JPH0215404B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0215404B2 JPH0215404B2 JP3938784A JP3938784A JPH0215404B2 JP H0215404 B2 JPH0215404 B2 JP H0215404B2 JP 3938784 A JP3938784 A JP 3938784A JP 3938784 A JP3938784 A JP 3938784A JP H0215404 B2 JPH0215404 B2 JP H0215404B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molding
- decorative member
- resin film
- stainless steel
- synthetic resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 25
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 14
- 239000010410 layer Substances 0.000 claims description 12
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R13/00—Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
- B60R13/04—External Ornamental or guard strips; Ornamental inscriptive devices thereon
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は自動車のウインドパネル装着部分その
他に取り付けるモールデイングの製造に関する。
他に取り付けるモールデイングの製造に関する。
(従来技術)
従来から車両の外観性能を高めるために、装飾
用モールデイング部材が装着されているが、その
一例として第1図に示す車両のリヤウインドパネ
ル1を車体側へ取り付けるに際して、フラツシユ
マウントモール2を接着剤とともに車体パネルへ
固定する手段が行われている。即ち第2図に示し
たように車体パネル3とウインドパネル4間に前
記フラツシユマウントモール2を接着剤5、及び
該接着剤5の洩れ防止用ダムラバー6を介在させ
て固定してある。このフラツシユマウントモール
2の内部には光物を主体とするモールデイング部
材が埋設されていて、上面を透明体で成る合成樹
脂材料2aで被覆して外観特性の向上をはかつて
いる。モールデイング部材の一例として、実開昭
58−48549号公報には第3図に示したように光物
テープのアルミニウム7を表面側に位置させ、ポ
リエステル樹脂フイルム8を裏側に位置させた構
造が開示されている。
用モールデイング部材が装着されているが、その
一例として第1図に示す車両のリヤウインドパネ
ル1を車体側へ取り付けるに際して、フラツシユ
マウントモール2を接着剤とともに車体パネルへ
固定する手段が行われている。即ち第2図に示し
たように車体パネル3とウインドパネル4間に前
記フラツシユマウントモール2を接着剤5、及び
該接着剤5の洩れ防止用ダムラバー6を介在させ
て固定してある。このフラツシユマウントモール
2の内部には光物を主体とするモールデイング部
材が埋設されていて、上面を透明体で成る合成樹
脂材料2aで被覆して外観特性の向上をはかつて
いる。モールデイング部材の一例として、実開昭
58−48549号公報には第3図に示したように光物
テープのアルミニウム7を表面側に位置させ、ポ
リエステル樹脂フイルム8を裏側に位置させた構
造が開示されている。
しかしながらこの様な従来構造にあつては装飾
用アルミニウム金属層の色調がそのまま外観性能
を決定することになるので、例えばステンレスの
持つ色調を得たい場合には、前記アルミニウムに
代えてステンレス材料をインサートしつつ成形し
なければならないのでコストの上昇を招く難点が
あつた。特にステンレス調の豪華な色調を好むユ
ーザーも多い反面、コストをあまり上昇させるこ
とはできず、互に相反する要求となつている。
用アルミニウム金属層の色調がそのまま外観性能
を決定することになるので、例えばステンレスの
持つ色調を得たい場合には、前記アルミニウムに
代えてステンレス材料をインサートしつつ成形し
なければならないのでコストの上昇を招く難点が
あつた。特にステンレス調の豪華な色調を好むユ
ーザーも多い反面、コストをあまり上昇させるこ
とはできず、互に相反する要求となつている。
(発明の目的)
本発明は上記の如き従来の自動車用モールデイ
ング部材の構成を改良して、コストを上昇させる
ことなく、装飾部材の色調をステンレスの色調に
かえることによつて、豪華な外観性能を得ること
を目的とするものである。
ング部材の構成を改良して、コストを上昇させる
ことなく、装飾部材の色調をステンレスの色調に
かえることによつて、豪華な外観性能を得ること
を目的とするものである。
(発明の構成)
本発明は上記の目的を達成するために、合成樹
脂で成るモールデイング本体内に、ポリエステル
樹脂フイルム及びアルミニウム金属層とを上下方
向に積層して構成した装飾部材をインサートし、
更に該装飾部材の上面に透明な合成樹脂で成る表
面層を被覆して形成した自動車用モールデイング
において、上記表面層として、10〜50PPMのカ
ーボンを混入したアイオノマー樹脂を用いたこと
により、前記装飾部材をステンレス調の外観色調
とした合成樹脂製自動車用モールデイングの構成
にしてある。
脂で成るモールデイング本体内に、ポリエステル
樹脂フイルム及びアルミニウム金属層とを上下方
向に積層して構成した装飾部材をインサートし、
更に該装飾部材の上面に透明な合成樹脂で成る表
面層を被覆して形成した自動車用モールデイング
において、上記表面層として、10〜50PPMのカ
ーボンを混入したアイオノマー樹脂を用いたこと
により、前記装飾部材をステンレス調の外観色調
とした合成樹脂製自動車用モールデイングの構成
にしてある。
(実施例)
以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。即ち第4図に示す構成において11はモール
デイング本体であつて、主脚11aとひれ状の支
脚11bを有している。このモールデイング本体
11の上方にインサート形成された装飾部材はポ
リエステル樹脂フイルム13とアルミニウム金属
層12とが上下方向に積層された状態として構成
されている。
る。即ち第4図に示す構成において11はモール
デイング本体であつて、主脚11aとひれ状の支
脚11bを有している。このモールデイング本体
11の上方にインサート形成された装飾部材はポ
リエステル樹脂フイルム13とアルミニウム金属
層12とが上下方向に積層された状態として構成
されている。
図示例ではポリエステル樹脂フイルム13が下
側にあり、アルミニウム金属層12が上側にある
ように配置されている。
側にあり、アルミニウム金属層12が上側にある
ように配置されている。
更に上記装飾部材の上面には、透明の合成樹脂
で成る表面層14が被覆されている。
で成る表面層14が被覆されている。
本発明にあつては、上記表面層14として10〜
50PPMのカーボンを混入したアイオノマー樹脂
を用いたことを特徴としている。即ち表面層14
内には前記した分量のカーボンが均一に混入され
ているので、透明体から半透明体に変化してい
る。
50PPMのカーボンを混入したアイオノマー樹脂
を用いたことを特徴としている。即ち表面層14
内には前記した分量のカーボンが均一に混入され
ているので、透明体から半透明体に変化してい
る。
上記構成としたことによつて、上方より表面層
14を通してアルニウム金属層12を観察する
と、該アルミニウムの持つ色調が消えて、ステン
レスと全く同一の色調が得られることが確認され
た。混入するカーボン量のばらつきによつて色調
の深み色合は若干異なるが、何れにしても実際の
ステンレスを使用した場合と見分けのつかない色
調が得られる。これは表面層14内を通過する光
がカーボンの存在によつて特定の周波数領域のみ
屈折率が異なつてくることによつて、ステンレス
の持つ反射光の周波数と近似したためと考えら
れ、外観性能上全く同一のモールデイング部材が
得られる。
14を通してアルニウム金属層12を観察する
と、該アルミニウムの持つ色調が消えて、ステン
レスと全く同一の色調が得られることが確認され
た。混入するカーボン量のばらつきによつて色調
の深み色合は若干異なるが、何れにしても実際の
ステンレスを使用した場合と見分けのつかない色
調が得られる。これは表面層14内を通過する光
がカーボンの存在によつて特定の周波数領域のみ
屈折率が異なつてくることによつて、ステンレス
の持つ反射光の周波数と近似したためと考えら
れ、外観性能上全く同一のモールデイング部材が
得られる。
又、第4図に示した実施例では装飾部材として
ポリエステル樹脂フイルム13が下側にあり、ア
ルミニウム金属層12が上側にあるようにして積
層配置された構成を示したが、上記ポリエステル
樹脂フイルム13が透明体で成る場合には、逆に
アルミニウム金属層12を下側とし、ポリエステ
ル樹脂フイルム13を上側にして積層配置するこ
とも可能である。更にポリエステル樹脂フイルム
13の密着性を向上させるために、該ポリエステ
ル樹脂フイルム13の上下両面に、アルミニウム
金属層を蒸着形成し、更にその上下両面からアイ
オノマー樹脂を付着させて、ポリエステル樹脂フ
イルムの付着効果を高めた構成としても良い。要
するに本発明にあつては、装飾部材の上面に位置
する透明なアイオノマー樹脂層内に、所定量のカ
ーボンを混入することによつて達せられるもので
ある。
ポリエステル樹脂フイルム13が下側にあり、ア
ルミニウム金属層12が上側にあるようにして積
層配置された構成を示したが、上記ポリエステル
樹脂フイルム13が透明体で成る場合には、逆に
アルミニウム金属層12を下側とし、ポリエステ
ル樹脂フイルム13を上側にして積層配置するこ
とも可能である。更にポリエステル樹脂フイルム
13の密着性を向上させるために、該ポリエステ
ル樹脂フイルム13の上下両面に、アルミニウム
金属層を蒸着形成し、更にその上下両面からアイ
オノマー樹脂を付着させて、ポリエステル樹脂フ
イルムの付着効果を高めた構成としても良い。要
するに本発明にあつては、装飾部材の上面に位置
する透明なアイオノマー樹脂層内に、所定量のカ
ーボンを混入することによつて達せられるもので
ある。
(発明の効果)
以上説明した本発明にあつては、装飾部材とし
て、価格の低廉なポリエステル樹脂フイルム及び
アルミニウム金属層を用いても、上面に位置する
表面層を構成する透明アイオノマー樹脂内に所定
量のカーボンを混入するのみでなく、ステンレス
を用いた場合と全く同一の色調が得られるので、
本発明によつて得られたモールデイング部材を自
動車の装飾として用いた際に、ステンレスの持た
豪華な色調がたやすく得られ、車両の外観特性を
飛躍的に向上させることができるという効果を発
揮する。しかも本発明に係るモールデイング部材
を得るためのコストは、実際のステンレスを用い
た場合に比してはるかに低減されており、車両価
格が上昇しない利点があり、前記フラツシユマウ
ントモールに限らず、サイドモールその他の装飾
部材に適用して著効を奏するものである。
て、価格の低廉なポリエステル樹脂フイルム及び
アルミニウム金属層を用いても、上面に位置する
表面層を構成する透明アイオノマー樹脂内に所定
量のカーボンを混入するのみでなく、ステンレス
を用いた場合と全く同一の色調が得られるので、
本発明によつて得られたモールデイング部材を自
動車の装飾として用いた際に、ステンレスの持た
豪華な色調がたやすく得られ、車両の外観特性を
飛躍的に向上させることができるという効果を発
揮する。しかも本発明に係るモールデイング部材
を得るためのコストは、実際のステンレスを用い
た場合に比してはるかに低減されており、車両価
格が上昇しない利点があり、前記フラツシユマウ
ントモールに限らず、サイドモールその他の装飾
部材に適用して著効を奏するものである。
第1図は車両の外観を示す斜視図、第2図は従
来のフラツシユマウントモールの取付例を示す断
面図、第3図は第2図の要部拡大図、第4図は本
発明に係る合成樹脂製自動車用モールデイングの
構造例を示す断面図である。 11……モールデイング本体、12……アルミ
ニウム金属層、13……ポリエステル樹脂フイル
ム、14……表面層。
来のフラツシユマウントモールの取付例を示す断
面図、第3図は第2図の要部拡大図、第4図は本
発明に係る合成樹脂製自動車用モールデイングの
構造例を示す断面図である。 11……モールデイング本体、12……アルミ
ニウム金属層、13……ポリエステル樹脂フイル
ム、14……表面層。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 合成樹脂で成るモールデイング本体内に、ポ
リエステル樹脂フイルム及びアルミニウム金属層
とを上下方向に積層して構成した装飾部材をイン
サートし、更に該装飾部材の上面に透明な合成樹
脂で成る表面層を被覆して形成した自動車用モー
ルデイングにおいて、 上記表面層として、10〜50PPMのカーボンを
混入したアイオノマー樹脂を用いたことにより、
前記装飾部材をステンレス調の外観色調としたこ
とを特徴とする合成樹脂製自動車用モールデイン
グ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3938784A JPS60203524A (ja) | 1984-03-01 | 1984-03-01 | 合成樹脂製自動車用モ−ルデイング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3938784A JPS60203524A (ja) | 1984-03-01 | 1984-03-01 | 合成樹脂製自動車用モ−ルデイング |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60203524A JPS60203524A (ja) | 1985-10-15 |
JPH0215404B2 true JPH0215404B2 (ja) | 1990-04-12 |
Family
ID=12551590
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3938784A Granted JPS60203524A (ja) | 1984-03-01 | 1984-03-01 | 合成樹脂製自動車用モ−ルデイング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60203524A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6449415U (ja) * | 1987-09-22 | 1989-03-27 | ||
JPH0210027U (ja) * | 1988-06-27 | 1990-01-23 | ||
JPH0292313U (ja) * | 1989-01-10 | 1990-07-23 | ||
JPH0747213Y2 (ja) * | 1989-06-26 | 1995-11-01 | トキワケミカル工業株式会社 | モールデイングの光輝テープ |
-
1984
- 1984-03-01 JP JP3938784A patent/JPS60203524A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60203524A (ja) | 1985-10-15 |
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