一化を行うことである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、アノードガス、カソードガスを仕切るガス
分離板をはさんで、それぞれの電極との間に形成される
ガス流路を形成する空間部において、従来と同様の電極
と流体的に連絡して電気化学反応をけう流路とそれとは
別に、電極と流体的に隔離された通路を形成させ、その
隔離された通路内に原燃料であるメタンの改質を行う改
質触媒を配置するとともにその通路の出入口が、電極と
直接接する通路と流体的に隔離された位置に設け、また
、流路にガスを導くためのマニホールドも、他のガスと
混同しないように独立して設けることにより達成される
。さらに、電極と隔離された通路内で改質されたガスだ
けが電極と直接接する通路に導入されることにより達成
される。
出入口を異にする流体的に隔離された通路を形成するた
め、集電のために必要不可欠な分離板と電極との接触を
図るために分離板と電極間に組入れられる波形、あるい
は凹凸シート板の表裏を利用し、分離板とシート材によ
って形成される、電極と直接接しない流路の両端部を閉
塞させ、もう一方の電極とシート材によって形成される
流路の両端部に設けられる出入口部との流体的な連絡を
遮断することによって達成される。さらに、両端を閉塞
された、電極と隔離された通路の出入口部を、分離板を
はさんで、反対側に設けるとともに、通路両端近傍の分
離板に貫通孔を設け、この開口部を通じて、分離板の反
対側から通路へのガスの供給や、ガスの排気を行うもの
である。従って、各セルへガスを供給するためのマニホ
ールドと上記出入口部とを連絡する通路が、分離板上に
形成され、マニホールドから供給されるガスはその通路
を通って入口部に入り、そこから分離仮に空けられた開
口部を通して分離板の反対側に位置する電極と隔離され
、両端を閉塞された通路に導入される、通路からの排気
も同様に開口部を通じて出口部に導入され、出口マニホ
ールドに連絡することによって行われる。また、出入口
部として、分離板をはさんで反対側に位置するもう一方
の両端が閉塞され、電極と隔離された通路のうち、最も
外側に位置する2つの両辺端の通路をそれぞれマニホー
ルドと、分#板に設けた開口部を連絡する出入口部とす
ることにより達成される。
また、電池の温度分布の均一化を図るためには冷却用ガ
スを1方向からではなく、複数の方向からの分散供給や
、電池内の高熱部に吸熱反応である改質反応を集中的に
行わせるようなガス流れを実現することにより達成され
る。具体的には、上記の流路構造により、カソード、ア
ノードガスまたそれ以外の2種類のガスを、同−辺に最
大2種類までの流体を、4辺の任意の辺から流すことが
可能であることを考えれば、上記の様なガス流れを実現
することは充分に可能である。
また、電池の効率的な熱制御を行うためには、電気ヒー
ター以外のガスによる加熱手段あるいは保温方法を有効
に用いることが望ましい。そのためには、発電プラント
内で生成される、種々の精製されていないグーティーな
ガスでも利用できなければならず、電極などを阻害しな
い伝熱を行う通路を設けることにより達成される。
〔作 用] ガス分離板と電極との間に形成される2種類の通路のう
ち、電極と隔離された通路は、その中で供給燃料ガスを
改質するが、電解質と通じる電極側に開いた通路とは出
入口が別なため、電解質と通じる通路からの電解質の1
気の侵入が防がれ、その結果、電極と隔離された通路内
の触媒は、長時間にわたり活性を低下させることがない
また、本発明によれば、分離板をはさんで位置するもう
1つの電極と隔離された独立な通路が存在するが、その
通路も前述した改質用通路とすることにより2つの異な
る方向から供給ガスを導入できるため、一方向のみより
、さらに効率良く電池の冷却が行える。すなわち従来に
比べて分散してガスを電池内に導入できるので、人口部
での急激な吸熱反応が緩和され、面内全体での発熱量と
吸熱量のバランスを面内温度分布が均一になるように制
御することがより容易に行えることになる。
場合によっては、改質通路の代わりに改質ガス側とは反
対極側のプロセスガスを流すことによりやはり異なる2
つの方向からのプロセスガス導入が可能となり一方向の
みの流れよりも電池内の温度分布均一の面からより効率
の良い冷却を行うことができる。
さらに1つの形式として、上記の電極と隔離された通路
には、反応通路とも流体的に隔離されているため、冷却
以外に電池の保温、昇温といった熱制御においても、反
応ガスと全く関係のない熱媒体や電極を劣化させるよう
な熱媒体を流しても何ら問題は生じないので、システム
を考えた場合、ヒーターによる温度制御に代わるより効
率の高い熱の運用方法が得られる。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例により詳細に説明する。
実施例1 本発明の一実施例を第1図〜第2図により説明する。
本発明の流路構造の基本構成を第1図に示す。
互いに直交する波形部材1a、lbに分離板2が介在し
、上記波形部材と密着させることにより、3a、3b、
3c、3dと4つの流路が構成されることになる0本発
明では、そのうちの分離板2と上記波形部材1a、lb
により囲まれた流路3a、3dの流路の両端部のすべて
の開口部100のみ閉塞されている。従って、例えば2
00の方向から入ってくる流体は流路3bのみを、20
1の方向がら入ってくる流体は流路3cのみを流れるこ
とになる。次に上記の両端を閉塞された流路3dの入口
部は、分離板2を隔てた、上記流路3aのうちの端部の
流路4aの側面101aを開口し、さらに分離板2に、
流路3dに通じる貫通穴102を設けることにより達成
される。すなわち、例えば202の方向から)流入する
流体は、開口部101aに流入し、次に上記貫通穴10
2を通って流路3dを流れることになる。
同様に、もう1つの両端を閉塞された流路3aに関して
も、流路3dの端部の流路4bに開口部101bを設け
、さらに分離板に流路3aと通ずる貫通穴を設けること
により、例えば流体2030人口部を形成できる。また
、それぞれの出口部についても残りのそれぞれのもう1
方の端部側を先と同様の構造とすればよい。
なお流体の入口、出口部における流体201と202あ
るいは流体200と203との混合は、分離板2により
完全に防止される。
第2図及び第3図は、第1図を補足するための断面図で
あるが、第1図における一組の流路構成体を複数個積層
するため、新たに必要となるマニホールドを含めた構成
となっている。
第2図は上記流体202の流れを示すもので、流体20
2のみが通る大口マニホールド5aを流れる流体202
の分離板2の下側に位置する流路3c、3dへは、マニ
ホールド部材7により流入が防げる。
流体202は上記分離板2の上側に位置する上記マニホ
ールド部材7の開口部8を通って、上記端部波形流路4
aの開口部101aに流入し、上記貫通孔102を通り
、上記両端を閉塞された流路3dを流れ、貫通孔102
を通り端部流路4aから出口マニホールド5bに導かれ
る。
第3図は同様に流体201の流れを示すものである。流
体201は流体201のみが流れる入口マニホールド6
aを流れ、分離板2の下側の上記マニホールド部材7の
開口部8を通り、流路3Cを流れ、出口マユホールド6
bに導かれる。この場合も、マニホールド6a、6bに
面したもう一方の流路4aとはマニホールド部材7によ
りその流入が防止されている。
以上、本発明により、分離板をはさんで互いに直交する
形で設けられた波形形状の流路構成体及びその積層体に
おいて、その大きさや外観上の形状を殆ど変えることな
く、最もコンパクトな形で、最大4種類の流体を、また
、同−辺には最大2種類までの流体を4辺の任意の辺か
らそれぞれ独立して流すことができる。
実施例2 次に本発明の流路構成体を応用した具体的な機器につい
ての実施例として内部改質を伴う溶融炭酸塩型燃料電池
を例に説明する。
第4図は、本発明による溶融炭酸塩型燃料電池の流路部
構成要素を示すものである。アノードガス204とカソ
ードガス205を分離し混合を防ぐセパレータ板2にカ
ソード側流路を形成する波板1a、アノード側流路を形
成する波板1bが密着して接する。その際、上記波板1
a、lbとセパレータ板により形成される通路の両端部
100は全て閉塞されている。また、上記セパレータ板
2には、周囲4辺に5a〜5pまで16個のマニホール
ド用の貫通穴が空けられている。また、その内側に多数
の小孔102がやはり4辺に設けられている。次にマニ
ホールドを構成するカソード側枠7a、アノード側枠7
bが上記セパレータ板2と接着される。その際、セパレ
ータ板2に設けたマニホールド用貫通穴5と枠7a、7
bに設けたマニホールド用貫通穴5とは一致する。枠7
a、7bのマニホールド用貫通穴5は、各辺において1
つおきに内向きに開口部8が設けられている。しかもセ
パレータ板上に両枠が接着されたときに、枠7a、7b
ではとちらか1方にのみ開口部8が配置されるようにな
っており、この開口部を通じてのみ、流路3とマニホー
ルド間の連絡が可能となる。
第5図に、上記流路部構成要素体と電極9a+9bを上
下両側に備えた電解質板10とが交互に積層された、複
数個の電池を積層した積層電池の断面図を示す。なお、
この積層電池の上下には、外部から電池内にガスを供給
したり、あるいは外部へ排ガスとして排出するためのガ
スヘッダ部11゜12が備わっている。
説明の都合上、流路構成体Aは、第4図のマニホールド
5f(5h)〜5φ(5m)間の切断図とし、同じくB
は5g(5e)〜5n(5p)間の断面図を示すものと
する。
流路構成体A側に示すように、アノードガス204は、
アノードガス供給口19から、アノード入口ヘッダ−1
4に入り、その後、該ヘッダーと連絡している大口マニ
ホールド5f、5h内を流れ、入口側の開口部8を通っ
て、電極9bと接する第1の流体通路である流路3bを
流れる。電極9b内で電気化学反応を行い、出口側開口
部8を通り、排ガス207となって、出口マニホールド
5φ、  5mを通り、アノード出口へシダ−13に集
められた後にアノード排気口17を通って系外に排出さ
れる。
同様に、カソードガス205に関しても、図には示され
ていないが、ガスヘッダ一部11あるいは12に位置す
るカソード入口ヘッダーから第4図の入ロマニホールド
5b、5dを通って、アノードガスと直角方向の第1の
流体通路である流路3cを流れ、電極9a内でカソード
電極反応を生じ、出口開口部8を通って、出口マニホー
ルド5に、5iを通って、図には示されていないが、や
はりガスヘッダ一部11.12に設けられているカソー
ド出口ヘッダーに集められ、系外へ排出される。
従来の電池の場合、波形シート材1によってアノード、
カソード側それぞれに形成される、もう1つの流路3a
、3dについては、それぞれ隣り合う流路3b、3cを
流れるガスと同一のガスを流す他なかった。本発明の電
池では、例えば第2の流体通路である流路3aについて
言えば入口マニホールド5e+5gs出ロマニホールド
5n、5pは他のマニホールドと独立しており、また、
該マニホールドと連絡する出入口ヘッダーIS、 15
も独立して設けられている。さらに、流路3aの電極9
bとも波形シート材1により隔離されている。従って、
特に電気化学反応に関係なく、ガス206を独立に流す
ことができる。これはカソード側の第2の流体通路であ
る流路3dについても同様である。
本実施例では、電池本体内で原燃料であるメタンを改質
して電気化学反応を生じさせる、いわゆる内部改質型燃
料電池に適用している。第6図に本実施例の電池本体の
断面図を示す。改質前のメタンを含む原燃料ガス208
は、ガス供給口18からアノード入口ヘッダー16に集
められ、ここから、複数の入口マニホールド5Bを通っ
て、各セルへ分配されることになる。すなわち入口マニ
ホールド5Bから、マニホールド枠に設けた開口部8を
通り、セパレータ板2に設けられた開口部102を通で
流路3aに導入される。流路3a内には、改質触媒30
が配置され、流路3a内で水素リッチなガスに改質され
、開口部102.  開口部8を通り出口マニホールド
5Bへ導かれる。流路3aは他の流路及び電極9a、9
bと隔離されているために、電解質板10から電極9a
、9bを通して流路内3b。
3cに発生する電解質蒸気の流路3aへの侵入が防止で
き、改質触媒は電解質蒸気の凝縮による付着によって生
じる活性低下をまぬがれることができ、電池の長寿命化
が図れることになる。なお改質後のガス204は、出口
マニホールド5Bを通り、旦、ガスヘッダー15に入り
、さらに、ガスヘッダー15と流体的に連絡している別
のマニホールド5^を通って、今度は、流路3aと隣合
う流路3bに開口部8を通って導入される。流路3bは
電極9bと接しており、電気化学反応を生じながら、隣
接する改質反応を行う流路3a内のガス流れとは逆方向
に進む。流路3bの出口に達したガスは、開口部8を通
って出口マニホールド5Aを通り、出口アノードヘッダ
ー14に集められ、排気口17を通り排ガス207とな
って電池から排出される。なお、流路3bには流路3a
を出た改質ガスのメタン改質率をさらに高めるために、
従来と同様に改質触媒30を配置してもよい。
また、本実施例では、改質反応を生じる流路3aと電気
化学反応を生じる流路3bのガス流れが互いに逆方向と
なっている。これにより従来に比べて、電池面内の温度
分布をより均一にすることが可能となる。その効果を第
7図を用いて説明する。第7図には本実施例と従来例に
おけるアノードガス流れ方向の温度分布を示す。従来例
では原燃料及び改質ガスの流れ方向が同じである。−般
にガス入口温度はガスの顕熱を利用して電池を冷却する
ため、電池温度よりも低い。このため、ガスの入口部付
近の電池温度は面内で最も低い温度となりやすく下流側
へ行くほどガス温度も上昇するので顕熱による冷却効果
も小さくなり、電池温度が高くなる。従来の場合、原燃
料が改質される際の吸熱現象がさらに加わるため入口付
近の温度はますます低下することになり、最悪の場合、
溶融温度である490°C前後まで下がることも考えら
れる。逆に下流側では、改質反応が終了しているために
大きな吸熱効果は得られず、温度が高くなり、面内の温
度分布の不均一が大きくなることは避けられない。それ
に比べて本実施例では、原燃料と改質ガスの入口が互い
に反対側に設けられており、流れ方向は対向する。この
ため改質後の反応ガスが流れる原燃料通路と隣接する通
路において比較的高温となる出口付近が熱源となり、原
燃料入口付近の温度低下は避けられ、面内温度分布をよ
り均一にすることができる。
従来、第7図のようにアノードガス(改質ガス)とカソ
ードガス(酸化剤)が直交して流れる場合、第8図に示
すように両者の下流部付近50の温度が最も高くなる場
合が多い。そこで、本実施例よりもさらに面内温度分布
を均一にする他の実施例を第8図に示す。第8図では原
燃料は辺61に対して均一に流入するのではなく、高温
域60に流れるガス流量を多くし、改質量を増やし、高
温域60における吸熱量を増やすことにより、高温域を
局所的に冷却する方法を示している。なお原燃料ガスの
面内流量分布の制御は、第6図の開口部102の開口面
積を変えることにより行うことができる。
実施例3 他の実施例は、第6図に示す電極と隔離された分離板を
はさんで反対側に位置するもう1つの流路3d内にも改
質触媒を配置し、第9図に示すように2つの方向から分
散させて原燃料ガスを導入することもできる。流路3a
及び流路3dで改質されたガスは、出口マニボールドを
通って、−旦、電池内のガスヘッダーに導入され、その
後、電気化学反応を行う通路3bの入口に通ずるマニホ
ールドへ導かれる。一般に改質触媒を設けると流路面積
が減少し圧損が増加する。また先の実施例のように一部
の流路に集中してガスを流しても圧損が増加し、補助動
力が増える。2方向から別々の流路に分散することによ
り、この欠点が補える。
さらにより大きな効果としては、流路3aと3dは互い
に直交するため、そして、それぞれの流路を流れる流量
分布が先に述べた開口面積を変えることにより独立に制
御できるため、2mの1次元流量分布を組合わせること
により2次元の流量分布制御が可能であり、このことは
より精度よく面内の吸熱分布が制御でき、ひいては、面
内温度分布をより均一化することが可能となる。
電極と隔離された2つの通路のうち第6図の流路3dに
、カソード側のプロセスガスを流し、カソードプロセス
ガスが1つのセル内で第10図に示すように対向して流
すことも可能であり、同図に示すように、ガスを分散し
て導入できるのでプロセスガス入口温度を低くしても入
口近傍の温度低下を抑えることができるので最高温度が
低くなり、温度分布均一の効果がある。
実施例4 今まで述べてきた実施例においては、改質反応通路を出
るメタンの改質率が温度、圧力、入口ガス組成により定
まる平衡値よりも、大きくなることは理論的に不可能で
ある。特に電池圧力が高くなると平衡改質率は低下する
傾向にある。これよりさらに改質率を上げるためには、
前述の如(、電気化学反応通路3bにも触媒を導入する
必要があった。しかし、通路3b内の触媒は電解質が付
着しやすい環境におかれているため、劣化しやすく寿命
の問題が残る。もう1つの方法はリサイクルを行い、電
気化学反応後の水分を多量に含む排ガスを原燃料ガスと
混合させることである。これによりスチーム/カーボン
比を高くすることができ、その結果、メタンの平衡改質
率も高くなる。
しかしながらリサイクルする反応後の排ガス中には電解
質蒸気が含まれており、このため徐々に流路3aに置か
れた触媒が劣化することになる。
第11図に、触媒の寿命を出来るだけ長く延ばすことを
目的としたリサイクル方式の実施例を示す。
通路3aで改質された平衡ガスは、−旦出口マユホール
ドを通って電池内のガスヘッダー41に入り、そこで、
電池から排出され、再循環された反応ガス207と混合
され、もう1つの電極と隔離された通路3dに通ずるマ
ニホールドを通る。通路3dには改質触媒が配置されて
おり、再循環ガス207に含まれる水分の影響により、
通路3dを出た改質ガス中に含まれるメタン濃度の平衡
値は通路3a出口よりもさらに小さくなる方向に進み、
通路3d出口における改質率はさらに高くなる。この改
質ガスは通路3d出口と通ずるマニホールドを通り、−
旦、ガスヘッダー42に導かれ、そこから反応通路3b
に通ずるマニホールドを通って、第6図の電極9bに導
かれる。このように改質反応を2段階に分けて行う本実
施例では、少なくとも通路3aの改質触媒はリサイクル
の影響を受けないため、再循環ガス中に含まれる電解質
蒸気による触媒活性低下が避けられる。メタン改質の大
半はこの通路3a内で行われ、再循環ガスが混在する通
路3dでの改質割合は比較的小さく、従って通路3d内
の触媒の負担は通路3a内の触媒に比して比較的軽い、
また2つの通路に触媒を配置できるので電池内の触媒量
も増やすことができる。
以上のことから電解質の触媒に与える影響は小さくなり
、触媒全体としての寿命は延びることになる。従来技術
では再循環系にガス中の電解質を除去する装置が不可欠
となっていたが、本実施例では、そのような装置がなく
ても、触媒の寿命を延ばすことが可能となる。
実施例5 上記に示した燃料の改質や電池の冷却以外にも電池には
非発電時における昇温、降温、あるいは保温といった熱
制御もプラント運転上必要となる。
本発明による他の実施例として電池本体の熱制御システ
ムの1例を第12図に示す。電池本体40は、先述のよ
うに4つの独立した通路3 a、 3 b、 3 c。
3dを有している。このうち、電極と連絡する通路3b
、3cには、それぞれ改質ガス、カソードプロセスガス
が流れる。また、原燃料を改質するための通路は先述の
ように電極と隔離された通路3aが用いられる。
残る通路3dは電極と隔離された通路であり、熱制御の
目的に応じて、種々のガスが流れることになる。先ず、
冷却用にはカソードプロセスガスライン302の分岐点
50からプロセスガスの一部を分岐し、分岐ライン30
3を通り流量調整弁52により制御されたプロセスガス
が通路3dに導入し、通路3cを対向して流れるプロセ
スガスと合わせて先述した電池冷却を行う。あるいは、
別な冷却方法の選択として、これも先述したが、改質反
応を利用した吸熱作用による電池の冷却がある。この場
合は通路3dにも改質触媒を配置しておく必要がある。
原燃料ライン301の分岐点56から分岐された原燃料
の1部が分岐ライン306を通り、流量調整弁54によ
り流量制御され通路3dに導かれ、改質後、電池外へ排
出される。あるいは改質ガスの1部、あるいは全部を分
岐ライン305に通し、流1KPI整バルブ51.57
により流量制御を行った後に電気化学反応を行わせるた
めに通路3bに導入することもできる。このように冷却
に関して2種類の冷却方法を選択することができること
の利点として、電池の負荷、供給ガス、流量、ガス温度
などの種々の運転条件において、よりフレキシブル に
最適な冷却が行えることである。なお、通路3d内の改
質触媒は、カソードプロセスガス導入時には酸化される
ため、原燃料ガスを流す場合には、水素を通ガスして還
元する必要があることをことわっておく、また、冷却媒
体として、原燃料ガスやカソードプロセスガス以外の媒
体を独立して流すことも可能である。この場合は前記ガ
スよりも熱容量や熱伝導度の大きい媒体を選べば、冷却
ガス量が減らせるため、補助動力が少なくて済みシステ
ムの効率が向上する。
次に、非発電時における電池の昇温、保温といった加熱
操作も本システムで行うことができる。
すなわち、高温の熱媒体が流れるライン300から、流
量調整弁53により流量制御された熱媒体を必要に応じ
て、通路3dに流すことにより電池に熱の供給を行うこ
とができる。最も得られやすい熱媒体として、燃焼ガス
などが挙げられる。燃焼ガス中には、電極の活性を低下
させる有害物質SOxやNOxなどが含まれているが、
通路3dは電極と隔離された通路となっているため、こ
のような電極に悪影響を及ぼすガスでも熱媒体として用
いられるため、加熱用ヒーターの代用も考えられ、加熱
用媒体の選択幅が拡がること、浄化装置も不要になるこ
とと合わせて、システムの構成が簡単となり効率の向上
及びコスト低減にもつながる。
[発明の効果] 本発明によれば、燃料改質を行う通路への電解質の侵入
が防げるため、改質触媒の寿命を向上する効果が得られ
る。
また、供給ガスを異なる方向から分散させて導入するこ
とや、常時反応ガス以外のガスの導入も可能なため、面
内温度分布の均一化が図れ、電池の信鯨性、寿命、性能
などが向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の流路構造の斜視図、第2.
第3図は第1図にマニホールド部を加えた1−1及び■
−■縦断面図、第4図は組立斜視図、第5図(a)、(
b) 、第6図(a) 、 (b)はその縦断面図、第
7図(a)〜(c)は従来例と本発明の他の実施例の比
較説明図、第8図〜第9図は本発明の他の実施例におけ
るガスフロー概略図、第10図(a)〜(、c)は従来
例と本発明の他の実施例の比較説明図、第11図は本発
明の他の実施例のガスフロー概略図、第12図は本発明
の他の実施例の電池周囲を含むガスフローシステム概略
図である。 ■・・・波形シート部材、2・・・ガス分離板(セパレ
ータ板)、3・・・流路、5.6・・・マニホールド、
8・・・マニホールド開口部、9・・・電極、10・・
・電解質板、30・・・改質触媒、100・・・端部閉
塞部、102・・・流路開口部、204・・・アノード
ガス、205・・・カソードガス。 (本頁以下余白) 鋼2図 第4図 第5図 7a−−・カソード側枠 204−7ノードガヌ 206−任意のガス 7b・・・7ノード側枠 205′−力ソードガヌ 第6図 改W触媒 208・−原燃料ガス 第8図 第9図 改質ガス 介 原燃料(1) 第7図 (a) (b) (従来) (本発明) (C) I−I面温度分布 第 0図 (a) (b) (従来) (本発明) (C) 温度分布(1−I )

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、電極、電解質、ガス流路を含む燃料電池において、
    ガス分離板をはさんで両側に該ガス分離板と対峙するそ
    れぞれの電極を配設し、該電極とガス分離板との間に、
    該電極と接し、該電極において電気化学反応を生じる第
    1の流体通路を前記分離板の両側にそれぞれ配設し、該
    電極と隔離され、しかも該電極の熱発生面と熱的に連絡
    している第2の流体通路を該ガス分離板の両側にぞれぞ
    れ配設し、該第1の流体通路と該第2の流体通路が隔壁
    を介して相互に接し、かつ該第1の流体通路と該第2の
    流体通路へのガスの導入部が異なることを特徴とする燃
    料電池。 2、第2の流体通路の両端出入口部が、隣接する第1の
    流体通路の両端の出入口部と連絡できないように閉塞さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の燃料電池。 3、ガス分離板と該シート材によって形成される分離板
    に対して開いている第2の流体通路の閉塞された両端部
    近傍のガス分離板面上に、貫通する開口部を設け、該開
    口部と流体的に連絡する第2の流体通路の出入口部を、
    該ガス分離板介して該流体通路と反対側に設けた請求項
    2記載の燃料電池。 4、電池内にガスの給徘を行うガスマニホールドと第2
    の流体通路の出入口部を含み、流体的に該第2の流体通
    路とのみ開口部を通して連絡する通路あるいはガスヘッ
    ダーを該第2の流体通路の反対側の該分離板上に設けら
    れたことを特徴とする請求項3記載の燃料電池。 5、電解質、ガス拡散電極により電気化学反応を行わす
    ために該拡散電極には、電気化学的に活性なガスを流し
    、該電極と流体的に隔離され、熱発生面とは熱的に連絡
    されている流路に電気化学的に不活性なあるいは、該電
    極を流れるガスとは異なるガスを流し、そのガスの供給
    源を別個に有する燃料電池システム。 6、電極と流体的に隔離された通路に、電池の保温、昇
    温、冷却操作において電池の温度を制御するための加熱
    媒体あるいは冷却媒体を電池に反応ガスとは独立して供
    給する請求項5記載の燃料電池システム。 7、燃料電池内の電解質と該電解質と電極を介して流体
    的に連絡する該電池の流体通路へ、ガス供給源から供給
    される炭化水素含有ガスを導入して電気化学反応を生じ
    させ電気エネルギーを発生する燃料電池において、該電
    極と隔壁を介して位置し、かつ電極の熱発生面と熱的に
    連絡している別な第2の流体通路を設け、該電極と連絡
    する第1の流体通路へ供給するガスと、電極と隔離され
    ている前記第2の流体通路へ供給するガスが、異なる位
    置から別々に混合されることなく導入されることを特徴
    とする燃料電池の運転操作方法。 8、ガス分離板を介して両側に位置する第2の流体通路
    のうちの片方あるいは両方に炭化水素を含有するガスを
    流し、該ガスを触媒を用い電気化学的に活性なガスに改
    質する吸熱リフォーミング過程を導入したことを特徴と
    する請求項7記載の燃料電池の運転操作方法。 9、ガス供給源から供給される炭化水素を含有するガス
    を最初に第2の流体通路に通し改質させながら該流体通
    路の出口に達せしめ、その後に該改質ガスを該改質ガス
    と電気化学反応を生じる電極側に位置する第1の流体通
    路入口に通せしめることを特徴とする請求項8記載の燃
    料電池の運転操作方法。 10、炭化水素含有ガスが流れる第2の流体通路と改質
    されたガスが流れる第1の流体通路を流れるガスとの向
    きを互いに対向するようにしたことを特徴とする請求項
    9記載の燃料電池の運転操作方法。
JP63308745A 1988-12-08 1988-12-08 内部改質を行う燃料電池 Expired - Lifetime JP2928251B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63308745A JP2928251B2 (ja) 1988-12-08 1988-12-08 内部改質を行う燃料電池

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63308745A JP2928251B2 (ja) 1988-12-08 1988-12-08 内部改質を行う燃料電池

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02155170A true JPH02155170A (ja) 1990-06-14
JP2928251B2 JP2928251B2 (ja) 1999-08-03

Family

ID=17984776

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63308745A Expired - Lifetime JP2928251B2 (ja) 1988-12-08 1988-12-08 内部改質を行う燃料電池

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2928251B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006070932A1 (en) * 2004-12-28 2006-07-06 Honda Motor Co., Ltd. Solid oxide fuel cell with reforming chamber integrated within separator plates
JP2006261025A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Hitachi Ltd 燃料電池発電システム及びその制御方法
JP2007214135A (ja) * 2006-02-10 2007-08-23 Doosan Heavy Industries & Construction Co Ltd 燃料改質室を有する溶融炭酸塩型燃料電池用分離板及びその製造方法
JP2007214134A (ja) * 2006-02-10 2007-08-23 Doosan Heavy Industries & Construction Co Ltd 溶融炭酸塩型燃料電池用分離板及びその製造方法
EP1887646A1 (de) * 2006-08-09 2008-02-13 Behr GmbH & Co. KG Vorrichtung zur Durchführung einer chemischen Reaktion

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58119167A (ja) * 1982-01-11 1983-07-15 Toshiba Corp 燃料電池装置
JPS58155664A (ja) * 1982-03-12 1983-09-16 Hitachi Ltd 溶融塩型燃料電池
JPS6195061U (ja) * 1984-11-28 1986-06-19
JPS62163264A (ja) * 1986-01-14 1987-07-20 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 燃料電池用セパレ−タ

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58119167A (ja) * 1982-01-11 1983-07-15 Toshiba Corp 燃料電池装置
JPS58155664A (ja) * 1982-03-12 1983-09-16 Hitachi Ltd 溶融塩型燃料電池
JPS6195061U (ja) * 1984-11-28 1986-06-19
JPS62163264A (ja) * 1986-01-14 1987-07-20 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 燃料電池用セパレ−タ

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006070932A1 (en) * 2004-12-28 2006-07-06 Honda Motor Co., Ltd. Solid oxide fuel cell with reforming chamber integrated within separator plates
US8110318B2 (en) 2004-12-28 2012-02-07 Honda Motor Co., Ltd. Solid oxide fuel cell with reforming chamber integrated within separator plates
JP2006261025A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Hitachi Ltd 燃料電池発電システム及びその制御方法
JP2007214135A (ja) * 2006-02-10 2007-08-23 Doosan Heavy Industries & Construction Co Ltd 燃料改質室を有する溶融炭酸塩型燃料電池用分離板及びその製造方法
JP2007214134A (ja) * 2006-02-10 2007-08-23 Doosan Heavy Industries & Construction Co Ltd 溶融炭酸塩型燃料電池用分離板及びその製造方法
JP4733656B2 (ja) * 2006-02-10 2011-07-27 斗山重工業株式会社 溶融炭酸塩型燃料電池用分離板
EP1887646A1 (de) * 2006-08-09 2008-02-13 Behr GmbH & Co. KG Vorrichtung zur Durchführung einer chemischen Reaktion

Also Published As

Publication number Publication date
JP2928251B2 (ja) 1999-08-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1686643B1 (en) Method and apparatus for thermal, mechanical, and electrical optimization of a solid-oxide fuel cell stack
EP2406846B1 (en) Internally reforming fuel cell assembly with staged fuel flow and selective catalyst loading for improved temperature uniformity and efficiency
US7923162B2 (en) Fuel cell assemblies with integrated reactant-conditioning heat exchangers
US7645530B2 (en) Method and apparatus for humidification of the membrane of a fuel cell
RU2269842C2 (ru) Блок топливных элементов на твердом полимерном электролите, батарея топливных элементов и способ подачи химически активного газа в топливный элемент
US5100743A (en) Internal reforming type molten carbonate fuel cell
EP1836126B1 (en) High performance internal reforming unit for high temperature fuel cells
US8097374B2 (en) System and method for providing reformed fuel to cascaded fuel cell stacks
US20080248349A1 (en) Solid oxide fuel cell column temperature equalization by internal reforming and fuel cascading
RU2531912C2 (ru) Комбинированные схемы потоков в пакете топливных элементов или в пакете электролитических элементов
US5541015A (en) Fuel cell using a separate gas cooling method
JP2000231929A (ja) 燃料電池
KR100798451B1 (ko) 연료전지 분리판과 이를 구비한 연료전지 스택 및 그반응가스 제어방법
KR20200107874A (ko) 연료전지 막가습기 및 이를 포함하는 연료전지 시스템
US8053139B2 (en) SOFC thermal management via direct injection
JP2000090943A (ja) 燃料電池
JPH02155170A (ja) 内部改質を行う燃料電池
JPS63119166A (ja) 燃料電池
US7659020B2 (en) Power supply plate for a coplanar circuit fuel cell
EP3602662B1 (en) System for solid oxide fuel cells with staged fuel supply
US6716547B2 (en) Air condition assisted water recovery device integrated with cell stack assembly
US20230378486A1 (en) Bipolar plate with media regulation and fuel cell stack
JPH01246767A (ja) 燃料電池
JPS63105474A (ja) 燃料電池
JPS6113576A (ja) 内部改質形燃料電池